JP7001415B2 - 蒸気発生装置および加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、蒸気発生装置および加熱調理器に関する。
従来、蒸気発生装置としては、容器内を仕切る円筒形状の隔壁と、この隔壁の内側に設けられ、水位検知用の電極棒と蒸気送出管が配置された貯水室と、上記隔壁の外側に設けられ、発熱体が水没するように配置された蒸発室とを備えたものがある(例えば、特開2000-266302号公報(特許文献1)参照)。この蒸気発生装置では、容器の下側から貯水室内に供給された水は、隔壁の下側に設けられた通水路を介して蒸発室内に流入する。このとき、上記発熱体が蒸発室内の水を加熱することにより、蒸気が発生する。
特開2000-266302号公報
ところで、上記従来の蒸気発生装置において、円筒形状の隔壁を有底円筒形状のカバーに変更し、その有底円筒形状のカバーの側部に貫通孔を設けた場合、蒸発室内の水の沸騰時、電極棒の近傍に発生する沸騰泡が少なくなるので、電極棒による水位検知の精度を高めることできる。
しかしながら、上記有底円筒形状のカバーを用いた場合、貯水室内の水を排出しても、有底円筒形状のカバーの底部上に水やスケールが残り易くなってしまうという問題が生じてしまう。
そこで、この発明の課題は、水位検知の精度を高めることができ、カバーの底部上に残る水やスケールを低減することができる蒸気発生装置および加熱調理器を提供することにある。
この発明の一態様に係る蒸気発生装置は、
内部に水を貯留する蒸気発生容器と、
上記蒸気発生容器内の水を加熱するためのヒータと、
上記蒸気発生容器内の水位を検出する水位センサと、
上記水位センサの一方の側方に配置され、第1貫通孔が設けられた第1壁部と、上記水位センサの他方の側方に配置され、第2貫通孔が設けられた第2壁部と、上記水位センサの下方に配置される底部とを有するカバーと
を備え、
上記カバーの上記底部の上面は、上記第2壁部側が上記第1壁部側よりも低くなるように、水平方向に対して傾斜する傾斜面を含む。
この発明の一態様に係る加熱調理器は、
上述した蒸気発生装置うちのいずれか一つの蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気が供給される加熱室と
を備える。
この発明の蒸気発生装置は、上記カバーの底部の上面が含む傾斜面は、第2壁部側が第1壁部側よりも低くなるように、水平方向に対して傾斜するので、水位センサによる水位検知の精度を高めることができ、カバーの底部上に残る水やスケールを低減することができる。
この発明の加熱調理器は、蒸気発生装置を備えることにより、蒸気発生装置内で生じるスケールを低減できるので、衛生的な蒸気を加熱室に供給することができる。
この発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。 上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 上記加熱調理器の蒸気発生装置の上面図である。 上記蒸気発生装置の正面図である。 図4のVI-VI線矢視の断面図である。 上記蒸気発生装置の水位検出室用カバーの斜視図である。 上記水位検出室用カバーの一方の側面図である。 上記水位検出室用カバーの他方の側面図である。 上記水位検出室用カバーの正面図である。 上記水位検出室用カバーの上面図である。 図11のXII-XII線矢視の断面図である。 この発明の第2実施形態の水位検出室用カバーの断面図である。 この発明の第3実施形態の水位検出室用カバーの上面図である。
以下、この発明の蒸気発生装置およびそれを用いた加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置100(図3に示す)を用いた加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。また、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱室2の開口部2aを開閉する扉3と、食品が収容される加熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン(図示せず)とを備えている。
本体ケーシング1の上面の後部に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、後述する給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
操作パネル9は、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
加熱室2内には被加熱物15が収容される。また、加熱室2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱室2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。なお、図3において、3は扉、6は露受容器である。
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26と、蒸気発生装置100とを備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。
加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱室2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱室2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、吸込口27は3個だけ図3で示している。また、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけ図3で示している。
循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1~第3後吹出口29~31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側にわたって設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定されている。
循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側へ流される。
循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ(図示せず)によって行われる。
蒸気発生装置100は、例えばアルミニウム合金などの金属で形成され、開口部101aを上側に有する蒸気発生容器101と、その蒸気発生容器101の開口部101aを覆って耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部102と、蒸気発生容器101の底部101bに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ103とを有する(図4~図6参照)。この蒸気発生容器101の底部101b上には給水タンク26からの水が溜まり、蒸気発生用ヒータ103が蒸気発生容器101を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ103による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、蒸気供給口37は1個だけを示している。また、蒸気発生用ヒータ103はヒータの一例である。
また、加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、蓋部102には、一対の電極棒105a,105bから成る水位センサ105が取り付けられている。この電極棒105a,105bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器101の底部101b上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置100に流したり、蒸気発生装置100内の水を給水タンク26に流したりする。
給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置100内と連通する。
図4は、蒸気発生装置100を上方から見た図である。また、図5は、蒸気発生装置100を正面の側面図を示している。なお、図4,図5において、図3の構成部と同一の構成部は、図3の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
蒸気発生装置100は、図4,図5に示すように、蒸気発生容器101を覆うようにかつ蒸気発生容器101に対して間隔をあけて形成された断熱用カバー104を備えている。この断熱用カバー104は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂などの耐熱性樹脂からなり、蓋部102のフランジ部102bに固定されている。なお、断熱用カバー104は、耐熱性樹脂でなく、100℃程度の熱では変形しないような樹脂でもよい。
また、蒸気発生用ヒータ103は、U字形状のヒータであり、蒸気発生容器101の底部101bの長手方向の一方から他方に延在している。
なお、図4,図5において、102aは蓋部102の本体部、108は給排水口用接続部、113は蒸気吹出口用接続部である。
図6は、図4のVI-VI線から見た断面を示す図である。なお、図6において、図3~図5の構成部と同一の構成部は、図3~図5の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
蓋部102は、本体部102aと、本体部102aの下端に設けられたフランジ部102bと、フランジ部102bの下面から下方に延びる挿入部102cとを有する。この本体部102aとフランジ部102bと挿入部102cは、耐熱性樹脂により一体成形されている。
蒸気発生容器101の開口部101aの内周側に蓋部102の挿入部102cが挿入されており、蒸気発生容器101の内周側と蓋部102の挿入部102cの外周面との間を環状のシール部材111でシールしている。この環状のシール部材111は、シリコンゴムなどの耐熱性樹脂からなる。なお、蒸気発生容器101の内周面は、シリコン塗装されている。
蒸気発生容器101と蓋部102で形成された蒸気発生空間P1内に水位検出室用カバー106を配置している。また、蓋部102の一部と水位検出室用カバー106とにより水位検出室P2が形成され、水位検出室P2内に水位センサ105の電極棒105a,105bが収容されている。なお、水位検出室用カバー106はカバーの一例である。
また、上記蓋部102の段部112の下面には、電極棒105a,105b間を仕切る仕切壁109が立設されている。
また、蓋部102の段部112には、段部112を貫通する筒状の給排水口用接続部108が設けられている。さらに、蓋部102の段部112の給排水口用接続部108から蒸気発生容器101内の下方に延び、給排水口用接続部108に連なる給排水パイプ107が設けられている。この給排水パイプ107の下端の給排水口107aを介して蒸気発生容器101内への給水および蒸気発生容器101内からの排水を行う。この給排水口107aは、蒸気発生容器101内の底部101b近傍に開口している。給排水口用接続部108に給排水チューブ40の一端を接続している。
また、蓋部102の本体部102aの上側には凸部102dが設けられている。この凸部102dの先端には、蒸気吹出口113aを有する蒸気吹出口用接続部113が設けている。なお、蒸気吹出口用接続部113には蒸気チューブ35の一端が接続される。
また、蒸気発生装置100は、蓋部102内かつ凸部102dの下側において、凸部102d近傍の一方の肩部分(図6に示す凸部102dの右側)に対向する領域に、蒸気発生容器101からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁110を備えている。この沸騰水遮断壁110は、断面形状がへの字形状となるように折曲している。
また、蒸気発生用ヒータ103の曲部が蒸気発生装置100の一方の側部側に位置すると共に、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a(電力供給部)が蒸気発生装置100の一方の側部側に位置するように、蒸気発生用ヒータ103の発熱部103bの大部分が蒸気発生容器101の底部101bに埋設されている(図4参照)。なお、接続端子103aは端子部の一例である。
また、蒸気発生容器101では、蒸気発生用ヒータ103が延在する長手方向に沿って、蒸気発生容器101内の底面の一部が傾斜している。これにより、排水時に水を排水口である給排水口107aに集めることが可能となっている。
また、断熱用カバー104は、蒸気発生容器101に鋳込まれた蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aを外部に導出するための開口部104aを有している。
また、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aの近傍の蒸気発生容器101の側面には、温度ヒューズ130が取り付けられている。この温度ヒューズ130は、蒸気発生容器101が異常温度になったときに、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aへの印加電圧を遮断する。
また、蒸気発生容器101の底部101bの中央部分に蒸気発生用温度センサ140を取り付けている。
図7は、図6に示す蒸気発生装置100の水位検出室用カバー106を斜め上方から見た図である。
水位検出室用カバー106は、底部160と、この部の周縁部に立設された第1壁部161、第2壁部162、第3壁部163および第4壁部164とを有している。この第1壁部161は第2壁部162と互いに対向する。また、第3壁部163は第4壁部164と互いに対向する。
図8は、水位検出室用カバー106を一方の側面側から見た図である。なお、図8において、図7の構成部と同一の構成部は、図7の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
水位検出室用カバー106の第1壁部161は、底部160の接続端子103aとは反対側の端部(底部160の蒸気吹出口113a側の端部)上に立設されている(図6参照)。この第1壁部161の上端部には、第2壁部162とは反対側に向かって突出する取付部165が設けられている。取付部165の貫通孔166(図7に示す)に挿通したネジを締め付けることにより、水位検出室用カバー106が蓋部102に取り付けられる。このとき、第1壁部161は水位センサ105の一方の側方に配置される。
また、第1壁部161の取付部165近傍かつ下側には、側面視形状が略長方形である第1上貫通孔171が設けられており、蒸気発生空間P1は第1上貫通孔171を介して水位検出室P2と連通する。これにより、水位検出室P2内の水位と水位検出室P2外の水位との差を低減することが可能となっている。
また、第1壁部161の底部160近傍には、側面視形状が略長方形である第1下貫通孔172が設けられている。蒸気発生容器101内に水を貯留すると、第1下貫通孔172から水位検出室P2内へ水が流入する。なお、第1下貫通孔172は第1貫通孔の一例である。
図9は、水位検出室用カバー106を他方の側面側から見た図である。なお、図9において、図7,図8の構成部と同一の構成部は、図7,図8の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
水位検出室用カバー106の第2壁部162は、底部160の接続端子103a側の端部(底部160の蒸気吹出口113aとは反対側の端部)上に立設されている。この第2壁部162の鉛直方向の長さは、第1壁部161の鉛直方向の長さよりも短くなっている。また、第2壁部162の上端は第1壁部161の上端よりも下側に位置する。また、水位検出室用カバー106が蓋部102に取り付けられたとき、第1壁部161は水位センサ105の他方の側方に配置される。
また、第2壁部162の底部160近傍には、側面視形状が略長方形である第2貫通孔173が設けられている。第2貫通孔173の鉛直方向の長さは、第1下貫通孔172の鉛直方向の長さよりも長くなっている。これにより、第2貫通孔173の開口面積は第1下貫通孔172の開口面積よりも大きくなっている。また、第1下貫通孔172と同様に、蒸気発生容器101内に水を貯留すると、第2貫通孔173から水位検出室P2内へ水が流入する。
また、第1下貫通孔172および第2貫通孔173よりも電極棒105a,105bの下端が上方に位置するように、電極棒105a,105bは配置されている。
図10は、水位検出室用カバー106を正面側から見た図である。なお、図10において、図7~図9の構成部と同一の構成部は、図7~図9の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
水位検出室用カバー106の第3,第4壁部163,164には、図7,図10に示すように、切り欠き部163a,164aが設けられている。これにより、水位検出室P2内と水位検出室P2外との間において、水が行き来し易くなっている。
図11は、水位検出室用カバー106を上方から見た図である。また、図12は、図11のXII-XII線から見た断面図である。なお、図11,図12において、図7~図10の構成部と同一の構成部は、図7~図10の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
水位検出室用カバー106の底部160には、図11,図12に示すように、排水口174が設けられている。この排水口174は、第2壁部162側に位置し、第2壁部162の第2貫通孔173に連通している。また、排水口174の周縁部には、底部160から下方に向かって突出する一対の水ガイド部167A,167Bが設けられている。
また、水位検出室用カバー106が蓋部102に取り付けられたとき、鉛直方向において排水口174と水位センサ105とが互いに対向しないように、排水口174は形成されている。別の言い方をすれば、水位検出室用カバー106を蓋部102に取り付けたとき、水位センサ105の下方に排水口174が位置しないようになっている。
水位検出室用カバー106の底部160の上面は、傾斜面の一例としての第1傾斜面181と、この第1傾斜面181を挟むように設けられた第2,第3傾斜面182,183とを含んでいる。この第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183は、それぞれ、水平面に対して傾斜している。
より詳しく説明すると、第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183は、それぞれ、平面視形状が台形となっている。第1傾斜面181の第3壁部163側の脚辺は第2傾斜面182の第1壁部161側の脚辺となっている。一方、第1傾斜面181の第4壁部164側の脚辺は第3傾斜面183の第1壁部161側の脚辺となっている。すなわち、第1傾斜面181は、第2傾斜面182と一方の脚辺を共有し、かつ、第3傾斜面183と他方の脚辺を共有している。
また、第1傾斜面181は、第2壁部162側の端が第1壁部161側の端よりも低くなるように形成されている。第2傾斜面182は、排水口174側の端が第3壁部163側の端よりも低くなるように形成されている。この第2傾斜面182と同様に、第3傾斜面183も、排水口174側の端が第4壁部164側の端よりも低くなるように形成されている。
このような第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183により、水位検出室用カバー106の底部160上の水が排水口174側に流れるようにもなっている。
また、水位センサ105および水位検出室用カバー106は、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a側に配置されている。
上記構成の加熱調理器では、被加熱物15の加熱調理に過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いる場合、まず、水位センサ105を用いて、蒸気発生容器101内の水位が所定水位に達しているか否かを判定する。このとき、蒸気発生容器101内の水位が所定水位に達していないと判定されると、チューブポンプ25をオンにして、蒸気発生容器101内に水を供給する。これにより、第1壁部161の第1下貫通孔172と第2壁部162の第2貫通孔173とから水位検出室P2内に水が流入する。
その後、蒸気発生容器101内の水位が所定水位に達していると判定されると、チューブポンプ25をオフにする一方、蒸気発生用ヒータ103をオンにして、蒸気発生容器101内の水を沸騰させることにより、蒸気発生容器101と蓋部102の間の蒸気発生空間P1に蒸気を発生させる。このとき、水位検出室用カバー106の底部160が水位センサ105の下方に位置するので、水位センサ105の近傍に生じる沸騰泡を減らすことができる。したがって、水位センサ105による水位検知の精度を高めることができる。
また、蒸気発生容器101内の水位が下がって、蒸気発生空間P1内の水が蒸気発生空間P1外に流出するとき、水位検出室用カバー106の底部160の上面が第1傾斜面181を含んでいることにより、水位検出室用カバー106の底部160上の水が第1壁部161の第1下貫通孔172側から第2壁部162の第2貫通孔173側へ流れる。その結果、水位検出室用カバー106の底部160上の排水性が向上するので、水位検出室用カバー106の底部160上に残る水を低減することができる。
また、水位検出室用カバー106の底部160上に残る水を低減するこができるので、水位検出室用カバー106の底部160上で発生するスケールも低減することができる。
仮に、水位検出室用カバー106の底部160上で大量のスケールが発生したならば、その大量のスケールにより、第1下貫通孔172、第2貫通孔173または排水口174の開口面積が小さくなってしまう。その結果、蒸気発生空間P1内と蒸気発生空間P1外との間で水が流通し難くなって、水位センサ105による水位検知の精度が低くなる恐れがある。
また、水位検出室用カバー106の底部160には排水口174が設けられているので、水位検出室用カバー106の底部160上の排水性をさらに向上させることができる。
また、排水口174が第2貫通孔173と連通するので、水の膜が表面張力で排水口174にできるのを抑制することができる。
また、排水口174の周囲には、第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183の比較的低い側の端部が配置されているので、第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183で水位検出室用カバー106の底部160上の水を排水口174へ案内することができる。
また、排水口174の周縁部には、底部160から下側に向かって突出する水ガイド部167A,167Bが設けられているので、排水口174の水を水ガイド部167A,167Bで積極的に下方に流すことができる。その結果、水の膜が表面張力で排水口174にできるのを抑制する効果を高めることができる。
また、水位センサ105は、鉛直方向において排水口174と対向しないように配置されているので、沸騰泡が排水口174を通って上昇する水位センサ105の近傍に到達する可能性を下げることができる。
また、蒸気発生容器101内では、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a側の領域の温度は、他の領域の温度よりも低くなる。したがって、蒸気発生容器101内かつ蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a側の領域に水位センサ105を配置しているので、水位センサ105の近傍に発生する沸騰泡を減らすことができる。
また、蒸気発生容器101内の水を沸騰させた後、水温が下がりきっていないときに、蒸気発生容器101内の水を給排水パイプ107を介して蒸気発生装置100外に出す場合、第1傾斜面181の接続端子103a側が第1傾斜面181の接続端子103aとは反対側に比べて低くなるように、第1傾斜面181が傾斜しているので、水の対流が比較的激しくない領域に水位検出室用カバー106の底部160上の水を案内することができる。したがって、水位検出室用カバー106の底部160上の水の排水効率を上げることができる。
これに対して、水位検出室用カバー106の底部160上の水を接続端子103aとは反対側に流そうとしても、蒸気発生容器101内の接続端子103aとは反対側では水の対流が比較的激しいので、水位検出室用カバー106の底部160上の水は水位検出室P2外に流れ難くなる。すなわち、水位検出室用カバー106の底部160上の水の排水効率は上がらない。
また、第2貫通孔173および排水口174が蒸気発生容器101内の給排水パイプ107側に配置されているので、給排水パイプ107の排水効率を向上させることができる。
また、このような蒸気発生装置100を加熱調理器に搭載しているので、衛生的な蒸気を加熱室2に供給することができる。
この第1実施形態では、水位検出室用カバー106を蓋部102と別体に設けたが、水位検出室用カバー106を蓋部102と一体に設けてもよい。
この第1実施形態では、耐熱性樹脂で形成した蓋部102を用いていたが、例えば非耐熱性樹脂で形成した蓋部を用いてもよい。このようにする場合、例えば、上記蓋部と蒸気発生容器101との間を断熱部材で断熱してもよい。
この第1実施形態では、蒸気発生用ヒータ103は、蒸気発生容器101の底部101bに埋め込まれていたが、蒸気発生容器101の底部101bに埋め込まないようにしてもよい。このようにする場合、蒸気発生容器101の底部101bの外面に直接的または間接的に接触するように、蒸気発生用ヒータを配置してもよい。
この第1実施形態では、蒸気発生用ヒータ103は、一本のU字形状のヒータからなっていたが、二本の直線形状のヒータからなってもよい。
この第1実施形態では、蒸気発生容器101は、平面視形状が長方形状の容器であったが、平面視形状が円形状の容器であってもよい。
この第1実施形態では、排水口174の周縁部に、水ガイド部167A,167Bを設けていたが、水ガイド部167A,167Bの一方だけ設けるようにしてもよいし、水平断面がコの字形状の水ガイド部を設けてもよい。
この第1実施形態では、蒸気発生容器101の開口部101aを蓋部102で覆っていたが、蓋部102で覆わないようにしてもよい。すなわち、蒸気発生装置100は蓋部102を備えないようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
図13は、この発明の第2実施形態の加熱調理器が備える蒸気発生装置の水位検出室用カバー2106を鉛直面で切った断面図である。なお、図13において、図12の構成部と同一の構成部は、図12の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
この第2実施形態の加熱調理器は、蒸気発生装置の水位検出室用カバー2106を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしている。
水位検出室用カバー2106は、上記第1実施形態の第1壁部161,底部160とは形状が異なる第1壁部2161,底部2160を有している。
第1壁部2161の内面は、鉛直方向に対して傾斜する傾斜面2184を含んでいる。この傾斜面2184は、下端が上端よりも第2壁部162側に位置するように形成されている。
また、第1壁部2161の底部2160近傍には、第1下貫通孔2172が設けられている。この第1下貫通孔2172は、第1実施形態の第1下貫通孔172よりも長さが若干長いだけで、側面視形状は第1下貫通孔172の形状と同じである。
底部2160の上面は、傾斜面の一例としての第1傾斜面2181を含んでいる。この第1傾斜面2181は、第1実施形態の第1傾斜面181と同様に、水平面に対して傾斜している。
上記構成の加熱調理器では、第1壁部2161の内面が傾斜面2184を含み、この傾斜面2184の下端が傾斜面2184の上端よりも第2壁部162側に位置するので、第1壁部2161の内面から底部2160上に流れ落ちた水を第2壁部162側に勢いをつけて流すことができる。したがって、上記水は第2貫通孔173から水位検出室用カバー2106外に排出され易くなる。
〔第3実施形態〕
図14は、この発明の第3実施形態の加熱調理器が備える蒸気発生装置の水位検出室用カバー3106を上方から見た図である。なお、図14において、図11の構成部と同一の構成部は、図11の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
この第3実施形態の加熱調理器は、蒸気発生装置の水位検出室用カバー3106を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしている。
水位検出室用カバー3106では、底部3160の上面の角のうち、第1壁部161側の角には、アールが付けられている。
水位検出室用カバー3106では、底部3160の上面の角のうち、第1壁部161側の角には、アールが付けられている。すなわち、第1壁部3161と第3,第4壁部3163,3164で形成される角部の内面は、平面視形状が円弧形状となっている。
また、底部3160の上面は、傾斜面の一例としての第1傾斜面3181と、この第1傾斜面3181を挟むように設けられた第2,第3傾斜面3182,3183とを含んでいる。この第1傾斜面3181、第2傾斜面3182および第3傾斜面3183は、第1実施形態の第1傾斜面181、第2傾斜面182および第3傾斜面183と同様に、水平面に対して傾斜している。
上記構成の加熱調理器では、水位検出室用カバー3106の底部3160の上面において第1壁部3161側の角にはアールが付けられているので、その角上の水が第2壁部162側に流れ易くなる。
この第3実施形態では、上記アールは、第1壁部3161、第3壁部3163および第4壁部3164の各一部で形成されていたが、第1壁部3161、第3壁部3163および第4壁部3164とは別部材で形成するようにしてもよい。
この第3実施形態では、底部3160の上面における第2壁部162側の角には、アールを付けていなかったが、第1壁部161側の角と同様に、アールを付けてもよい。
この発明の蒸気発生装置において、水位検出室用カバーの形状は、上記第1~第3実施形態に限らず、蒸気発生用容器などの構成に応じて適宜設定すればよい。
上記第1~第3実施形態では、蒸気発生装置を用いた加熱調理器について説明したが、この発明の蒸気発生装置は、蒸気を用いる他の装置に用いてもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1~第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明の一態様に係る蒸気発生装置100は、
内部に水を貯留する蒸気発生容器101と、
上記蒸気発生容器101内の水を加熱するためのヒータ103と、
上記蒸気発生容器101内の水位を検出する水位センサ105と、
上記水位センサ105の一方の側方に配置され、第1貫通孔172,2172が設けられた第1壁部161,2161,3161と、上記水位センサ105の他方の側方に配置され、第2貫通孔173が設けられた第2壁部162と、上記水位センサ105の下方に配置される底部160,2160,3160とを有するカバー106,2106,3106と
を備え、
上記カバー106,2106,3106の上記底部160,2160,3160の上面は、上記第2壁部162側が上記第1壁部161,2161,3161側よりも低くなるように、水平方向に対して傾斜する傾斜面181,2181,3181を含む。
上記構成によれば、上記ヒータ103によって蒸気発生容器101内の水を沸騰させると、蒸気発生容器101内で蒸気が発生する。このとき、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160が水位センサ105の下方に位置するので、水位センサ105の近傍に生じる沸騰泡を減らすことができる。したがって、上記水位センサ105による水位検知の精度を高めることができる。
また、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160の上面は傾斜面181,2181,3181を含んでいる。この傾斜面181,2181,3181は、第2壁部162側が第1壁部161,2161,3161側よりも低くなるように、水平面に対して傾斜している。これにより、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上の水を第1壁部161,2161,3161側から第2壁部162側へ流すことができるので、カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上の排水性が向上する。したがって、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上に残る水を低減することができる。
また、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上に残る水を低減することができるので、カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上で発生するスケールも低減することができる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記カバー106,2106,3106の上記底部160,2160,3160には、上記第2貫通孔173に連通する排水口174が設けられている。
上記実施形態によれば、上記排水口174がカバー106,2106,3106の底部160,2160,3160に設けられているので、カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上の排水性をさらに向上させることができる。
また、上記排水口174が第2貫通孔173と連通するので、水の膜が表面張力で排水口174にできるのを抑制することができる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記排水口174の周縁部には、上記底部160,2160,3160から下側に向かって突出する水ガイド部167A,167Bが設けられている。
上記実施形態によれば、上記水ガイド部167A,167Bが排水口174の周縁部に設けられているので、排水口174の水を水ガイド部167A,167Bで積極的に下方に流すことができる。その結果、水の膜が表面張力で排水口174にできるのを抑制する効果を高めることができる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記水位センサ105は、鉛直方向において上記排水口174と対向しないように配置されている。
上記実施形態によれば、上記水位センサ105を、鉛直方向において排水口174と対向しないように配置することにより、仮に、沸騰泡が排水口174を通って上昇したとしても、その沸騰泡が水位センサ105の近傍に到達する可能性は低くなる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記ヒータ103は端子部103aを有し、
上記水位センサ105は上記ヒータ103の上記端子部103a側に位置する。
上記実施形態によれば、上記蒸気発生容器101内では、ヒータ103の端子部103a側の水温が比較的低くなるので、その端子部103a側の領域で発生する沸騰泡は比較的少なくなる。したがって、上記水位センサ105をヒータ103の端子部103a側に配置することにより、水位センサ105の近傍に発生する沸騰泡を減らすことができる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記ヒータ103は端子部103aを有し、
上記第2壁部162は上記ヒータ103の上記端子部103a側に位置する。
上記実施形態によれば、上記第2壁部162をヒータ103の端子部103a側に配置することにより、水の対流が比較的対緩やかな領域へカバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上の水を流すことができる。したがって、上記カバー106,2106,3106の底部160,2160,3160上の水はカバー106,2106,3106外へ流れ易くなる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記第1壁部2161の内面は、下端が上端よりも上記第2壁部162側に位置するように、鉛直面に対して傾斜する傾斜面2184を含む。
上記実施形態によれば、上記傾斜面2184は、下端が上端よりも第2壁部162側に位置するように、鉛直面に対して傾斜するので、第1壁部2161の内面から底部2160上に流れ落ちた水を第2壁部162側に勢いをつけて流すことができる。したがって、上記水は第2壁部162の第2貫通孔173に到達し易くなる。
この一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記カバー3106の上記底部3160の上面の角のうち、少なくとも上記第1壁部3161側の角には、アールが付けられている。
上記実施形態によれば、上記カバー3106の底部3160の上面において第1壁部3161側の角にはアールが付けられているので、その角上の水が第2壁部162側に流れ易くなる。すなわち、上記角上に水が残り難くなる。
この発明の一態様に係る加熱調理器は、
上述した蒸気発生装置100うちのいずれか一つの蒸気発生装置100と、
上記蒸気発生装置100からの蒸気が供給される加熱室2と
を備える。
上記構成によれば、上述した蒸気発生装置100うちのいずれか一つの蒸気発生装置100を備えることにより、蒸気発生装置100内で生じるスケールを低減できるので、衛生的な蒸気を加熱室2に供給することができる。
1 本体ケーシング
2 加熱室
2a 開口部
100 蒸気発生装置
101 蒸気発生容器
101a 開口部
101b 底部
102 蓋部
102a 本体部
102b フランジ部
102c 挿入部
102d 凸部
103 蒸気発生用ヒータ
103a 接続端子
103b 発熱部
105 水位センサ
105a,105b 電極棒
106,2106,3106 水位検出室用カバー
161,2161,3161 第1壁部
162 第2壁部
163,3163 第3壁部
164,3164 第4壁部
167A,167B 水ガイド部
171 第1上貫通孔
172,2172 第1下貫通孔
173 第2貫通孔
174 排水口
181,2181,3181 第1傾斜面
182,3182 第2傾斜面
183,3183 第3傾斜面
2184 傾斜面
P1 蒸気発生空間
P2 水位検出室

Claims (6)

  1. 内部に水を貯留する蒸気発生容器と、
    上記蒸気発生容器内の水を加熱するためのヒータと、
    上記蒸気発生容器内の水位を検出する水位センサと、
    上記水位センサの一方の側方に配置され、第1貫通孔が設けられた第1壁部と、上記水位センサの他方の側方に配置され、第2貫通孔が設けられた第2壁部と、上記水位センサの下方に配置される底部とを有するカバーと
    を備え、
    上記カバーの上記底部の上面は、上記第2壁部側が上記第1壁部側よりも低くなるように、水平方向に対して傾斜する傾斜面を含み、
    上記カバーの上記底部には、上記第2貫通孔に連通する排水口が設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 請求項に記載の蒸気発生装置において、
    上記排水口の周縁部には、上記底部から下側に向かって突出する水ガイド部が設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  3. 請求項またはに記載の蒸気発生装置において、
    上記水位センサは、鉛直方向において上記排水口と対向しないように配置されていることを特徴とする蒸気発生装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の蒸気発生装置において、
    上記ヒータは端子部を有し、
    上記第2壁部は上記ヒータの上記端子部側に位置することを特徴とする蒸気発生装置。
  5. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の蒸気発生装置において、
    上記第1壁部の内面は、下端が上端よりも上記第2壁部側に位置するように、鉛直面に対して傾斜する傾斜面を含むことを特徴とする蒸気発生装置。
  6. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置からの蒸気が供給される加熱室と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
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