JP6453424B1 - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客を検出するセンサの故障を知ることができる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】左右一対の正面スカートガード40の正面にそれぞれ設けられ、乗降口に向かう乗客を検出する左右一対の1次センサ70と、左右一対の正面スカートガード40の相対向する側面に設けられ、左右一対の正面スカートガード40の間を通過する乗客を検出する2次センサ72とを有し、左右一対の1次センサ70は、乗客を検出すると1次検出信号を出力し、乗客を検出しなくなると1次検出信号の出力を終了し、2次センサ72は、乗客を検出すると2次検出信号を出力し、乗客を検出しなくなると2次検出信号の出力を終了し、制御部50は、一方の1次センサ70の1次検出信号の出力が一定時間以上継続し、かつ、2次センサ72が2次検出信号を出力した後に、2次検出信号の出力を終了したときに、一方の1次センサ70が異常であると判断する。
【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアの運転を行う場合に、乗降口に接近する乗客を検出して、踏段を停止状態から通常運転状態に変更する制御が行われている。
特許第5623490号公報 実開平3−49283号公報 特許第4173859号公報
しかし、上記のような乗客コンベアにおいて、乗客を検出するセンサが故障している場合に、管理者がその故障を把握することが困難であるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、乗客を検出するセンサの故障を知ることができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、前後方向に走行する踏段と、前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、前記踏段を駆動させる駆動装置と、前記駆動装置を用いて前記踏段の走行を制御する制御部と、左右一対の前記欄干の乗降口に設けられた左右一対の正面スカートガードと、左右一対の正面スカートガードの正面にそれぞれ設けられ、前記乗降口に向かう乗客を検出するための左右一対の1次センサと、左右一対の正面スカートガードの相対向する側面に設けられ、左右一対の正面スカートガードの間を通過する乗客を検出する2次センサと、を有し、左右一対の前記1次センサは、前記乗客を検出すると1次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記1次検出信号の出力を終了し、前記2次センサは、前記乗客を検出すると2次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記2次検出信号の出力を終了し、前記制御部は、左右一対の前記1次センサにおける少なくともどちらか一方の前記1次センサの前記1次検出信号の出力が一定時間以上継続し、かつ、前記2次センサが前記2次検出信号を出力した後に、前記2次検出信号の出力を終了したときに、一方の前記1次センサが異常であると判断する、乗客コンベアである。
エスカレータの説明図。 上階側の乗降口の平面図。 エスカレータのブロック図。 各センサを検査するとき順番を示すフローチャート。 左側の1次センサを検査するときのフローチャート。 2次センサを検査するときのフローチャート。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10を図1〜図6を参照して説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の主駆動スプロケット24,24、左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27が設けられている。駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により主駆動スプロケット24が回転する。左右一対の主駆動スプロケット24,24と左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期して回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御部50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の主駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の車輪301が等間隔で取り付けられている。踏段30の車輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールに沿って走行すると共に、主駆動スプロケット24の外周部にある凹部と従動スプロケット26の外周部にある凹部に係合して、踏段30が上下に反転する。また、車輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対のスカートガード44,44と左右一対の欄干36,36が立設されている。欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。スカートガード44は、欄干36の側面下部に設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64を介してベルトスプロケット27に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に現れる。そして、手摺りベルト38は、ベルトスプロケット27が主駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転するベルトスプロケット27に、走行する手摺りベルト38を押圧するための押圧部材68を有する。
上階側の機械室14の天井面にある乗降口には、上階側の乗降板32が水平に設けられ、下階側の機械室16の天井面にある乗降口には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60から踏段30が現れる。また、乗降板34にも櫛歯状のコム62が設けられている。
欄干36の乗降口に当たる上階側の左右一対の正面スカートガード40,40の正面には、図2に示すように、1次センサ70L,70Rが設けられている。これら1次センサ70L,70Rは、発光部と受光部が一体となった拡散反射型の光電センサである。同じく正面スカートガード40の相対向する側面には、図2に示すように、2次センサ72が設けられている。この2次センサ72は、光電センサであって、一方の正面スカートガード40の側面に発光部が設けられ、他方の正面スカートガード40の側面に受光部が設けられ、この間を乗客が通過すると、その乗客を検出する。下階側の正面スカートガード42,42においても、上階側と同様に1次センサ70L,70R及び2次センサ72が設けられている。
(2)エスカレータ10の電気的構成
エスカレータ10の電気的構成について図3を参照して説明する。図1に示す機械室14に設けられた制御部50には、モータ20の駆動装置18、上下階にある操作部52,56、上下階にあるスピーカ54,58が接続され、また、記憶部74、外部と無線で通信を行う通信部76が接続されている。
制御部50には、上階側の左右一対の1次センサ70L,70Rと2次センサ72、及び下階側の1次センサ70L,70Rと2次センサ72が接続されている。なお、上下階の左側の1次センサ70Lを図面において表現するときは簡略化のために、「L1次センサ」と表現し、右側の1次センサ70Rを表現するときは「R1次センサ」と記載する。
上下階の1次センサ70L,70Rは、乗客を検出するとON状態となって1次検出信号を出力し、乗客が通過し検出されなくなるとOFF状態となって1次検出信号の出力を終了する。1次センサ70L,70RがON状態のまま一定時間継続した状態は、乗客が存在しないにも関わらずOFF状態とならないので、故障であると判断できる。
上下階の2次センサ72は、乗客を検出するとON状態となって2次検出信号を出力し、乗客が通過し検出されなくなるとOFF状態となって2次検出信号の出力を終了する。2次センサ72がON状態のまま一定時間継続した状態は、乗客が存在しないにも関わらずOFF状態とならないので、故障であると判断できる。
(3)正常な1次センサ70L,70R,2次センサ72の動作状態
正常な1次センサ70L,70R,2次センサ72の動作状態について図1、図2を参照して説明する。なお、以下の説明では、エスカレータ10の踏段30が下降する場合であり、乗客は上階側からエスカレータ10に乗り込むものとする。
まず、図1と図2に示すように、乗客がエスカレータ10の上階側の乗降口に近付き、乗降板32の上を歩くと左右一対の1次センサ70L,70Rが乗客を検出してON状態となり、それぞれ1次検出信号を制御部50に出力する。制御部50は、左右一対の1次センサ70L,70Rから1次検出信号がそれぞれ入力すると、乗客が踏段30に乗るとして、踏段30を停止状態から低速走行させる。
次に、乗客が1次センサ70L,70Rの検出範囲を通過するとOFF状態となり、それぞれ1次検出信号の出力を終了する。
次に、図2に示すように乗客がさらに乗降板32の上を歩き、左右一対の正面スカートガード40,40の間を通過するときに2次センサ72が乗客を検出し、ON状態となり2次検出信号を制御部50に出力する。制御部50は、2次センサ72から2次検出信号が入力すると、踏段30を低速走行から通常速度に加速する。
次に、乗客が2次センサ72の位置を通り過ぎて踏段30に乗ると、2次センサ72がOFF状態となり、2次検出信号を出力しなくなる。
(4)1次センサ70L,70Rと2次センサ72の検査方法
次に、1次センサ70L,70Rと2次センサ72がそれぞれ故障しているか否かを検査する方法について図4と図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、1次センサ70L,70Rと2次センサ72の検査を行う順番に関する方法について図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、制御部50は、左側の1次センサ70Lの検査を行い、ステップS2に進む。
ステップS2において、制御部50は、右側の1次センサ70Rの検査を行い、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部50は、2次センサ72の検査を行い、ステップS4に進む。
ステップS4において、制御部50は、上記各検査で得られた各センサの検査結果を集計した検査信号を、エスカレータ10の管理を行うサーバに通信部76を介して送信する。例えば、左側の1次センサ70Lが故障している場合には、1次センサ70Lが故障した旨と、他のセンサ70R,72が正常である検査信号を送信し、終了する。
次に、左側の1次センサ70Lの検査方法について図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11において、エスカレータ10は自動運転の待機中であるので、乗客が存在しないので、制御部50は、踏段30を停止させている。そしてステップS12に進む。
ステップS12において、左側の1次センサ70Lが乗客を検出しON状態となると、制御部50に左側の1次検出信号を出力する(Yの場合)。制御部50は、左側の1次検出信号が入力したため自動運転を開始し、踏段30を一定の低速度で走行させる。そしてステップS13に進む。また、乗客を検出しない場合には、ステップS11に戻る(Nの場合)。
ステップS13において、制御部50は、左側の1次センサ70LがON状態となったときからのON時間のカウントを開始する。そしてステップS14に進む。
ステップS14において、左側の1次センサ70LのON時間が一定時間(例えば、30秒)継続しているか否かを制御部50が判断し、継続している場合にはステップS15に進み(Yの場合)、OFF状態になっている場合にはステップS19に進む(Nの場合)。
ステップS15において、制御部50は、2次センサ72が乗客を検出してON状態となって2次検出信号を出力し、乗客が通り過ぎてOFF状態となった場合にはステップS16に進み(Yの場合)、OFF状態にならないままON状態が継続する場合にはステップS14に戻る。すなわち、左側の1次センサ70LがON状態のままであるということは、乗客を継続して検出しているか、又は故障である。そして、この状態において2次センサ72がON状態の後にOFF状態となるということは、乗客が通り過ぎていることを意味するため、左側の1次センサ70Lが、故障している可能性がありステップS16に進む。
ステップS16において、制御部50は、左側の1次センサ70Lの異常カウント数kに1を追加しステップS17に進む。
ステップS17において、左側の1次センサ70Lの異常カウント数kがn回(但し、n=>2)に到達した場合には、ステップS18に進み、到達していない場合にはステップS14に進む。すなわち、異常カウント数kが1回では乗客が乗降板32の上で立ち止まったりしている可能性があるため、その可能性を取り除くためにn回異常があった場合にのみステップS18に進む。
ステップS18において、制御部50は、異常カウント数がn回に到達したため左側の1次センサ70Lが異常であると判断して記憶部74に記憶する。
ステップS19において、左側の1次センサ70LがOFF状態となったため、左側の1次センサ70Lは正常であるとして、制御部50は、異常カウント数kを0にリセットする。そしてステップS20に進む。
ステップS20において、制御部50は、左側の1次センサ70Lが正常であることを記憶部74に記憶し、終了する。
右側の1次センサ70Rも、左側の1次センサ70Lと同様の検査方法を行う。
次に、2次センサ72の検査方法について図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS21において、エスカレータ10は自動運転の待機中であるので、乗客が存在しないので、制御部50は、踏段30を停止させている。その後に、上記検査方法で正常と判断された1次センサ70(ここでは、左側の1次センサ70Lとする)が乗客を検出してON状態となって1次検出信号を出力すると、制御部50は、踏段30を低速度で走行させ、ステップS22に進む。
ステップS22において、2次センサ72が乗客を検出しON状態となると、制御部50に2次検出信号を出力する。制御部50は、2次検出信号が入力したため、踏段30を、低速度から通常速度で走行させる。そしてステップS23に進む。
ステップS23において、制御部50は、2次センサ72がON状態となったときからのON時間のカウントを開始する。そしてステップS24に進む。
ステップS24において、2次センサ72のON時間が一定時間(例えば、30秒)継続しているか否かを制御部50が判断し、継続している場合にはステップS25に進み(Yの場合)、OFF状態になっている場合には、ステップS29に進む(Nの場合)。
ステップS25において、制御部50は、正常と判断されている左側の1次センサ70Lが乗客を検出してON状態となって1次検出信号を出力した後、左側の1次センサ70LがOFF状態となった場合にはステップS26に進み(Yの場合)、左側の1次センサ70LがOFF状態にならないままON状態が継続する場合にはステップS24に戻る。すなわち、2次センサ72がON状態のままであるということは、乗客を継続して検出しているか、又は故障である。そして、この状態において左側の1次センサ70LがON状態の後にOFF状態となるということは、乗客が通り過ぎていることを意味するため、2次センサ72が、故障している可能性があり、ステップS26に進む。
ステップS26において、制御部50は、2次センサ72の異常カウント数kに1を追加しステップS27に進む。
ステップS27において、2次センサ72の異常カウント数kがn回(但し、n=>2)に到達した場合には、ステップS28に進み、到達していない場合にはステップS24に進む。すなわち、異常カウント数kが1回では乗客が左右一対の正面スカートガード40,40の間で立ち止まっている可能性があるため、そのような可能性を取り除くためにn回異常があった場合にのみステップS28に進む。
ステップS28において、制御部50は、異常カウント数がn回に到達したため2次センサ72が異常であると判断して記憶部74に記憶する。
ステップS29において、2次センサ72がOFF状態となったため、2次センサ72は正常であるとして、制御部50は、異常カウント数kを0にリセットする。そしてステップS30に進む。
ステップS30において、制御部50は、2次センサ72が正常であることを記憶部74に記憶し、終了する。
なお、左右一対の1次センサ70L,70Rが乗客を検出しているにもかかわらず2次センサ72が乗客を検出しない場合に、制御部50は2次センサ72が故障していると判断し、また、2次センサ72が乗客を検出しているのに、左右一対の1次センサ70L,70Rのどちらか一方の1次センサ70が乗客を検出しない場合に、制御部50はその一方の1次センサ70が故障していると判断して、検査信号を送信してもよい。
(5)効果
本実施形態によれば、1次センサ70L,70Rと2次センサ72がON状態のまま一定時間以上経過してもOFF状態にならない場合には、異常であるとして記憶部74に記憶し、それを通信部76によって外部に送信するため、エスカレータ10の管理者は確実にどのセンサが故障しているかを判断できる。
また、左右一対の1次センサ70L,70Rのそれぞれで異常であるか否かの検査を行うため、どちらか一方の1次センサ70が故障している場合でも確実に判断できる。
(6)変更例
上記実施形態では、1次センサ70L,70Rと2次センサ72は乗客を検出したときにON状態となり、乗客が通過するとOFF状態になる構成であったが、これとは反対に乗客を検出していないときにはON状態にあり、乗客を検出したときにOFF状態となり、乗客が通り過ぎるとON状態となる構成のセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、踏段30が下降しているときを説明したが、踏段30が上昇しているときには、下階側に設けられた左右一対の1次センサ70L,70Rと2次センサ72の検査を行うことができる。
また、上記実施形態では、左側の1次センサ70L、右側の1次センサ70R、2次センサ72の順番に検査したが、その順番はこれに限らず、また、左側の1次センサ70L、右側の1次センサ70Rを同時に検査してもよい。
上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、30・・・踏段、40・・・正面スカートガード、42・・・正面スカートガード、50・・・制御部、70L・・・左側の1次センサ、70R・・・右側の1次センサ、72・・・2次センサ、74・・・記憶部、76・・・通信部

Claims (10)

  1. 前後方向に走行する踏段と、
    前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、
    前記踏段を駆動させる駆動装置と、
    前記駆動装置を用いて前記踏段の走行を制御する制御部と、
    左右一対の前記欄干の乗降口に設けられた左右一対の正面スカートガードと、
    左右一対の正面スカートガードの正面にそれぞれ設けられ、前記乗降口に向かう乗客を検出するための左右一対の1次センサと、
    左右一対の正面スカートガードの相対向する側面に設けられ、左右一対の正面スカートガードの間を通過する乗客を検出する2次センサと、
    を有し、
    左右一対の前記1次センサは、前記乗客を検出すると1次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記1次検出信号の出力を終了し、
    前記2次センサは、前記乗客を検出すると2次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記2次検出信号の出力を終了し、
    前記制御部は、
    左右一対の前記1次センサにおける少なくともどちらか一方の前記1次センサの前記1次検出信号の出力が一定時間以上継続し、かつ、前記2次センサが前記2次検出信号を出力した後に、前記2次検出信号の出力を終了したときに、一方の前記1次センサが異常であると判断する、
    乗客コンベア。
  2. 前記制御部は、一方の前記1次センサの異常の回数が所定回数以上となったときに、一方の前記1次センサが異常であることを表す検査信号を外部に送信する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記1次センサは、ON状態のときに前記1次検出信号を出力し、OFF状態のときに前記1次検出信号の出力を終了する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記1次センサは、OFF状態のときに前記1次検出信号を出力し、ON状態のときに前記1次検出信号の出力を終了する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  5. 前記制御部は、一方の前記1次センサの異常を検査した後に、他方の前記1次センサの異常を検査するか、又は、左右一対の前記1次センサの異常を同時に検査する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  6. 前後方向に走行する踏段と、
    前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、
    前記踏段を駆動させる駆動装置と、
    前記駆動装置を用いて前記踏段の走行を制御する制御部と、
    左右一対の前記欄干の乗降口に設けられた左右一対の正面スカートガードと、
    左右一対の正面スカートガードの正面にそれぞれ設けられ、前記乗降口に向かう乗客を検出するための左右一対の1次センサと、
    左右一対の正面スカートガードの相対向する側面に設けられ、左右一対の正面スカートガードの間を通過する乗客を検出する2次センサと、
    を有し、
    左右一対の前記1次センサは、前記乗客を検出すると1次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記1次検出信号の出力を終了し、
    前記2次センサは、前記乗客を検出すると2次検出信号を出力し、前記乗客を検出しなくなると前記2次検出信号の出力を終了し、
    前記制御部は、
    前記2次センサの前記2次検出信号の出力が一定時間以上継続し、かつ、どちらか一方の前記1次センサが前記1次検出信号を出力した後に、前記1次検出信号の出力を終了したときに、前記2次センサが異常であると判断する、
    乗客コンベア。
  7. 前記制御部は、前記2次センサの異常の回数が所定回数以上となったときに、前記2次センサが異常であることを表す検査信号を外部に送信する、
    請求項6に記載の乗客コンベア。
  8. 前記2次センサは、ON状態のときに前記2次検出信号を出力し、OFF状態のときに前記2次検出信号の出力を終了する、
    請求項6に記載の乗客コンベア。
  9. 前記2次センサは、OFF状態のときに前記2次検出信号を出力し、ON状態のときに前記2次検出信号の出力を終了する、
    請求項6に記載の乗客コンベア。
  10. 左右一対の前記1次センサ及び前記2次センサは、光電センサである、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
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