JP5623490B2 - 乗客コンベア - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
従来より、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいては、乗り込み口に接近する乗客を検出して運転を開始し、乗客を検出しなくなると運転を停止させる制御方法が知られている。
この制御方法を実現するために、乗客コンベアの乗り込み口にある正面スカートガードに左右一対の乗客検出センサを設けられ、また、これら乗客検出センサが乗客を検出しないときにはOFF状態の信号、乗客を検出した場合にはON状態の信号を出力する検出回路を有している。
しかし、上記従来の制御方法においては、乗客検出センサの検出回路に断線や電源喪失が発生すると、乗客検出センサは常にOFF状態となり、乗客が乗客コンベアに乗り込もうとしても運転が開始されないという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、乗客検出センサの検出回路が断線や電源が喪失した場合であっても、運転を継続できる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本実施形態は、踏段を移動させるモータと、欄干の乗り込み口に設けられた乗客検出センサと、前記乗客検出センサが接続され、断線や電源喪失が発生した場合にはOFF状態の信号が出力されると共に、前記乗り込み口に向かう乗客を前記乗客検出センサが検出したときに、ON状態の信号から切り替えてOFF状態の信号を出力する検出回路と、前記検出回路からOFF状態の信号が入力すると、前記モータの回転速度を増加させる制御部と、を有する乗客コンベアである。
以下、一実施形態のエスカレータ10を図1〜図6に基づいて説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10のトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、駆動装置18が設けられている。この駆動装置18は、モータ20と、このモータ20により動作する駆動チェーン22を有し、この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。また、上階側の機械室14内部には、制御装置50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられ、駆動スプロケット24と従動スプロケット26との間に左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡され、左右一対の踏段チェーン28,28には複数の踏段30が等間隔で取り付けられている。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部を手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部を覆う正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には、下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42の正面から、手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48が突出している。欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられている。正面スカートガード40,42の内側面には、それぞれ表示器64,64が設けられている。
上階側の機械室14の天井面には上階側の乗降板32が設けられ、下階側の機械室16の天井面には下階側の乗降板34が設けられている。乗降板32及び乗降板34の先端側(踏段側)には、コム60,60が形成されている。上階側の乗り込み口及び下階側の乗り込み口には、それぞれ左右一対の誘導棚52,54が立設されている。
上階側の左右一対の正面スカートガード40,40の正面には、乗り込もうとする乗客を検出するための反射型の光センサよりなる第1の乗客検出センサ(以下、単に「第1センサ」という)56,56が設けられ、左右一対の正面スカートガード40,40の相対向する内側面には、透過型の光センサよりなる第2の乗客検出センサ(以下、単に「第2センサ」という)58が設けられている。下階側の左右一対の正面スカートガード42にも、上階側と同様に第1センサ56と第2センサ58が設けられている。この第1センサ56,56と第2センサ58については後から詳しく説明する。
(2)第1センサ56
次に、第1センサ56について図2〜図4に基づいて説明する。
次に、第1センサ56について図2〜図4に基づいて説明する。
反射型の光センサである第1センサ56,56は、図4に示すように、検出回路57,57にそれぞれ接続され、図2に示すように、左右一対の正面スカートガード40,40の正面に設けられ、その照射されたセンサ光線が斜め上方のA点に向けられ、かつ、図3に示すように左右一対の第1センサ56,56のセンサ光線がB点で交叉するように内向きに設けられている。すなわち、反射型の第1センサ56,56は、図2に示すように、A点に向かってセンサ光線を常に照射し、第1センサ56は、図3に示すように、左右一対の第1センサ56,56のセンサ光線のうち少なくとも一方を乗客が通過すると、そのセンサ光線が反射されて乗客を検出したとする。
A点は、コム60から距離L(例えば、2m)の位置で、かつ、高さがH(例えば、1.5〜2m)の位置である。このA点は、誘導棚52,54の外側に位置し、かつ、一般的な乗客の身長(例えば、1.7m)よりも高い位置に設定されている。このように第1センサ56のセンサ光線の光軸を定めることにより、エスカレータ10の乗り込み口に誘導する誘導棚52,54からはみ出た範囲では通常の乗客の背の高さ以上が検出範囲となり、誘導棚52,54からはみ出た範囲において、エスカレータ10の乗り込み口を横切る人の誤検出を低減できる。
B点は、第1センサ56のセンサ光線の光軸において、乗降板32の上方で、かつ、乗客の身長以下の位置に設定されている。
第1センサ56には、図4に示すように検出回路57に接続されている。第1センサ56の検出回路57は、乗客を検出しないときは常にON状態の信号を出力し、乗客を検出したときはOFF状態の信号を出力する。すなわち、第1センサ56は、センサ光線を常に照射し、乗客が通過するとそのセンサ光線が反射されるので、検出回路57は、そのセンサ光線の反射があると今まで出力していたON状態の信号を、OFF状態の信号に切り替えて出力する。ここで「ON状態の信号」とは、レベル信号のH(High)状態を意味し、「OFF状態の信号」とは、レベル信号のL(Low)状態を意味する。これにより、第1センサ56を有する検出回路57において、断線や電源喪失などが発生した場合には、OFF状態の信号が出力されることになり、制御装置50から見ると、乗客が検出された状態となるため、検出回路57の故障によりエスカレータ10が停止しない。
(3)第2センサ58
次に、第2センサ58について図2〜図4に基づいて説明する。
次に、第2センサ58について図2〜図4に基づいて説明する。
第2センサ58は、図2と図3に示すように、透過型の光センサであって検出回路59に接続され、左右一対の正面スカートガード40,40の相対向する内側面において、送光部58aと受光部58bがそれぞれ設けられ、この送光部58aと受光部56との間のセンサ光線を乗客が横切って遮断すると、乗客を検出したとする。但し、第2センサ58の位置は、第1センサ56のセンサ光線が通過するB点よりもコム60に近い位置に設けられている。
第2センサ58には、図4に示すように検出回路59に接続されている。第2センサ58の検出回路59は、乗客を検出しないときは常にON状態の信号を出力し、乗客を検出したときはOFF状態の信号を出力する。すなわち、第2センサ58の送光部58aは、受光部58bに向かってセンサ光線を常に照射し、乗客が通過するとセンサ光線が遮断されて受光部58bがセンサ光線を受光しなくなるので乗客が検出されたとする。検出回路59は、そのセンサ光線の受光がなくなると今まではON状態の信号を出力していたものを、OFF状態の信号に切り替えて出力する。ここで「ON状態の信号」とは、レベル信号のH(High)状態を意味し、「OFF状態の信号」とは、レベル信号のL(Low)状態を意味する。これにより、第2センサ58を有する検出回路59において、断線や電源喪失などが発生した場合には、OFF状態の信号が出力されることになり、制御装置50から見ると、乗客が検出された状態となるため、検出回路59の故障によりエスカレータ10が停止しない。
(4)エスカレータ10の電気的構成
エスカレータ10の電気的構成について図3に基づいて説明する。
エスカレータ10の電気的構成について図3に基づいて説明する。
制御装置50には、上階側の左右一対の第1センサ56,56の検出回路57,57と第2センサ58の検出回路59と表示器64が接続され、また、下階側の左右一対の第1センサ56,56の検出回路57,57と第2センサ58の検出回路59と表示器64が接続されている。さらに、制御装置50には、インバータ装置62を介してモータ20が接続されている。モータ20は、制御装置50によってインバータ制御が可能であり、これによりモータ20の回転数を可変にすることができる。
(5)エスカレータ10の起動時の制御方法
次に、エスカレータ10の起動時の制御方法について図5のフローチャート及び図6のグラフに基づいて説明する。
次に、エスカレータ10の起動時の制御方法について図5のフローチャート及び図6のグラフに基づいて説明する。
ステップS1において、制御装置50は、エスカレータ10が停止している状態で、第1センサ56の故障をカウントする故障カウント値Cを0に初期化し、ステップS2に進む。
ステップS2において、制御装置50は、第1センサ56が乗客を検出したか否かを判断し、検出した場合にはステップS3に進み(Yの場合)、検出しない場合にはステップS10に進む(Nの場合)。なお、第1センサ56が乗客を検出した場合には、上記したように検出回路57からの信号はON状態からOFF状態になる。
ステップS3において、制御装置50は、第1センサ56が乗客を検出したため、誘導棚52,54の間を通って乗客がエスカレータ10に乗り込もうとすると判断して、モータ20を起動して低速運転を開始すると共に、第1センサ56が有効に働いたため、故障カウント値Cを0に初期化する。そして、ステップS4に進む。なお、「低速運転」とは、図6に示すように例えば、V=10m/分で運転させることであり、この低速になるまで0.1m/秒2で加速する。
ステップS4において、制御装置50は、第2センサ58が乗客をT1秒(例えば、60秒)内に検出したか否かを判断し、検出した場合にはステップS5に進み(Yの場合)、検出しない場合にはステップS9に進む(Nの場合)。なお、第2センサ58が乗客を検出した場合には、上記したように検出回路59からの信号はON状態からOFF状態になる。
ステップS5において、乗客がコム60の近傍にある第2センサ58の位置を通過したため、制御装置50は、モータ20の回転速度を増加させて定格速度で運転する。そして、ステップS6に進む。「定格速度」とは、図6に示すように例えばV=30m/分であり、低速運転から0.1m/秒2で加速して定格速度まで上げる。
ステップS6において、制御装置50は、第2センサ58が乗客をT2秒(例えば、2分)内に検出した場合にはステップS6を継続して(Yの場合)、エスカレータ10を定格速度で運転を続ける。一方、制御装置50は、乗客を検出しない場合にはステップS7に進む(Nの場合)。このT2秒とは、乗客がエスカレータ10に乗って乗り込み口から降り口まで至る時間よりも長く設定しておく。
ステップS7において、制御装置50は、第2センサ58が乗客を検出しなのでエスカレータ10には誰も乗っていないと判断して、低速運転を開始しステップS8に進む。
ステップS8において、制御装置50は、低速運転を開始してから第1センサ56又は第2センサ58が乗客をT3秒(例えば、60秒)内に検出した場合にはステップS5に戻り(Yの場合)、定格運転を開始する。一方、制御装置50は、乗客を検出しない場合には、ステップS9に進む(Nの場合)。
ステップS9において、制御装置50は、第1センサ56及び第2センサ58においても乗客を検出しないため、節電などのためにエスカレータ10を停止させる。そして、ステップS2に戻る。
ステップS10においては、第1センサ56が乗客を検出していないが、第1センサ56が故障して乗客が通過している可能性もあるため、制御装置50は、第2センサ58が乗客を検出したか否かを判断し、検出している場合にはステップS11に進み(Yの場合)、検出しない場合には第1センサ56が正常であると判断してステップS2に戻る(Nの場合)。
ステップS11において、制御装置50は、故障カウンタ値Cを1増加させて、ステップS12に進む。
ステップS12において、制御装置50は、故障カウンタ値C=3であればステップS13に進み(Yの場合)、C<3であればステップS5に進む(Nの場合)。C=3と設定したのは、誤作動等によって第1センサ56が乗客を検出せず、第2センサ58が乗客を検出する場合があるからである。
ステップS13において、制御装置50は、連続して第2センサ58のみが乗客を3回検出したため、第1センサ56が故障であると判断して正常な状態から故障モードに移行する。この故障モードに入ると、制御装置50は制御盤の停止スイッチが入力されて運転が停止された後に、制御装置50の記憶部に故障情報を登録し、また、表示器64へ第1センサ56及びその検出回路57のうちの少なくとも一方或いはその両方が故障である旨を表示する。そしてステップS14に進む。
ステップS14において、制御装置50は、第2センサ58が乗客を検出したため定格速度運転を開始し、ステップS15に進む。
ステップS15において、制御装置50は、第2センサ58がT2秒内に乗客を検出したか否かを判断し、検出している場合にはステップS15を継続して定格速度運転を続ける(Yの場合)。そして、制御装置50は、乗客を検出しなければステップS16に進む(Nの場合)。
ステップS16において、制御装置50は、乗客を検出しないため低速運転を開始しステップS17に進む。
ステップS17において、制御装置50は、第2センサ58が乗客を検出したか否かを判断し、検出している場合にはステップS14に戻って(Yの場合)、低速運転から定格速度運転に切り替わる。検出していない場合にはステップS18に進む(Nの場合)。
ステップS18において、制御装置50は、第1センサ56が乗客を検出したか否かを判断し、検出していない場合には、ステップS16に戻って(Nの場合)、低速運転を続け、乗客を検出した場合にはステップS3に戻って(Yの場合)、故障モードを終了して正常な状態に復帰して低速運転を継続する。
(6)効果
以上により本実施形態のエスカレータ10であると、第1センサ56は、乗客を検出したときにON状態からOFF状態になるため、確実に乗客を検出できると共に、第1センサ56の検出回路57が断線や電源が喪失などした場合でもOFF状態となって乗客を検出した状態となるため、エスカレータ10の運転は停止しない。
以上により本実施形態のエスカレータ10であると、第1センサ56は、乗客を検出したときにON状態からOFF状態になるため、確実に乗客を検出できると共に、第1センサ56の検出回路57が断線や電源が喪失などした場合でもOFF状態となって乗客を検出した状態となるため、エスカレータ10の運転は停止しない。
また、第2センサ58も、乗客を検出したときにON状態からOFF状態になるため、確実に乗客を検出できると共に、第2センサ58の検出回路59が断線や電源が喪失などした場合でもOFF状態となって乗客を検出した状態となるため、エスカレータ10の運転は停止しない。
また、第1センサ56の検出回路57が故障しても、低速運転を続けているため、乗客が停止状態から乗り込むことがなく、乗客の安全を確保できる。
また、第2センサ58の検出回路59が故障してもOFF状態となって乗客を検出している状態となるため、定格速度の運転を続けることができ、乗客が停止状態から乗り込むことがなく、乗客の安全を確保できる。
また、制御装置50は、運転停止後に故障情報の登録と表示器64へ第1センサ56が故障したことを表示することにより、エスカレータ10の管理者が第1センサ56、その検出回路57の一方又は両方が故障したことを容易に知ることができる。
また、第1センサ56が乗客を検出した場合には、故障カウント値Cを0に初期化するため、誤検出を故障と判断することがない。
また、第1センサ56が乗客を3回連続検出しない場合にのみ故障と判断するため、1〜2回の誤検出によって故障であると判断することがない。なお、このC=3の設定は、2〜10回に適宜変更してもよい。
また、第1センサ56のセンサ光線の光軸が、コム60から約2m、高さ約1.5〜2mのA点に設定しているため、このA点の位置は前方を横切る通常の乗客の背の高さ以上となり、誘導棚52,54からはみ出た範囲の横切る人の誤検出を制限できる。
(7)変更例2
上記実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータ10で説明したが、これに代えて動く歩道で本実施形態を適用してもよい。
上記実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータ10で説明したが、これに代えて動く歩道で本実施形態を適用してもよい。
(8)その他
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、20・・・モータ、40・・・上階側の正面スカートガード、42・・・下階側の正面スカートガード、52・・・上階側の誘導棚、54・・・誘導棚、56・・・第1の乗客検出センサ、58・・・第2の乗客検出センサ、60・・・コム、62・・・インバータ装置、64・・・表示器
Claims (9)
- 踏段を移動させるモータと、
欄干の乗り込み口に設けられた乗客検出センサと、
前記乗客検出センサが接続され、断線や電源喪失が発生した場合にはOFF状態の信号が出力されると共に、前記乗り込み口に向かう乗客を前記乗客検出センサが検出したときに、ON状態の信号から切り替えてOFF状態の信号を出力する検出回路と、
前記検出回路からOFF状態の信号が入力すると、前記モータの回転速度を増加させる制御部と、
を有する乗客コンベア。 - 前記乗客検出センサが、前記欄干の正面スカートガードの正面に設けられた第1の乗客検出センサであって、
前記制御部は、前記第1の乗客検出センサの前記検出回路から前記OFF状態の信号が入力したときに、前記モータを起動させて、前記回転速度を予め定めた低速度に増加させる、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客検出センサが、前記正面スカートガードの相対向する内側面に設けられた第2の乗客検出センサであって、
前記制御部は、前記第2の乗客検出センサの前記検出回路から前記OFF状態の信号が入力したときに、前記モータの前記回転速度を前記低速度から予め定めた定格速度に増加させる、
請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記制御部は、前記第1の乗客検出センサの前記検出回路から前記ON状態の信号が入力したときに、前記第2の乗客検出センサが前記乗客を検出する状態が所定回数連続した場合は、前記第1の乗客検出センサ及びその検出回路の少なくとも一方或いは両方が故障であると判断する、
請求項3に記載の乗客コンベア。 - 前記制御部は、前記第1の乗客検出センサの前記検出回路が故障であると判断した場合には、前記低速運転を継続し、かつ、前記第2の乗客検出センサが前記乗客を検出したときに前記定格速度運転を実行する、
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記制御部は、前記故障検出中に、前記第1の乗客検出センサの検出回路の出力がOFFしたとき、故障と判断した状態から正常な状態に復帰させる、
請求項4又は5に記載の乗客コンベア。 - 前記第1の乗客検出センサの検出範囲を、コムからの距離が1.5m〜2mの位置であって、かつ、高さが前記位置において1.5m〜2mに定めている、
請求項2乃至6のいずれか一項に記載の記載の乗客コンベア。 - 前記第1の乗客検出センサが、反射型の光センサである、
請求項2乃至7のいずれか一項に記載の記載の乗客コンベア。 - 前記第2の乗客検出センサが、透過型の光センサである、
請求項2乃至8のいずれか一項に記載の記載の乗客コンベア。
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