JP6450971B2 - トロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法 - Google Patents

トロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、電車の屋根上からトロリ線の下面の幅を撮影し、この画像を処理することでトロリ線の摩耗を測定する架線検測分野に関し、特に、トロリ線のパンタグラフ摺動面が一部傾斜した偏摩耗部分について、トロリ線の寿命を知る指標となる残存直径相当値を求めるトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法に関する。
図8にトロリ線の断面の模式図を示す。トロリ線5は、図8(a)に示す摩耗していないトロリ線5に対し、図示しないパンタグラフに接触することで、図8(b)に示すようにトロリ線5の下面が水平面に平行に摩耗したり、図8(c)に示すようにトロリ線5の下面が水平面に対して傾斜して摩耗したりする。以下、水平面に平行に摩耗した摩耗部を水平摩耗部5a、水平面に対して傾斜して摩耗した摩耗部を傾斜摩耗部5bという。
また、トロリ線5のオーバーラップ箇所や渡り線が入り込む箇所においては、図8(d)に示すように、トロリ線5の摩耗部が、水平摩耗部5aと傾斜摩耗部5bとからなる偏摩耗と呼ばれる摩耗状態となることもある。
このようなトロリ線5の摩耗に対し、下記特許文献1には、図8(b)に示すような水平摩耗部5aを有するトロリ線5の摩耗量を測定するトロリ線測定方法が記載されている。また、下記特許文献2には、図8(c)に示すような傾斜摩耗部5bを有するトロリ線5の摩耗量を測定するトロリ線測定方法が記載されている。
また、図8(d)に示すようなトロリ線5の偏摩耗に対し、下記特許文献3にはレーザを使用した偏摩耗計測を行うことが開示されている。該特許文献3では、レーザの反射光の強度差で、水平摩耗部5aと傾斜摩耗部5bを二値化し、それらの幅とあらかじめ用意した残存直径テーブルを利用して、図9に示すように、水平摩耗部5aの残存直径HAと傾斜摩耗部5bの残存直径HBとを算出している。
特許第4635657号公報 特許第5534058号公報 特許第5380000号公報
執筆グループ共著、「鉄道技術者のための電気概論 電車線路シリーズ2 電車線」、(社)日本鉄道電気技術協会出版、平成10年11月10日、p.4−5,32−33
ここで、上記非特許文献1に記載されているように、トロリ線の抗張力が低下すると断線につながるおそれがある。トロリ線5の抗張力はトロリ線5の残存断面積と相関があり、トロリ線の測定により算出される残存直径も残存断面積と相関があるように設定されるべきである。すなわち、水平摩耗部5aと傾斜摩耗部5bとを有する偏摩耗トロリ線の摩耗状態を表す指標としては、水平摩耗部5aの残存直径と傾斜摩耗部5bの残存直径の二つの残存直径で表すのではなく、断面積を基にした一つの値(以下、残存直径相当値という)で表すことが適切だと考えられる。
しかしながら、上述した従来のトロリ線測定方法では、水平摩耗部5a、傾斜摩耗部5bに対してそれぞれ残存直径値を求めることはできるものの、特に偏摩耗の状態にあるトロリ線5に対し、残存断面積に基づき水平摩耗部5a及び傾斜摩耗部5bを考慮した一つの残存直径相当値を求めることができないため、トロリ線5の抗張力を正確に把握することが困難であるという問題があった。
このようなことから本発明は、残存断面積に基づき水平摩耗部及び傾斜摩耗部を考慮した一つの残存直径相当値を算出することを可能としたトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係るトロリ線摩耗測定方法は、
電車屋根上に設置した摩耗測定用カメラで、パンタグラフに接触するトロリ線の下面を撮影し、撮影された前記トロリ線の下面の画像を画像処理して、前記トロリ線の残存直径を求めるトロリ線摩耗測定方法において、
水平摩耗部及び傾斜摩耗部を有する偏摩耗トロリ線と断面積が同一である水平摩耗部のみを有する水平摩耗トロリ線の残存直径を、前記偏摩耗トロリ線の残存直径相当値として算出する
ことを特徴とする。
また、第2の発明に係るトロリ線摩耗測定方法は、
前記トロリ線の下面の画像から前記トロリ線の中心点の実座標を算出する工程と、
前記トロリ線の下面の画像から前記水平摩耗部の端部の実座標、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点の実座標、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標を算出する工程と、
前記トロリ線の中心点の実座標、並びに前記水平摩耗部の端部、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標に基づき前記偏摩耗トロリ線の断面積を算出する工程と、
前記偏摩耗トロリ線の断面積に基づき前記残存直径相当値を算出する工程と
を有することを特徴とする。
また、第3の発明に係るトロリ線摩耗測定装置は、
パンタグラフに接触するトロリ線の下面を撮影する摩耗測定用カメラを電車屋根上に設置し、前記摩耗測定用カメラで撮影された前記トロリ線の下面の画像を画像処理して、前記トロリ線の残存直径を求める画像処理部を備えたトロリ線摩耗測定装置において、
前記画像処理部は、水平摩耗部及び傾斜摩耗部を有する偏摩耗トロリ線と断面積が同一である水平摩耗部のみを有する水平摩耗トロリ線の残存直径を、前記偏摩耗トロリ線の残存直径相当値として算出する残存直径相当値算出処理部を備える
ことを特徴とする。
また、第4の発明に係るトロリ線摩耗測定装置は、
前記画像処理部は、
前記トロリ線の下面の画像から前記トロリ線の中心点の実座標を算出するトロリ線中心点位置算出処理部と、
前記トロリ線の下面の画像からすくなくとも前記水平摩耗部の端部の実座標、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点の実座標、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標を算出する境界点位置算出処理部と、
前記トロリ線中心点位置算出処理部により算出した前記トロリ線の中心点の実座標、並びに前記境界点位置算出処理部により算出した前記水平摩耗部の端部、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標に基づき前記偏摩耗トロリ線の断面積を算出する摩耗断面積算出処理部と
を備え、
前記残存直径相当値算出処理部は、前記摩耗断面積算出処理部により算出した前記偏摩耗トロリ線の断面積に基づき前記残存直径相当値を算出する
ことを特徴とする。
本発明に係るトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法によれば、水平摩耗部と傾斜摩耗部とからなる摩耗部を有する偏摩耗トロリ線であっても残存断面積を考慮した残存直径相当値を算出して偏摩耗トロリ線の抗張力を正確に把握することが可能となる。
本発明の実施例に係るトロリ線摩耗測定装置を示す説明図である。 本発明の実施例に係るトロリ線摩耗測定装置の構成図である。 本発明の実施例に係るトロリ線摩耗測定装置の画像処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 ラインセンサ画像の一例を示す説明図である。 トロリ線とカメラ中心点とセンサ面との関係を示す説明図である。 トロリ線の断面積の算出方法を説明するための説明図である。 残存直径相当値の算出方法を説明するための説明図である。 トロリ線の断面を示す模式図であり、図8(a)はトロリ線が摩耗していない状態、図8(b)はトロリ線が水平摩耗部を有する状態、図8(c)はトロリ線が傾斜摩耗部を有する状態、図8(d)はトロリ線が水平摩耗部と傾斜摩耗部とを有する状態を示す。 従来の偏摩耗トロリ線の残存直径算出例を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るトロリ線摩耗測定装置を詳細に説明する。
図1ないし図7を用いて本発明に係るトロリ線摩耗測定装置の一実施例について説明する。
図1に示すように、本実施例において検査車両(電車)1の屋根上には画像の入力手段として図示しないパンタグラフに接触するトロリ線5の下面を撮影するラインセンサカメラ(摩耗測定用カメラ)2が設置されている。また、検査車両1の車内には画像処理装置(画像処理部)3及び記録装置4が設置されている。
ラインセンサカメラ2は検査車両1の鉛直上方を撮影するように、且つその走査線方向がレール6の枕木方向、換言すると検査車両1の進行方向に直交する方向となるようにその向きを設定されている。これにより、ラインセンサカメラ2の走査線がトロリ線5を横切るようになっている。このラインセンサカメラ2により撮影されたトロリ線5の下面の画像信号は画像処理装置3に入力される。
画像処理装置3は、図2に示すように、ラインセンサ画像作成部3aと、トロリ線中心点位置算出処理部3bと、境界点位置算出処理部3cと、摩耗断面積算出処理部3dと、残存直径相当値算出処理部3eと、記憶手段としてのメモリM1,M2とから構成されている。
画像処理装置3は、図3に示すフローチャートに従い、ラインセンサカメラ2から入力された画像信号を画像処理してトロリ線摩耗部の残存直径相当値H(図7(b)参照)を算出する。
すなわち、画像処理装置3では、まずラインセンサカメラ2から入力された画像信号が、ラインセンサ画像作成部3aにて時系列に並べられラインセンサ画像I(図4参照)としてメモリM1へ保存される(ステップS1)。
ここで、本実施例では図4に示すラインセンサ画像I上のトロリ線の左端p1,水平摩耗部左端(水平摩耗部端部)p2,水平摩耗部と傾斜摩耗部の境界点p3,傾斜摩耗部右端(傾斜摩耗部端部)p4,トロリ線の右端p5(図6に示す点P1,P2,P3,P4,P5に対応。以下、p1〜p5を単に「境界点」という)のピクセル位置は、ラインセンサ画像Iを画像処理することによりシステムが自動で設定する、またはユーザがGUI上で設定する等により付与するものとする。また、カメラパラメータ(焦点距離、センサ素子数およびセンサ幅)は予め設定されているものとする。
ステップS1に続いては、ラインセンサ画像Iに基づき設定した境界点p1,p5のピクセル位置がメモリM2を経てカメラパラメータと共にトロリ線中心点位置算出処理部3bヘ送られ、トロリ線中心位置算出処理部3bによりトロリ線5の中心点の実座標P0(x0,y0)が算出される(ステップS2)。
具体的に説明すると、まず、ラインセンサ画像I上の境界点p1,p5のピクセル位置px1,px5[pix]を図5に示すセンサ面座標u1,u5[mm]に変換する。以下では簡単のため、レンズ歪みがないときの計算式を示す。
ここで、1素子当たりのセンサ幅がΔuのとき、センサ面2aの左端を原点としてピクセル位置px1,px5[pix]は下式(1)によりセンサ面座標u1’,u5’[mm]に変換される。さらに、センサ面2aの中心を原点、センサ面の幅をUとすると、センサ面上の座標u1,u5[mm]は下式(2)に変換される。ただし、下式(1),(2)ではピクセル位置px1,px5をpx、センサ面座標u1’,u5’をu’、センサ面座標u1,u5をuとして示している。
u’=Δu×px ・・・(1)
u=u’−U/2 ・・・(2)
なお、このときレンズの歪みを考慮して変換することでより高精度の結果が得られる。
以上のようにラインセンサ画像I上の境界点p1,p5のピクセル位置px1,px5からセンサ面座標u1,u5を求めた後、図5に示すように、センサ面座標u1とカメラ中心点Cを通る直線L1、センサ面座標u5とカメラ中心点Cを通る直線L5の式を求める。ただしこのとき、座標原点はカメラ中心点Cとする。
直線L1、L5の式は焦点距離fを用いて下式(3)で求められる。また、直線L1,L5の傾きa1,a5はa1=f/u1、a5=f/u5であり、水平方向(x方向)に対する直線L1,L5の角度θ1,θ5は下式(4)で求められる。ただし、下式(3),(4)では直線L1,L5をL、センサ面座標u1,u5をu、直線L1,L5の傾きa1,a5をa、x方向に対する直線L1,L5の傾きθ1,θ5をθとして示している。
y=ax=(f/u)x ・・・(3)
θ=arcTan(f/u) ・・・(4)
以上により求めた直線L1,L5の式、直線L1,L5の傾きa1,a5およびx方向に対する直線L1,L5の傾きθ1,θ5を用いてトロリ線5の中心点P0の実座標(x0,y0)を求める。
すなわち、図5に示すように、トロリ線5の中心点P0とカメラ中心点Cを通る直線L0を考えると、x方向に対する直線L0の角度θ0=(θ1+θ5)/2であることから、直線L0の式は下式(5)で求められる。
y=a0x=tan(θ0)x ・・・(5)
さらに、この直線L0上にあるトロリ線5の中心点P0(x0,y0)から直線L1までの距離と、トロリ線の半径r[mm]とが等しいことから、トロリ線5の中心点P0のx座標xoは下式(6)により求まる。また、y0=a00から、y0も求まる。なお、式(6)は下式(7)に示す「点と直線の距離dの公式」を用いて求めた。
以上により、トロリ線5の中心点の実座標P0(x0,y0)が求められた。
ステップS2に続いては、図2に示すように、境界点位置算出処理部3cヘカメラパラメータと共にラインセンサ画像I上の境界点p1〜p5のピクセル位置がメモリM2を経て送られると、図3に示すように、境界点位置算出処理部3cは境界点p1,p2,p3,p4,p5の実座標P1(x1,y1),P2(x2,y2),P3(x3,y3),P4(x4,y4),P5(x5,y5)を求める(ステップS3)。
まず、境界点p1,p5の実座標P1,P5を求める。実座標P1,P5は、トロリ線5と直線L1,L5との接点であるという条件を利用して求める。すなわち、トロリ線5の中心点P0(x0,y0)を通る直線L1の垂線y=(−1/a1)x+(1/a1)x0+y0と直線L1(y=a1x)との交点がP1、トロリ線5の中心点P0(x0,y0)を通る直線L5の垂線y=(−1/a5)x+(1/a5)x0+y0と直線L5(y=a5x)との交点がP5となる。実座標P1,P5のx座標,y座標は、それぞれ下式(8),(9)で求まる。
また、境界点p2,p3,p4の実座標P2,P3,P4の算出を行うためには、まず、境界点p2,p4の実座標P2,P4を求める。直線L2,L4の式(y=a2x,y=a4x)はL1,L5と同様にして求める。図6からわかるように境界点p2,p4の実座標P2,P4はトロリ線5の円周上の点であることから、下式(10)に示すトロリ線5の中心点P0(x0,y0)を中心とする半径rの円と直線L2,L4との交点として求めることができる。ただし、下式(10)では実座標P2,P4のx座標であるx2,x4をxとしてまとめて記載し、直線L2,L4の傾きa2,a4をaとしてまとめて記載している。
実座標P2,P4のy座標であるy2,y4はy2=a22,y4=a44から求められる。
以上により、実座標P2(x2,y2),P4(x4,y4)が得られた。
続いて、境界点p3の実座標P3(x3,y3)を考える。トロリ線5の中心点P0とP3を通る直線L3の式y=a3xは、直線L2,L4と同様に求められる。ここで、境界点p3の実座標P3のy座標であるy3は、P2−P3間及びP3−P4間のうちのどちらが水平摩耗部5aでどちらが傾斜摩耗部5bかを判断することで求めることができる。図6のように、水平摩耗部5aとそれよりも削れた傾斜摩耗部5bとが存在する場合、実座標P3のy座標y3は、P2,P4のy座標y2,y4の値で判断できる。つまり、実座標P2,P4のうちyの値が小さいほうがP3のy座標y3と一致することになる。これを条件式で書くと下式(11)となる。
そしてx3=y3/a3より、x3も求まる。
以上により境界点p3の実座標P3(x3,y3)が得られた。
次いで、図2に示すように、摩耗断面積算出処理部3dへトロリ線中心の実座標P0および境界点p2,p3,p4の実座標P2,P3,P4がメモリM2を経て送られると、摩耗断面積算出処理部3dは、図3に示すように摩耗断面積の算出を行う(ステップS4)。
以下に、摩耗断面積を算出する処理を具体的に説明する。
まず、理想状態における摩耗断面積の算出処理について説明する。例えば、図6のように半径r[mm]のトロリ線5のx方向の頂点をP6,P7として、P6−P2間、P2−P3間、P3−P4間、P4−P7間のx方向の距離d1,d2,d3,d4[mm]が分かっている場合について考える(d1+d2+d3+d4=2r)。
この場合、摩耗断面積Sは次のようにして求めることができる。
すなわち、パラメータd1,d2,d3,d4が与えられたときの摩耗断面積Sは、扇形P6P0P2、P4P0P7の面積S1,S2、三角形P0P2P4、P2P3P4の面積S3,S4を用いて下式(12)により求められる。
ここで、θ11(=∠P2P0P6),θ12(=∠P4P0P7),h1,h2,h4をそれぞれ下式(13),(14)とおくと、摩耗断面積Sは下式(15)で表される。
上述した理想状態では、頂点P6,P7がトロリ線の両端となり、P6−P7間の距離d67がトロリ線の直径値2rになる(d67=2r)。これに対し、ラインセンサカメラ2でトロリ線5を撮像すると、ラインセンサ画像I上の境界点p1,p5に対応する実座標P1,P5は、トロリ線5のx方向の頂点P6,P7とは異なり、図6に示すように、カメラ中心点Cを通る直線と、トロリ線5との接点となる。そのためP1−P5間の距離d15はトロリ線の直径値2rにはならない(d15≠2r)。
さらに、図5に示すようにP1,P5のトロリ線中心P0からの相対位置はラインセンサカメラ2に対するトロリ線5の偏位位置により変動する点も考慮しなければならない。上記の点を考慮したトロリ線の残存直径相当値を求める方法を以下で説明する。
すなわち、実際の摩耗断面積は、P2,P3,P4の座標とrが分かれば求められる。まず、P2−P4間の長さd24を求めれば三角形P0P2P4の面積S3は三辺の長さ(d24,r,r)が既知の三角形になるので、下式(16)で求まる。
ここで、上式(16)では、a=d24、b=c=rである。
また、三角形P2P3P4の面積S4についてもP2−P3間の長さd23(=d2),P3−P4間の長さd34,P2−P4間の長さd24が既知の三角形の面積の公式でS3と同様に求められる。
続いて、∠P2P0P4(=θ13)を求める。すなわち、三角形の基本公式である面積=(底辺×高さ)/2より、P2−P4を底辺としたときの三角形P0P2P4の高さhを求め、二等辺三角形の性質を利用して下式(17)により角度θ13を求める。
上記角度θ13を用いれば扇形P2P0P4の面積が求められ、摩耗断面積SはS=(扇形P2P0P4の面積)−(S3+S4)により求められる。
次いで、図2に示すように、残存直径相当値算出処理部3eへ摩耗断面積がメモリM2を経て送られると、残存直径相当値算出処理部3eは、図3に示すように、残存直径相当値の算出を行う(ステップS5)。
トロリ線5の水平摩耗部5a及び傾斜摩耗部5bを有する部分の残存直径相当値Hを求める方法を説明する(以下、トロリ線5の水平摩耗部5a及び傾斜摩耗部5bを有する部分を偏摩耗トロリ線5ABという)。まず、水平摩耗部5aのみを有するトロリ線5(以下、水平摩耗トロリ線5Aという)の断面積Sを求める式は、水平摩耗トロリ線5Aの半径rと、図7(b)に示す摩耗角αを用いて、下式(18)により求まる。
ここで、下式(19)とおいて、偏摩耗トロリ線5ABの断面積SABが既知であれば、下式(19)のSに断面積SABを代入しニュートン法を適用して、下式(20)により摩耗角αを算出することができる。
以上により、図7(b)に示すように、既知である偏摩耗トロリ線5ABの断面積SABと同面積となる水平摩耗トロリ線5Aの摩耗角αが求められる。
求められたαより、残存直径相当値Hは下式(21)で求められる。
以上により、既知である偏摩耗トロリ線5ABの断面積SABと同面積となる水平摩耗トロリ線5Aの残存直径値、すなわち偏摩耗トロリ線5ABの残存直径相当値Hが求められる。
こうして求めた残存直径相当値Hは記録装置4に記録しておく。
なお、本発明に係るトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施例では、境界点位置算出処理部3cにおいて境界点p1,p2,p3,p4,p5の実座標P1(x1,y1),P2(x2,y2),P3(x3,y3),P4(x4,y4),P5(x5,y5)の算出を行う例を示したが、境界点位置算出処理部3cでは少なくとも境界点p2,p3,p4の実座標P2(x2,y2),P3(x3,y3),P4(x4,y4)の算出を行えばよい。
また、上述した本実施例ではトロリ線5の摩耗面が一つの水平摩耗部5aと一つの傾斜摩耗部5bとを有する例を示したが、トロリ線5の摩耗面は他の異なる摩耗形状であってもよい。
上述した本実施例に係るトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法によれば、水平摩耗部5aと傾斜摩耗部5bを有する偏摩耗トロリ線5ABであっても、残存断面積SABに基づき水平摩耗部5a及び傾斜摩耗部5bを考慮した残存直径相当値Hを算出することができるため、トロリ線5の抗張力を正確に把握することが可能となる。
また、残存直径相当値Hは、通常の水平摩耗トロリ線5Aの残存直径値と同列に扱うことができるため、偏摩耗トロリ線5ABと通常の水平摩耗トロリ線5Aを一元管理することができるという利点もある。さらに、断面積から残存直径相当値Hを求める考え方は、偏摩耗だけでなく、さらに異なる摩耗形状のトロリ線に対しても柔軟に応用することができる。
本発明は、電車屋根上に設置した摩耗測定用カメラで、パンタグラフに接触するトロリ線の下面を撮影し、撮影されたトロリ線の下面の画像を画像処理して、トロリ線の残存直径を求めるトロリ線摩耗測定装置およびトロリ線摩耗測定方法に適用して好適なものである。
1 車両
2 ラインセンサカメラ
3 画像処理装置
3a ラインセンサ画像作成部
3b トロリ線中心点位置算出処理部
3c 境界点5点の位置算出処理部
3d 摩耗断面積算出処理部
3e 残存直径相当値算出処理部
4 記録装置
5 トロリ線
A 水平摩耗トロリ線
AB 偏摩耗トロリ線
5a 水平摩耗部
5b 傾斜摩耗部
6 レール

Claims (4)

  1. 電車屋根上に設置した摩耗測定用カメラで、パンタグラフに接触するトロリ線の下面を撮影し、撮影された前記トロリ線の下面の画像を画像処理して、前記トロリ線の残存直径を求めるトロリ線摩耗測定方法において、
    水平摩耗部及び傾斜摩耗部を有する偏摩耗トロリ線と断面積が同一である水平摩耗部のみを有する水平摩耗トロリ線の残存直径を、前記偏摩耗トロリ線の残存直径相当値として算出する
    ことを特徴とするトロリ線摩耗測定方法。
  2. 前記トロリ線の下面の画像から前記トロリ線の中心点の実座標を算出する工程と、
    前記トロリ線の下面の画像から前記水平摩耗部の端部の実座標、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点の実座標、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標を算出する工程と、
    前記トロリ線の中心点の実座標、並びに前記水平摩耗部の端部、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標に基づき前記偏摩耗トロリ線の断面積を算出する工程と、
    前記偏摩耗トロリ線の断面積に基づき前記残存直径相当値を算出する工程と
    を有することを特徴とする請求項1記載のトロリ線摩耗測定方法。
  3. パンタグラフに接触するトロリ線の下面を撮影する摩耗測定用カメラを電車屋根上に設置し、前記摩耗測定用カメラで撮影された前記トロリ線の下面の画像を画像処理して、前記トロリ線の残存直径を求める画像処理部を備えたトロリ線摩耗測定装置において、
    前記画像処理部は、水平摩耗部及び傾斜摩耗部を有する偏摩耗トロリ線と断面積が同一である水平摩耗部のみを有する水平摩耗トロリ線の残存直径を、前記偏摩耗トロリ線の残存直径相当値として算出する残存直径相当値算出処理部を備える
    ことを特徴とするトロリ線摩耗測定装置。
  4. 前記画像処理部は、
    前記トロリ線の下面の画像から前記トロリ線の中心点の実座標を算出するトロリ線中心点位置算出処理部と、
    前記トロリ線の下面の画像からすくなくとも前記水平摩耗部の端部の実座標、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点の実座標、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標を算出する境界点位置算出処理部と、
    前記トロリ線中心点位置算出処理部により算出した前記トロリ線の中心点の実座標、並びに前記境界点位置算出処理部により算出した前記水平摩耗部の端部、前記水平摩耗部と前記傾斜摩耗部との境界点、及び前記傾斜摩耗部の端部の実座標に基づき前記偏摩耗トロリ線の断面積を算出する摩耗断面積算出処理部と
    を備え、
    前記残存直径相当値算出処理部は、前記摩耗断面積算出処理部により算出した前記偏摩耗トロリ線の断面積に基づき前記残存直径相当値を算出する
    ことを特徴とする請求項3記載のトロリ線摩耗測定装置。
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