JP6414240B2 - 換気システム - Google Patents
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Description
本発明は、複数の換気装置を備えた換気システムに関し、特に、換気装置が、CO2濃度を検出するCO2センサを備えている換気システムに関するものである。
従来、複数の換気装置が一つの部屋に設けられた換気システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の換気システムでは、室内のCO2濃度を検出するCO2検出部が対象空間である上記の部屋に設けられている。上記換気システムは、CO2検出部によって検出されたCO2濃度に基づいて、すべての換気装置の換気風量を制御するように構成されている。そして、この制御により、各換気装置の換気風量が同じになるように制御され、室内のCO2濃度を基準値以下に保ちつつ、低消費電力化を図るようにしている(特許文献1の明細書の段落0018)。
また、特許文献2には、全熱交換器を有する換気装置(外気処理専用機)に通した空気を室内機で処理し、それぞれにCO2検出部が設けられた複数の部屋に分配して供給する空調システムが開示されている。この空調システムでは、各部屋に設けられているCO2検出部のうち、最大濃度の値に応じて換気装置の風量を制御することで、低消費電力化を図るようにしている。
ところで、部屋の中ではCO2の濃度ムラが生じるが、特許文献1のシステムではCO2検出部が部屋の1箇所に設けられているので、CO2の濃度ムラに対する制御を行うことができなかった。また、この特許文献1のシステムではCO2の濃度を基準値以下に保つ運転が行われるものの、その際にはすべての換気装置が運転されるので、十分な低消費電力化を図ることもできなかった。
また、特許文献2のシステムでは、部屋が複数に分かれており、各部屋でのCO2の濃度ムラに対応した制御は行われていない。また、各部屋に換気装置と室内機で処理した後の空気を分配して供給するため、処理した空気を分配する前の換気装置は常に運転されることになり、やはり十分な低消費電力化を図ることはできなかった。
なお、特許文献1のように1つの部屋に複数の換気装置が設けられているシステムにおいて、特許文献2のように1つの部屋に複数のCO2検出部を設けると、その場合の制御として、CO2濃度の平均値に基づいて運転台数を変更することが考えられる。しかしながら、CO2濃度の平均値に基づいて運転台数を制御すると、CO2の濃度変化に追随して運転台数が変化するから運転台数のハンチングが生じ、不要な発停が生じるおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つの部屋に複数の換気装置を設けたシステムにおいて、CO2濃度に基づいた制御を行う際に十分な低消費電力化を可能にするとともに、運転台数のハンチングによる不要な発停を抑えることである。
第1の発明は、複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)が二酸化炭素(CO2)センサ(13)を備えた換気システムを前提としている。
そして、この換気システムは、運転中のすべての換気装置(10)について、上記CO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように、つまりCO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、上記制御装置(5)は、上記基準値として設定された複数の閾値と上記検出値の最大値を比較し、比較される閾値が大きいほど換気装置(10)の運転台数を多くし、比較される閾値が小さいほど運転台数を少なくすることを特徴としている。なお、検出値と基準値と比較する際は、すべての検出値の最大値を求めてからその最大値と基準値とを比較して判定してもよいし、すべての検出値を基準値と比較して判定してもよい。
第1の発明では、運転中のすべての換気装置(10)でCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように、つまりCO2センサ(13)の検出値の最大値が規準値を下回るように運転台数が制御されるので、例えば2台の換気装置(10)を運転しているときに何れかのCO2センサ(13)の検出値(つまり検出値の最大値)が基準値を超えていると運転台数を増やし、すべてのセンサの検出値が基準値より下に収まると、その台数での運転が継続される。
第2の発明は、複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)がCO 2 センサ(13)を備えた換気システムであって、運転中のすべての換気装置(10)について、上記CO 2 センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、上記制御装置(5)が、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは、CO2濃度の検出値が最大となっている換気装置(10)に最も近い換気装置(10)を起動するように構成されていることを特徴としている。
この第2の発明では、制御装置(5)が換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは、CO2の検出値が最大となっている換気装置(10)に最も近い換気装置(10)が起動される。つまり、換気装置(10)の運転台数を増やすときは、対象空間(2)の中で、CO2濃度の高い領域に一番近い換気装置(10)が起動される。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記制御装置(5)が、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは台数を1台ずつ増やす一方、該換気装置(10)の運転台数を減らす制御を行うときは台数を半減またはほぼ半減させるように構成されていることを特徴としている。
この第3の発明では、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御が行なわれるときは台数が1台ずつ増やされ、逆に換気装置(10)の運転台数を減らす制御が行われるときは台数が半減またはほぼ半減するように制御される。
第4の発明は、第1から第3の発明の何れか1つにおいて、上記制御装置(5)が、上記換気装置(10)の運転台数が1台のときには、該換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最小にするように構成されていることを特徴としている。
この第4の発明では、換気装置(10)の運転台数が1台で安定しているときには、運転台数が1台でもCO2濃度が基準値よりも低いので、ファン(12)の風量を最小にする制御が行われる。
第5の発明は、複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)がCO 2 センサ(13)を備えた換気システムであって、運転中のすべての換気装置(10)について、上記CO 2 センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数が最大のときには、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にするように構成されていることを特徴としている。また、第6の発明は、第1から第4の発明の何れか1つにおいて、上記制御装置(5)が、上記換気装置(10)の運転台数が最大のときには、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にするように構成されていることを特徴としている。
上記第5,第6の発明では、換気装置(10)の運転台数が最大のときは、その状態でもCO2濃度の最大値が基準値を超えている場合があるため、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にして排気風量を増やし、CO2濃度を低減する制御が行われる。
第7の発明は、第1から第6の発明の何れか1つにおいて、上記制御装置(5)は、すべての換気装置(10)が停止している状態でいずれかの換気装置(10)を起動するときには、すべてのCO2センサ(13)のうちで検出値が最大値を示したCO2センサ(13)を有する換気装置(10)を最初に起動するように構成されていることを特徴としている。
この第7の発明では、換気システムのすべての換気装置(10)が停止している状態で、各CO2センサ(13)の検出値のうち、CO2濃度の値が最も大きな値を示したCO2センサ(13)を有する換気装置(10)が最初に起動される。つまり、換気システムの起動時には、対象空間(2)の中でCO2濃度が高い領域から換気が開始される。
第8の発明は、複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)がCO 2 センサ(13)を備えた換気システムであって、運転中のすべての換気装置(10)について、上記CO 2 センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を最大にした状態での各CO2センサ(13)の検出値の平均値と、個々のCO2センサ(13)の検出値との差分に基づいてその検出値を補正し、その補正値に基づいて上記換気装置(10)の運転台数を制御するように構成されていることを特徴としている。また、第9の発明は、第1から第7の発明の何れか1つにおいて、上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を最大にした状態での各CO 2 センサ(13)の検出値の平均値と、個々のCO 2 センサ(13)の検出値との差分に基づいて上記検出値を補正し、その補正値に基づいて上記換気装置(10)の運転台数を制御するように構成されていることを特徴としている。
上記第8,第9の発明では、補正されたCO2センサ(13)の検出値に基づいて上記第1〜第7の発明の制御が行われる。
本発明によれば、運転中のすべての換気装置(10)でCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように、つまり検出値の最大値が基準値を下回るように運転台数が制御されるので、例えば2台の換気装置(10)を運転しているときにCO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値を超えていると運転台数を増やし、検出値の最大値が基準値より下に収まると、その台数での運転が継続される。したがって、換気装置(10)の運転台数を必要以上に増やさなくてよいので低消費電力化を可能にすることができ、しかも運転台数を安定させることができるから、制御のハンチングによる不要な発停を抑えることも可能になる。さらに、本発明によれば、対象空間(2)の中でCO2濃度の高い領域が生じるのを抑えられるから、CO2濃度の高い領域にいる人が不快に感じる問題が生じるのを予め防止できる。
上記第2の発明によれば、換気装置(10)の運転台数を増やすときは、上記制御装置(5)により、対象空間(2)の中でCO2濃度の高い領域に近い換気装置(10)が起動される。このことにより、対象空間(2)内のCO2濃度が高い領域のCO2を室外へ排出できるから、最小限の運転台数でCO2濃度を基準値よりも下げることが可能になる。
上記第3の発明によれば、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御が行なわれるときは台数が1台ずつ増やされ、逆に換気装置(10)の運転台数を減らす制御が行われるときは台数が半減またはほぼ半減するように制御される。このことにより、運転台数を増やすときには台数が必要以上に増えるのを抑えられ、運転台数を減らすときには運転台数を半減(またはほぼ半減)させることにより、運転台数を1台ずつ減らすのを繰り返すよりも制御を迅速に行える。
上記第4の発明によれば、換気装置(10)の運転台数が1台で安定しているときには、運転台数が1台でもCO2濃度が基準値よりも低いので、ファン(12)の風量を最小にする制御を行うことにより、低消費電力化の効果をさらに高められる。
上記第5,第6の発明によれば、換気装置(10)の運転台数が最大のときは、その状態でもCO2濃度の最大値が基準値を超えている状態であるため、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にして排気風量を増やす制御が行われ、対象空間(2)の快適性が高められる。
上記第7の発明によれば、換気システムの起動時に対象空間(2)の中でCO2濃度が高い領域から換気が開始されるので、CO2濃度が低い領域の換気装置(10)を最初に起動する場合と比べると、換気装置(10)を1台だけ起動すればすべてのCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回る可能性が高くなる。したがって、システムの起動時に効率のよい制御を行うことが可能になる。
上記第8,第9の発明によれば、補正されたCO2センサ(13)の検出値に基づいて換気装置(10)の運転台数が制御されるので、より正確な制御を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この換気システム(1)の構成図である。図1に示すように、この換気システム(1)では、対象空間である一つの部屋(2)に複数(図1では4つ)の換気装置(10)が設けられている。換気装置(10)は、図示していないが、吸着材が担持された2つの熱交換器(吸着熱交換器)がケーシング(11)内に収容されており、ケーシング(11)内には、これらの吸着熱交換器が接続された冷媒回路も収容されている。
冷媒回路は冷媒の循環方向が可逆に構成されており、吸着熱交換器の一方が蒸発器になって他方が凝縮器になる第1の冷凍サイクルと、吸着熱交換器の一方が凝縮器になって他方が蒸発器になる第2の冷凍サイクルとに交互に切り換えられる。
また、ケーシング(11)内には空気通路が形成されており、空気通路にはファン(12)が設けられている。各ケーシング(11)はダクト(3)に接続されており、上記空気通路は、室外空気(OA)を取り入れて室内に供給空気(SA)として導入するとともに、室内空気(RA)を取り入れて室外へ排出空気(EA)として放出するように構成されている。空気通路は、部屋(2)の室内へ供給される空気(SA)が常に蒸発器を通る除湿運転の空気流れと、部屋(2)の室内へ供給される空気(SA)が常に凝縮器を通る加湿運転の空気流れとに切り換えることが可能に構成されている。
そして、除湿運転時は、冷媒回路における冷媒の循環方向が所定時間ごと(例えば3分ごと)に反転し、それに伴って空気通路も、蒸発器と凝縮器に交互に切り換わる吸着熱交換器のうちの蒸発器になる吸着熱交換器を、室外から室内へ導入される空気(SA)が常に通過するように切り換えられる。また、加湿運転時は、冷媒の循環方向が反転するのに伴って、空気通路が、蒸発器と凝縮器に交互に切り換わる吸着熱交換器のうちの凝縮器になる吸着熱交換器を、室外から室内へ導入される空気(SA)が常に通過するように切り換えられる。
各換気装置(10)には、室内空気を室外へ放出する通路中に、空気中のCO2濃度を検出するCO2センサ(13)が設けられている。
また、この換気システム(1)は、各換気装置(10)の動作を制御するコントローラ(制御装置)(5)を備えている。このコントローラは、運転中のすべての換気装置(10)について、CO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する。つまり、上記コントローラ(13)は、換気装置(10)のどれか1台でもCO2センサ(13)の検出値が基準値を超えていると運転台数を増やしてCO2濃度を下げる制御を行う。このような制御を行うことにより、本実施形態の換気システム(1)では、各換気装置(10)で検出したCO2濃度の最大値が基準値を超えないことになる。
また、上記コントローラ(5)は、CO2濃度の最大値が基準値よりも大きくて換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは、そのときにCO2の検出値が最大となっている換気装置(10)に最も近い換気装置を起動するように構成されている。
また、上記コントローラ(5)は、CO2濃度の最大値が基準値よりも大きくて換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは台数を1台ずつ増やす一方、CO2濃度の最大値が基準値よりも小さくて換気装置(10)の運転台数を減らす制御を行えるときは、換気装置(10)の合計台数が偶数の場合は台数を半減させ、換気装置の合計台数が奇数の場合は台数をほぼ半減させる(小数点以下は切り上げする)ように構成されている。
さらに、上記コントローラ(5)は、換気装置(10)の運転台数が1台のときには、その換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最小にするように構成されている。また、上記コントローラ(5)は、換気装置(10)の運転台数が最大のときには、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にするように構成されている。
また、上記コントローラ(5)は、この換気システム(1)のすべての換気装置(10)が運転を停止している状態でいずれかの換気装置(10)を起動するときは、すべてのCO2ンサ(13)のうちで検出値が最大値を示したCO2センサ(13)を有する換気装置(10)を最初に起動するように構成されている。つまり、換気システム(1)の起動時には、部屋(2)の中でCO2濃度が高い領域から換気が開始される。
−制御の具体内容−
本実施形態において、上記コントローラ(5)は、図4、図5の表に基づいて具体的な制御を行うように構成されている。
本実施形態において、上記コントローラ(5)は、図4、図5の表に基づいて具体的な制御を行うように構成されている。
<運転台数制御>
運転台数制御は、図4に示すCO2濃度の閾値に応じて制御される。具体的には、一定時間ごと(例えば15分ごと)に各CO2センサ(13)のCO2濃度と換気装置(10)の運転台数を判定し(初回電源投入後の30分はウォーミングアップのため、CO2センサ(13)の検出値を判定しない)、図4の目標運転台数の欄に記載されている条件に従って台数が制御される。なお、CO2濃度は、運転中の換気装置(10)のCO2センサ(13)から検出し、検出されたCO2濃度の最大値を本実施形態の制御に使用する。
運転台数制御は、図4に示すCO2濃度の閾値に応じて制御される。具体的には、一定時間ごと(例えば15分ごと)に各CO2センサ(13)のCO2濃度と換気装置(10)の運転台数を判定し(初回電源投入後の30分はウォーミングアップのため、CO2センサ(13)の検出値を判定しない)、図4の目標運転台数の欄に記載されている条件に従って台数が制御される。なお、CO2濃度は、運転中の換気装置(10)のCO2センサ(13)から検出し、検出されたCO2濃度の最大値を本実施形態の制御に使用する。
例えば、換気装置(10)のCO2濃度の最大値が基準値(ベース濃度)である1000ppm未満であり、かつ725ppm以上であるときは、目標運転台数はそのときの運転台数のまま変化しない。また、CO2濃度の最大値が1000ppm以上1200ppm未満であるときは、目標運転台数はそのときの運転台数+1台(追加される1台の換気装置(10)は、CO2濃度が最大値になっている換気装置(10)に最も近い換気装置に定められる。)となる。CO2濃度の最大値が1200ppm以上であるときは、目標運転台数は、本実施形態において台数制御(CO2連動制御)を行う換気装置(10)の全台数となる。
また、CO2濃度の最大値が500ppm以上725ppm未満であるときは、目標運転台数をそのときの運転台数×0.5に減少させる。このとき、算出結果に小数が生じた場合は、小数点以下を切り上げた数字を目標台数とすることで運転台数をほぼ半数に減少させる。CO2濃度の最大値が500ppm未満であるときは、目標運転台数を1台だけとする。
また、換気システム(1)のすべての換気装置(10)が運転を停止している状態でいずれかの換気装置(10)を起動するときは、各CO2センサ(13)の検出値のうち、CO2濃度の値が最も大きな値を示したCO2センサ(13)を有する換気装置(10)が最初に起動される。言い換えると、換気システム(1)の起動時には、部屋(2)の中でCO2濃度が高い領域から換気が開始される。
<風量制御>
換気システム(1)が設置されている現地において風量一定設定を「有」にした換気装置(10)については、CO2濃度に応じた風量制御を行い、風量一定設定を「無」にした換気装置(10)については、風量制御は行わない。そこで、風量制御を行う換気装置(10)の制御を説明する。
換気システム(1)が設置されている現地において風量一定設定を「有」にした換気装置(10)については、CO2濃度に応じた風量制御を行い、風量一定設定を「無」にした換気装置(10)については、風量制御は行わない。そこで、風量制御を行う換気装置(10)の制御を説明する。
本実施形態の風量制御において、CO2濃度の最大値が500ppm以上1300ppm未満であるときは、各換気装置(10)の現地設定で設定された風量を用いる。また、CO2濃度の最大値が500ppm未満で運転台数が1台であるときは、設定風量をLタップで定められる最小風量とし、CO2濃度の最大値が1300ppm以上ですべての換気装置が運転されているときは、すべての換気装置について、設定風量をHタップで定められる最大風量とする。
<CO2濃度の基準値(ベース濃度)>
CO2濃度の基準値は、図5に示すように1000ppmから変更することが可能である。
CO2濃度の基準値は、図5に示すように1000ppmから変更することが可能である。
図5において、設定スイッチの設定ポジションを「01」にすると、CO2濃度の基準値が1000ppmのままで変更されない「シフトなし」になり、設定ポジションを「02」〜「07」に変更すると、図5の表に記載されているそれぞれの値が基準値から増減される。この場合、図4の表のCO2濃度の閾値も同じ値だけ変更される。
−運転動作−
次に、この換気システム(1)の運転動作について説明する。
次に、この換気システム(1)の運転動作について説明する。
この実施形態では、運転中のすべての換気装置(10)でCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように、つまり検出値の最大値が基準値を下回るように運転台数が制御される。例えば図1において1台の換気装置(10)を運転しているときにCO2センサ(13)の検出値が基準値を超えていると運転台数を増やし、その後すべてのCO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値より下に収まると、その台数での運転が継続される。
なお、図1では、部屋(2)の室内で人のいる空間と人のいない空間があり、部屋(2)の中でCO2濃度にバラつきがある。そこで、図1では、部屋(2)の中で人が存在し、CO2濃度の高い空間に対応した換気装置(10)を起動し、その空間のCO2を主として排出するようにしている。
図2は、図1の状態から換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行う様子を示している。この図2では、一例として、図1で起動していた換気装置(10)から離れた位置にある換気装置(10)を起動しており、このときCO2センサ(13)の検出値の最大値は、依然として基準値よりも大きい。そこで、図3では、もう1台の換気装置(10)を起動しており、このとき、CO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値よりも小さくなっている。この状態になると、運転台数をさらに増やすことはなく、その運転台数のままで運転が継続される。
なお、図2では、CO2濃度の高い領域から離れた位置にある換気装置(10)を起動していて、CO2濃度の検出値の最大値が基準値の範囲内に収まっていない。そこで、換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは、CO2濃度のバラツキを考慮した制御として、CO2の検出値が最大となっている換気装置(10)に対して最も近い位置にある換気装置(10)を起動するのが好ましい。つまり、換気装置(10)の運転台数を増やすときは、対象空間である部屋(2)の中で、CO2濃度の高い領域の一番近くにある換気装置(10)を起動する。そうすれば、CO2濃度の高い領域のCO2を主な対象として室外へ排出できるので、場合によっては、より少ない運転台数でCO2濃度の検出値の最大値を基準値よりも下に収めることが可能になる。
また、換気装置(10)の運転台数を増やす制御が行なわれるときは、台数が1台ずつ増やされて各換気装置(10)のCO2濃度が確認され、逆に換気装置の運転台数を減らす制御が行われるときは運転台数を半数(またはほぼ半数)にし、各換気装置(10)のCO2濃度を確認する。
一方、換気装置(10)の運転台数が1台で安定しているときには、運転台数が1台でもCO2濃度が基準値よりも低いので、ファン(12)の風量を最小にする制御が行われる。逆に換気装置(10)の運転台数が最大のときは、その状態でもCO2濃度の最大値が基準値を超えている場合があるため、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にして排気風量を増やす制御が行われる。
また、本実施形態によれば、換気システム(1)の起動時に、部屋(2)の中でCO2濃度が高い領域から換気が開始されるように最初に起動する換気装置(10)を定めているので、CO2濃度が低い領域の換気装置(10)を起動する場合と比べると、換気装置(10)を1台だけ起動すればすべてのCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回る可能性が高くなる。したがって、システムの起動時に効率のよい制御を行うことが可能になる。
また、CO2センサ(13)を用いて制御を行う場合、CO2センサ(13)自体の検出値にバラつきが生じることが考えられる。そこで、CO2センサ(13)の検出値のバラつきを補正することが好ましい。そのために、本実施形態では、部屋(2)の中に人がいないと考えられるとき(リモコンをオフにした後)に、換気装置(10)のすべてについてファン(12)を所定時間(例えば30分)運転した後、CO2濃度の平均値を算出する。そして、算出したCO2濃度の平均値を基準として、その平均値と個々のCO2センサ(13)の検出値との差分を誤差(補正値)として求め、この補正値により各CO2センサ(13)の検出値を補正して、換気装置(10)の運転台数を制御する。このようにすると、制御をより正確に行うことが可能になる。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、運転中のすべての換気装置(10)でCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように(つまり各CO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値を下回るように)換気装置(10)の運転台数が制御されるので、例えば2台の換気装置(10)を運転しているときにCO2センサ(12)の検出値の最大値が基準値を超えていると運転台数を増やし、CO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値より低い値に収まると、その台数での運転が継続される。したがって、本実施形態によれば、換気装置(10)の運転台数を必要以上に増やさなくてよいので低消費電力化を可能にすることができ、しかも運転台数を安定させることができるからハンチングによる不要な発停を抑えることも可能になる。
本実施形態によれば、運転中のすべての換気装置(10)でCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように(つまり各CO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値を下回るように)換気装置(10)の運転台数が制御されるので、例えば2台の換気装置(10)を運転しているときにCO2センサ(12)の検出値の最大値が基準値を超えていると運転台数を増やし、CO2センサ(13)の検出値の最大値が基準値より低い値に収まると、その台数での運転が継続される。したがって、本実施形態によれば、換気装置(10)の運転台数を必要以上に増やさなくてよいので低消費電力化を可能にすることができ、しかも運転台数を安定させることができるからハンチングによる不要な発停を抑えることも可能になる。
また、本実施形態によれば、換気装置(10)の運転台数を増やすときは、コントローラ(5)により、対象空間である部屋(2)の中でCO2濃度の高い領域の近くにある換気装置が起動される。このことにより、対象空間である部屋(2)の中でCO2濃度が高い領域のCO2を主な対象として室外へ排出できるから、最小限の運転台数でCO2濃度を基準値よりも下げることが可能になる。
また、本実施形態によれば、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御が行なわれるときは台数が1台ずつ増やされ、逆に換気装置(10)の運転台数を減らす制御が行われるときは台数が半減またはほぼ半減するように制御される。このことにより、運転台数を増やすときには台数が必要以上に増えるのを抑えられるし、運転台数を減らすときには運転台数を半減(またはほぼ半減)させることにより、運転台数を1台ずつ減らすのを繰り返すよりも制御を迅速に行える。
さらに、本実施形態によれば、換気装置(10)の運転台数が1台で安定しているときには、運転台数が1台であってもCO2濃度が基準値よりも低いので、ファン(12)の風量を最小にする制御を行うことにより、低消費電力化の効果をさらに高められる。また換気装置(10)の運転台数が最大のときは、その状態でもCO2濃度の最大値が基準値を超えているため、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にして排気風量を増やす制御が行われ、対象空間の快適性が高められる。
また、本実施形態によれば、システムの起動時に最初に運転する換気装置(10)を、CO2濃度の検出値が最も高いCO2センサ(13)を有する換気装置にすることにより、効率のよい起動制御を行うことが可能になる。
そして、本実施形態によれば、部屋(2)の中でCO2濃度の高い領域が生じるのを抑えられるから、CO2濃度の高い領域にいる人が不快に感じるような問題が生じるのを予め防止できる。また、本実施形態によれば、運転台数を増やしたり減らしたりする制御を行う際にハンチングが生じるのを抑えられるから、換気装置(10)の不要な発停が生じるのも抑えられる。
また、本実施形態によれば、CO2センサ(13)の検出値を補正し、その補正値に基づいて換気装置(10)の運転台数を制御することにより、複数の換気装置(10)をより正確に制御することが可能である。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、換気装置(10)を、冷媒回路に接続された2つの吸着熱交換器を有する装置として説明したが、換気装置(10)の構成は実施形態に限定されるものではなく、全熱交換器を有する他の構成などに適宜変更してもよい。
また、1つの部屋(2)に設置する換気装置(10)の台数も適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、CO2濃度の最大値に応じて換気装置(10)の運転台数を増やすときに、CO2濃度が最大になっている換気装置(10)に一番近い換気装置(10)を起動するようにしているが、必ずしもこの制御に限定する必要はなく、他の換気装置(10)を起動してもよい。
また、運転台数を増やすときや減らすときの制御も上記実施形態の制御に限定しなくてもよく、運転台数が最小や最大のときのファンの制御も上記実施形態の制御に限定しなくてもよい。
また、システムの起動時には、必ずしもCO2濃度が最大値になっている換気装置(10)を最初に運転しなくてもよい。例えば、それまでのトータルの運転時間が最も短い換気装置(10)を最初に起動するなど、他の制御を行ってもよい。
要するに、本発明の換気システム(1)は、運転中のすべての換気装置(10)についてCO2センサ(13)の検出値が基準値を下回るように、つまりCO2濃度の最大値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備えている限り、他の構成は適宜変更してもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、CO2濃度を検出するCO2センサを備えた複数の換気装置からなる換気システムについて有用である。
1 換気システム
2 部屋(対象空間)
5 コントローラ(制御装置)
10 換気装置
12 ファン
13 CO2センサ
2 部屋(対象空間)
5 コントローラ(制御装置)
10 換気装置
12 ファン
13 CO2センサ
Claims (9)
- 複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)が二酸化炭素センサ(13)を備えた換気システムであって、
運転中のすべての換気装置(10)について、上記二酸化炭素センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、
上記制御装置(5)は、上記基準値として設定された複数の閾値と上記検出値の最大値を比較し、比較される閾値が大きいほど換気装置(10)の運転台数を多くし、比較される閾値が小さいほど運転台数を少なくすることを特徴とする換気システム。 - 複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)が二酸化炭素センサ(13)を備えた換気システムであって、
運転中のすべての換気装置(10)について、上記二酸化炭素センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは、二酸化炭素の検出値が最大となっている換気装置(10)に最も近い換気装置(10)を起動するように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 請求項1または2において、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を増やす制御を行うときは台数を1台ずつ増やす一方、該換気装置(10)の運転台数を減らす制御を行うときは台数を半減またはほぼ半減させるように構成されていることを特徴とする空気調和システム。 - 請求項1から3の何れか1つにおいて、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数が1台のときには、該換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最小にするように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)が二酸化炭素センサ(13)を備えた換気システムであって、
運転中のすべての換気装置(10)について、上記二酸化炭素センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数が最大のときには、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にするように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 請求項1から4の何れか1つにおいて、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数が最大のときには、すべての換気装置(10)に設けられているファン(12)の風量を最大にするように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 請求項1から6の何れか1つにおいて、
上記制御装置(5)は、すべての換気装置(10)が停止している状態でいずれかの換気装置(10)を起動するときに、すべての二酸化炭素センサ(13)のうちで検出値が最大値を示した二酸化炭素センサ(13)を有する換気装置(10)を最初に起動するように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 複数の換気装置(10)が一つの対象空間(2)に設置され、各換気装置(10)が二酸化炭素センサ(13)を備えた換気システムであって、
運転中のすべての換気装置(10)について、上記二酸化炭素センサ(13)の検出値が基準値を下回るように運転台数を制御する制御装置(5)を備え、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を最大にした状態での各二酸化炭素センサ(13)の検出値の平均値と、個々の二酸化炭素センサ(13)の検出値との差分に基づいて上記検出値を補正し、その補正値に基づいて上記換気装置(10)の運転台数を制御するように構成されていることを特徴とする換気システム。 - 請求項1から7のいずれか1つにおいて、
上記制御装置(5)は、上記換気装置(10)の運転台数を最大にした状態での各二酸化炭素センサ(13)の検出値の平均値と、個々の二酸化炭素センサ(13)の検出値との差分に基づいて上記検出値を補正し、その補正値に基づいて上記換気装置(10)の運転台数を制御するように構成されていることを特徴とする換気システム。
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