JP6371743B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、管体形状の外装部材と、この外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えるワイヤハーネスに関する。
自動車に搭載される機器間を電気的に接続するためにワイヤハーネスが用いられる。ワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、この外装部材に収容される一又は複数本の導電路とを備えて構成される。例えば下記特許文献1のワイヤハーネスにあっては、自動車の車両床下を通るように配索される。ワイヤハーネスは、車両床下に対応する部分がストレートに配索される。このようなワイヤハーネスは、長尺に形成される。尚、下記特許文献1では、特にストレートに配索される部分に関し次のようなことが分かる。すなわち、外装部材内の導電路が走行中の振動等により振れてしまうということが分かる。
特開2011−254614号公報
上記従来技術にあっては、外装部材内の導電路が走行中の振動により大きく振れてしまうと、導電路の被覆が(シールド機能を有する場合、導電路外側の編組や金属箔が)外装部材の管内面に強く当たって損傷してしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、外装部材内での導電路の振れを抑制することが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、該外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えるワイヤハーネスにおいて、前記導電路は、前記外装部材の内部所定位置での前記導電路の遊び率を減らして振れを抑制する複数の振動抑制部を有し、該振動抑制部は、前記導電路を構成する導体及び絶縁体のうち該絶縁体に形成され、且つ、前記導体の外周面に前記絶縁体を押出成形する際に自動で前記導電路の中心軸方向に所定間隔となるような部分的に厚肉にして形成される部分であるとともに、前記中心軸回りの周方向全体又は周方向の一部を厚肉にして形成される部分であり、前記中心軸方向の前記所定間隔としては、前記導電路の振れを抑制するために必要な位置に合わせるような間隔であり、且つ、前記絶縁体における厚肉にしない部分の前記中心軸方向の長さと比べて前記振動抑制部の前記中心軸方向の長さが短くなるような間隔であることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、振動抑制部の形成により外装部材の内部所定位置での導電路の遊び率を減らし、その位置での振れ幅を小さくすることができる。本発明は、導電路と外装部材との相対的な振れの抑制に寄与することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記振動抑制部は、少なくとも当該ワイヤハーネスをストレートに配索する部分を対象にして形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ワイヤハーネスをストレートに配索する部分が導電路の振れ易い箇所になり、このストレートに配索する部分を対象に振動抑制部が導電路の被覆に形成される。従って、振れ易い箇所であっても、導電路と外装部材との相対的な振れの抑制に寄与することができる。
請求項1に記載された本発明によれば、導電路の被覆を部分的に厚肉にして振動抑制部を形成することから、例えば走行中であっても外装部材内での導電路の振れを抑制することができるという効果を奏する。これにより、導電路の被覆(シールド機能を有する場合、導電路外側の編組や金属箔)が損傷してしまうのを防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、ワイヤハーネスをストレートに配索する部分、すなわち振れ易い部分であっても、外装部材内での導電路の振れを抑制することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。 本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図である。 図2の導電路を示す斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2の断面図であり、(a)はB−B線断面図、(b)はC−C線断面図である。 他の例となる導電路の斜視図である。 他の例となる導電路の斜視図である。
ワイヤハーネスは、管体形状の外装部材と、この外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えて構成される。導電路は、一又は複数の振動抑制部を有する。この振動抑制部は、外装部材の内部所定位置での導電路の遊び率を減らして振れを抑制する部分として形成される。具体的には、導電路の被覆を部分的に厚肉にするような部分として形成される。このような振動抑制部の形成により、導電路は外装部材との相対的な振れが抑制される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別の低電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2は本発明のワイヤハーネスの構成を示す斜視図、図3は図2の導電路を示す斜視図、図4は図2のA−A線断面図、図5は図2の断面図であり、(a)はB−B線断面図、(b)はC−C線断面図、図6及び図7は他の例となる導電路の斜視図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車やエンジンで走行する一般的な自動車等であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用する。
<ハイブリッド自動車1の構成について>
図1(a)において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8(高電圧用のモーターケーブル)により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両における(車体における)車両床下11に配索される。また、中間部10は、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディ(車体)であるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段が電気的に接続される。また、ワイヤハーネス9とインバータユニット4は、前端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段を介して電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを含んで構成される。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んで構成される。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成される。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成される。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化することによりなる。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能である。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないのは勿論である。
図1(b)において、引用符号15はワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネス15は、低圧の(低電圧用の)ものであって、ハイブリッド自動車1における自動車後部7の低圧バッテリー16と、自動車前部17に搭載される補器18(機器)とを電気的に接続するために備えられる。ワイヤハーネス15は、図1(a)のワイヤハーネス9と同様に、車両床下11を通って配索される(一例であり、車室側を通って配索されてもよいものとする)。
図1(a)及び(b)に示す如く、ハイブリッド自動車1には、高圧のワイヤハーネス8、9及び低圧のワイヤハーネス15が配索される。本発明は、いずれのワイヤハーネスであっても適用可能であるが、代表例として低圧のワイヤハーネス15を挙げて以下に説明をする。
<ワイヤハーネス15の構成について>
図1(b)において、車両床下11を通って配索される(車両床下11ではストレートに配索される)長尺なワイヤハーネス15は、ハーネス本体19と、このハーネス本体19の両端末にそれぞれ配設されるコネクタ20とを備えて構成される。また、ワイヤハーネス15は、これ自身を所定位置に配索するための固定部材(例えばクランプ等)と、図示しない止水部材(例えばグロメット等)とを備えて構成される。
<ハーネス本体19の構成について>
図2において、ハーネス本体19は、外装部材21と、この外装部材21に収容保護される一本の導電路22とを備えて構成される。尚、導電路22の本数に関し、本実施例においては一本であるが、これは一例であるものとする(二本や三本でもよいものとする。複数本の場合、高圧のワイヤハーネス9を一緒にしてもよいものとする)。先ず、ハーネス本体19における外装部材21の構成及び構造について説明をし、次に、導電路22の構成及び構造について説明をする。
<外装部材21の構成及び構造について>
図2において、外装部材21は、樹脂成形にて一本の真っ直ぐな管体形状のものに形成される(使用前は真っ直ぐである。尚、樹脂製に限らず金属製であってもよいものとする)。また、外装部材21は、腹割きなしの形状に形成される。別な言い方をすれば、スリットのない形状に形成される(割チューブでない形状に形成される)。さらに、外装部材21は、断面円形状に形成される(本実施例のような真円形状に限らず、例えば断面長円形状や楕円形状、矩形状等であってもよいものとする)。
このような外装部材21は、可撓性を有する可撓管部23と、導電路22をストレートに配索する部分としてのストレート管部24とを有する。可撓管部23とストレート管部24は、複数形成される。また、これらは交互に配置形成される。
<可撓管部23について>
図2において、可撓管部23は、車両取付形状(ワイヤハーネス配索先の形状。固定対象の形状)に合わせて配置形成される。また、可撓管部23は、車両取付形状に合わせた長さにも形成される。可撓管部23の長さは一定でなく、車両取付形状に合わせて必要な長さにそれぞれ形成される。このような可撓管部23は、ワイヤハーネス15(図1参照)の梱包状態や輸送時、車両への経路配索時に、それぞれ所望の角度で撓ませることができるように形成される。すなわち、可撓管部23は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、図示のような真っ直ぐな元の状態(樹脂成形時の状態)に戻すことも当然にできるように形成される。
可撓管部23は、本実施例において、蛇腹管形状に形成される(可撓性を有すれば形状は特に限定されないものとする)。具体的には、周方向の蛇腹凹部及び蛇腹凸部を有するとともに、これら蛇腹凹部及び蛇腹凸部が管軸方向に交互に連続するように形成される。尚、外装部材21の全体が蛇腹管形状であってもよいものとする。引用符号25は、外装部材21の一端開口部を示す。
<ストレート管部24について>
図2において、ストレート管部24は、可撓管部23のような可撓性を持たない部分として形成される。また、ストレート管部24は、梱包状態や輸送時、経路配索時において曲がらない部分としても形成される(曲がらない部分とは、可撓性を積極的に持たせない部分という意味である)。図中のストレート管部24は、長い直管形状に形成される。
ストレート管部24は、可撓管部23と比べ、リジッドな部分に形成される。ストレート管部24は、車両取付形状に合わせた位置や長さに形成される。ストレート管部24は、本実施例において、少なくとも車両床下11(図1参照)に配置される部分として形成される。
<導電路22の構成及び構造について>
図2ないし図5において、導電路22は、導電性を有する導体26と、この導体26の外側に設けられる絶縁性の絶縁体27(被覆)とを備えて構成される。導体26は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により断面円形に形成される。導体26に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は円形(丸形)になる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体26は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体27が押出成形される。
絶縁体27は、熱可塑性樹脂材料を用いて導体26の外周面に押出成形される。絶縁体27には、絶縁体本体28と、本発明の特徴部分である複数の振動抑制部29とが形成される。絶縁体27の上記熱可塑性樹脂としては、公知の様々な種類のものが使用可能であるものとする。例えば、ポリ塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの高分子材料から適宜選択される。
絶縁体本体28は、従来同様の径で断面円形状の部分に形成される。一方、振動抑制部29は、導電路22の振れを抑制するための部分に形成される。振動抑制部29は、上記の如く本発明の特徴部分である。
<振動抑制部29について>
図2ないし図5において、振動抑制部29は、絶縁体本体28よりも厚肉に形成される。別な言い方をすれば、絶縁体本体28の外周面30よりも外装部材21の管内面31側に突出する肉増しの部分に形成される。振動抑制部29は、外装部材21の内部所定位置での導電路22の遊び率(導電路22の振れが生じてしまうような空間の割合)を減らすような部分に形成される。図においては球状の肉増し部分に形成される(この限りでないものとする。例えば図6に示すような円柱形状や、図7に示すようなリブ形状の肉増し部分であってもよいものとする)。
振動抑制部29は、導電路22の振れを抑制するために必要な位置に配置形成される。また、振動抑制部29は、少なくとも振動が生じる方向に肉増しとなるように(厚肉になるように)配置形成される。本実施例においては、中心軸CLの方向に所定の間隔(例えば200mm間隔)で配置形成される(一例であるものとする。尚、複数でなく一つのみでもよいものとする)。振動抑制部29は、外装部材21の一端開口部25から他端開口部に向けて導電路22を挿通する際に、し難くならない程度に突出するような部分に形成される。
振動抑制部29は、絶縁体27を押出成形する際に、押出成形機のスピードを可変させて形成される。又は、押出成形機の口金を可変させて形成される。振動抑制部29は、押出成形機により自動的に形成することが可能であることから、作業者が手を煩わせるようなことはない。
<ワイヤハーネス15の製造方法について>
図1において、ワイヤハーネス15は、先ずハーネス本体19の部分が製造される。そして、次に端末の加工が施される。図2において、ハーネス本体19の部分は、外装部材21の一端開口部25から他端開口部に向けて導電路22を挿通することにより製造される。導電路22が挿通されると、振動抑制部29の部分では、図4及び図5に示す如く、導電路22の振れが生じるような空間の割合が少なくなる。すなわち、導電路22の遊び率が減少するようになる。
<本発明のまとめ及び効果について>
以上、図1ないし図5を参照しながら説明してきたように、本発明のワイヤハーネス15は、管体形状の外装部材21と、この外装部材21に挿通・保護される導電路22とを備えて構成される。導電路22は、本発明の特徴部分である振動抑制部29を複数有する。この振動抑制部29は、外装部材21の内部所定位置での導電路22の遊び率を減らして振れを抑制する部分として形成される。具体的には、導電路22の絶縁体27を部分的に厚肉にするような部分として形成される。このような振動抑制部29の形成により、導電路22は外装部材21との相対的な振れが抑制される。
本発明のワイヤハーネス15によれば、導電路22に振動抑制部29を形成することから、例えば走行中であっても外装部材21内での導電路22の振れを抑制することができる。これにより、導電路22の絶縁体27が外装部材21の管内面31に強く当たって損傷してしまうのを防止することができる。
以上の説明から分かるように、振動抑制部29の形成により導電路22と外装部材21との相対的な振動を抑制することができる。本発明の場合、仮に導電路22が外装部材21の管内面31に当たったとしても、その強さが従来に比べ格段に軽減されることから、導電路22がダメージを受けてしまうことはない(シールド機能を有する導電路の場合、編組や金属箔へのダメージは問題ない)。
<変形例について>
導電路22は、図3のような球形状の振動抑制部29を有する以外に、例えば図6又は図7のような形状の振動抑制部29、すなわち円柱形状又はリブ形状の振動抑制部29を有してもよいものとする。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…ハーネス端末、 14…シールドコネクタ、 15…ワイヤハーネス、 16…低圧バッテリー、 17…自動車前部、 18…補器、 19…ハーネス本体、 20…コネクタ、 21…外装部材、 22…導電路、 23…可撓管部、 24…ストレート管部、 25…一端開口部、 26…導体、 27…絶縁体(被覆)、 28…絶縁体本体、 29…振動抑制部、 30…外周面、 31…管内面

Claims (2)

  1. 管体形状の外装部材と、該外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを備えるワイヤハーネスにおいて、
    前記導電路は、前記外装部材の内部所定位置での前記導電路の遊び率を減らして振れを抑制する複数の振動抑制部を有し、
    該振動抑制部は、前記導電路を構成する導体及び絶縁体のうち該絶縁体に形成され、且つ、前記導体の外周面に前記絶縁体を押出成形する際に自動で前記導電路の中心軸方向に所定間隔となるような部分的に厚肉にして形成される部分であるとともに、前記中心軸回りの周方向全体又は周方向の一部を厚肉にして形成される部分であり、
    前記中心軸方向の前記所定間隔としては、前記導電路の振れを抑制するために必要な位置に合わせるような間隔であり、且つ、前記絶縁体における厚肉にしない部分の前記中心軸方向の長さと比べて前記振動抑制部の前記中心軸方向の長さが短くなるような間隔であ
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記振動抑制部は、少なくとも当該ワイヤハーネスをストレートに配索する部分を対象にして形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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