JP6334449B2 - 塗布液供給装置、塗布液供給装置における洗浄方法及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

塗布液供給装置、塗布液供給装置における洗浄方法及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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本発明は、基板に塗布液を供給する塗布液供給装置、塗布液供給装置における洗浄方法及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば基板としての半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。これらのウェハの処理は、各種の処理装置が多数備えられた塗布処理システムにおいて、枚葉式に連続して行われている。
この塗布処理システムで行われるレジスト塗布処理や現像処理といった液処理は、ウェハを載置し保持して回転させるスピンチャックと、ウェハの上方から所定の塗布液を吐出するノズルを備えた装置により行われる。そして、例えばレジスト塗布処理時には、スピンチャックにウェハを載置し当該スピンチャックを回転させ、回転しているウェハの中心部にノズルからレジスト液を吐出し、レジスト液をウェハの中心部から全体に拡散させる。また、現像処理時には、例えばウェハの直径に対応した長さで、且つ多数の吐出口が形成されたノズルを、現像液を供給しながらウェハの一の外周縁部から反対側の外周縁部まで移動させることにより、ウェハ面内に現像液を供給する。
このような液処理においては、ノズルの先端に塗布液が乾燥固化してしまい、パーティクルの原因になったり、所望の位置に塗布液を供給できなくなったりすることがある。そこで、特許文献1では、ノズル先端部の塗布液が流れる流路内に光触媒を設け、この光触媒に対して所定の波長の光を照射することで、乾燥固化した付着物を分解してノズルを正常に保つ方法が提案されている。
特開2011−173091号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、ノズルに付着する塗布液を完全に除去できず、塗布液の乾燥固化に起因すると考えられるパーティクルにより塗布欠陥が発生してしまっていた。これは、ノズルの先端以外、具体的には、ノズルの外側面や、ノズルを待機させるノズルバスの側面に塗布液が付着し、これによりノズルが汚染されているものと考えられる。
このような、ノズル外側面の汚れに対しては、例えばノズルバスにおいてノズルに対して洗浄液を供給するなどして洗浄する手法があるが、固着した異物を洗浄液だけで洗い流すことは困難であると共に、洗浄液の消費量が多大なものとなる。また、洗浄に要する時間も長くなってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、塗布液供給装置を効率的に洗浄することを目的としている。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板に対して塗布液を供給する塗布液供給装置であって、前記塗布液を供給する供給孔が形成された供給ノズルと、前記供給ノズルを収容する収容部を備えたノズルバスと、前記ノズルバスに隣接して設けられた他のノズルバスと、前記供給ノズルの外側面及び前記供給ノズルの前記供給孔の少なくとも先端部に形成された第1の光触媒層と、前記ノズルバスの収容部の内側面に形成された第2の光触媒層と、前記第1の光触媒層及び前記第2の光触媒層に対して光触媒可能な光を照射する光源と、前記ノズルバスに配置され、前記供給ノズルに対して洗浄液を吐出する洗浄ノズルと、を有し、前記光源は、前記供給ノズルの上方から当該供給ノズルに対して光を照射する第1の光源と、前記ノズルバスの収容部の下端側から前記供給ノズルに対して光を照射する第2の光源と、を有し、前記他のノズルバスは、前記供給ノズルを収容する他の収容部と、当該他の収容部に収容された前記供給ノズルの第1の光触媒層に対して、側方から光触媒可能な光を照射する第3の光源が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、供給ノズル及びノズルバスに形成された各光触媒層に対して光を照射する光源と、供給ノズルに対して洗浄液を吐出する洗浄ノズルを有しているので、例えば塗布液の乾燥固着に由来する異物を光触媒により分解することができる。そのため、分解後の異物を洗浄液で洗浄することで、容易に異物が除去できると共に、洗浄液の供給量も低減することができる。また、洗浄時間の短縮も同時に達成することができる。
また、別の観点による本発明は、基板に対して塗布液を供給する塗布液供給装置における洗浄方法であって、前記塗布液を供給する供給孔を備え、外側面及び前記供給孔の少なくとも先端部に第1の光触媒層が形成された供給ノズルに対して、光触媒可能な光を照射すると共に、前記供給ノズルを収容する収容部を備え、当該収容部の内側面に第2の光触媒層が形成されたノズルバスに対して、光触媒可能な光を照射し、前記収容部に収容された前記供給ノズルに対して洗浄液の供給が行われ、前記供給ノズルに対する前記光の照射及び前記洗浄液の供給は、前記供給ノズルを前記ノズルバスの収容部に収容した状態で行われ、前記供給ノズルに対する前記光の照射は、前記供給ノズルの上方から当該供給ノズルに対して光を照射する第1の光源と、前記ノズルバスの収容部の下端側から前記供給ノズルに対して光を照射する第2の光源とにより行われ、前記塗布液供給装置は、前記ノズルバスに隣接して設けられ、前記供給ノズルを収容する他の収容部を備えた他のノズルバスをさらに有し、前記他のノズルバスには、前記他の収容部に収容された前記供給ノズルの第1の光触媒層に対して光触媒可能な光を照射する第3の光源が設けられ、前記ノズルバスでの前記光の照射及び前記洗浄液の供給の前、または後の少なくともいずれかにおいて、前記他のノズルバスの収容部に前記供給ノズルを収容して、前記第3の光源から当該供給ノズルに対して光を照射することを特徴としている。
さらに別な観点による本発明によれば、前記の洗浄方法を塗布液供給装置によって実行させるように、当該塗布液供給装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した、読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される
本発明によれば、塗布液供給装置を効率的に洗浄することができる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す正面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す背面図である。 レジスト塗布装置の構成の概略を示す横断面図である。 レジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面図である。 供給ノズル及びノズルバス近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 供給ノズル及びノズルバス近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 第3の光源と他の収容部の構成の概略を示す斜視図である。 ノズルヘッドをウェハの中心部上方に移動させた状態を示す平面の説明図である。 ノズルヘッドを光照射用バスに移動させた状態を示す平面の説明図である。 ノズルヘッドを他方のウェハの正面に移動させた状態を示す平面の説明図である。 ノズルヘッドを他方のウェハの中心部上方に移動させた状態を示す平面の説明図である。 他の実施の形態にかかる供給ノズル近傍の構成の概略を示す平面図である。 他の実施の形態にかかる供給ノズル近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 他の実施の形態にかかるレジスト塗布装置の構成の概略を示す横断面図である。 現像処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 現像液を供給する供給ノズルの構成の概略を示す斜視図である。 現像処理装置に設けられるノズルバスの構成の概略を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる塗布液供給装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す、正面図と背面図である。なお、本実施の形態では、基板処理システム1がウェハWに対してフォトリソグラフィー処理を行う塗布現像処理システムである場合を例にして説明する。また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の塗布処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の塗布液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に塗布液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、塗布液をウェハWの表面に拡散させる。なお、現像処理装置30等の塗布処理装置の構成については後述する。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱や冷却といった熱処理を行う熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら熱処理装置40、アドヒージョン装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述した塗布処理装置としてのレジスト塗布装置32の構成について説明する。レジスト塗布装置32は、図4、図5に示すように内部を密閉可能な処理容器130を有している。処理容器130の側面には図示しないウェハWの搬入出口が形成されている。
処理容器130内には、ウェハWを保持して回転させるスピンチャック140が複数、例えば2つ、Y方向に沿って設けられている。スピンチャック140は、例えばモータなどのチャック駆動部141により所定の速度に回転できる。また、チャック駆動部141には、例えばシリンダなどの昇降駆動機構が設けられており、スピンチャック140は昇降自在になっている。
各スピンチャック140の周囲には、ウェハWから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するカップ142がそれぞれ設けられている。カップ142の下面には、回収した液体を排出する排出管143と、カップ142内の雰囲気を排気する排気管144が接続されている。各スピンチャック140及び各カップ142は、図5のY方向に沿って並べて配置されている。
図5に示すようにカップ142のX方向負方向側には、Y方向に沿って延伸するレール150が形成されている。レール150は、例えば図5のY方向負方向側に位置するカップ142の外方から、他のカップ142のY方向正方向側の外方まで形成されている。レール150には、アーム151が取り付けられている。
アーム151には、塗布液としてのレジスト液を供給する複数の供給ノズル152が、ノズルヘッド153を介して支持されている。なお、図4及び図5では、5つの供給ノズル152がノズルヘッド153に設けられた状態を描図しているが、供給ノズル152の設置数については本実施の形態の内容に限定されるものではなく、任意に設定できる。アーム151は、アーム駆動部154により、レール150上を移動自在である。これにより、供給ノズル152は、例えば図5のY方向負方向側に位置するカップ142の外方から、他のカップ142のY方向正方向側の外方まで移動できる。また、アーム駆動部154によって、アーム151は昇降自在で、且つ図5のX方向に沿って移動自在であり、供給ノズル152の高さ及びX方向の位置を調節できる。
また、アーム駆動部154には、供給ノズル152を待機させるノズルバス155と、他のノズルバスとしての光照射用バス156が設けられている。そのため、ノズルバス155及び光照射用バス156は、供給ノズル152と同様、レール150上を移動自在である。なお、図5では、X方向の負方向側にノズルバス155が、X方向の正方向側に光照射用バス156が配置された状態を描図しているが、X方向の正方向側にノズルバス155が設けられていてもよい。
ノズルバス155には、図5に示すように、例えばノズルヘッド153に設けられた供給ノズル152と同数の収容部160が、各供給ノズル152に対応する位置に設けられている。収容部160は、図6、図7に示すように、供給ノズル152の外径よりも大きな内径を有し、その内部に供給ノズル152を収容することができる。なお、図6は、供給ノズル152及びノズルバス155近傍の構成の概略を示す、側面から見た縦断面の説明図であり、図7は、正面から見た縦断面の説明図である。
図6に示すように、供給ノズル152の外側面及び、供給ノズル152に設けられた供給孔152aの先端部には、第1の光触媒層161が形成されている。なお、供給孔152aに設ける第1の光触媒層161は、先端部のみに限定する必要はなく、少なくとも先端部に形成されていれば、供給孔152aの全面に形成されていてもよい。また、供給ノズル152は、ノズルヘッド153の下面に設けられた支持部材162を介してノズルヘッド153に接続されている。また、ノズルヘッド153の下面には、ノズルヘッド153に内蔵された光ファイバ163に接続された第1の光源164が、供給ノズル152の上端部の外方を囲むように設けられている。光ファイバ163には図示しないUV光発生源が接続されており、UV光発生源からの光は、光ファイバ163を介して第1の光源164から照射される。なお、第1の光触媒層161としては、例えばTiO(酸化チタン)やSiC(炭化ケイ素)などが用いられる。また、第1の光源164から照射される光の波長は、第1の光触媒層161を光触媒として機能させるために照射する光の波長であり、第1の光触媒層161が例えばTiOである場合、UV光発生源は、波長365nmのi線を発生する高圧UVランプなどが、第1の光触媒層161が例えばSiCである場合、波長405nmのh線を発生するハロゲンランプなどが用いられる。これらの波長はいずれもレジスト液の感光域外にあり、第1の光源164からの光の照射によりレジスト液が影響を受けないようになっている。なお、第1の光触媒層161及び後述する第2の光触媒層165は、本実施の形態の内容に限定されるものではなく、各光触媒層の光触媒可能な光の波長がレジスト液の感光域外にあるものであれば、任意に設定できる。
収容部160の内側面には、第2の光触媒層165が、概ね供給ノズル152の外側面に対応する位置に形成されている。第2の光触媒層165も、第1の光触媒層161と同様に、TiOやSiCにより形成されている。
また、収容部160の内側面には、供給ノズル152の外側面に対して洗浄液を供給する洗浄ノズル170が設けられている。なお、図6では、供給ノズル152の下端部近傍及び中間部近傍に対応する位置に洗浄ノズル170を設けた状態を描図しているが、供給ノズル152に対して洗浄液を適切に供給できれば、洗浄ノズル170の配置や設置数は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、任意に設定が可能である。洗浄液としては、レジスト液を溶解できるものであればよく、本実施の形態では、例えば現像液が用いられる。
収容部160の底部には、ドレン排出管171が接続されており、洗浄ノズル170から供給された洗浄液は、このドレン排出管171から排出される。また、収容部160の上部には、オーバーフロー管172が設けられており、例えば洗浄ノズル170から供給された洗浄液のオーバーフローは、このオーバーフロー管172から排出される。
また、収容部160の底部、より具体的には、ドレン排出管171の下端面には、第2の光源173が、透過部材174を介して設けられている。第2の光源173には、図示しないUV光発生源に接続された光ファイバ163が第1の光源164と同様に接続されている。透過部材174としては、第2の光源173から照射される光を透過するものであれば任意に選択でき、本実施の形態では、例えば石英が用いられる。
図6に示すように、光照射用バス156には、ノズルバス155と同様に、供給ノズル152と同数の、他の収容部180が形成されている。他の収容部180の外方には、他の収容部180内に対して光を照射する、他の光源としての第3の光源181が設けられている。なお、第3の光源181から照射される光は、第1の光源164及び第2の光源173と同様の波長を有している。
第3の光源181は、例えば図8に示すように、矩形の板状に形成されており、他の収容部180を挟むように配置されている。また、光照射用バス156は、全体が石英などの透過部材により形成されている。これにより、光照射用バス156では、他の収容部180に収容された供給ノズル152の第1の光触媒層161の全面に対して、第3の光源181から光を照射することができる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部300が設けられている。制御部300は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1におけるウェハWの熱処理や塗布処理といった各種処理を制御するプログラムが格納されている。なお、上記のプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部300にインストールされたものであってもよい。
本実施の形態の基板処理システム1は以上のように構成されており、次に基板処理システム1で行われるウェハ処理について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次処理ステーション11の受け渡し装置53に搬送される。
次にウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成されるその後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送されて熱処理される。
熱処理装置40での熱処理が終了すると、次にウェハWはアドヒージョン装置41に搬送され、アドヒージョン処理される。その後ウェハWは、第1のブロックG1のレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。レジスト塗布装置32でのレジスト塗布処理の詳細については後述する。
次にウェハWは、第1のブロックG1の上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、熱処理が行われる。その後、ウェハWは、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
次にウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置110を介して露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後ウェハWは、現像処理装置30に搬送され、現像処理が行われる。
現像処理の終了後、ウェハWは熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70、ウェハ搬送装置23を介して所定のカセット載置板21のカセットCに搬送され、一連のフォトリソグラフィー工程が完了する。
次に、レジスト塗布装置32でのレジスト塗布処理について詳述する。レジスト塗布装置32では、例えば図9に示すように、先ず、任意のウェハWの中心部上方に、所望のレジスト液を供給する供給ノズル152が位置するように、アーム151によりノズルヘッド153を移動させる。そして、ウェハW上にレジスト液を供給して、レジスト液を塗布する。
次いで、レジスト液供給後の供給ノズル152、即ちノズルヘッド153を、図10に示すように、光照射用バス156に移動させ、光照射用バス156の他の収容部180に供給ノズル152を収容する。そして、その状態で、第3の光源181から光を照射する。これにより、供給ノズル152の外側面に形成された第1の光触媒層161の全面に対して光が照射され、第1の光触媒層161での光触媒作用により、供給ノズル152に付着したレジスト液が分解、除去される。
次いで、図11に示すように、アーム駆動部154を他方のウェハWの正面に移動させると共に、ノズルヘッド153をノズルバス155に移動させる。そして、ノズルバス155において、洗浄ノズル170から供給ノズル152に対して洗浄液を供給すると共に、第1の光源164及び第2の光源から173から光を照射する。これにより、第1の光触媒層161及び第2の光触媒層165での光触媒作用により、収容部160の内部及び供給ノズル152に付着したレジスト液が分解、除去される。そして、この分解されたレジスト液は、洗浄液により洗い流されて、ドレン排出管171から排出される。
そして、ノズルバス155での供給ノズル152の洗浄が終了すると、図12に示すように、他方のウェハWの上方にノズルヘッド153を移動させ、レジスト液の供給を行う。これにより、常に供給ノズル152が清浄な状態に維持され、例えばレジスト液の乾燥、固化に起因する異物がウェハW等に付着することを防止できる。
以上の実施の形態によれば、供給ノズル152の外側面及び先端部に第1の光触媒層161が形成されると共に、ノズルバス155の収容部160の内側面に第2の光触媒層165が形成され、これら光触媒層に対して第1の光源164及び第2の光源173から所定の波長の光を照射するので、光触媒反応により乾燥、固化したレジスト液を分解することができる。そのため、洗浄ノズル170から洗浄液を供給することで、異物を容易に除去することができ、供給ノズル152及びノズルバス155を常に清浄な状態に維持することができる。また、光触媒反応により異物を分解することで、洗浄液の供給量の低減、及び洗浄時間の短縮も図ることができ、効率的にレジスト塗布装置32を洗浄することができる。
さらには、ノズルバス155の他に、第3の光源181を設けた光照射用バス156により供給ノズル152に対して側面から光を照射するので、供給ノズル152の全面に、より確実に光を照射して、第1の光触媒層161での光触媒反応を促進させることができる。その結果、より確実に、供給ノズル152を洗浄することができる。特に供給ノズル152に対して、上方の第1の光源164、下方の第2の光源173、及び側方の第3の光源181から全面的に光を照射することで、例えば構造上、洗浄液が届きにくい箇所の異物についても除去することが可能となる。
なお、第3の光源181の形状や配置は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、供給ノズル152の側面から光を照射できるものであれば、その形状は任意に設定できる。また、以上の実施の形態では、第3の光源181を光照射用バス156に設けたが、例えば第3の光源181を、収容部160を挟むようにノズルバス155に設けるようにしてもよい。かかる場合、第3の光源181は透過部材を介して設けられる。
また、以上の実施の形態では、第1の光源164を、供給ノズル152の外周を囲むように配置したが、第1の光源164の配置や形状についても、供給ノズル152に対して光を適切に照射できれば、例えば図13、図14に示すように、供給ノズル152の外周に離散的に第1の光源164を設けるようにしてもよい。また、ノズルバス155には、必ずしも第1の光源164と第2の光源173の双方を設ける必要はなく、第1の光触媒層161及び第2の光触媒層165に対して適切に光を照射できれば、いずれか一方のみを設けるようにしてもよい。同様に、第3の光源181をノズルバス155に設ける場合についても、必ずしも板状とする必要はなく、図13に示す場合と同様に、供給ノズル152の側方に離散的に第3の光源181を配置するようにしてもよい。
以上の実施の形態では、光照射用バス156で光を照射した後にノズルバス155移動させて供給ノズル152の洗浄を行ったが、供給ノズル152の洗浄手順については、本実施の形態の内容に限定されない。先ず、ノズルバス155で洗浄液及び光触媒反応により供給ノズル152の洗浄を行った後に、光照射用バス156で光を照射し、再度ノズルバス155で洗浄を行うようにしてもよい。また、光照射用バス156で光照射とノズルバス155での洗浄を繰り返し行うようにしてもよい。本発明者によれば、光照射用バス156で光を照射した後に、ノズルバス155で洗浄を10秒程度行い、これを4〜6回繰り返すことで、より効果的に供給ノズル152の洗浄を行うことができる。
以上の実施の形態では、ノズルバス155及び光照射用バス156はアーム駆動部154と共に移動する構成となっていたが、ノズルバス155及び光照射用バス156の配置についても本実施の形態の内容に限定されるものではなく、例えば図15に示すように、カップ142、142の間にノズルバス155及び光照射用バス156を配置するようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、供給ノズル152がノズルヘッド153に複数支持された、いわゆる集合ノズルであったが、供給ノズル152については、1つのみ設置されていてもよく、また、例えば長手方向に沿った長さがウェハWの直径よりも長い、いわゆる長尺ノズルであってもよい。
なお、以上の実施の形態では、塗布液がレジスト液である場合を例にして説明したが、本発明の適用は、かかる例に限定されず、例えば塗布液が現像液や、SOG(Spin On Glass)膜やSOD(Spin On Dielectric)膜などを形成する塗布液である場合や、反射防止膜用の塗布液である場合等、異なる塗布液に対しても適用できる。
なお、塗布液が現像液である場合、例えば図16に示すような、現像液と接触する接液面が形成された供給ノズル240を備える現像処理装置30が用いられる場合がある。本発明者によれば、かかる現像処理装置30においては、ウェハWの現像処理を継続すると、下端面240aへの異物の付着、具体的には、現像処理時の反応生成物の付着に起因すると思われる現像欠陥が生じることが確認されている。そして、現像処理装置30においても、レジスト塗布装置32と同様に、光触媒を併用した洗浄を行うことで、そのような現像欠陥が低減できることが確認されている。以下、かかる現像処理装置30における本発明の適用について説明する。なお、レジスト塗布装置32と実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
現像処理装置30は、図16に示すように処理容器230を有している。処理容器130の側面には、ウェハWの搬入出口(図示せず)が形成されている。処理容器230内には、スピンチャック140が設けられている。スピンチャック140の周囲には、カップ142が設けられている。
カップの外方には、ノズルバス231、232が設けられ、それぞれのノズルバス231、232には、現像液を供給する供給ノズル240と、洗浄液を供給する洗浄液ノズル241が配置されている。各ノズルは、レジスト塗布装置32と同様に、駆動可能なアーム242、243によりそれぞれ支持されており、各ノズルバス231、232とウェハWの上方との間を自在に移動できる。
供給ノズル240は、図17に示すように、回転駆動機構250を介してアーム242により支持されている。供給ノズル240は、全体として円筒形状を有しており、その下端面240aはウェハWと例えば平行になっている。この下端面240aが、現像液と接触する接液面として機能する。なお、下端面240aは必ずしもウェハWと平行になっている必要はない。供給ノズル240の下端面240aの例えば中心部には、現像液を供給する供給孔240bが形成されている。供給ノズル240の直径Lは、ウェハWの直径よりも小さく構成されている。供給ノズル240の下端面240a及び側面には、光触媒層270が形成されている。光触媒層270としては、第1の光触媒層161などと同様に、TiOやSiCが用いられる。なお、供給ノズル240は、耐薬品性を有する、例えばPTFEなどの材質により構成されている。
回転駆動機構250は、供給ノズル240の上面を支持しており、当該供給ノズル240を、鉛直軸を中心として回転させることができる。
ノズルバス231は、図18に示すように、上面が開口した略円筒形状の容器であり、側面には供給ノズル240に対して洗浄液を供給する洗浄ノズル251が設けられている。ノズルバス231の底面の側方にはドレン排出管171が設けられている。また、ノズルバス231の側面の洗浄ノズル251よりも上方には、オーバーフロー管172が、例えばオーバーフローポット260を介して接続されている。
ノズルバス231の底部の下方には、例えば略円盤形状の光源261が設けられている。この光源261から照射される光も、第1の光源164などと同様に、光触媒層270を光触媒として機能させることができる波長の光である。光源261の直径は、例えば供給ノズル240の直径以上に設定されている。
ノズルバス231の底部における供給ノズル240と対応する領域は、光源261の直径以上の透過部材262により形成されている。これにより、供給ノズル240に形成された光触媒層270に対して所定の波長の光を照射することができる。
現像処理装置30は以上のように構成されており、現像処理においては、供給ノズル240の下端面240aとウェハWとの間に現像液の液膜を形成し、供給ノズル240から現像液を供給しながらウェハWを回転させると共に、供給ノズル240をウェハWの中心部からウェハWの外周部に移動させて、ウェハWの全面に現像液を供給する。
そして、現像液の供給を終えた供給ノズル240をノズルバス231に移動させて、光源261から光触媒層270に対して光を照射すると共に、洗浄ノズル251から洗浄液を供給して、供給ノズル240の洗浄を行う。かかる場合においても、光触媒層270の光触媒作用により、現像処理に伴う反応生成物が分解されると共に、洗浄液により洗浄を行うので、効率的に供給ノズル240の洗浄を行うことができる。
また、レジスト塗布装置32の場合と同様に、光の照射と洗浄を繰り返し行うようにしてもよい。なお、現像処理装置30では、レジスト塗布装置32と異なり、光照射用バス156を別途設ける必要がないため、供給ノズル240を移動させることなく、ノズルバス231において繰り返し洗浄を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板上に塗布液を塗布する際に有用である。
1 基板処理システム
30 現像処理装置
31 下部反射防止膜形成装置
32 レジスト塗布装置
33 上部反射防止膜形成装置
40 熱処理装置
41 アドヒージョン装置
42 周辺露光装置
152 供給ノズル
155 ノズルバス
156 光照射用バス
161 第1の光触媒層
164 第1の光源
165 第2の光触媒層
170 洗浄ノズル
173 第2の光源
181 第3の光源
240 現像液供給ノズル
270 光触媒層
261 光源
300 制御部
W ウェハ

Claims (3)

  1. 基板に対して塗布液を供給する塗布液供給装置であって、
    前記塗布液を供給する供給孔が形成された供給ノズルと、
    前記供給ノズルを収容する収容部を備えたノズルバスと、
    前記ノズルバスに隣接して設けられた他のノズルバスと、
    前記供給ノズルの外側面及び前記供給ノズルの前記供給孔の少なくとも先端部に形成された第1の光触媒層と、
    前記ノズルバスの収容部の内側面に形成された第2の光触媒層と、
    前記第1の光触媒層及び前記第2の光触媒層に対して光触媒可能な光を照射する光源と、
    前記ノズルバスに配置され、前記供給ノズルに対して洗浄液を吐出する洗浄ノズルと、を有し、
    前記光源は、前記供給ノズルの上方から当該供給ノズルに対して光を照射する第1の光源と、前記ノズルバスの収容部の下端側から前記供給ノズルに対して光を照射する第2の光源と、を有し、
    前記他のノズルバスは、
    前記供給ノズルを収容する他の収容部と、
    当該他の収容部に収容された前記供給ノズルの第1の光触媒層に対して、側方から光触媒可能な光を照射する第3の光源が設けられていることを特徴とする、塗布液供給装置。
  2. 基板に対して塗布液を供給する塗布液供給装置における洗浄方法であって、
    前記塗布液を供給する供給孔を備え、外側面及び前記供給孔の少なくとも先端部に第1の光触媒層が形成された供給ノズルに対して、光触媒可能な光を照射すると共に、
    前記供給ノズルを収容する収容部を備え、当該収容部の内側面に第2の光触媒層が形成されたノズルバスに対して、光触媒可能な光を照射し、
    前記収容部に収容された前記供給ノズルに対して洗浄液の供給が行われ、
    前記供給ノズルに対する前記光の照射及び前記洗浄液の供給は、前記供給ノズルを前記ノズルバスの収容部に収容した状態で行われ、
    前記供給ノズルに対する前記光の照射は、前記供給ノズルの上方から当該供給ノズルに対して光を照射する第1の光源と、前記ノズルバスの収容部の下端側から前記供給ノズルに対して光を照射する第2の光源とにより行われ、
    前記塗布液供給装置は、
    前記ノズルバスに隣接して設けられ、前記供給ノズルを収容する他の収容部を備えた他のノズルバスをさらに有し、
    前記他のノズルバスには、前記他の収容部に収容された前記供給ノズルの第1の光触媒層に対して光触媒可能な光を照射する第3の光源が設けられ、
    前記ノズルバスでの前記光の照射及び前記洗浄液の供給の前、または後の少なくともいずれかにおいて、前記他のノズルバスの収容部に前記供給ノズルを収容して、前記第3の光源から当該供給ノズルに対して光を照射することを特徴とする、塗布液供給装置の洗浄方法。
  3. 請求項に記載の洗浄方法を塗布液供給装置によって実行させるように、当該塗布液供給装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した、読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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