JP6277948B2 - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6277948B2
JP6277948B2 JP2014246525A JP2014246525A JP6277948B2 JP 6277948 B2 JP6277948 B2 JP 6277948B2 JP 2014246525 A JP2014246525 A JP 2014246525A JP 2014246525 A JP2014246525 A JP 2014246525A JP 6277948 B2 JP6277948 B2 JP 6277948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
mounting seat
cross member
seat
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014246525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016107782A (ja
Inventor
耕一 中矢
耕一 中矢
宗成 ▲高▼橋
宗成 ▲高▼橋
正樹 毛利
正樹 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2014246525A priority Critical patent/JP6277948B2/ja
Priority to DE202015008168.1U priority patent/DE202015008168U1/de
Priority to US14/951,556 priority patent/US9884649B2/en
Publication of JP2016107782A publication Critical patent/JP2016107782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6277948B2 publication Critical patent/JP6277948B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/157Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body for side impacts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2036Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being side panels, sills or pillars

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

この発明は、フロアパネルの車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部と、上記フロアパネルの左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシルと、上記左右のサイドシルから車両上下方向に延びる左右のセンタピラーとを備えた自動車の下部車体構造に関する。
一般に、自動車の下部車体構造においては、センタピラー近傍のサイドシルとトンネル部との間に、車幅方向に延びるクロスメンバを架設し、このクロスメンバよりも車両前方に別のクロスメンバを横架して、これら前後の両クロスメンバでシートレールを支持するというシートレール支持構造が採用されている。
上述の構造では2本のクロスメンバが必要であるため、従来、車両の軽量化を図る目的で、センタピラー近傍のサイドシルとトンネル部との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバを架設し、フロアパネルまたはトンネル部に別途シートレール取付け座を設けて、シートレールをクロスメンバとシートレール取付け座とに取付け支持するよう構成したものがある。
この従来構造においてはクロスメンバを2本から1本にすることで、車両の軽量化を図ることができる利点がある反面で、トンネル部がフレーム構造体で支持されていない範囲が拡大し、クロスメンバ前後におけるトンネル部の口開き変形が大きくなり、これにより騒音が発生し、車室内の静粛性が損なわれるという問題点があった。
そこで、シートレール取付け座を形成するブラケットを前後方向に長く延ばして、トンネル部の動きを該ブラケットで抑止するという構造が考えられるが、クロスメンバの一本化により車体重量を軽量化したにもかかわらず、ブラケットの前後方向長尺化により車体重量が大となるため、改善の余地があった。
ところで、特許文献1には、シートレールの前部を、サイドシルとトンネル部との間に架設したクロスメンバに取付け支持すると共に、シートレールの後部をトンネル部に設けられたシートレール取付け座に取付け支持する構成が開示されている。
この特許文献1に開示された従来構造においては、センタピラー下部と対応する位置のトンネル部の口開き変形が、2本のクロスメンバを用いる従前の構造に対して大きくなり、騒音が悪化するという問題点があった。
特開2013−103528号公報
そこで、本発明者等は、諸種の実験を繰返した結果、クロスメンバを一本化すると、トンネル部が当該クロスメンバを中心としてその前後が逆相に動くことを見い出した。そして、このトンネル部の逆相の動きに着目し、本願を発明するに至ったものである。
すなわち、この発明は、クロスメンバの一本化により、軽量化とトンネル部前後の口開き変形の逆相化を図り、この逆相の振動がシートレール取付け座に剛体結合したシートレールを変形させるように働き、剛性が高いシートレールで斯る振動を抑制し、軽量かつ高剛性で静粛性を高めることができる自動車の下部車体構造の提供を目的とする。
この発明による自動車の下部車体構造は、フロアパネルの車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部と、上記フロアパネルの左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシルと、上記左右のサイドシルから車両上下方向に延びる左右の中間ピラーとを備えた自動車の下部車体構造であって、上記中間ピラー近傍の上記サイドシルと上記トンネル部との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバが、トンネル部のパネル状の側壁と直接接合して架設され、該クロスメンバから前後方向に離間した位置において上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の上記側壁の下部である側壁下部にシートレール取付け座が設けられ、上記シートレール取付け座は、上記トンネル部および上記クロスメンバとは別の部材により、前壁と後壁と側壁と上壁とを有し、下方に開口した形状に形成され、上記シートレール取付け座は、前側取付け座と後側取付け座とから成り、上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が大きくなる位置まで前方に離間して、該クロスメンバと離間した上記前側取付座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が大きくなる上記側壁下部に、上記前側取付け座が接合され、上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる位置まで後方に離間して、該クロスメンバと離間した後側取付け座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる上記側壁下部に上記後側取付け座が接合され、当該シートレールの後端部の底面が上記後側取付け座の上壁対面して剛体結合されたものである。
上述の中間ピラーは、センタピラーで構成してもよい。
上記構成によれば、センタピラー近傍のサイドシルとトンネル部との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバを架設して、このクロスメンバの1本化により車両の軽量化とトンネル部前後の口開き変形の逆相化を図っている。
そして、変形が逆相で大きくなる部位、すなわち、クロスメンバから前後方向に離間した位置においてトンネル部の少なくとも下部にシートレール取付け座を設け、このシートレール取付け座にシートレールの底面を剛体結合しているので、上述のクロスメンバ前後の逆相の振動がシートレール取付け座に剛体結合したシートレールを変形させるように働くが、シートレールは剛性が高く、耐力が大きいので、当該シートレールが捩れることはなく、振動を抑制することができる。
これにより、車体それ自体を補強することなく、シート構造それ自体を利用して、軽量高剛性で静粛性を高めることができる。
この発明の一実施態様においては、上記左右の中間ピラーの上部が、ルーフパネル下部に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメントに連結されたものである。
上記構成によれば、ルーフレインフォースメントと、左右のセンタピラーと、上記クロスメンバとによる環状フレーム構造を形成することができ、これにより、さらに車体の捩れに対して強い構造を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記トンネル部の前部上面にはトンネルレインフォースメントが設けられており、該トンネルレインフォースメントの後部と、前側のシートレール取付け座とが剛体結合されたものである。
上記構成によれば、トンネルレインフォースメントとシートレール取付け座との剛体結合により、トンネル振動抑制領域を車両前方へ拡大することができる。
この発明によれば、クロスメンバの一本化により、軽量化とトンネル部前後の口開き変形の逆相化を図り、この逆相の振動がシートレール取付け座に剛体結合したシートレールを変形させるように働き、剛性が高いシートレールで斯る振動を抑制し、軽量かつ高剛性で静粛性を高めることができる効果がある。
本発明の自動車の下部車体構造を示す斜視図 下部車体構造とシートの分解斜視図 図1の要部拡大斜視図 図3の車両左側の拡大斜視図 図3のA−A線矢視断面図 図5のB−B線矢視断面図 (a)は前側のシートレール取付け座の斜視図、(b)は後側のシートレール取付け座の斜視図 周波数に対する音圧の特性を示す特性図
クロスメンバの一本化により、軽量化とトンネル部前後の口開き変形の逆相化を図り、この逆相の振動がシートレール取付け座に剛体結合したシートレールを変形させるように働き、剛性が高いシートレールで斯る振動を抑制し、軽量かつ高剛性で静粛性を高めるという目的を、フロアパネルの車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部と、上記フロアパネルの左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシルと、上記左右のサイドシルから車両上下方向に延びる左右の中間ピラーとを備えた自動車の下部車体構造であって、上記中間ピラー近傍の上記サイドシルと上記トンネル部との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバが、トンネル部のパネル状の側壁と直接接合して架設され、該クロスメンバから前後方向に離間した位置において上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の上記側壁の下部である側壁下部にシートレール取付け座が設けられ、上記シートレール取付け座は、上記トンネル部および上記クロスメンバとは別の部材により、前壁と後壁と側壁と上壁とを有し、下方に開口した形状に形成され、上記シートレール取付け座は、前側取付け座と後側取付け座とから成り、上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が大きくなる位置まで前方に離間して、該クロスメンバと離間した上記前側取付座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が大きくなる上記側壁下部に、上記前側取付け座が接合され、上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる位置まで後方に離間して、該クロスメンバと離間した後側取付け座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる上記側壁下部に上記後側取付け座が接合され、当該シートレールの後端部の底面が上記後側取付け座の上壁対面して剛体結合されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、自動車の下部車体構造を示し、図1は当該下部車体構造を含む自動車の車体構造の斜視図、図2は下部車体構造とシートの分解斜視図、図3は図1の要部拡大斜視図、図4は図3の車両左側の拡大斜視図、図5は図3のA−A線矢視断面図、図6は図5のB−B線矢視断面図である。
図1,図2,図3において、車室の床面を形成するフロアパネル10(詳しくは、フロントフロアパネル)を設け、このフロアパネル10の車幅方向中央には、車室内に突出して車両の前後方向に延びるトンネル部11を形成している。
この実施例では、図6に示すように、フロアパネル10とトンネル部11とを別部材により形成しているが、これに限定されるものではなく、トンネル部11とフロアパネル10とを一体形成してもよい。
図6に示すように、トンネル部11の左右の側壁11a,11bをフロアパネル10の高さ位置よりもさらに下方に延ばし、トンネル部11の左右下縁部には車両正面視で略凹形状で、底壁12と、フロアパネル10との接合フランジ13とを備えたトンネル下縁溝14を形成している。
上述のトンネル部11はダッシュロアパネルからリヤクロスメンバ(所謂No.3クロスメンバ)まで車両前後方向に延びるもので、このトンネル部11の前部上面には、トンネル部11の上壁11cにおける左右のコーナ部11d,11e上面に沿って車両前後方向に延びる2条の突条15,15を備えたトンネルレインフォースメント16(いわゆるハイマウント・バックボーン・フレーム)が、スポット溶接等の溶接手段により一体的に連結固定されており、このトンネルレインフォースメント16とトンネル部11との間には、車両の前後方向に延びる閉断面17が形成されている。
上述のトンネルレインフォースメント16は、図1〜図3にも示すように、ダッシュロアパネルからセンタコンソール取付けブラケットの配置位置まで車両前後方向に延びるものである。
そして、上述のトンネル部11とトンネルレインフォースメント16との間の閉断面17、並びに、トンネル下縁溝14の略凹形状の閉断面との両者により、トンネル部11の剛性向上を確保すべく構成している。
図1,図3に示すように、フロアパネル10の左右両側部には、サイドシル18を接合固定している。
図3に示すように、このサイドシル18は、サイドシルインナ19とサイドシルアウタ20とサイドシルレインフォースメント21とを接合して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面22を備えた車体強度部材である。
図1に示すように、車両下部において車両前後方向に延びる上述のサイドシル18と、車両上部において車両前後方向に延びるルーフサイドレール23とを設け、このルーフサイドレール23とサイドシル18との前端部相互間を、図示しないフロントピラーと図4に示すヒンジピラー24とで上下方向に連結している。
ヒンジピラー24は、ヒンジピラーインナ25とヒンジピラーアウタとヒンジピラーレインフォースメントとを接合固定して、車両の上下方向に延びるヒンジピラー閉断面を形成した車体強度部材であるが、図4ではヒンジピラーインナ25のみを示している。
また、図1に示すように、ルーフサイドレール23とサイドシル18との車両前後方向の中間部相互間を、中間ピラーとしてのセンタピラー26で上下方向に連結している。
このセンタピラー26は、図3に示すように、センタピラーインナ27とセンタピラーアウタ28とセンタピラーレインフォースメント29とを接合固定して、車両の上下方向に延びるセンタピラー閉断面30を有する車体強度部材である。
さらに、図1に示すように、ルーフサイドレール23とサイドシル18との後端部相互間は、閉断面構造のリヤピラー31で上下方向に連結されている。
図1に示すように、車体側部において、上述のサイドシル18とセンタピラー26とルーフサイドレール23とフロントピラーとヒンジピラー24(図4参照)とで囲繞された開口部を、フロントドア開口部32に設定している。
また、車体側部において、上述のサイドシル18とセンタピラー26とルーフサイドレール23とリヤピラー31とで囲繞された開口部を、リヤドア開口部33に設定している。
図1では、図示の便宜上、センタピラー26、ルーフサイドレール23、リヤピラー31を車両左側のものについてのみ図示したが、これら各要素26,23,31は車両左側と車両右側とに左右一対存在するものである。
図1に示すように、左右のセンタピラー26,26の上部は、ルーフパネル(図示せず)の下部に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメント34に連結されている。すなわち、ルーフレインフォースメント34の車幅方向両端部を、ルーフサイドレール23に接合固定する一方で、センタピラー26の上端部をルーフサイドレール23に接合固定することで、これら両者34,26をルーフサイドレール23を介して連結したものである。
このように、左右のセンタピラー26,26の上部を、ルーフパネル(図示せず)下部に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメント34に連結することで、ルーフレインフォースメント34と、左右のセンタピラー26,26と、後述するクロスメンバ35とによる環状フレーム構造を形成することができ、これにより、車体の捩れに対して強い構造を確保するよう構成したものである。
ところで、この実施例の自動車の下部車体構造は、上述のフロアパネル10の車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部11と、上述のフロアパネル10の左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる閉断面構造のサイドシル18,18と、該左右のサイドシル18,18から車両上下方向に延びる左右のセンタピラー26,26とを備えており、図1〜図5に示すように、センタピラー26近傍のサイドシル18とトンネル部11との間には、車幅方向に延びる1本のクロスメンバ35(いわゆるNo.2クロスメンバ)を架設して、このクロスメンバ35とフロアパネル10との間には、図5に示すように、車幅方向に延びる閉断面36を形成している。
上述のクロスメンバ35は、側面衝突の荷重を効率よく伝達するために、センタピラー26の根元部位に配置することが好ましい。
図5に示すように、このクロスメンバ35は断面ハット形状に形成されており、その下端部前後両サイドに位置する接合フランジ部35a,35bを、フロアパネル10に接合固定すると共に、クロスメンバ35の車幅方向内側端部に位置する複数の接合フランジ部35c,35d,35eとトンネル部11の対応する側壁11aまたは側壁11bに接合固定している。
また、図3,図4に示すように、上述のクロスメンバ35の車幅方向外側端部にも複数の接合フランジ部35f,35g,35hを一体形成し、これら複数の接合フランジ部35f,35g,35hをサイドシルインナ19に接合固定している。
車両の軽量化を目的として、センタピラー26近傍のサイドシル18とトンネル部11との間に、上記1本のクロスメンバ35を架設し、当該クロスメンバ35の1本化を図った場合、図4に示すように、クロスメンバ35よりも前側のトンネル部11が同図の点線矢印aで示すように口閉じ方向に変形した時には、クロスメンバ35よりも後側のトンネル部11は図4の点線矢印bで示すように口開き方向に変形し、クロスメンバ35よりも前側のトンネル部11が図4の仮想線矢印cで示すように口開き方向に変形した時には、クロスメンバ35よりも後側のトンネル部11は図4の仮想線矢印dで示すように口閉じ方向に変形する。
つまり、クロスメンバ35の前後においてトンネル部11は逆相に動くことになり、この口開き変形の逆相の動きに起因して、振動が発生し、騒音が生ずるので、この実施例では、斯る逆相の動きを抑制するものである。
なお、この実施例の自動車の下部車体構造は、左右略対称であるため、主に車両左側の構成について説明し、車両右側の構成は車両左側と同一符号を付す。
図4に示すように、上述の1本のクロスメンバ35から車両前後方向に離間し、逆相の動きが可及的大きくなる位置において、トンネル部11の少なくとも下部にシートレール取付け座としての前側取付け座41と後側取付け座42とをそれぞれ設けると共に、前側取付け座41と車幅方向に対向してサイドシルインナ19には車幅方向外側の前側取付け座43を設け、後側取付け座42と車幅方向に対向してサイドシルインナ19には車幅方向外側の後側取付け座44を設けている。
上述の前側取付け座41および後側取付け座42をトンネル部11の少なくとも下部に設ける理由は、トンネル部11の側壁11a,11bがトンネル部11のコーナ部11d,11eを支点として口開き方向および口閉じ方向に変形し、この変形による揺れがトンネル部11の下部で大きくなるからである。
図3に示すように、車幅方向外側の前後の各取付け座43,44は、その下側および車幅方向の外側が開放された略ボックス形状であって、前側取付け座43および後側取付け座44にはそれぞれ接合フランジ部43a,43b,43c、44a,44b,44c,44dが一体形成されており、これらの各接合フランジ部のうちの接合フランジ部43a,43b,44a,44bはフロアパネル10に接合固定されており、他の接合フランジ部43c,44c,44dはサイドシルインナ19に接合固定されている。
また、車幅方向外側の前後の取付け座43,44のうちの車両前側に位置する前側取付け座43の上部には、ブラケット45が接合固定されている。
図7の(a)は前側取付け座41の斜視図、図7の(b)は後側取付け座42の斜視図である。
図7の(a)に示すように、前側取付け座41は、前壁41aと後壁41bと側壁41cと上壁41dとを有して、下側および車幅方向の内側が開放された略ボックス形状に形成されると共に、複数の接合フランジ部41e,41f,41g,41h,41i,41jが一体形成されている。
図4に示すように、前側取付け座41の取付け部位に対応して、トンネル下縁溝14を塞ぐようにブラケット46が設けられている。図4,図6に示すように、該ブラケット46の車幅方向内端折曲げ部46aはトンネル部11の側壁11a,11b下部に接合固定されており、ブラケット46の車幅方向外端部はフロアパネル10に接合固定されている。
上述のブラケット46をトンネル下縁溝14に架け渡すことで、該トンネル下縁溝14が高剛性に閉断面化されて、トンネル部11の側壁11a,11bの車幅方向振動を抑えるように構成している。
図4〜図7に示すように、前側取付け座41の複数の接合フランジ部41e〜41jのうち、接合フランジ部41iはフロアパネル10に接合固定されており、接合フランジ部41f,41hはブラケット46の水平部に接合固定されており、接合フランジ部41e,41gはトンネル部11の側壁11aまたは側壁11bに接合固定されており、接合フランジ部41jは図6に示すように、トンネルレインフォースメント16の後部およびトンネル部11の側壁11aまたは11bと3枚溶接手段により剛体結合されている。
この実施例では、図4に示すように、接合フランジ部41jはスポット溶接点sw1,sw2にて各要素16,11と前後2点で剛体結合されている。
特に、前側取付け座41の接合フランジ部41jを、トンネルレインフォースメント16と剛体結合することで、トンネル振動抑制領域を車両前方へ拡大するよう構成している。
一方で、図7の(b)に示すように、後側取付け座42は、前壁42aと後壁42bと側壁42cと上壁42dとを有して、下側および車幅方向の内側が開放された略ボックス形状に形成されると共に、複数の接合フランジ部42e,42f,42g,42h,42i,42jが一体形成されている。
図4,図5,図7に示すように、後側取付け座42の複数の接合フランジ部42e〜42jのうち、接合フランジ部42iはフロアパネル10に接合固定されており、接合フランジ部42f,42hはトンネル下縁溝14に接合固定されており、他の接合フランジ部42e,42g,42jはトンネル部11の側壁11aまたは側壁11bに接合固定されている。
特に、上述の接合フランジ部42f,42hを有する前壁42aおよび後壁42bを、トンネル下縁溝14の内底部まで下方に延びる脚部に設定し、接合フランジ部42f,42hとトンネル下縁溝14との接合により、当該トンネル下縁溝14を補強して、その車幅方向への揺動を抑えるように構成している。
ここで、車両前突時のキャビン前後方向の剛性やシート支持剛性が満足できるならば、前側取付け座41を後側取付け座42と同様に形成してもよい。
このようにして、クロスメンバ35から車両前後方向に離間した位置において、トンネル部11の少なくとも下部には、前側取付け座41と後側取付け座42とが設けられており、各取付け座41,42の上壁41d,42dに、図5,図6に示すスペーサ47,48を介してシートレールとしてのロアレール50の底面が剛体結合されている。
図6に示すように、ロアレール50の前端部は、当該ロアレール50の長手方向に並ぶ2組のボルト、ナット等の取付け部材49を用いて、スペーサ47および前側取付け座41に共締め固定されていて、ロアレール50の底面がスペーサ47を介して前側取付け座41の上壁41dに面接触すべく剛体結合されている。ロアレール50の前端部を2組の取付け部材49,49を用いて前側取付け座41に剛体結合することで、取付け座41の捩れを確実にロアレール50で受けるように形成している。
同様に、ロアレール50の後端部も、当該ロアレール50の長手方向に並ぶ2組のボルト、ナット等の取付け部材(図示せず)を用いて、スペーサ48および後側取付け座42に共締め固定されていて、ロアレール50の底面がスペーサ48を介して後側取付け座42の上壁42dに面接触すべく剛体結合されている。そして、ロアレール50の後端部を前端部と同様にして2組の取付け部材を用いて後側取付け座42に剛体結合することで、取付け座42の捩れを確実にロアレール50で受けるように形成している。
ここで、上述のロアレール50の前端部底面、後端部底面をスペーサ47,48を介して前側取付け座41の上壁41d、後側取付け座42の上壁42dに面接触させる構成に代えて、上述のスペーサ47,48を省略し、ロアレール50の前後両部の各底面を、直接、前側取付け座41の上壁41d、後側取付け座42の上壁42dに面接触させる構造を採用してもよい。
車幅方向内側の前後一対の取付け座41,42と車幅方向に対向する車幅方向外側の前後一対の取付け座43,44には、図示しないボルト、ナット等の取付け部材を用いて、シートレールとしてのロアレール51が結合固定されている。
上述のように、センタピラー26近傍のサイドシル18とトンネル部11との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバ35を架設して、このクロスメンバ35の1本化により車両の軽量化とトンネル部11前後の口開き変形の逆相化を図り、上記変形が逆相で大きくなる部位、すなわち、クロスメンバ35から前後方向に離間した位置においてトンネル部11の少なくとも下部にロアレール50を取付ける前後の各取付け座41,42を設け、これら前後の各取付け座41,42にロアレール50の底面を剛体結合している。クロスメンバ35前後の逆相の振動は前後の各取付け座41,42に剛体結合したロアレール50を変形させるように働くが、ロアレール50は剛性が高く、耐力が大きいので、当該ロアレール50が捩れることはなく、振動を抑制することができる。
これにより、車体それ自体を補強することなく、シート構造それ自体を利用し、既存のロアレール50を用いて、部品点数の増加をも招くことなく、軽量高剛性で静粛性を高めるように構成したものである。
図2に示すように、上述のロアレール50,51には、図示しないアッパレールを介してフロントシート60が車両の前後方向に移動可能に取付けられる。このフロントシート60はシートクッションフレーム61およびシートバックフレーム62を備えており、トンネル部11の可及的大きい変形荷重はシートクッションフレーム61を介して車幅方向外方に伝達し、荷重分散を図るように構成している。
図8は横軸に周波数をとり、縦軸に音圧をとって、実施例のもの(実線α参照)と、比較例のもの(点線β参照)との音圧レベルの差異を検証した特性図である。
実線αで示す実施例のものは、図1〜図7で示した自動車の下部車体構造の特性であり、点線βで示す比較例のものは、本実施例と同一の位置に1本のクロスメンバを設けると共に、シートレールとしてのロアレールを単にブラケットを介して取付け座に取付けた自動車の下部車体構造の特性である。
図8から明らかなように、本実施例のものはトンネル部11の口開き変形を音源(周波数100〜200Hz)とする騒音が比較例のものに対して充分抑制されており、これに対して比較例のものは本実施例のものに対してNVHが悪いことが判明した。
なお、図1〜図7において、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
このように、上記実施例の自動車の下部車体構造は、フロアパネル10の車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部11と、上記フロアパネル10の左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシル18,18と、上記左右のサイドシル18,18から車両上下方向に延びる左右のセンタピラー26,26とを備えた自動車の下部車体構造であって、上記センタピラー26近傍の上記サイドシル18と上記トンネル部11との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバ35を架設し、該クロスメンバ35から前後方向に離間した位置において上記トンネル部11の少なくとも下部にシートレール取付け座(前側取付け座41、後側取付け座42参照)を設け、該シートレール取付け座(取付け座41,42)にシートレール(ロアレール50参照)の底面を剛体結合したものである(図1,図6参照)。
この構成によれば、センタピラー26近傍のサイドシル18とトンネル部11との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバ35を架設して、このクロスメンバ35の1本化により車両の軽量化とトンネル部11前後の口開き変形の逆相化を図っている。
そして、変形が逆相で大きくなる部位、すなわち、クロスメンバ35から前後方向に離間した位置においてトンネル部11の少なくとも下部にシートレール取付け座(前側取付け座41、後側取付け座42)を設け、このシートレール取付け座にシートレール(ロアレール50)の底面を剛体結合しているので、上述のクロスメンバ35前後の逆相の振動がシートレール取付け座(取付け座41,42)に剛体結合したシートレール(ロアレール50)を変形させるように働くが、シートレール(ロアレール50)は剛性が高く、耐力が大きいので、当該シートレール(ロアレール50)が捩れることはなく、振動を抑制することができる。
これにより、車体それ自体を補強することなく、シート構造それ自体を利用して、軽量高剛性で静粛性を高めることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記左右のセンタピラー26,26の上部が、ルーフパネル下部に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメント34に連結されたものである(図1参照)。
この構成によれば、ルーフレインフォースメント34と、左右のセンタピラー26,26と、上記クロスメンバ35とによる環状フレーム構造を形成することができ、これにより、さらに車体の捩れに対して強い構造を確保することができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記トンネル部11の前部上面にはトンネルレインフォースメント16が設けられており、該トンネルレインフォースメント16の後部と、前側のシートレール取付け座(前側取付け座41参照)とが剛体結合されたものである(図4,図6参照)。
この構成によれば、トンネルレインフォースメント16とシートレール取付け座(前側取付け座41)との剛体結合により、トンネル振動抑制領域を車両前方へ拡大することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のシートレール取付け座は、実施例の前側取付け座41、後側取付け座42に対応し、
以下同様に、
シートレールは、ロアレール50に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、フロアパネルの車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部と、上記フロアパネルの左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシルと、上記左右のサイドシルから車両上下方向に延びる左右のセンタピラーとを備えた自動車の下部車体構造について有用である。
10…フロアパネル
11…トンネル部
11a、11b…側壁
11c…上壁
11d,11e…コーナ部
16…トンネルレインフォースメント
18…サイドシル
26…センタピラー(中間ピラー)
34…ルーフレインフォースメント
41…前側取付け座(シートレール取付け座)
42…後側取付け座(シートレール取付け座)
41a、42a…前壁
41b、42b…後壁
41c、42c…側壁
41d、42d…上壁
50…ロアレール(シートレール)

Claims (3)

  1. フロアパネルの車幅方向中央に形成されて車両の前後方向に延びるトンネル部と、
    上記フロアパネルの左右両側部に形成されて車両の前後方向に延びる左右のサイドシルと、
    上記左右のサイドシルから車両上下方向に延びる左右の中間ピラーとを備えた自動車の下部車体構造であって、
    上記中間ピラー近傍の上記サイドシルと上記トンネル部との間に、車幅方向に延びる1本のクロスメンバが、トンネル部のパネル状の側壁と直接接合して架設され、
    該クロスメンバから前後方向に離間した位置において上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の上記側壁の下部である側壁下部にシートレール取付け座が設けられ、
    上記シートレール取付け座は、上記トンネル部および上記クロスメンバとは別の部材により、前壁と後壁と側壁と上壁とを有し、下方に開口した形状に形成され、
    上記シートレール取付け座は、前側取付け座と後側取付け座とから成り、
    上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が大きくなる位置まで前方に離間して、該クロスメンバと離間した上記前側取付座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が大きくなる上記側壁下部に、上記前側取付け座が接合され、
    上記クロスメンバのトンネル部との接合部から、上記トンネル部側壁の口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる位置まで後方に離間して、該クロスメンバと離間した後側取付け座が上記トンネル部と上記フロアパネルとに接合され、かつ上記トンネル部の当該トンネル部の上壁におけるコーナ部よりも下方の、当該コーナ部よりも口開き口閉じ変形が上記前側取付け座と逆相で大きくなる上記側壁下部に上記後側取付け座が接合され、
    当該シートレールの後端部の底面が上記後側取付け座の上壁対面して剛体結合された
    自動車の下部車体構造。
  2. 上記左右の中間ピラーの上部が、ルーフパネル下部に沿って車幅方向に延びるルーフレインフォースメントに連結された
    請求項1記載の自動車の下部車体構造。
  3. 上記トンネル部の前部上面にはトンネルレインフォースメントが設けられており、
    該トンネルレインフォースメントの後部と、前側のシートレール取付け座とが剛体結合された
    請求項1または2に記載の自動車の下部車体構造。
JP2014246525A 2014-12-05 2014-12-05 自動車の下部車体構造 Expired - Fee Related JP6277948B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246525A JP6277948B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 自動車の下部車体構造
DE202015008168.1U DE202015008168U1 (de) 2014-12-05 2015-11-25 Untere Fahrzeugkarosseriestruktur eines Kraftfahrzeugs und Sitzmontagestruktur
US14/951,556 US9884649B2 (en) 2014-12-05 2015-11-25 Lower vehicle-body structure of automotive vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014246525A JP6277948B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 自動車の下部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016107782A JP2016107782A (ja) 2016-06-20
JP6277948B2 true JP6277948B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=55913807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014246525A Expired - Fee Related JP6277948B2 (ja) 2014-12-05 2014-12-05 自動車の下部車体構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9884649B2 (ja)
JP (1) JP6277948B2 (ja)
DE (1) DE202015008168U1 (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10479224B1 (en) * 2013-01-13 2019-11-19 Miguel Loza Vehicle seat conversion apparatus and method
JP6354729B2 (ja) * 2015-10-22 2018-07-11 トヨタ自動車株式会社 車両床部構造
US9606539B1 (en) 2015-11-04 2017-03-28 Zoox, Inc. Autonomous vehicle fleet service and system
US10334050B2 (en) 2015-11-04 2019-06-25 Zoox, Inc. Software application and logic to modify configuration of an autonomous vehicle
US9802661B1 (en) * 2015-11-04 2017-10-31 Zoox, Inc. Quadrant configuration of robotic vehicles
US9916703B2 (en) 2015-11-04 2018-03-13 Zoox, Inc. Calibration for autonomous vehicle operation
US11283877B2 (en) 2015-11-04 2022-03-22 Zoox, Inc. Software application and logic to modify configuration of an autonomous vehicle
US9910441B2 (en) 2015-11-04 2018-03-06 Zoox, Inc. Adaptive autonomous vehicle planner logic
US9958864B2 (en) 2015-11-04 2018-05-01 Zoox, Inc. Coordination of dispatching and maintaining fleet of autonomous vehicles
US10745003B2 (en) 2015-11-04 2020-08-18 Zoox, Inc. Resilient safety system for a robotic vehicle
US9734455B2 (en) 2015-11-04 2017-08-15 Zoox, Inc. Automated extraction of semantic information to enhance incremental mapping modifications for robotic vehicles
US9878664B2 (en) 2015-11-04 2018-01-30 Zoox, Inc. Method for robotic vehicle communication with an external environment via acoustic beam forming
US10401852B2 (en) 2015-11-04 2019-09-03 Zoox, Inc. Teleoperation system and method for trajectory modification of autonomous vehicles
US9632502B1 (en) 2015-11-04 2017-04-25 Zoox, Inc. Machine-learning systems and techniques to optimize teleoperation and/or planner decisions
US9494940B1 (en) 2015-11-04 2016-11-15 Zoox, Inc. Quadrant configuration of robotic vehicles
US9804599B2 (en) 2015-11-04 2017-10-31 Zoox, Inc. Active lighting control for communicating a state of an autonomous vehicle to entities in a surrounding environment
US9612123B1 (en) 2015-11-04 2017-04-04 Zoox, Inc. Adaptive mapping to navigate autonomous vehicles responsive to physical environment changes
US9517767B1 (en) 2015-11-04 2016-12-13 Zoox, Inc. Internal safety systems for robotic vehicles
US10000124B2 (en) 2015-11-04 2018-06-19 Zoox, Inc. Independent steering, power, torque control and transfer in vehicles
US10248119B2 (en) 2015-11-04 2019-04-02 Zoox, Inc. Interactive autonomous vehicle command controller
US9720415B2 (en) 2015-11-04 2017-08-01 Zoox, Inc. Sensor-based object-detection optimization for autonomous vehicles
US9507346B1 (en) 2015-11-04 2016-11-29 Zoox, Inc. Teleoperation system and method for trajectory modification of autonomous vehicles
US9754490B2 (en) 2015-11-04 2017-09-05 Zoox, Inc. Software application to request and control an autonomous vehicle service
WO2017079341A2 (en) 2015-11-04 2017-05-11 Zoox, Inc. Automated extraction of semantic information to enhance incremental mapping modifications for robotic vehicles
US10496766B2 (en) 2015-11-05 2019-12-03 Zoox, Inc. Simulation system and methods for autonomous vehicles
JP6235621B2 (ja) * 2016-01-12 2017-11-22 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
ITUA20164332A1 (it) * 2016-06-13 2017-12-13 Claudio Buccini Dispositivo per il montaggio di sedili per autoveicoli
US10427551B1 (en) 2016-08-15 2019-10-01 Miguel Loza Vehicle seat conversion apparatus and method
US10343554B2 (en) * 2016-09-07 2019-07-09 Thunder Power New Energy Vehicle Development Company Limited Seat rail
US10338594B2 (en) * 2017-03-13 2019-07-02 Nio Usa, Inc. Navigation of autonomous vehicles to enhance safety under one or more fault conditions
JP6538103B2 (ja) * 2017-04-25 2019-07-03 本田技研工業株式会社 車体フロア構造
US10423162B2 (en) 2017-05-08 2019-09-24 Nio Usa, Inc. Autonomous vehicle logic to identify permissioned parking relative to multiple classes of restricted parking
JP6597724B2 (ja) * 2017-07-06 2019-10-30 マツダ株式会社 自動車の下部車体構造
US10710633B2 (en) 2017-07-14 2020-07-14 Nio Usa, Inc. Control of complex parking maneuvers and autonomous fuel replenishment of driverless vehicles
US10369974B2 (en) 2017-07-14 2019-08-06 Nio Usa, Inc. Control and coordination of driverless fuel replenishment for autonomous vehicles
JP6977497B2 (ja) * 2017-11-15 2021-12-08 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
US11022971B2 (en) 2018-01-16 2021-06-01 Nio Usa, Inc. Event data recordation to identify and resolve anomalies associated with control of driverless vehicles
JP6881326B2 (ja) * 2018-01-16 2021-06-02 マツダ株式会社 下部車体構造
JP7031329B2 (ja) * 2018-01-26 2022-03-08 トヨタ自動車株式会社 車両用シート固定構造
JP6915592B2 (ja) 2018-06-15 2021-08-04 マツダ株式会社 下部車体構造
DE102018216770B4 (de) * 2018-09-28 2020-12-17 Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Baugruppe mit einer mit einer Bodenbaugruppe zu verbindenden Führungsschiene
JP7331448B2 (ja) * 2019-05-15 2023-08-23 マツダ株式会社 電動車両の下部車体構造
CN111942480B (zh) * 2019-05-15 2022-11-22 马自达汽车株式会社 电动车辆的下部车体构造
JP7316513B2 (ja) * 2019-09-11 2023-07-28 マツダ株式会社 車両の車体構造
JP2021041817A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 マツダ株式会社 車両の車体構造
DE102019218697A1 (de) * 2019-12-02 2021-06-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugkarosserie mit einem Stützelement und Kraftfahrzeug, umfassend die Fahrzeugkarosserie

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617473U (ja) * 1984-06-21 1986-01-17 トヨタ自動車株式会社 自動車の車体構造
JPS63128141U (ja) * 1987-02-16 1988-08-22
JPH07165125A (ja) * 1993-12-10 1995-06-27 Mazda Motor Corp シートブラケット取付構造
JP3335781B2 (ja) * 1994-08-31 2002-10-21 富士重工業株式会社 車両のセンタピラー部全周閉断面構造
US6786104B1 (en) * 1999-11-04 2004-09-07 Takata Corporation Seat weight measuring apparatus
JP4747812B2 (ja) * 2005-12-01 2011-08-17 マツダ株式会社 車両の下部車体構造
JP4792967B2 (ja) * 2005-12-27 2011-10-12 日産自動車株式会社 シートブラケット取付構造
JP4853080B2 (ja) * 2006-03-30 2012-01-11 マツダ株式会社 自動車の車体構造
US8292356B2 (en) * 2009-03-17 2012-10-23 Mazda Motor Corporation Lower vehicle-body structure of vehicle
JP5862214B2 (ja) 2011-11-10 2016-02-16 スズキ株式会社 車両用シートの取付構造
JP2016052863A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造

Also Published As

Publication number Publication date
US9884649B2 (en) 2018-02-06
US20160159402A1 (en) 2016-06-09
JP2016107782A (ja) 2016-06-20
DE202015008168U1 (de) 2016-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6277948B2 (ja) 自動車の下部車体構造
CN109204572B (zh) 汽车的下部车体构造
JP6304066B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP5126411B2 (ja) 車両側部結合部構造
JP6229676B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP6139501B2 (ja) 車体前部構造
JP5546926B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP2020111243A (ja) 車体下部構造
JP5915562B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5324419B2 (ja) 車体側部構造
JP5321334B2 (ja) 車両のカウル部構造
JP6468308B2 (ja) 車両のスピーカー配設構造
WO2021065310A1 (ja) 車体構造
JP4647367B2 (ja) 車両のフロアパネル
JP6229675B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP6280413B2 (ja) 車体構造
JP6237670B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP2014121945A (ja) 車両の前部車体構造
JP2012040908A (ja) フロントウインド支持構造
JP5594887B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP6048184B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5228941B2 (ja) 車両の燃料タンク取付構造
JP6863265B2 (ja) 車両フロア構造
JP5997743B2 (ja) 車両下部構造
JP6443216B2 (ja) 車両後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171011

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6277948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees