JP6253120B2 - 車両制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に備わる制御装置と、車両のユーザが所持する携帯機とから構成される車両制御システムに関し、特に、ユーザの所定のジェスチャーを検出してドアを自動的に開閉する機能を備えた車両制御システムに関する。
ユーザが両手に荷物を持っている場合でも、ユーザの足の動きなどのジェスチャーを検出して、車両のスライドドアやバックドアなどを自動的に開閉できるようにしたドア開閉システムが知られている。このシステムにおいては、スライドドアやバックドアの下方に、足の動きを検出するキックセンサが設けられている。ユーザが、たとえばスライドドア付近に立って、足先が車体と地面との間に入るように足を蹴り出す動作を行うと、キックセンサが足の動きを検出し、キックセンサから出力される検出信号に基づいて、スライドドアが自動的に開閉される。特許文献1には、このようなキックセンサを備えたドア開閉システムが開示されている。
また、特許文献2には、レーザレーダなどの障害物センサを利用してジェスチャーを検出し、ドアを自動的に開閉させるシステムが開示されている。このシステムにおいては、ドアの開閉軌跡上の障害物を検出するための障害物センサが、ドアミラーなどに設けられており、この障害物センサがユーザの手や足の動きを検出することに基づいて、ドアが自動的に開閉される。
しかしながら、手や足のジェスチャーの態様は、ユーザによってまちまちである。たとえば、キックセンサで足の動きを検出する場合、足をすばやく蹴り出すユーザもいれば、足をゆっくりと蹴り出すユーザもいる。また、足を高く上げるユーザもいれば、足をあまり高く上げないユーザもいる。しかるに、従来は、所定のジェスチャーが行われたことを検出する際の検出基準(たとえばキックセンサの出力電圧に対する閾値)が、あらかじめ固定値として設定されていた。このため、ユーザのジェスチャーの癖によってはキックセンサが反応せず、ドアの自動開閉に支障を来たすことがあった。
特表2014−500414号公報 特開2013−7171号公報
本発明は、ユーザのジェスチャーの癖を考慮して、車両のドアを円滑に自動開閉することが可能な車両制御システムを提供することを課題とする。
本発明の車両制御システムは、車両に搭載された車両制御装置と、ユーザが所持する携帯機とから構成される。車両制御装置は、車両のドアを開閉するドア駆動部と、ユーザのジェスチャーを検出する検出部と、この検出部から出力される検出信号に基づいて、所定のジェスチャーが行われたか否かを判定し、所定のジェスチャーが行われた場合に、ドア駆動部によりドアを開閉する制御部とを有している。携帯機は、車両制御装置と通信を行う第1携帯機と、第1携帯機と通信を行う第2携帯機とからなる。第2携帯機は、ユーザによる所定の操作が行われたことに基づいて、当該操作を通知する通知信号を第1携帯機へ送信する。第1携帯機は、第2携帯機から通知信号を受信すると、当該通知信号を第1携帯機の識別コードとともに車両制御装置へ送信する。車両制御装置は、第1携帯機から通知信号および識別コードを受信した後、検出部でユーザのジェスチャーが検出されると、その検出信号から当該ジェスチャーの特徴量を抽出して、当該特徴量を識別コードと対応付けて記憶する。制御部は、以降のジェスチャーに対して検出信号から抽出される特徴量と、記憶された特徴量との比較結果に基づいて、所定のジェスチャーが行われたか否かを判定する。
この車両ドア開閉システムによると、ユーザは、第2携帯機で所定の操作を行った後、キック動作のようなジェスチャーを行うだけで、検出部の検出基準を、自分のジェスチャーの癖に応じたものにカスタマイズすることができる。このため、車両制御装置は、ユーザの区別なくジェスチャーを正確に検出することができ、ドアの自動開閉を円滑に行うことができる。
本発明では、第1携帯機は、車両のドアを施錠または解錠するための電子キーであり、第2携帯機は、第1携帯機と近距離無線で通信を行うスマートフォンであってもよい。
本発明では、第1携帯機と第2携帯機を統合してもよい。この場合の車両制御システムは、車両制御装置と、ユーザが所持する単一の携帯機とから構成される。携帯機は、ユーザによる所定の操作が行われたことに基づいて、当該操作を通知する通知信号を当該携帯機の識別コードとともに車両制御装置へ送信する。車両制御装置は、携帯機から通知信号および識別コードを受信した後、検出部でユーザのジェスチャーが検出されると、その検出信号から当該ジェスチャーの特徴量を抽出して、当該特徴量を識別コードと対応付けて記憶する。制御部は、以降のジェスチャーに対して検出信号から抽出される特徴量と、記憶された特徴量との比較結果に基づいて、所定のジェスチャーが行われたか否かを判定する。
この場合も、携帯機はスマートフォンであってもよいし、車両のドアを施錠または解錠するための電子キーであってもよい。
本発明では、ジェスチャーの特徴量は、検出信号のピーク値、検出信号がピーク値に至るまでの時間、および検出信号の立ち上り時の変化率の少なくとも1つを含むものであってもよい。
特徴量が検出信号のピーク値を含む場合は、ピーク値に対して所定の閾値が設定されていてもよい。
本発明によれば、ユーザのジェスチャーの癖を考慮して、車両のドアを円滑に自動開閉することが可能な車両制御システムを提供することができる。
第1実施形態による車両制御システムの概略図である。 キック動作を説明する図である。 キックセンサの検出信号を示した図である。 第1実施形態による車両制御システムのブロック図である。 第1実施形態による車両制御システムの動作を示したフローチャートである。 携帯機の初期画面を示した図である。 携帯機の選択画面を示した図である。 携帯機のナビゲーション画面を示した図である。 携帯機のナビゲーション画面の他の例を示した図である。 携帯機の設定完了通知画面を示した図である。 携帯機の設定中止通知画面を示した図である。 キックセンサの検出信号から抽出される特徴量を示した図である。 ドアの開閉動作の手順を示したフローチャートである。 第2実施形態による車両制御システムの概略図である。 第2実施形態による車両制御システムのブロック図である。 第2実施形態による車両制御システムの動作を示したフローチャートである。 第3実施形態による車両制御システムの概略図である。 第3実施形態による車両制御システムのブロック図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
<第1実施形態>
第1実施形態の車両制御システムの構成につき、図1ないし図4を参照しながら説明する。図1に示すように、車両制御システム100は、車両Vに搭載された車両制御装置1と、この車両制御装置1と無線通信を行う電子キー2と、この電子キー2と無線通信を行うスマートフォン3とから構成される。電子キー2とスマートフォン3は、車両Vのユーザ(乗員)Pが所持している。車両VのスライドドアSDの下方には、キックセンサ17が設けられている。
ここで、電子キー2は、本発明における「第1携帯機」の一例であり、スマートフォン3は、本発明における「第2携帯機」の一例である。
キックセンサ17は、たとえば静電容量式の近接センサからなり、図2に示すように、所定の検出領域Rを有している。ユーザPは、スライドドアSDの横に立って、実線矢印で示すように、足Lの先が車両Vと地面Gとの間に入るように足Lを蹴り出し、その後、破線矢印で示すように、足Lを後方に引く。この一連の動作を、以下「キック動作」と呼ぶ。キック動作により、足Lが検出領域Rに出入りすることで、キックセンサ17の静電容量が変化し、キックセンサ17から検出信号が出力される。キック動作は、本発明における「ジェスチャー」の一例である。
図3は、キック動作によりキックセンサ17から出力される検出信号の一例を示している。縦軸は検出信号の信号レベル(出力電圧)を表し、横軸は時間を表している。Xは、男性がキック動作を行った場合に多いパターンで、足をすばやく高い位置まで蹴り上げ、すばやく後方に引いた場合に、検出信号はこのような波形になる。Yは、女性がキック動作を行った場合に多いパターンで、足をゆっくりとあまり高くない位置まで蹴り上げ、ゆっくりと後方に引いた場合に、検出信号はこのような波形になる。Zは、犬や猫などの動物がキックセンサ17の付近を横切った場合のパターンで、X、Yのパターンとは明確に異なっている。
このように、キックセンサ17の検出信号のパターンは、ユーザによって異なるので、キックセンサ17がキック動作を検出する際の検出基準が固定化されていると、あるユーザの場合はキック動作を検出できても、別のユーザの場合はキック動作を検出できないという事態が生じうる。しかるに、本発明では、後で詳しく述べるように、キックセンサ17の検出基準をユーザに応じてカスタマイズすることで、ユーザの区別なくキック動作を正確に検出できるようにしている。
図4は、車両制御装置1、電子キー2、およびスマートフォン3の具体的構成を示している。以下、それぞれについて詳細に説明する。
車両制御装置1は、制御部10、記憶部11、LF(Low Frequency)送信部12、UHF(Ultra High Frequency)受信部13、リクエストスイッチ14、ドアロック装置15、スライドドア駆動部16、キックセンサ17、および車載機器18を備えている。車両制御装置1には、これらの他にも各種のブロックが含まれているが、本発明に直接関係しないため、図示を省略してある。なお、図4の車両制御システム100は、電子キー2の操作によりドアの施錠または解錠を行うキーレスエントリシステムでもあり、また、ユーザがドアのノブに接近または接触した時に、車両制御装置1と電子キー2との間で通信を行って、ドアの施錠または解錠を行うパッシブエントリシステムでもある。
制御部10は、CPUを備えており、車両制御装置1の動作を制御する。記憶部11は、ROMやRAMなどのメモリから構成される。LF送信部12は、電子キー2の存在を確認するためのLF信号を、所定の周期で間欠的に送信する。UHF受信部13は、電子キー2から送信される後述のUHF信号を受信する。リクエストスイッチ14は、電子キー2とともにパッシブエントリシステムを構成するもので、ドアのノブ付近に設けられており、ユーザの接近または接触を検出する。ドアロック装置15は、車両の各ドアの施錠や解錠を行うロック機構と、このロック機構を作動させる駆動回路などから構成される。スライドドア駆動部16は、スライドドアSD(図1)を開閉するためのモータと、このモータを駆動する駆動回路などから構成される。キックセンサ17については、前述した通りである。車載機器18には、照明、空調装置、オーディオ装置、カーナビゲーション装置などが含まれている。
ここで、スライドドア駆動部16は、本発明における「ドア駆動部」の一例であり、キックセンサ17は、本発明における「検出部」の一例である。
電子キー2は、制御部20、記憶部21、LF受信部22、UHF送信部23、近距離無線部24、操作部25、および表示部26を備えている。電子キー2には、これら以外のブロックも含まれているが、本発明に直接関係しないため、図示を省略してある。
制御部20は、CPUを備えており、電子キー2の動作を制御する。記憶部21は、ROMやRAMなどのメモリから構成される。LF受信部22は、車両制御装置1のLF送信部12から送信された前述のLF信号を受信する。UHF送信部23は、後述するコマンドをUHF通信により車両制御装置1へ送信する。近距離無線部24は、ワイヤレスLANやBluetooth(登録商標)などの近距離無線用の通信回路から構成される。操作部25は、電子キー2の本体に設けられた複数の操作ボタンから構成される。表示部26は、電子キー2の本体に設けられた複数のLEDランプから構成される。
スマートフォン3は、制御部30、記憶部31、操作部32、表示部33、近距離無線部34、通話部35、および通信部36を備えている。スマートフォン3には、これら以外にも各種のブロックが含まれているが、本発明に直接関係しないため、図示を省略してある。
制御部30は、CPUを備えており、スマートフォン3の動作を制御する。記憶部31は、ROMやRAMなどのメモリから構成される。操作部32は、スマートフォン3の本体に設けられた操作ボタンや、表示部33に表示される操作ボタンから構成される。表示部33は、スマートフォン3の本体に設けられた液晶パネルとその駆動回路などから構成される。近距離無線部34は、電子キー2の近距離無線部24と同様の通信回路から構成される。通話部35は、スピーカ、マイクロフォン、および音声回路などから構成される。通信部36は、インターネット回線と接続されてサーバなどと通信を行う通信回路から構成される。
次に、以上の構成からなる車両制御システム100において、キックセンサ17の検出基準をカスタマイズする手順につき、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、検出基準のカスタマイズにあたっては、ユーザPが電子キー2とスマートフォン3の双方を所持していることが条件となる。
検出基準をカスタマイズする場合、ユーザPは、まずスマートフォン3を操作し、カスタマイズ用のアプリケーションを起動する(ステップS301)。すると、スマートフォン3の表示部33に、図6Aのような初期画面33aが表示される(ステップS302)。続いて、ユーザPが初期画面33aに表示されたカスタマイズボタンAを押下すると(ステップS303)、表示部33の画面が図6Bのような選択画面33bに切り替わる(ステップS304)。この選択画面33bには、設定対象を選択するためのボタンB1〜B3が表示されている。
ユーザPが、選択画面33bにおいてキックセンサ感度設定ボタンB1を押下することで、設定対象を選択すると(ステップS305)、スマートフォン3の近距離無線部34から電子キー2の近距離無線部24へ、キックセンサ17の感度(検出基準)設定の開始を指令するカスタマイズ開始コマンドが送信される(ステップS306)。電子キー2は、近距離無線部24でカスタマイズ開始コマンドを受信すると(ステップS201)、このコマンドを電子キー2の識別コード(以下「ID」と表記)とともに、UHF送信部23からUHF信号として車両制御装置1へ送信する(ステップS202)。電子キー2のIDは、記憶部21にあらかじめ記憶されている。
ここで、キックセンサ感度設定ボタンB1の押下は、本発明における「所定の操作」の一例である。カスタマイズ開始コマンドは、ボタンB1の押下を通知する信号であって、本発明における「通知信号」の一例である。
車両制御装置1は、電子キー2からのカスタマイズ開始コマンドおよびIDがUHF受信部13で受信されると(ステップS101)、カスタマイズ設定モードをONにする(ステップS102)。その後、キックセンサ17によりキック動作が検出されるのを待つ(ステップS103)。
一方、スマートフォン3では、ステップS305においてキックセンサ感度設定が選択されたことで、表示部33の画面が図6Cのようなナビゲーション画面33cに切り替わる(ステップS307)。このナビゲーション画面33cには、スマートフォン3と電子キー2を持ちながらキック動作を行うことをユーザPに促すメッセージMcとともに、設定中止ボタンCが表示されている。ユーザPは、メッセージMcに従って、電子キー2とスマートフォン3を所持した状態で、図2に示したキック動作を行う。
車両制御装置1では、キックセンサ17により上記のキック動作が検出されると(ステップS103;YES)、制御部10が、キックセンサ17から出力される検出信号を解析して、キック動作の特徴量を抽出する(ステップS104)。この特徴量としては、たとえば図7(a)に示すような、検出信号のピーク値Ep、検出信号がピーク値Epに至るまでの時間Tp、検出信号の立ち上り時の変化率(傾き)αなどが考えられる。特徴量には、これらの全てを含めてもよいし、一部だけを含めてもよい。たとえば、ピーク値Epのみを特徴量としてもよいし、ピーク値Epと時間Tp、あるいはピーク値Epと変化率αを特徴量としてもよい。また、ピーク値Epに対して、所定の閾値Thを設定してもよい。
制御部10は、上記の特徴量を電子キー2のIDとともに、記憶部11に記憶する(ステップS105)。記憶部11には、たとえば図7(b)に示すようなテーブルが設けられており、このテーブルに、各特徴量がIDと対応付けられて記憶される。家族のそれぞれが電子キー2を所有する場合は、各電子キーごとにIDが割り当てられているため、図7(b)のテーブルには、複数のIDに対応して、各人の特徴量が記憶される。このようにして記憶された特徴量は、キックセンサ17がキック動作を検出する際の検出基準となる。そして、この検出基準は、各人のキック動作の癖に応じてカスタマイズされたものとなっている。
特徴量の記憶が終了すると、車両制御装置1は、特徴量の設定が完了したことを通知する信号を、電子キー2へ送信する(ステップS106)。この信号は、LF送信部12からLF信号として送信される。LF信号で送信する理由は、低周波磁界を用いることで、車両周囲の通信エリアを車両から2メートル程度の範囲に限定し、セキュリティ性を向上させるためである。その後、車両制御装置1は、カスタマイズ設定モードをOFFにする(ステップS107)。
電子キー2は、車両制御装置1からのLF信号をLF受信部22で受信すると(ステップS203)、特徴量の設定完了を通知する信号を、近距離無線部24からスマートフォン3へ送信する(ステップS204)。
この信号がスマートフォン3の近距離無線部34で受信されると(ステップS308)、スマートフォン3の表示部33の画面が、図6Eのような設定完了通知画面33eに切り替わる(ステップS309)。この画面には、設定の完了を通知するメッセージMeが表示されている。
図6Dは、ステップS307で表示されるナビゲーション画面の他の例を示している。このナビゲーション画面33dには、スマートフォン3と電子キー2を持ちながら、キック動作を複数回(ここでは5回以上)行うことをユーザPに促すメッセージMdとともに、感度記憶ボタンD1および設定中止ボタンD2が表示されている。ユーザPは、メッセージMdに従って、電子キー2とスマートフォン3を所持した状態でキック動作を所定回数行い、その後、感度記憶ボタンD1を押下する。これにより、キック動作の終了を通知する信号が、スマートフォン3から電子キー2を介して車両制御装置1へ送信され、この信号を受信した車両制御装置1は、ステップS104以後の処理を実行する。このように、複数回のキック動作に基づいてカスタマイズを行う場合は、たとえば、各回で検出された特徴量の平均値を算出し、これを特徴量(検出基準)として記憶すればよい。これにより、キック動作の検出精度を高めることができる。
図6Cと図6Dのナビゲーション画面33c、33dにおいて、ユーザPが設定中止ボタンC、D2を押下した場合は(ステップS310)、スマートフォン3の画面が図6Fのような設定中止通知画面33fに切り替わる(ステップS311)。この画面には、設定の中止を通知するメッセージMfが表示されている。
以上により、キックセンサ17の検出基準(特徴量)をカスタマイズする作業は終了する。以降においては、通常時のキック動作によるスライドドアSDの開閉は、図8のフローチャートの手順に従って行われる。
図8において、車両制御装置1は、電子キー2からのIDをUHF受信部13で受信すると(ステップS121)、当該IDの照合を行う(ステップS122)。詳しくは、電子キー2から受信したIDを、記憶部11に記憶されている電子キー2のIDと比較し、両者が一致するか否かを判定する。そして、両者が一致しなければ、照合不成立となって(ステップS122;NO)、処理を終了する。一方、両者が一致すれば、照合成立となって(ステップS122;YES)、キック動作が検出されるのを待つ(ステップS123)。
ユーザPによりキック動作が行われ、キックセンサ17がこれを検出すると(ステップS123;YES)、制御部10は、キックセンサ17の検出信号を解析して、図7(a)で説明した特徴量を抽出する(ステップS124)。そして、抽出した特徴量を、記憶部11における該当するIDの特徴量(図7(b))と比較し(ステップS125)、その比較結果に基づいて、検出されたキック動作が当該IDに対応したものであるか否かを判定する(ステップS126)。たとえば、特徴量の検出値と記憶値との差を演算し、その差が一定範囲内にある場合は判定OKとし、一定範囲内にない場合は判定NGとする。
制御部10は、キック動作の判定がOKであれば(ステップS126;YES)、スライドドア駆動部16によりスライドドアSDを駆動し(ステップS127)、ドアの開閉が完了すると(ステップS128;YES)、一連の処理を終了する。また、制御部10は、キック動作の判定がNGであれば(ステップS126;NO)、ステップS127、S128を実行することなく処理を終了する。
なお、キック動作によりスライドドアSDを開くか閉じるかは、次のようにして決定することができる。すなわち、スライドドアSDが閉じていることがドアセンサ(図示省略)により検出されている状態で、キック動作が行われた場合は、スライドドア駆動部16はスライドドアSDを開く。一方、スライドドアSDが開いていることがドアセンサにより検出されている状態で、キック動作が行われた場合は、スライドドア駆動部16はスライドドアSDを閉じる。
上述した第1実施形態によれば、ユーザPは、スマートフォン3でキックセンサ感度設定ボタンB1を押下した後、キック動作を行うだけで、キックセンサ17の検出基準を、自分のキック動作の癖に応じたものにカスタマイズすることができる。このため、車両制御装置1は、ユーザの区別なくキック動作を正確に検出することができ、スライドドアSDの自動開閉を円滑に行うことができる。
また、第1実施形態では、携帯機として電子キー2とスマートフォン3を用い、スマートフォン3から電子キー2を介して車両制御装置1へ信号を送信するので、電子キー2がゲートウェイの役割を果たすこととなる。このため、インターネットに接続されているスマートフォン3から直接、車両制御装置1へ信号を送信する場合に比べて、車両側のセキュリティ性を高めることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の車両制御システムの構成につき、図9および図10を参照しながら説明する。図9に示すように、車両制御システム200は、車両Vに搭載された車両制御装置1と、この車両制御装置1と無線通信を行うスマートフォン4とから構成される。スマートフォン4は、車両Vのユーザ(乗員)Pが所持している。第2実施形態では、スマートフォン4が電子キーを兼用している。スマートフォン4は、本発明における「携帯機」の一例である。
図10は、車両制御装置1およびスマートフォン4の具体的構成を示している。車両制御装置1の構成については、図4と同じであるので説明を省略する。スマートフォン4は、制御部40、記憶部41、LF受信部42、UHF送信部43、操作部44、表示部45、通話部46、および通信部47を備えている。スマートフォン4には、これら以外にも各種のブロックが含まれているが、本発明に直接関係しないため、図示を省略してある。
制御部40は、CPUを備えており、スマートフォン4の動作を制御する。記憶部41は、ROMやRAMなどのメモリから構成される。LF受信部42は、車両制御装置1のLF送信部12から送信された、スマートフォン4の存在を確認するためのLF信号を受信する。UHF送信部43は、後述するコマンドをUHF通信により車両制御装置1へ送信する。操作部44は、スマートフォン4の本体に設けられた操作ボタンや、表示部45に表示される操作ボタンから構成される。表示部45は、スマートフォン4の本体に設けられた液晶パネルとその駆動回路などから構成される。通話部46は、スピーカ、マイクロフォン、および音声回路などから構成される。通信部47は、インターネット回線と接続されてサーバなどと通信を行う通信回路から構成される。
以上の構成からなる車両制御システム200において、キックセンサ17の検出基準をカスタマイズする手順が、図11のフローチャートに示されている。図11では、図5と同じ処理を行うステップに同じ符号を付してある。
図11において、車両制御装置1におけるステップS101〜S105、S107の手順については、第1実施形態(図3)の場合と同じであるので、説明を省略する。また、スマートフォン4におけるステップS301〜S305、S307、S309〜S311の手順についても、第1実施形態の場合と同じであるので説明を省略し、以下では、第1実施形態と異なる部分について説明する。なお、スマートフォン4の表示部45に表示される画面は、電子キーに関する部分が省略される点を除き、図6A〜図6Fに示したものと同じである。
第1実施形態では、図5のステップS306において、カスタマイズ開始コマンドを近距離無線によって電子キー2へ送信したが、第2実施形態では、図11のステップS306aにおいて、カスタマイズ開始コマンドをUHF通信によって車両制御装置1へ送信する。
また、第1実施形態では、図5のステップS106において、車両制御装置1は、特徴量の設定完了を通知する信号を、LF信号として電子キー2へ送信したが、第2実施形態では、図11のステップS106aにおいて、車両制御装置1は、特徴量の設定完了を通知する信号を、UHF信号としてスマートフォン4へ送信する。
また、第1実施形態では、図5のステップS308において、スマートフォン4は、特徴量の設定完了を通知する信号を、近距離無線により電子キー2から受信したが、第2実施形態では、図11のステップS308aにおいて、スマートフォン4は、特徴量の設定完了を通知する信号を、UHF信号として車両制御装置1から受信する。
なお、第2実施形態において、キック動作の検出基準がカスタマイズされた後の、通常時のキック動作によるスライドドアSDの開閉手順は、図8のフローチャートに示された手順と同じである。
第2実施形態の他の例として、図10におけるスマートフォン4のLF受信部42およびUHF送信部43の代わりに、図4の近距離無線部34を設け、また、車両制御装置1にも同様の近距離無線部を設けて、これらの間で通信を行うようにしてもよい。
上述した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、車両制御装置1は、ユーザの区別なくキック動作を正確に検出することができ、スライドドアSDの自動開閉を円滑に行うことができる。また、携帯機がスマートフォン4のみとなるため、システムを簡略化することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の車両制御システムの構成につき、図12および図13を参照しながら説明する。図12に示すように、車両制御システム300は、車両Vに搭載された車両制御装置1と、この車両制御装置1と無線通信を行う電子キー5とから構成される。電子キー5は、車両Vのユーザ(乗員)Pが所持している。第3実施形態では、電子キー5に感度(検出基準)設定の機能を持たせている。電子キー5は、本発明における「携帯機」の一例である。
図13は、車両制御装置1および電子キー5の具体的構成を示している。車両制御装置1の構成については、図4と同じであるので説明を省略する。電子キー5は、制御部50、記憶部51、LF受信部52、UHF送信部53、操作部54、および表示部55を備えている。電子キー5には、これら以外のブロックも含まれているが、本発明に直接関係しないため、図示を省略してある。
制御部50は、CPUを備えており、電子キー5の動作を制御する。記憶部51は、ROMやRAMなどのメモリから構成される。LF受信部52は、車両制御装置1のLF送信部12から送信された、電子キー5の存在を確認するためのLF信号を受信する。UHF送信部53は、前述のカスタマイズ開始コマンドを、UHF通信により車両制御装置1へ送信する。操作部54は、たとえば、電子キー5の本体に設けられた複数の操作ボタンから構成される。表示部55は、たとえば、電子キー5の本体に設けられた複数のLEDランプから構成される。
第3実施形態の車両制御システム300では、スマートフォンを用いないため、操作にあたって画面表示がされないが、電子キー5に備わっている操作部54の操作ボタンや、表示部55のLEDランプを利用して、ユーザPに検出基準のカスタマイズに必要な操作を行わせることは可能である。
以上の構成からなる車両制御システム300において、キックセンサ17の検出基準をカスタマイズする手順は、第2実施形態のスマートフォン4が電子キー5に置き換わり、電子キー5に画面表示がされない点を除いて、図11の手順と基本的に同じであり、図11から容易に類推できるため、説明を省略する。
また、第3実施形態において、キック動作の検出基準がカスタマイズされた後の、通常時のキック動作によるスライドドアSDの開閉手順は、図8のフローチャートに示された手順と同じである。
上述した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、車両制御装置1は、ユーザの区別なくキック動作を正確に検出することができ、スライドドアSDの自動開閉を円滑に行うことができる。また、携帯機が電子キー5のみとなるため、第2実施形態と同様に、システムを簡略化することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述した以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
図5および図11のステップS105では、特徴量(検出基準)を車両制御装置1の記憶部11に記憶させたが、これを電子キー2の記憶部21や、スマートフォン3、4の記憶部31、41に記憶させてもよい。また、車両制御装置1の記憶部11と電子キー2の記憶部21の双方、あるいは、車両制御装置1の記憶部11とスマートフォン3、4の記憶部31、41の双方に、特徴量(検出基準)を記憶させてもよい。
図5のステップS106、S203においては、LF信号によって設定完了通知を送受信したが、UHF信号によって設定完了通知を送受信してもよい。また、図11のステップS106a、S308aにおいては、UHF信号によって設定完了通知を送受信したが、LF信号によって設定完了通知を送受信してもよい。
第1実施形態と第2実施形態においては、携帯機としてスマートフォン3、4を例に挙げたが、スマートフォンに代えて、他の携帯電話機や携帯型タブレットなどを携帯機として用いてもよい。
第3実施形態においては、画面上での操作に代えて、電子キー5の操作ボタンやLEDランプを利用して操作を行う例を挙げたが、電子キー5の表示部55を液晶パネルで構成することで、スマートフォンのような画面上の操作ができるようにしてもよい。
図6Eの設定完了通知画面33eにおいては、設定完了のメッセージMeのみを表示したが、これに加えて、設定された特徴量(検出基準)の内容を表示してもよい。
以上の各実施形態では、キック動作によりスライドドアSDを開閉する場合を例に挙げたが、本発明は、キック動作によりバックドアを開閉する場合にも適用することができる。この場合、キックセンサ17は、バックドアの下方に設けられる。また、開閉対象であるドアは、スライドドアやバックドアに限らず、たとえばトランクを開閉するドアであってもよい。
以上の各実施形態では、図2のように足を蹴り出すキック動作を例に挙げたが、他の動作であってもよい。たとえば、足をまっすぐ前に動かしてキックセンサ17の検出領域R内へ運び、その後、検出領域Rから足を遠ざけるような動作であってもよい。
以上の各実施形態では、ユーザのジェスチャーとして足の動作を例に挙げたが、足の動作に限らず、手や腕などの動作をジェスチャーとして検出してもよい。
1 車両制御装置
2 電子キー(第1携帯機)
3 スマートフォン(第2携帯機)
4 スマートフォン(第2携帯機)
5 電子キー(第1携帯機)
10 制御部
16 スライドドア駆動部(ドア駆動部)
17 キックセンサ(検出部)
100、200、300 車両制御システム
P ユーザ
V 車両
SD スライドドア

Claims (7)

  1. 車両に搭載された車両制御装置と、ユーザが所持する携帯機とから構成される車両制御システムであって、
    前記車両制御装置は、
    車両のドアを開閉するドア駆動部と、
    ユーザのジェスチャーを検出する検出部と、
    前記検出部から出力される検出信号に基づいて、所定のジェスチャーが行われたか否かを判定し、所定のジェスチャーが行われた場合に、前記ドア駆動部により前記ドアを開閉する制御部と、を有し、
    前記携帯機は、
    前記車両制御装置と通信を行う第1携帯機と、
    前記第1携帯機と通信を行う第2携帯機と、からなり、
    前記第2携帯機は、ユーザによる所定の操作が行われたことに基づいて、当該操作を通知する通知信号を前記第1携帯機へ送信し、
    前記第1携帯機は、前記第2携帯機から前記通知信号を受信すると、当該通知信号を第1携帯機の識別コードとともに前記車両制御装置へ送信し、
    前記車両制御装置は、前記第1携帯機から前記通知信号および前記識別コードを受信した後、前記検出部でユーザのジェスチャーが検出されると、前記検出信号から当該ジェスチャーの特徴量を抽出して、当該特徴量を前記識別コードと対応付けて記憶し、
    前記制御部は、以降のジェスチャーに対して前記検出信号から抽出される特徴量と、前記記憶された特徴量との比較結果に基づいて、前記所定のジェスチャーが行われたか否かを判定する、ことを特徴とする車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記第1携帯機は、車両のドアを施錠または解錠するための電子キーであり、
    前記第2携帯機は、前記第1携帯機と近距離無線で通信を行うスマートフォンである、ことを特徴とする車両制御システム。
  3. 車両に搭載された車両制御装置と、ユーザが所持する携帯機とから構成される車両制御システムであって、
    前記車両制御装置は、
    車両のドアを開閉するドア駆動部と、
    ユーザのジェスチャーを検出する検出部と、
    前記検出部から出力される検出信号に基づいて、所定のジェスチャーが行われたか否かを判定し、所定のジェスチャーが行われた場合に、前記ドア駆動部により前記ドアを開閉する制御部と、を有し、
    前記携帯機は、ユーザによる所定の操作が行われたことに基づいて、当該操作を通知する通知信号を当該携帯機の識別コードとともに前記車両制御装置へ送信し、
    前記車両制御装置は、前記携帯機から前記通知信号および前記識別コードを受信した後、前記検出部でユーザのジェスチャーが検出されると、前記検出信号から当該ジェスチャーの特徴量を抽出して、当該特徴量を前記識別コードと対応付けて記憶し、
    前記制御部は、以降のジェスチャーに対して前記検出信号から抽出される特徴量と、前記記憶された特徴量との比較結果に基づいて、前記所定のジェスチャーが行われたか否かを判定する、ことを特徴とする車両制御システム。
  4. 請求項3に記載の車両制御システムにおいて、
    前記携帯機はスマートフォンである、ことを特徴とする車両制御システム。
  5. 請求項3に記載の車両制御システムにおいて、
    前記携帯機は車両のドアを施錠または解錠するための電子キーである、ことを特徴とする車両制御システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両制御システムにおいて、
    前記ジェスチャーの特徴量は、前記検出信号のピーク値、前記検出信号がピーク値に至るまでの時間、および前記検出信号の立ち上り時の変化率の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする車両制御システム。
  7. 請求項6に記載の車両制御システムにおいて、
    前記ジェスチャーの特徴量は、前記検出信号のピーク値を含み、
    前記ピーク値に対して所定の閾値が設定されている、ことを特徴とする車両制御システム。
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