JP6224841B2 - 圧電素子、音響発生器、音響発生装置、電子機器 - Google Patents

圧電素子、音響発生器、音響発生装置、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、圧電素子と、それを用いた、音響発生器、音響発生装置および電子機器に関するものである。
従来、振動板の一方主面に2つの圧電素子を取り付けるとともに、2つの圧電素子の間の位置に負荷部材を取り付けた構造を有する音響発生器が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に記載された音響発生器は、特定の周波数における音圧の急激な変化が緩和されて、周波数による音圧の変化が小さい優れた特性を有していた。
WO2013/099512A1
しかしながら、上述した従来の音響発生器は、部品が多く構造が複雑であるため、製造に手間と時間を要するという問題があった。
本発明は、このような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、優れた特性と単純な構造を有する音響発生器を実現することが可能な圧電素子と、それを用いた、音響発生器、音響発生装置および電子機器とを提供することにある。
本発明の一実施形態における圧電素子は、圧電体層と、第1導体と、第2導体と、第3導体と、第4導体と、前記第1導体と前記第3導体とを接続する第5導体と、前記第2導体と前記第4導体とを接続する第6導体と、を有しており、前記第1導体と前記第2導体とが前記圧電体層を間に挟んで互いに向かい合う部分である第1部分と、前記第3導体と前記第4導体とが前記圧電体層を間に挟んで互いに向かい合う部分である第2部分と、前記圧電体層の厚さ方向である第1方向から見たときに前記第1部分と前記第2部分との間に位置する部分であり、且つ前記第5導体と前記第6導体とが前記圧電体層を間に挟んで向かい合っていない、第3部分と、を有していることを特徴とする。
本発明の一実施形態における音響発生器は、前記圧電素子と、該圧電素子が取り付けられた振動体と、を有していることを特徴とする。
本発明の一実施形態における音響発生装置は、前記音響発生器と、該音響発生器に取り付けられたエンクロージャーと、を有していることを特徴とする。
本発明の一実施形態における電子機器は、前記音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、を有しており、前記音響発生器から音響を発生させる機能を有していることを特徴とする。
本発明の圧電素子を用いることにより、優れた特性と単純な構造を有する、音響発生器、音響発生装置および電子機器を実現することができる。
本発明の第1実施形態の圧電素子を模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の圧電素子を模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の圧電素子を模式的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態の圧電素子が有する導体の形状を示す図である。 本発明の第1実施形態の圧電素子における導体の配置と圧電体層の分極方向を示す図である。 本発明の第2実施形態の音響発生器を模式的に示す平面図である。 図6のA−B線断面図である。 本発明の第3実施形態の音響発生装置を模式的に示す斜視図である。 本発明の第4実施形態の電子機器の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態である圧電素子、音響発生器、音響発生装置、電子機器を添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面においては、互いに直交するx軸、y軸、z軸を用いて方向を示している。
(第1実施形態)
図1および図2は、本発明の第1実施形態である圧電素子11を模式的に示す斜視図であり、互いに異なる方向から見た状態を示している。図3は、圧電素子11を模式的に示す平面図であり、+z方向側から見た状態を示している。図4は、圧電素子11が有する導体の形状を示す図である。図5は、圧電素子11における導体の配置と圧電体層の分極方向を示す図である。
本実施形態の圧電素子11は、図1〜図3に示すように、直方体状であり、厚さ方向(z軸方向)の寸法が小さい板状の形状を有している。圧電素子11の両主面(z軸方向の両端面)は、x軸方向に長い矩形状である。また、圧電素子11は、積層体20と、導体31と、導体32と、導体33と、導体34と、導体35と、導体36とを有している。積層体20は、圧電体層24と、導体21と、導体22と、導体23とを有している。
図4の(a)〜(d)は、導体21、導体22、導体23、導体31、導体32、導体33の形状を模式的に示す平面図である。図4(a)は、積層体20の両主面に配置された導体31、導体32、導体33を示す図である。図4(b)は、積層体20の内部に配置された導体21を示す図である。図4(c)は、積層体20の内部に配置された導体23を示す図である。図4(d)は、積層体20の内部に配置された導体22を示す図である。積層体20は、複数の導体(導体21、導体22、導体23)と複数の圧電体層24とがz軸方向に交互に配置されて構成されている。そして、積層体20の表面に導体31、導体32、導体33、導体34、導体35、導体36が配置されて圧電素子11が構成されている。なお、積層体20の内部には、導体21、導体22、導体23が、それぞれ複数配置されている。
導体31は、積層体20の両主面に1つずつ配置されており、各々の導体31は、積層体20の+x方向側の表面に配置された導体34に接続されている。導体32は、積層体20の両主面に1つずつ配置されており、各々の導体32は、積層体20の+x方向側の表面に配置された導体35に接続されている。
導体33は、積層体20の両主面に1つずつ配置されており、各々の導体33は、積層体20の−x方向側の表面に配置された導体36に接続されている。また、導体33は、第1導体33aと、第3導体33bと、第5導体33cと、導体33dとが一体的に繋がって構成されている。そして、第5導体33cが第1導体33aと第3導体33bとを接続しており、導体33dが第3導体33bと導体36とを接続している。
導体23は、積層体20の内部に複数配置されており、各々の導体23は、積層体20の−x方向側の表面に配置された導体36に接続されている。また、導体23は、第1導体23aと、第3導体23bと、第5導体23cと、導体23dとが一体的に繋がって構成されている。そして、第5導体23cが第1導体23aと第3導体23bとを接続しており、導体23dが第3導体23bと導体36とを接続している。
導体21は、積層体20の内部に複数配置されており、各々の導体21は、積層体20の+x方向側の表面に配置された導体34に接続されている。また、導体21は、第2導体21aと、第4導体21bと、第6導体21cと、導体21dとが一体的に繋がって構成されている。そして、第6導体21cが第2導体21aと第4導体21bとを接続しており、導体21dが第2導体21aと導体34とを接続している。
導体22は、積層体20の内部に複数配置されており、各々の導体22は、積層体20の+x方向側の表面に配置された導体35に接続されている。また、導体22は、第2導体22aと、第4導体22bと、第6導体22cと、導体22dとが一体的に繋がって構成されている。そして、第6導体22cが第2導体22aと第4導体22bとを接続しており、導体22dが第2導体22aと導体35とを接続している。
2つの導体31および複数の導体21は、導体34によって相互に接続されており、同じ電位に接続される。2つの導体32および複数の導体22は、導体35によって相互に接続されており、同じ電位に接続される。2つの導体33および複数の導体23は、導体36によって相互に接続されており、同じ電位に接続される。
図5は、圧電素子11の厚さ方向(z軸方向)における導体21、導体22、導体23、導体33の配置と、各々の圧電体層24の分極方向とを示す図である。なお、図5においては、圧電体層24の図示を省略している。図5に示すように、導体23または導体33と、導体21または導体22とが、z軸方向において交互に配置されている。また、圧電素子11の+z方向側では、導体23または導体33と導体21とが交互に配置されており、圧電素子11の−z方向側では、導体23または導体33と導体22とが交互に配置されている。
そして、第1導体23aまたは第1導体33aと、第2導体21aまたは第2導体22aとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されており、第3導体23bまたは第3導体33bと、第4導体21bまたは第4導体22bとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されている。
詳細には、圧電素子11の+z方向側では、第1導体23aまたは第1導体33aと、第2導体21aとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されており、第3導体23bまたは第3導体33bと、第4導体21bとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されている。また、圧電素子11の−z方向側では、第1導体23aまたは第1導体33aと、第2導体22aとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されており、第3導体23bまたは第3導体33bと、第4導体22bとが、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うように配置されている。
このように、圧電素子11は、第1導体(23a、33a)と第2導体(21a、22a)とが圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合う部分である第1部分11aと、第3導体(23b、33b)と第4導体(21b、22b)とが圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合う部分である第2部分11bとを有している。
図3に示すように、第1部分11aと第2部分11bは、圧電素子11の長さ方向(x軸方向)に互いに間隔を開けて配置されている。そして、圧電素子11は、図3に示すように、第3部分11cを有している。第3部分11cは、第5導体(23c,33c)と第6導体(21c,22c)とが圧電体層24を間に挟んで向かい合っていない部分であり、z軸方向から見たときに、第1部分11aと第2部分11bとの間に位置している。なお、第3部分11cは、圧電素子11の長さ方向(x軸方向)において、第1部分11aと第2部分11bとの間に位置するのが望ましい。
また、圧電体層24は、図5の矢印で示す向きに分極されている。例えば、導体23および導体33に対して、導体21の電位が高く、導体22の電位が低くなるように、直流電圧を加えることによって、このように分極することができる。そして、圧電素子11を振動させるときには、図示せぬ第1給電線路を導体31および導体32に接続し、図示せぬ第2給電線路を導体33に接続して、導体21および導体22と、導体23および導体33との間に電位差が生じるように交流電圧を加える。
これにより、圧電素子11の第1部分11aおよび第2部分11bでは、ある瞬間に加えられる電界の向きと分極の向きとの関係が、+z方向側と−z方向側とで逆になる。そして、これにより、例えば、第1部分11aおよび第2部分11bにおいて、ある瞬間に+z方向側がx軸方向において伸びるときには、−z方向側がx軸方向において縮むようにされている。これにより、圧電素子11の第1部分11aおよび第2部分11bは、電気信号が加えられることによって、x軸方向に振幅が変化するようにz軸方向に屈曲振動する。このように第1部分11aおよび第2部分11bは、電気信号が入力されたときに圧電体層24に変形が生じる部分である活性部である。
z軸方向から平面視したときに第1部分11aと第2部分11bとの間に位置する第3部分11cは、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合う導体が存在しない部分である、対向導体非形成部となっている。このため、第3部分11cは、電気信号が入力されても圧電体層24の変形が生じない不活性部となっている。なお、第3部分11cは、不活性部であれば良いため、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うとともに互いに異なる電位に接続される2つの導体が存在しない部分であればよい。例えば、圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合うとともに同じ電位に接続される2つの導体が、第3部分11cに存在しても構わない。
なお、ある瞬間に加えられる電界の向きと分極の向きとの関係が、+z方向側と−z方向側とで逆になっておらず、電気信号が入力されると第1部分11aおよび第2部分11bが伸縮振動するようにしても構わない。その場合には、例えば、第1部分11aおよび第2部分11bに金属板等を張り付けることにより、第1部分11aおよび第2部分11bを屈曲振動させることができる。また、圧電体層、第1導体、第2導体、第3導体および第4導体が、各々1つしか存在しないようにしても構わない。
圧電体層24は、従来用いられている圧電セラミックスを用いて形成することができる。例えば、ジルコン酸鉛(PZ)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、Bi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体材料を用いることができる。圧電体層24の1層の厚みは、例えば、10〜100μm程度とすることができる。
導体21、導体22、導体23は、既知の種々の金属材料を用いて形成することができる。例えば、銀とパラジウムとからなる金属成分と圧電体層を構成する材料成分とを用いることができるが、他の材料を用いても構わない。導体31、導体32、導体33、導体34、導体35、導体36は、既知の種々の金属材料を用いて形成することができる。例えば、銀からなる金属成分およびガラス成分を含有する材料を好適に用いることができるが、他の材料を用いても構わない。
このように、圧電素子11は、圧電体層24と、第1導体(23a、33a)と、第2導体(21a、22a)と、第3導体(23b、33b)と、第4導体(21b、22b)と、を有している。また、圧電素子11は、第1部分11aと、第2部分11bと、第3部分11cとを有している。第1部分11aは、第1導体(23a、33a)と第2導体(21a、22a)とが圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合う部分であり、活性部である。第2部分11bは、第3導体(23b、33b)と第4導体(21b、22b)とが圧電体層24を間に挟んで互いに向かい合う部分であり、活性部である。第3部分11cは、圧電体層24の厚さ方向であるz軸方向から見たときに、第1部分11aと第2部分11bとの間に位置する部分であり、且つ異なる電位に接続される2つの導体が圧電体層24を間に挟んで向かい合っていない部分であり、不活性部である。そして、第1導体(23a,33a)、第3導体(23b,33b)および第5導体(23c,33c)と、第2導体(21a,22a)、第4導体(21b,22b)および第6導体(21c,22c)とは、互いに異なる電位に接続される。このような構成を有する圧電素子11は、第1部分11aと、第2部分11bとが、それぞれ電気信号に応じて振動するので、併設された2つの通常の圧電素子と同様に機能することができる。また、圧電素子11において、第3部分11cは振動しない。よって、第3部分は振動を抑制する負荷部材として機能する。これにより、例えば、特許文献1に記載された音響発生器における、2つの圧電素子およびその間に配置された1つの負荷部材と同様の機能を、1つの圧電素子11で実現することができる。また、圧電素子11の第3部分11cは、電気信号が入力されても変形しない。このため、例えば、圧電素子11を振動板に接合して圧電素子11を振動させた場合に於いても、第3部分11cと振動板との接合部には応力が発生しない。よって、第3部分11cと振動板との接合部では、長期に渡って繰り返し応力が加わることよるマイクロクラックの発生や接合強度の低下を防止することが出来る。よって、第1部分11aおよび第2部分11bを強く振動させることが出来ると共に、第3部分11cによって他の物に長期的に強く接合することが可能な圧電素子11を得ることが出来る。
また、圧電素子11は、第1導体23aと第3導体23bとを接続する第5導体23cと、第1導体33aと第3導体33bとを接続する第5導体33cと、第2導体21aと第4導体21bとを接続する第6導体21cと、第2導体22aと第4導体22bとを接続する第6導体22cと、を有している。これにより、2つの給電線路で圧電素子11を振動させることができるので、給電線路を単純化することができる。
また、圧電素子11において、第5導体23cは、第1導体23aおよび第3導体23bと一体的に繋がっており、第5導体33cは、第1導体33aおよび第3導体33bと一体的に繋がっており、第6導体21cは、第2導体21aおよび第4導体21bと一体的に繋がっており、第6導体22cは、第2導体22aおよび第4導体22bと一体的に繋がっている。そして、第5導体(23c、33c)および第6導体(21c、22c)は、圧電素子11の表面または内部に配置されている。すなわち、第5導体23c、第6導体21c、第6導体22cは、圧電素子11の内部に配置されており、第5導体33cは、圧電素子11の表面に配置されている。このような構成により、第5導体23c、第1導体23aおよび第3導体23bを同じ材料を用いて同時に形成することができ、第5導体33c、第1導体33aおよび第3導体33bを同じ材料を用いて同時に形成することができ、第6導体21c、第2導体21aおよび第4導体21bを同じ材料を用いて同時に形成することができ、第6導体22c、第2導体22aおよび第4導体22bを同じ材料を用いて同時に形成することができる。よって、構造が単純で製造が容易な圧電素子11を実現できる。なお、このような構成は必須ではない。例えば、第5導体(23c、33c)および第6導体(21c、22c)が金属線であり、半田等の導電性接合部材を介して、他の導体に接続されるようにしても構わない。
また、圧電素子11をz軸方向から見たときに、第1部分11aの形状と第2部分11bの形状とが等しく、第1部分11aの面積と第2部分11bの面積とが等しいが、これに限定されるものではない。例えば、z軸方向から見たときに、第1部分11aの形状と第2部分11bの形状とが異なっていても構わない。また、z軸方向から見たときに、第1部分11aの面積と第2部分11bの面積とが異なっていても構わない。このような構成により、圧電素子11の形状の対称性が低くなるため、圧電素子11の振動における共振モードの縮退を解いて共振モードを増やすことができるので、圧電素子11の周波数特性における共振ピークを分散させて、各々のピークのレベルを低くすることができる。また、圧電素子11を用いて音響発生器を構成した場合には、音圧の周波数特性におけるピークのレベルが小さく、周波数による音圧の変化が小さい、良好な特性を得ることができる。
圧電素子11は、例えば次のようにして製造することができる。まず、圧電材料の粉末にバインダー、分散剤、可塑剤、溶剤を添加して掻き混ぜて、スラリーを作製する。圧電材料としては、鉛系、非鉛系のうちいずれでも使用することができる。次に、得られたスラリーをシート状に成形し、グリーンシートを作製する。次に、グリーンシートに導体ペーストを印刷して導体21、導体22、導体23となる導体パターンを形成する。次に、導体パターンが形成されたグリーンシートを積層して、積層成形体を作製する。次に、積層成形体を脱脂、焼成し、所定寸法にカットすることにより積層体20を得ることができる。次に、必要に応じて、積層体20の外周部を加工する。次に、積層体20のz軸方向の端面に、導体ペーストを印刷して導体31、導体32、導体33となる導体パターンを形成し、積層体20のx軸方向の端面に、導体ペーストを印刷して導体34、導体35、導体36となる導体パターンを形成する。次に、所定の温度で導体の焼付けを行う。このようにして、圧電素子11となる構造体を得ることができる。最後に、圧電素子11に圧電性を付与するために導体31、導体32、導体33または導体34、導体35、導体36を通じて直流電圧を印加して、圧電体層24の分極を行う。このようにして圧電素子11を得ることができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態である音響発生器29を模式的に示す、+z方向から見た平面図である。図7は、図6におけるA−B線断面図である。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態と異なる点を説明し、同様の構成要素に同じ参照符号を付すことによって重複する説明を省略する。本実施形態の音響発生器29は、図6、図7に示すように、圧電素子11と、フィルム12と、フレーム13aと、フレーム13bと、樹脂層14とを有している。そして、音響発生器29は、電気信号が入力されて音響を発生させる。なお、音響発生器29が発生させる音響は、人間の耳に聞こえる周波数の音響に限定されるものではなく、可聴音よりも周波数が低い音響や、可聴音よりも周波数が高い音響であっても構わない。
フレーム(13a、13b)は、それぞれ矩形の枠状の形状を有している。フレーム(13a、13b)は、フィルム12および樹脂層14よりも変形し難いものであれば良く、材質および厚みは特に限定されるものではない。例えば、各種金属、硬質樹脂、プラスチック、エンジニアリングプラスチック、セラミックス等を用いてフレーム(13a、13b)を形成することができる。例えば、厚み100μm〜1000μmのステンレスを好適に用いることができる。
フィルム12は、フィルム状(膜状)の形状を有しており、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリイミド等の樹脂を用いて形成することができる。また、フィルム12の厚みは、例えば、10〜200μmとされる。そして、フィルム12は、面方向(x軸方向およびy軸方向)に張力をかけられた状態で周縁部をフレーム(13a、13b)で挟持されて固定されている。このようにして、フィルム12は、フレーム(13a、13b)によって振動可能に支持されている。そして、フィルム12における、フレーム(13a、13b)の内側に位置する、フレーム(13a、13b)に挟まれていない部分によって、自由に振動できる振動体12aが構成されている。すなわち、振動体12aは、矩形のフィルム状(膜状)の形状を有している。
なお、フレーム(13a、13b)の形状は、矩形状に限定されるものではなく、円形や菱形であってもよい。また、フレーム13bを有さない場合には、例えば、フレーム13aの−z方向の表面にフィルム12を接着すれば良い。また、振動体12aは、フィルム状や薄板状の形状であれば良いため、フィルム12に代えて、金属板や、樹脂板や、紙等によって振動体12aを構成することができる。振動体12aが金属板や樹脂板である場合には、フレームが無くても構わない。
圧電素子11は、詳細の図示を省略するが、前述した第1実施形態の圧電素子11である。圧電素子11は、振動体12aの+z方向側の表面に取り付けられており、振動体12aと一体化されている。圧電素子11は、電気信号が入力されるとz軸方向に屈曲振動し、自身が振動することによって振動体12aを振動させる。そして、振動体12aが振動することによって音響が発生する。なお、圧電素子11とフィルム12とは、図示せぬ接合部材によって接合されている。接合部材としては、例えば、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステル系樹脂等の接着剤や、両面テープ等の、既知の種々の接合部材を使用することができる。
樹脂層14は、圧電素子11を埋設するように、フレーム13aの内側の全体に渡って形成されており、振動体12a、圧電素子11と一体化されている。樹脂層14は、既知の種々の材料を用いて形成することができる。例えば、アクリル樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂や、あるいはゴム等を用いることができる。また、樹脂層14の厚みは、圧電素子11を完全に覆う程度の厚みであることが望ましいが、フィルム12の少なくとも一部を被覆するように形成されていれば良い。なお、樹脂層14は、音響発生器29から発生する音響の音質を高める効果があるが、必須ではなく、場合によっては無くても構わない。
上述したように、音響発生器29は、圧電素子11と振動体12aとを有している。そして、振動体12aは、圧電素子11が取り付けられており、圧電素子11の振動によって振動する。このような構成を有する音響発生器29は、特許文献1に記載された音響発生器における、2つの圧電素子およびその間に配置された1つの負荷部材と同様の機能を、1つの圧電素子11で実現するため、優れた特性と単純な構造を有する音響発生器を実現することができる。
また、音響発生器29では、z軸方向から見たときに、第3部分11cが振動体12aの中央部に位置している。振動体12aの中央部は、振動体12aの振動における最も周波数が低い共振モードを含む複数の共振モードにおいて最も振幅が大きい場所である。よって、音響発生器29は、音圧の周波数特性における最も周波数が低いピークを含む複数のピークのレベルを小さくすることができる。なお、「第3部分11cが振動体12aの中央部に位置している」とは、圧電素子11の厚さ方向(z軸方向)から平面視したときに、振動体12aの重心が第3部分11cの中に位置する状態を意味する。
音響発生器29は、例えば、次のようにして製造することができる。まず、張力をかけた状態のフィルム12の周縁を、接着剤を塗布したフレーム(13a、13b)で挟んで固定し、接着剤を硬化させて接合する。そして、振動体12aの+z方向側の表面に圧電素子11を接着剤で接合し、圧電素子11に図示せぬ給電線路を接続する。そして、フレーム13aの内側に樹脂を流し込んで硬化させることにより樹脂層14を形成する。このようにして、音響発生器29を得ることができる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態である音響発生装置38を模式的に示す斜視図である。なお、本実施形態においては、前述した第2実施形態と異なる点を説明し、同様の構成要素に同じ参照符号を付すことによって重複する説明を省略する。音響発生装置38は、図8に示すように、音響発生器29と、エンクロージャー27とを有している。音響発生器29は、前述した第2実施形態の音響発生器29である。
エンクロージャー27は、直方体の箱状の形状を有している。また、エンクロージャー27は、少なくとも1つの開口を有しており、その開口を塞ぐように音響発生器29が取り付けられている。また、エンクロージャー27は、音響発生器29の+z方向側の表面を取り囲むように構成されている。なお、エンクロージャー27は、音響発生器29の+z方向側で生じた音響が、音響発生器29の−z方向側へ回り込むことを抑制する機能を有していれば良い。このため、エンクロージャー27の形状は、直方体状に限定されるものではなく、例えば、円錐状や、球状など、種々の形状であっても構わない。また、エンクロージャー27は、箱状である必要もなく、例えば平面バッフルであっても構わない。このようなエンクロージャー27は、既知の種々の材料を用いて形成することができる。例えば、木材、合成樹脂、金属等の材料を用いてエンクロージャー27を形成することができる。
音響発生装置38は、前述した第2実施形態の音響発生器29を用いて音響を発生させることから、良好な音質の音響を発生させることができる。また、音響発生装置38は、エンクロージャー27を有していることから、音響発生器29単独のときよりもさらに良好な音質の音響を発生させることが可能である。なお、音響発生器29に代えて、同様の性能を有する他の形態の音響発生器を用いても構わない。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態である電子機器39の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態においては、前述した第2実施形態と異なる点を説明し、同様の構成要素に同じ参照符号を付すことによって重複する説明を省略する。本実施形態の電子機器39は、図9に示すように、音響発生器29と、電子回路60と、キー入力部50cと、マイク入力部50dと、表示部50eと、アンテナ50fとを有している。なお、図9は、例えば、携帯電話、タブレット端末、あるいはパーソナルコンピュータのような電子機器を想定したブロック図である。
電子回路60は、制御回路50aと、通信回路50bとを有している。また、電子回路60は、音響発生器29に接続されており、音響発生器29へ音声信号を出力する機能を有している。制御回路50aは、電子機器39の制御部である。通信回路50bは、制御回路50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送信や受信などを行う。
キー入力部50cは、電子機器39の入力デバイスであり、操作者によるキー入力操作を受け付ける。マイク入力部50dは、電子機器39の入力デバイスであり、操作者による音声入力操作などを受け付ける。表示部50eは、電子機器39の出力デバイスであり、制御回路50aの制御に基づき、画像情報の出力を行う。
音響発生器29は、詳細の図示を省略するが、前述した第2実施形態の音響発生器29である。そして、音響発生器29は、電子機器39における音響出力デバイスとして機能しており、電子回路60から入力された電気信号に基づいて音響を発生させる。なお、音響発生器29は、電子回路60の制御回路50aに接続されており、制御回路50aによって制御された電気信号によって音響を発生させる。
このように、電子機器39は、音響発生器29と、音響発生器29に接続された電子回路60とを少なくとも有しており、音響発生器29から音響を発生させる機能を有している。このような電子機器39は、前述した第2実施形態の音響発生器29を用いて音響を発生させることから、良好な音質の音響を発生させることができる。
なお、電子機器39は、電子回路60、キー入力部50c、マイク入力部50d、表示部50e、アンテナ50fおよび音響発生器29が1つの筐体に取り付けられた構成を有していてもよい。また、電子機器39は、電子回路60、キー入力部50c、マイク入力部50d、表示部50eおよびアンテナ50fが1つの筐体に取り付けられて構成された本体と、音響発生器29と、を有しており、本体と音響発生器29とがリード線等を介して電気信号が伝達可能に接続された構成を有していてもよい。
また、電子機器39は、キー入力部50c、マイク入力部50d、表示部50eおよびアンテナ50fを全て有している必要はなく、音響発生器29と、電子回路60とを少なくとも有していれば良い。また、電子機器39は、他の構成要素を有していても良い。また、電子回路60は、上述した構成に限定されるものではなく、他の構成を有していてもよい。
また、電子機器39は、上述した、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の電子機器に限定されるものではない。電子機器39は、音響や音声を発生させる機能を有する、テレビ、オーディオ機器、ラジオ、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ等の種々の電子機器であってよい。また、電子機器39は、第2実施形態の音響発生器29に代えて、同様の性能を有する他の形態の音響発生器を用いても構わない。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良が可能である。
前述した第1実施形態においては、圧電素子が、圧電体層、第1導体、第2導体、第3導体、第4導体、第5導体および第6導体を、それぞれ複数有する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、圧電体層、第1導体、第2導体、第3導体、第4導体、第5導体および第6導体を、それぞれ1つずつ有するような圧電素子であっても構わない。
前述した第2実施形態においては、フィルム12の表面に1個の圧電素子11が取り付けられた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、フィルム12の表面にもっと多数の圧電素子11を取り付けても構わない。
音響発生器は、前述した第2実施形態の構造に限定されるものではなく、圧電素子と、圧電素子が取り付けられた振動体とを有していればよい。振動体の形状は、フィルム状に限定されるものではなく、例えば、板状や箱状であっても構わない。例えば、タッチパネルや、ディスプレイのカバーパネルや、電子機器の筐体を、音響発生器を構成する振動体として用いても構わない。
前述した第4実施形態では、第2実施形態の音響発生器29を用いた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、ディスプレイおよびディスプレイのカバーパネルを有しており、ディスプレイのカバーパネルに圧電素子を取り付けて、ディスプレイのカバーパネルを振動させて音響を発生させるような電子機器であっても構わない。また、タッチパネルを有しており、タッチパネルに圧電素子を取り付けて、タッチパネルを振動させて人体に振動を伝達するとともに音響を発生させるような電子機器であっても構わない。
11:圧電素子
12a:振動体
23a、33a:第1導体
21a、22a:第2導体
23b、33b:第3導体
21b、22b:第4導体
23c、33c:第5導体
21c、22c:第6導体
27:エンクロージャー
29:音響発生器
38:音響発生装置
39:電子機器
60:電子回路

Claims (8)

  1. 圧電体層と、第1導体と、第2導体と、第3導体と、第4導体と、前記第1導体と前記第3導体とを接続する第5導体と、前記第2導体と前記第4導体とを接続する第6導体と、を有しており、
    前記第1導体と前記第2導体とが前記圧電体層を間に挟んで互いに向かい合う部分である第1部分と、
    前記第3導体と前記第4導体とが前記圧電体層を間に挟んで互いに向かい合う部分である第2部分と、
    前記圧電体層の厚さ方向である第1方向から見たときに前記第1部分と前記第2部分との間に位置する部分であり、且つ前記第5導体と前記第6導体とが前記圧電体層を間に挟んで向かい合っていない、第3部分と、
    を有している
    ことを特徴とする圧電素子。
  2. 前記第1導体、前記第3導体および前記第5導体と、前記第2導体、前記第4導体および前記第6導体とは、異なる電位に接続されることを特徴とする請求項1に記載の圧電素子。
  3. 前記第5導体は、前記第1導体および前記第3導体と一体的に繋がっているとともに、前記圧電素子の表面または内部に配置されており、前記第6導体は、前記第2導体および前記第4導体と一体的に繋がっているとともに、前記圧電素子の表面または内部に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧電素子。
  4. 前記第1方向から見たときに、前記第1部分の面積と前記第2部分の面積とが異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の圧電素子。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の圧電素子と、
    該圧電素子が取り付けられた振動体と、
    を有していることを特徴とする音響発生器。
  6. 前記第1方向から見たときに、前記第3部分が前記振動体の中央部に位置していることを特徴とする請求項5に記載の音響発生器。
  7. 請求項5または請求項6に記載の音響発生器と、該音響発生器に取り付けられたエンクロージャーと、を有していることを特徴とする音響発生装置。
  8. 請求項5または請求項6に記載の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、を有していることを特徴とする電子機器。
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