JP6218488B2 - 表示機能付き包装用箱 - Google Patents

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Description

この発明は、箱体形成片と一体に商品の説明が印刷されたPOP部が設けられている表示機能付き包装用箱に関する。
従来、商品を収容して運搬や保管を行う包装用箱にPOP部を取り付けて、陳列するものがある。例えば、特許文献1に開示されている包装用ケースは、内容物を収納する包装用箱と、包装用箱の4面を筒状に覆う外装紙が設けられ、外包紙には印刷が施され、また切断誘導部によって囲まれたPOP部が設けられ、切断誘導部に沿って前記表示部を切起して展示または販売を行うものである。また、特許文献2に開示されている化粧箱は、一枚のブランクシートを切り込みおよび折り曲げて組み立てられ、側面または上部、下部における外面部の少なくとも一部にPOP部が設けられている。このPOP部には、POP図柄を表示し、箱体を組み立てた時にPOP部が箱体の外面部に平面状に重合されると共に、この重合状態から外側に引き離されて立体的に展開され、この展開状態でPOP部のPOP図柄が表示されるようにしたものである。
特開平6−72433号公報 特開2001−180656号公報
上記背景技術の場合、特許文献1の包装用ケースは、包装用箱と別体の外装紙が必要であり、コストがかかり組立工程も手間がかかるものである。特許文献2の化粧箱は、箱体の部材の数が多く、ブランクシートを切り取る面積が大きく、また折り曲げて糊付けする組み立て工程が複雑であり、コストがかかり組立作業も面倒で手間がかかるものである。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造であり、商品の運搬や保管を行う時はシンプルな形状の箱体として商品を収容し、店頭では開封することなく包装用箱の一部をPOP部として組み立てて設け、消費者に強い印象を与えることができる表示機能付き包装用箱を提供することを目的とする。
本発明は、一枚のブランクシートから一体定的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、前記箱体形成片には互いに平行に連接され筒体に組み立てられる側面と、前記側面の一つに折罫線を介して連接され前記箱体形成片の一部に糊付けされて前記側面の筒体の開口部を閉鎖する蓋部と、前記蓋部に設けられ前記折罫線に連続する破断線で囲まれたPOP部と、前記POP部に設けられ商品についての説明が印刷された印刷部と、前記蓋部が設けられた側面と重ねられる部分から延出し前記POP部の裏面に重ねられる裏板が設けられ、前記前記箱体形成片を組み立てて、前記破断線を切断して前記POP部を前記蓋部から切り離して前記折罫線を回転軸として上方に立ちあげた状態で、前記POP部を外して形成された外蓋片の開口部が前記裏板により閉鎖される表示機能付き包装用箱である。
前記蓋部は前記側面の一つに折罫線を介して連接される外蓋片と、前記外蓋片が設けられた前記側面に対向する前記側面に折罫線を介して連接され前記外蓋片の裏面に重ねられて糊付けされる内蓋片が設けられ、前記外蓋片には、前記折罫線と、前記折罫線の反対側の端部の間を連結する一対の前記破断線が設けられている。前記破断線は、前記折罫線の両端部に各々連続し、前記折罫線から離れるに従い互いに近づくように設けられ、前記一対の破断線と、前記折罫線、前記端部で囲まれた部分は前記POP部となるものである。前記側面の側面どうしの連接方向の一方の端部に位置する前記側面の側縁部には、前記側面どうしの連接方向の他方の端部に位置する前記側面の前記表示機能付き包装用箱の内側となる裏面に糊付けされて筒体を形成する糊付片が設けられている。前記糊付片の、前記側面どうしの連接方向に交差する端部には、前記POP部とほぼ同じ形状の前記裏板が設けられている。前記裏板は、前記表示機能付き包装用箱の組立状態で前記内蓋片と前記外蓋片の間に前記POP部に対向して位置し、前記内蓋片に糊付けされている。
さらに、前記POP部にはフック等を挿通する透孔が設けられているものでも良い。
前記蓋部は前記側面の一つに折罫線を介して連接される外蓋片と、前記外蓋片が設けられた前記側面に対向する前記側面に折罫線を介して連接され前記外蓋片の裏面に重ねられて糊付けされる内蓋片が設けられ、前記外蓋片には、前記折罫線上で前記折罫線の中心を挟んで両側2箇所に連続する環状の前記破断線が設けられている。前記破断線の、中心部分は前記折罫線から最も離れ、中心部分の外側には半円形の透孔が隣接して設けられている。前記破断線と前記折罫線で囲まれた部分は前記POP部となるものである。前記側面の側面どうしの連接方向の一方の端部に位置する前記側面の側縁部には、前記側面どうしの連接方向の他方の端部に位置する前記側面の前記表示機能付き包装用箱の内側となる裏面に糊付けされて筒体を形成する糊付片が設けられている。前記糊付片の、前記側面どうしの連接方向に交差する端部には、前記POP部より大きく前記外蓋片より小さい形状の前記裏板が設けられている。前記裏板は、前記表示機能付き包装用箱の組立状態で前記内蓋片と前記外蓋片の間に挟持されている。
前記破断線は、ジグザグの折線を描きながら半円形状に形成され、この半円形状は前記外蓋片の中心に達しない大きさである。
本発明の表示機能付き包装用箱は、簡単な構造で、商品の運搬や保管を行う時はシンプルな形状の箱体として商品を収容し、店頭では開封することなく包装用箱の一部をPOP部として組み立てて設け、消費者に強い印象を与えることができる。しかも、包装用箱の一部をPOP部として切断して引き起こしても開口部の裏面側に覆い部分があるため、開封されることがなく、収容された商品を保護することができる。
この発明の第一実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げた状態を示す斜視図である。 この発明の第一実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げる前の状態を示す斜視図である。 この発明の第一実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げた状態を示す縦断面図である。 この発明の第一実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げる前の状態を示す縦断面図である。 この発明の第一実施形態の表示機能付き包装用箱の展開図である。 この発明の第二実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げた状態を示す斜視図である。 この発明の第二実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げる前の状態を示す斜視図である。 この発明の第二実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げた状態を示す縦断面図である。 この発明の第二実施形態の表示機能付き包装用箱のPOP部を立ち上げる前の状態を示す縦断面図である。 この発明の第二実施形態の表示機能付き包装用箱の展開図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の表示機能付き包装用箱10は、厚紙等の1枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。図5は、箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は側面14,16,18,20が順に連接されている。側面14,16,18,20は、連接方向と直交する幅方向は同じ長さであり、連接方向の長さは側面16,20が長くて互いにほぼ等しく、側面14,18がそれより短くて互いにほぼ等しい。側面14の側縁部には、表示機能付き包装用箱10の組立状態で側面20の裏面に糊付けされる糊付片22が設けられている。糊付片22、側面14,16,18,20は、各々折罫線30,24,26,28で区切られている。
側面14の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、矩形のフラップ32が折罫線34で区切られて各々設けられている。
側面16の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、台形の内蓋片36が折罫線38で区切られて各々設けられている。内蓋片36は、折罫線38に接する幅が側面16と等しく、先端側の幅がそれより狭くなる台形状に形成されている。
側面18の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、矩形のフラップ58が折罫線60で区切られて各々設けられている。
側面20の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一方の端部には、矩形の外蓋片62が折罫線64で区切られて設けられている。外蓋片62には、折罫線64と、折罫線64の反対側の端部62aの間を連結する一対の破断線66が設けられている。一対の破断線66は、折罫線64の両端部に各々連続し、折罫線64から離れるに従い互いに近づき、端部62a近傍では互いに平行となり、端部62aに対して直角に、端部62aに連続している。端部62aは、一対の破断線66が交差する部分がくぼんで面取りした形状となっている。一対の破断線66と、折罫線64、端部62aで囲まれた部分はPOP部68となるものであり、端部62a近傍にはフック等を挿通する透孔70が設けられている。POP部68の透孔70以外の部分に、商品名や商品についての説明が印刷された印刷部41が設けられている。側面20の、折罫線64と反対側の端部には矩形の外蓋片72が折罫線74で区切られて設けられている。
糊付片22は、側面20とほぼ同じ形状であり、外蓋片62側の端部には、POP部68とほぼ同じ形状の裏板76が折罫線78で区切られて設けられている。なお、各折罫線には、折り曲げ易いように切り込みや破断線が設けられてもよい。
次に、この実施形態の表示機能付き包装用箱10の組立方法の一例について説明する。まず、糊付片22の表面に糊80を塗布し、折罫線24正折りし、次に折罫線28を正折りする。これにより、側面20の裏面は糊80により糊付片22の表面に糊付けされ、折り畳み状態となり、この状態で箱体形成片12による折り畳み状態の表示機能付き包装用箱10が出荷される。
次に、商品を収容し包装する工場において、折罫線30,24,26,28を各々90°に正折りして四角形の箱体にする。箱体の外蓋片72側の端部の折罫線34,60でフラップ32,58を90°に正折りする。そして内蓋片36の表面に糊82を塗布し、内蓋片36を折罫線38で90°に正折りし、折罫線74で外蓋片72を90°に正折りする。これにより、外蓋片72の裏面が糊82により内蓋片36の表面に糊付けされ、底面が形成される。次に組み立てられた側面14,16,18,20と底面からなる箱体の内側に商品を入れ、箱体の外蓋片62側の端部の、折罫線34,60でフラップ32,58を90°に正折りする。そして内蓋片36の表面に糊82を塗布し、内蓋片36を折罫線38で90°に正折りし、次に折罫線78で裏板76を折罫線90°に正折りし、その後折罫線64で外蓋片62を90°に正折りする。これにより、内蓋片36の表面の中心部分には裏板76の裏面が糊82により糊付けされ、内蓋片36の両端部分には裏板76から外れた外蓋片62の両端部分の裏面が糊82により糊付けされ、三層構造となり、上面が形成され、図2、図4に示すように包装が完成する。このとき、外蓋片62の一対の破断線66は、裏板76の周縁部に一致する。なお、箱体形成片12を組み立てる順番はこれ以外でもよく、適宜変更可能である。
次に、この実施形態の表示機能付き包装用箱10の使用方法について説明する。まず、商品の運搬や保管を行うときは、図2、図4に示すようにシンプルな箱体の状態にする。店頭で陳列する時は、印刷部41が設けられている外蓋片62を上方に向けて立たせて陳列する。印刷部41をより強く印象付ける場合は、外蓋片62の端部62aから一対の破断線66の間の部分に指を掛け外側に引き起こし、一対の破断線66を切断し、折罫線64を回転軸としてPOP部68を立ち上げる。POP部68は図1、図3に示すように、側面20とほぼ平行となり、印刷部41が上面から突出して見やすくなる。外蓋片62の裏面には、POP部68以外の両端部分が糊82で内蓋片36に糊付けされているため、POP部68は接着されず自由に立ち上げられ、POP部68を外して形成された外蓋片62の開口部は裏板76により閉鎖され、これにより箱体の上面は閉鎖された状態を維持することができる。POP部68には透孔70が設けられ、透孔70にフック等を挿通して吊り下げて陳列してもよい。
この実施形態の表示機能付き包装用箱10によれば、簡単な構造で商品の運搬や保管を行う時はシンプルな箱体として商品を収容し、店頭ではPOP部68を引き起こしてセットし、商品についての説明を印刷した印刷部41を見やすいように提示し、消費者に強い印象を与えることができる。POP部68を組み立てる際は、内蓋片62の端部62aの、一対の破断線66の間の部分に指を掛けて破断線66を切断するという簡単な操作で、POP部68を上面から外すことができ、切断の開始が容易であり便利である。POP部68を上面から外しても裏板76と内蓋片36が上面を閉鎖しているため、開封されることがなく、商品を確実に包装することができる。POP部68を立てなくても上面に印刷部41が位置しているためPOP部68を立てなくてもよく、店舗の状況に合わせてPOP部68を立てるか選択することができる。また、POP部68は透孔70が設けられているため、透孔70にフック等を挿通して吊り下げて陳列することができ、状況に合わせて陳列方法を選択することができる。
次に、この発明の第二実施形態について図6〜図10に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の表示機能付き包装用箱84は、厚紙等の1枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片86を組み立てて設けられている。図10は、箱体形成片86を表面から見た展開図であり、側面14,16,18,20が順に連接されている。側面14,16,18,20は、連接している幅方向は同じ長さであり、連接方向の長さも互いにほぼ等しい。側面14の側縁部には、表示機能付き包装用箱84の組立状態で側面20の裏面に糊付けされる糊付片88が設けられている。糊付片88、側面14,16,18,20は、各々折罫線90,24,26,28で区切られている。
側面14の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、矩形のフラップ32が折罫線34で区切られて各々設けられている。
側面16の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、台形の内蓋片92が折罫線94で区切られて各々設けられている。
側面18の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一対の端部には、矩形のフラップ58が折罫線60で区切られて各々設けられている。
側面20の、側面どうしの連接方向に対して直角な方向の一方の端部には、矩形の外蓋片96が折罫線98で区切られて設けられている。外蓋片96には、折罫線98上で折罫線98の中心を挟んで両側2箇所に連続する環状の破断線100が設けられている。破断線100は、ジグザグの折線を描きながら半円形状に形成され、外蓋片96の中心に達しない大きさの半円形状である。破断線100の、中心部分は折罫線98から最も離れ、中心部分の外側には半円形の透孔102が隣接して設けられている。破断線100と折罫線98で囲まれた部分はPOP部104となるものであり、商品名や商品についての説明が印刷された印刷部41が設けられている。側面20の、折罫線98と反対側の端部には矩形の外蓋片106が折罫線108で区切られて設けられている。
糊付片88は、側面20とほぼ同じ形状であり、外蓋片96側の端部には、台形状の裏板110が折罫線112で区切られて設けられている。裏板110は折罫線112に接する幅が糊付片88と等しく、先端側の幅がそれより狭くなる台形状に形成され、折罫線112と、折罫線112と反対側の端部の間の長さは、外蓋片96より少し短く形成されている。
次に、この実施形態の表示機能付き包装用箱84の組立方法の一例について説明する。まず、糊付片88の表面に糊114を塗布し、折罫線24正折りし、次に折罫線28を正折りする。これにより、側面20の裏面は糊114により糊付片88の表面に糊付けされ、折り畳み状態となり、この状態で箱体形成片86による折り畳み状態の表示機能付き包装用箱84が出荷される。
次に、商品を収容し包装する工場において、折罫線90,24,26,28を各々90°に正折りして四角形の箱体にする。箱体の外蓋片106側の端部の折罫線34,60でフラップ32,58を90°に正折りする。そして外蓋片106の裏面に糊116を塗布し、内蓋片92を折罫線94で90°に正折りし、折罫線108で外蓋片106を90°に正折りする。これにより、外蓋片106の裏面が糊116により内蓋片92の表面に糊付けされ、底面が形成される。次に組み立てられた側面14,16,18,20と底面からなる箱体の内側に商品を入れ、箱体の外蓋片96側の端部の、折罫線34,60でフラップ32,58を90°に正折りする。そして外蓋片96の裏面の、折罫線98と反対側の端部近傍に糊120を塗布し、内蓋片92を折罫線94で90°に正折りし、次に折罫線112で裏板110を折罫線90°に正折りし、その後折罫線98で外蓋片96を90°に正折りする。これにより、内蓋片92の表面の折罫線94近傍に外蓋片96の裏面が糊120により糊付けされる。裏板110は外蓋片96より短いため糊付けされず、内蓋片92と外蓋片96に挟まれて重ねられた三層構造となり、上面が形成され、図7、図9に示すように包装が完成する。
次に、この実施形態の表示機能付き包装用箱84の使用方法について説明する。まず、商品の運搬や保管を行うときは、図7、図9に示すようにシンプルな箱体の状態にする。店頭で陳列する時は、印刷部41が設けられている外蓋片96を上方に向けて立たせて陳列する。印刷部41をより強く印象付ける場合は、外蓋片96の透孔102に指を入れてPOP部104を外側に引き起こし、破断線100を切断し、折罫線98を回転軸としてPOP部104を立ち上げる。POP部104は図6、図8に示すように、側面20とほぼ平行となり、印刷部41が上面から突出して見やすくなる。外蓋片96の裏面には裏板110が外蓋片96と内蓋片92に挟まれて位置しているため、透孔102は裏面から裏板110により閉鎖されている。POP部104を外して外蓋片96の開口部が透孔102に連通して大きくなるが、開口部の周囲に切り残された外蓋片96により裏板110は押えられ、開口部を閉鎖し、箱体の上面は閉鎖された状態を維持することができる。
この実施形態の表示機能付き包装用箱84によれば、上記実施形態と同様の効果を有するものである。POP部104を引き起こすとき、透孔102に指を入れて引き起こすことができ、破断線100の切断の開始が容易で作業がしやすいものである。POP部104はジグザグの折線で囲まれた半円形状に形成され、印象的であり消費者の関心を引くことができる。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、各側面の大きさや形状、底部の構造等、自由に変更可能である。POP部の大きさや数、位置、形状等は適宜変更可能である。箱体形成片の、側面や蓋片、糊付片等の連接する順番は異なるものでもよく、箱体形成片を組み立てる順番も適宜変更可能である。包装用箱の素材は紙以外にプラスチック等他の素材でもよい。各折罫線には、折り曲げ易いように破断線が設けられてもよい。
10,84 表示機能付き包装用箱
12,86 箱体形成片
14,16,18,20 側面
22,88 糊付片
32,58 フラップ
36,92 内蓋片
41 印刷部
62,72,96,106 外蓋片
64,98 折罫線
66,100 破断線
68,104 POP部
76,110 裏板
80,82,114,116,120 糊

Claims (4)

  1. 一枚のブランクシートから一体定的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、前記箱体形成片には互いに平行に連接され筒体に組み立てられる側面と、前記側面の一つに折罫線を介して連接され前記箱体形成片の一部に糊付けされて前記側面の筒体の開口部を閉鎖する蓋部と、前記蓋部に設けられ前記折罫線に連続する破断線で囲まれたPOP部と、前記POP部に設けられ商品についての説明が印刷された印刷部と、前記蓋部が設けられた側面と重ねられる部分から延出し前記蓋部の前記POP部の裏面に重ねられる裏板が設けられ、
    前記箱体形成片を組み立てて、前記破断線を切断して前記POP部を前記蓋部から切り離して前記折罫線を回転軸として上方に立ちあげた状態で、前記POP部を外して形成された外蓋片の開口部が前記裏板により閉鎖される表示機能付き包装用箱において、
    前記蓋部は前記側面の一つに折罫線を介して連接される外蓋片と、前記外蓋片が設けられた前記側面に対向する前記側面に折罫線を介して連接され前記外蓋片の裏面に重ねられて糊付けされる内蓋片が設けられ、
    前記外蓋片には、前記折罫線と、前記折罫線の反対側の端部の間を連結する一対の前記破断線が設けられ、前記破断線は、前記折罫線の両端部に各々連続し、前記折罫線から離れるに従い互いに近づくように設けられ、前記一対の破断線と、前記折罫線、前記端部で囲まれた部分が前記POP部となるものであり、
    前記側面の側面どうしの連接方向の一方の端部に位置する前記側面の側縁部には、前記側面どうしの連接方向の他方の端部に位置する前記側面の前記表示機能付き包装用箱の内側となる裏面に糊付けされて筒体を形成する糊付片が設けられ、前記糊付片の、前記側面どうしの連接方向に交差する端部に、前記POP部とほぼ同じ形状の前記裏板が設けられ、前記裏板は、組立状態で前記内蓋片と前記外蓋片の間に前記POP部に対向して位置し、前記内蓋片に糊付けされていることを特徴とする表示機能付き包装用箱。
  2. 前記POP部にはフック等を挿通する透孔が設けられている請求項1記載の表示機能付き包装用箱。
  3. 一枚のブランクシートから一体定的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、前記箱体形成片には互いに平行に連接され筒体に組み立てられる側面と、前記側面の一つに折罫線を介して連接され前記箱体形成片の一部に糊付けされて前記側面の筒体の開口部を閉鎖する蓋部と、前記蓋部に設けられ前記折罫線に連続する破断線で囲まれたPOP部と、前記POP部に設けられ商品についての説明が印刷された印刷部と、前記蓋部が設けられた側面と重ねられる部分から延出し前記蓋部の前記POP部の裏面に重ねられる裏板が設けられ、
    前記箱体形成片を組み立てて、前記破断線を切断して前記POP部を前記蓋部から切り離して前記折罫線を回転軸として上方に立ちあげた状態で、前記POP部を外して形成された外蓋片の開口部が前記裏板により閉鎖される表示機能付き包装用箱において、
    前記蓋部は前記側面の一つに折罫線を介して連接される外蓋片と、前記外蓋片が設けられた前記側面に対向する前記側面に折罫線を介して連接され前記外蓋片の裏面に重ねられて糊付けされる内蓋片が設けられ、
    前記外蓋片には、前記折罫線上で前記折罫線の中心を挟んで両側2箇所に連続する環状の前記破断線が設けられ、前記破断線の外側には透孔が隣接して設けられ、前記破断線と前記折罫線で囲まれた部分は前記POP部となるものであり、
    前記側面の側面どうしの連接方向の一方の端部に位置する前記側面の側縁部には、前記側面どうしの連接方向の他方の端部に位置する前記側面の前記表示機能付き包装用箱の内側となる裏面に糊付けされて筒体を形成する糊付片が設けられ、前記糊付片の、前記側面どうしの連接方向に交差する端部には、前記POP部より大きく前記外蓋片より小さい任意の形状の前記裏板が設けられ、前記裏板は、組立状態で前記内蓋片と前記外蓋片の間に挟持されている請求項1記載の表示機能付き包装用箱。
  4. 前記破断線は、ジグザグの折線を描きながら半円形状に形成され、前記破断線の、中心部分は前記折罫線から最も離れ、中心部分の外側には半円形の透孔が隣接して設けられている請求項3記載の表示機能付き包装用箱。
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