JP6203686B2 - 粘着式清掃具 - Google Patents

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本発明は、粘着面が表側を向くように巻回された粘着テープロールを操作治具に取り付けて使用する粘着式清掃具に関し、さらに詳しく言えば、販売時には店舗等の陳列スペースにコンパクトな形態で陳列し得、使用時には簡単かつ強固に組み立てることができる粘着式清掃具に関する。
粘着面が表側を向くように巻回された粘着テープロールを用いて床面等の被清掃面を清掃するにあたっては、例えば、特許文献1に記載されているように、粘着テープロールを操作治具(清掃具本体)に取り付けて、被清掃面上を転がすようにしている。
この種の操作治具は、粘着テープロールの巻芯に挿通される支持ローラと、支持ローラを回転可能に軸支するシャフト部と、手によって把持されるグリップ部とを備えている。
上記シャフト部は、支持ローラの一端側からその軸芯に挿通されるローラ支持軸と、ローラ支持軸に対してほぼ直角に折り曲げられた第1中間軸と、第1中間軸の端部から上記支持ローラ側に向けてローラ支持軸とほぼ平行に折り返された第2中間軸と、第2中間軸の端部から支持ローラの半径方向外側に向けてほぼ直角に折り曲げられた操作軸とを有する1本の剛性を有する金属の丸棒材からなり、操作軸に手によって把持されるグリップ部が取り付けられている。
グリップ部には、把持しやすい大径の合成樹脂製の円筒体が用いられるが、清掃時、グリップ部と操作軸との連結部分に大きな負荷がかかる。
そこで、従来では、グリップ部が操作軸から外れたり、操作軸に対して回転しないようにするため、グリップ部を操作軸に例えば圧入嵌め等により強固に連結するようにしている。
ところで、店頭で商品を陳列する場合、特に、コンビニエンスストア等の多品種を扱う小規模店舗では、その陳列スペースの制約上、小型な包装形態が求められる。
粘着テープロールによる粘着式清掃具も、日用品としてコンビニエンスストア等で扱われるが、スペアテープは別として、この種の粘着式清掃具は、粘着テープロールを操作治具(清掃具本体)に取り付けた状態で個装され陳列に供される。
しかしながら、上記のように、操作治具の操作軸には、グリップ部が一体的に連結されているため、その分、包装が嵩張り商品を陳列するうえで好ましくない。
この点を解決する一つの方法として、操作治具の操作軸に対して、グリップ部を着脱可能とすればよいのであるが、これによると、必要な連結強度が得られない、という別の問題が生ずる。また、別の方法として、グリップ部を短くする方法もあるが、これによると、グリップ部を把持しにくくなり操作性が損なわれる。
特開2012−223398号公報
そこで、本発明の課題は、販売時には操作治具からグリップ部を外した状態で店舗等の陳列スペースにコンパクトな形態で陳列し得、使用時にはグリップ部を操作治具に簡単かつ強固に組み立てることができる粘着テープロールによる粘着式清掃具を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、表面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された清掃ロールと、上記清掃ロールを被清掃面に沿って転がす操作治具とを含み、上記操作治具は、上記清掃ロールの支持ローラと、上記支持ローラを回転可能に支持するシャフト部とを備え、上記シャフト部は、上記支持ローラの一端側からその軸芯に挿通されるローラ支持軸と、上記ローラ支持軸に所定の折り曲げ部を介して連設され上記支持ローラの半径方向外側に向けて延在する操作軸とを含む1本の剛性を有する丸棒材からなり、上記操作軸に対して、筒状に形成されたグリップ部が取り付けられる粘着式清掃具において、
上記操作軸と上記グリップ部とを連結する継手部材を備え、上記継手部材は、上記操作軸側に設けられた雄メンバーと上記グリップ部側に設けられた雌メンバーとを含み、上記雄メンバーは、外径が上記グリップ部の内径とほぼ等しく、上記操作軸に一体的に固着された状態で上記グリップ部内に挿入される挿入部と、上記挿入部の先端に一体的に設けられた係止部とを備え、上記係止部には、傘状もしくは矢尻状の傾斜面を有し、その裾部側が縮径方向に弾性変形可能な複数の係止爪が設けられており、上記雌メンバーは、上記係止爪の自由状態における裾部側の外径よりも小径として上記グリップ部内に設けられた係止孔からなり、
上記係止爪は上記係止爪の裾部側を縮径方向に弾性変性させながら上記係止孔に強制的に挿嵌され、上記裾部が上記係止孔を乗り越えた時点で上記裾部が復元することにより、上記係止爪が上記係止孔の周縁部に係止されるようになっているとともに、
上記ローラ支持軸と上記操作軸との間には、上記ローラ支持軸の一端からほぼ直角に折り曲げられた第1中間軸と、上記第1中間軸の端部から上記支持ローラ側に向けてほぼ直角に折り曲げられた第2中間軸とが存在し、
上記グリップ部の下端縁には、所定の位置で上記第2中間軸に係合する係合溝が設けられており、上記係合溝を上記第2中間軸に係合させた位置でのみ、上記係止爪の裾部が上記係止孔を乗り越えられる状態となることを特徴としている。

また、本発明には、好ましい態様として、上記挿入部は、中心に上記操作軸が圧入される嵌合孔を有する筒体からなり、上記筒体の周りには、その軸方向に沿って複数のリブが一体に形成されており、上記各リブの頂点を通る内接円が上記グリップ部の内径とほぼ等しい態様も含まれる。
本発明において、上記係止部は、上記挿入部の端部に一体的に立設された基部を有し、上記基部の頂部に上記複数の係止爪が舌片状に設けられていることが好ましい。
別の態様として、上記係止部は、上記挿入部の先端部に一体的に立設された基部を有し、上記基部は上記挿入部の軸線方向に沿って切り込まれた割溝によって弾性変形可能な複数の基部片に分割されており、上記基部片の各々に上記係止爪が一体に形成されてもよく、この態様も本発明に含まれる。
上記グリップ部に所定の連結手段を介して着脱可能に継ぎ足される延長シャフトを備えている態様も本発明に含まれてよい。
本発明によれば、シャフト部の操作軸とグリップ部とを連結する雌雄嵌合による継手部材を備えていることにより、商品販売時には、グリップ部をシャフト部に取り付けず、よりコンパクトな包装形態で陳列に供することができ、また、使用時には、ユーザーによってグリップ部を継手部材を介して操作軸に簡単かつ強固に連結することができる。
また、グリップ部の下端縁に、所定の位置でシャフト部の第2中間軸に係合する係合溝を設け、係合溝を第2中間軸に係合させた位置でのみ、係止爪の裾部が係止孔を乗り越えられる状態となるようしたことにより、グリップ部を適正な回転位置(例えば、商標やメーカー名が付されている面をユーザーの目にとまりやすい上向きの位置)として操作軸に回転不能に連結することができる。
本発明の一実施形態に係る粘着式清掃具を粘着テープロールの部分を断面として示す正面図。 上記粘着式清掃具の操作治具を示す背面図。 上記操作治具の図2における右側面図。 上記操作治具の図2における左側面図。 上記操作治具の正面中央縦断面図。 上記操作治具のシャフト部を示す拡大正面図。 上記シャフト部に取り付けられる挿入部を示す(a)正面図,(b)左側面図。 上記挿入部の変形例を示す正面図。 上記粘着式清掃具のグリップ部を示す(a)正面図,(b)左側面図,(c)正面図A−A線断面図。 上記粘着式清掃具に用いられる延長シャフトを示す(a)正面図,(b)正面図B−B線断面図。 上記粘着式清掃具に用いられる延長グリップを示す(a)正面図,(b)正面図C−C線断面図。 上記延長シャフトおよび上記延長グリップを取り付けたロングタイプの使用状態を示す(a)正面図,(b)その連結部分の拡大断面図。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1〜図4に示すように、この粘着式清掃具は、粘着面が外側を向くようにロール状に巻回されたゴミ捕捉用の粘着テープロール10(図1にのみ例示)と、粘着テープロール10を回転可能に保持して図示しない被清掃面上を転がす清掃具本体としての操作治具1とを備えている。
この実施形態において、粘着テープロール10は、粘着テープの粘着面が表側を向くようにロールに巻回された清掃用の粘着テープロール10であればよく、その具体的な仕様は特に限定されない。
本発明の特徴は、操作治具1にある。操作治具1は、粘着テープロール10を支持する支持ローラ2と、支持ローラ2を回転可能に軸支するシャフト部3と、手によって把持されるグリップ部4とを備えている。
支持ローラ2は、合成樹脂の成型品からなり、全体が粘着テープロール10の巻芯に沿って挿通可能な筒状に形成されている。
支持ローラ2の両端には、端板22a,22bが配置されている。粘着テープロール10は、その一方の端板22b側から支持ローラ2に装着され、他方の端板22aの外周縁には、粘着テープロール10の一方の端面(図1では左側)に当接する係止部23が設けられている。この係止部23によって、支持ローラ2に対する粘着テープロール10の取り付け位置が規定される。
端板22bには、粘着テープロール10の他方の端面(図1では右側)に当接して粘着テープロール10の抜けを防止するストッパー24が設けられている。ストッパー24は、端板22bの外周面の一部から端板22bとは離反する方向に延在する一対の弾性片241,241を備えている。
各弾性片241の自由端側の外周縁には、粘着テープロール10の端面を支持する係止爪242が設けられている。係止爪242は、弾性片241の外周面からほぼ直角に突設された凸片であって、弾性片241と係止爪242との段差面で粘着テープロール10の端面を受け止めることで、粘着テープロール10の抜けを防止する。
図4を参照して、各弾性片241の先端の内径側には、係止爪242の係止状態をワンタッチ的な操作で解除するためのつまみ部243が設けられている。つまみ部243は、弾性片241の円周方向の両端から中心に向かってアーチ状に形成されており、中央に指を挿通するための挿通孔244が設けられている。
これによれば、挿通孔244に指を入れて、つまみ部243を互いに近接する方向に弾性変形させることにより、係止爪242が内径側に引き込まれ、粘着テープロール10の端部への係止が解除され、粘着テープロール10をスムーズに抜き取ることができる。
この実施形態において、支持ローラ2は、ストッパー24を設けたものが用いられているが、支持ローラ2は、粘着テープロール10の巻芯に沿って挿入され、粘着テープロール10を、その軸線を中心に回転可能に支持することができれば、単なる円筒体であってもよい。
図5および図6を参照して、シャフト部3は、支持ローラ2の軸芯に挿通されるローラ支持軸31と、ローラ支持軸31の支持ローラ2から外れた一端からほぼ直角に折り曲げられた第1中間軸32と、第1中間軸32の端部から支持ローラ2側に向けてローラ支持軸31とほぼ平行に折り返された第2中間軸33と、第2中間軸33の端部から支持ローラ2の半径方向外向きにほぼ直角に折り曲げられた操作軸34とを備えている。
シャフト部3には、所定の剛性を有する1本の鋼線からなる丸棒材が好ましく用いられるが、これに限らず、合成樹脂製の丸棒材が採用されてもよい。なお、第1中間軸32の軸方向長さL1は、第2中間軸33が粘着テープロール10の粘着面に接触することがないようにするため、未使用の粘着テープロール10の最大半径よりも若干長い長さとする。
操作軸34は、後述する継手部材5の雄メンバー5Aを保持するに必要最低限な長さを備えていればよく、この実施形態では、その長さL2を40mmとしている。また、操作軸34の外周面には、継手部材5の雄メンバー5Aを圧入した際に、雄メンバー5Aに食い込む例えばプレス加工によるリブ35が、この実施形態では180゜間隔で2箇所に設けられている。
継手部材5は、操作軸34側に設けられる雄メンバー5Aと、グリップ部4側に設けられる雌メンバー5Bとからなるが、図7に示すように、継手部材5の雄メンバー5Aは、操作軸34に一体的に固定される挿入部51と、挿入部51の先端側に一体的に形成された係止部52とを有し、それらが一体成型によって形成されている。
挿入部51は、下端が開放され、内部に操作軸34が圧入される固定孔53を有する筒状であって、その外周面には、グリップ部4の内周面41に沿って合致する複数のリブ部54が設けられている。
この実施形態において、リブ部54は、挿入部51の外周面の上端から下端にかけて延在し、円周方向に90°間隔で4箇所が配置されており、これら4箇所のリブ部54の頂部同士を結んだ外接円が、グリップ部4の内周面41の内径とほぼ同一となるように形成されている。なお、リブ部54は少なくとも3箇所に設けられていればよい。また、リブ部54を設けずに、挿入部51の外形を角柱状や円柱状に形成して、内周面41に直に密着させてもよい。
係止部52は、挿入部51の先端からほぼ垂直に立設された基部521と、基部521に一体的に形成された複数の係止爪522とを備えている。各係止爪522は、基部521の先端から挿入部51側に向けて基部521から漸次離れる方向に広がる傘状の傾斜面を有する舌片状に形成されており、その自由端側(裾部側)が弾性変形する。
図7(a)に示すように、この実施形態では、基部521の先端から2つの係止爪522が互いに対向するようにハの字状に配置されているが、係止爪522は、基部521に対して3つ以上、好ましくは円周方向に等間隔で設けられてもよい。
なお、係止部52の変形例として、図8に示すように、挿入部51の先端に立設される基部521を、その軸線方向に沿って切り込まれる割溝524によって複数(この変形例では2つ)に分割して弾性変形可能な基部片521aとし、その各々に矢尻状の係止爪522を一体に形成するようにしてもよい。実際には、全周にわたって矢尻状をなす係止爪522が形成された基部521を割溝524によって複数に分割する。
次に、図9(a)〜(c)を参照して、グリップ部4は、内部が中空な円筒状に形成されており、その下端には、挿入部51が差し込まれる開口部42が設けられている。開口部42の一部には、挿入部51の挿入方向を規定するためのガイド溝(係合溝)43が設けられている。
ガイド溝43は、開口部42の端縁からグリップ部4の軸線方向に沿って形成された切欠溝であって、図5に示すように、グリップ部4をシャフト部3に取り付ける際に、ガイド溝43をシャフト部3の第2中間軸33に嵌合させる。
図9(c)に示すように、グリップ部4の内周面41には、内向きフランジ部44が設けられており、内向きフランジ部44の中央には、係止部52が係止される継手部材5の雌メンバー5Bとしての係止孔45が同軸的に形成されている。係止孔45は、係止部52の基部521の先端の外径よりも大径で、かつ、自由状態における各係止爪522の裾部を含む外径よりも小径な孔である。
これによれば、操作軸34に固定されている挿入部51をグリップ部4の開口部42に差し込んで、係止部52を係止孔45内に強制的に押し込むことにより、係止部52の各係止爪522が徐々に縮径しながら係止孔45内に入り、係止孔45を乗り越えた時点で、弾性復元力によって各係止爪522の裾部が広がることにより、シャフト部3とグリップ部4とが解離不能に一体的に係止され、短尺のハンディタイプの清掃具本体が完成する。
したがって、商品の販売陳列時には、シャフト部3からグリップ部4を外して、その包装形態をよりコンパクトにしたとしても、使用時には、ユーザー側にて簡単な差し込み操作によりグリップ部4をシャフト部3に強固に取り付けることができる。
なお、上記のような係止状態が得られるのは、上記ガイド溝43をシャフト部3の第2中間軸33に嵌合させた特定位置のみのときであり、これ以外のガイド溝43を第2中間軸33に嵌合させない位置では、各係止爪522の裾部が係止孔45を乗り越えられないようになっている。
これにより、グリップ部4を適正な回転位置(例えば、商標やメーカー名が付されている面をユーザーの目にとまりやすい上向きの位置)として操作軸34に回転不能に連結することができる。
この実施形態において、グリップ部4の他端側(図9では上端)には、グリップ部4の内部に連通する第2の開口部46が設けられており、そこに操作治具1を柄の長いロングタイプとして使用する延長シャフトを所定の連結手段を介して接続することができる。
図10を参照して、延長シャフト6は、グリップ部4とほぼ同径で、それよりも長尺な円筒体からなり、そのには、グリップ部4に対する連結挿入部61が設けられている。
連結挿入部61は、延長シャフト6の外径よりも小径な円筒状に形成されており、グリップ部4の内周面41に沿って挿入する、いわゆる入れ子式のジョイント部である。連結挿入部61の一部には、コ字状に切りかかれた切欠溝62によって囲まれたストッパー片63が設けられている。
ストッパー片63は、連結挿入部61の軸線方向に沿って平行に延在する弾性変形可能な舌片であって、その自由端側(図10において下端側)には係止凸部64が設けられている。
係止凸部64は、自由状態で連結挿入部61の外周面よりも外側に突出しており、連結挿入部61をシャフト部4の中に挿入した際に、シャフト部4に設けられている係止孔47と係合する。
この実施形態では、上記連結挿入部61を有する同一構成の延長シャフト6を複数本備え、各延長シャフト6の上端側には、別の延長シャフト6の連結挿入部61が差し込まれる開口部65と、その連結挿入部61の係止凸部64が係止される係止孔66とが設けられている。
これによれば、複数本の延長シャフト6を連続して繋ぎ合わせることにより、立ち姿勢で粘着テープロール10を床面やカーペット等の被清掃面上を転がすのに必要な長さの柄を得ることができる。なお、延長シャフト6の長さは任意に決められてよいが、例えば、30〜45cm程度が適当である。
このようにして延長シャフト6を用いる場合、最上段の延長シャフト6の上端には、図11に示す終端部材としての延長グリップ7が取り付けられる。
延長グリップ7は、延長シャフト6とほぼ同径で、かつ、好ましくはグリップ部4とほぼ同じ外観形状を有する円筒体からなり、その下端には、延長シャフト6の上端開口部65内に差し込まれる連結挿入部71が設けられている。
連結挿入部71は、延長シャフト6の連結挿入部61と同じく、延長シャフト6側の係止孔66を相手方とする係止凸部74を有するストッパー片73を備えている。また、延長グリップ7の上端は、エンドキャップ75によって閉塞されており、その下方の所定位置には、操作治具1を図示しないフック等に引っ掛けて吊り下げるための吊下孔76が設けられている。
図12に、操作治具1のグリップ部4に、例えば2本の延長シャフト6a、6bを連結したのち、その上段側の延長シャフト6bの上端に、延長グリップ7を差し込んで取り付けて、操作治具1を立ち姿勢で使用する柄の長いロングタイプとした例を示す。
なお、係止凸部64(延長グリップ7では係止凸部74)を指で押して係止孔47,66から外すことにより、グリップ部4と延長シャフト6間、延長シャフト6,6間、延長シャフト6と延長グリップ7間の連結を容易に解除することができる。
この実施形態において、粘着式清掃具1は、粘着テープロール10を清掃ロールとして用いる場合について説明したが、表面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された清掃ロールであれば、これ以外の態様であってもよい。すなわち、ローラの表面にシリコン樹脂やウレタン樹脂などからなる粘着層を設け、表面が汚れたら水洗いすることで粘着面が再生する清掃ロールが用いられても良い。さらには、ロール表面にミクロ吸盤を有し、ミクロ吸盤によってゴミを吸着除去する清掃ロールが用いられても良い。
以上説明したように、本発明によれば、商品の陳列時に嵩張らないようにするため、シャフト部3からグリップ4を取り外し、よりコンパクトな包装形態で販売したとしても、ユーザー側において、簡単な作業にて、グリップ部4のみによる柄の短いハンディタイプと、グリップ部4に延長シャフト6を継ぎ足して柄を長くしたロングタイプとを適宜選択して使用することができる。
1 操作治具(清掃具本体)
2 支持ローラ
3 シャフト部
31 ローラ支持軸
32 第1中間軸
33 第2中間軸
34 操作軸
4 グリップ部
41 内周面
42 開口部
43 係合(ガイド溝)
44 内向きフランジ部
45 係止孔
5 継手手段
5A 雄メンバー
5B 雌メンバー
51 挿入部
52 係止部
522 係止爪
6 延長シャフト
7 延長グリップ

Claims (5)

  1. 表面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された清掃ロールと、上記清掃ロールを被清掃面に沿って転がす操作治具とを含み、上記操作治具は、上記清掃ロールの支持ローラと、上記支持ローラを回転可能に支持するシャフト部とを備え、上記シャフト部は、上記支持ローラの一端側からその軸芯に挿通されるローラ支持軸と、上記ローラ支持軸に所定の折り曲げ部を介して連設され上記支持ローラの半径方向外側に向けて延在する操作軸とを含む1本の剛性を有する丸棒材からなり、上記操作軸に対して、筒状に形成されたグリップ部が取り付けられる粘着式清掃具において、
    上記操作軸と上記グリップ部とを連結する継手部材を備え、上記継手部材は、上記操作軸側に設けられた雄メンバーと上記グリップ部側に設けられた雌メンバーとを含み、上記雄メンバーは、外径が上記グリップ部の内径とほぼ等しく、上記操作軸に一体的に固着された状態で上記グリップ部内に挿入される挿入部と、上記挿入部の先端に一体的に設けられた係止部とを備え、上記係止部には、傘状もしくは矢尻状の傾斜面を有し、その裾部側が縮径方向に弾性変形可能な複数の係止爪が設けられており、上記雌メンバーは、上記係止爪の自由状態における裾部側の外径よりも小径として上記グリップ部内に設けられた係止孔からなり、
    上記係止爪は上記係止爪の裾部側を縮径方向に弾性変性させながら上記係止孔に強制的に挿嵌され、上記裾部が上記係止孔を乗り越えた時点で上記裾部が復元することにより、上記係止爪が上記係止孔の周縁部に係止されるようになっているとともに、
    上記ローラ支持軸と上記操作軸との間には、上記ローラ支持軸の一端からほぼ直角に折り曲げられた第1中間軸と、上記第1中間軸の端部から上記支持ローラ側に向けてほぼ直角に折り曲げられた第2中間軸とが存在し、
    上記グリップ部の下端縁には、所定の位置で上記第2中間軸に係合する係合溝が設けられており、上記係合溝を上記第2中間軸に係合させた位置でのみ、上記係止爪の裾部が上記係止孔を乗り越えられる状態となることを特徴とする粘着式清掃具。
  2. 上記挿入部は、中心に上記操作軸が圧入される嵌合孔を有する筒体からなり、上記筒体の周りには、その軸方向に沿って複数のリブが一体に形成されており、上記各リブの頂点を通る内接円が上記グリップ部の内径とほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載の粘着式清掃具。
  3. 上記係止部は、上記挿入部の端部に一体的に立設された基部を有し、上記基部の頂部に上記複数の係止爪が舌片状に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の粘着式清掃具。
  4. 上記係止部は、上記挿入部の先端部に一体的に立設された基部を有し、上記基部は上記挿入部の軸線方向に沿って切り込まれた割溝によって弾性変形可能な複数の基部片に分割されており、上記基部片の各々に上記係止爪が一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の粘着式清掃具。
  5. 上記グリップ部に所定の連結手段を介して着脱可能に継ぎ足される延長シャフトを備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の粘着式清掃具。
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