JP6181532B2 - モータ - Google Patents
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Description
上記課題を解決するモータは、ステータコア及び巻線を有するステータと、それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石とを有するロータとを、有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有するケース内に収容してなるモータであって、前記ロータの軸方向への漏れ磁束を相殺する補助磁石を有しており、前記補助磁石は、前記ロータの軸方向に着磁され、前記ロータと軸方向において対向しており、前記補助磁石は、前記ロータの軸方向であって前記界磁磁石と反発する方向に着磁される第1補助磁石と、前記ロータの軸方向であって前記爪状磁極と反発する方向に着磁される第2補助磁石である。
この構成によれば、ロータの漏れ磁束を相殺する補助磁石を有することで、ロータの軸方向への漏れ磁束を抑えることができ、出力特性を向上させることができる。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部側に位置する前記ロータの面に設けられる補助磁石によって、ロータの漏れ磁束を抑えることができる。
上記課題を解決するモータは、ステータコア及び巻線を有するステータと、それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石とを有するロータとを、有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有するケース内に収容してなるモータであって、前記ロータの軸方向への漏れ磁束を相殺する補助磁石を有しており、前記補助磁石は、前記ヨークハウジングの底部に設けられる。
この構成によれば、ロータの漏れ磁束を相殺する補助磁石を有することで、ロータの軸方向への漏れ磁束を抑えることができ、出力特性を向上させることができる。また、ヨークハウジングの底部に設けた補助磁石によってロータの漏れ磁束を抑えることができる。
この構成によれば、補助磁石は、前記ロータの軸方向に着磁され、前記ロータと軸方向において対向することで、ロータの軸方向への漏れ磁束をより確実に抑えることができ、出力特性を向上させることができる。
上記モータにおいて、前記補助磁石は、前記ロータの軸方向であって前記界磁磁石と反発する方向に着磁されることが好ましい。
この構成によれば、補助磁石を主磁束として作用する界磁磁石の磁束と反発する方向に着磁することで、ロータの軸方向への漏れ磁束をより確実に抑えることができ、出力特性を向上させることができる。
図1に示すように、モータとしてのブラシレスモータ11のモータケース12は、略有底円筒状に形成されたヨークハウジング13と、このヨークハウジング13のフロント側(図1中、左側)の開口部を閉塞する蓋部としてのエンドプレート14とを有している。前記ヨークハウジング13は例えば磁性体の鉄で構成される。また、前記エンドプレート14は例えば非磁性体の樹脂材料で構成される。
図2に示すようにティース17aは、巻回部18aと、巻回部18aの径方向内側の端部から周方向両側に突出する突出部18bとを備える。巻回部18aは、U相、V相、W相の巻線20が集中巻にて巻回されている。
上記のように構成されたロータ21は、一方のロータコア32のコアベース32aが、他方のロータコア31のコアベース31aよりも軸線L方向においてヨークハウジング13側(底部13a側)に配置される。ちなみに、ロータコア32が第1ロータコアに相当し、ロータコア31が第2ロータコアに相当する。
図4に示すように、補助磁石51は、中央に貫通孔51aを有する円環板状に形成され、板厚方向(軸線L方向)であって前記環状磁石33と反発する方向に着磁される。補助磁石51は、環状磁石33の直径と略同等の直径となるように形成され、ロータ21と同軸上となるようにヨークハウジング13の底部13aに設けられる。このとき、補助磁石51は、ロータ21の回転時に干渉しないように、ロータコア32と軸線L方向において間隙を有するように配設される。
制御回路Sから巻線20に3相の駆動電流が供給されると、ステータ16にて回転磁界が発生され、ロータ21が回転駆動される。この際、ホールIC43と対向するセンサ磁石42が回転することで、ホールIC43から出力される検出信号のレベルがロータ21の回転角度(位置)に応じて切り替わり、その検出信号に基づいて制御回路Sから巻線20に最適なタイミングで切り替わる3相の駆動電流が供給される。これにより、良好に回転磁界が発生され、ロータ21が良好に連続して回転駆動される。
(1)ロータ21の漏れ磁束を相殺する補助磁石51を有することで、ロータ21の軸線L方向への漏れ磁束を抑えることができ、出力特性を向上させることができる。
・上記実施形態では、補助磁石51をヨークハウジング13の底部13aに設ける構成としたが、これに限らない。
図6に示すように、各ロータコア31,32の爪状磁極31b,32bの内で、前記ヨークハウジング13(底部13a)に延出する爪状磁極31b(爪部31d)の先端面31gに、軸線L方向視で爪状磁極31bの先端面31gと同形状(円弧状)の補助磁石53を設ける。補助磁石53は、軸線L方向であって前記爪状磁極31bと反発する方向に着磁される。この場合、補助磁石52が第1補助磁石に相当し、補助磁石53が第2補助磁石に相当する。
図7に示すように、各ロータコア31,32の爪状磁極31b,32bのそれぞれに、爪状磁極31b,32bと反発する方向に着磁された補助磁石53,54を設ける。
Claims (6)
- ステータコア及び巻線を有するステータと、
それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石とを有するロータとを、
有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有するケース内に収容してなるモータであって、
前記ロータの軸方向への漏れ磁束を相殺する補助磁石を有しており、
前記補助磁石は、軸方向において前記ロータを基準にした場合の軸方向一方側のみに設けられていることを特徴とするモータ。 - ステータコア及び巻線を有するステータと、
それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石とを有するロータとを、
有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有するケース内に収容してなるモータであって、
前記ロータの軸方向への漏れ磁束を相殺する補助磁石を有しており、
前記補助磁石は、前記ロータの軸方向に着磁され、前記ロータと軸方向において対向しており、
前記補助磁石は、前記ロータの軸方向であって前記界磁磁石と反発する方向に着磁される第1補助磁石と、前記ロータの軸方向であって前記爪状磁極と反発する方向に着磁される第2補助磁石であることを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記補助磁石は、前記ロータの前記ヨークハウジングの底部側の面に設けられることを特徴とするモータ。 - ステータコア及び巻線を有するステータと、
それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石とを有するロータとを、
有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有するケース内に収容してなるモータであって、
前記ロータの軸方向への漏れ磁束を相殺する補助磁石を有しており、
前記補助磁石は、前記ヨークハウジングの底部に設けられることを特徴とするモータ。 - 請求項1又は4に記載のモータにおいて、
前記補助磁石は、前記ロータの軸方向に着磁され、前記ロータと軸方向において対向することを特徴とするモータ。 - 請求項5に記載のモータにおいて、
前記補助磁石は、前記ロータの軸方向であって前記界磁磁石と反発する方向に着磁されることを特徴とするモータ。
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