JP6001428B2 - ロータ、及びブラシレスモータ - Google Patents

ロータ、及びブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP6001428B2
JP6001428B2 JP2012259684A JP2012259684A JP6001428B2 JP 6001428 B2 JP6001428 B2 JP 6001428B2 JP 2012259684 A JP2012259684 A JP 2012259684A JP 2012259684 A JP2012259684 A JP 2012259684A JP 6001428 B2 JP6001428 B2 JP 6001428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pole
magnetic
claw
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012259684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014107975A (ja
Inventor
茂昌 加藤
茂昌 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2012259684A priority Critical patent/JP6001428B2/ja
Priority to US14/075,942 priority patent/US9577496B2/en
Priority to CN201310560685.0A priority patent/CN103812296B/zh
Publication of JP2014107975A publication Critical patent/JP2014107975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6001428B2 publication Critical patent/JP6001428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Description

本発明は、ロータ、及びブラシレスモータに関するものである。
ブラシレスモータのロータとしては、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有して組み合わされる2つのロータコアと、それらの間に配置され軸方向に磁化された界磁磁石とを備え、各爪状磁極を交互に異なる磁極に機能させるいわゆる永久磁石界磁のランデル型構造のロータがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、ブラシレスモータでは、ロータの回転位置(角度)が検出され、その回転位置に応じてステータの巻線に駆動電流が供給されることで回転磁界が発生され、その回転磁界によってロータが回転駆動される。
特開2012−115085号公報
ところで、ブラシレスモータにおいて、ロータの回転位置を検出する構成としては、例えば、周方向に交互に異なる磁極(N極とS極)を有するセンサ磁石をロータコアの軸方向に並設して設け、ステータ側に前記センサ磁石と軸方向に対向してその磁界を検出する磁気センサを設ける構成がある。
しかしながら、上記ロータでは、界磁磁石が軸方向に磁化されていることで、ロータコアからの軸方向の漏れ磁束がセンサ磁石からの磁束に重畳してしまい、磁気センサにて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わらずに、ロータの回転位置(角度)を高精度に検出できなくなるといった問題があった。尚、このことは、ステータの巻線に供給する駆動電流の最適なタイミングからのずれを生じさせ、ひいては出力低下や振動騒音の悪化を招く原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、回転位置(角度)を高精度に検出することができるロータ、及びブラシレスモータを提供することにある。
上記課題を解決するロータは、それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、前記第1ロータコアのコアベースに対して前記第2ロータコアのコアベースの反対側に設けられ、周方向に交互に異なる磁極を有するセンサ磁石とを備えたロータであって、前記センサ磁石は、ステータ側の磁気センサと対向して設けられており、前記センサ磁石における前記界磁磁石の近い側の磁極と同じ極側の磁極が形成される角度は、異なる極側の磁極が形成される角度よりも小さく設定される。
同構成によれば、センサ磁石における界磁磁石の近い側の磁極と同じ極側の磁極が形成される角度は、異なる極側の磁極が形成される角度よりも小さく設定されるため、界磁磁石による第1ロータコア(コアベース)からの漏れ磁束の影響が考慮された構成となる。即ち、界磁磁石による第1ロータコアからの漏れ磁束がセンサ磁石からの磁束に重畳することになるが、この漏れ磁束を含めた磁束が等ピッチで切り替わるように近づけることができる。よって、ステータ側の磁気センサにて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように近づけることができる。これにより、回転位置(角度)を高精度に検出することができ、ひいては、例えば、漏れ磁束に基づく出力低下や振動騒音の悪化を抑えることができる。
上記ロータにおいて、前記センサ磁石の各磁極の周方向中心が、前記爪状磁極の同じ極の磁極の周方向中心と一致するように配置されることが好ましい。
同構成によれば、センサ磁石の各磁極の周方向中心が、爪状磁極の同じ極の磁極の周方向中心と一致するように配置されるため、爪状磁極からの漏れ磁束がセンサ磁石からの磁束を乱れさせることを抑えることができる。即ち、センサ磁石の各磁極の周方向中心が、爪状磁極の同じ極の磁極の周方向中心と一致しないように、例えば、周方向の位置決めが行われずに配置されると、その配置角度によっては爪状磁極からの漏れ磁束がセンサ磁石からの磁束を乱れさせる虞があるが、これを抑えることができる。
上記課題を解決するブラシレスモータは、それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、前記第1ロータコアのコアベースに対して前記第2ロータコアのコアベースの反対側に設けられ、周方向に交互に異なる磁極を有するセンサ磁石とを備えたロータであって、前記センサ磁石における前記界磁磁石の近い側の磁極と同じ極側の磁極が形成される角度は、異なる極側の磁極が形成される角度よりも小さく設定されたロータと、回転磁界を発生するステータと、前記センサ磁石と軸方向に対向して設けられる磁気センサとを備える。
同構成によれば、ブラシレスモータにおいて、上記効果を得ることができる。
上記ブラシレスモータにおいて、前記センサ磁石における各磁極が形成される角度は、前記磁気センサにて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように設定されることが好ましい。
同構成によれば、センサ磁石における各磁極が形成される角度は、前記磁気センサにて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように設定されるため、回転位置(角度)を高精度に検出することができ、ひいては、検出信号に基づいて、容易にステータの巻線に最適なタイミングで駆動電流を供給することができる。これにより、例えば、漏れ磁束に基づく出力低下や振動騒音の悪化を容易に抑えることができる。
本発明のロータ、及びブラシレスモータでは、回転位置(角度)を高精度に検出することができる。
一実施形態におけるブラシレスモータの断面図。 同形態におけるブラシレスモータの一部断面斜視図。 同形態におけるロータの一部平面図。 同形態におけるブラシレスモータの一部断面図。 (a)は同形態におけるセンサ磁石単体での電気角−磁束密度特性図。(b)は同形態におけるロータ全体での電気角−磁束密度特性図。(c)は同形態における電気角−検出信号特性図。 別例におけるブラシレスモータの一部断面図。
以下、ブラシレスモータの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、ブラシレスモータ11のモータケース12は、有底筒状に形成された筒状ハウジング13と、該筒状ハウジング13のフロント側(図1中、左側)の開口部を閉塞するフロントエンドプレート14とを有している。
図1に示すように、筒状ハウジング13の内周面にはステータ16が固定されている。ステータ16は、径方向内側に延びる複数(本実施形態では12個)の集中巻用ティースとしてのティース17aを有する電機子コア17と、電機子コア17のティース17aにインシュレータ18を介して巻回される巻線19とを備えている。ステータ16は、外部の制御回路Sから巻線19に駆動電流が供給されることで回転磁界を発生する。
図1に示すように、ブラシレスモータ11のロータ21は回転軸22を有し、ステータ16の内側に配置されている。回転軸22は非磁性体の金属シャフトであって、筒状ハウジング13の底部13a及びフロントエンドプレート14に支持された軸受23,24により回転可能に支持されている。
図1及び図2に示すように、ロータ21は、前記回転軸22に外嵌される第1及び第2ロータコア31,32と、界磁磁石としての環状磁石33とを備える。
第1ロータコア31は、略円板状の第1コアベース31aの外周部に、等間隔に複数(本実施形態では4つ)の第1爪状磁極31bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延びて形成されている。
第2ロータコア32は、第1ロータコア31と同形状であって、略円板状の第2コアベース32aの外周部に、等間隔に複数の第2爪状磁極32bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延びて形成されている。そして、第2ロータコア32は、各第2爪状磁極32bが周方向に隣り合う第1爪状磁極31b間に配置されるようにして、且つ第1コアベース31aと第2コアベース32aとの軸方向の間に環状磁石33が配置(挟持)されるようにして第1ロータコア31に対して組み付けられている。尚、本実施形態では、第1及び第2コアベース31a,32aは環状磁石33に対してそれぞれ接着剤により固着されている。
環状磁石33は、第1爪状磁極31bを第1の磁極(本実施形態ではN極)として機能させ、第2爪状磁極32bを第2の磁極(本実施形態ではS極)として機能させるように、軸方向に磁化されている。即ち、本実施形態のロータ21は、界磁磁石としての環状磁石33を用いた所謂ランデル型構造のロータである。ロータ21は、N極となる4つの第1爪状磁極31bと、S極となる4つの第2爪状磁極32bとが周方向に交互に配置されており、極数が8極(極対数が4個)となる。すなわち、本実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されている。
又、本実施形態のロータ21は、第1及び第2爪状磁極31b,32bの径方向内側(背面)に設けられ、径方向に磁化された背面補助磁石34を備えている。
更に、本実施形態のロータ21は、第1及び第2爪状磁極31b,32b同士の周方向の各間に設けられ、周方向に磁化された極間磁石35を備えている。
又、図1に示すように、本実施形態のロータ21には、略円板状のマグネット固定部材41を介してセンサ磁石42が設けられている。詳しくは、マグネット固定部材41は、中央孔41aが形成された円板部41bと、該円板部41bの外縁から筒状に延びる筒部41cとを有し、該筒部41cの内周面及び円板部41bの表面に当接するように環状のセンサ磁石42が固着されている。そして、マグネット固定部材41は、その中央孔41aが第1コアベース31aに対して第2コアベース32aの反対側で回転軸22に外嵌されている。言い換えると、本実施形態のマグネット固定部材41(センサ磁石42)は、第1コアベース31aを第2コアベース32aとで挟む位置で回転軸22に固定されている。
そして、フロントエンドプレート14において、センサ磁石42と軸方向に対向する位置には磁気センサとしてのホールIC43が設けられている。ホールIC43は、N極とS極の磁界を感知するとそれぞれHレベルの検出信号とLレベルの検出信号とを前記制御回路Sに出力する。
ここで、前記センサ磁石42は、周方向に交互に異なる磁極(N極とS極)を有するように構成されている。
そして、図3及び図4に示すように、センサ磁石42における前記環状磁石33の近い側の磁極(N極)と同じ極側の磁極(N極)が形成される角度θnは、異なる極側の磁極(S極)が形成される角度θsよりも小さく設定されている。即ち、本実施形態では、環状磁石33のセンサ磁石42に近い側がN極であるため、センサ磁石42のN極が形成される角度θnをS極が形成される角度θsよりも小さく設定している。又、センサ磁石42における各磁極(N極とS極)が形成される角度θn,θsは、ホールIC43にて検出される検出信号のレベルが等ピッチ(電気角で180°)で切り替わるように設定されている。
又、図3に示すように、本実施形態のセンサ磁石42は、その各磁極(N極とS極)の周方向中心が第1及び第2爪状磁極31b,32bの同じ極の磁極の周方向中心と一致するように周方向の位置決めがなされて配置されている。
次に、上記のように構成されたブラシレスモータ11の作用について説明する。
例えば、図5(a)に示すように、前記センサ磁石42を単体で回転させると、センサ磁石42のN極が形成される角度θnが、S極が形成される角度θsよりも小さいことから、ホールIC43の位置における磁束密度は等ピッチ(電気角で180°)で0を横切らずに不等ピッチで0を横切ることになる。
そして、図4及び図5(b)に示すように、前記ロータ21全体を回転させると、環状磁石33による第1ロータコア31からの漏れ磁束(図4中の矢印A)がセンサ磁石42からの磁束(図4中の矢印B)に重畳されることから、ホールIC43の位置における磁束密度は全体的に高くシフトし等ピッチ(電気角で180°)で0を横切ることになる。
これにより、図5(c)に示すように、ホールIC43にて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わることになる。よって、ロータ21の回転位置(角度)が高精度に検出されることになり、前記検出信号に基づいて制御回路Sから巻線19に最適なタイミングで切り替わる3相の駆動電流が供給されて回転磁界が発生される。すると、ロータ21が回転駆動される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)センサ磁石42における環状磁石33の近い側の磁極(N極)と同じ極側の磁極(N極)が形成される角度θnは、異なる極側の磁極(S極)が形成される角度θsよりも小さく設定されるため、環状磁石33による第1ロータコア31(第1コアベース31a)からの漏れ磁束の影響が考慮された構成となる。即ち、環状磁石33による第1ロータコア31からの漏れ磁束(図4中の矢印A参照)がセンサ磁石42からの磁束(図4中の矢印B)に重畳することになるが、この漏れ磁束を含めた磁束が等ピッチで切り替わるようにすることができる。よって、ホールIC43にて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるようにすることができる。これにより、ロータ21の回転位置(角度)を高精度に検出することができ、ひいては、例えば、漏れ磁束に基づく出力低下や振動騒音の悪化を抑えることができる。
(2)センサ磁石42の各磁極(N極とS極)の周方向中心が、第1及び第2爪状磁極31b,32bの同じ極の磁極の周方向中心と一致するように周方向の位置決めがなされて配置されるため、第1及び第2爪状磁極31b,32bからの漏れ磁束がセンサ磁石42からの磁束を乱れさせることを抑えることができる。即ち、センサ磁石42の各磁極の周方向中心が第1及び第2爪状磁極31b,32bの同じ極の磁極の周方向中心と一致しないように、例えば、周方向の位置決めが行われずに配置されると、その配置角度によっては第1及び第2爪状磁極31b,32bからの漏れ磁束がセンサ磁石42からの磁束を乱れさせる虞があるが、これを抑えることができる。
(3)センサ磁石42における各磁極(N極とS極)が形成される角度θn,θsは、ホールIC43にて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように設定されるため、回転位置(角度)を高精度に検出することができ、ひいては、検出信号に基づいて、容易に巻線19に最適なタイミングで駆動電流を供給することができる。これにより、例えば、漏れ磁束に基づく出力低下や振動騒音の悪化を容易に抑えることができる。
(4)第1及び第2爪状磁極31b,32bの径方向内側に設けられ径方向に磁化された背面補助磁石34を備えるため、該部分での漏れ磁束を低減することができる。よって、高効率化を図ることができる。又、第1及び第2爪状磁極31b,32b同士の周方向の各間に設けられ周方向に磁化された極間磁石35を備えるため、該部分での漏れ磁束を低減することができる。よって、更に高効率化を図ることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ロータ21には、センサ磁石42がマグネット固定部材41を介して固定されるとしたが、これに限定されず、他の構成で固定してもよい。
例えば、図6に示すように、円板状のセンサ磁石51の中心孔51aに回転軸22を圧入した構成に変更してもよい。尚、勿論、センサ磁石51においても、各磁極(N極とS極)が形成される角度θn,θsは上記実施形態と同様とする。
・上記実施形態では、センサ磁石42の各磁極(N極とS極)の周方向中心が、第1及び第2爪状磁極31b,32bの同じ極の磁極の周方向中心と一致するように周方向の位置決めがなされて配置されるとしたが、これに限定されず、一致しないように、例えば、周方向の位置決めを行われずに配置してもよい。
・上記実施形態では、センサ磁石42における各磁極(N極とS極)が形成される角度θn,θsは、ホールIC43にて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように設定されるとしたが、特に厳密に設定しなくてもよい。即ち、前記角度θnを前記角度θsよりも小さくすれば、検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように近づけることができる。
・上記実施形態では、第1及び第2爪状磁極31b,32bの径方向内側に設けられ径方向に磁化された背面補助磁石34を備えるとしたが、これに限定されず、背面補助磁石34を備えていないロータに変更してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2爪状磁極31b,32b同士の周方向の各間に設けられ周方向に磁化された極間磁石35を備えるとしたが、これに限定されず、極間磁石35を備えていないロータに変更してもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1又は2に記載のロータにおいて、前記爪状磁極の径方向内側に設けられ径方向に磁化された背面補助磁石を備えたことを特徴とするロータ。
同構成によれば、爪状磁極の径方向内側に設けられ径方向に磁化された背面補助磁石を備えるため、該部分での漏れ磁束を低減することができる。よって、高効率化を図ることができる。
(ロ)請求項1、2及び上記(イ)のいずれか1つに記載のロータにおいて、前記爪状磁極同士の周方向の各間に設けられ周方向に磁化された極間磁石を備えたことを特徴とするロータ。
同構成によれば、爪状磁極同士の周方向の各間に設けられ周方向に磁化された極間磁石を備えるため、該部分での漏れ磁束を低減することができる。よって、高効率化を図ることができる。
16…ステータ、21…ロータ、31…第1ロータコア、31a…第1コアベース(コアベース)、31b…第1爪状磁極(爪状磁極)、32…第2ロータコア、32a…第2コアベース(コアベース)、32b…第2爪状磁極(爪状磁極)、33…環状磁石(界磁磁石)、42,51…センサ磁石、43…ホールIC43(磁気センサ)、θn,θs…角度。

Claims (4)

  1. それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、
    前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、
    前記第1ロータコアのコアベースに対して前記第2ロータコアのコアベースの反対側に設けられ、周方向に交互に異なる磁極を有するセンサ磁石と
    を備えたロータであって、
    前記センサ磁石は、ステータ側の磁気センサと対向して設けられており、
    前記センサ磁石における前記界磁磁石の近い側の磁極と同じ極側の磁極が形成される角度は、異なる極側の磁極が形成される角度よりも小さく設定されたことを特徴とするロータ。
  2. 請求項1に記載のロータにおいて、
    前記センサ磁石の各磁極の周方向中心が、前記爪状磁極の同じ極の磁極の周方向中心と一致するように配置されたことを特徴とするロータ。
  3. それぞれ略円板状のコアベースの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、互いのコアベースが対向されつつ爪状磁極が周方向に交互に配置された第1及び第2ロータコアと、
    前記コアベース同士の軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、第1ロータコアの前記爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2ロータコアの前記爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、
    前記第1ロータコアのコアベースに対して前記第2ロータコアのコアベースの反対側に設けられ、周方向に交互に異なる磁極を有するセンサ磁石と
    を備えたロータであって、前記センサ磁石における前記界磁磁石の近い側の磁極と同じ極側の磁極が形成される角度は、異なる極側の磁極が形成される角度よりも小さく設定されたロータと、
    回転磁界を発生するステータと、
    前記センサ磁石と軸方向に対向して設けられる磁気センサと
    を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記センサ磁石における各磁極が形成される角度は、前記磁気センサにて検出される検出信号のレベルが等ピッチで切り替わるように設定されたことを特徴とするブラシレスモータ。
JP2012259684A 2012-11-13 2012-11-28 ロータ、及びブラシレスモータ Active JP6001428B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259684A JP6001428B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 ロータ、及びブラシレスモータ
US14/075,942 US9577496B2 (en) 2012-11-13 2013-11-08 Rotor and brushless motor with rotation position detection
CN201310560685.0A CN103812296B (zh) 2012-11-13 2013-11-12 转子以及无刷电动机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259684A JP6001428B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 ロータ、及びブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107975A JP2014107975A (ja) 2014-06-09
JP6001428B2 true JP6001428B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=51029028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259684A Active JP6001428B2 (ja) 2012-11-13 2012-11-28 ロータ、及びブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6001428B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107448996A (zh) * 2016-05-31 2017-12-08 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电磁加热烹饪***及其功率调节装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6301765B2 (ja) * 2014-07-25 2018-03-28 アスモ株式会社 ランデル型ロータ及びランデル型モータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0670526A (ja) * 1992-08-20 1994-03-11 Tokyo Electric Co Ltd ブラシレスモータ
JP2004023800A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
TWI285017B (en) * 2005-06-30 2007-08-01 Delta Electronics Inc Brushless DC motor and magnetic compensation method thereof
JP5749535B2 (ja) * 2011-03-25 2015-07-15 アスモ株式会社 モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107448996A (zh) * 2016-05-31 2017-12-08 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电磁加热烹饪***及其功率调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014107975A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5861660B2 (ja) 回転電機
JP2014017966A (ja) 回転電機
JP5869306B2 (ja) ロータ及びモータ
JP6052994B2 (ja) ロータ、及びブラシレスモータ
JP6001428B2 (ja) ロータ、及びブラシレスモータ
JP2009071984A (ja) クローポール型モータ
JP5996443B2 (ja) ブラシレスモータ
JP6405796B2 (ja) ロータ、及びモータ
JP6108621B2 (ja) モータ
JP5973370B2 (ja) ロータ、及びブラシレスモータ
JP6118211B2 (ja) モータ
JP6330217B2 (ja) モータ
JP6435758B2 (ja) モータ
JP2013169073A (ja) ロータ及びモータ
JP6181532B2 (ja) モータ
JP6046515B2 (ja) ロータ、及びモータ
JP6059047B2 (ja) モータ
JP6251113B2 (ja) モータ
JP6301662B2 (ja) モータ
JP2016046897A (ja) ロータ及びモータ
JP6175350B2 (ja) モータ
JP6459536B2 (ja) モータ
JP2014183694A (ja) モータ
JP6455218B2 (ja) ロータ及びモータ
JP2016127652A (ja) ロータ、及びモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6001428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250