JP6169018B2 - 車両用トランスミッション - Google Patents

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Description

本発明は、回転軸と複数の変速ギヤとを備えた車両用トランスミッションに関するものである。
自動二輪車のような車両のトランスミッションとして、例えば、常時噛合式の多段変速装置がある(特許文献1)。このような変速装置の回転軸には、変速ギヤ、スプライン歯等が一体形成されているので、回転軸の外径は一定ではなく、回転軸に大径部、小径部が形成されている。また、複数の変速ギヤは、回転軸に一体形成される固定ギヤ、回転軸にスプライン嵌合される嵌合ギヤ、回転軸に相対回転可能に装着される回転ギヤを有している。
特開2010−084917号公報
このような変速装置において、回転ギヤを大径部に隣接して設けると、回転軸が回転し、回転ギヤが空転すると、回転軸の外周における回転ギヤの側方に形成される逃げ部のエッジ(逃げ部の他端)が回転ギヤの内周面に強く接触し、しかも、この摺動部の潤滑油が不足することから、回転軸と回転ギヤの擦れ音が発生する。
本願発明者は、この擦れ音を抑える目的で、摺動部の潤滑量を増やすために、回転ギヤの内周面に円環状の溝を設け、これにより擦れ音の発生を抑制する効果が得られた。しかしながらこの対策では、回転ギヤと回転軸の接触面積が小さくなるので、接触圧力が課題になる。
また、回転ギヤと回転軸との間に筒状のカラーを介在させて、逃げ部のエッジが回転ギヤの内周面に接触しないようにすることで、擦れ音の発生が抑制されることも知られている。しかしながらこの対策では、カラーを介在させた分だけ、回転ギヤの内径が大きくなるので、例えばドグ式のトランスミッションを用いる場合、ドグ歯が径方向外方に移動する結果、トランスミッション全体の変更が必要になってしまう。
本発明は、回転ギヤが空転しているときに異音が発生するのを抑制することができる車両用トランスミッションを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両用トランスミッションは、回転軸と、この回転軸に相対回転可能に装着されている回転ギヤとを備え、前記回転軸が大径部と小径部とを有し、前記回転ギヤの軸方向一端面が、前記回転軸における大径部と小径部との間の軸方向を向く段差面に隣接するように配置されている車両用トランスミッションであって、前記回転軸の外周面における前記段差面に連なる根元部に、径方向内側へ凹入する逃げ部が形成され、前記回転ギヤの内周面における前記段差面側の一端の角部に、面取り部が形成され、前記段差面から前記逃げ部の終端までの軸方向距離aよりも、前記回転ギヤの一端から前記面取り部の終端までの軸方向距離bが大きく設定されている。ここで、「終端」とは、段差面から離れた端部をいう。
a>bであると、回転軸と回転ギヤとの接触部分のエッジは、回転軸の逃げ部の終端で構成されていた。つまり、回転部品である回転軸に、接触部分のエッジが形成されていた。回転軸は、回転しながら動力(トルク)伝達を行っているので、常に変形が発生している。このため、接触部分の当たりの度合い(圧力)が大きくなるから、潤滑油の状況に影響されやすく、潤滑油不足に起因する異音が発生しやすい。
上記構成によれば、回転軸と回転ギヤとの接触部分のエッジは、回転ギヤの面取り部の終端で構成される。この回転ギヤは、フリーな空転状態では、動力(トルク)伝達を行わないので、変形も発生しない。このように、終端を含む回転ギヤとの接触部は、変形がほとんどなく当たりの度合い(圧力)が小さくなるから、潤滑油の状況の影響を受けにくい。
このように、回転軸の逃げ部の終端(エッジ)が回転ギヤの内周面に接触することが回避されるので、回転軸と回転ギヤの擦れ音の発生を抑えることができる。しかも、a<bとしたことで、回転軸の逃げ部と回転ギヤの面取り部との間の空間の潤滑油が、遠心力で面取り部へ押し出され、面取り部の内周面に沿って逃げ部の終端(エッジ)を越えて回転軸の外周面と回転ギヤの内周面との摺動部に円滑に導かれる。その結果、回転軸と回転ギヤの擦れ音の発生を一層抑制することができる。
本発明において、前記面取り部の軸線に対する傾斜角度が6.8〜11.0°であることが好ましい。傾斜角度が6.8°未満であると、面取り部を設けることによる根元部との当たりを抑える効果が薄い。傾斜角度が11°を超えると、潤滑油を効果的に案内するのが難しくなる。
本発明は、例えば、前記回転ギヤの他端面に、回転軸に対して軸方向移動可能に噛合したシフト用のドグが係合する凹部が形成されているドグ式の車両用トランスミッションに適用される。この構成によれば、段差面から前記逃げ部の終端までの軸方向距離aと前記回転ギヤの一端から前記面取り部の終端までの軸方向距離bとを変更するだけなので、回転ギヤの内径は変わらない。したがって、従来のドグ式トランスミッションにも本発明を容易に適用できる。
本発明において、さらに、前記回転軸に一体形成された固定ギヤを含み、前記固定ギヤにおける前記回転ギヤに対向する端面が前記段差面を形成していることが好ましい。この構成によれば、固定ギヤが回転軸の大径部を構成するので、従来の車両用トランスミッションに本発明を容易に適用できる。
本発明において、前記回転軸は、前記大径部と前記小径部とが一体に形成されていることが好ましい。この構成によれば、大径部は、例えば、回転軸に一体形成された、スプライン歯を持つ固定ギヤであり、小径部は回転軸のシャフト部である。したがって、従来の車両用トランスミッションに本発明を容易に適用できる。
本発明の車両用トランスミッションによれば、段差面から前記逃げ部の終端までの軸方向距離aよりも、前記回転ギヤの一端から前記面取り部の終端までの軸方向距離bが大きく設定されている。これにより、逃げ部の終端(エッジ)が回転ギヤの内周面に接触することが回避されるので、回転軸と回転ギヤの擦れ音の発生を抑えることができる。しかも、a<bとしたことで、回転軸の逃げ部と回転ギヤの面取り部との間の空間の潤滑油が、遠心力で面取り部へ押し出され、面取り部の内周面に沿って逃げ部の終端(エッジ)を越えて回転軸の外周面と回転ギヤの内周面との摺動部に円滑に導かれる。その結果、回転軸と回転ギヤの擦れ音の発生を一層抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用トランスミッションを示す水平断面図である。 図1のII部の拡大図である。 図1のIII部の拡大図である。 従来の車両用トランスミッションにおける要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両用トランスミッションの水平断面図である。本実施形態の車両用トランスミッション1は、自動二輪車のエンジンケースEC内に収納されている。
車両用トランスミッション1は、エンジンのクランク軸(図示せず)に平行配置されたインプットシャフト2と、インプットシャフト22の後方に平行配置されたアウトプットシャフト4とを有している。各シャフト2、4にそれぞれ、入力側変速ギヤ列10および出力側変速ギヤ列20が装着され、さらに、入力側シフトフォーク6および出力側第1および第2シフトフォーク8,9が配置されている。
インプットシャフト2およびアウトプットシャフト4は、トランスミッション1の回転軸を構成し、複数の軸受16を介してエンジンケースECに回転自在に支持されている。各シャフト2、4はそれぞれ、外径の大きい大径部2a,4aと、外径の小さい小径部2b、4bとを有している。大径部2a,4aおよび小径部2b、4bの詳細は後述する。各シャフト2、4は、中空軸であり、軸の内部を潤滑油が流動する構造となっている。
インプットシャフト2には、動力伝達および遮断を行う公知のクラッチ30が装着されており、エンジンのクランク軸(図示せず)に設けられたクラッチギヤ29からクラッチ30を介してインプットシャフト2に回転動力が伝達される。インプットシャフト2の回転動力は変速ギヤ列10,20を介して、アウトプットシャフト4に伝達される。アウトプットシャフト4の回転動力はチェーン、ベルト、ドライブシャフト等の動力伝達手段32を介して後輪(図示せず)に伝達される。
本実施形態のトランスミッション1は、常時噛合式5段変速で、入力側変速ギヤ列10は、入力側1速(LOW)ギヤ11、入力側2速ギヤ12、入力側3速ギヤ13、入力側4速ギヤ14および入力側5速ギヤ15からなり、出力側変速ギヤ列20は、出力側1速(LOW)ギヤ21、出力側2速ギヤ22、出力側3速ギヤ23、出力側4速ギヤ24および出力側5速ギヤ25からなる。入力側の1〜5速ギヤ11〜15が、出力側の1〜5速ギヤ21〜25にそれぞれ噛み合う。
インプットシャフト2に設けた入力側変速ギヤ列10における軸線方向一端(図示の例では右端)に入力側1速ギヤ11が、他端(図示の例では左端)に入力側2速ギヤ12が、中央に入力側3速ギヤ13が、入力側1速ギヤ11と入力側3速ギヤ13の間に入力側5速ギヤ15が、入力側2速ギヤ12と入力側3速ギヤ13の間に入力側4速ギヤ14が、それぞれ設置されている。
入力側1速ギヤ11は、インプットシャフト2に一体に形成されている。つまり、入力側1速ギヤ11は、インプットシャフト2と一体形成されて一体に回転する固定ギヤである。入力側固定ギヤ11は、鍛造によりインプットシャフト2と一体に大まかな外形が形成され、その後、切削加工、研削加工、研磨加工により成形される。
この固定ギヤである入力側1速ギヤ11が、インプットシャフト2の大径部2aを構成し、それ以外のシャフト部が小径部2bを構成する。インプットシャフト2の大径部2aと小径部2bとの間には、軸方向を向く段差面2dが形成されている。この実施形態では、固定ギヤである入力側1速ギヤ11は、一端面(右側端面)が軸受16に対向し、後述の回転ギヤ15に対向する他端面(左側端面)11aが段差面2dを形成している。
入力側2速ギヤ12および入力側3速ギヤ13は、インプットシャフト2にスプライン嵌合され、インプットシャフト2に相対回転不能に装着されている。入力側3速ギヤ13の左右両端部に、連結用の第1および第2ドグ34、35がそれぞれ一体形成されている。この入力側3速ギヤ13と第2ドグ35との連結部には、前記入力側シフトフォーク6が係合する環状溝36が形成されている。つまり、3速ギヤ13は、入力側シフトフォーク6をインプットシャフト2の軸心C1に沿って移動させるフォーク操作により、インプットシャフト2の軸方向に移動可能である。
入力側4速ギヤ14は、第1すべり軸受け37を介してインプットシャフト2に相対回転可能に装着されている。入力側4速ギヤ14の右側端部に、ドグ連結するための第3ドグ39が形成されている。第1すべり軸受け37における軸方向中間部に、円環状の第1オイル溝37aが形成されている。インプットシャフト2における第1オイル溝37aに相当する位置に、径方向に延びる第1オイル通路40が形成されている。第1オイル通路40は、インプットシャフト2内の環状の導入路18と第1オイル溝37aとを接続している。インプットシャフト2が回転すると、遠心力により導入路18の潤滑油が第1オイル通路40から第1オイル溝37aへ導入され、第1すべり軸受け37の摺動部を潤滑する。
入力側5速ギヤ15は、インプットシャフト2に相対回転可能に装着された回転ギヤである。入力側5速ギヤ15は、その軸方向一端面(右側端面)15aが、インプットシャフト2の段差面2dに隣接するように配置されている、入力側5速ギヤ15の他端面(左側端面)15bに、第2ドグ35が係合する第1凹部38が形成されている。
インプットシャフト2における入力側5速ギヤ15の軸方向中間部に相当する位置に、径方向に延びる第2オイル通路42が形成されている。インプットシャフト2が回転すると、遠心力により導入路18の潤滑油が第2オイル通路40へ導入され、回転ギヤである入力側5速ギヤ15の内周面とインプットシャフト2の外周面との摺動面を潤滑する。
入力側3速ギヤ13と入力側5速ギヤ15の間に配置された入力側シフトフォーク6を左側にシフトして入力側3速ギヤ13を移動させると、第1ドグ34と第3ドグ39とが係合される。これにより、入力側3速ギヤ13と入力側4速ギヤ14とが連結される。また、入力側シフトフォーク6を右側にシフトして入力側3速ギヤ13を移動させると、第2ドグ35が第1凹部38に係合される。これにより、入力側3速ギヤ13と入力側1速ギヤ11が連結される。入力側シフトフォーク6が中立位置のときは、いずれのギヤ11〜15も連結されていないフリー状態になる。
出力側変速ギヤ列20においても、上述の入力側変速ギヤ列10のギヤに対応する位置に、1〜5速ギヤ21〜25が配置され、対応する入力側のギヤと噛み合っている。出力側4速ギヤ24および出力側5速ギヤ25は、アウトプットシャフト4に相対回転不能にスプライン嵌合されている。出力側1速ギヤ21は、第2すべり軸受け45を介してアウトプットシャフト4に相対回転可能に装着されている。出力側2速ギヤ22は、円筒状のカラー52を介してアウトプットシャフト4に軸方向の移動が阻止された状態で相対回転自在に装着されている。出力側3速ギヤ23は、アウトプットシャフト4に相対回転可能に装着されている。つまり、出力側1速〜3速ギヤ21〜23が回転ギヤである。
アウトプットシャフト4における出力側4速ギヤ24との嵌合部が、他の部分よりも大径となっている。つまり、アウトプットシャフト4における出力側4速ギヤ24との嵌合部が大径部4aを構成し、この大径部4aの外周に、出力側4速ギヤ24に係合するスプライン歯が形成されている。アウトプットシャフト4におけるその他の部分が小径部4bを構成する。大径部4aの軸方向両端面は段差面4dを構成する。
アウトプットシャフト4における第2すべり軸受け45の軸方向中間部に相当する位置に、径方向に延びる第3オイル通路62が形成されている。アウトプットシャフト4が回転すると、遠心力により中空部28の潤滑油が第3オイル通路62に導入され、第2すべり軸受け45の摺動部を潤滑する。
出力側2速ギヤ22のカラー52における軸方向中間部に、貫通孔からなる第4オイル通路64が形成されている。アウトプットシャフト4における第4オイル通路64に相当する位置に、径方向に延びる第5オイル通路66が形成されている。第5オイル通路66は、アウトプットシャフト4の中空部28と第4オイル通路64とを接続している。アウトプットシャフト4が回転すると、遠心力により中空部28の潤滑油が第5オイル通路66から第4オイル通路64へ導入され、出力側2速ギヤ22とカラー52との摺動部およびカラー52とアウトプットシャフト4との摺動部を潤滑する。
アウトプットシャフト4における出力側3速ギヤ23の軸方向中間部に相当する位置に、径方向に延びる第6オイル通路68が形成されている。アウトプットシャフト4が回転すると、遠心力により中空部28の潤滑油が第6オイル通路68に導入され、回転ギヤである出力側3速ギヤ23の内周面とアウトプットシャフト4の外周面との摺動面を潤滑する。
出力側4速ギヤ24は、軸方向の右側端(一端)に前記出力側第2シフトフォーク9が近接しており、左側端(他端)に、2速ギヤ22にドグ連結するための第4ドグ46を有している。出力側5速ギヤ25は、軸方向の両端に、出力側1速ギヤ21にドグ連結するための第5ドグ48と、出力側3速ギヤ23にドグ連結するための第6ドグ50とを有している。出力側2速ギヤ22は、第4ドグ46が連結される第2凹部51を有し、出力側1速ギヤ21および出力側3速ギヤ23は、第5および第6ドグ48、50が連結される第3および第4凹部54,56がそれぞれ形成されている。
出力側5速ギヤ25の第3ドグ48と第4ドグ50の間に出力側第1シフトフォーク8が配置され、出力側5速ギヤ25に形成された環状溝58に係合している。出力側4速ギヤ24と出力側3速ギヤ23との間に出力側第2シフトフォーク9が配置され、出力側4速ギヤ24に形成された環状溝60に係合している。つまり、出力側4速ギヤ24および出力側5速ギヤ25は、フォーク操作によりアウトプットシャフト4の軸心C2に沿って移動可能である。
出力側第1シフトフォーク8を右側にシフトすると、出力側5速ギヤ25と出力側1速ギヤ21がドグ連結され、左側にシフトすると、出力側5速ギヤ25と出力側3速ギヤ23がドグ連結される。出力側第1シフトフォーク8が中立位置のときは、出力側5速ギヤ25は、いずれのギヤにも連結されていない状態になる。また、出力側第2シフトフォーク9を左側にシフトすると出力側4速ギヤ24が出力側2速ギヤ22にドグ連結される。出力側第2シフトフォーク9が中立位置のときは、出力側4速ギヤ24は、いずれのギヤにも連結されていないフリー状態になる。
5速が選択された場合、入力側シフトフォーク6が右側へ移動して、入力側3速ギヤ13と入力側5速ギヤ15が連結される。出力側第1および第2シフトフォーク8,9は中立位置にある。これにより、インプットシャフト2にスプライン結合された入力側3速ギヤ13に歯車連結された入力側5速ギヤ15から、アウトプットシャフト4にスプライン結合された出力側5速ギヤ25を介して、回転動力がインプットシャフト2からアウトプットシャフト4に伝達される。
この状態で入力側5速ギヤ15は、インプットシャフト2と一体に回転するので、入力側5速ギヤ15と隣接する入力側1速ギヤ11との間に相対回転は生じない。5速以外が選択された場合、第2ドグ35が第1凹部38から外れるので、入力側5速ギヤ15は、駆動力が伝達されないフリーな状態になって空転する。
出力側3速ギヤ23も、3速が選択された状態では、アウトプットシャフト4と一体に回転し、隣接する固定ギヤ24との間に相対回転は生じないが、3速以外が選択されると、駆動力が伝達されないフリーな状態になって空転する。
図2は、図1のII部の拡大図である。インプットシャフト2の外周面における段差面2dに連なる根元部70に、径方向内側へ凹入する逃げ部72が形成されている。上述のように、インプットシャフト2は、鍛造により大まかな外形が形成され、その後切削加工、研削加工、研磨加工により成形されるが、逃げ部72は、シャフト部の研磨加工を容易にするために、その前段階の機械加工または鍛造により形成される。
一方、入力側5速ギヤ15の内周面における段差面側(右側)の一端の角部74に、面取り部76が形成されている。逃げ部72と面取り部76とにより潤滑油溜まり空間69が形成されている。面取り部76は、インプットシャフト2の外周面との当たりを抑えるために設けられている。
逃げ部72は、インプットシャフト2の外周面における段差面2dに合致する一端から、軸方向に離れた他端にかけて形成されている。面取り部76は、入力側5速ギヤ15の一端面15aから軸方向の左側へ離れた他端にかけて形成されている。
本実施形態では、段差面2dから逃げ部72の終端(左端)72aまでの軸方向距離aよりも、入力側5速ギヤ15の一端面15aから面取り部76の終端(左端)76aまでの軸方向距離bが大きく設定されている。また、面取り部76の軸線C1に対する傾斜角度θ1は、6.8〜11.0°が好ましく、本実施形態では約10°である。
図3は、図1のIII部の拡大図である。アウトプットシャフト4の外周面における段差面4dに連なる根元部78に、インプットシャフト2の場合と同様に、径方向内側へ凹入する逃げ部80が形成されている。回転ギヤである出力側3速ギヤ23の内周面における段差面側(左側)の一端の角部82に、面取り部84が形成されている。逃げ部80と面取り部84とにより潤滑油溜まり空間69が形成されている。
図3でも、段差面4dから逃げ部80の終端(右端)80aまでの軸方向距離aよりも、出力側3速ギヤ23の左端面23aから面取り部84の終端(左端)84aまでの軸方向距離bが大きく設定されている。面取り部84の軸線C2に対する傾斜角度θ2も、6.8〜11.0°が好ましく、本実施形態では約10°である。
図4は、従来のトランスミッションにおける図2に相当する部分の拡大断面図である。図4のトランスミッションは面取り部176の形状のみが、図2のトランスミッション1と異なり、その他の構成は同じである。詳細には、図4のトランスミッションは、面取り部176の終端(左端)が逃げ部72の終端(左端)72aよりも右側(段差面側)にある。つまり、段差面2dから逃げ部72の終端(左端)72aまでの軸方向距離aよりも、入力側5速ギヤ115の一端面115aから面取り部176の終端(左端)176aまでの軸方向距離bが小さくなっている。
また、図示は省略するが、従来のトランスミッションの出力側3速ギヤ23についても、従来の入力側と同じ構造である。
図4のトランスミッションにおいて、前述のとおり、各シャフト2,4が回転すると、逃げ部72のエッジ72aが入力側5速ギヤ115の内周面に強く接触し、かつ、この接触部の潤滑状態が悪化しているために、擦れ音が発生する。つまり、インプットシャフト2が回転すると、逃げ部72のエッジ72aが入力側5速ギヤ115の内周面に強く接触し、しかも、面取り部176が逃げ部72のエッジ72aにまで達していないから、エッジ72aよりも他端側(右側)にある、入力側5速ギヤ115とインプットシャフト2の小径部2b間の潤滑油が、面取り部176の径方向外方に溜まり、潤滑油が摺動部に十分供給されないことから、インプットシャフト2と入力側5速ギヤ115の擦れ音が発生する。
出力側1速ギヤ21および出力側2速ギヤ22では異音が発生しない。その理由は、出力側1速ギヤ21および出力側2速ギヤ22は、第2すべり軸受45およびカラー52を介してアウトプットシャフト4に装着されている点で、入力側5速ギヤ15および出力側3速ギヤ23と条件が異なるためである。
上記実施形態の構成では、図2の段差面2dから逃げ部72の終端(エッジ)72aまでの軸方向距離aよりも、入力側5速ギヤ15の一端15aから面取り部76の終端76aまでの軸方向距離bが大きく設定されている。これにより、逃げ部72のエッジ72aが入力側5速ギヤ15の内周面に接触することが回避されるので、インプットシャフト2と入力側5速ギヤ15の擦れ音の発生を抑えることができる。
さらに、a<bとしたことで、図2に矢印ARで示すように、潤滑油溜まり空間69の潤滑油が、遠心力で面取り部76へ押し出され、面取り部76の内周面に沿って、インプットシャフト2の外周面と入力側5速ギヤ15の内周面との摺動部に円滑に導かれる。その結果、インプットシャフト2と入力側5速ギヤ15の擦れ音の発生を一層抑制することができる。
図4に示すように、従来は、インプットシャフト2と入力側5速ギヤ115との接触部分のエッジは、インプットシャフト2の逃げ部72の終端72aで構成されていた。つまり、回転部品であるインプットシャフト2に、接触部分のエッジが形成されていた。インプットシャフト2は、回転しながら動力(トルク)伝達を行っているので、常に変形が発生している。このため、接触部分の当たりの度合い(圧力)が大きくなるから、潤滑油の状況に影響されやすく、潤滑油不足に起因する異音が発生しやすい。
これに対し、上記実施形態では、図2に示すように、インプットシャフト2と入力側5速ギヤ15との接触部分のエッジは、入力側5速ギヤ15の面取り部76の終端76aで構成されている。この入力側5速ギヤ15は、フリーな空転状態では、動力(トルク)伝達を行わないので、変形も発生しない。このように、終端76aを含む入力側5速ギヤ15との接触部は、変形がほとんどなく当たりの度合い(圧力)が小さくなるから、潤滑油の状況の影響を受けにくい。
この面取り部76の軸線C1に対する傾斜角度θ1は6.8〜11.0°であることが好ましい。傾斜角度θ1が6.8°未満であると、面取り部76を設けることによる根元部70との当たりを抑える効果が薄く、傾斜角度θ1が11°を超えると、潤滑油溜まり空間69の潤滑油を効果的に案内するのが難しくなる。
本実施形態の車両用トランスミッション1は、ドグ式のトランスミッションであるが、入力側5速ギヤ15の一端15aから面取り部76の終端76aまでの軸方向距離bを変更するだけなので、入力側5速ギヤ15の内径は変わらない。したがって、従来のドグ式トランスミッションにも容易に適用できる。
また、インプットシャフト2に一体形成された固定ギヤである入力側1速ギヤ11がインプットシャフト2の大径部2aを構成し、その一端面11aが段差面2dを構成しているので、従来の車両用トランスミッションに容易に適用できる。
さらに、アウトプットシャフト4に一体に形成された、スプライン歯を持つ固定ギヤが大径部4aを構成し、アウトプットシャフト4のシャフト部が小径部4bを構成している。これにより、従来の車両用トランスミッションに容易に適用できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、自動二輪車用のトランスミッションについて説明したが、自動二輪車以外の車両にも適用可能できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 車両用トランスミッション
2 インプットシャフト(回転軸)
4 アウトプットシャフト(回転軸)
2a,4a 大径部
2b、4b 小径部
2d 段差面
6,8,9 シフト用のドグ
11 入力側1速ギヤ(固定ギヤ)
15 入力側5速ギヤ(回転ギヤ)
23 出力側3速ギヤ(回転ギヤ)
38 第1凹部
70、78 根元部
72、80 逃げ部
72a、80a 逃げ部の終端
74、82 角部
76、84 面取り部
76a、84a 面取り部の終端
a 段差面から逃げ部の終端までの軸方向距離
b 入力側5速ギヤの一端から面取り部の終端までの軸方向距離
θ1、θ2 面取り部の軸線に対する傾斜角度

Claims (5)

  1. 回転軸と、この回転軸に相対回転可能に装着されている回転ギヤとを備え、
    前記回転軸が大径部と小径部とを有し、
    前記回転ギヤの軸方向一端面が、前記回転軸における大径部と小径部との間の軸方向を向く段差面に隣接するように配置されている車両用トランスミッションであって、
    前記回転軸の外周面における前記段差面に連なる根元部に、径方向内側へ凹入する逃げ部が形成され、
    前記回転ギヤの内周面における前記段差面側の一端の角部に、面取り部が形成され、
    前記段差面から前記逃げ部の終端までの軸方向距離aよりも、前記回転ギヤの一端から前記面取り部の終端までの軸方向距離bを大きくした車両用トランスミッション。
  2. 請求項1に記載の車両用トランスミッションにおいて、前記面取り部の軸線に対する傾斜角度が6.8〜11.0°である車両用トランスミッション。
  3. 請求項1または2に記載の車両用トランスミッションにおいて、前記回転ギヤの他端面に、回転軸に対して軸方向移動可能に噛合したシフト用のドグが係合する凹部が形成されているドグ式の車両用トランスミッション。
  4. 請求項1,2または3に記載の車両用トランスミッションにおいて、さらに、前記回転軸に一体形成された固定ギヤを含み、
    前記固定ギヤにおける前記回転ギヤに対向する端面が前記段差面を形成している車両用トランスミッション。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用トランスミッションにおいて、前記回転軸は、前記大径部と前記小径部とが一体に形成されている車両用トランスミッション。
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