JP6118505B2 - 位置ずれ計測装置及び位置ずれ計測方法ならびに位置ずれ計測装置を用いた走査電子顕微鏡 - Google Patents

位置ずれ計測装置及び位置ずれ計測方法ならびに位置ずれ計測装置を用いた走査電子顕微鏡 Download PDF

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Description

本発明は、電子線を用いた微細パターンの位置ずれ計測装置及び位置計測方法に関するものである。
LSIパターンの微細化の進行により、パターンサイズの管理のみならず、重ね合せ誤差の低減が重要課題となっている。重ね合せ誤差とは、異なる工程で作成したパターン同士の距離の、設計値からのずれ量である。ある工程で溝パターンを形成したSi基板上に、別の工程でレジストを塗布し、リソグラフィを施して、溝パターンから等距離の位置に複数のラインパターンを形成するように設計するが、実際にはラインパターンのスペース領域の中央と溝パターンの中央とが一致しない場合が多い。このラインパターンのスペース領域の中央位置と溝パターンの中央位置との位置ずれ量を重ね合せ誤差(以下、重ね合せ誤差をOLと称す)と呼ぶ。
なお、元々各々が一致しないように設計される場合もあるが、その場合は設計値と実測値のずれ量をOLと定義することもある。近年は、異なる形成工程を経たパターンが同層に存在するケースある。Si基板上に、1回目のリソグラフィを実施してラインパターンを形成し、その後2回目のリソグラフィを実施してラインパターンを形成している。この2回のリソグラフィの間のOLは1回目のリソグラフィを実施して形成したラインパターンの中央と、2回目のリソグラフィを実施して形成したラインパターンとの位置の差になる。
OLは特許文献1、特許文献2に開示されているようにこれまで多くの場合、パターンの各エッジ位置を光学的に求めていた。
しかし、OLを光学的に計測する際に生じる計測装置起因の計測誤差TIS(Tool Induced Shift)が問題となっていた。装置起因計測誤差TISとは、照射光の入射角または照射光の非対称性に起因する誤差である。
特許文献1では、一回重ね合せ誤差を計測した後、照射光に対して観察対象を180度回転させてデータをとり、相殺させる手法が検討されている。また、単純な入射角の補正だけでなく、収差などの問題も検討されている。
特許文献2のように、TISを補正しようという考え方もある。光学計測の場合、観察時の焦点の位置がTISに関係するためこれを最適化するという方法が開示されている。
しかし、近年はこの重ね合せ誤差をできるだけチップ内の重要なパターンの近くで計測したいというニーズが発生している。これまでは重ね合せ誤差計測用ターゲットパターンをチップの四隅などの数箇所に配置し、計測してきたが、それだけでは重要パターンの重ね合せ誤差が正確に予測できず、歩留まりが向上できないためである。しかし光学計測用ターゲットパターンは一辺が数十μmある大きなものであるため、任意の位置に配置することはできない。
特開2000−88702号公報 特開2009−270988号公報
I. Englard, et al., "Metrolofy challenges for advanced lithography techniques", Proc. SPIE, VOL. 6518, pp.65181G-1-65181G-9
そこで注目されているのが、測長機能を有する走査型電子顕微鏡CD−SEM(Critical Dimension Scanning Electron Microscope)である。CD−SEMならば1辺が数μm以下のターゲットパターンで計測可能である。また、プロセスにもよるが、実パターン上で計測することが可能な場合がある。
CD−SEMを用いてサンプルのパターンを観察する場合、観察したいスポットの画像を取得するためには、ステージ移動とビーム調整を行う。ステージ移動だけでは視野移動に時間がかかるためである。ビーム調整は、電子光学系のパラメータを変えて、目的の位置にビームを当てるようにする。しかし、ここで問題が生じる。目的のスポットに向かってビームを当てるよう調整すると、垂直入射にならない事態が起こる。また、たとえ観察したいスポットがビームの軸の真下に存在しても、そのスポットを電子線が走査すれば、視野の中心から遠いパターンほど、入射ビームは大きな角度で照射されることになる。
上述のいずれの場合でも、電子線の入射角は1度に満たない。それでも影響は大きい。ラインパターンの高さが100nmである場合、入射角が垂直方向に対して0.5度傾いていてもステップの幅は実際とは0.9nm程度の誤差がある。重ね合せ誤差自体が数nmのレベルに達しており、それと比べてこの値は無視できない。これを解決する手段としては、以下の二つが考えられる。
第一に、光学式計測の場合のように、一度計測してからサンプル(多くの場合、シリコンウエハ)とビームとの位置関係を180度回転させ、逆方向からビームを入射して計測し、誤差を相殺させるという方法がある。実際、非特許文献1では、CD−SEMを用いたOL計測の場合に、ウエハを回転させて誤差を打ち消す方法について記述されている。しかしCD−SEMではシリコンウエハを平行移動あるいは回転させるとビームのフォーカスがずれてしまう。まず、ステージ移動で視野を所望の位置にあわせること、次に前述のフォーカスずれを解消するために再度調整する必要があること、さらに、同じ箇所を二回計測する必要があることで、計測にかかる時間が増大する。単純に考えて、数倍になるであろう。
第二には、サンプルに対してビームを常に垂直に照射できるような電子光学系を実現することである。しかしこれは大幅なハードウエアの変更を必要とするものであり、現行装置の精度や利便性の保証はない。また、装置価格の上昇を招く可能性がある。すなわち、光学計測ではほぼ解決済みとなった入射角の問題が、CD−SEM計測では解決すべき新たな課題となる。
なお、前述の特許文献1に挙げた例では、TISの値を重ね合せずれの計測値から差し引く、即ち観察結果を補正するという考えが述べられてはいるが、光学計測では入射角は一定であるため、ここで扱う電子顕微鏡の場合に生じる問題即ち入射角が一定でないために生じる問題はこの文献の方法では解決できない。
上記課題を解決するために、本発明は、異なる複数のパターン形成工程によって異なる高さのパターンを形成する試料を走査電子顕微鏡により電子ビームを照射して観察し、前記異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを測定する位置ずれ計測装置において、走査電子顕微鏡の前記電子ビーム、収束レンズ、偏向器、対物レンズ、試料ステージを制御する制御部と、前記制御部と連携して前記位置ずれを算出するするコンピュータと、データ記録装置を備え、データ記録装置は、電子ビームを走査しているときの収束レンズの制御値、対物レンズの制御値、偏向器の制御値と、そのときの電子ビームの試料への入射角度との対応値を予め記録し、コンピュータは、パターンの高さを入力する入力手段と、観察により得られた画像データを一時的に記憶する記憶領域とを備え、観察により得られた実測画像データとパターンの高さの値と対応値から、異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを算出する機能を有する位置ずれ計測装置を提供する。
また、コンピュータは、さらにグラフィカルユーザーインターフェース画面を備え、グラフィカルユーザーインターフェース画面上に、パターン画像の表示機能と、パターンの高さの入力機能と、データ記録装置に記録されている対応値を呼び出し前記記憶領域に一時的に記憶させる機能と、位置ずれを算出して算出結果を表示する機能とを有する。
また、電子ビームを走査しているときの収束レンズ、対物レンズ、偏向器の制御値は、電子ビームが観察により得られる画像の中央を走査しているときの値であるか、電子ビームが観察により得られる画像を走査している間の平均値であることを特徴とする。
異なる複数のパターン形成工程によって異なる高さのパターンを形成する試料を走査電子顕微鏡により観察し、異なるパターン形成工程で形成したパターン間の差位置ずれを測定する方法であって、パターンの高さをコンピュータに入力する工程と、電子ビームの方向を制御する収束レンズ、対物レンズ、偏向器の制御値と電子ビームの試料に対する入射角度の垂直方向からのずれ角度との対応値を予め記録する工程と、観察中の収束レンズ、対物レンズ、偏向器の制御値をコンピュータに記憶する工程と、対応値と観察中の収束レンズ、対物レンズ、偏向器の制御値と、パターンの高さの値と、観察像とから、パターン間の位置ずれ量を計算する工程を含むことを特徴とする位置ずれ計測方法を提供する。
また、走査電子顕微鏡による観察の際に変化する収束レンズ、対物レンズ、偏向器の制御値を予め記録しておき、制御値から、観察像内のパターンエッジ座標位置とずれ角度との関係を求め、観察像内のパターンエッジ座標位置とずれ角度との関係と、パターンの高さと、観察像とから、パターン間の位置ずれ量を計算することを特徴とする。
本発明の位置ずれ計測装置および位置ずれ計測方法は、従来通りステージ移動とビーム調整により観察する視野を移動できる。そのため高いスループットを保持したまま、ビームの入射角に応じた計測値の補正が可能となるという利点がある。
重ね合せ誤差の定義を説明するためのパターン断面の模式図である。 重ね合せ誤差の定義を説明するためのパターン断面の模式図である。 重ね合せ誤差計測時のパターン断面と入射光の関係を表す模式図である。 第一の実施例で観察したパターンのシリコンウエハ上の配置図である。 第一の実施例で観察したパターンの断面の模式図である。 本発明を実施するための装置の構成を表す模式図である。 第一の実施例で用いた、電子線制御系パラメータPxと電子線の入射角度の垂直からの角度θとの関係を表すグラフである。 第一の実施例で重ね合せ誤差計測が可能なパターンの断面の例である。 第二の実施例で重ね合せ誤差を計測したパターンの断面の模式図と電子顕微鏡観察像の模式図である。 第二の実施例におけるGUI画面である。
異なる工程で形成したSi基板パターンのOLの定義を説明する。図1は溝パターン100を形成したSi基板101上にレジストを塗布し、リソグラフィを施してラインパターン102、103を形成した場合の断面の模式図である。Si基板101の溝パターン100の中央位置を破線104で示す。また、ラインパターン102、103を形成した際のスペース領域の中央位置を一点鎖線105で示す。ここでは、溝パターン100の中央位置104とラインパターン102、103を形成した際のスペース領域の中央位置105とは、設計上では一致しなくてはならない。しかし、実際には図1に示すように各中央位置104と105とは一致しないことが多い。この溝パターン100の中央位置104とラインパターン102、103を形成した際のスペース領域の中央位置105との距離を、位置ずれ誤差、あるいは重ね合せ誤差と呼ぶ。
図1では、1回目に形成した溝パターンの左右のエッジ位置をR1、L1とする。ここで一般にラインアンドスペースパターンではラインに着目して寸法計測を行うことから、ラインの右エッジに相当する点(スペースでは左エッジに相当する)をLで表すことにする。また、2回目に形成したレジストパターンの左右エッジ位置も同様にR2、L2とする。すると位置ずれ誤差(重ね合せ誤差と称す)OLは(式1)のように定義できる。
OL=(L2+R2)/2−(L1+R1)/2 (式1)
これを変形して
OL=((L2−L1)−(R1−R2))/2=(SL−SR)/2 (式2)
と表すことができる。ここでSLは左エッジで形成されるステップの幅、即ちL1とL2の差、SRはR1とR2の差である。これら二つの値を計測すれば、OLが求められる。
図2はダブルパターニングで形成した、二種類のレジストラインパターンの断面の模式図である。Si基板201上に、一回目のリソグラフィを実施してラインパターン202を形成し、その後二回目のリソグラフィを実施してラインパターン203、204を形成する。この二回のリソグラフィのOLはラインパターン202の中央である破線205と、ラインパターン203、204の中点である一点鎖線206との位置の差になる。即ち、OLは、図中に示したL1、L2、R1、R2を用いれば、(式1)のように定義できる。これを変形して
OL=((L2−R1)−(L1−R2))/2=(T2−T1)/2 (式3)
と表すことができる。ここでT1、T2は図2に示したトレンチ幅である。この二つの寸法を計測すれば、OLが算出できる。
次に図3を用いて最も単純な場合についてのTISについて説明する。
図3は、図1に示したようなステップを計測して重ね合せ誤差を算出する場合の入射角の影響を示した模式図である。入射光は完全な並行光であると仮定する。また、エッジ位置を観測するための入射光が、垂直方向に対して角度θの方向から照射されているとする。この場合、計測対象はSL即ち、L1とL2との距離である。観測されるデータ上ではL1、L2がそれぞれL1’、L2’の位置と認識されるため、計測値SL’は真のSLよりも小さくなる。即ち、
SL’=SL−H・tanθ (式4)
となる。ここで右辺第二項をΔと記すことにする。
R1、R2の観測についても同様に
SR’=SR+Δ (式5)
と表せるため、真のOLと観測したOL’との間には
OL’=OL−Δ (式6)
が成立する。図2に示したダブルパターニングの場合も、(式6)で表すことができる。ただしこの場合、Δは以下の(式7)で与えられる。
Δ=h・tanθ (式7)
ここでhは、1回目のリソグラフィで作成したパターンと2回目のリソグラフィで作製したパターンの高さの差(図2におけるラインパターン202とラインパターン203の高さの差)である。
本発明を実施するための第一の実施例を以下に述べる。本実施例では、比較的広い領域に存在する複数のパターン領域を観察し、高精度で重ね合せ誤差を計測した例を、図1〜図8を用いて説明する。
図4は観察された9つのスポットの位置関係を示す図である。斜線部で示したターゲットパターン401〜409が9つのスポットを表している。このパターンはシリコンウエハ410上に形成されており、図4の下方向がウエハのノッチの方向である。スポットは一辺が1μmであり、各々のスポットの中心は10μm離れている。また、各スポットには図5に示すようなラインアンドスペースパターンが形成されている。図5はターゲットパターン断面である。パターンはエッチングされたシリコンからできており、ピッチは320nmである。図5のSLとSRを測定し、重ね合せ誤差を計測することが目的である。
図6は走査電子顕微鏡に組み込んだ微細パターンの重ね合せ誤差計測装置の構成を示す概念図である。走査電子顕微鏡としては、SEM筺体601内に、電子銃602、収束レンズ604、偏向器605、対物レンズ606、試料ステージ608、二次電子検出器610、制御装置611、コンピュータ612、記録装置613を備え、電子銃602から照射した一次電子線603を収束レンズ604、偏向器605、対物レンズ606により試料607に照射して、試料から戻ってくる二次電子609を検出器610で検出する。電子銃602、収束レンズ604、偏向器605、対物レンズは606、試料ステージ608は、制御装置と接続され制御される。
重ね合せ誤差計測ではまず、操作者はコンピュータ612を操作してCD−SEMの制御系に命令を送り、試料であるウエハ607を装置内に移動する。ウエハ607には、図4及び図5に示したパターンが形成されている。操作者は、画面上に表示されるウインドウの所定のセルに、ターゲットパターンの高さ(図5中のH)を入力する。本実施例では100nmである。次にステージを移動して視野がほぼターゲットパターン405の中央にくるようにする。次に収束レンズ604及び対物レンズ606と偏向器605を電気的に調整し、CD−SEMの視野がターゲットパターン405内に収まるようにする。CD−SEMの視野は一辺が0.9μmの正方形である。その後、操作者が予め登録しておいた測定手順を実行させると、コンピュータ612が、ターゲットパターン405の位置を原点に記憶してビームを曲げて、ターゲットパターン401〜ターゲットパターン409を観察し、その画像データをいったんコンピュータ612内の記憶領域に記録する。観察と同時に、ビームが画像の中央を走査している時点での、ビームをx方向(図4中の左右方向)にどの程度曲げているかを示す、収束レンズ604、対物レンズ606及び偏向器605の制御値Pxが、自動的にコンピュータ612内の記憶領域に記録される。以後、この各レンズ604、606及び偏向器605の制御値Pxをビーム偏向パラメータと呼ぶ。なおビーム偏向パラメータPxは走査している間にも変化するが、本実施例では1枚の画像に対するPx代表値として、画像の中央をビームが走査しているときの値を定義する。この代わりに走査している間のPxの平均値(平均画像のPx)として用いてもよい。
図7は、X方向のビーム偏向パラメータPxと、ビームのサンプルへの入射角度θとの関係を表したグラフである。θは、対象パターンの材質は異なるが、図3中に示されているθと同じである。このグラフに相当する数値データは、位置ずれ計測の前にシミュレーションにより予め記録装置613に格納しておく。
データを取り終えると、コンピュータ612は、前述のPxとθとの関係をあらわすデータを、記録装置613からロードし、コンピュータ612内にある一時的な記憶領域にセーブする。観察画像からは、図5のSLとSRに相当する部分の計測値であるSL’とSR’とを算出する(S705)。(式2)、(式4)、(式5)、(式6)から、
OL=(SL’−SR’)/2+H・tanθ (式7)となる。各観察スポットに関して、画像のPxから算出したθと、操作者が入力したHの値100nmとから、右辺第二項が計算できる。第一項は観察画像から直接計算できる。これらの計算を実施して、各ターゲットパターンにおける真の重ね合せ誤差OLが求められる。
重ね合せ誤差の計測誤差Δが最も大きかったターゲットパターンはターゲットパターン401で、Pxは−17,500であった。このとき、図7に示したデータからは、θは−0.6125°と判る。Δは−1.07nmとなる。本発明によって、従来と同等のスピードで、1nm以上の計測誤差を補正して重ね合せ誤差計測を実施することができたことになる。
これにより、これまで重ね合せ誤差検査を合格していたウエハのうち、約20%が不合格であり、歩留まりが5%向上した。
さらに、本発明により計測したOLを露光装置にフィードバックすることで、OL自体を25%小さくできた。これによって、歩留まりはさらに5%向上した。
尚、上記の例ではX方向の補正についてのみ紹介したが、X方向に伸びたラインパターンを用いることで、Y方向の補正も同様に行うことができる。
また、観察パターンは図1、図2、あるいは図8に示す断面を持ったものであってもよい。図2の場合は、操作者はHの代わりに1回目のリソグラフィで作成したパターンと2回目のリソグラフィで作製したパターンの高さの差であるhの値を入力する必要がある。
あるいは、対象となるパターンの一方が円形ないし楕円形のような閉じたパターンであってもよい。
本発明を実施するための2の実施例を以下に述べる。本実施例では、一辺が2μmの正方形領域を観察し、その観察画像から高精度でOLを計測した例を、図3、図6、図9、図10を用いて説明する。
第一の実施例で述べたように、Pxは1枚の画像を走査している最中にも変化する。通常、その変化は無視できる程度に小さいが、視野が大きくなるにつれ無視できなくなる。本実施例では、その、画像内でのPx変動に起因する計測誤差を解消した例を説明する。
図9に、重ね合せ誤差を評価するのに用いたパターン断面と、パターンをCD−SEMで観察して得た画像の模式図を示す。この画像には、重ね合せ誤差の計測値OL’を得るためのエッジ位置座標のセットが二組含まれている。これらをLi1’、Li2’、 Ri1’、 Ri2’とする。iの値は1または2である。これら四つの値をL1、L2、 R1、 R2とみなして、(式1)の右辺に代入してOLを算出すれば、観察された(即ち補正前の)重ね合せ誤差の計測値OL’が得られる。
このとき、Li1’及びRi1’は図10中の基準面にあるパターンエッジからの信号により定義できるが、それに対して、基準面よりH高いところからの信号により定義されるLi2’及びRi2’は斜め入射の影響を受ける。
これを取り除くため、以下の手順で実施する。
まず、図6に示す装置により、OLを測定するための画像を取得する。この際、画像内の位置(x,y)のデータを取る際のビーム偏向パラメータ値(Px,Py)をコンピュータ612内の記憶領域に記録させた。
次に、図10に示したGUI画面で、“Image”ボタンをクリックして、解析する画像を指定し表示させ、断面のタイプを指定し、8本のエッジを検出する。次に、8本のエッジがL1、L2、R1、R2のいずれに対応するか、また、基準面からの高さ(ここでは100nm)などを入力した。また、Px、Pyと入射角θとの関係をデータ化したファイルを入力するため、”Beam Parameter file”ボタンをクリックし、任意のパスからBeamfile.datを指定して、記録装置613からロードさせ、コンピュータ612の記憶領域に一時的に記憶させる。その後、“Calculate”ボタンをクリックしてOLを算出させる命令を入力すると、コンピュータ612はBeamfile.datと、Li2’及びRi2’を走査しているときのPx、Pyとからそれぞれのθを求め、その値から(式8)に従ってエッジ位置を計算する。ここで、iの値は1または2である。尚、θはエッジ位置によって変化する。
Li1=Li1’
Ri1=Ri1’
Li2=Li2’+H・tanθ
Ri2=Ri2’+H・tanθ (式8)
この結果得られたエッジ位置Li1、Ri1、Li2、Ri2を用いて、(式1)に従ってi=1及び2のセットに対して、各々のOLを得ることができる。OL結果は、“Results”ボタンをクリックすると、表示される。上記補正をせずにOLを算出した際には、i=1のパターンから得たOLは15.7nmであったのに対して、i=2のパターンから得た重ね合せ誤差は15.0nmである。しかし上記の補正を行ったあとはいずれも15.4nmとなる。
露光装置の調整を行う際に、この補正を実施して計測を行ったところ、重ね合せ誤差の測定再現性が0.8nm向上し、調整用のデータ取得にかかる時間が30%短縮できる。
尚、本発明の重ね合せ誤差計測装置は、CD−SEMに搭載して使用できることは言うまでもない。
100…溝パターン 101…エッチングにより溝が形成されたSi基板 102、103…レジストから成るラインパターン 104…溝パターンの中央位置 105…レジストパターン形成時に溝パターンの中央位置と一致させるべきスペース中心位置 201…Si基板 202…1回目のリソグラフィで形成されたレジストから成るラインパターン 203、204…2回目のリソグラフィで形成されたレジストから成るラインパターン 205…パターンの中央位置 206…2回目のリソグラフィにおいてパターンの中央位置と一致させるべきスペース中心位置 401、402、403、404、405、406、407、408、409…重ね合せ誤差計測を実施する際に観察すべきターゲットパターン 601…CD−SEMの筐体 602…電子銃 603…電子線 604…収束レンズ 605…偏向器 606…対物レンズ 607…観察ウエハ 608…試料ステージ 609…二次電子 610…検出器 611…CD−SEMの制御系 612…検査を行うコンピュータ 613…データ記録装置

Claims (8)

  1. 異なる複数の高さのパターンを形成する試料に電子ビームを照射して観察し、前記異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを測定する位置ずれ計測装置であって、
    束レンズ、偏向器、及び対物レンズ制御する制御部と、前記制御部と連携して前記位置ずれを算出するコンピュータと、データ記録装置を備え、
    前記観察により得られた実測画像データと前記異なる複数のパターンの高さの値と前記制御部における束レンズ、偏向器、及び対物レンズ制御情報とから、異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを算出することを特徴とする位置ずれ計測装置。
  2. 請求項1に記載の位置ずれ計測装置であって、前記コンピュータは、前記パターンの高さを入力する入力手段と、前記観察により得られた画像データを一時的に記憶する記憶領域とを備え、
    前記制御部の情報は、前記電子ビームを走査しているときの前記収束レンズの制御値と前記対物レンズの制御値及び前記偏向器の制御値と、前記電子ビームの前記試料への入射角度との対応値であり、
    前記データ記録装置は、前記対応値を予め記録することを特徴とする位置ずれ計測装置。
  3. 請求項1に記載の位置ずれ計測装置であって、前記コンピュータは、さらにグラフィカルユーザーインターフェース画面を備え、前記グラフィカルユーザーインターフェース画面上に、前記パターン画像の表示機能と、前記パターンの高さの入力機能と、前記データ記録装置に記録されている前記対応値を呼び出し前記記憶領域に一時的に記憶させる機能と、前記位置ずれを算出して算出結果を表示する機能とを有することを特徴とする位置ずれ計測装置。
  4. 請求項1に記載の位置ずれ計測装置であって、前記電子ビームを走査しているときの収束レンズ、対物レンズ及び偏向器の制御値は、前記電子ビームが観察により得られる画像の中央を走査しているときの値であることを特徴とする位置ずれ計測装置。
  5. 請求項1に記載の位置ずれ計測装置であって、前記電子ビームを走査しているときの収束レンズの制御値、対物レンズの制御値及び偏向器の制御値は、前記電子ビームが観察により得られる画像を走査している間の平均値であることを特徴とする位置ずれ計測装置。
  6. 異なる高さのパターンを形成する試料を走査電子顕微鏡により観察し、前記異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを測定する方法であって、
    前記パターンの高さをコンピュータに入力する工程と、
    電子ビームの方向を制御する収束レンズ、対物レンズ及び偏向器の制御値と前記電子ビームの試料に対する入射角度の垂直方向からのずれ角度との対応値を予め記録する工程と、
    観察中の収束レンズ、対物レンズ及び偏向器の制御値を前記コンピュータに記憶する工程と、
    前記対応値と前記観察中の収束レンズ、対物レンズ及び偏向器の制御値と、前記パターンの高さの値と、前記観察像とから、パターン間の位置ずれ量を計算する工程を含むことを特徴とする位置ずれ計測方法。
  7. 請求項6に記載の位置ずれ計測方法であって、前記走査電子顕微鏡による観察の際に変化する収束レンズ、対物レンズ及び偏向器の制御値を予め記録しておき、前記制御値から、
    観察像内のパターンエッジ座標位置と前記ずれ角度との関係を求め、前記観察像内のパターンエッジ座標位置と前記ずれ角度との関係と、前記パターンの高さと、前記観察像とから、パターン間の位置ずれ量を計算することを特徴とする位置ずれ計測方法。
  8. 異なる高さのパターンを形成する試料を走査電子顕微鏡により電子ビームを照射して観察し、前記異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを測定する位置ずれ計測装置を備えた走査電子顕微鏡であって、
    前記走査電子顕微鏡の束レンズ、偏向器、及び対物レンズ制御する制御部と、前記制御部と連携して前記位置ずれを算出するコンピュータと、データ記録装置を備え、
    前記データ記録装置は、前記電子ビームを走査しているときの収束レンズの制御値、対物レンズの制御値及び偏向器の制御値と、そのときの前記電子ビームの前記試料への入射角度との対応値を記録し、
    前記コンピュータは、前記パターンの高さを入力する入力手段と、前記観察により得られた画像データを一時的に記憶する記憶領域とを備え、
    前記観察により得られた実測画像データと前記パターンの高さの値と前記データ記録装置に記録されている前記対応値から、異なるパターン形成工程で形成したパターン間の位置ずれを算出する位置ずれ計測装置を搭載したことを特徴とする走査電子顕微鏡。
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