JP6107564B2 - 表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置の製造方法に関する。
従来、屋外などの明るい場所で使用する場合に視認性が損なわれないよう、金属板などで製作した遮光ルーバ(遮光マスク)を発光素子の前面にネジ止めし、これにより発光素子への直射日光を遮光する表示装置が提案された(特許文献1の従来技術及び課題の欄を参照)。
特開平8−234684号公報
しかしながら、上記従来の表示装置では、遮光ルーバ(遮光マスク)をネジ止めする際に遮光ルーバ(遮光マスク)に撓みが生じることで、発光素子と遮光ルーバ(遮光マスク)との位置関係にずれが生じ、表示装置の視野角が狭くなる箇所が部分的に発生し見え方にむらが生じるという問題があった。
そこで、本発明は、遮光マスクが撓むことによる位置関係のずれを抑制可能な表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段により解決される。すなわち、複数の発光素子が実装された基板を準備する工程と、複数の発光素子の光をそれぞれ通過させる複数の窓部が設けられ、前記発光素子の光が入射する側に向けて凸となる反りを有する遮光マスクを準備する工程と、基板が配置されるケースとネジとを準備する工程と、前記遮光マスクを前記ケースにネジ止めし前記遮光マスクを前記基板に対して平行にするか又は平行に近づける工程と、を有することを特徴とする表示装置の製造方法である。
本発明によれば、表示装置の視野角を広く保ち見え方にむらが生じることを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的斜視図である。 本発明の実施形態に係る遮光マスクの模式図である。 遮光マスクの撓みが反りと相殺されることにより表示装置の視野角が広く保たれる原理を説明する模式的断面図である。(a)及び(b)は共にネジ止め箇所で囲まれた領域の中央部分に相当し、(a)は遮光マスクの撓みが反りと相殺されている場合を示し、(b)は遮光マスクの撓みが反りと相殺されていない場合を示す。 本発明の実施形態が複数の発光素子の間隔が小さい場合に特に効果的であることを説明する模式的断面図であり、(a)は間隔が大きい場合を示し、(b)は間隔が小さい場合を示す。 本発明の実施例1に係る表示装置(a)と比較例に係る表示装置(b)とを比較する正面図(遮光マスクの側から表示装置を見た図)である。 基板にネジ止めされる前における遮光ルーバの正面図であり、(a)は本発明の実施例1に係る表示装置で用いた遮光ルーバの正面図であり、(b)は比較例に係る表示装置で用いた遮光ルーバの正面図である。
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
図1A〜Dは、本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する模式的斜視図である。
図1A〜Dに示すように、本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法は、複数の発光素子30が実装された基板20を準備する工程(第1工程)と、複数の発光素子30の光をそれぞれ通過させる複数の窓部が設けられ、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りを有する遮光マスク40を準備する工程(第2工程)と、基板20が配置されるケース10を準備する工程(第3工程)と、遮光マスク40をケース10にネジ止めし遮光マスク40を基板20に対して平行にするか又は平行に近づける工程(第4工程)と、を有する表示装置の製造方法である。
以下、順に説明する。
(第1工程)
まず、図1Aに示すように、複数の発光素子30が実装された基板20を準備する。
基板20は、実質的に平らな平板状である。基板20には、ガラスエポキシ基板、ガラスコンポジット基板などの所謂リジッド基板を用いることができる。基板20の寸法は、例えば、縦50〜150mm、横150〜250mm、厚み1.5〜2.5mmなどである。基板20には、配線が形成されている。
発光素子30には、表面実装型の発光ダイオード(LED)などを用いることができる。発光素子30の寸法は、例えば、縦1.5〜2.5mm、横1.5〜2.5mm、厚み0.5〜1.5mmなどである。
(第2工程)
次に、図1Bに示すように、遮光マスク40を準備する。遮光マスク40は、可撓性を有している。
遮光マスク40は、複数の発光素子30の光をそれぞれ通過させる複数の窓部が設けられており、発光素子30の光が入射する側(基板20側)に向けて凸となるように反りを有している。複数の窓部は、例えば行列状に設けることができる。また、遮光マスク40に設けられた複数の窓部の位置は、基板20に実装された発光素子30の位置と最終的に対応するように構成されている。
窓部の形状は特に限定されないが、典型的には発光素子30の発光部の形状に対応する形状とすることができる。遮光マスク40の寸法は、例えば、縦50〜150mm、横150〜250mmなどである。
(第3工程)
次に、図1Cに示すように、基板20が配置されるケース10とネジ50とを準備する。
ケース10には、ポリカーボネート樹脂、ノリル樹脂などを用いることができる。ケース10の形状は、例えば矩形状である。また、ネジ50には、鉄製、アルミニウム製のものを用いることができる。ネジ50の個数(ネジ止めする箇所の数)に特に制限はない。本発明の実施形態では、12箇所でネジ止めされる形態を一例として採り上げる。
ケース10と基板20との間には、6個のブラケット60が配置される。ブラケット60は、本発明の実施形態に係る表示装置を外部に取り付けるためのものであり、背面側からネジ50を挿入してブラケット60で本発明の実施形態に係る表示装置そのものを外壁などに固定できるように構成されている。なお、本発明の実施形態では、基板20がケース10と遮光マスク40との間で挟持されることにより固定され、ブラケット60がケース10に嵌合されることにより固定されるものとする。
ケース10と遮光マスク40との間には、第1パッキン70を介在させることができる。これにより、ケース10と遮光マスク40との間から雨水などが侵入するのを防止することができる。さらに、本発明の実施形態に係る表示装置では、ケース10の背面側に第2パッキン80を設けてある。これにより、本発明の実施形態に係る表示装置を外壁などに取り付けた際に、本発明の実施形態に係る表示装置と外壁の間から雨水が侵入するのを防止できる。
(第4工程)
次に、図1Dに示すように、遮光マスク40をケース10にネジ50を用いてネジ止めし遮光マスク40を基板20に対して平行にするか又は平行に近づける。
すなわち、遮光マスク40は、可撓性を有しているため、ネジ止めによりネジ止めされた箇所が圧縮されて微妙に凹むと、ネジ止めされた箇所に囲まれた領域が相対的に正面(観察面)側に向けて凸となる撓みを有する形状に変形する。しかしながら、本発明の実施形態では、遮光マスク40に、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りがあらかじめ形成されているため、上記のネジ止めにより生じた撓みは、このあらかじめ形成されていた反りと相殺される(相殺された状態に近づく場合も含む。以下、同じ。)。これにより、遮光マスク40は、全体として、基板20に対して平行になるか又は平行に近づく。
なお、図1Cに示すように、本発明の一実施形態では、3(縦)×4(横)の計12本のネジ50を用いている。したがって、撓みが生じる領域(ネジ止めされた箇所に囲まれた領域)は2(縦)×3(横)の計6か所存在することになる。一方、遮光マスク40は、その中央が基板20側に向けて凸となる反りを有しており、中央から周縁にむかって曲面となるように構成されている(例えば、後述する図6(a)参照)。つまり、ここでは、遮光マスク40に6つの凸を別々に形成しているのではなく、6つの凸が一体的に形成されて1つの大きな凸が形成されている。ただし、6つの凸を別々に形成してもよいことは言うまでもない。
遮光マスク40(41、42)は、ネジ止めしたときに基板20と発光素子30とを完全には被覆しておらず、基板20及び発光素子30と遮光マスク40(41、42)との間には空隙が形成される(後述する図3、4参照)。ただし、遮光マスク40(41、42)は、ネジ止めしたときに基板20と発光素子30とを完全に被覆してもよく、この場合は、基板20及び発光素子30と遮光マスク40(41、42)との間に空隙が形成されない。
以上説明した本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法によれば、遮光マスク40の撓みが反りと相殺されるため、遮光マスク40が撓むことによる位置関係のずれを抑制可能な表示装置を提供して、表示装置の視野角を広く保ち見え方にむらが生じることを抑制することができる。
なお、遮光マスク40をケース10に強くネジ止めすると遮光マスク40が撓みやすいが、上記のとおり、本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法によれば、この撓みを反りで相殺することができるため、遮光マスク40をケース10に強くネジ止めすることも可能である。したがって、本発明の実施形態に係る表示装置の製造方法によれば、遮光マスク40とケース10との隙間からケース10内に水が入り込むことを抑制して、表示装置の防水性を高めることもできる。
第1工程、第2工程、第3工程を実行する順序は、適宜変更することができる。すなわち、第1工程から第3工程は、例えば、第2工程、第1工程、第3工程の順で実行してもよいし、第3工程、第2工程、第1工程の順で実行してもよい。
図2は、本発明の実施形態に係る遮光マスクの模式図である。
図2に示すように、遮光マスク40は、長手方向において反りA1を有しており、また短手方向において反りA2を有している。上記のとおり、ケース10にネジ止めした際に生じる遮光マスク40の撓みは、これらの反りと相殺される。なお、反りA1は例えば1.5mm〜3.0mmであり、反りA2は例えば0.5mm〜1.5mmである。
反りの態様は特に限定されない。遮光マスク40は、例えば、図2に示すような滑らかな曲面状の反りを有することができる。
図2に示すように、遮光マスク40は、例えば、窓部41aを構成する透光部材41と、外部光を遮光する遮光部材42と、を用いた二色成形により形成されてもよい。このようにすれば、所望の反りを有する遮光マスク40を安定して作製することができる。透光部材41には、ポリカーボネート樹脂、ノリル樹脂などを用いることができる。また、遮光部材42には、ポリカーボネート樹脂、ノリル樹脂などを用いることができる。ただし、遮光部材42には黒色の顔料を加えてもよい。
図2に示すように、遮光マスク40には、複数の庇42aが設けられていてもよい。このようにすれば、外部光(例:日光、照明光)を効果的に遮光することができる。複数の庇42aは、複数の窓部41aが行列状に設けられている場合、それぞれ一行方向において直線状に設けられており、また、所定の間隔をあけて、窓部41aの上方において互いに分離している。換言すれば、庇42aは複数個所で切り欠かれた構成となっている。これにより、遮光マスク40を曲げることが容易になるため、遮光マスク40を基板20に対して平行にするか又は平行に近づけることが容易になる。なお、庇42aの形状は特に限定されない。
図3は、遮光マスクの撓みが反りと相殺されることにより表示装置の視野角が広く保たれる原理を説明する模式的断面図である。(a)及び(b)は共にネジ止め箇所で囲まれた領域の中央部分に相当し、(a)は遮光マスクの撓みが反りと相殺されている場合を示し、(b)は遮光マスクの撓みが反りと相殺されていない場合を示す。なお、図3では、原理を説明するにあたり不要な構成の記載を省略している。
図3(a)に示すように、遮光マスク40(41、42)が基板20に対して平行である又は平行に近づくことにより撓みが反りと相殺されている場合は、遮光マスク40(41、42)の窓部41aが基板20に近づくため(遮光マスク40(41、42)の窓部41aと基板20との距離:L1)、発光素子30からθ1以下の出射角で出射した光が遮光マスク40(41、42)の窓部41aを通過することができる。
これに対し、図3(b)に示すように、遮光マスク40(41、42)の撓みが反りと相殺されていない場合は、遮光マスク40(41、42)の窓部41aが基板20から遠ざかり(遮光マスク40(41、42)の窓部41aと基板20との距離:L2>L1)、発光素子30からθ2以下の出射角(θ2<θ1)で出射した光でないと遮光マスク40(41、42)の窓部41aを通過することができなくなって、表示装置の視野角が狭くなる。
このように、遮光マスク40(41、42)の撓みが反りと相殺されている場合には、遮光マスク40(41、42)の撓みが反りと相殺されていない場合に遮光マスク40(41、42)の窓部41aを通過することができなかった出射角θ(θ2<θ≦θ1)で出射する光が遮光マスク40(41、42)の窓部41aを通過することができるため、表示装置の視野角が広く保たれる。
図4は、本発明の実施形態が複数の発光素子の間隔が小さい場合に特に効果的であることを説明する模式的断面図であり、(a)は間隔が大きい場合を示し、(b)は間隔が小さい場合を示す。なお、図4では、原理を説明するにあたり不要な構成の記載を省略している。ここで、発光素子の間隔とは、隣接する2つの発光素子の中心間の距離を意味する。
図4(a)に示すように、複数の発光素子30の間隔X1が大きい場合は、遮光マスク40(41、42)の窓部41aの面積を大きくできるため、撓み(遮光マスク40(41、42)の基板20からの浮き)が生じたとしても、少なくとも視野角θ1は確保することができる。
これに対し、図4(b)に示すように、複数の発光素子30の間隔X2(X2<X1)が小さい場合は、遮光マスク40(41、42)の窓部41aの面積も小さくせざるを得ないため、図4(a)と同等の撓みが生じる場合に比較して、視野角θ2はかなり狭まってしまう(θ2<θ1)。
したがって、本発明の実施形態は、複数の発光素子30の間隔が小さい場合に特に効果的である。具体的には、本発明の実施形態によれば、複数の発光素子30が、例えば3〜20mmの間隔、好ましくは3〜10mmの間隔、さらに好ましくは4〜8mmの間隔で基板20に実装された高解像度の表示装置においても視野角を広く保つことができる。
なお、以上のとおり、本発明の実施形態は、複数の発光素子30の間隔が小さい場合に特に効果的であるが、一般的に、遮光マスク40(41、42)は、その厚み(遮光マスク40(41、42)の窓部41aと基板20との距離:T)が薄くなると、ねじ止めした際に撓みやすくなる。したがって、本発明の実施形態は、遮光マスク40(41、42)の厚みが薄い場合に特に効果的でもある。具体的には、本発明の実施形態によれば、遮光マスク40(41、42)が、例えば1〜5mmの厚み、好ましくは1.5〜3mmの厚みで形成された表示装置においても視野角を広く保つことができる。
次に、本発明の実施例1に係る表示装置について説明する。本発明の実施例1に係る表示装置は、本発明の実施形態に係る表示装置の一例である。
まず、表面実装型LEDからなる複数の発光素子30が実装された基板20を準備した。ここで、基板20の寸法は、縦93mm、横189.2mm、厚み1.6mmであり、各発光素子30の寸法は、縦1.8mm、横1.8mm、高さ0.845mmである。複数の発光素子30は、6mmの間隔で、16(縦)×32(横)の行列状に実装されている。
次に、基板20に実装された複数の発光素子30からの光を通過させる窓部41aが設けられ、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りを有する遮光マスク40を準備した。ここで、遮光マスク40の寸法は、縦95.5mm、横191.5mm、厚み1.8mmであり、窓部41aの寸法は、縦3.6mm、横4.2mmである。窓部41aは、6mmの間隔で、16(縦)×32(横)の行列状に形成されている。
遮光マスク40は、透光性のポリカーボネート樹脂(透光部材41)と黒色の顔料を含んだ遮光性のポリカーボネート樹脂(遮光部材42)との二色成型により形成されており、射出条件の調整により、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りを有している。具体的な反りの程度は、遮光マスク40の正面側の表面において、正面側から見て、中央が周縁よりも2.0mm凹んだものとなっている。
次に、基板20が配置されるケース10と鉄製のネジ50とを準備した。
次に、遮光マスク40を、基板20に対して平行になるよう、ケース10にネジ50を用いてネジ止めした。ネジ止めの箇所は、図1Cに示すように、12箇所である。上記のとおり、遮光マスク40は、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りを有している。ネジ止めにより生じる遮光マスク40の撓みは反りと相殺されており、本発明の実施例1に係る表示装置の視野角は広く保たれる。
図5は、本発明の実施例1に係る表示装置(a)と比較例に係る表示装置(b)とを比較する正面図(遮光マスクの側から表示装置を見た図)である。比較例に係る表示装置には、反りを有していない遮光マスクを用いるほかは、本発明の実施例1に係る表示装置と同じ構成を有する表示装置を用いた。なお、図5は、3次元測定機によって遮光マスクの上面の高さを測定した図であり、遮光マスク40の高さを色の濃淡で示しており、色が濃いほど高くなる、つまり、色が濃いほど遮光マスク40と基板20との距離が大きくなることを示している。
図5(a)に示すように、本発明の実施例1に係る表示装置では、遮光マスク40が反りを有しているため、遮光マスク40をケース10にネジ止めした場合において、遮光マスク40と基板20との距離が比較的小さいことが分かる。
他方、図5(b)に示すように、比較例に係る表示装置では、遮光マスク40が反りを有していないため、遮光マスク40をケース10にネジ止めした場合において、遮光マスク40と基板20との距離が比較的大きくなることが分かる。
したがって、本発明の実施例1に係る表示装置の方が、比較例に係る表示装置よりも視野角が広く保たれることが分かる。
なお、図5中のYは、ネジ止めされた箇所を示す。
図6は、基板にネジ止めされる前における遮光ルーバの正面図であり、(a)は本発明の実施例1に係る表示装置で用いた遮光ルーバの正面図であり、(b)は比較例に係る表示装置で用いた遮光ルーバの正面図である。図5の場合と同様、図6は、3次元測定機によって遮光マスクの上面の高さを測定した図であり、遮光マスク40の高さを色の濃淡で示しており、色が濃いほど高くなる、つまり、色が濃いほど遮光マスク40と基板20との距離が大きくなることを示している。
図6(a)に示すように、本発明の実施例1に係る表示装置で用いた遮光マスク40は、基板20にネジ止めされる前において、中央から周縁に向かって曲面状となるよう構成されており、発光素子30の光が入射する側に向けて凸となる反りを有している。この反りは、上述したとおり、ネジ止めした際に生じる遮光マスク40の撓みと相殺される。
他方、図6(b)に示すように、比較例に係る表示装置で用いた遮光マスクは、基板にネジ止めされる前において反りを有していない。したがって、ネジ止めした際に生じる遮光マスク40の撓みは、反りと相殺されることなく遮光マスク40に残る。
なお、図6中のYは、ネジ止めされる箇所を示す。
以上、本発明の実施形態及び実施例について説明したが、これらの説明は、本発明の一例に関するものであり、本発明は、これらの説明によって何ら限定されるものではない。
10 ケース
20 基板
30 発光素子
40 遮光マスク
41 透光部材
41a 窓部
42 遮光部材
42a 庇
50 ネジ
60 ブラケット
70 第1パッキン
80 第2パッキン
T 厚み
L1、L2 遮光マスクの窓部と基板との距離
A1、A2 反り
X1、X2 間隔
Y ネジ止めされた箇所又はネジ止めされる箇所

Claims (4)

  1. 複数の発光素子が実装された基板を準備する工程と、
    複数の発光素子の光をそれぞれ通過させる複数の窓部が設けられ、前記発光素子の光が入射する側に向けて凸となる反りを有する遮光マスクを準備する工程と、
    基板が配置されるケースとネジとを準備する工程と、
    前記遮光マスクを前記ケースにネジ止めし前記遮光マスクを前記基板に対して平行にするか又は平行に近づける工程と、
    を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 前記遮光マスクを準備する工程において、複数の発光素子の光をそれぞれ通過させる複数の窓部が行列状に設けられ、一行方向であって前記窓部の上方において互いに分離した複数の庇を有し、且つ、前記発光素子の光が入射する側に向けて凸となる反りを有する遮光マスクを準備することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 前記基板を準備する工程において、前記複数の発光素子が3〜20mmの間隔で実装された基板を準備することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置の製造方法。
  4. 前記遮光マスクを準備する工程において、前記窓部を構成する透光部材と、光を遮光する遮光部材と、を用いた二色成形により、前記遮光マスクを形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置の製造方法。
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