JP2015132788A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子からの発光を遮ることなく、平板状のマスク部材の開口部において発生する防水コート部材表面における外光反射、防水コート部材の劣化の加速を防ぐ映像表示装置を得る。【解決手段】LED基板3上に実装されたLED素子2、そのLED素子2の周囲に充填配置された防水コート部材4、その防水コート部材4の前面に配置され、LED素子2の配置領域を除いて形成された略平板状のマスク部材5、防水コート部材5の前面に配置され、外光の反射を抑制する略平板状の反射防止部材6を備え、反射防止部材6が、マスク部材5とLED素子2の隙間に配置される映像表示装置とし、平板状のマスク部材5の開口部に入射する外光の反射を、マスク部材5とLED素子2の隙間に配置した反射防止部材6により抑制する。【選択図】図2

Description

本発明は、LED素子等を多数配列して形成する大型ディスプレイ等の映像表示装置に関するものである。
従来の大型映像表示装置は、多数の表示ユニットをタイリングして構成されている。各表示ユニットは、表示面に表示素子であるLED素子が配列されたLED基板と、そのLED素子を嵌合させる開口部を有するマスク部材を構成部材として備えている。LED基板には、LED素子に加えて駆動IC等が実装されており、駆動ICに入力された制御データに基づいてLED素子が駆動され、発光することで、画像データに基づいた映像がディスプレイに表示される。屋外で使用する場合、LED基板上に配置されたLED素子の電極端子の防水コーティングが必要であり、LED素子の周囲は、シリコーンやエポキシなどの樹脂によりなる防水コート部材で充填される。
また、表示コントラストに関しては、マスク部材に、黒色の樹脂部材を適用することで、ディスプレイ全体の非表示時の黒輝度を下げ、コントラスト向上を行っている。
また、従来の発光表示装置に、マスク部材として大型の庇形状のルーバーを形成した例がある。その例では、マスク部材の開口部から入射する光を吸収し外光の乱反射を防止する反射防止シートを、LED取付部材の表面に配置する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−56647号公報(第9図)
従来の大型表示ディスプレイの表示ユニットにおいて、LED素子を防水するための防水コート部材には、材料として例えばシリコーンが用いられることを示したが、シリコーンの表面は艶状態である。そのため、シリコーンによる防水コート部材は、外光を反射しやすく、屋外環境では特に太陽光を反射し、画質の悪化に繋がる。また、シリコーンが外気に直接曝されることは、太陽光や風雨によりシリコーンの劣化の加速に繋がる。通常、屋外に設置する大型表示ディスプレイでは、この防水コート部材の表面反射を防ぐため、防水コート部材を覆うようにブラックマトリクスと呼ばれるマスク部材を用いる。マスク部材を防水コート部材の前面に設置することで、防水コート部材表面における外光反射を抑制する。その際、マスク部材内において、LED基板上のLED素子が配置された位置に相当する部分には開口が設けられており、LED素子の発光を妨げない構造となっている。
しかし、LED素子、防水コート部材、マスク部材の物理的な配置関係次第では、LED素子の発光の一部をマスク部材が遮る場合がある。特許文献1のような庇形状のルーバーがマスク部材である場合、LED基板上でのルーバーの高さが大きくなり、LED素子からの発光が遮られ、視野角が小さくなってしまう。これを回避するためには、庇形状のものよりも基板平面からの高さを抑制することができる平板状のマスク部材を用いるなどして厚みを薄くするか、もしくは開口を大きく広げる必要があるが、マスク部材は主に射出成型で製造されることが多く、一定の厚み以下にすることが難しい。また、開口を広げた場合、それに応じて防水コート部材の露出面積が広くなり、防水コート部材表面における外光反射による画質の劣化、防水コート部材への外光照射、風雨に直接曝されることによる防水コート部材の劣化加速が発生する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、屋外環境下における防水コート部材の外光反射を抑制するために防水コート部材の前面にマスク部材を設置した時、発光素子からの発光を遮ることなく、マスク部材の開口において発生する防水コート部材表面の外光反射、防水コート部材の劣化の加速を防ぐことを目的とする。
この発明に係わる映像表示装置は、基板、上記基板上に実装された表示素子、上記表示素子の周囲の上記基板上に充填配置された防水コート部材、上記防水コート部材の前面に配置され、上記表示素子の配置領域を除いて形成された略平板状のマスク部材、上記防水コート部材の前面に配置され、外光の反射を抑制する略平板状の反射防止部材を備え、上記反射防止部材は、上記マスク部材と上記表示素子の隙間に配置されたものである。
この発明の映像表示装置によれば、平板状のマスク部材を配置することで問題となるマスク部材の開口部に入射する外光の反射を、マスク部材と表示素子の隙間に反射防止部材を配置することで抑制することが可能となる。
この発明の実施の形態1による映像表示装置の表示ユニットの取り付け状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。 映像表示装置に用いられるLED素子の外形図である。 本発明の説明に必要な映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。 本発明の説明に必要な映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態2による映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態2による映像表示装置の表示ユニットのLEDの変形例を示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態3による映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態4による映像表示装置の表示ユニットの要部拡大断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1における映像表示装置について図1から図5を参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態1の映像表示装置100とそれを構成する表示ユニット1の取り付け状態を表す斜視図である。映像表示装置100は、多数の表示ユニット1をタイリングすることで形成される。図2に表示ユニット1の要部拡大断面図を示す。表示ユニット1は、LED素子(表示素子)2が実装されたLED基板(基板)3と、LED素子2の防水のためLED素子2の周囲に充填される防水コート部材4と、その前面に配置され、外光の反射を抑制するブラックマトリクスと呼ばれる略平板状のマスク部材5と、マスク部材5と防水コート部材4の間に配置される、マスク部材5よりも厚みが薄い反射防止部材6から構成される。
マスク部材5は、LED基板3上に、LED素子2の形成領域を除いて形成され、反射防止部材6は、マスク部材5とLED素子2の隙間bに配置され、この隙間bに入射する外光の反射を抑制している。なお、LED素子2の外側面に接するように反射防止部材6は、防水コート部材4の表面を覆う状態に形成される。
ここで、マスク部材5は、庇形状ではなく、平板状のものを用いることで、LED基板3の上に突出するマスク部材5の上面の高さを小さく抑制することができる。また、マスク部材5と防水コート部材4の層の間に配置する反射防止部材6の厚みを、平板状のマスク部材5よりも薄くすることで、マスク部材5の前面への突出量を小さく抑えられる構成としている。
このように構成された表示ユニット1において、防水コート部材4は、シリコーンやエポキシ樹脂など、液状のものをLED素子2の周囲に塗布後に硬化させることで形成される。その表面は一般的には鏡面状態であり、外光が照射されたときに反射が発生する。この外光の反射は映像表示装置100において、画質の悪化の原因になることから、これを抑制するため、防水コート部材4の前面にマスク部材5が配置されることが多い。マスク部材5には金属や樹脂が使用されるが、コスト、設計時の形状の自由度から、樹脂成型により製造されることが多い。またマスク部材5は、外光反射を極力抑えるために、その表面にシボ加工や艶消し塗装などが施されており、反射抑制構造を有している。
この時、防水コート部材4はLED素子電極21を埋設しなければならず、防水コート部材4の厚みt2はLED素子電極21の高さt1より大きくなる。なお、図2に例示したLED素子2は、図3(a)に示すような面実装LEDと呼ばれるパッケージ形状であったが、その他、図3(b)に示すような砲弾型LED2bと呼ばれるパッケージ形状もある。LED素子2が面実装LEDである場合、LED素子電極21の高さt1は、一般的に0〜2.0mmであり、それを覆う防水コート部材4の厚みt2は0.1〜2.5mm程度である。一方、砲弾型LED2bの場合、LED素子電極21bの高さt1は、3mm〜7mm程度であり、それを覆う防水コート部材4の厚みt2は3.5mm〜10mm程度となる。
マスク部材5は、防水コート部材4の前面に配置されるが、特に面実装LEDをLED素子2として使用する場合、配置条件によってはLED素子2の発光を遮断することがある。図4に、本発明の映像表示装置100との比較のために、防水コート部材4の表面全面にマスク部材50を形成した場合の表示ユニットの要部拡大断面図を示し、さらに、発光部22からの発光の様子を示す部分拡大断面図を示す。図4のマスク部材50は、LED素子2の形成領域を除く、防水コート部材4の形成領域上に形成される。マスク部材50上面の高さがLED素子2の発光部22表面よりも高い位置にあることから、LED素子2の斜め方向の発光(視野角θ=70度)が、マスク部材50の側面によって遮断された状態となる。
防水コート部材4の外光反射を抑えるために、その前面(上面)にマスク部材5が配置されているが、LED素子2から斜め方向に出ていく光はマスク部材5の側面に当たるため遮られる。通常、大型映像表示装置において、製品の視野角θとして70度が求められる場合が多く、これを実現するためにはLED素子2から出ていく光のうち、正面方向への発光に対し、斜め70度となる方向に出ていく光を遮断しないようにしなければならない。
視野角として70度を確保する場合の映像表示装置100の構成例として、図5の表示ユニット1の要部拡大断面図の構成例が挙げられる。図5は、本発明の説明に必要な表示ユニットの構造例を示しており、本発明の要素である反射防止部材6を含まない例である。この図5に示すように、マスク部材5の厚みをt3とした場合、LED素子2から斜め70度方向に出ていく光を遮断しないようにするためには、LED素子2表面の発光部22の端部から、距離aを隔てた位置に、マスク部材5の端面を配置する必要がある。この時、距離aは以下式(1)により表される。
距離aが大きくなることは、防水コート部材4の露出面積の増加を意味し、防水コート部材4の表面における外光反射の増加につながる。これを防ぐためには距離aを小さくする必要があり、そのための方法としてマスク部材5の厚みt3の減少、防水コート部材4の厚みt2の減少、LED素子2の高さt4の増加が挙げられる。平板状のマスク部材5の厚みt3の減少については、実施が難しい。マスク部材5が通常、射出成型で作られる場合が多く、その厚みt3は成型性、強度の確保の点から、薄くすることが難しいためである。また、防水コート部材4の厚みt2の減少は、LED素子電極21までのクリアランスの減少を意味し、信頼性の低下につながる。LED素子2の高さt4の増加はLED素子2の材料コストの増加となる。図5において、マスク部材5の厚みt3を1mm、防水コート部材4の厚みt2を2mm、LED素子2の高さt4を2.5mmと仮定した場合、距離aは約1.4mmとなる。
一方、実施の形態1の断面拡大図である図2において、LED素子2表面(上面)の発光部22の端面とマスク部材5の端面間の距離a、マスク部材5の厚みt3、防水コート部材4の厚みt2、LED素子2の高さt4の関係は、薄型の反射防止部材6の厚みt5を用いて以下式(2)で表される。ここで、図2に示したように、距離aは、LED素子2の端部からマスク部材5までの基板平面方向の隙間(距離)bと、LED素子2の端部から、LED素子2の発光部22の端部までの距離cの和に相当する。
薄型の反射防止部材6はフィルムや、金属板を用いて形成することが可能である。また、反射防止部材6の別の形成方法として、防水コート部材4の表面に、塗装を行うことで形成する方法もある。反射防止部材6の表面は外光の反射を抑制するためのシボ加工や艶消し塗装などの反射抑制処理が施されていることが好ましい。また、外気に直接曝されるため、耐候性を有していることが好ましい。反射防止部材6の厚みt5を0.1mmとすると、距離aは約1.6mmとなり、距離aを1.6mm以上にすることで、反射防止部材6およびマスク部材5をLED素子2の発光を遮らない位置に配置でき、LED素子2表面から斜め70度(角度θ)に出ていく光の確保が可能となる。この時、防水コート部材4は反射防止部材6で覆われており、図2に示した隙間bの領域において、防水コート部材4の露出を限りなく小さくすることが可能である。
ただし、LED素子2表面の発光部22は、LED素子2内に含まれる拡散剤の影響などで、ある程度広範囲になることから、LED素子2の端部から発光部22の端部までの距離cにはバラつきがある。そのため、発光部22の端部からマスク部材5までの距離aについても、ある程度のバラつきが生じる。
以上、説明したように、平板状のマスク部材5と防水コート部材4の間に、防水コート部材4の表面を覆うように反射防止部材6を配置することで、マスク部材5の開口部における防水コート部材4の露出を防ぐことができ、外光反射を抑制することができる。さらに、反射防止部材6を、平板状のマスク部材5よりも薄い薄型部材とすることで、マスク部材5上面の高さを小さく抑制でき、LED素子2の発光を遮断することなく、視野角θを確保することが可能となる。ここで、同じ視野角θを確保する場合、発光部22からマスク部材5上面までの高さが小さい程、マスク開口寸法を小さくでき、図2で示した隙間bを小さくできることは言うまでもない。
これにより、屋外環境において、防水コート部材4の表面における外光反射を抑制できるとともに、防水コート部材4が外光や風雨に直接曝されることを防ぐことができ、防水コート部材4の劣化の加速を抑制することが可能となる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2による映像表示装置100の表示ユニット1の要部拡大断面図を示すものであり、マスク部材5の開口部における防水コート部材4の露出を、LED素子2の前面に配置した反射防止部材6aによって防ぐ構造を示している。図6に示すように、平板状の反射防止部材6aは、LED素子2の上面外周部に接するように配置され、発光部22上には、この反射防止部材6aは配置されない。反射防止部材6aはLED素子2の発光部22と重なる部分は開口部となっており、LED素子2上面の発光部22を除いた外周部を反射防止部材6aが覆う状態となっている。なお、図6では、防水コート部材4と反射防止部材6aの層の間に空隙が有る構造例が示されている。
上述の実施の形態1で述べた防水コート部材4の表面における外光反射の抑制に加えて、この実施の形態2の反射防止部材6aを用いることで、LED素子2表面における外光反射の一部を抑制することが可能である。この時、反射防止部材6aの厚みt5に応じて、LED素子2表面の発光部22と、反射防止部材6aの端面間の距離dを設定することで、LED素子2上面外周部における外光反射の抑制と、視野角θの確保を両立することができる。例として、視野角70°を確保するためのLED素子2表面の発光部22と反射防止部材6aの端面間の距離dは、以下式(3)で表される。
反射防止部材6aの厚みt5を0.1mmとした場合、dは約0.3mmとなる。ただしLED素子2表面の発光部22は、LED素子2内に含まれる拡散剤の影響などで、ある程度広範囲になることから、反射防止部材6aの端面との距離dは、ある程度バラついても良い。
反射防止部材6aを、薄型のフィルムや金属板で形成する場合、反射防止部材6aの剛性が低くなることから、支持点数(支持領域)が少ない状態で、フラットに配置することが難しい。図6のように、反射防止部材6aをLED素子2上面外周部に接するように積層することで、LED基板3上に多数配置されたLED素子2がスペーサーの役割を果たし、反射防止部材6aをフラットな形状で配置することが可能となる。
また、LED素子2の形状は、図7の表示ユニット1の要部拡大断面図に示すように、面実装LEDの表面の一部(発光部22に相当する部分)が突出して凸形状部2cを構成するものがある。この場合、LED素子2の高さt4は、図6等で示したLED素子2と同様に、LED素子2の上部平面までの高さとして考えることができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3による映像表示装置100の表示ユニット1の要部拡大断面図を示すものである。この実施の形態3の表示ユニット1では、反射防止部材6bが、LED素子2表面を覆うとともに、LED基板3上のLED素子2が配列された表示領域を覆う状態に配置形成されている。さらに、反射防止部材6bは、LED素子2からの発光を遮断しないように、少なくとも一部が光を透過するように構成されたことを特徴とする。例えば、反射防止部材6bの全面もしくはLED素子2の上面について、透明もしくは半透明な材料を用いることで形成しても良いし、多数の細かい光透過孔を設け、一定の開口率を持たせたメッシュ状とし、光を透過させても良い。反射防止部材6bに設ける光透過孔の開口率(25%)は、例えば開口寸法0.5mm角の孔を、ピッチ1.0mmで格子状に配置することで実現が可能である。また、ARフィルムのように、外光の反射抑制と、LED素子2の発光を両立する材料を使用しても良い。
この構成により、LED素子2が配列された全表示領域での外光反射を抑制することができ、かつ反射防止部材6bがLED素子2の発光を透過するため、映像表示装置100の視野角の確保が可能である。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4による映像表示装置100の表示ユニット1の要部拡大断面図を示すものである。上述の実施の形態1から3では、防水コート部材4上またはLED素子2上に、反射防止部材6、6a、6bを固定した例を示したが、この実施の形態4では、図9に示すように、マスク部材5に反射防止部材6cが固定された構造となっている。そのため、マスク部材5をLED基板3上に配置することで、反射防止部材6cを自動的にLED基板3上に位置決めすることが可能となる。なお、マスク部材5は、図9に示さない領域においてLED基板3上に固定される。また、図9では、反射防止部材6cが、マスク部材5の裏面側に固定された例を示したが、マスク部材5の上面以外に固定することもできる。
また、図9では、反射防止部材6cはLED素子2の上面(表面)には接しない状態を示しているが、上述の実施の形態2で示したように、LED素子2の表面に接するように反射防止部材6cを配設することも可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 表示ユニット、2 LED素子、2b 砲弾型LED、2c 凸形状部、3 LED基板、4 防水コート部材、5、50 マスク部材、6、6a、6b、6c 反射防止部材、21、21b LED素子電極、22 発光部、100 映像表示装置。

Claims (9)

  1. 基板、上記基板上に実装された表示素子、上記表示素子の周囲の上記基板上に充填配置された防水コート部材、上記防水コート部材の前面に配置され、上記表示素子の配置領域を除いて形成された略平板状のマスク部材、上記防水コート部材の前面に配置され、外光の反射を抑制する略平板状の反射防止部材を備え、上記反射防止部材は、上記マスク部材と上記表示素子の隙間に配置されたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 上記反射防止部材は、上記防水コート部材と上記マスク部材の間に配置され、上記マスク部材よりも薄い部材によって構成されたことを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
  3. 上記反射防止部材は、上記表示素子に接していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の映像表示装置。
  4. 上記反射防止部材は、上記表示素子の上面外周部を覆う領域に延在して配置されたことを特徴とする請求項3記載の映像表示装置。
  5. 上記反射防止部材は、上記基板上の上記表示素子が配列された表示領域を覆う状態に配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の映像表示装置。
  6. 上記反射防止部材の少なくとも一部が、光を透過することを特徴とする請求項5記載の映像表示装置。
  7. 上記反射防止部材は、上記マスク部材に固定されたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の映像表示装置
  8. 上記反射防止部材の表面には反射抑制処理が施されたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の映像表示装置。
  9. 上記反射防止部材および上記マスク部材は、上記表示素子の発光を遮らない位置に配置されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の映像表示装置。
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