JP6057176B2 - ホルダー - Google Patents

ホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP6057176B2
JP6057176B2 JP2013166437A JP2013166437A JP6057176B2 JP 6057176 B2 JP6057176 B2 JP 6057176B2 JP 2013166437 A JP2013166437 A JP 2013166437A JP 2013166437 A JP2013166437 A JP 2013166437A JP 6057176 B2 JP6057176 B2 JP 6057176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield pipe
holder
electric wire
holding piece
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013166437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015035915A (ja
Inventor
洋和 中井
洋和 中井
匡 藤木
匡 藤木
吉川 裕之
裕之 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2013166437A priority Critical patent/JP6057176B2/ja
Priority to DE201410215119 priority patent/DE102014215119A1/de
Priority to CN201410381384.6A priority patent/CN104348118B/zh
Priority to US14/455,056 priority patent/US9520214B2/en
Publication of JP2015035915A publication Critical patent/JP2015035915A/ja
Priority to US15/342,532 priority patent/US10128027B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6057176B2 publication Critical patent/JP6057176B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B17/00Insulators or insulating bodies characterised by their form
    • H01B17/56Insulating bodies
    • H01B17/58Tubes, sleeves, beads, or bobbins through which the conductor passes
    • H01B17/583Grommets; Bushings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/22Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
    • F16L3/23Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L7/00Supporting of pipes or cables inside other pipes or sleeves, e.g. for enabling pipes or cables to be inserted or withdrawn from under roads or railways without interruption of traffic
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • H02G3/0418Covers or lids; Their fastenings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0481Tubings, i.e. having a closed section with a circular cross-section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、ホルダーに関するものである。
従来より、ハイブリッド車両等においては、バッテリとインバータとの間は複数本の電線よりなるワイヤハーネスによって接続されている。このワイヤハーネスにはシールド対策が講じられるのが一般的であり、例えば、ワイヤハーネスを、車両の床下に配された長尺のシールドパイプ(アルミニウム製のパイプ)の内部に通すようなことがなされてきた(下記特許文献1)。
特開2013-67292号公報
シールドパイプの中に通された各電線はシールドパイプの先端から外部に引き出され、その端部に取付けた端子金具によってインバータ等の機器側との接続がとられるようになっている。ところで、シールドパイプの先端から各端子金具に至るまでの距離は端子金具毎に異なり、シールドパイプからの引き出し位置が個別に規定されていた。
シールドパイプは車両の床下を所定の経路に沿って配管されるため、所定形状に曲げ加工がなされるのであるが、シールドパイプへの各電線の挿通作業はこの曲げ加工に先立ってなされる。すなわち、各電線は直管状態にあるシールドパイプ内に挿通され、各端子金具の引き出し位置をそれぞれ定めた後に、曲げ工程に移管されるようにしていた。
しかし、シールドパイプが曲げ加工される過程において、電線がシールドパイプの内部に引き込まれてしまい、上記した端子金具の引き出し寸法が設定値からずれてしまう、という問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールドパイプからの端子金具の引き出し位置を規定することができるホルダーを提供することを目的とする。
第1の発明のホルダーは、端部に端子金具が接続された電線が挿通されるとともに、前記端子金具および前記電線の一部が外部に引き出されるシールドパイプに対し、このシールドパイプの端縁を覆うようにして取り付けられるホルダーであって、前記電線のうち前記シールドパイプから引き出された部分を保持して前記端子金具の引き出し位置を固定可能な保持片が突出形成され、前記保持片は、前記電線の引き出し方向に沿って延出形成され前記電線と共にテープ巻き可能となっているとともに、前記保持片の付け根側は先端側より厚肉に形成されていることを特徴とする。
第2の発明のホルダーは、端部に端子金具が接続された電線が挿通されるとともに、前記端子金具および前記電線の一部が外部に引き出されるシールドパイプに対し、このシールドパイプの端縁を覆うようにして取り付けられ、前記電線のうち前記シールドパイプから引き出された部分を保持して前記端子金具の引き出し位置を固定可能な保持片が突出形成されたホルダーであって、前記シールドパイプの内部に嵌め入れ可能な円筒状に形成され、その一部には前記シールドパイプに開口する取付孔に係止する撓み可能なロック片を有する装着部を備え、前記保持片は、前記ロック片とは周方向にずれた位置に配されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、ホルダーに設けられた保持片によって電線の引き出し部位を保持することができる。このことにより、後にシールドパイプが曲げ加工されても、曲げ加工に伴って端子金具の引き出し位置がずれてしまうことはない。また、ホルダーはもともとシールドパイプの端縁に形成されたエッジから電線被覆を保護するためのものであり、このホルダーを利用して保持片を形成したため、部品点数の増加を招かずに済む、という効果も得られる。また、保持片の付け根側の強度が高められた構成によれば、電線をテープ巻きして保持するときに、保持片が内方へ倒れ変形をする事態を緩和することができる。
第2の発明によれば、ホルダーに設けられた保持片によって電線の引き出し部位を保持することができる。このことにより、後にシールドパイプが曲げ加工されても、曲げ加工に伴って端子金具の引き出し位置がずれてしまうことはない。また、ホルダーはもともとシールドパイプの端縁に形成されたエッジから電線被覆を保護するためのものであり、このホルダーを利用して保持片を形成したため、部品点数の増加を招かずに済む、という効果も得られる。また、保持片とロック片とが周方向にずれた位置に配されているため、保持片が電線を保持するときに仮に撓み変形しても、その撓みの影響がロック片に及びにくいから、ホルダーがシールドパイプから不用意に外れてしまう事態を緩和することができる。
実施例1におけるワイヤハーネスの配索状況を示す図 ホルダーの取付け部分の周辺を示す断面図 ホルダーの斜視図 同じく側面図 同じく平面図 図5のA−A線断面図 保持片に電線がテープ巻きされている状況を示す斜視図 実施例2に係るホルダーの側面図 実施例3に係るホルダーの側面図 実施例4に係るホルダーの側面図 実施例5に係るホルダーの側面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)第2の発明のホルダーは、保持片が、電線の引き出し方向に沿って延出形成され電線と共にテープ巻き可能となっているとともに、保持片の付け根側は先端側より厚肉に形成されている構成としてもよい。
このように、保持片の付け根側の強度が高められた構成によれば、電線をテープ巻きして保持するときに、保持片が内方へ倒れ変形をする事態を緩和することができる。
(2)第1の発明のホルダーは、シールドパイプの内部に嵌め入れ可能な円筒状に形成され、その一部には前記シールドパイプに開口する取付孔に係止する撓み可能なロック片を有する装着部と、この装着部の開口端から径方向外方へフランジ状に張り出し形成されシールドパイプの端縁を覆うカバー部とを備え、保持片は、前記ロック片とは周方向にずれた位置に配されている構成としてもよい。
このような構成によれば、保持片とロック片とが周方向にずれた位置に配されているため、保持片が電線を保持するときに仮に撓み変形しても、その撓みの影響がロック片に及びにくいから、ホルダーがシールドパイプから不用意に外れてしまう事態を緩和することができる。
(3)第1及び第2の発明のホルダーは、保持片の長手方向における少なくとも一端部にテープのずれ止めのための突片が突出形成されるようにするとよい。
このような構成によれば、テープが経時劣化により粘着力が低下しても、突片によってテープの位置ずれが規制されるため、長期間に亘ってテープを初期位置に安定的に保持することができる。
(4)第1及び第2の発明のホルダーは、保持片の外面は、長手方向の一端側に向けて上り勾配に形成されて、テープのずれ規制を行うずれ規制面が形成されるようにしてもよい。
このような構成によれば、テープが経時劣化しても、ずれ規制面に設定された上り勾配によってテープのずれを規制することができる。
次に、本発明のホルダーを具体化した実施例1乃至実施例5について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
図1及び図2はハイブリッド車両あるいは電気自動車において、車両後部に搭載されたバッテリ1と、エンジンルーム内に搭載されかつモータ(図示しない)に隣設されたインバータ2との間を接続するワイヤハーネスWHの配索状況を示している。ワイヤハーネスWHは複数本(例えば3本)の電線3によって構成されている。図7に示すように、各電線3の端部には端子金具4がそれぞれ接続されている。
図1に示すように、ワイヤハーネスWHの両端部を除く範囲は導電性金属材料(例えばアルミニウム合金)よりなるシールドパイプ5内に挿通されている。シールドパイプ5は車両の床下に配管され、所定形状に曲げ加工されている。ワイヤハーネスWHの両端部はシールドパイプ5からそれぞれ外部に引き出され、引き出された部分は編組線6内に挿通されている。編組線6は、シールドパイプ5の両端部とバッテリ1側及びインバータ2側との間を接続している。編組線6は多数本の金属素線を筒状に編み込んで形成したものである。図2に示すように、編組線6はシールドパイプ5に対し、その端部に嵌め込まれた公知の金属製のかしめリング7をかしめ付けることによって接続されている。
次に、ホルダー8について説明すると、ホルダー8はシールドパイプ5の端部に装着され、シールドパイプ5の端縁を覆うことで電線3の被覆をシールドパイプ5の端縁のエッジから保護する機能を有している。
ホルダー8は合成樹脂材によって一体に形成されている。図3等に示すように、ホルダー8はシールドパイプ5の内側にほぼ密着状態で嵌め入れられる円筒状の本体部9を有している。本体部9の一箇所には軸方向に沿って割り溝10が切り込まれている。これにより、ホルダー8はシールドパイプ5への嵌め入れ時に割り溝10の溝幅を窄めるような縮径方向への弾性変形が許容されている。
本体部9において、シールドパイプ5への嵌め入れ方向と反対側の開口端は径方向外方へフランジ状に張り出し、複数片に分割されたカバー部11が形成されている。カバー部11は、図2に示すように、ホルダー8がシールドパイプ5に装着された状態ではシールドパイプ5の端縁を覆うことができるように形成されている。但し、図5に示すように、カバー部11は、次述するロック片12が形成されている範囲については、成形上の理由から形成されていない。
本体部9において、割り溝10とは周方向へ相互に反対方向へほぼ90度ずつずれた位置には一対のロック片12が形成されている。両ロック片12の両側には軸方向にスリットが切り込まれ、これにより両ロック片12はカバー部11が形成されている側の端部を固定端とする片持ち状に形成されている。両ロック片12は本体部9とほぼ同一長さを有し、その内周面及び外周面は共に円弧状に形成され、本体部9の内周面及び外周面と、それぞれほぼ同一周面をなすように形成されている。また、両ロック片12の自由端部寄りの外面側にはロック突起13が突出形成されている。
ロック突起13はシールドパイプ5の端部における対応位置に貫通して形成された一対の取付孔14に係止可能である。図7に示すように、取付孔14は円形に形成されている。ロック突起13は取付孔14に適合して嵌合可能となるよう、外周が円形をなして形成されている。また、ロック突起13はシールドパイプ5への嵌め入れ方向の半分の領域が嵌め入れ方向へ向けて下り勾配の傾斜面となっていて、ロック片12の内方への撓み変形を案内する誘導部13Aが形成されている。
ホルダー8において前記した割り溝10とは軸心を挟んで反対側、つまり両ロック片12とは周方向へ90度ずれた位置に保持片15が突設されている。すなわち、保持片15はカバー部11の端面からシールドパイプ5への嵌め入れ方向とは反対方向に沿って一体に延出形成されている。図7に示すように、保持片15は、ホルダー8がシールドパイプ5に取付けられた状態では、シールドパイプ5の端部から電線3の引き出し方向に沿って延出する。
本実施例における保持片15は先端側に向けて僅かずつ幅狭となるように形成されている。また、保持片15の内周面及び外周面は共に本体部9と同軸の円弧面となっている。保持片15の内周面は本体部9の内周面とほぼ面一に形成され、外周面はカバー部11の外周縁とほぼ面一となるように形成されている。さらに、図6に示すように、保持片15の肉厚は付け根側が肉厚であり、先端側に向けて徐々に肉薄となるように形成されている。保持片15はシールドパイプ5から引き出されたワイヤハーネスWHと共にテープ巻きTされるが、保持片15自体の強度は、このテープ巻きTの際に容易に内方へ撓み変形を生じない程度に設定されている。
次に、上記のように構成された実施例1の作用効果を説明する。ワイヤハーネスWHの配索にあたり、曲げ加工がなされる前の直管状態にあるシールドパイプ5の端部にホルダー8の装着が行われる。すなわち、ホルダー8の本体部9をシールドパイプ5の端部から嵌め入れると、両ロック片12のロック突起13が対応する取付孔14に嵌まり込んで係止する。これによって、ホルダー8がシールドパイプ5に抜け止め状態で取り付けられる。その状態で、シールドパイプ5に対してワイヤハーネスWHを挿通させ、端部側から各端子金具4と共に電線3を引き出しておく。このとき、各端子金具4におけるシールドパイプ5からの引き出し位置を調整しておく。
続いて、各電線3を保持片15に対してテープ巻きTして端子金具4の引き出し位置を固定しておく。この後に、シールドパイプ5に所定の曲げ加工が行われる。従来であれば、このときの曲げに伴ってワイヤハーネスWHがシールドパイプ5の内部に引き込まれてしまい、各端子金具4の引き出し位置が初期の位置からずれてしまうことがあった。しかし、本実施例では、各電線3は保持片15と共にテープ巻きTされているため、シールドパイプ5の曲げ加工によっても、引き出し位置が変化することがなく、当初の設定位置にそのまま保持される。したがって、後加工となる端子圧着の際にも当初位置からのずれを防止することができる。
その後は、シールドパイプ5の端部には編組線6の一端側が挿通され、かしめリング7によってかしめ付けがなされれば、編組線6の接続作業が完了し、以後は各端子金具4がインバータ2側あるいはバッテリ1側とに対する接続が行われる。
以上のように、本実施例1によれば、シールドパイプ5から引き出された端子金具4は、同端子金具4に接続された電線3をホルダー8の保持片15と共にテープ巻きTされることによって、端子金具4の引き出し位置を固定することができる。したがって、後にシールドパイプ5が曲げ加工されても、曲げ加工に伴って端子金具4の引き出し位置がずれてしまうことを回避することができる。また、ホルダー8はもともとシールドパイプ5の端縁に形成されたエッジから電線3被覆を保護するためのものであり、このホルダー8を利用して保持片15を形成したため、部品点数も増加せずに済む。
また、保持片15の付け根側の強度が高められた構成によれば、電線3をテープ巻きTして保持するときに、保持片15が内方へ倒れ変形をすることを規制することができる。仮に、保持片15が内方へ撓み変形してしまうと、それに伴ってロック片12も連動して撓む結果、ロックが解除されてしまう虞があるが、本実施例ではそのような事態を未然に回避することができる。
しかも、本実施例1では保持片15を両ロック片12から周方向へ90度ずれた位置に配置するようにしたため、仮に、保持片15がテープ巻きT時に撓み変形したとしても、上記した配置上の工夫により、保持片15からの撓みの影響を受けにくい。したがって、ホルダー8のロックが不用意に解除されてしまう事態をより確実に排除することができる。
<実施例2>
図8は実施例2に係るホルダー8Aを示している。実施例2では、保持片15Aを割り溝10とは反対側に2つ形成したものである。二つの保持片15Aは周方向に適切な間隔をおいて隣接して配置されている。このように2つの保持片15Aを設けることで、各電線3に対する保持面積の拡張を図ることができ、また、単純に大型化するより二分割して設けた方が強度確保がし易くなる。
他の構成は実施例1と同様であり、もって、実施例1と同様の作用効果を発揮することができる。
<実施例3>
図9は実施例3に係るホルダー8Bを示している。実施例3では、保持片15Bを対向した位置に一対配置したものである。具体的には、両保持片15Bは両ロック片12と周方向に90度ずれた位置に配置されているため、この実施例では割り溝10が形成されていない。
このように構成されたホルダー8Bでは、ワイヤハーネスWHをシールドパイプ5の軸心部分で保持することができる。他の構成は実施例1と同様で、もって同様の作用効果を発揮することができる。
<実施例4>
図10は実施例4に係るホルダー8Cを示している。実施例4では保持片15Cの先端部(長手方向の一端部)に突片20を上向きかつフック状に突出形成している。また、長手方向の他端部側(付け根側の端部)には前記したカバー部11の一部を、突片20の突出高さと同程度に張り出すようにしている。
これによって、保持片15Cの外周面に巻かれたテープTが経時的に劣化して粘着力が低下した場合においても、テープTはカバー部11と突片20との間で位置決めされる。したがって、テープTは長手方向のいずれの方向へも位置ずれすることができず、初期の位置に規制することができる。
他の構成は実施例1と同様で、もって同様の作用効果を発揮することができる。
<実施例5>
図11は実施例5に係るホルダー8Dを示している。実施例5では保持片15Dの先端にテープTのずれ止め用の突片21が形成されるとともに、保持片15Dの外面には突片21側からカバー部11側に向けて上り勾配の傾斜面となったずれ規制面22が形成されている。
上記のように構成された実施例5によれば、実施例4と同様に、テープTが経時劣化しても、先端側の方向へは突片21によってずれ規制がされ、カバー部側の方向へはずれ規制面22に設定された上り勾配が、テープTのずれを規制する。
他の構成は実施例1と同様で、もって同様の作用効果を発揮することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では電線3を保持片15,15A,15Bと共にテープ巻きTによって保持するようにしたが、これに代えて結束バンドによって保持するようにしてもよい。
(2)上記実施例では、両ロック片12がシールドパイプ5に対し内周側から係止するようにしたが、外周側から係止するようにしてもよい。
(3)上記実施例では、保持片15,15A,15Bの強度確保のために、付け根側を厚肉にしたが、これに代えあるいはこれと共に保持片15,15A,15Bの外面に補強用のリブを形成するようにしてもよい。
(4)シールドパイプの曲げ加工は、機械的な加工に限らず、手作業によるものであってもよい。
3…電線
4…端子金具
5…シールドパイプ
8,8A〜8D…ホルダー
11…カバー部
12…ロック片
14…取付孔
15,15A〜15D…保持片
20,21…突片
22…ずれ規制面

Claims (5)

  1. 端部に端子金具が接続された電線が挿通されるとともに、前記端子金具および前記電線の一部が外部に引き出されるシールドパイプに対し、このシールドパイプの端縁を覆うようにして取り付けられるホルダーであって、
    前記電線のうち前記シールドパイプから引き出された部分を保持して前記端子金具の引き出し位置を固定可能な保持片が突出形成され、
    前記保持片は、前記電線の引き出し方向に沿って延出形成され前記電線と共にテープ巻き可能となっているとともに、前記保持片の付け根側は先端側より厚肉に形成されているていることを特徴とするホルダー。
  2. 前記保持片は、その長手方向における少なくとも一端部に前記テープのずれ止めのための突片が突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載のホルダー。
  3. 前記保持片の外面は、長手方向の一端側に向けて上り勾配に形成されて、前記テープのずれ規制を行うずれ規制面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホルダー。
  4. 端部に端子金具が接続された電線が挿通されるとともに、前記端子金具および前記電線の一部が外部に引き出されるシールドパイプに対し、このシールドパイプの端縁を覆うようにして取り付けられ、
    前記電線のうち前記シールドパイプから引き出された部分を保持して前記端子金具の引き出し位置を固定可能な保持片が突出形成されたホルダーであって、
    前記シールドパイプの内部に嵌め入れ可能な円筒状に形成され、その一部には前記シールドパイプに開口する取付孔に係止する撓み可能なロック片を有する装着部を備え、
    前記保持片は、前記ロック片とは周方向にずれた位置に配されていることを特徴とするホルダー。
  5. 前記装着部の開口端から径方向外方へフランジ状に張り出し形成され前記シールドパイプの端縁を覆うカバー部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のホルダー。
JP2013166437A 2013-08-09 2013-08-09 ホルダー Active JP6057176B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013166437A JP6057176B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ホルダー
DE201410215119 DE102014215119A1 (de) 2013-08-09 2014-07-31 Halter
CN201410381384.6A CN104348118B (zh) 2013-08-09 2014-08-05 支架
US14/455,056 US9520214B2 (en) 2013-08-09 2014-08-08 Electrical wire holder
US15/342,532 US10128027B2 (en) 2013-08-09 2016-11-03 Electrical wire holder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013166437A JP6057176B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015035915A JP2015035915A (ja) 2015-02-19
JP6057176B2 true JP6057176B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=52389042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013166437A Active JP6057176B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ホルダー

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9520214B2 (ja)
JP (1) JP6057176B2 (ja)
CN (1) CN104348118B (ja)
DE (1) DE102014215119A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11279301B2 (en) 2018-05-16 2022-03-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness with pipe and flexible holder that holds an electric wire

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6057176B2 (ja) * 2013-08-09 2017-01-11 住友電装株式会社 ホルダー
DE102015003061A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Abgeschirmte Verkabelung, abschirmendes Glied und Verfahren zum Herstellen einer abgeschirmten Verkabelung
JP2016185015A (ja) 2015-03-26 2016-10-20 住友電装株式会社 プロテクタ及びプロテクタ付電線
JP6376100B2 (ja) * 2015-10-27 2018-08-22 住友電装株式会社 シールド導電路
JP6515820B2 (ja) 2016-01-12 2019-05-22 住友電装株式会社 パイプ取付部品およびパイプの端部構造
JP6440669B2 (ja) * 2016-12-06 2018-12-19 矢崎総業株式会社 外装端部用キャップ及びワイヤハーネス
JP2018120788A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電装株式会社 ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの接続構造
JP2018121465A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電装株式会社 ホルダー
US10862227B2 (en) * 2017-03-15 2020-12-08 Wieland Electric Gmbh Connection adapter for electrical plug
WO2018168399A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 住友電装株式会社 電線配索部材及び電線配索構造
JP6690587B2 (ja) * 2017-03-16 2020-04-28 住友電装株式会社 電線配索部材及び電線配索構造
JP6955223B2 (ja) * 2018-08-24 2021-10-27 住友電装株式会社 ホルダ及びワイヤハーネス
JP6984566B2 (ja) * 2018-08-24 2021-12-22 住友電装株式会社 ホルダ及びワイヤハーネス
JP2020149781A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
JP6787445B2 (ja) * 2019-05-24 2020-11-18 住友電装株式会社 シールド導電路
JP7363571B2 (ja) * 2020-02-25 2023-10-18 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP7497654B2 (ja) * 2020-09-16 2024-06-11 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP2022049298A (ja) * 2020-09-16 2022-03-29 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP7497655B2 (ja) * 2020-09-16 2024-06-11 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP7497656B2 (ja) * 2020-09-16 2024-06-11 住友電装株式会社 ワイヤハーネス
JP2022135786A (ja) * 2021-03-05 2022-09-15 住友電装株式会社 ワイヤハーネス

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA315280A (en) * 1931-09-15 The National Electric Products Corporation Anti-short bushing
US3627904A (en) * 1970-04-09 1971-12-14 John D Milne Bushing for incorporation in electrical connector assembly
US3889909A (en) * 1974-06-12 1975-06-17 Illinois Tool Works Wire bundle centering grommet
US4535196A (en) * 1982-11-04 1985-08-13 Milne John D Electrical anti-short bushing
CA1243089A (en) * 1984-05-18 1988-10-11 William Nattel Conduit connector
US4836580A (en) * 1988-03-01 1989-06-06 Scepter Manufacturing Company Limited Conduit connector
US4912285A (en) * 1988-05-10 1990-03-27 Nortek, Inc. Anti-short bushing
JPH0637262Y2 (ja) * 1988-08-26 1994-09-28 臼井国際産業株式会社 細径配管接続用コネクター
USD375250S (en) * 1995-06-07 1996-11-05 Wpfy, Inc. Anti-short bushing
US5685345A (en) * 1995-12-21 1997-11-11 Donaldson Company, Inc. Reinforcing structure for conduit; and method
JPH1080036A (ja) * 1996-09-06 1998-03-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造
US6561848B1 (en) * 2002-01-18 2003-05-13 Adc Telecommunications, Inc. Triaxial connector adapter and method
JP3909763B2 (ja) * 2002-11-20 2007-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド機能を備えた車両用導電路
JP3919193B2 (ja) * 2003-06-12 2007-05-23 矢崎総業株式会社 接続キャップを用いた電線接続方法
CN2884634Y (zh) * 2006-03-17 2007-03-28 沈祥裕 分合式母线绝缘套管
US7745740B2 (en) * 2007-12-04 2010-06-29 Bridgeport Fittings, Inc. Wire/cable identification device
DE102009027843B3 (de) * 2009-07-20 2010-11-11 Areva Np Gmbh Endstück für einen Wellschlauch und Teilesatz mit einem solchen Endstück
JP5772444B2 (ja) * 2011-09-22 2015-09-02 住友電装株式会社 クランプ
JP5927693B2 (ja) * 2012-02-01 2016-06-01 矢崎総業株式会社 プロテクタ及びワイヤハーネス
JP6057176B2 (ja) * 2013-08-09 2017-01-11 住友電装株式会社 ホルダー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11279301B2 (en) 2018-05-16 2022-03-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness with pipe and flexible holder that holds an electric wire

Also Published As

Publication number Publication date
US9520214B2 (en) 2016-12-13
DE102014215119A1 (de) 2015-02-12
CN104348118A (zh) 2015-02-11
US10128027B2 (en) 2018-11-13
JP2015035915A (ja) 2015-02-19
US20170076841A1 (en) 2017-03-16
US20150041175A1 (en) 2015-02-12
CN104348118B (zh) 2018-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6057176B2 (ja) ホルダー
US10272855B2 (en) Grommet and grommet attachment structure
JP6508015B2 (ja) ワイヤーハーネス、電線保護部材及び電線ホルダ
JP5892427B2 (ja) ホルダ及びこれを用いた編組線の端末接続構造
WO2017208933A1 (ja) グロメット及びワイヤハーネス
JP2006311699A (ja) シールド導電路
JP2013252024A (ja) 外装部材と後付け部品との取り付け構造
EP2405548A2 (en) Electric junction box
JP5668613B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
WO2019220905A1 (ja) ワイヤハーネス
JP6258907B2 (ja) 外装部材及びワイヤハーネス
JP6744580B2 (ja) クランプ及びワイヤハーネス
JP2012182103A (ja) ボンダーキャップ
JP2008281119A (ja) コルゲートチューブ用バンドクリップ
WO2018139199A1 (ja) ホルダー
US11322276B2 (en) Wire harness
JP6070467B2 (ja) グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス
JP5691647B2 (ja) ワイヤハーネス保持構造
JP2018170886A (ja) クランプ、経路規制部材、及びワイヤハーネス
WO2022059358A1 (ja) ワイヤハーネス
WO2022059356A1 (ja) ワイヤハーネス
JP2018059611A (ja) コルゲートチューブ
JP2016219234A (ja) ワイヤハーネス
US20180233257A1 (en) Wire harness protection structure and method for producing braided cover-equipped wire harness
JP2015220807A (ja) コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6057176

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150