JP6051760B2 - 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
例えば、不正接続およびデータ傍受の防止の観点から暗号通信を行う目的で、パスワードをプロジェクタの投影面に投影し、そのパスワードを情報端末側で入力することでそのプロジェクタとの暗号通信が確立し、情報端末の画面がスクリーンに投影される技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ユーザは、暗号通信のためのパスワード以外に、アドレスなどの設定情報も入力する必要があるので、投影を行わせるプロジェクタを指定しづらいという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが、要求する処理を行わせる情報処理装置を容易に指定可能な情報処理システム、情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上の第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と接続可能な第2情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、前記第1情報処理装置は、ネットワーク上の前記第1情報処理装置を識別するために前記第1情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記第1情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶された前記第1情報をスクリーンに投影する投影部と、前記第1記憶部に記憶された前記第2情報を送出し続ける送出部と、を備え、前記第2情報処理装置は、前記第2情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された1以上の前記第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する決定部と、前記決定部により決定された前記第1情報処理装置に対して、前記ユーザから要求される処理の実行を要求する要求部と、を備える情報処理システムである。
また、本発明は、ユーザが使用する情報処理端末と接続可能な情報処理装置であって、ネットワーク上の前記情報処理装置を識別するために前記情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶された前記第1情報をスクリーンに投影する投影部と、前記第2情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記情報処理装置として決定する決定部と、を備える前記情報処理端末に対して、前記第1記憶部に記憶された前記第2情報を送信し続ける制御を行う送信制御部と、を備える情報処理装置である。
さらに、本発明は、ユーザが使用する情報処理端末と接続可能な情報処理装置に、ネットワーク上の前記情報処理装置を識別するために前記情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記情報処理装置として決定する決定部と、を備える前記情報処理端末に対して、前記第2情報を記憶する第1記憶部に記憶された前記第2情報を送出し続ける制御を行う送信制御ステップを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザは、要求する処理を行わせる情報処理装置を容易に指定することができるという有利な効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る情報処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の変形例に係る情報処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態の変形例に係る情報処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る情報処理システムの動作手順の概要を示すシーケンス図である。 図5は、プロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図6は、第1記憶部に記憶される接続設定情報の一例を示す図である。 図7は、情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図8は、第2記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図10は、第1実施形態に係る情報処理端末の動作例を示すフローチャートである。 図11は、第1実施形態に係る情報処理システムの具体的な動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図12は、第2実施形態に係る情報処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 図13は、第2実施形態の変形例に係る情報処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 図14は、第2実施形態に係る情報処理システムの動作手順の概要を示すシーケンス図である。 図15は、プロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図16は、第1記憶部に記憶される接続設定情報の一例を示す図である。 図17は、情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図18は、第2記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 図19は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図20は、第2実施形態に係る情報処理端末の動作例を示すフローチャートである。 図21は、第2実施形態に係る情報処理システムの具体的な動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図22は、変形例に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図23は、変形例に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図24は、プロジェクタの操作画面の一例を示す図である。 図25は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図26は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図27は、変形例に係る情報処理端末の動作例を示すフローチャートである。 図28は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図29は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図30は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図31は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図32は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図33は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図34は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図35は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。 図36は、変形例に係る情報処理端末の機能構成例を示すブロック図である。 図37は、情報処理端末の操作画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システム100の概略構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム100は、相互に接続可能なプロジェクタ10および情報処理端末20を備える。プロジェクタ10と情報処理端末20は、有線接続により通信する形態であってもよいし、無線接続により通信する形態であってもよい。有線接続により通信する場合は、プロジェクタ10と情報処理端末20は、例えば有線LANケーブルを介して接続されてもよい。また、無線接続により通信する場合は、プロジェクタ10と情報処理端末20は、例えばアドホックモードという通信方法で接続されてもよい。なお、本実施形態では、プロジェクタ10は、請求項の「第1情報処理装置」に対応し、情報処理端末20は、請求項の「第2情報処理装置」に対応しているが、請求項の「第1情報処理装置」および「第2情報処理装置」は、これに限られるものではない。
また、図2に示すように、プロジェクタ10と情報処理端末20は、例えばルータなどの中継器30を介して接続されてもよい。なお、プロジェクタ10と情報処理端末20を接続する中継器は単一の中継器でなくても構わない。例えば図3に示すように、プロジェクタ10と情報処理端末20は、それぞれ相異なる中継器31,32と接続され、これらの中継器31,32を介して互いに接続されてもよい。ただし、図3の例では、プロジェクタ10が接続される中継器31と、情報処理端末20が接続される中継器32とが互いに通信可能である必要がある。無線接続であれば、インフラストラクチャモードという通信方法で接続した場合がこれにあたる。なお、中継器は、プロジェクタ10および情報処理端末20の各々の通信を仲介する役割しかないため、ここでは、図1のシステム構成を例に挙げて説明する。
図4は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の概要を示すシーケンス(システムシーケンス)図である。図4に示すように、まず、プロジェクタ10は、プロジェクタ10を特定するための識別情報(請求項の「第1情報」に対応)を、プロジェクタ10の投影面(スクリーン)に投影する(ステップS1)。次に、プロジェクタ10は、識別情報と、ネットワーク上のプロジェクタ10を識別するためにプロジェクタ10に予め割り当てられているIPアドレス(請求項の「IP情報」に対応)とが対応付けられた接続設定情報(請求項の「第2情報」に対応)を、情報処理端末20へ送信する(ステップS2)。
次に、情報処理端末20は、プロジェクタ10からの接続設定情報を取得し(ステップS3)、取得した接続設定情報を保持する(ステップS4)。次に、ユーザは、プロジェクタ10の投影面に投影されている識別情報を確認し、情報処理端末20に対して識別情報を構成する文字列を入力し、投影指示を行う(ステップS5)。次に、情報処理端末20は、ユーザが入力する文字列(入力文字列)に対応する識別情報を含む接続設定情報を有しているか否かを確認する(ステップS6)。なお、「入力文字列に対応する識別情報(第1情報)」とは、入力文字列と完全に一致する識別情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する識別情報を指す形態であってもよい(例えば4文字中3文字が一致する場合や、前方または後方の文字列のみが一致する場合等を含む)。第1実施形態では、情報処理端末20は、入力文字列と完全に一致する識別情報を含む接続設定情報を有しているか否かを確認する。情報処理端末20は、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報を有していると確認した場合、その接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10に対して、投影要求を行う(ステップS7)。より具体的には、情報処理端末20は、プロジェクタ10に対して、画像データの投影を要求する投影要求情報を送信する。投影要求情報は、画像データの投影を命令する情報と、投影対象の画像データとを含む情報で構成され得る。投影要求情報を受け付けたプロジェクタ10は、情報処理端末20からの投影要求情報に含まれる画像データを投影面に投影する(ステップS8)。
以下、プロジェクタ10および情報処理端末20の各々の具体的な内容を説明する。最初に、プロジェクタ10の具体的な内容を説明する。図5は、プロジェクタ10の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、プロジェクタ10は、プロジェクタ制御部11と、第1記憶部12と、送出部13と、通信部14と、投影部15とを備える。プロジェクタ制御部11は、プロジェクタ10全体を統括的に制御する。第1記憶部12は、プロジェクタ10のIPアドレスと、プロジェクタ10を特定する識別情報とが対応付けられた接続設定情報を記憶する。ここでは、識別情報は、IPアドレスを構成する文字列の長さよりも短い文字列(アルファベットであってもよいし、数字であってもよいし、記号であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい)で構成される。一例として、本実施形態の識別情報は、予め定められた4桁の数字で構成される。図6は、第1記憶部12に記憶される接続設定情報の一例を示す図である。
図5に戻って説明を続ける。送出部13は、プロジェクタ制御部11の制御の下、第1記憶部12に記憶された接続設定情報を送出する機能を有する。本実施形態では、送出部13は、プロジェクタ制御部11からの要求を受けて、第1記憶部12に記憶された接続設定情報を、情報処理端末20へ送り続ける処理を行う。この処理は、有線接続でも無線接続でも同様に行う。通信部14は、例えばイーサネット(登録商標)などのネットワークを介して、情報処理端末20と通信する機能を有する。例えば通信部14は、情報処理端末20からの投影要求情報を受け付けることもできる。投影部15は、プロジェクタ制御部11の制御の下、第1記憶部12内の識別情報をプロジェクタ10の投影面に投影する機能や、通信部14が情報処理端末20から受け付けた投影要求情報に含まれる画像データをプロジェクタ10の投影面に投影する機能を有する。
本実施形態では、プロジェクタ10には、CPUなどの処理装置と、ROM、RAM等の記憶装置とを備えるコンピュータ装置が搭載され、CPUがROM等に格納されたプログラムをRAM上に展開して実行することにより、プロジェクタ10の各部(プロジェクタ制御部11、送出部13、通信部14、投影部15)の機能が実現されるが、これに限らず、例えばプロジェクタ10の各部の機能の少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。また、第1記憶部12は、プロジェクタ10に搭載されたコンピュータ装置内の記憶装置等により実現可能である。
次に、情報処理端末20の具体的な内容を説明する。図7は、情報処理端末20の機能構成例を示すブロック図である。図7に示すように、情報処理端末20は、取得部21と、第1受付部22と、通信部23と、接続設定情報管理部40とを備える。取得部21は、プロジェクタ10から送出される接続設定情報を取得する機能を有する。この例では、情報処理システム100に含まれるプロジェクタ10は1台のみであるが、複数のプロジェクタ10が存在する場合は、取得部21は、各プロジェクタ10から送出される接続設定情報を取得する。取得部21による取得処理は、有線接続でも無線接続でも同様に行われる。第1受付部22は、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける。例えばユーザは、不図示のキーボードなどのデバイスを操作することで、文字列の入力を行うことができる。また、第1受付部22は、画像データの投影を指示する投影指示の入力を受け付けることもできる。通信部23は、ネットワークを介して、プロジェクタ10と通信する機能を有する。例えば通信部23は、プロジェクタ10に対して、投影要求情報を送信することもできる。
図7に示すように、接続設定情報管理部40は、第2記憶部41と、決定部42と、要求部43とを含む。第2記憶部41は、取得部21により取得された接続設定情報を記憶する。つまり、第2記憶部41は、1以上の接続設定情報を記憶すると捉えることができる。図8は、第2記憶部41のデータ構成の一例を示す図である。図8の例では、第2記憶部41は、接続設定情報を識別する識別番号と、接続設定情報とを対応付けて記憶している。より具体的には、第2記憶部41は、識別番号ごとに、識別情報を示す項目と、識別情報のデータと、IPアドレスを示す項目と、IPアドレスのデータとを対応付けて記憶している。この例では、第2記憶部41に登録される接続設定情報に対応付けられる識別番号は、接続設定情報が第2記憶部41に登録される順番を示す番号となる(つまり、第2記憶部41に登録される順番が早い接続設定情報ほど、その接続設定情報に対応付けられる識別番号は小さい番号を示す)が、これに限られるものではない。
決定部42は、第2記憶部41に記憶された1以上の接続設定情報のうち、第1受付部22で受け付けた入力文字列に対応する識別情報(本実施形態では、入力文字列と完全に一致する識別情報)を含む接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する。すなわち、決定部42は、入力文字列に対応する第1情報(識別情報)を含む第2情報(接続設定情報)に含まれるIP情報(IPアドレス)で識別される第2情報処理装置(プロジェクタ10)を、ユーザから要求される処理を実行させる(投影を行わせる)情報処理装置として決定する機能を有していると捉えることができる。
要求部43は、決定部42により決定されたプロジェクタ10に対して、投影の実行を要求する(ユーザから要求される処理の実行を要求する)。本実施形態では、要求部43は、第1受付部22で受け付けた投影指示に従って、投影要求情報を生成する。そして、要求部43は、その生成した投影要求情報を、通信部23を介して、決定部42により決定されたプロジェクタ10へ送信する。
本実施形態では、情報処理端末20には、CPUなどの処理装置と、ROM、RAM等の記憶装置とを備えるコンピュータ装置が搭載され、CPUがROM等に格納されたプログラムをRAM上に展開して実行することにより、情報処理端末20の各部(取得部21、第1受付部22、通信部23、接続設定情報管理部40)の機能が実現されるが、これに限らず、例えば情報処理端末20の各部の機能の少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。また、第2記憶部41は、情報処理端末20に搭載されたコンピュータ装置内の記憶装置等により実現可能である。
次に、ユーザが、プロジェクタ10の投影面に投影された識別情報を構成する文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末20の動作例を説明する。図9は、情報処理端末20の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、プロジェクタ10の投影面に投影された識別情報を構成する「1234」という文字列を入力するとともに、投影指示を入力するためのアイコン(図9の例では「投影」という文字が表示されたボタン)をクリックしている。
図10は、ユーザが、プロジェクタ10の投影面に投影された識別情報を構成する文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末20の動作例を示すフローチャートである。なお、この例では、第2記憶部41には、複数の接続設定情報が記憶されており、各接続設定情報に含まれる識別情報、IPアドレスはそれぞれ互いに相違していることを前提とする。
図10に示すように、まず決定部42は、第2記憶部41に記憶された複数の接続設定情報のうち、識別番号「1」に対応する接続設定情報を、確認対象にする(ステップS11)。次に、決定部42は、入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる識別情報が一致するか否かを判断する(ステップS12)。入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる識別情報が一致すると判断した場合(ステップS12:YES)、決定部42は、その接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する(ステップS13)。次に、要求部43は、決定部42により決定されたプロジェクタ10に対して、投影の実行を要求する(ステップS14)。
一方、上述のステップS12において、入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる識別情報が一致しないと判断した場合(ステップS12:NO)、決定部42は、第2記憶部41に記憶された複数の接続設定情報のうち、未確認の接続設定情報があるか否かを判断する(ステップS15)。未確認の接続設定情報があると判断した場合(ステップS15:YES)、決定部42は、次の識別番号「2」に対応する接続設定情報を確認対象とし(ステップS16)、ステップS12以降の処理を繰り返す。また、上述のステップS15において、未確認の接続設定情報は無いと判断した場合(ステップS15:N
O)、接続設定情報管理部40(例えば決定部42でもよい)は、入力文字列は不正である旨をユーザに通知する処理を行う(ステップS17)。
図11は、本実施形態の情報処理システム100の具体的な動作手順の一例を示すシーケンス図である。図11に示すように、まずプロジェクタ制御部11は、投影部15に対して、第1記憶部12に記憶された接続設定情報に含まれる識別情報の投影を指示する(ステップS21)。これは、ユーザがプロジェクタ10の識別情報を視認できるようにするためである。プロジェクタ制御部11からの指示を受けた投影部15は、第1記憶部12に記憶された接続設定情報に含まれる識別情報をプロジェクタ10の投影面に投影する(ステップS22)。
次に、プロジェクタ制御部11は、送出部13に対して、第1記憶部12に記憶された接続設定情報の送出を指示する(ステップS23)。プロジェクタ制御部11からの指示を受けた送出部13は、接続設定情報を電波により送出する(ステップS24)。
次に、情報処理端末20側の取得部21は、接続設定情報を取得する(ステップS25)。取得部21による接続設定情報の取得処理の開始タイミングは、プロジェクタ10からの電波の送出を検出してからでもよいし、情報処理端末20の起動のタイミングや、ユーザが情報処理端末20に対して接続設定情報の取得要求を入力したタイミングであってもよい。次に、取得部21は、取得した接続設定情報を、第2記憶部41(接続設定情報管理部40)に登録する(ステップS26)。第2記憶部41は複数の接続設定情報を保持することが可能であるため、複数台のプロジェクタ10が情報処理システム100に含まれる場合は、上述のステップS21〜ステップS26のシーケンスが別途行われることになる。
次に、プロジェクタ10の投影面に投影された識別情報を視認したユーザは、情報処理端末20の操作画面(図9参照)に対して、視認した識別情報を構成する文字列を入力するとともに投影指示の入力を行う(ステップS27)。第1受付部22は、入力を受け付けた文字列(入力文字列)と、投影指示とを接続設定情報管理部40へ渡す(ステップS28)。次に、決定部42(接続設定情報管理部40)は、第2記憶部41に記憶されている接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報と入力文字列とを比較する(ステップS29)。入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が存在する場合、決定部42は、その接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する。次に、接続設定情報管理部40(要求部43)は、決定部42により決定されたプロジェクタ10に対して、投影の実行を要求する(ステップS30)。より具体的には、要求部43は、上述の投影要求情報を、通信部23を介して、決定部42により決定されたプロジェクタ10へ送信する。プロジェクタ10側の通信部14で投影要求情報を受信した場合(ステップS31)、通信部14は、受信した投影要求情報を投影部15に渡す(ステップS32)。そして、投影部15は、投影要求情報に含まれる画像データを投影面に投影する。
一方、上述のステップS29において、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が存在しない場合、接続設定情報管理部40は、入力文字列が不正である旨をユーザに通知する(ステップS33)。
以上に説明したように、本実施形態では、1以上のプロジェクタ10が接続可能であり、ユーザが使用する情報処理端末20は、各プロジェクタ10から送出される接続設定情報(識別情報+IPアドレス)を取得する取得部21と、取得部21により取得された接続設定情報を記憶する第2記憶部41と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部22と、を備える。そして、情報処理端末20は、第2記憶部41に記憶された1以上の接続設定情報のうち、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報に含まれるIP情報で識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定するので、ユーザは、識別情報を構成する文字列を入力するだけで、投影を行わせるプロジェクタ10を指定することができる。したがって、従来のように、投影を行わせるプロジェクタ10を指定する場合は、パスワードなどの文字列だけでなくアドレスなどの設定情報も入力しなければならない構成に比べて、容易にプロジェクタ10を指定できるという有利な効果を奏する。
また、本実施形態では、投影を行わせるプロジェクタを指定する場合、ユーザは、IPアドレスよりも文字列の長さが短い識別情報を構成する文字列を入力するだけで済むので、比較的長いIPアドレスを入力してプロジェクタ10を指定する構成に比べて、容易にプロジェクタ10を指定できるという利点もある。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、複数台のプロジェクタ110が情報処理システム200に含まれ、かつ、同一の識別情報が割り当てられたプロジェクタ110が複数存在する点で上述の第1実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図12は、第2実施形態の情報処理システム200の概略構成例を示すブロック図である。図12に示すように、情報処理システム200は、中継器50を介して相互に接続可能な複数のプロジェクタ110と情報処理端末120とを備える。プロジェクタ110と中継器50の間や中継器50と情報処理端末120の間を有線接続する場合は、有線LANケーブルにより接続してもよいし、無線接続する場合は、インフラストラクチャモードという通信方法で接続してもよい。
また、例えば図13に示すように、中継器を介さずに、複数のプロジェクタ110の各々と情報処理端末120とが接続される形態であってもよい。この場合、中継器が存在しないため、何れかのプロジェクタ110と情報処理端末120とが直接接続される。プロジェクタ110と情報処理端末120の間を有線接続する場合は、投影対象のプロジェクタ110に対して有線LANケーブルを接続し直し、無線接続する場合は、アドホックモードという通信方法でプロジェクタ110に応じてアドホックネットワークを切り替えて接続してもよい。第2実施形態では、図12のシステム構成を例に挙げて説明する。
図14は、本実施形態の情報処理システム200の動作手順の概要を示すシーケンス(システムシーケンス)図である。図14のステップS310〜ステップS340のシーケンスは、プロジェクタ110の台数分だけ繰り返される。まず、プロジェクタ110は、プロジェクタ110を特定するための識別情報と、プロジェクタ110の名称を示す名称情報とを、プロジェクタ110の投影面に投影する(ステップS310)。次に、プロジェクタ110は、識別情報と、名称情報と、IPアドレスとが対応付けられた接続設定情報を、情報処理端末120へ送信する(ステップS320)。本実施形態では、接続設定情報は、識別情報と名称情報とIPアドレスとが対応付けられて構成される点で、上述の第1実施形態と相違するが、これに限らず、例えば第1実施形態と同様に、接続設定情報は、識別情報とIPアドレスとが対応付けられて構成される形態であってもよい。
次に、情報処理端末120は、プロジェクタ110からの接続設定情報を取得し(ステップS330)、取得した接続設定情報を保持する(ステップS340)。以上のステップS310〜ステップS340のシーケンスが、プロジェクタ110の台数分だけ繰り返され、情報処理端末120は、プロジェクタ110の台数分の接続設定情報を保持する。
次に、ユーザは、プロジェクタ110の投影面に投影されている識別情報を確認し、情報処理端末120に対して、投影を行わせるプロジェクタ110の識別情報を構成する文字列を入力し、投影指示を行う(ステップS350)。次に、情報処理端末120は、ユーザから入力された文字列(入力文字列)に対応する識別情報を含む接続設定情報を有しているか否かを確認する(ステップS360)。なお、「入力文字列に対応する識別情報」とは、入力文字列と完全に一致する識別情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する識別情報を指す形態であってもよい。第2実施形態では、情報処理端末120は、入力文字列と完全に一致する識別情報を含む接続設定情報を有しているか否かを確認する。ここで、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在すると判断した場合、情報処理端末120は、何れかの接続設定情報の選択を促す画面(選択画面)を表示する(ステップS370)。次に、ユーザは、選択画面に対して、何れかの接続設定情報を選択する入力(選択入力)を行う(ステップS380)。情報処理端末120は、ユーザにより選択された接続設定情報(選択入力が行われた接続設定情報)に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110に対して、投影要求を行う(ステップS390)。より具体的には、情報処理端末120は、プロジェクタ110に対して、前述の投影要求情報を送信する。投影要求情報を受け付けたプロジェクタ110は、情報処理端末120からの投影要求情報に含まれる画像データを投影面に投影する(ステップS400)。
以下、プロジェクタ110および情報処理端末120の各々の具体的な内容を説明する。最初に、プロジェクタ110の具体的な内容を説明する。図15は、プロジェクタ110の機能構成例を示すブロック図である。図15に示すように、プロジェクタ110は、プロジェクタ制御部111と、第1記憶部112と、送出部113と、通信部114と、投影部115とを備える。プロジェクタ制御部111は、プロジェクタ110全体を統括的に制御する。第1記憶部112は、プロジェクタ110のIPアドレスと、プロジェクタ110を特定する識別情報と、プロジェクタ110の名称を示す名称情報とが対応付けられた接続設定情報を記憶する。図16は、第1記憶部112に記憶される接続設定情報の一例を示す図である。
次に、情報処理端末120の具体的な内容を説明する。図17は、情報処理端末120の機能構成例を示すブロック図である。図17に示すように、情報処理端末120は、取得部121と、第1受付部122と、通信部123と、接続設定情報管理部140と、第1選択部150とを備える。取得部121の機能は、第1実施形態の取得部21の機能と同様である。第1受付部122の機能は、第1実施形態の第1受付部22の機能と同様である。通信部123の機能は、第1実施形態の通信部23の機能と同様である。
図17に示すように、接続設定情報管理部140は、第2記憶部141と、決定部142と、要求部143とを含む。第2記憶部141は、取得部121により取得された接続設定情報を記憶する。この例では、取得部121は、複数のプロジェクタ110の各々から、それぞれに対応する接続設定情報を取得するので、第2記憶部141には、複数の接続設定情報が登録されることになる。図18は、第2記憶部141のデータ構成の一例を示す図である。図18の例では、第2記憶部141は、接続設定情報を識別する識別番号と、接続設定情報とを対応付けて記憶している。
図17に戻って説明を続ける。決定部142は、第2記憶部141に記憶された複数の接続設定情報のうち、第1受付部122で受け付けた入力文字列に対応する識別情報(本実施形態では、入力文字列と完全に一致する識別情報)を含む接続設定情報が存在するか否かを判断する。入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在する場合は、決定部142は、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在することを示す通知情報を第1選択部150に通知する。例えば通知情報には、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報を特定可能な情報等が含まれる。第1選択部150の具体的な内容については後述する。決定部142は、第1選択部150により選択された接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する。要求部143の機能は、第1実施形態の要求部43の機能と同様である。
第1選択部150は、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在することを示す通知情報を、決定部142から通知された場合、通知情報が示す複数の接続設定情報のうちの何れかの選択を促す画面を表示し、選択入力が行われた接続設定情報を選択する。そして、第1選択部150は、選択した接続設定情報を決定部142に通知する。図19は、情報処理端末120の操作画面(UI)の一例を示す図である。図19の例では、識別情報「1234」を含む2つの接続設定情報のうちの何れかの選択を促す画面が表示され、識別情報「1234」と、名称情報「Room1」と、IPアドレス「10.20.30.40」とが対応付けられた接続設定情報を選択する入力が行われている。
次に、ユーザが、何れかのプロジェクタ110の投影面に投影された識別情報を構成する文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末120の動作例を説明する。図20は、ユーザが、何れかのプロジェクタ110の投影面に投影された識別情報を構成する文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末120の動作例を示すフローチャートである。
図20に示すように、まず決定部142は、第2記憶部141に記憶された複数の接続設定情報のうち、識別番号「1」に対応する接続設定情報を、確認対象にする(ステップS51)。次に、決定部142は、入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる識別情報が一致するか否かを判断する(ステップS52)。入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる識別情報が一致すると判断した場合(ステップS52:YES)、決定部142は、その接続設定情報を第1選択部150による提示の対象(提示対象)とする(ステップS53)。次に、決定部142は、第2記憶部141に記憶された複数の接続設定情報のうち、未確認の接続設定情報があるか否かを判断する(ステップS54)。未確認の接続設定情報があると判断した場合(ステップS54:YES)、決定部142は、次の識別番号「2」に対応する接続設定情報を確認対象とし(ステップS55)、ステップS52以降の処理を繰り返す。また、上述のステップS54において、未確認の接続設定情報は無いと判断した場合(ステップS54:NO)、決定部142は、提示対象の接続設定情報が存在するか否かを判断する(ステップS56)。
上述のステップS56において、提示対象の接続設定情報が存在すると判断した場合(ステップS56:YES)、決定部142は、提示対象の接続設定情報が1つのみであるか否かを判断する(ステップS57)。提示対象の接続設定情報が複数存在すると判断した場合(ステップS57:NO)、決定部142は、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在することを示す通知情報を第1選択部150に通知し、第1選択部150は、通知情報が示す複数の接続設定情報のうちの何れかの選択を促す画面を表示する(ステップS58)。そして、第1選択部150は、ユーザからの選択を受け付けると(ステップS59)、選択入力が行われた接続設定情報を選択し、選択した接続設定情報を決定部142に通知する。この通知を受けて、決定部142は、第1選択部150により選択された接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する(ステップS60)。次に、要求部143は、決定部142により決定されたプロジェクタ110に対して、投影の実行を要求する(ステップS61)。
一方、上述のステップS57において、提示対象の接続設定情報が1つのみであると判断した場合(ステップS57:YES)、決定部142は、上述の通知情報を第1選択部150に通知することはせずに、その提示対象の接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する(ステップS62)。そして、処理は、上述のステップS61に移行する。
また、上述のステップS56において、提示対象の接続設定情報が存在しないと判断した場合(ステップS56:NO)、接続設定情報管理部140(例えば決定部142でもよい)は、入力文字列は不正である旨をユーザに通知する処理を行う(ステップS63)。
図21は、本実施形態の情報処理システム200の具体的な動作手順の一例を示すシーケンス図である。図21に示すように、まずプロジェクタ制御部111は、投影部115に対して、第1記憶部112に記憶された接続設定情報に含まれる識別情報および名称情報の投影を指示する(ステップS71)。プロジェクタ制御部111からの指示を受けた投影部115は、第1記憶部112に記憶された接続設定情報に含まれる識別情報および名称情報をプロジェクタ110の投影面に投影する(ステップS72)。
次に、プロジェクタ制御部111は、送出部113に対して、第1記憶部112に記憶された接続設定情報の送出を指示する(ステップS73)。プロジェクタ制御部111からの指示を受けた送出部113は、接続設定情報を電波により送出する(ステップS74)。
次に、情報処理端末120側の取得部121は、接続設定情報を取得する(ステップS75)。次に、取得部121は、取得した接続設定情報を、第2記憶部141(接続設定情報管理部140)に登録する(ステップS76)。以上のステップS71〜ステップS76のシーケンスは、情報処理システム200に含まれるプロジェクタ110の台数分だけ繰り返される。
次に、プロジェクタ110の投影面に投影された識別情報を視認したユーザは、情報処理端末120の操作画面(図19参照)に対して、視認した識別情報を構成する文字列を入力するとともに投影指示の入力を行う(ステップS77)。第1受付部122は、ユーザが入力する文字列(入力文字列)と、投影指示とを接続設定情報管理部140へ渡す(ステップS78)。次に、決定部142(接続設定情報管理部140)は、第2記憶部141に記憶されている接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報と入力文字列とを比較する(ステップS79)。
第2記憶部141に記憶されている複数の接続設定情報のうち、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が1つのみ存在する場合、決定部142は、その接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する。そして、接続設定情報管理部140(要求部143)は、決定部142により決定されたプロジェクタ110に対して、投影の実行を要求する(ステップS80)。より具体的には、要求部143は、上述の投影要求情報を、通信部123を介して、決定部142により決定されたプロジェクタ110へ送信する。プロジェクタ110側の通信部114で投影要求情報を受信した場合(ステップS81)、通信部114は、受信した投影要求情報を投影部115に渡す(ステップS82)。そして、投影部115は、投影要求情報に含まれる画像データを投影面に投影する。
一方、上述のステップS79において、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が存在しない場合、接続設定情報管理部140は、入力文字列が不正である旨をユーザに通知する(ステップS83)。
一方、上述のステップS79において、入力文字列と一致する識別情報を含む接続設定情報が複数存在する場合、決定部142は、上述の通知情報を第1選択部150に通知し、第1選択部150は、通知情報が示す複数の接続設定情報のうちの何れかの選択を促す画面を表示する(ステップS84)。その画面を見たユーザは、何れかの接続設定情報を選択する入力を行い(ステップS85)、第1選択部150は、ユーザからの選択入力が行われた接続設定情報を選択する。そして、第1選択部150は、選択した接続設定情報を決定部142に通知する(ステップS86)。第1選択部150からの通知を受けて、決定部142は、第1選択部150により選択された接続設定情報を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する。そして、接続設定情報管理部140(要求部143)は、決定部142により決定されたプロジェクタ110に対して、投影の実行を要求する(ステップS87)。より具体的には、要求部143は、上述の投影要求情報を、通信部123を介して、決定部142により決定されたプロジェクタ110へ送信する。プロジェクタ110側の通信部114で投影要求情報を受信した場合(ステップS88)、通信部114は、受信した投影要求情報を投影部115に渡す(ステップS89)。そして、投影部115は、投影要求情報に含まれる画像データを投影面に投影する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
(変形例)
以下に、変形例を記載する。以下の変形例は任意に組み合わせることもできるし、上述の第1実施形態または第2実施形態と組み合わせることもできる。
(1)変形例1
上述の実施形態では、プロジェクタ10(110)を特定する識別情報をユーザに通知するために、プロジェクタ10(110)は、識別情報を投影しているが、これに限らず、例えば識別情報を通知するための投影が行われない形態であってもよい。例えば、識別情報が記載されたラベルがプロジェクタ10(110)本体に貼付される形態であってもよいし、ユーザ操作に応じて、識別情報をユーザに通知するための音声がスピーカ等から出力される形態であってもよい。要するに、識別情報をユーザに通知する方法は任意である。ただし、上述の実施形態によれば、プロジェクタ10(110)の投影画面に識別情報を投影することで、ユーザにプロジェクタ10(110)の識別情報を容易に伝えることができるという利点がある。
(2)変形例2
また、上述の実施形態では、ユーザが使用する情報処理端末に接続される情報処理装置の例として、プロジェクタを挙げて説明したが、これに限られるものではない。要するに、ユーザが使用する情報処理端末に接続される第1情報処理装置は、ネットワーク上の第1情報処理装置を識別するために第1情報処理装置に予め割り当てられたIP情報(IPアドレス)と、IP情報とは異なる情報であって第1情報処理装置を特定する第1情報(例えば識別情報等)と、が対応付けられた第2情報(接続設定情報)を記憶する第1記憶部と、第1記憶部に記憶された第2情報を送出する送出部と、を備えるものであればよく、その種類は任意である。
(3)変形例3
図22は、変形例3のプロジェクタ1100の機能構成例を示すブロック図である。図22に示すように、プロジェクタ1100は、第1生成部1106をさらに備える点で上述の各実施形態と相違する。以下の説明では、上述の各実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。第1生成部1106は、通信部1104に割り当てられたMACアドレスに基づいて識別情報を生成し、生成した識別情報を、IPアドレスと対応付けて第1記憶部1102に記憶させる機能を有する。識別情報の生成アルゴリズムとしては、識別情報が4桁の場合には、例えばMACアドレスの数値を10000で割った余り(0〜9999)を識別情報とするなどが挙げられるが、これに限られるものではない。以上の形態では、通信部1104のMACアドレスは固体毎にユニークとなるよう採番されているので、MACアドレスから生成した識別情報もユニークにすることができるという効果がある。
(4)変形例4
図23は、変形例4のプロジェクタ1110の機能構成例を示すブロック図である。図23に示すように、プロジェクタ1110は、第2生成部1116をさらに備える点で上述の各実施形態と相違する。以下の説明では、上述の各実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。第2生成部1116は、ユーザからの入力に応じて識別情報を生成(修正も含む)し、生成した識別情報を、IPアドレスと対応付けて第11112に記憶させる機能を有する。例えば第2生成部1116は、第1記憶部1112から現在の識別情報を読み出して提示(プロジェクタ1110の操作画面上に表示)し、ユーザはそれを一部修正し、あるいは全部消去して必要な桁数分入力することもできる。そして、ユーザが入力した文字(例えば数字等)が、システムの規定する桁数に足りていない場合は、識別情報として反映できず、「識別情報は4桁です」などといったエラーメッセージを操作画面上に表示することもできる。桁数が正しい場合には、ユーザから入力された文字列を、新たな識別情報として第1記憶部1112に記憶させることもできる。図24は、ユーザが識別情報を設定する際のプロジェクタ1110の操作画面(UI)の一例を示す図である。以上の形態によれば、ユーザの望む識別情報を利用することができるため、利用するプロジェクタの識別情報をユニークにしたり、わかりやすくしたり、複数のプロジェクタを同じ識別情報でグルーピングしたりすることが可能になる。
(5)変形例5
図25は、変形例5の情報処理端末1200の機能構成例を示すブロック図である。図25に示すように、情報処理端末1200は、第2選択部1201をさらに備える点で上述の第2実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第2実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。第2選択部1201は、ユーザの入力に応じて、識別情報および名称情報のうちの何れかを、入力文字列との比較対象として選択する機能を有する。そして、決定部1420は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第2選択部1201により選択された識別情報および名称情報のうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する。なお、「入力文字列に対応する情報」とは、入力文字列と完全に一致する情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1420は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第2選択部1201により選択された識別情報および名称情報のうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する。
次に、ユーザが、プロジェクタ110の投影面に投影された識別情報および名称情報の何れを入力するのかを指定し、指定した情報を構成する文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末1200の動作例を説明する。図26は、情報処理端末1200の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、識別情報の入力を指定し、何れかのプロジェクタ110の投影面に投影された識別情報を構成する「1234」という文字列を入力するとともに、投影指示を入力するためのアイコンをクリックしている。ここでは、第1受付部122は、識別情報の入力を指定することを示すユーザからの入力を受け付けると、その受け付けた入力を示す入力情報を第2選択部1201へ通知する。第2選択部1201は、第1受付部122から通知された入力情報に応じて(つまり、ユーザの入力に応じて)、識別情報を選択する。
図27は、ユーザが、識別情報の入力を指定し、何れかのプロジェクタ110の識別情報を構成する「1234」という文字列を入力するとともに、投影指示を入力した場合の情報処理端末1200の動作例を示すフローチャートである。
図27に示すように、まず決定部1420は、第2記憶部141に記憶された複数の接続設定情報のうち、識別番号「1」に対応する接続設定情報を、確認対象にする(ステップS91)。次に、決定部1420は、入力文字列との比較対象として、識別情報および名称情報のうちの何れが選択されているのかを第2選択部1201に問い合わせ、第2選択部1201により選択された情報を確認する(ステップS92)。この例では、決定部1420は、入力文字列との比較対象として、識別情報が選択されていることを確認する。そして、決定部1420は、入力文字列と、確認対象の接続設定情報に含まれる、第2選択部1201により選択された情報(この例では識別情報)が一致するか否かを判断する(ステップS93)。以降の処理は、図20の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
以上の形態によれば、ユーザは、名称情報の入力を指定するとともに名称情報を構成する文字列を入力することで、投影を行わせるプロジェクを指定することもできる。識別情報の入力は簡単であるが、識別情報そのものは意味を表現しがたい。一方、プロジェクタの名称を示す名称情報は、アルファベットなどで表されるため(例えば「conference_room」等)意味を表現しやすく、ユーザにとって入力し易い。
なお、以上の変形は、上述の第1実施形態に適用することも可能である。
(6)変形例6
図28は、変形例6の情報処理端末1210の機能構成例を示すブロック図である。図28に示すように、情報処理端末1210では、第1受付部1211は、識別情報の入力を受け付けるための第2受付部1212と、名称情報の入力を受け付けるための第3受付部1213と、入力振り分け部1214とを含む点で上述の第2実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第2実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。
入力振り分け部1214は、入力文字列を、第2受付部1212および第3受付部1213の各々に振り分ける機能を有する。決定部1421は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報および名称情報と、第2受付部1212および第3受付部1213の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する識別情報または名称情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。なお、「入力文字列に対応する識別情報または名称情報」とは、入力文字列と完全に一致する識別情報または名称情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する識別情報または名称情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1421は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報および名称情報と、第2受付部1212および第3受付部1213の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する識別情報または名称情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。図29は、情報処理端末1210の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、投影を行わせるプロジェクタ110を指定する際に、識別情報および名称情報のうちの何れを入力するのかを指定する必要が無く、何れを入力しても、プロジェクタを指定できるという利点がある。
なお、以上の変形は、上述の第1実施形態に適用することも可能である。
(7)変形例7
図30は、変形例7の情報処理端末1220の機能構成例を示すブロック図である。図30に示すように、情報処理端末1220は、第3選択部1221をさらに備える点で上述の第1実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第1実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。第3選択部1221は、ユーザの入力に応じて、識別情報およびIPアドレスのうちの何れかを、入力文字列との比較対象として選択する機能を有する。そして、決定部1422は、第2記憶部41に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第3選択部1221により選択された識別情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する機能を有する。なお、「入力文字列に対応する情報」とは、入力文字列と完全に一致する情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1422は、第2記憶部41に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第3選択部1221により選択された識別情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する機能を有する。
図31は、情報処理端末1220の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、識別情報の入力を指定し、プロジェクタ10の投影面に投影された識別情報を構成する「1234」という文字列を入力するとともに、投影指示を入力するためのアイコンをクリックしている。ここでは、第1受付部22は、識別情報の入力を指定することを示すユーザからの入力を受け付けると、その受け付けた入力を示す入力情報を第3選択部1221へ通知する。第3選択部1221は、第1受付部22から通知された入力情報に応じて(つまり、ユーザの入力に応じて)、識別情報を選択する。第3選択部1221は、決定部1422からの問い合わせに応じて、識別情報およびIPアドレスのうちの何れを選択したのかを決定部1422に通知する機能も有する。
以上の形態によれば、ユーザは、IPアドレスの入力を指定するとともにIPアドレスを構成する文字列を入力することで、投影を行わせるプロジェクタ10を指定することもできる。つまり、ネットワークで接続された機器を指定する最も一般的な手段であるIPアドレスを、プロジェクタの指定に利用できる。この場合、プロジェクタ10は、第1記憶部12に記憶された接続設定情報に含まれるIPアドレスをプロジェクタ10の投影面に投影することもできる。なお、以上の変形は、上述の第2実施形態に適用することも可能である。
要するに、ユーザが使用する情報処理端末(請求項の「第2情報処理装置」)は、情報処理端末と接続される第1情報処理装置(例えばプロジェクタ)のIP情報(IPアドレス)と、第1情報処理装置を特定する第1情報(例えば識別情報)とが対応付けられた第2情報(例えば接続設定情報)を取得する取得部と、取得部により取得された第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、第2記憶部に記憶された1以上の第2情報のうち、入力文字列に対応する第1情報に含まれるIP情報で識別される第1情報処理装置を、ユーザから要求される処理を実行させる第1情報処理装置として決定する決定部と、を備える形態であればよい。
(8)変形例8
図32は、変形例8の情報処理端末1230の機能構成例を示すブロック図である。図32に示すように、情報処理端末1230では、第1受付部1231は、IPアドレスの入力を受け付けるための第4受付部1232と、識別情報の入力を受け付けるための第5受付部1233と、入力振り分け部1234とを含む点で上述の第1実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第1実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。
入力振り分け部1234は、入力文字列を、第4受付部1232および第5受付部1233の各々に振り分ける機能を有する。決定部1423は、第2記憶部41に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報と、第4受付部1232および第5受付部1233の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する識別情報またはIPアドレスを含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する機能を有する。なお、「入力文字列に対応する識別情報またはIPアドレス情報」とは、入力文字列と完全に一致する識別情報またはIPアドレス情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する識別情報またはIPアドレス情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1423は、第2記憶部41に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる識別情報と、第4受付部1232および第5受付部1233の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する識別情報またはIPアドレスを含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ10を、投影を行わせるプロジェクタ10として決定する機能を有する。図33は、情報処理端末1230の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、投影を行わせるプロジェクタ10を指定する際に、識別情報およびIPアドレスのうちの何れを入力するのかを指定する必要が無く、何れを入力しても、プロジェクタ10を指定できるという利点がある。なお、以上の変形は、上述の第2実施形態に適用することも可能である。
要するに、ユーザが使用する情報処理端末(請求項の「第2情報処理装置」)は、情報処理端末と接続される第1情報処理装置(例えばプロジェクタ)のIP情報(IPアドレス)と、第1情報処理装置を特定する第1情報(例えば識別情報)とが対応付けられた第2情報(例えば接続設定情報)を取得する取得部と、取得部により取得された第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、第2記憶部に記憶された1以上の第2情報のうち、入力文字列に対応する第1情報を含む第2情報に含まれるIP情報で識別される第1情報処理装置を、ユーザから要求される処理を実行させる第1情報処理装置として決定する決定部と、を備える形態であればよい。
(9)変形例9
図34は、変形例9の情報処理端末1240の機能構成例を示すブロック図である。図34に示すように、情報処理端末1240は、第4選択部1241をさらに備える点で上述の第2実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第2実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。第4選択部1241は、ユーザの入力に応じて、識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかを、入力文字列との比較対象として選択する機能を有する。そして、決定部1422は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第4選択部1241により選択された識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。なお、「入力文字列に対応する情報」とは、入力文字列と完全に一致する情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1422は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、第4選択部1241により選択された識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報と、入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する情報を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスで識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。
図35は、情報処理端末1240の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、識別情報の入力を指定し、何れかのプロジェクタ110の投影面に投影された識別情報を構成する「1234」という文字列を入力するとともに、投影指示を入力するためのアイコンをクリックしている。ここでは、第1受付部122は、識別情報の入力を指定することを示すユーザからの入力を受け付けると、その受け付けた入力を示す入力情報を第4選択部1241へ通知する。第4選択部1241は、第1受付部122から通知された入力情報に応じて(つまり、ユーザの入力に応じて)、識別情報を選択する。第4選択部1241は、決定部1424からの問い合わせに応じて、識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れを選択したのかを通知する機能も有する。
以上の形態によれば、ユーザは、識別情報、名称情報およびIPアドレスの何れかの入力を指定し、指定した情報を構成する文字列を入力することで、投影を行わせるプロジェクタ10を指定することもできる。
なお、以上の変形は、上述の第1実施形態に適用することも可能である。
(10)変形例10
図36は、変形例10の情報処理端末1250の機能構成例を示すブロック図である。図36に示すように、情報処理端末1250では、第1受付部1251は、識別情報の入力を受け付けるための第2受付部1252と、名称情報の入力を受け付けるための第3受付部1253と、IPアドレスの入力を受け付けるための第4受付部1254と、入力振り分け部1255とを含む点で上述の第1実施形態と相違する。以下の説明では、上述の第1実施形態と重複する部分については適宜に説明を省略する。
入力振り分け部1255は、入力文字列を、第2受付部1252、第3受付部1253および第4受付部1254の各々に振り分ける機能を有する。決定部1425は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、識別情報、名称情報およびIPアドレスと、第2受付部1252、第3受付部1253および第4受付部1254の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列に対応する情報(識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報)を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。なお、「入力文字列に対応する情報(識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報)」とは、入力文字列と完全に一致する情報を指す形態であってもよいし、入力文字列と部分的に一致する情報を指す形態であってもよい。この例では、決定部1425は、第2記憶部141に記憶された接続設定情報ごとに、接続設定情報に含まれる、識別情報、名称情報およびIPアドレスと、第2受付部1252、第3受付部1253および第4受付部1254の各々で受け付けた入力文字列とを比較し、入力文字列と完全に一致する情報(識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れかの情報)を含む何れかの接続設定情報に含まれるIPアドレスにより識別されるプロジェクタ110を、投影を行わせるプロジェクタ110として決定する機能を有する。図37は、情報処理端末1250の操作画面(UI)の一例を示す図である。この例では、ユーザは、投影を行わせるプロジェクタ110を指定する際に、識別情報、名称情報およびIPアドレスのうちの何れを入力するのかを指定する必要が無く、何れを入力しても、プロジェクタ110を指定できるという利点がある。
なお、以上の変形は、上述の第2実施形態に適用することも可能である。
なお、上述のプロジェクタおよび情報処理端末で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述のプロジェクタおよび情報処理端末で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述のプロジェクタおよび情報処理端末で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
10 プロジェクタ
11 プロジェクタ制御部
12 第1記憶部
13 送出部
14 通信部
15 投影部
20 情報処理端末
21 取得部
22 受付部
23 通信部
30 中継器
40 接続設定情報管理部
41 第2記憶部
42 決定部
43 要求部
100 情報処理システム
特開2003−069923号公報

Claims (13)

  1. 1以上の第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置と接続可能な第2情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
    前記第1情報処理装置は、
    ネットワーク上の前記第1情報処理装置を識別するために前記第1情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記第1情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記第1情報をスクリーンに投影する投影部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記第2情報を送出し続ける送出部と、を備え、
    前記第2情報処理装置は、
    前記第2情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された1以上の前記第2情報を記憶する第2記憶部と、
    ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、
    前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記第1情報処理装置に対して、前記ユーザから要求される処理の実行を要求する要求部と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記第1情報は、前記IP情報を構成する文字列の長さよりも短い文字列で構成される、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2情報処理装置は、
    前記入力文字列に対応する前記第1情報または前記IP情報を含む前記第2情報が複数存在する場合、何れかの前記第2情報の選択を促す画面を表示し、選択入力が行われた前記第2情報を選択する第1選択部を備え、
    前記決定部は、前記第1選択部により選択された前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1情報処理装置は、
    前記ネットワークを介して、第2情報処理装置と通信する通信部と、
    前記通信部に割り当てられたMACアドレスに基づいて前記第1情報を生成し、生成した前記第1情報を、前記IP情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第1生成部と、を備える、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  5. 前記第1情報処理装置は、
    前記ユーザからの入力に応じて、前記第1情報を生成し、生成した前記第1情報を、前記IP情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第2生成部と、を備える、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  6. 前記第1情報は、前記IP情報を構成する文字列の長さよりも短い文字列を示す識別情報、または、前記第情報処理装置の名称を示す名称情報であり、
    前記第2情報は、前記識別情報と前記名称情報と前記IP情報とが対応付けられた情報であり、
    前記第2情報処理装置は、
    前記ユーザの入力に応じて、前記識別情報および前記名称情報のうちの何れかを、前記入力文字列との比較対象として選択する第2選択部を備え、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第2情報に含まれる、前記第2選択部により選択された前記識別情報および前記名称情報のうちの何れかの情報と、前記入力文字列とを比較し、前記入力文字列に対応する前記情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  7. 前記第1情報は、前記IP情報を構成する文字列の長さよりも短い文字列を示す識別情報、または、前記第情報処理装置の名称を示す名称情報であり、
    前記第2情報は、前記識別情報と前記名称情報と前記IP情報とが対応付けられた情報であり、
    前記第1受付部は、
    前記識別情報の入力を受け付けるための第2受付部と、前記名称情報の入力を受け付けるための第3受付部と、前記入力文字列を、前記第2受付部および前記第3受付部の各々に振り分ける入力振り分け部と、を含み、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第2受付部および前記第3受付部の各々で受け付けた前記入力文字列と、前記第2情報に含まれる前記識別情報および前記名称情報とを比較し、前記入力文字列に対応する前記識別情報または前記名称情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  8. 前記第2情報処理装置は、
    前記ユーザの入力に応じて、前記第1情報および前記IPのうちの何れかを、前記入力文字列との比較対象として選択する第3選択部を備え、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第2情報に含まれる、前記第3選択部により選択された前記第1情報および前記IP情報のうちの何れかの情報と、前記入力文字列とを比較し、前記入力文字列に対応する前記情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  9. 前記第1受付部は、
    前記IP情報の入力を受け付けるための第4受付部と、前記第1情報の入力を受け付けるための第5受付部と、前記入力文字列を、前記第4受付部および前記第5受付部の各々に振り分ける入力振り分け部と、を含み、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第4受付部および前記第5受付部の各々で受け付けた前記入力文字列と、前記第2情報に含まれる前記第1情報および前記IP情報とを比較し、前記入力文字列に対応する前記第1情報または前記IP情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  10. 前記第1情報は、前記IP情報を構成する文字列の長さよりも短い文字列を示す識別情報、または、前記第情報処理装置の名称を示す名称情報であり、
    前記第2情報は、前記識別情報と前記名称情報と前記IP情報とが対応付けられた情報であり、
    前記第2情報処理装置は、
    前記ユーザの入力に応じて、前記識別情報、前記名称情報および前記IP情報のうちの何れかを、前記入力文字列との比較対象として選択する第4選択部を備え、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第2情報に含まれる、前記第4選択部により選択された前記識別情報、前記名称情報および前記IP情報のうちの何れかの情報と、前記入力文字列とを比較し、前記入力文字列に対応する前記情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  11. 前記第1情報は、前記IP情報を構成する文字列の長さよりも短い文字列を示す識別情報、または、前記第情報処理装置の名称を示す名称情報であり、
    前記第2情報は、前記識別情報と前記名称情報と前記IP情報とが対応付けられた情報であり、
    前記第1受付部は、
    前記識別情報の入力を受け付けるための第2受付部と、前記名称情報の入力を受け付けるための第3受付部と、前記IP情報の入力を受け付けるための第4受付部と、前記ユーザからの入力を、前記第2受付部、前記第3受付部および前記第4受付部の各々に振り分ける入力振り分け部と、を含み、
    前記決定部は、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報ごとに、前記第2情報に含まれる、前記識別情報、前記名称情報および前記IP情報と、前記第2受付部、前記第3受付部および前記第4受付部の各々で受け付けた前記入力文字列とを比較し、前記入力文字列に対応する情報を含む何れかの前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記第1情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記第1情報処理装置として決定する、
    請求項1乃至のうちの何れかに記載の情報処理システム。
  12. ユーザが使用する情報処理端末と接続可能な情報処理装置であって、
    ネットワーク上の前記情報処理装置を識別するために前記情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記第1情報をスクリーンに投影する投影部と、
    前記第2情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記情報処理装置として決定する決定部と、を備える前記情報処理端末に対して、前記第1記憶部に記憶された前記第2情報を送信し続ける制御を行う送信制御部と、を備える、
    情報処理装置。
  13. ユーザが使用する情報処理端末と接続可能な情報処理装置に、
    ネットワーク上の前記情報処理装置を識別するために前記情報処理装置に予め割り当てられたIP情報と、前記IP情報とは異なる情報であって前記情報処理装置を特定する第1情報と、が対応付けられた第2情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第2情報を記憶する第2記憶部と、ユーザが入力する文字列を示す入力文字列を受け付ける第1受付部と、前記第2記憶部に記憶された1以上の前記第2情報のうち、前記入力文字列に対応する前記第1情報を含む前記第2情報に含まれる前記IP情報で識別される前記情報処理装置を、前記ユーザから要求される処理を実行させる前記情報処理装置として決定する決定部と、を備える前記情報処理端末に対して、前記第2情報を記憶する第1記憶部に記憶された前記第2情報を送出し続ける制御を行う送信制御ステップを実行させるためのプログラム。
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