JP4274217B2 - 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4274217B2
JP4274217B2 JP2006255626A JP2006255626A JP4274217B2 JP 4274217 B2 JP4274217 B2 JP 4274217B2 JP 2006255626 A JP2006255626 A JP 2006255626A JP 2006255626 A JP2006255626 A JP 2006255626A JP 4274217 B2 JP4274217 B2 JP 4274217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
connection information
connection
image display
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006255626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008077380A (ja
Inventor
博行 市枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006255626A priority Critical patent/JP4274217B2/ja
Priority to US11/832,343 priority patent/US8279258B2/en
Publication of JP2008077380A publication Critical patent/JP2008077380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4274217B2 publication Critical patent/JP4274217B2/ja
Priority to US13/599,506 priority patent/US8933984B2/en
Priority to US14/557,925 priority patent/US9432644B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3147Multi-projection systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3197Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using light modulating optical valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法に関する。
近年、会議等で発表や報告を行う際に、パーソナルコンピュータ(以降、「PC」という)等にデジタルデータとして記憶させた資料を、プロジェクタによって拡大表示させることにより、多くの参加者に発表内容を視認させることが可能になっている。さらに最近は、無線LAN(Local Area Network)による無線通信が可能なプロジェクタを用いることにより、PCからプロジェクタへのデータ転送をワイヤレスで行うことが可能になっている。このようなプロジェクタを用いれば、ケーブルが邪魔になることがなくなるうえ、複数の発表者が各々のPCを用いて入れ替わり発表を行う場合でも、ケーブルを接続し直す作業をなくすことができる。
しかしながら、無線LANによってPCからプロジェクタにネットワーク接続を行うためには、必要な接続情報、例えば、プロジェクタのIPアドレスや、ネットワーク名を示すESSID(Extended Service Set IDentifier)等の識別子、或いは通信データの暗号化技術であるWEP(Wired Equivalent Privacy)におけるパスワード等をPCに入力する必要がある。この入力作業を行うためには、あらかじめプロジェクタの接続情報を調べておかねばならず、また、接続情報を把握していたとしても、ネットワークに関する知識がないと入力作業を行うことは困難であった。
このような問題点に鑑み、1つの電子機器(例えば、携帯情報端末)から他の電子機器(例えば、プロジェクタ)に簡便にアクセスするための技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の画像表示システムでは、プロジェクタに接続するための接続情報(ID情報)が、非接触タグやバーコードの形態でプロジェクタ本体、或いはスクリーンの一部に取り付けられており、ユーザが、非接触タグリーダやバーコードリーダを備えた携帯情報端末をプロジェクタやスクリーンに近づけて、携帯情報端末に接続情報を読み取らせると、携帯情報端末は、読み取った接続情報に基づいてプロジェクタとのネットワーク接続を確立させることができるようになっている。
国際公開第WO2003/015451パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載の画像表示システムでは、非接触タグやバーコード(印刷物)等を、ID情報としてプロジェクタやスクリーンに取り付ける作業を行わなければならないうえ、その際に誤ったID情報を取り付けてしまう恐れがあった。また、取り付けたID情報を読み取る際には、携帯情報端末をプロジェクタやスクリーンに近づける必要があるため、ユーザは、接続の都度、携帯情報端末を持って移動しなければならなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プロジェクタ等の画像表示装置にネットワーク接続を行うための手続きを容易に行うことが可能な画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置であって、前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段とを有することを特徴とする。
この画像表示装置によれば、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化して接続情報コードを生成し、これを画像として表示するため、接続情報を記した非接触タグや印刷物等を、画像表示装置に取り付ける作業を行う必要がなくなるうえ、誤った接続情報を取り付けてしまう恐れがなくなる。この結果、画像表示装置にネットワーク接続するための手続きを容易に行うことが可能となる。
さらに、画像制御手段が、表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させるため、ネットワークの接続状況(接続されている画像供給装置の台数、どの画像供給装置が接続されているか等)を容易に認識することが可能となる。
この画像表示装置において、前記符号化手段は、前記接続情報に前記各領域を特定可能な領域情報を付加し、前記領域情報が付加された前記接続情報を符号化して前記各領域に対応する複数の接続情報コードを生成し、前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報及び前記領域情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記領域情報を取得して、当該領域情報が表す領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させるようにしてもよい。
この画像表示装置によれば、符号化手段が、接続情報に各領域を特定可能な領域情報を付加して符号化することにより、各領域に対応する複数の接続情報コードを生成し、画像制御手段が、各領域に、それぞれに対応する接続情報コードを表示させて画像供給装置に接続情報及び領域情報を認識させた後に、画像供給装置が認識した領域情報を取得して、この領域情報が表す領域に、画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる。つまり、ユーザは、所望の領域に表示された接続情報コードを画像供給装置に認識させることにより、この領域に画像を表示させることが可能となるため、画像を表示させる領域を容易に指定することが可能となる。
この画像表示装置において、前記各領域には、異なる接続情報が割り当てられており、前記符号化手段は、前記各領域に割り当てられた前記接続情報を符号化して複数の接続情報コードを生成し、前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記接続情報を取得して、当該接続情報に対応する領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させるようにしてもよい。
この画像表示装置によれば、符号化手段が、各領域に割り当てられた接続情報を符号化して複数の接続情報コードを生成し、画像制御手段が、各領域に、それぞれに対応する接続情報コードを表示させて画像供給装置に接続情報を認識させた後に、画像供給装置が認識した接続情報を取得して、この接続情報に対応する領域に、画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる。つまり、ユーザは、所望の領域に表示された接続情報コードを画像供給装置に認識させることにより、この領域に画像を表示させることが可能となるため、画像を表示させる領域を容易に指定することが可能となる。
この画像表示装置において、前記符号化手段は、前記各領域に共通の接続情報コードを生成し、前記画像制御手段は、前記接続情報コードを前記表示手段に表示させて前記画像供給装置に前記接続情報を認識させた後に、ネットワーク接続された前記画像供給装置に前記複数の領域のいずれかを割り当てて、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を、割り当てられた前記領域に表示させるようにしてもよい。
この画像表示装置によれば、画像制御手段が、ネットワーク接続された画像供給装置に、画像を表示する領域を割り当てるため、複数の画像供給装置が同一の領域に画像を表示させようとしてしまう事態を抑制することが可能となる。
この画像表示装置において、前記表示手段の前記画像表示領域に、前記複数の画像供給装置から入力される画像信号に基づいた複数の画像が表示される状態と、前記画像表示領域の略全域に、前記複数の画像供給装置のいずれか1つの画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像が表示される状態とを切り替える切替手段を有していることが望ましい。
この画像表示装置によれば、表示手段の画像表示領域に、複数の画像が表示される状態と、いずれか1つの画像が略全域に表示される状態とを切り替える切替手段を有しているため、1つの画像を大きく表示させた状態で鑑賞できるとともに、鑑賞の前後、或いはその途中で、容易にネットワークの接続状況を確認することが可能となる。
本発明の画像表示システムは、画像信号を出力する複数の画像供給装置と、当該複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置とを含む画像表示システムであって、前記画像表示装置は、前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段とを有し、前記画像供給装置は、前記表示手段によって表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する接続情報認識手段と、前記接続情報認識手段によって認識された前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行うネットワーク接続手段とを有することを特徴とする。
この画像表示システムによれば、画像表示装置が、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化して接続情報コードを生成し、これを画像として表示するため、接続情報を記した非接触タグや印刷物等を、画像表示装置に取り付ける作業を行う必要がなくなるうえ、誤った接続情報を取り付けてしまう恐れがなくなる。この結果、画像表示装置にネットワーク接続するための手続きを容易に行うことが可能となる。
さらに、画像表示装置が、表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段を備えているため、ネットワークの接続状況(接続されている画像供給装置の台数、どの画像供給装置が接続されているか等)を容易に認識することが可能となる。
本発明のネットワーク接続方法は、画像信号を出力する画像供給装置と、表示手段を有し、前記画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を、前記表示手段の画像表示領域に表示する画像表示装置とを含む画像表示システムのネットワーク接続方法であって、前記画像表示装置が、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する第1のステップと、前記画像表示装置が、前記画像表示領域に前記接続情報コードを表示する第2のステップと、前記画像供給装置が、前記画像表示領域に表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する第3のステップと、前記画像供給装置が、認識した前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行う第4のステップと、前記画像表示装置が、前記画像表示領域を複数に分割した領域の1つと、前記ネットワーク接続された画像供給装置とを対応付ける第5のステップと、前記画像表示装置が、前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像を、当該画像供給装置に対応付けられた前記領域に表示する第6のステップとを有することを特徴とする。
このネットワーク接続方法によれば、画像表示装置が、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化して接続情報コードを生成し、これを画像として表示するため、接続情報を記した非接触タグや印刷物等を、画像表示装置に取り付ける作業を行う必要がなくなるうえ、誤った接続情報を取り付けてしまう恐れがなくなる。この結果、画像表示装置にネットワーク接続するための手続きを容易に行うことが可能となる。
さらに、画像表示装置が、画像表示領域を複数に分割した領域の1つと、ネットワーク接続された画像供給装置と対応付け、この画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を、対応付けられた領域に表示させるため、ネットワークの接続状況(接続されている画像供給装置の台数、どの画像供給装置が接続されているか等)を容易に認識することが可能となる。
また、上述した画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法が、画像表示装置及び画像供給装置に備えられたコンピュータを用いて構築されている場合には、本発明は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクタの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態の画像表示システムの概略構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態の画像表示システム1は、無線LANによるネットワーク通信が可能なプロジェクタ50と、同じく無線LANによるネットワーク通信が可能な携帯電話等の情報端末80とを含んで構成されている。
情報端末80は、プロジェクタ50との間で無線LANによるネットワーク接続(無線LAN接続)がなされた状態で、プロジェクタ50に対して画像信号を供給(送信)することが可能になっており、本発明の画像供給装置に相当する。プロジェクタ50は、会議室等の天井に設置(天吊り)され、情報端末80から受信した画像信号に応じた画像(受信画像)を、壁面に備えられたスクリーンSC等に投写する画像表示装置である。本実施形態では、無線LANの接続形態として、装置同士をアクセスポイント70を介して接続させるインフラストラクチャモード(アクセスポイントモード)を利用しており、プロジェクタ50と情報端末80との通信は、アクセスポイント70を介して行われる。なお、これ以降、プロジェクタ50と情報端末80との通信にアクセスポイント70が介在する旨の説明は省略する。
プロジェクタ50は、4台の情報端末80(80a〜80d)と無線LAN接続が可能であるとともに、その画像表示領域(投写領域PA)を4つの小領域A(Aa〜Ad)に分割可能となっている。このため、プロジェクタ50は、無線LAN接続された複数(最大で4台)の情報端末80からの受信画像を、それぞれ個別の小領域Aに表示させることができる。
また、プロジェクタ50は、情報端末80と無線LAN接続を行う際に、ネットワーク名を表すESSID等、接続に必要な接続情報を図形化(符号化)した接続情報コードC(図8参照)をスクリーンSCに投写することができる。本実施形態では、接続情報コードCとして、マトリックス型の2次元コードであるQRコード(登録商標)を用いるものとするが、他のマトリクス型2次元コードや、バーコードを積み上げた形のスタック型の2次元コードを用いてもよい。或いは、2次元コードを時系列に変化させる3次元コード等、2次元コード以外のコードを用いることも可能である。
情報端末80は、CCDカメラ等からなる撮像部85を備えており、プロジェクタ50からスクリーンSCに投写された接続情報コードCを撮像することができる。さらに、情報端末80は、撮像した接続情報コードCからプロジェクタ50の接続情報を認識することが可能となっており、この接続情報に基づいてプロジェクタ50との無線LAN接続を行うことにより、プロジェクタ50に対して画像信号を供給することができるようになる。
次に、プロジェクタ50及び情報端末80の概略構成について説明する。
図2は、画像表示システム1におけるプロジェクタ50及び情報端末80の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プロジェクタ50は、表示手段としての画像投写部51、制御部55、記憶手段としての記憶部56、操作部57、操作信号受信部58、インターフェイス(I/F)部59、画像信号処理部60、ランプ駆動部61、通信部63、ライトバルブ駆動部64、リモコンRC等で構成されており、画像投写部51には、光源部52、3つの液晶ライトバルブ53R,53G,53B、投写光学系としての投写レンズ54等が含まれている。
光源部52は、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプ等の放電ランプ52aと、放電ランプ52aが放射した光を液晶ライトバルブ53R,53G,53B側に反射するリフレクタ52bとを含んで構成されている。光源部52から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換されるとともに、図示しない色分離光学系によって、光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ53R,53G,53Bに入射する。
液晶ライトバルブ53R,53G,53Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成され、各透明基板の内面には、液晶に対して微小領域(画素)毎に駆動電圧を印加可能な透明電極(画素電極)がマトリクス状に形成されている。
ライトバルブ駆動部64が、入力される画像信号に応じた駆動電圧を各画素に印加することにより、各画素は、画像信号に応じた光透過率に設定される。つまり、光源部52から射出された光は、この液晶ライトバルブ53R,53G,53Bを透過することによって変調され、画像信号に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ54によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部55は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、コンピュータとして機能するものである。制御部55は、記憶部56に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、バス65を介して接続されている前記各部56〜61の動作を統括制御する。
記憶部56は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部56には、プロジェクタ50の動作を制御するための様々な制御プログラムや各種データ等が記憶されている。
記憶部56が記憶するデータには、外部の装置がプロジェクタ50に無線LAN接続する際に必要となる接続情報が含まれている。接続情報には、前述したESSIDに加えて、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使用するか否かを表す情報、プロジェクタ50のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、及び通信データを暗号化するWEPのパスワード等が含まれている。
また、記憶部56が記憶する制御プログラムには、外部の装置と無線LAN接続するための処理内容やその順序を規定した接続確立プログラムPPが含まれている。この接続確立プログラムPPには、接続情報を符号化して接続情報コードCを生成するためのコード生成プログラムがサブルーチンとして内包されている。なお、制御部55がこのコード生成プログラムに従って動作することにより、記憶部56に記憶されている接続情報を符号化することが可能となることから、コード生成プログラムに従って動作する際の制御部55が、本発明の符号化手段に相当する。
操作部57及びリモコンRCは、プロジェクタ50に対して各種指示を行うための複数の操作ボタンを備えている。操作部57及びリモコンRCが備える操作ボタンとしては、電源のオン・オフを行うための「電源ボタン」、メニュー画像を投写させる「メニューボタン」、メニュー画像上でカーソルを移動させる「カーソルボタン」、無線LAN接続を指示するための「接続ボタン」等がある。ユーザが操作部57の各種操作ボタンを操作すると、操作部57は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部55に出力する。また、ユーザがリモコンRCの各種操作ボタンを操作すると、リモコンRCは、ユーザの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発し、操作信号受信部58がこれを受信して制御部55に伝達する。
インターフェイス部59は、USB(Universal Serial Bus)コントローラやPCI(Peripheral Component Interconnect)コントローラ等の各種デバイスコントローラを搭載しており、外部デバイスとの間でデータの入出力を行う。インターフェイス部59には、外部デバイスを接続するためのカードスロットやUSBポート(いずれも図示せず)が設けられており、本実施形態のカードスロットには、通信部63が接続されている。
通信部63は、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11a等の無線LAN規格に対応した無線LANカードであり、制御部55の指示に基づいて、無線LAN接続に関わるコマンドの送受信や、画像信号の受信等を行うことができる。通信部63が画像信号を受信すると、当該画像信号は画像信号処理部60に出力される。なお、通信部63は、無線LANに接続可能な無線端末装置であればよく、例えば、USBポートに装着する無線LANアダプタや、プロジェクタ50に予め内蔵されている無線LANモジュールを用いるようにしてもよい。
画像信号処理部60は、画像プロセッサであり、制御部55の指示に従って、入力端子(図示せず)またはインターフェイス部59を介して入力される画像信号に対して信号処理を施し、液晶ライトバルブ53R,53G,53Bの各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像データを生成する。ここで、本実施形態の画像信号処理部60は、投写領域PAを4分割(縦横各2分割)した小領域Aのそれぞれに、異なる情報端末80からの受信画像が表示されるように、各情報端末80から入力される画像信号のそれぞれに対してスケーリング(解像度変換)処理を施して、小領域Aの大きさに対応する画像データを生成するとともに、これらを結合させた1つの画像データを生成する。また、画像信号処理部60は、無線LAN接続された複数の情報端末80のうち、いずれか1つの情報端末80からの受信画像が、投写領域PAの全面に表示されるような画像処理を行うことも可能である。画像信号処理部60は、生成した画像データを画像信号としてライトバルブ駆動部64に出力する。なお、画像信号処理部60及び制御部55は、本発明の画像制御手段に相当する。
ライトバルブ駆動部64は、画像信号処理部60から入力される画像信号(画像データ)に基づいて、3つの液晶ライトバルブ53R,53G,53Bを駆動する。この結果、画像投写部51から画像信号に応じた画像(画像光)が投写される。
ランプ駆動部61は、光源部52の点灯及び消灯を制御する点灯制御回路であり、光源部52を点灯させるために高電圧を発生して放電経路を形成するイグナイタ回路と、点灯後の安定した点灯状態を維持するためのバラスト回路(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。
次に、情報端末80の概略構成について、携帯電話の場合を例にして説明する。
図2に示すように、情報端末80は、図示しない通話手段(通話用のアンテナ、マイク、スピーカ等)の他に、制御部81、記憶部82、操作部83、表示部84、撮像部85、通信部86等を備えている。
制御部81は、CPU等を備え、コンピュータとして機能するものであり、記憶部82に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、バス87を介して接続されている前記各部82〜86の動作を統括制御する。
記憶部82は、マスクROMや、フラッシュメモリ、FeRAM等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部82には、情報端末80の動作を制御するための様々な制御プログラムや、プロジェクタ50で投写するための画像データ等が記憶されている。
記憶部82が記憶する制御プログラムには、外部の画像表示装置と無線LAN接続するための処理内容とその順序を規定した接続確立プログラムPMが含まれている。この接続確立プログラムPMには、撮像部85が撮像した画像に含まれる接続情報コードCを解析し、この接続情報コードCに含まれる接続情報を認識するためのコード解析プログラムがサブルーチンとして内包されている。なお、制御部81がこのコード解析プログラムに従って動作することにより、撮像した接続情報コードCを解析し、それに含まれる接続情報を認識することが可能となることから、コード解析プログラムに従って動作する際の制御部81が、本発明の接続情報認識手段に相当する。
操作部83は、情報端末80に対して各種指示を行うための複数の操作ボタンを備えている。操作部83が備える操作ボタンとしては、通話を行うために必要な各種ボタン(通話用ボタン)に加えて、情報端末80を電話機として使用可能な状態(電話モード)とデジタルカメラとして使用可能な状態(カメラモード)等を切り替えるための「モード切替ボタン」、無線LAN接続を指示するための「接続ボタン」、無線LAN接続の切断を指示するための「切断ボタン」、撮像部85によって画像の撮像(記録)を指示するための「シャッタボタン」、投写される画像の表示状態(詳しくは後述する)を切り替える「表示切替ボタン」等がある。ユーザが操作部83の操作ボタンを操作すると、操作部83は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部81に出力する。なお、接続ボタンや切断ボタン、シャッタボタン、通話用ボタン等は、すべてが独立したボタンである必要はなく、1つのボタンに複数の機能を割り当てて、モードの切り替え等に応じて出力する操作信号を切り替えるようにしてもよい。
表示部84は、例えば、TFT(Thin Film Transistor)駆動によるアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置であり、制御部81や撮像部85から出力される画像データに基づいた画像を表示する。
撮像部85は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等で構成されており、制御部81の指示に基づいて被写体を撮像し、撮像結果(撮像画像)を表す画像データを生成する。情報端末80は、ユーザの操作等によってカメラモードに切り替えられた時点から周期的な撮像(画像データの生成)を開始し、撮像画像を表示部84にリアルタイムで表示(モニタ表示)する。この状態で、ユーザにより操作部83のシャッタボタンが操作(押下)されると、制御部81は、その時点で撮像部85が生成した1フレーム(1画面)分の画像データを記憶部82に記憶(記録)する。なお、本明細書では、表示部84にモニタ表示するための撮像を単に「撮像」と表記し、シャッタボタンの操作に応じて画像データを記憶部82に記憶させることを「撮像(記録)」と表記する。
通信部86は、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11a等の無線LAN規格に対応した無線LANモジュールであり、制御部81の指示に基づいて、無線LAN接続に関わるコマンドの送受信や、画像信号の送信等を行うことができる。なお、情報端末80が外部デバイスを接続するためのカードスロットやUSBポートを備える場合には、これらに接続可能な無線LANカードや無線LANアダプタを通信部86として用いるようにしてもよい。
次に、画像表示システム1の動作について、図面を参照して説明する。
プロジェクタ50に電源が投入されると、プロジェクタ50の制御部55は、記憶部56に記憶された制御プログラムに従った動作を開始し、各種初期化動作を行った後、操作部57及び操作信号受信部58からの信号入力を待機する。この状態で、ユーザは、操作部57或いはリモコンRCの接続ボタンを操作することにより、外部の装置(本実施形態では、情報端末80)との無線LAN接続を開始するための指示を行うことができる。
図3は、プロジェクタ50の動作を説明するためのフローチャートであり、図4〜図6は、動作中に投写領域PAに表示される画像を示す説明図である。
図3に示すように、ステップS101では、制御部55は、操作部57及び操作信号受信部58から入力される操作信号に基づいて、無線LAN接続を開始するための指示(接続ボタンの操作)がなされたか否かを判断する。指示があった場合には、ステップS102へ移行し、指示がなかった場合には、当該ステップS101を繰り返す。
無線LAN接続を開始するための指示を受けてステップS102に移行した場合には、制御部55は、記憶部56に記憶されている接続確立プログラムPPに従った動作を開始する。まず、記憶部56から接続情報を読み出し、この接続情報に基づいて、無線LAN接続を行うための設定をプロジェクタ50に施す。
その後、ステップS103では、制御部55は、接続確立プログラムPPのサブルーチンであるコード生成プログラムに従って動作し、読み出した接続情報を符号化して接続情報コードを表す画像データを生成する。このとき、制御部55は、読み出した接続情報に対して小領域Aa〜Adを特定可能な領域情報(例えば、「Aa」、「Ab」、「Ac」、「Ad」を表すテキストデータ)を付加し、その後で符号化を行うことにより、各小領域Aa〜Adに対応する4つの接続情報コードCa〜Cdを表す画像データを生成する。なお、この画像データを生成する際には、接続情報を精度よく認識させるために、接続情報コードC(Ca〜Cd)を構成する略正方形のセル(最小単位)を、投写画像の解像度を決定する液晶ライトバルブ53R,53G,53Bの1画素よりも十分に大きくする必要がある。
ステップS104では、制御部55は、生成した画像データを画像信号として画像信号処理部60に出力する。画像信号処理部60は、前述した信号処理と同様の処理を行って、各小領域Aa〜Adに、それぞれに対応する接続情報コードCa〜Cdが表示されるような画像データを生成し、これをライトバルブ駆動部64に出力する。この結果、画像投写部51から、当該画像信号に応じた画像がスクリーンSCに投写され、図4に示すように、投写領域PAの各小領域Aa〜Adに、それぞれ接続情報コードCa〜Cdが表示される。ここで、投写領域PA内の余白部分等に、「無線LAN接続を行うためには、いずれか1つの接続情報コードを撮影して下さい」等のメッセージを表示するようにしてもよい。接続情報コードCa〜Cdが表示された状態で、ユーザがいずれか1つの接続情報コードCを情報端末80で撮像(記録)すると、情報端末80は、接続情報コードCを解析し、これに含まれる接続情報及び領域情報を認識することができる。
ステップS105では、制御部55は、通信部63が情報端末80から接続要求コマンドを受信したか否かを判断する。接続要求コマンドは、ユーザが情報端末80の操作部83を操作して、プロジェクタ50との無線LAN接続を情報端末80に指示した場合に、情報端末80がプロジェクタ50に送信するコマンドであり、接続要求コマンドには、これを送信した情報端末80のIPアドレスとともに、接続情報コードCを解析して得られた領域情報が含まれている。通信部63が接続要求コマンドを受信した場合には、ステップS106へ移行し、受信していない場合には、当該ステップS105を繰り返す。
接続要求コマンドが受信されてステップS106に移行した場合には、制御部55は、接続を許可する接続応答コマンドを通信部63から情報端末80に送信する。これにより、情報端末80とプロジェクタ50との無線LAN接続が確立し、情報端末80の通信部86からプロジェクタ50の通信部63に対して画像信号を送信することが可能となる。
ステップS107では、制御部55は、情報端末80と小領域Aとの対応付けを行う。具体的には、接続要求コマンドに含まれている情報端末80のIPアドレス及び領域情報を取得し、これ以降、当該IPアドレスの情報端末80からの受信画像は、当該領域情報が表す小領域Aに表示されるように両者(IPアドレス及び領域情報)を対応付けてRAMに記憶する。
ステップS108では、制御部55は、情報端末80から送信される画像信号を通信部63が受信すると、受信信号に含まれるIPアドレスによって送信元の情報端末80を識別し、このIPアドレスに対応する領域情報をRAMから読み出す。その後、制御部55は、読み出した領域情報を画像信号処理部60に出力するとともに、画像信号処理部60に対して画像信号の処理を指示する。画像信号処理部60は、前記指示を受けて、入力された画像信号に基づく画像が、領域情報が表す小領域Aに表示されるような画像データを生成し、これをライトバルブ駆動部64に出力する。これにより、図5に示すように、領域情報によって指定された小領域A(例えば、小領域Aa)に受信画像が表示される。なお、他の小領域Ab〜Adには、引き続き接続情報コードCb〜Cdが表示される。
受信画像を投写している間、ユーザは、情報端末80の操作部83に備わる切断ボタンを操作することにより、無線LAN接続の切断を指示することができる。切断ボタンが操作されると、情報端末80は、プロジェクタ50に対して切断要求コマンドを送信する。
ステップS109では、制御部55は、接続中の情報端末80から切断要求コマンドを受信したか否かを判断する。通信部63を介して切断要求コマンドを受信した場合には、ステップS113に移行し、切断要求コマンドを受信していない場合には、ステップS110に移行する。
切断要求コマンドが受信されず、ステップS110に移行した場合には、制御部55は、他の情報端末80、即ち、既に接続中の情報端末80以外の情報端末80から接続要求コマンドを受信したか否かを判断する。この結果、受信していない場合には、ステップS108に戻って、接続中の情報端末80からの受信画像の投写を継続する。一方、新たに接続要求コマンドを受信した場合には、ステップS111に移行する。
ステップS111では、制御部55は、新たな接続要求コマンドによって指定された小領域Aが使用中か否か、即ち、接続要求コマンドに含まれる領域情報が、既に接続中の情報端末80のIPアドレスに対応付けられてRAMに記憶されているか否かを判断する。この結果、指定された小領域Aが使用中であれば、ステップS112に移行する。一方、指定された小領域Aが未使用であれば、ステップS106に戻り、新たな接続要求コマンドを送信した情報端末80に対して、接続を許可する接続応答コマンドを送信する(ステップS106)とともに、新たな接続要求コマンドに含まれていたIPアドレスと領域情報とを対応付けてRAMに記憶し(ステップS107)、受信画像の投写(ステップS108)を行う。
なお、これ以降は、複数の情報端末80から画像信号が送信されることになるため、制御部55は、ステップS108において、受信した画像信号の送信元をIPアドレスによって識別するとともに、各IPアドレスに対応付けられた小領域Aにそれぞれの画像が表示されるよう、画像信号処理部60に指示を行う。この結果、例えば、図6に示すように、投写領域PA内の複数の小領域Aa,Adに、異なる情報端末80からの受信画像が表示される。また、上記フローを繰り返すことにより、4台の情報端末80に接続された状態では、図1に示したように、すべての小領域Aa〜Adに、異なる情報端末80からの受信画像が表示される。
ステップS111において、指定された小領域Aが使用中であり、ステップS112に移行した場合には、制御部55は、接続を拒否する接続応答コマンドを通信部63から情報端末80に送信する。その後、ステップS108に戻り、既に接続中の情報端末80からの受信画像の投写を継続する。
ステップS109において切断要求コマンドを受信し、ステップS113に移行した場合には、制御部55は、当該切断要求コマンドを送信した情報端末80との無線LAN接続の切断処理を実行するとともに、この情報端末80のIPアドレス、及びこれに対応付けられて記憶されている領域情報をRAMから消去する。さらに、制御部55は、これ以降、この情報端末80が使用していた小領域Aに接続情報コードCが表示されるように、当該小領域Aに対応する接続情報コードCの画像データを画像信号処理部60に出力して、ステップS114に移行する。
ステップS114に移行すると、制御部55は、接続中の他の情報端末80が存在するか否かを判断する。この結果、ステップS113における切断処理により、接続中の情報端末80が1つも存在しなくなった場合には、接続確立プログラムPPの実行を終了して待機状態に戻る。一方、接続中の情報端末80が存在する場合には、ステップS108に戻って、接続中の情報端末80からの受信画像の投写を継続する。
続いて、情報端末80の動作について説明する。
情報端末80に電源が投入されると、制御部81は、記憶部82に記憶された制御プログラムに従った動作を開始し、各種初期化動作を行った後、通話手段に対する着信や、操作部83からの信号入力を待機する。この状態で、ユーザは、操作部83の接続ボタンを操作することにより、プロジェクタ50との無線LAN接続を開始するための指示を行うことができる。
図7は、情報端末80の動作を説明するためのフローチャートであり、図8は、情報端末80の動作を説明するための説明図である。
図7に示すように、ステップS121では、制御部81は、操作部83から入力される操作信号に基づいて、無線LAN接続を開始するための指示(接続ボタンの操作)がなされたか否かを判断する。指示がなされた場合には、ステップS122へ移行し、指示がなされていない場合には、当該ステップS121を繰り返す。
無線LAN接続を開始するための指示を受けてステップS122に移行した場合には、制御部81は、記憶部82に記憶されている接続確立プログラムPMに従った動作を開始する。まず、制御部81は、情報端末80をカメラモードに切り替えるとともに、表示部84に接続情報コード撮像画面を表示させ、接続情報コードCの撮像を促す。接続情報コード撮像画面は、例えば、図8に示すように、タイトル(「バーコード読取り」)の下方に、撮像部85で撮像されている画像をリアルタイム表示するモニタ領域を備えた画面であり、モニタ領域の四隅には、鉤括弧状のガイドマークが表示されている。このガイドマークは、接続情報コードCを撮像(記録)する際に、撮像(記録)すべき大きさの目安となるものであり、ガイドマークが表す大きさで接続情報コードCを撮像(記録)することにより、接続情報を認識する際の認識精度を向上させることができる。
このため、ユーザは、スクリーンSCに接続情報コードCが表示されている状態で、情報端末80の撮像部85をスクリーンSCに向け、表示されている接続情報コードCのうち、画像を投写したい小領域Aに表示されている接続情報コードCを表示部84のモニタ領域に表示させる。その後、ユーザが操作部83のシャッタボタンの操作(撮像操作)を行うと、接続情報コードCが撮像(記録)される。
ステップS123では、制御部81は、撮像操作が行われたか否かを判断する。撮像操作が行われた場合には、ステップS124に移行し、撮像操作が行われなかった場合には、当該ステップS123を繰り返す。
撮像操作が行われてステップS124に移行した場合には、制御部81は、撮像画像(画像データ)を記憶部82に記憶するとともに、接続確立プログラムPMのサブルーチンであるコード解析プログラムに従って動作し、撮像画像に含まれる接続情報コードCを解析して、それに含まれる接続情報及び領域情報の認識を試みる。
ステップS125では、制御部81は、接続情報コードCの解析の結果、接続情報及び領域情報を認識できたか否かを判断する。認識できた場合には、ステップS127に移行し、認識できなかった場合には、認識が失敗した旨を表すメッセージ(「認識失敗」、「もう一度、接続情報コードを撮影してください」等)を表示部84に表示(ステップS126)して、ステップS122に戻る。
接続情報及び領域情報の認識が成功してステップS127に移行した場合には、制御部81は、認識した接続情報に基づいて、無線LAN接続を行うための設定を情報端末80に施す。
さらに、ステップS128では、制御部81は、認識した接続情報及び領域情報に基づいて、プロジェクタ50との無線LAN接続を要求する接続要求コマンドをプロジェクタ50に送信する。
ステップS129では、制御部81は、プロジェクタ50から接続を許可する接続応答コマンドを受信したか否かを判断する。受信した場合には、プロジェクタ50との無線LAN接続が確立し、ステップS130に移行する。一方、接続を拒否する接続応答コマンドを受信した場合には、例えば、「指定した領域は使用中です。」等のように、指定した小領域Aが使用中であるため接続できない旨を示すメッセージを表示(ステップS133)して処理を終了する。なお、制御部81がステップS127〜S129を実行することによって、認識された接続情報に基づく無線LAN接続(ネットワーク接続)を行うことから、ステップS127〜S129を実行する際の制御部81が、本発明のネットワーク接続手段に相当する。
ステップS130では、制御部81は、プロジェクタ50で投写するための画像データを記憶部82から読み出し、これを画像信号として通信部86からプロジェクタ50に送信する。
ステップS131では、制御部81は、操作部83からの操作信号に基づいて、ユーザにより無線LAN接続を切断するための指示(切断ボタンの操作)がなされたか否かを判断する。指示があった場合には、プロジェクタ50に対する切断要求コマンドの送信等、無線LAN接続を切断するための処理(ステップS132)を行って待機状態に戻る。一方、指示がなかった場合には、ステップS130へ戻り、画像信号の送信を継続する。
次に、画像表示システム1における画像の表示状態の切り替えについて説明する。
図3及び図7に示したフローチャート中では図示を省略しているが、画像信号を送信中にユーザが表示切替ボタンを操作すると、情報端末80の制御部81は、プロジェクタ50に対して表示切替コマンドを送信する。また、プロジェクタ50の制御部55は、受信画像を投写中に、画像信号を送信している情報端末80から表示切替コマンドを受信すると、コマンドに付加されている送信元のIPアドレスによって情報端末80を特定するとともに、画像信号処理部60に指示をして、当該情報端末80からの受信画像が投写領域PAの全体に表示されるような画像データを生成させ、これをライトバルブ駆動部64に出力させる。
図9(a)〜(c)は、表示状態を切り替える際のプロジェクタ50の動作を説明するための説明図である。
図9(a)、(b)に示すように、小領域Aaに情報端末80aからの受信画像が表示され、小領域Adに情報端末80dからの受信画像が表示されている状態で、ユーザが情報端末80aの表示切替ボタンを操作すると、情報端末80aの制御部81は、プロジェクタ50に対して表示切替コマンドを送信する。プロジェクタ50の制御部55は、この表示切替コマンドを受信すると、情報端末80aからの受信画像が投写領域PAの全体に表示される状態(全体表示状態)となるように画像信号処理部60に指示をする。また、この状態で、ユーザが情報端末80aの表示切替ボタンを再度操作すると、情報端末80aの制御部81は、プロジェクタ50に対して表示切替コマンドを再度送信する。プロジェクタ50の制御部55は、この表示切替コマンドを受信すると、元の4つの小領域Aa〜Adに分割された表示状態(分割表示状態)に戻す。
同様に、図9(a)、(c)に示すように、分割表示状態で、情報端末80dの表示切替ボタンを操作すると、情報端末80dからの受信画像が全体表示状態となり、この状態で情報端末80dの表示切替ボタンが再度操作されると、分割表示状態に戻る。なお、情報端末80からの表示切替コマンドを受けて、画像信号処理部60に表示状態の切り替えを指示する際の制御部55が、本発明の切替手段に相当する。
また、例えば、情報端末80aからの受信画像が全体表示状態の場合(図9(b)参照)に、情報端末80dの表示切替ボタンが操作されると、制御部55は、情報端末80dからの受信画像を全体表示状態とし(図9(c)参照)、情報端末80dからの受信画像が全体表示状態の場合(図9(c)参照)に、情報端末80aの表示切替ボタンが操作されると、情報端末80aからの受信画像を全体表示状態とする(図9(b)参照)。つまり、制御部55は、表示切替コマンドを送信した情報端末80からの受信画像が全体表示状態でない場合には、当該情報端末80からの受信画像を全体表示状態とし、表示切替コマンドを送信した情報端末80からの受信画像が全体表示状態である場合には、分割表示状態に変更する。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム1によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の画像表示システム1によれば、プロジェクタ50が、自らに無線LAN接続するための接続情報を符号化して接続情報コードCを生成し、これを画像として投写するため、接続情報を記した非接触タグや印刷物等を、プロジェクタ50やスクリーンSCに取り付ける作業を行う必要がなくなるうえ、誤った接続情報を取り付けてしまう恐れがなくなる。
また、接続情報コードを記した印刷物をプロジェクタ50等に取り付ける場合には、目障りにならないように小さく印刷したものを目立たない位置に取り付けることが望まれるが、本実施形態では、接続情報コードCを投写画像によって表示するため、接続作業を行うときのみ表示させることが可能であり、大きなサイズで表示させることができる。この結果、ユーザは、接続作業(情報端末80に接続情報を認識させる作業)を広い範囲で行うことが可能となり、情報端末80を持って認識可能な位置まで移動する必要性が低減する。
この結果、プロジェクタ50に無線LAN接続するための手続きを容易に行うことが可能となる。
(2)本実施形態の画像表示システム1によれば、プロジェクタ50の画像信号処理部60が、投写領域PAを複数の小領域Aに分割するとともに、分割された各小領域Aに、それぞれ異なる情報端末80からの受信画像を表示させるため、ネットワークの接続状況(接続されている情報端末80の台数、どの情報端末80が接続されているか等)を容易に認識することが可能となる。この結果、例えば、複数の人が1つのプロジェクタを用いて順次発表を行う会議等において、次の発表者の情報端末80が既に接続済みか否かが容易に認識できるようになるため、会議の進行を効率的に行うことができる。
(3)本実施形態の画像表示システム1によれば、プロジェクタ50の制御部55は、自らに無線LAN接続するための接続情報に各小領域Aを特定可能な領域情報を付加して符号化することにより、各小領域Aに対応する複数の接続情報コードCを生成した後、各小領域Aに、それぞれに対応する接続情報コードCを表示させる。情報端末80が、表示された接続情報コードCのいずれか1つを撮像(記録)して接続情報及び領域情報を認識し、これに基づいて無線LAN接続を行うと、プロジェクタ50の制御部55は、情報端末80が認識した領域情報が表す小領域Aに、当該情報端末80からの受信画像を表示させる。つまり、ユーザは、所望の小領域Aに表示された接続情報コードCを情報端末80に認識させることにより、この小領域Aに画像を表示させることが可能となるため、画像を表示させる小領域Aを容易に指定することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
本実施形態の画像表示システム1は、前記第1実施形態と同様、4つの情報端末80からの受信画像を4つの小領域Aに表示可能になっているが、本実施形態では、各情報端末80からの受信画像が表示される小領域Aを、接続された順序に従って、プロジェクタ50が割り当てるようになっている。
図10(a)〜(e)は、プロジェクタ50が小領域Aを割り当てる際の動作を説明する説明図であり、プロジェクタ50の投写領域PAを示す図である。
図10(a)〜(e)に示すように、接続確立プログラムPPは、情報端末80からの受信画像を、無線LAN接続が確立した順序に従って、Aa,Ab,Ac,Adの順に表示するように規定している。図3に示したフローチャートにおけるステップS103では、制御部55は、領域情報を含まずに全小領域Aに共通の1つの接続情報コードCを生成し、ステップS104において、生成した接続情報コードCを投写する。このとき、制御部55は、最初に受信画像を表示すべき小領域Aaに接続情報コードCを表示させる(図10(a)参照)。
この状態で、表示された接続情報コードCに基づいて1つの情報端末80(情報端末80aとする)との無線LAN接続が確立すると、制御部55は、情報端末80aのIPアドレスと小領域Aaとを対応付け、情報端末80aからの受信画像を小領域Aaに表示させるとともに、次に受信画像を表示すべき小領域Abに接続情報コードCを表示させる(図10(b)参照)。その後、2つ目の情報端末80(情報端末80bとする)の無線LAN接続が確立すると、制御部55は、情報端末80bのIPアドレスとそれまで接続情報コードCが表示されていた小領域Abとを対応付け、情報端末80bからの受信画像を小領域Abに表示させるとともに、次に受信画像を表示すべき小領域Acに接続情報コードCを表示させる(図10(c)参照)。さらに、3つ目の情報端末80(情報端末80cとする)との無線LAN接続が確立すると、制御部55は、情報端末80cのIPアドレスとそれまで接続情報コードCが表示されていた小領域Acとを対応付け、情報端末80cからの受信画像を小領域Acに表示させるとともに、次に受信画像を表示すべき小領域Adに接続情報コードCを表示させる(図10(d)参照)。つまり、制御部55は、新たな情報端末80との無線LAN接続が確立するごとに、当該情報端末80からの受信画像を、それまで接続情報コードCが表示されていた小領域Aに表示させ、次に受信画像を表示すべき小領域Aに接続情報コードCを表示させる。その後、4つ目の情報端末80(情報端末80dとする)との無線LAN接続が確立すると、制御部55は、4つの情報端末80a〜80dからの受信画像をそれぞれ小領域Aa〜Adに表示するとともに、接続情報コードCの表示は行わない(図10(e)参照)。
なお、複数の情報端末80a〜80dからの受信画像を表示している間に、1つの情報端末(例えば、情報端末80bとする)との接続が切断された場合には、情報端末80bの受信画像が表示されていた小領域Abに接続情報コードCを表示させて、次に無線LAN接続される情報端末80からの受信画像は、小領域Abに表示させる。或いは、情報端末80bとの接続が切断された場合に、情報端末80cからの受信画像を小領域Abに表示させ、情報端末80dからの受信画像を小領域Acに表示させるとともに、小領域Adに接続情報コードCを表示させて、次に無線LAN接続される情報端末からの受信画像は、小領域Adに表示させるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム1によれば、前記第1実施形態の効果(1)、(2)に加えて、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の画像表示システム1によれば、無線LAN接続された情報端末80に対する小領域Aの割り当てを、プロジェクタ50の制御部55が行うようにしているため、すべての小領域Aで接続情報を共通にすることが可能となる。この結果、接続情報コードCを1つだけ表示すれば済むうえ、複数の情報端末80が同一の小領域Aに画像を表示させようとしてしまう事態を抑制することが可能となる。
(2)本実施形態の画像表示システム1によれば、プロジェクタ50の制御部55が、次に画像が表示される小領域Aに接続情報コードCを表示させているため、情報端末80をプロジェクタ50に無線LAN接続させようとしているユーザは、どの小領域Aに画像が表示されるかを事前に知ることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図11は、第3実施形態の画像表示システム1の概略構成を示す説明図である。
図11に示すように、本実施形態の画像表示システム1は、第1実施形態と同一構成のプロジェクタ50を画像表示装置として備えるとともに、情報端末80が接続されたノート型のパーソナルコンピュータ(以下、ノートPCと呼ぶ)90を画像供給装置として備えている。
図12は、本実施形態の画像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。
図12に示すように、プロジェクタ50は、前記第1実施形態と同一構成であり、情報端末80は、通信部86の代わりに、外部の装置と有線によるデータ通信が可能なインターフェイス(I/F)部88を備える以外は、第1実施形態と同一の構成となっている。
ノートPC90は、制御部91、ハードディスクドライブ92、操作部93、表示部94、インターフェイス(I/F)部95を備え、インターフェイス部95には、通信部96及びUSBポート97が接続されている。
制御部91は、CPU、ROM、RAM等によって構成され、バス98を介して接続されている前記各部92〜95の動作を統括制御する。ハードディスクドライブ92は、OS(オペレーティングシステム)や、インストールされたアプリケーションプログラム、或いは、プロジェクタ50で投写するための画像データ等を記憶する記憶装置である。操作部93は、キーボードやポインティングデバイス等であり、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部91に出力する。表示部94は、液晶表示装置等からなり、制御部91の制御に応じた画像を表示する。
ノートPC90に電源が投入されると、制御部91のCPUは、ROMに記憶された起動プログラムに従ってブート処理を行い、ハードディスクドライブ92に記憶されているOSをRAMに読み込むとともに、表示部94に操作画面(デスクトップ画面)を表示させる。この状態で、ユーザが操作部93を操作することによってアプリケーションプログラムの起動が指示されると、制御部91は、ハードディスクドライブ92に記憶された当該アプリケーションプログラムをRAMに読み込んで、プログラムに従った動作処理を行う。
本実施形態のハードディスクドライブ92には、アプリケーションプログラムとして、外部の画像表示装置と無線LAN接続するための処理内容とその順序を規定した接続確立プログラムPNが含まれている。この接続確立プログラムPNには、情報端末80の撮像部85が撮像した画像に含まれる接続情報コードCを解析し、この接続情報コードCに含まれる接続情報を認識するためのコード解析プログラムがサブルーチンとして内包されている。なお、制御部91がこのコード解析プログラムに従って動作することにより、撮像した接続情報コードCを解析し、それに含まれる接続情報を認識することが可能となることから、本実施形態では、コード解析プログラムに従って動作する際の制御部91が、本発明の接続情報認識手段に相当する。
通信部96は、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11a等の無線LAN規格に対応した無線LANモジュールであり、制御部91の指示に基づいて、無線LAN接続に関わるコマンドの送受信や、画像信号の送信等を行うことができる。なお、通信部96としては、カードスロットやUSBポートに接続可能な無線LANカードや無線LANアダプタを用いるようにしてもよい。
USBポート97は、外部の装置との間でUSB規格に基づいたデータ通信を行うことが可能になっており、本実施形態では、ケーブルUCを介して情報端末80のインターフェイス部88に接続されている。
次に、ノートPC90の動作について説明する。
ノートPCに電源が投入された状態で、ユーザが操作部93を操作して、接続確立プログラムPNの起動を指示すると、制御部91は、ハードディスクドライブ92に記憶されている接続確立プログラムPNに従った動作を開始し、ユーザに各種操作を促すための画像を表示部94に表示するとともに、操作部93からの信号入力を待機する。この状態で、ユーザは、操作部93を用いて所定の操作を行うことにより、プロジェクタ50との無線LAN接続を開始するための指示を行うことができる。
図13は、ノートPC90の動作を説明するためのフローチャートである。
図13に示すように、ステップS321では、制御部91は、操作部93から入力される操作信号に基づいて、無線LAN接続を開始するための指示がなされたか否かを判断する。指示がなされた場合には、ステップS322へ移行し、指示がなされていない場合には、当該ステップS321を繰り返す。
無線LAN接続を開始するための指示がなされてステップS322に移行した場合には、制御部91は、表示部94にメッセージを表示して、情報端末80を用いた接続情報コードCの撮像、及びその撮像結果の転送を促すとともに、撮像結果がUSBポート97を介して情報端末80から入力されるのを待機する。
上記のメッセージが表示されると、ユーザは、プロジェクタ50からスクリーンSCに接続情報コードCを投写させた状態(ステップS104)で、情報端末80をカメラモードにして、投写されている接続情報コードCの1つを撮像(記録)する必要がある。さらに、ユーザが撮像画像をノートPC90に転送するための操作を行うと、撮像画像を表す画像データが、インターフェイス部88を介してノートPC90に出力される。
ステップS323では、制御部91は、情報端末80から画像データが入力されたか否かを判断する。画像データがUSBポート97を介して入力された場合には、ステップS324に移行し、入力されない場合には、当該ステップS323を繰り返す。
画像データが入力されてステップS324に移行した場合には、制御部91は、画像データをハードディスクドライブ92に記憶するとともに、接続確立プログラムPNのサブルーチンであるコード解析プログラムを実行し、画像データ(撮像画像)に含まれる接続情報コードCを解析して接続情報コードCに含まれる接続情報及び領域情報の認識を試みる。
ステップS325では、制御部91は、接続情報コードCの解析の結果、接続情報及び領域情報を認識できたか否かを判断する。認識できた場合には、ステップS327に移行し、認識できなかった場合には、認識が失敗した旨を表すメッセージを表示部94に表示(ステップS326)して、ステップS322に戻る。
接続情報及び領域情報の認識が成功してステップS327に移行した場合には、制御部91は、認識した接続情報に基づいて、無線LAN接続を行うための設定をノートPC90に施す。
さらに、ステップS328では、制御部91は、認識した接続情報及び領域情報に基づいて、プロジェクタ50との無線LAN接続を要求する接続要求コマンドをプロジェクタ50に送信する。
ステップS329では、制御部91は、プロジェクタ50から接続を許可する接続応答コマンドを受信したか否かを判断する。受信した場合には、プロジェクタ50との無線LAN接続が確立し、ステップS330に移行する。一方、接続を拒否する接続応答コマンドを受信した場合には、接続できない旨を示すメッセージを表示(ステップS333)して処理を終了する。なお、制御部91がステップS327〜S329を実行することによって、認識された接続情報に基づく無線LAN接続(ネットワーク接続)を行うことから、ステップS327〜S329を実行する際の制御部91が、本発明のネットワーク接続手段に相当する。
ステップS330では、制御部91は、プロジェクタ50で投写するための画像データをハードディスクドライブ92から読み出し、これを画像信号として通信部96からプロジェクタ50に送信する。
ステップS331では、制御部91は、操作部93からの操作信号に基づいて、ユーザにより無線LAN接続を切断するための指示がなされたか否かを判断する。指示があった場合には、プロジェクタ50に対する切断要求コマンドの送信等、無線LAN接続を切断するための処理(ステップS332)を行って待機状態に戻る。一方、指示がなかった場合には、ステップS330へ戻り、画像信号の送信を継続する。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム1によれば、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例)
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記第1及び第3実施形態では、ユーザの所望の小領域Aa〜Adを特定可能とするために、4つの小領域Aa〜Adで共通の接続情報に、小領域Aa〜Ad毎に異なる領域情報を含めて符号化し、4つの異なる接続情報コードCa〜Cdを生成しているが、予め、小領域Aa〜Ad毎に異なる接続情報を割り当てておき、これを符号化するようにしてもよい。例えば、情報端末80のIPアドレスを接続情報に含めることによってプロジェクタ50が情報端末80のIPアドレスを指定可能にするとともに、このIPアドレスを小領域Aa〜Ad毎に異なるアドレスにすれば、画像信号の送信元のIPアドレスによって所望の小領域Aa〜Adを特定することができる。
前記第1及び第3実施形態では、プロジェクタ50の制御部55は、無線LAN接続が確立した直後(ステップS107)にIPアドレスと領域情報とを対応付けてRAMに記憶し、ステップS108において画像信号が入力されると、受信信号に含まれるIPアドレスによって送信元の情報端末80を識別し、このIPアドレスに対応する領域情報をRAMから読み出している。制御部55は、画像信号処理部60に対して、この領域情報を出力することにより、受信画像を表示すべき小領域Aを指定しているが、情報端末80が、画像信号に領域情報を付加して送信するようにし、プロジェクタ50の制御部55が、画像信号が入力される度にこの領域情報を取得して、画像信号処理部60に出力するようにしてもよい。
前記第2実施形態では、次に画像が表示される小領域Aに接続情報コードCを表示させているが、4つ目の情報端末80が接続されるまで、常に特定の領域、例えば、最後に接続された情報端末80からの受信画像を表示すべき領域(小領域Ad)に接続情報コードCを表示し続けるようにしてもよい。
前記第3実施形態では、情報端末80とノートPC90とをケーブルUCで接続し、有線によるデータ通信を行っているが、情報端末80とノートPC90との接続形態は、前記に限定されず、例えば、赤外線通信や、Bluetooth(登録商標)による無線通信等を用いることも可能である。また、情報端末80の代わりにデジタルカメラ等の撮像装置を用いることも可能である。
前記第3実施形態では、情報端末80が、撮像した接続情報コードCの画像データをノートPC90に送信し、ノートPC90が、接続情報コードCを解析して接続情報や領域情報の認識を行っているが、情報端末80が接続情報等の認識までを行い、認識した接続情報等をノートPCに送信するようにしてもよい。
前記第1〜第3実施形態では、分割表示状態において、投写領域PAを4分割しているが、分割数は4つに限られず、5つ以上(例えば、9分割や16分割など)であってもよいし、3つ以下であってもよい。
前記第1〜第3実施形態では、ネットワークの形態としては、無線LANの場合を例に説明しているが、ワイヤレスUSB等の他の無線ネットワークや、有線LAN等の有線ネットワークの場合にも、本発明を適用可能である。
前記第1〜第3実施形態では、3つの液晶ライトバルブ53R,53G,53Bを用いて画像を形成しているが、1つの液晶ライトバルブでカラー画像を形成する構成であってもよい。ここで、液晶ライトバルブは、透過型及び反射型のいずれであってもよい。また、液晶ライトバルブの代わりに、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から出射した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記第1〜第3実施形態では、画像表示装置としてプロジェクタ50を用いた場合の例を示しているが、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクタ、或いは、CRT(陰極線管)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いるようにしてもよい。
前記第1〜第3実施形態では、画像供給装置として、情報端末80或いはノートPC90を用いた場合の例を示しているが、本発明の画像供給装置は、ネットワーク接続を行って画像表示装置に画像信号を送信可能な構成を有していればよく、PDA等の他の携帯型情報機器や、無線LAN対応のデジタルカメラ等を用いるようにしてもよい。
第1実施形態の画像表示システムの概略構成を示す説明図。 第1実施形態の画像表示システムの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態のプロジェクタの動作を説明するためのフローチャート。 動作中に投写領域PAに表示される画像を示す説明図。 動作中に投写領域PAに表示される画像を示す説明図。 動作中に投写領域PAに表示される画像を示す説明図。 第1実施形態の情報端末の動作を説明するためのフローチャート。 第1実施形態の情報端末の動作を説明するための説明図。 (a)〜(c)は、表示状態を切り替える際のプロジェクタの動作を説明するための説明図。 (a)〜(e)は、第2実施形態のプロジェクタが小領域を割り当てる際の動作を説明する説明図。 第3実施形態の画像表示システムの概略構成を示す説明図。 第3実施形態の画像表示システムの概略構成を示すブロック図。 第3実施形態のノートPCの動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…画像表示システム、50…プロジェクタ、51…画像投写部、52…光源部、52a…放電ランプ、52b…リフレクタ、53R,53G,53B…液晶ライトバルブ、54…投写レンズ、55…制御部、56…記憶部、57…操作部、58…操作信号受信部、59…インターフェイス部、60…画像信号処理部、61…ランプ駆動部、63…通信部、64…ライトバルブ駆動部、65…バス、70…アクセスポイント、80,80a〜80d…情報端末、81…制御部、82…記憶部、83…操作部、84…表示部、85…撮像部、86…通信部、87…バス、88…インターフェイス部、90…パーソナルコンピュータ(ノートPC)、91…制御部、92…ハードディスクドライブ、93…操作部、94…表示部、95…インターフェイス部、96…通信部、97…USBポート、98…バス、A,Aa〜Ad…小領域、C,Ca〜Cd…接続情報コード、PA…投写領域、PP,PM,PN…接続確立プログラム、RC…リモコン、SC…スクリーン、UC…ケーブル。

Claims (7)

  1. 複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、
    前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、
    前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段と、
    を有し、
    前記符号化手段は、前記接続情報に前記各領域を特定可能な領域情報を付加し、前記領域情報が付加された前記接続情報を符号化して前記各領域に対応する複数の接続情報コードを生成し、
    前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報及び前記領域情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記領域情報を取得して、当該領域情報が表す領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置であって、
    前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、
    前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、
    前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段と、
    を有し、
    前記各領域には、異なる前記接続情報が割り当てられており、
    前記符号化手段は、前記各領域に割り当てられた前記接続情報を符号化して複数の接続情報コードを生成し、
    前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記接続情報を取得して、当該接続情報に対応する領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記表示手段の前記画像表示領域に、前記複数の画像供給装置から入力される画像信号に基づいた複数の画像が表示される状態と、前記画像表示領域の略全域に、前記複数の画像供給装置のいずれか1つの画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像が表示される状態とを切り替える切替手段を有していることを特徴とする画像表示装置。
  4. 画像信号を出力する複数の画像供給装置と、当該複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置とを含む画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、
    前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、
    前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、
    前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段と、
    を有し、
    前記符号化手段は、前記接続情報に前記各領域を特定可能な領域情報を付加し、前記領域情報が付加された前記接続情報を符号化して前記各領域に対応する複数の前記接続情報コードを生成し、
    前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報及び前記領域情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記領域情報を取得して、当該領域情報が表す領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させ、
    前記画像供給装置は、
    前記表示手段によって表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する接続情報認識手段と、
    前記接続情報認識手段によって認識された前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行うネットワーク接続手段と、
    を有することを特徴とする画像表示システム。
  5. 画像信号を出力する複数の画像供給装置と、当該複数の画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置とを含む画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、
    前記画像供給装置が当該画像表示装置にネットワーク接続するために用いられる接続情報を記憶する記憶手段と、
    前記接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する符号化手段と、
    前記接続情報コードの表示、及び前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の画像表示領域を複数の領域に分割し、分割された前記各領域に、それぞれ異なる画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させる画像制御手段と、
    を有し、
    前記各領域には、異なる接続情報が割り当てられており、
    前記符号化手段は、前記各領域に割り当てられた前記接続情報を符号化して複数の前記接続情報コードを生成し、
    前記画像制御手段は、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示させて前記画像供給装置に前記接続情報を認識させた後に、前記画像供給装置が認識した前記接続情報を取得して、当該接続情報に対応する領域に、当該画像供給装置から入力される画像信号に基づいた画像を表示させ、
    前記画像供給装置は、
    前記表示手段によって表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する接続情報認識手段と、
    前記接続情報認識手段によって認識された前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行うネットワーク接続手段と、
    を有することを特徴とする画像表示システム。
  6. 画像信号を出力する画像供給装置と、
    表示手段を有し、前記画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を、前記表示手段の画像表示領域に表示する画像表示装置と、
    を含む画像表示システムのネットワーク接続方法であって、
    前記画像表示装置が、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する第1のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像表示領域に前記接続情報コードを表示する第2のステップと、
    前記画像供給装置が、前記画像表示領域に表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する第3のステップと、
    前記画像供給装置が、認識した前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行う第4のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像表示領域を複数に分割した領域の1つと、前記ネットワーク接続された画像供給装置とを対応付ける第5のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像を、当該画像供給装置に対応付けられた前記領域に表示する第6のステップと、
    を有し、
    前記第1のステップにおいて、前記接続情報に前記各領域を特定可能な領域情報を付加し、前記領域情報が付加された前記接続情報を符号化して前記各領域に対応する複数の前記接続情報コードを生成し、
    前記第2のステップにおいて、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示し、
    前記第3のステップにおいて、前記接続情報及び前記領域情報を認識し、
    前記第5のステップにおいて、前記第3のステップにおいて認識した前記領域情報を取得して、当該領域情報が表す領域と、前記ネットワーク接続された画像供給装置とを対応付けることを特徴とする画像表示システムのネットワーク接続方法。
  7. 画像信号を出力する画像供給装置と、
    表示手段を有し、前記画像供給装置からネットワークを介して入力される前記画像信号に基づいた画像を、前記表示手段の画像表示領域に表示する画像表示装置と、
    を含む画像表示システムのネットワーク接続方法であって、
    前記画像表示装置が、自らにネットワーク接続するための接続情報を符号化し、前記画像供給装置で認識可能な接続情報コードを生成する第1のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像表示領域に前記接続情報コードを表示する第2のステップと、
    前記画像供給装置が、前記画像表示領域に表示された前記接続情報コードを解析し、前記接続情報を認識する第3のステップと、
    前記画像供給装置が、認識した前記接続情報に基づいて、前記画像表示装置とネットワーク接続を行う第4のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像表示領域を複数に分割した領域の1つと、前記ネットワーク接続された画像供給装置とを対応付ける第5のステップと、
    前記画像表示装置が、前記画像供給装置から入力される前記画像信号に基づいた画像を、当該画像供給装置に対応付けられた前記領域に表示する第6のステップと、
    を有し、
    前記各領域には、異なる前記接続情報が割り当てられており、
    前記第1のステップにおいて、前記各領域に割り当てられた前記接続情報を符号化して複数の前記接続情報コードを生成し、
    前記第2のステップにおいて、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報コードを表示し、
    前記第3のステップにおいて、前記各領域に、それぞれに対応する前記接続情報を認識し、
    前記第5のステップにおいて、前記第3のステップにおいて認識した前記接続情報を取得して、当該接続情報に対応する領域と、前記ネットワーク接続された画像供給装置とを対応付けることを特徴とする画像表示システムのネットワーク接続方法。
JP2006255626A 2006-09-21 2006-09-21 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法 Expired - Fee Related JP4274217B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255626A JP4274217B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法
US11/832,343 US8279258B2 (en) 2006-09-21 2007-08-01 Image display device, image display system, and network connection method
US13/599,506 US8933984B2 (en) 2006-09-21 2012-08-30 Image display device, image display system, and network connection method
US14/557,925 US9432644B2 (en) 2006-09-21 2014-12-02 Image display device, image display system, and network connection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255626A JP4274217B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008077380A JP2008077380A (ja) 2008-04-03
JP4274217B2 true JP4274217B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=39224522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006255626A Expired - Fee Related JP4274217B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法

Country Status (2)

Country Link
US (3) US8279258B2 (ja)
JP (1) JP4274217B2 (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100478938C (zh) * 2003-06-02 2009-04-15 富可视公司 图像捕捉方法、***和装置
JP2008211507A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Texas Instr Japan Ltd 無線通信システム、出力装置、入力装置、および無線通信方法
JP4407841B2 (ja) 2007-07-13 2010-02-03 セイコーエプソン株式会社 表示システムおよび表示装置
JP2009267578A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Panasonic Corp ネットワークプロジェクタシステム
JP5608980B2 (ja) 2009-01-27 2014-10-22 セイコーエプソン株式会社 書画カメラおよび画像表示システム
JP5608981B2 (ja) * 2009-01-27 2014-10-22 セイコーエプソン株式会社 画像表示システムおよび画像表示装置
US9110495B2 (en) * 2010-02-03 2015-08-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Combined surface user interface
CN102201153A (zh) * 2010-03-24 2011-09-28 宏碁股份有限公司 设定连接的方法、使用该方法的连接***及其遥控装置
JP5710917B2 (ja) * 2010-09-13 2015-04-30 オリンパス株式会社 受信装置、送信装置、送受信システム、受信方法、送信方法およびプログラム
JP5679803B2 (ja) * 2010-12-24 2015-03-04 京セラ株式会社 携帯電子機器
JP2012242927A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Seiko Epson Corp 移動端末装置、移動端末装置の制御方法、及び、プログラム
JP5790229B2 (ja) * 2011-07-19 2015-10-07 株式会社リコー 情報処理装置および情報処理方法
JP6088127B2 (ja) * 2011-10-13 2017-03-01 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
US9122444B2 (en) * 2012-02-08 2015-09-01 Ricoh Company, Ltd. Network accessible projectors that display multiple client screens at once
US20130249811A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-26 Microsoft Corporation Controlling a device with visible light
CN102760242B (zh) * 2012-05-16 2016-09-14 孟智平 一种三维码的编解码和使用方法
US9092184B2 (en) * 2012-06-22 2015-07-28 Harborside Press, LLC Interactive synchronized multi-screen display
US8610730B1 (en) * 2012-09-19 2013-12-17 Google Inc. Systems and methods for transferring images and information from a mobile computing device to a computer monitor for display
JP6051760B2 (ja) * 2012-10-18 2016-12-27 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
EP2740632A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-11 Urs Nüssli Lateral rearview mirror system for a vehicle, method for projecting an image to the environment of the vehicle and corresponding application program product
US9215406B2 (en) 2013-03-14 2015-12-15 Polycom, Inc. Immersive telepresence anywhere
KR102105168B1 (ko) 2013-05-15 2020-04-24 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP6364949B2 (ja) * 2013-08-12 2018-08-01 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置および情報処理方法
WO2015133105A1 (ja) * 2014-03-03 2015-09-11 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP2015169952A (ja) 2014-03-04 2015-09-28 セイコーエプソン株式会社 通信システム、撮像装置、プログラムおよび通信方法
WO2016117116A1 (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 日立マクセル株式会社 表示装置および表示方法
JP6701621B2 (ja) * 2015-03-24 2020-05-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びプロジェクターの制御方法
JP6333224B2 (ja) * 2015-09-17 2018-05-30 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP6372463B2 (ja) * 2015-09-30 2018-08-15 ブラザー工業株式会社 接続方法、通信システム、端末装置及び端末装置用プログラム
KR102163742B1 (ko) * 2015-12-11 2020-10-12 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 동작 방법
CN106980479B (zh) * 2016-01-15 2020-07-14 阿里巴巴(中国)有限公司 多屏互动的方法、装置和服务器
JP6747025B2 (ja) * 2016-04-13 2020-08-26 セイコーエプソン株式会社 表示システム、表示装置、及び、表示システムの制御方法
CN107426553A (zh) * 2016-05-23 2017-12-01 中兴通讯股份有限公司 投影方法及装置,终端,投影仪以及投影***
JP6682365B2 (ja) * 2016-06-01 2020-04-15 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、及び、プログラム
JP6653084B2 (ja) * 2016-06-27 2020-02-26 株式会社リコー 画像表示装置
JP2018116347A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 セイコーエプソン株式会社 電子機器、電子システム、電子機器の制御方法及びプログラム
CN109144621B (zh) 2017-06-16 2022-08-16 微软技术许可有限责任公司 投影仪控制
JP6972729B2 (ja) * 2017-07-24 2021-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像表示システム、資料提供支援装置、資料取得装置、資料提供支援方法、およびコンピュータプログラム
US10754496B2 (en) * 2017-08-24 2020-08-25 Microsoft Technology Licensing, Llc Virtual reality input
JP7035669B2 (ja) * 2018-03-19 2022-03-15 セイコーエプソン株式会社 表示装置の制御方法、表示装置および表示システム
JP6441522B2 (ja) * 2018-03-20 2018-12-19 マクセル株式会社 表示装置
USD881278S1 (en) * 2018-06-13 2020-04-14 Si On Kim Label
KR102190888B1 (ko) * 2020-04-07 2020-12-15 삼성전자 주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP2022052961A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 カシオ計算機株式会社 投影システム
JP2022098640A (ja) * 2020-12-22 2022-07-04 セイコーエプソン株式会社 通信装置の動作方法および通信装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4541476B2 (ja) * 1999-02-19 2010-09-08 キヤノン株式会社 マルチ画像表示システムおよびマルチ画像表示方法
JP4859154B2 (ja) * 2000-06-09 2012-01-25 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体
EP2334095B1 (en) 2001-08-02 2018-04-25 Sony Corporation Remote control system and remote control method, device for performing remote control operation and control method therefor, device operable by remote control operation and control method thereof, and storage medium
JP2004133354A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Seiko Epson Corp 画像表示システム、画像表示装置、画像データ出力装置、画像表示方法、画像表示プログラムおよび画像データ出力プログラム
JP2004221908A (ja) 2003-01-14 2004-08-05 Sanyo Electric Co Ltd 表示制御方法とこの方法を利用可能な撮影画像出力システム、表示制御装置、液晶プロジェクタ、およびデジタルカメラ
JP2005020727A (ja) 2003-06-05 2005-01-20 Ntt Docomo Inc 2次元バーコードに埋め込まれた情報の読取りおよび復号を行う方法および装置
JP4500026B2 (ja) * 2003-09-10 2010-07-14 パイオニア株式会社 通信装置
JP2005181404A (ja) 2003-12-16 2005-07-07 Nec Viewtechnology Ltd 複数画像表示可能な画像投射制御装置
JP2005285091A (ja) 2004-03-04 2005-10-13 Sony Corp 画像表示装置、情報端末装置、ネットワークシステム及びネットワーク設定方法
CN100495525C (zh) 2004-03-10 2009-06-03 松下电器产业株式会社 图像传输***及图像传输方法
JP2005332035A (ja) 2004-05-18 2005-12-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報配信方法および情報配信システム
JP2006041944A (ja) 2004-07-27 2006-02-09 Nissan Motor Co Ltd 通信装置、通信機器の登録方法
US20060093310A1 (en) * 2004-10-30 2006-05-04 Tsung-Yung Hung Device for directly playing multiple external audio and video source of computer
US7477281B2 (en) * 2004-11-09 2009-01-13 Nokia Corporation Transmission control in multiparty conference
JP4434973B2 (ja) * 2005-01-24 2010-03-17 株式会社東芝 映像表示装置、映像合成配信装置、プログラム、システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008077380A (ja) 2008-04-03
US20130021223A1 (en) 2013-01-24
US8933984B2 (en) 2015-01-13
US8279258B2 (en) 2012-10-02
US9432644B2 (en) 2016-08-30
US20150084839A1 (en) 2015-03-26
US20080074560A1 (en) 2008-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4274217B2 (ja) 画像表示装置、画像表示システム、及びネットワーク接続方法
JP5162850B2 (ja) プロジェクタ及び画像表示システム
US7797430B2 (en) Image display system, image display device of image display system, mobile terminal device, connection establishment method of image display system
US20110310357A1 (en) Multiple rate projector
JP6953692B2 (ja) 表示装置、及び、表示装置の制御方法
CN112911197A (zh) 影像信息处理***、移动通信终端和影像信息处理方法
US10001961B2 (en) Display device, display system, method for controlling display device, and method for controlling electronic apparatus
US9762853B2 (en) Transmission management apparatus, transmission system, transmission management method and recording medium
JP6094109B2 (ja) 表示装置、表示システム、および、表示装置の制御方法
US9648276B2 (en) Transmission management apparatus, transmission system, transmission management method and recording medium
JP2010226483A (ja) リモートコントローラーおよび遠隔制御システム
JP2016177097A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、及び表示システム
US9762858B2 (en) Communication apparatus, communication system, method for controlling communication apparatus, and storage medium
US20100149437A1 (en) Portable Communication Device with Embedded Projector
US10284814B2 (en) Transmission management system, transmission system, information processing apparatus, and transmission management method
JP2010015032A (ja) プロジェクタ及びその制御方法並びに画像投射表示システム
JP2020009152A (ja) 画像表示システム、画像表示装置及び画像表示システムの制御方法
JP6464834B2 (ja) 表示装置及び表示方法
JP2019124875A (ja) 識別情報設定装置、画像表示装置、識別情報設定方法
US20220312514A1 (en) Communication connection method, information processing device, and communication connection system
US11501732B2 (en) Electronic apparatus operating method and electronic apparatus
US20220197586A1 (en) Method for operating communication apparatus, and communication apparatus
US11532251B2 (en) Display system, display device, and display method
CN1312604C (zh) 可影像投射的手持式电子装置
JP2019061322A (ja) 電子機器および電子機器の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4274217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees