JP6036440B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明はターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置に関する。
従来より、燃料タンク内で発生した蒸発燃料をキャニスタに吸着させ、このキャニスタに吸着された蒸発燃料を吸気管負圧によってエンジン吸入させて燃焼させる蒸発燃料処理装置が知られている。しかし、ターボ過給機付きエンジンにあっては、加速要求に伴って過給機が作動すると、吸気管負圧がなくなる(正圧になる)ため、蒸発燃料を供給することができなくなる。
これに対して、特許文献1に記載されているように、キャニスタと吸気通路とを結ぶ蒸発燃料のパージ通路に電動エアポンプを設けることが知られている。これによれば、吸気管負圧がなくなった場合でも、電動エアポンプによって、蒸発燃料を吸気通路に供給することができる。
特開2006−283702号公報
しかし、ターボ過給機付きエンジンにおいて、蒸発燃料のパージ通路に電動エアポンプを設けると、蒸発燃料のパージは可能になるが、電動エアポンプは消費電力が大きいため、自動車の燃費が悪化する。
そこで、本発明は、ターボ過給機付きエンジンにおいて、電動エアポンプを駆動することによる消費電力の増大を抑えながら、過給機の作動・非作動に拘わらず蒸発燃料のパージを可能にすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、過給時には蒸発燃料を過給機よりも上流側の吸気通路に導入し、非過給時には蒸発燃料をスロットル弁よりも下流側の吸気通路に導入するようにした。
ここに提示するターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を貯蔵するキャニスタと、このキャニスタから蒸発燃料をエンジンの吸気通路に導くためのパージ通路と、上記吸気通路における上記過給機よりも下流側に配置されたスロットル弁とを備え、
上記パージ通路は、上記キャニスタよりも下流側に設けられた電動エアポンプ、及び該電動エアポンプよりも下流側に設けられたパージバルブを備え、
上記パージ通路における上記電動エアポンプと上記パージバルブの間に、該電動エアポンプの作動による圧力脈動の発生を抑制する圧力チャンバーが設けられ、
上記パージ通路は、上記パージバルブよりも下流側において、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記過給機よりも上流側に導入する第1導入通路と、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記スロットル弁よりも下流側に導入する第2導入通路とに分岐しており、このパージ通路に、上記過給機が作動しているときに上記蒸発燃料が上記第1導入通路を通して上記吸気通路に導入され、上記過給機が作動していないときに上記蒸発燃料が上記第2導入通路を通して上記吸気通路に導入されるようにする通路切換弁が設けられていることを特徴とする。
この蒸発燃料処理装置によれば、過給時にはパージ通路が過給機よりも上流側の吸気通路に連通する。この上流側の吸気通路は当該過給に伴って負圧になるから、電動エアポンプを駆動することなく、蒸発燃料を吸気通路に導入することが可能になる。また、電動エアポンプを駆動する場合でも、その稼働率を下げることができる。
一方、非過給時にはパージ通路がスロットル弁よりも下流側の吸気通路に連通する。その下流側の吸気通路が負圧になっているとき(スロットル弁の開度が小さいとき)は、電動エアポンプを駆動することなく、その負圧を利用して蒸発燃料を吸気通路に導入することができる。従って、負圧のレベルが低いときに限って蒸発燃料のパージのために電動エアポンプを駆動すればよい。
よって、電動エアポンプの駆動による消費電力の増大を抑えながら、過給機の作動・非作動に拘わらず蒸発燃料をパージすることができる。
ところで、電動エアポンプによって蒸発燃料を圧送すると、パージ通路に圧力脈動が発生し、パージバルブによる蒸発燃料のエンジンへの供給量の制御が難しくなる。
そこで、上記蒸発燃料処理装置では、上記パージ通路における上記電動エアポンプと上記パージバルブの間に、該電動エアポンプの作動による圧力脈動の発生を抑制する圧力チャンバーが設けられている。これによれば、電動エアポンプの作動による圧力脈動の発生が圧力チャンバーによって抑制されるため、蒸発燃料の供給量制御の悪化が避けられる。
また。ここに提示するターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、
燃料タンク内で発生した蒸発燃料を貯蔵するキャニスタと、
上記キャニスタから蒸発燃料を上記エンジンの吸気通路に導くための、電動エアポンプ及びパージバルブを備えたパージ通路と、
上記吸気通路における上記過給機よりも下流側に配置されたスロットル弁とを備え、
上記パージ通路は、上記パージバルブよりも下流側において、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記過給機よりも上流側に導入する第1導入通路と、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記スロットル弁よりも下流側に導入する第2導入通路とに分岐しており、
上記パージ通路には、上記過給機が作動しているときに上記蒸発燃料が上記第1導入通路を通して上記吸気通路に導入され、上記過給機が作動していないときに上記蒸発燃料が上記第2導入通路を通して上記吸気通路に導入されるようにする通路切換弁が設けられ、
さらに、上記パージ通路には、上記電動エアポンプを迂回して上記蒸発燃料を上記吸気通路に導くバイパス通路と、上記電動エアポンプから吐出する蒸発燃料の一部を上記キャニスタ側に戻すリターン通路とが設けられ、上記バイパス通路及びリターン通路各々にチェックバルブが設けられていることを特徴とする。
これによれば、先に説明した蒸発燃料処理装置と同じく、電動エアポンプの駆動による消費電力の増大を抑えながら、過給機の作動・非作動に拘わらず蒸発燃料をパージすることができるとともに、電動エアポンプの作動を止めているときはキャニスタからバイパス通路を通して蒸発燃料をパージすることができる。そして、電動エアポンプの作動時には、このポンプから吐出する蒸発燃料の一部がリターン通路によってキャニスタ側に戻るから、上記圧力脈動の抑制に有利になる。また、蒸発燃料の目標パージ量に合わせて電動エアポンプを低流量になるように運転することは一般に難しい。これに対して、当該蒸発燃料処理装置によれば、上記リターン通路によって余分な蒸発燃料をキャニスタ側に戻すことができるから、電動エアポンプより下流側の圧力が過度に高くなることが避けられ、吸気通路への蒸発燃料の安定供給に有利になる。
好ましい態様では、上記吸気通路における上記過給機よりも下流側から吸気を導入して上記第1導入通路による蒸発燃料の導入を促進するエジェクタを備えていることを特徴とする。吸気通路の過給機よりも上流側であっても、必ずしも大きな吸気管負圧は得られない。そこで、過給機よりも下流側の圧が高い吸気を利用するエジェクタにより、蒸発燃料の導入を促進するものである。これにより、過給時であっても、電動エアポンプを動かすことなく、蒸発燃料をパージすることが可能になる。
好ましい態様では、上記圧力チャンバーに、上記電動エアポンプ及びパージバルブの作動を制御するための圧力センサが設けられていることを特徴とする。圧力センサの検出値に基づく電動エアポンプの作動制御により圧力チャンバーの圧力を一定に保ってパージバルブを制御することにより、パージ流量の制御性を高めることができる。
本発明によれば、過給時には蒸発燃料が過給機よりも上流側の吸気通路に導入され、非過給時には蒸発燃料がスロットル弁よりも下流側の吸気通路に導入されるようにパージ通路が切り換えられるから、電動エアポンプの駆動による消費電力の増大を抑えながら、過給機の作動・非作動に拘わらず蒸発燃料をパージすることができる。
また、上記パージ通路における電動エアポンプとパージバルブの間に、該電動エアポンプの作動による圧力脈動の発生を抑制する圧力チャンバーを設けた発明によれば、圧力チャンバーによる圧力脈動の抑制により、パージバルブによる蒸発燃料パージ量の制御精度が良くなる。
また、上記パージ通路に、電動エアポンプを迂回して蒸発燃料を吸気通路に導くバイパス通路と、電動エアポンプから吐出する蒸発燃料の一部をキャニスタ側に戻すリターン通路とを設け、上記バイパス通路及びリターン通路各々にチェックバルブを設けた発明によれば、電動エアポンプの停止時には、キャニスタからバイパス通路を通して蒸発燃料をパージすることができ、電動エアポンプの作動時には、このポンプから吐出する蒸発燃料の一部がリターン通路によってキャニスタ側に戻るから、上記圧力脈動の抑制に有利になる。また、リターン通路によって余分な蒸発燃料をキャニスタ側に戻すことができるから、電動エアポンプより下流側の圧力が過度に高くなることが避けられ、吸気通路への蒸発燃料の安定供給に有利になる。
非過給時且つ吸気管負圧が低いときの蒸発燃料流路を示す蒸発燃料処理装置構成図である。 非過給時且つ吸気管負圧が高いときの蒸発燃料流路を示す蒸発燃料処理装置構成図である。 過給時の蒸発燃料流路を示す蒸発燃料処理装置構成図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(蒸発燃料処理装置の構成)
図1に示す自動車のターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置において、1はエンジンの吸気通路、2は燃料タンク(図示省略)内で発生した蒸発燃料を吸着して貯蔵するキャニスタ、3はキャニスタ2から蒸発燃料を吸気通路1に導くパージ通路である。
吸気通路1には、その上流側から下流側に向かって順に、吸気中の塵埃等を除去するエアクリーナ4、吸気量を検出するエアフローセンサ5、ターボ過給機のコンプレッサ6、インタークーラー7、スロットル弁8及びサージタンク9が設けられている。過給機作動時には、吸気がコンプレッサ6で圧縮され増圧され、インタークーラー7で冷却されて吸気密度が高められる。吸気はサージタンク9を経てエンジンの各気筒(図示省略)に供給される。スロットル弁8はモータ11で駆動される電動スロットル弁である。サージタンク9には吸気管負圧を検出するセンサ12が設けられている。
キャニスタ2には燃料蒸気を脱離可能に吸着する活性炭が収容されている。キャニスタ2には、燃料タンク内の燃料蒸気を導入する燃料蒸気管13、キャニスタ2を大気に開放する大気開放管14、並びにパージ管(パージ通路3)が接続されている。大気開放管14には、キャニスタ2に流入する空気を濾過するエアフィルタ15、及び大気開放管14を開閉する弁16が設けられている。開閉弁16は蒸発燃料がパージされるとき開とされる。
パージ通路3には、上流側から下流側に向かって順に、蒸発燃料を吸気通路1に送るベーン式電動エアポンプ17、圧力チャンバー18、並びに蒸発燃料のエンジンへの供給量を制御するためのパージバルブ19が設けられている。また、パージ通路3には、電動エアポンプ17を迂回して蒸発燃料を圧力チャンバー18に導くバイパス通路21と、電動エアポンプ17から吐出する蒸発燃料の一部を圧力チャンバー18からキャニスタ2側に戻すリターン通路22とが設けられている。このバイパス通路21及びリターン通路22各々にはチェックバルブ23,24が設けられている。圧力チャンバー18には圧力センサ25が設けられている。
パージ通路3は、パージバルブ19よりも下流側において第1導入通路26と第2導入通路27とに分岐している。蒸発燃料は、第1導入通路26によって吸気通路1におけるコンプレッサ6よりも上流側に導入され、第2導入通路27によって吸気通路1におけるスロットル弁8よりも下流側に導入される。第1導入通路26には通路切換弁(電磁弁)28が設けられている。この通路切換弁28により、過給機が作動しているときは蒸発燃料が第1導入通路26を通して吸気通路1に導入され、過給機が作動していないときに蒸発燃料が第2導入通路27を通して吸気通路1に導入されるように、パージ通路の切り換えが行なわれる。
第1導入通路26における通路切換弁28よりも下流側には、吸気通路1におけるコンプレッサ6よりも下流側から吸気を導入して第1導入通路26による蒸発燃料の導入を促進するエジェクタ29が設けられている。第2導入通路27にはチェックバルブ31が設けられている。
上記蒸発燃料処理装置において、電動エアポンプ17は、過給時には作動を停止し、非過給時においてセンサ12で検出される吸気管負圧及び圧力センサ25で検出されるチャンバー圧力に応じてECU(コンピュータを利用したエンジンコントロールユニット,図示省略)により作動が制御される。具体的には、電動エアポンプ17は吸気管負圧が所定レベル以下であるときにチャンバー圧力が所定値になるように制御される。パージバルブ19は、上記吸気管負圧とチャンバー圧力との差に応じてECUによりエンジン運転状態に応じた目標パージ量となるように作動が制御される。
(蒸発燃料処理装置の作動)
[非過給時,吸気管負圧;低レベル]
図1に非過給時で且つ吸気管負圧が所定レベル以下(低負圧)であるときの蒸発燃料の流路をグレーに塗りつぶして示す。非過給時であるから通路切換弁28は閉であり、吸気管負圧が所定レベル以下であるから電動エアポンプ17が作動する。従って、キャニスタ2から脱離する蒸発燃料は、電動エアポンプ17によって圧力チャンバー18に供給され、パージバルブ19を経て第2導入通路27から吸気通路1におけるスロットル弁8よりも下流側に導入される。
吸気通路1に対する蒸発燃料のパージ位置はスロットル弁8より下流側の1カ所であるから、パージバルブ19によるパージ量制御の悪化が避けられる。電動エアポンプ17より下流側に圧力チャンバー18が設けられ、さらに蒸発燃料の一部が圧力チャンバー18からキャニスタ2側に戻されるため、電動エアポンプ17の作動に伴う圧力脈動が抑制される。圧力センサ25の検出値に応じた電動エアポンプ17の制御によって圧力チャンバー18の圧力が一定に保たれることと、上記圧力脈動が抑制されることにより、パージバルブ19による蒸発燃料パージ量の制御精度が良くなる。
[非過給時,吸気管負圧;高レベル]
図2に非過給時で且つ吸気管負圧が所定レベルよりも高い(高負圧)ときの蒸発燃料の流路をグレーに塗りつぶして示す。非過給時であるから通路切換弁28は閉であるが、吸気管負圧が高いから電動エアポンプ17は非作動となる。キャニスタ2から脱離する蒸発燃料は、吸気管負圧により、バイパス通路21を通って圧力チャンバー18に導入され、パージバルブ19を経て第2導入通路27から吸気通路1におけるスロットル弁8よりも下流側に導入される。
つまり、蒸発燃料は電動エアポンプ17によらず吸気管負圧によって吸気通路1に導入されるから、電動エアポンプ17による電力消費がなくなり、燃費が改善される。蒸発燃料はバイパス通路21を通るから、電動エアポンプ17による圧力損失がない。よって、パージ量の低下が抑えられる。吸気管負圧が低いときと同じく、吸気通路1に対する蒸発燃料のパージ位置はスロットル弁8より下流側の1カ所であるから、パージバルブ19によるパージ量制御の悪化が避けられる。
[過給時]
図3に過給時の蒸発燃料の流路をグレーに塗りつぶして示す。過給時であるから電動エアポンプ17は非作動であり、通路切換弁28は開となる。また、過給時であるから、吸気通路1におけるコンプレッサー6よりも上流側が負圧になる。そして、コンプレッサー6よりも下流側の圧力が高い正圧の吸気がエジェクタ29によって、第1導入通路26の下流側に向かって噴出する。従って、キャニスタ2から脱離する蒸発燃料は、コンプレッサー6よりも上流側の負圧、並びにエジェクタ29による吸引作用により、バイパス通路21を通って圧力チャンバー18に導入され、パージバルブ19を経て第1導入通路26から吸気通路1におけるコンプレッサー6よりも上流側に導入される。
このように、蒸発燃料は電動エアポンプ17によらずコンプレッサー6よりも上流側の負圧、並びにエジェクタ作用によって吸気通路1に導入されるから、電動エアポンプ17による電力消費がなくなり、燃費が改善される。蒸発燃料はバイパス通路21を通るから、電動エアポンプ17による圧力損失がない。よって、パージ量の低下が抑えられる。
1 吸気通路
2 キャニスタ
3 パージ通路
6 過給機のコンプレッサー
8 スロットル弁
17 電動エアポンプ
18 圧力チャンバー
19 圧力センサ
21 バイパス通路
22 リターン通路
23 チェックバルブ
24 チェックバルブ
26 第1導入通路
27 第2導入通路
28 通路切換弁
29 エジェクタ

Claims (5)

  1. ターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、
    燃料タンク内で発生した蒸発燃料を貯蔵するキャニスタと、
    上記キャニスタから蒸発燃料を上記エンジンの吸気通路に導くためのパージ通路と、
    上記吸気通路における上記過給機よりも下流側に配置されたスロットル弁とを備え、
    上記パージ通路は、上記キャニスタよりも下流側に設けられた電動エアポンプ、及び該電動エアポンプよりも下流側に設けられたパージバルブを備え、
    上記パージ通路における上記電動エアポンプと上記パージバルブの間に、該電動エアポンプの作動による圧力脈動の発生を抑制する圧力チャンバーが設けられ、
    上記パージ通路は、上記パージバルブよりも下流側において、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記過給機よりも上流側に導入する第1導入通路と、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記スロットル弁よりも下流側に導入する第2導入通路とに分岐しており、
    上記パージ通路に、上記過給機が作動しているときに上記蒸発燃料が上記第1導入通路を通して上記吸気通路に導入され、上記過給機が作動していないときに上記蒸発燃料が上記第2導入通路を通して上記吸気通路に導入されるようにする通路切換弁が設けられていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. ターボ過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、
    燃料タンク内で発生した蒸発燃料を貯蔵するキャニスタと、
    上記キャニスタから蒸発燃料を上記エンジンの吸気通路に導くための、電動エアポンプ及びパージバルブを備えたパージ通路と、
    上記吸気通路における上記過給機よりも下流側に配置されたスロットル弁とを備え、
    上記パージ通路は、上記パージバルブよりも下流側において、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記過給機よりも上流側に導入する第1導入通路と、上記蒸発燃料を上記吸気通路における上記スロットル弁よりも下流側に導入する第2導入通路とに分岐しており、
    上記パージ通路には、上記過給機が作動しているときに上記蒸発燃料が上記第1導入通路を通して上記吸気通路に導入され、上記過給機が作動していないときに上記蒸発燃料が上記第2導入通路を通して上記吸気通路に導入されるようにする通路切換弁が設けられ、
    さらに、上記パージ通路には、上記電動エアポンプを迂回して上記蒸発燃料を上記吸気通路に導くバイパス通路と、上記電動エアポンプから吐出する蒸発燃料の一部を上記キャニスタ側に戻すリターン通路とが設けられ、上記バイパス通路及びリターン通路各々にチェックバルブが設けられていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1において、
    上記パージ通路には、上記電動エアポンプを迂回して上記蒸発燃料を上記吸気通路に導くバイパス通路と、上記電動エアポンプから吐出する蒸発燃料の一部を上記キャニスタ側に戻すリターン通路とが設けられ、上記バイパス通路及びリターン通路各々にチェックバルブが設けられていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記吸気通路における上記過給機よりも下流側から吸気を導入して上記第1導入通路による蒸発燃料の導入を促進するエジェクタを備えていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項1、請求項3、請求項1を引用する請求項4、及び請求項3を引用する請求項4のいずれか一において、
    上記圧力チャンバーに、上記電動エアポンプ及びパージバルブの作動を制御するための圧力センサが設けられていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
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