JP6012249B2 - パッケージ物品 - Google Patents

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Description

本発明は、収容部材と、当該収容部材に収容される収容物を備えたパッケージ物品の構築技術に関する。
特開2003−182745号公報では、収容物を収容するための収容部材であって、自立可能に設定された、いわゆるスタンディング・パウチと称呼される収容部材に関する構成が開示されている。この収容部材では、表裏2枚の本体フィルムの両端縁および下部端縁をシールすることで収容空間を形成するとともに、収容空間に収容物を充填した後で、当該本体フィルムの上縁部、すなわち天部を密封シールすることにより、収容部材と収容物からなるパッケージ物品が構築される。
このパッケージ物品を使用するときは、上記天部を開口し、収容物を取り出して利用に供する。なお、当該天部の密封に関しては、シールの他に、ノッチ、ミシン目、あるいは半切れ線を天部に形成して、開口手段とすることも開示されている。
上記した従来のパッケージ物品においては、天部に形成された密封シートを開口した場合、収容部材の底部が自立のための底面を有する構成のため、本体フィルムが底面から鉛直方向に屹立することで、当該開口を上面とする筒形状が形成されることになる。
すると当該筒形状とされた本体フィルムの剛性により、常時に開口状態が維持されるため、収容物の取り出しが容易化される。一方、いわゆる一回性の使い切り型ではない収容物の場合や、同種の収容物が複数収容されていて、順次に一つずつ取り出して利用に供するようなパッケージ物品では、開口状態が維持されることで、保管がしにくくなり、あるいは塵埃が内部に侵入しやすくなる等、かえって使用性に悪影響を及ぼすことが懸念される。
特開2003−182745号公報
本発明は、上記に鑑み、開口部を介して収容物を取り出し可能に構成したパッケージ物品につき、その使用性を一層向上することに資する技術の提供を目的とする。
上記課題は特許請求の範囲記載の発明によって解決される。本発明に係るパッケージ物品は、収容部材と、前記収容部材に収容される収容物とを有する。
前記収容部材は、所定の第1方向および前記第1方向と交差する第2方向のそれぞれに延在して当該収容部材の第1主要面をなす第1主要面形成部材と、前記第1方向および前記第2方向に延在して当該収容部材の第2主要面をなす第2主要面形成部材と、前記第1主要面形成部材および前記第2主要面形成部材に連接して当該収容部材の底部を形成する底部形成部材とを有する。前記収容部材は、前記底部が接地することで自立可能に構成される。
第1主要面形成部材および第2主要面形成部材が第1方向および第2方向に「延在」するとは、文字通り第1方向および第2方向に真直ぐに伸びる形態のみならず、第1方向および第2方向にそれぞれ延在する成分を有すれば足りる趣旨であり、例えば収容物を収容する関係で、第1主要面形成部材ないし第2主要面形成部材が曲面形状を呈するような場合であっても、曲面形状の接線方向が第1方向および第2方向に延在すれば、なお「延在」に包含される。また底部形成部材が第1主要面形成部材および第2主要面形成部材に「連接」するとは、第1主要面形成部材および第2主要面形成部材に直接接続される形態のみならず、他の部材を介して間接的に接続される形態のいずれも含む。
前記収容物は、面構造を有するシート状部材が複数重ね合わされて構成されているとともに、前記収容空間に収容されていない状態での厚みの30〜55パーセントの範囲に圧縮された状態で、各シート状部材の面構造が前記第1方向および前記第2方向に延在するように前記収容空間に収容される。
前記第1主要面形成部材は、前記第2方向に延在状に形成されて前記収容空間に収容された前記シート状部材を外部に取り出すための開封領域を有する。
前記開封領域は、前記第1主要面形成部材に前記第2方向に延在状に設けられたミシン目にて形成される開裂部にて構成される。
また、前記開封領域は、前記収容部材が自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容空間に収容された前記シート状部材の中央領域と上端領域の間であって、当該シート状部材が、上端部が屈曲された状態で当該開封領域から取り出される位置に設けられる。
前記開裂部は、開裂後においても、前記収容空間に収容された前記シート状部材および前記第1主要面形成部材の曲げ剛性により閉鎖状態が維持されるように構成されている。
本発明においては、第1主要面形成部材における開封領域の形成箇所に力を加えやすく、開封領域を開封し易い。また、収容空間からのシート状部材の取り出し性を容易化することができる。また、開裂部は、開裂後においても、シート状部材および第1主要面形成部材の曲げ剛性が作用することで、閉鎖する方向への力が自然に働き、使用者が意図的に開かない限り閉鎖状態が維持されることとなり、防塵性能を効果的に維持することができる。
本発明においては、前記シート状部材は、繊維集合体、不織布、または繊維集合体と不織布の組み合わせ部材として構成することが好ましい。このようなシート状部材は、とりわけシート状部材同士が絡みやすく、一枚一枚と順次に取り出す際に、他のシート状部材まで連れ立って取り出されてしまう問題点が生じやすいが、本発明によれば、開封領域の配置位置の工夫により、かかるシート状部材の取り出し性を向上することが可能とされる。
本発明においては、前記収容部材が自立した状態において、前記開封領域より上部に位置する、前記第1主要面形成部材の上方部分は、一のシート状部材が、上端部が屈曲された状態で前記開封領域から取り出される際に、他のシート状部材が前記開封領域から外部に露出することを規制する規制部材を兼務するように構成することが好ましい。このように構成することで、特に同種のシート状部材を順次取り出す場合に、一枚のシート状部材の取り出しに伴って他のシート状部材が一緒に開封領域から外に出てしまうといった事態を効果的に防止することが可能とされる。
本発明においては、前記開封領域は、前記収容部材が自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容空間に収容された前記シート状部材の略中央領域から上端領域までの長さの略3分の2だけ前記中央領域よりも上方の位置に設けられるように構成することが好ましい。この位置に設けることにより、開封のし易さ、防塵性能の維持のみならず、収容物の取り出し性を最大限に容易化することが可能とされる。
なお、前記第1主要面形成部材、前記第2主要面形成部材、および前記底部形成部材は、単一の包装シート状部材を曲折することで形成されていることが好ましい。このように構成することで、収容部材を構成する第1主要面形成部材、第2主要面形成部材および底部形成部材の形成を容易化することが可能とされる。
また、曲折された前記単一の包装シート状部材の所定の縁部を接合することにより前記収容空間が形成されていることが好ましい。このように構成することで、単一のシート状部材の縁部を接合するだけで収容空間が簡単に形成することができるため、パッケージ物品の構成合理化に資する。
また、上記したパッケージ物品に用いられる収容部材であって、前記第1主要面形成部材と前記第2主要面形成部材の、少なくとも、前記第1方向における各上端部が互いに接合されていない状態で開口をなし、当該開口部から前記収容物を前記収容空間に収納可能に構成されて収容部材が提供される。このように構成することで、収容物を主要部材に簡単に投入し収容することができるため、パッケージ物品の構成合理化に資する。
本発明によれば、開口部を介して収容物を取り出し可能に構成したパッケージ物品につき、その使用性を一層向上することに資する技術が提供されることとなった。
本発明の実施の形態に係る清掃シートパッケージに収容される清掃シートを斜視図として概略的に示す。 図1に示す清掃シートにホルダが取り付けられて使用に供される状態を斜視図として示す。 本実施の形態に係る清掃シート包装部材の概略構造を示す。 本実施の形態に係る清掃シートパッケージの構造を側面断面図として示す。 同じく、本実施の形態に係る清掃シートパッケージの構造を側面断面図として示す。 本実施の形態に係る清掃シートパッケージの使用状態を一部断面図として示す。 本実施の形態に係る清掃シートパッケージの製造方法の一工程を模式的に示す。 清掃シート包装部材の形成状態を模式的に示す。 清掃シート包装部材に清掃シート集合体が投入される状態を模式的に示す。 清掃シートパッケージが製造された状態を模式的に示す。
以下、本発明の実施形態である清掃シートパッケージにつき、図1から図10までを参照しつつ詳細に説明する。
(清掃シート)
まず、本実施の形態に係る清掃シートパッケージを構成する清掃シート110を図1に示す。清掃シート110は、不織布による基材シート111および繊維集合体113を有する刷毛部115と、基材シート111上に形成されたホルダ挿入部117を主体として構成されている。刷毛部115は互いに対向する第1面110aおよび第2面110bを有し、このうち第1面110aは清掃対象に対する清掃面をなし、第2面110bは当該第1面110aに対する対向面をなす。
そして図2に示すように、ホルダ挿入部117にホルダ119を挿入することによって清掃シート110とホルダ119が一体状の清掃物品をなして清掃作業に供される。清掃シート110は、本発明における「収容物」に対応する構成の一例であり、清掃面を形成する第1面110aおよび第2面110bは、本発明における「面構造」に対応する構成の一例である。
(清掃シート包装部材)
次に、本実施の形態に係る清掃シートパッケージを構成する清掃シート包装部材120を図3および図4に示す。清掃シート包装部材120は、シート状の第1主要面形成部材123、シート状の第2主要面形成部材127、および二つ折りシート状の底部形成部材131が互いに連接されることによって、連接された各部材の内側に所定の収容空間140を有するように構成されている。清掃シート包装部材120は、本発明における「収容部材」に対応する構成の一例である。
第1主要面形成部材123は、第1主要面121を有し、第2主要面形成部材127は第2主要面125を有している。第1主要面121および第2主要面125は、それぞれ図3に示す第1方向D1、および当該第1方向D1と交差する第2方向D2に延在する面、詳しくは第1方向D1および第2方向D2への延在成分を有する面として構成されている。
本実施の形態に係る清掃シート包装部材120は、長さ560ミリメートル、幅180ミリメートルの単一のフィルムシートを準備し、これを適宜に曲折することで第1主要面形成部材123、第2主要面形成部材127および底部形成部材131を形成するとともに、第1主要面形成部材123と第2主要面形成部材127の第2方向D2における両端領域をそれぞれ5ミリメートルの幅で熱シールし、各上端領域をそれぞれ25ミリメートルの幅で熱シールすることで形成される。その製造方法の詳細については後述する。
当該フィルムシートの材質としては、PET/CPP,OPP/CPP,HSOPP/CPP,PET/PE等の合成樹脂が適宜に用いられる。またフィルムシート以外に、アート紙やコート紙といった紙材、紙材とPE材あるいはAL材を適宜に組み合わせた紙ラミネート材を用いることも可能である。
また特に図示しないものの、第1主要面形成部材123と第2主要面形成部材127の上端接合領域には、清掃シート包装部材120を吊下して店頭で陳列等するためのフック穴を形成することが好ましい。
なお本実施の形態では、後述するように、いったん清掃シートパッケージを形成した後は、第1主要面形成部材123と第2主要面形成部材127の上端接合領域近傍を開封領域として利用しないため、当該上端接合領域は、強度および密閉性確保の観点より、強固に接合することができる。
本実施の形態における第1主要面121は、本発明の「第1主要面」に対応する構成の一例である。第1主要面形成部材123は、本発明の「第1主要面形成部材」に対応する構成の一例である。第2主要面125は、本発明の「第2主要面」に対応する構成の一例である。第2主要面形成部材127は、本発明の「第2主要面形成部材」に対応する構成の一例である。第1方向D1および第2方向D2は、本発明の「第1方向」「第2方向」にそれぞれ対応する構成の一例である。また収容空間140は、本発明の「収容空間」に対応する構成の一例である。
底部形成部材131は、曲折された矩形平面シート状に構成されるとともに、第1主要面形成部材123および第2主要面形成部材の各下端部124、128に連接されることで、いわゆる「襠部」を形成し、これによって清掃シート包装部材120(および清掃シートパッケージ100)の底部129を形成するように構成されている。そして、この底部129が接地面G(図4参照)に接地することにより、清掃シート包装部材120(および清掃シートパッケージ100)は、第1方向D1を屹立方向として自立可能に構成されている(このような構成については、いわゆるスタンディング・パウチとも称呼される)。
すなわち図3および図4に示すように二つ折りにされて襠部を形成する底部形成部材131が弾性力を付与しつつ、当該底部形成部材131に連接された第1主要面形成部材123および第2主要面形成部材127の各下端部124、128が図3、第3方向D3について互いに離間するようにして底部129が形成され、この状態において、当該各下端部124,128がそれぞれ接地面Gに線状に設置することで自立用の脚部を形成することとなる。底部120は、本発明の「底部」に対応する構成の一例である。底部形成部材131は、本発明の「底部形成部材」に対応する構成の一例である。ここで、図3および図4に示す第1方向D1、第2方向D2、第3方向D3は、自立した状態の清掃シート包装部材120(および清掃シートパッケージ100)において、それぞれ高さ方向、幅方向、厚み方向を規定するものである。
(開封領域、ミシン目)
また第1主要面形成部材123の第1主要面121には、第2方向D2に延在する開封領域134が形成されている(図3も参照)。この開封領域134は、第1主要面形成部材123を貫通する孔を第2方向D2に沿って多数配列して形成されるミシン目135によって構成されている。具体的には、当該開封領域134を構成するミシン目135は、第2方向D2方向に、第1主要面形成部材123に貫通部分および非貫通部分を所定のピッチで交互に配列することで形成されており、利用者の手の力で開裂可能に設定されている。
本実施の形態に係るミシン目135は、貫通部分(カット部分)の第2方向D2に関する長さが3ミリメートル、非貫通部分の長さが0.8ミリメートルとなるように設定されている。そしてミシン目135が開裂されるまでは、収容空間140を封止状態におき、開裂されることで当該収容空間140を外部に連通可能とする。開封領域134を構成するミシン目135は、所定の面強度を有する第1主要面形成部材123上に形成されているため、開封後においても、当該第1主要面形成部材123の曲げ剛性により、常時に閉鎖状態となるように設定される。開封領域134は、本発明の「開封領域」に対応する構成の一例である。またミシン目135は、本発明の「開裂部」ないし「ミシン目」に対応する構成の一例である。
(清掃シート集合体)
図4に示すように、上記した清掃シート110は、第1面110aないし第2面110bが、他の清掃シート110の第1面110aないし第2面110bと対向し合うようにして、所定の枚数だけ互いに重ね合わされることにより清掃シート集合体110cを形成するとともに、この状態にて、清掃シート包装部材120の収容空間140内に収容配置されている。この場合には、清掃シート110の基材シート111ないし繊維集合体113が、重ね合される他の清掃シート110の基材シート111ないし繊維集合体113と多少絡み合いつつ、外観的に一体状の清掃シート集合体110cを形成することとなる。
本実施の形態においては、4枚の清掃シート110が互いに重ね合わされて清掃シート集合体110cが構成される。そして、かかる清掃シート集合体110cが清掃シート包装部材120の収容空間140に収容されることにより、当該清掃シート集合体110cにおける下端部118が底部形成部材131の中央頂部に近接した位置に置かれ、これによって清掃シートパッケージ100が形成されることとなる。
この清掃シートパッケージ100は、本発明における「パッケージ物品」に対応する構成の一例である。なお、図4に示すように、清掃シート集合体110cが収容空間140に収容された状態においては、第1主要面形成部材123および第2主要面形成部材127は、それぞれ中央が外方(図4では第3方向D3)に膨出した状態とされ、必ずしも第1方向D1に沿って真っ直ぐに延在しない状態とされるが、この場合であっても、当該第1主要面形成部材123および第2主要面形成部材127は、それぞれ第1方向D1への延在成分を有するものであり、「第1方向D1に延在して第1主要面121ないし第2主要面125をなす」ものとする。
(清掃シート集合体の圧縮について)
清掃シート集合体110cを構成する各清掃シート110は、その厚み方向、すなわち図4における第3方向D3に関し、清掃シート包装部材120に収容されていない状態での厚みの略20パーセント〜99パーセントの範囲で圧縮された状態で清掃シート包装部材120に収容されることが好ましい。圧縮された状態の清掃シート110の厚みについて、図4では符号t1にて示されている。これにより収納時の清掃シートパッケージ100をコンパクトにすることができる。本実施の形態では、更なるコンパクト化によるパッケージ構成の合理化の観点より、各清掃シート110の第3方向D3に関する厚みにつき、清掃シート包装部材120に収容されていない状態での厚みの略30パーセント〜55パーセントの範囲に圧縮された厚みTにて清掃シート包装部材120に収容するように構成している。
(開封領域、ミシン目の高さ位置について)
開封領域134、すなわちミシン目135の第1方向D1に関する配置位置、すなわち配置高さに関しては、図5に示すように、清掃シートパッケージ100が自立した状態、すなわち底部129において下端部124,128が脚部として接地面Gに接地した状態において、収容空間140内に配置された清掃シート集合体110cを構成する清掃シート110の第1面110a(あるいは第2面110b)の第1方向D1への延在領域と重なる位置に設けられている。「重なる位置」とは、開封領域134の、第1方向D1に関する高さ位置が、清掃シートパッケージ100が自立した状態において、収容空間140内に配置された清掃シート集合体110c(あるいはこれを構成する清掃シート110)の上端部116から下端部118までの範囲内のいずれかの位置をいう。換言すれば、図5に示す自立状態の清掃シートパッケージ100において、第1方向D1に関し、収容空間140内に配置された清掃シート集合体110cの延在高さHの領域の範囲内に開封領域134を設けるものである。
図5に示すように、清掃シート集合体110cを構成する各清掃シート110は、図5に示す第1方向D1に関し、高さHを有している。そして当該清掃シート110の中央領域Cから上端部116までは、当該高さHの半分に相当する高さH1を有している。そして本実施の形態においては、上記開封領域134、すなわちミシン目135は、当該清掃シート110の中央領域Cから高さH2の位置に配置されている。この場合、清掃シート110の中央領域Cから開封領域134までの高さH2と、清掃シート110の中央領域Cから上端部116までの高さH3との関係については、おおむねH2:H3=2:1となるように設定するのが好ましい。換言すれば、開封領域134は、第1方向D1に関して、清掃シート110の中央領域Cから上端部116までの長さの略3分の2だけ、中央領域Cよりも上方の位置に設けることが好ましい。本実施の形態においては、中央領域Cから上端部116までの高さH1が略90ミリメートル(すなわち清掃シート110の高さHが180ミリメートル)、中央領域Cから開封領域134の配置位置までの高さH2が略60ミリメートル、開封領域134の配置位置から上端部116までの高さH3が略30ミリメートルとなるように設定している。
(清掃シートパッケージの作用・使用方法)
本実施の形態に係る清掃シートパッケージ100は上記のように構成される。次に当該清掃シートパッケージ100の作用および使用方法について説明する。
清掃シートパッケージ100を利用に供する場合、図6に示すように、ミシン目135を手で開裂することにより開封領域135を開放状態におき、収容空間140内に収容された清掃シート集合体110cを構成する清掃シート110を順次に取り出していく。図6では、収容空間140内の最前列、すなわち第1主要面形成部材123に一番近接している清掃シート110を取り出す状態が示されている。取り出しにおいては、図5に示す清掃シート110の上端部116を下方に移動させつつ、当該清掃シート110を屈曲させながら、開封領域134よりも上部に位置する第1主要面形成部材123の上方部分123aをくぐり抜けさせて、当該清掃シート110の上部領域110dを開封領域134から斜め上方に引き出す。
このとき、収容空間140内では清掃シート110が互いに絡み合って清掃シート集合体110cを形成しているため、最前列の清掃シート110の引き出しに伴って、他の清掃シート110も連れ立って移動しようとする可能性がある。この場合、開封領域134が、第1方向D1に関して、清掃シート110の延在する範囲内、すなわち清掃シート110の上端よりも下に位置するように配置されているため、開封領域134よりも上部に位置する第1主要面形成部材123の上方部分123aが、他の清掃シート110の上端部分を抑え込むことになり、最前列の清掃シート110に連れ立って外部に露出してしまことが効果的に防止されることになる。すなわち、当該上方部分123aは、本発明における「規制部材」に対応する構成の一例である。
収容空間140内に収容された清掃シート110は、上述のように通常よりも圧縮された状態とされているため、開封領域134から外部に引き出すに際し、その厚みが多少復元する。本実施例においては、引き出しに際して清掃シート110の上部領域110dを屈曲させる動作により、引き出しに係る清掃シート110の嵩高回復時間を短縮化することが可能である。すなわち、上記第1主要面形成部材123の上方部分123aは、引き出しに係る清掃シート110の嵩復元手段にもなっている。この状態が図6においては、それぞれ清掃シート110の厚さの相違として「t1」「t2」で示されている。
かくして取り出された清掃シート110は、図2に示すようにホルダ119が取り付けられて清掃用具となり、適宜に清掃作業に供されることとなる。本実施の形態に係る清掃シート110は、例えば一戸建て、マンション、ビル、オフィス、工場、車両等の屋内、室外、屋外における清掃作業に好適に用いられる。
なお、図6においては、清掃シートパッケージ100を接地面Gに接地させて自立させた状態で清掃シート110を引き出しているが、清掃シートパッケージ100を手で保持した状態で、ミシン目135を開裂し、清掃シート110を取り出す態様も可能である。あるいは、清掃シートパッケージ100を自立させた状態でミシン目135を開裂し、その後で清掃シートパッケージ100を手で保持した状態で、清掃シート110を引き出す態様も可能である。
上記のように構成された清掃シートパッケージ100においては、開封領域134を形成するミシン目135が、第1方向D1に関して清掃シート集合体110cを構成する清掃シート110の延在領域に設けられているため、ミシン目135を開裂して開封領域134を開封する場合、第1主要面形成部材123におけるミシン目135の形成箇所に力を加えやすく、開裂のし易い構成が得られる。
また開封領域134から清掃シート集合体110cの各清掃シート110を取り出す場合、第1主要面形成部材123のうち開封領域134の上方部分123aが、取り出し対象以外の清掃シート110を抑え込んで外部に移動しないように規制することになるため、清掃シート110を順次に取り出す際の容易化が促進されることとなる。
さらに当該開封領域134を形成するミシン目135が、第1方向D1に関して清掃シート集合体110cを構成する清掃シート110の延在領域に設けられているため、ミシン目135を開裂して開封領域134を開封した後においても、第1主要面形成部材123の曲げ剛性のみならず、収容物である清掃シート110の曲げ剛性が協働することで、当該開封領域134が閉鎖する方向への力が自然に働き、使用者が意図的に開封領域134を開かない限りには、当該開封領域134の閉鎖状態が維持されることとなり、防塵性能を効果的に維持することができる。
(清掃シートパッケージの製造方法)
次に、本実施の形態に係る清掃シートパッケージ100の製造方法について、図7〜図10を参照しつつ説明する。
(第1工程)
まず、清掃シート包装部材120の形成を行う。図7に示すように、本実施の形態では、長さ560ミリメートル、幅180ミリメートルの寸法を有するHSOPP30/CPP40の単一のフィルムシート201を準備するとともに、当該フィルムシート201における長手方向(図7における左右方向)の所定の位置において、幅方向(図7における上下方向)に延在するミシン目135を形成する。
(第2工程)
次にフィルムシート201の幅方向の適所を曲折することで、図8に示すように、第1主要面形成部材123、第2主要面形成部材127および底部形成部材131を有する立体構造物としての清掃シート包装部材120を得る。
(第3工程)
次に、図9に示すように、第2工程で得られた清掃シート包装部材120につき、第1主要面121を構成する第1主要面形成部材123と、第2主要面125を構成する第2主要面形成部材127の両端領域をそれぞれ5ミリメートルの幅で熱シールするとともに、第1主要面形成部材123と、第2主要面形成部材127と、底部形成部材131とによって区画された収容空間140内に、清掃シート集合体110cを投入する。本実施の形態に係る清掃シート集合体110cは、4枚の清掃シート110が互いに重ね合されて形成されている。
(第4工程)
この状態で、第1主要面形成部材123と、第2主要面形成部材127の各上端領域をそれぞれ25ミリメートルの幅で熱シールすることで、図10に示すように、清掃シート集合体110cを収容するとともに、ミシン目135が清掃シート集合体110cに対応して配置された清掃シートパッケージ100が得られる。
上記製造方法によれば、単一の長尺状のフィルムシート201を曲折形成することで清掃シート包装部材120を形成するとともに、清掃シート集合体110cを当該清掃シート包装部材120に投入して熱シールすることで、清掃シートパッケージ100を容易に製造することができるため、当該清掃シートパッケージ100の生産性の向上に資することができる。なおフィルムシート201は、本発明における「単一のシート状部材」に対応する構成の一例である。
(実施の形態の各構成要素と本発明の構成要素との対応関係)
本実施の形態における各構成要素と、本発明における発明特定事項との関係は以下の通りである。もちろん、本実施の形態における各構成要素は、対応する本発明の特定事項に関する一つの実施構成例に過ぎず、本発明の各構成はこれに限定さえるものではない。
清掃シート110は、本発明の「収容物」に対応する構成の一例である。
第1面110aないし第2面110bは、本発明の「面構造」に対応する構成の一例である。
清掃シート包装部材120は、本発明の「収容部材」に対応する構成の一例である。
第1主要面121は、本発明の「第1主要面」に対応する構成の一例である。
第1主要面形成部材123は、本発明の「第1主要面形成部材」に対応する構成の一例である。
第2主要面125は、本発明の「第2主要面」に対応する構成の一例である。
第2主要面形成部材127は、本発明の「第2主要面形成部材」に対応する構成の一例である。
底部120は、本発明の「底部」に対応する構成の一例である。
底部形成部材131は、本発明の「底部形成部材」に対応する構成の一例である。
開封領域134は、本発明の「開封領域」「開裂部」に対応する構成の一例である。
ミシン目135は、本発明の「開封領域」「開裂部」に対応する構成の一例である。
第1方向D1は、本発明の「第1方向」に対応する構成の一例である。
第2方向D2は、本発明の「第2方向」に対応する構成の一例である。
開封領域134よりも上部に位置する第1主要面形成部材123の上方部分123aは、本発明の「規制部材」に対応する構成の一例である。
(代替性)
本実施の形態では、清掃シート110は、不織布による基材シート111および繊維集合体113を有する刷毛部115を有する構成としたが、例えば不織布のみで刷毛部を構成する態様、繊維集合体のみで刷毛部を形成する態様なども適宜に採用可能である。また基材シートの枚数、線集合体における繊維の量等、ホルダ119を片手で把持して使用するハンディタイプの長さ寸法とするか、あるいは両手で把持して使用する床モップタイプの長さ寸法とするか、等についても、いずれも適宜に設定して採用可能である。
また本実施の形態では、開封領域134をミシン目135によって構成したが、例えば、菓子類等の収容箱のごとく開裂可能なリボンやテープで構成し、あるいはファスナーやジッパー等といった非開裂性の部材で構成してもよい。
(他の態様)
さらに本発明は、以上の記載に鑑み、下記の構成を構築することができる。
(態様1)
収容部材と、前記収容部材に収容される収容物とを有するパッケージ物品の製造方法であって、
所定の位置に開封領域が形成された単一のシート状部材を準備し、
前記シート状部材を曲折することにより、所定の第1方向および前記第1方向と交差する第2方向のそれぞれに延在して当該収容部材の第1主要面をなす第1主要面形成部材と、前記第1方向および前記第2方向に延在して当該収容部材の第2主要面をなす第2主要面形成部材と、前記第1面部材および前記第2面部材に連接して当該収容部材の底部を形成する底部形成部材と、前記第1主要面形成部材、前記第2主要面形成部材および前記底部形成部材によって形成される収容空間とを有するとともに、前記底部が接地することで自立可能に構成された収容部材を形成し、
前記収容空間に前記収容物を投入し、前記収容部材が自立した状態において、前記第1方向に関して、前記開封領域が、前記収容空間に収容された前記収容物と重なる位置に設けられるように前記収容空間に前記収容物を収容し、
前記シート状部材の縁部を接合することを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様2)
態様に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開封領域は、前記収容部材が前記収容物を収容しつつ自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容物の略中央領域から略上端領域の間の所定位置に設けられていることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様3)
態様1または2に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開封領域は、前記収容部材が前記収容物を収容しつつ自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容物の略中央領域から当該収容物の上端領域までの長さの略3分の2だけ前記中央領域よりも上方の位置に設けられていることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様4)
態様1から3までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記収容物はシート状部材にて形成され、
前記収容部材には、前記シート状部材が複数重ね合わせられた状態で収容されるとともに、前記開封領域から順次に取り出されて使用に供されることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様5)
態様1から4までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記シート状部材は、繊維集合体、不織布、または繊維集合体と不織布の組み合わせ部材として構成されることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様6)
態様1から5までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記収容部材に収容された前記シート状部材は、上端部が屈曲された状態で前記開封領域から取り出されることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様7)
態様1から6までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開封領域は、一のシート状部材が、上端部が屈曲された状態で前記開封領域から取り出される際に、他のシート状部材が当該開封領域から外部に露出することを規制する規制部材を兼務することを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様8)
態様1から7までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開封領域は、前記第1主要面形成部材において前記第2方向に延在状に形成された開裂部にて構成されることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様9)
態様8に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開裂部は前記第2方向に延在状に設けられたミシン目にて形成されることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様10)
態様8または9に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記開裂部は、開裂後においても、前記収容物および前記第1主要面形成部材の曲げ剛性により、閉鎖状態が維持されるように構成されていることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様11)
態様1から10までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記収容物は、前記収容部材に収容されていない状態での厚みの略20パーセント〜99パーセントの範囲に圧縮された状態で前記収容部材に収容されていることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
(態様12)
態様1から10までのいずれか1項に記載のパッケージ物品の製造方法であって、
前記収容物は、前記収容部材に収容されていない状態での厚みの略30パーセント〜55パーセントの範囲に圧縮された状態で前記収容部材に収容されていることを特徴とするパッケージ物品の製造方法。
100…清掃シートパッケージ(パッケージ物品)
110…清掃シート(収容物)
110a…第1面(清掃面;面構造)
110b…第2面(面構造)
110c…清掃シート集合体
111…基材シート
113…繊維集合体
115…刷毛部
117…ホルダ挿入部
119…ホルダ
120…清掃シート包装部材(収容部材)
121…第1主要面(第1主要面)
123…第1主要面形成部材(第1主要面形成部材)
123a…上方部分
124…下端部
125…第2主要面(第2主要面)
127…第2主要面形成部材(第2主要面形成部材)
128…下端部
129…底部(底部)
131…底部形成部材(底部形成部材)
134…開封領域(開封領域)
135…ミシン目(開封領域、開裂部)
140…収容区間(収容空間)
201…フィルムシート
B…接合部
D1…第1方向(第1方向)
D2…第2方向(第2方向)
D3…第3方向(第3方向)
G …接地

Claims (4)

  1. 収容部材と、前記収容部材に収容される収容物とを有するパッケージ物品であって、
    前記収容部材は、所定の第1方向および前記第1方向と交差する第2方向のそれぞれに延在して当該収容部材の第1主要面をなす第1主要面形成部材と、前記第1方向および前記第2方向に延在して当該収容部材の第2主要面をなす第2主要面形成部材と、前記第1主要面形成部材および前記第2主要面形成部材に連接して当該収容部材の底部を形成する底部形成部材と、前記第1主要面形成部材、前記第2主要面形成部材および前記底部形成部材によって形成される収容空間と、を有し、
    前記収容部材は、前記底部が接地することで自立可能に構成され、
    前記収容物は、面構造を有するシート状部材が複数重ね合わされて構成されているとともに、前記収容空間に収容されていない状態での厚みの30〜55パーセントの範囲に圧縮された状態で、各シート状部材の面構造が前記第1方向および前記第2方向に延在するように前記収容空間に収容され、
    前記第1主要面形成部材は、前記第2方向に延在状に形成されて前記収容空間に収容された前記シート状部材を外部に取り出すための開封領域を有し、
    前記開封領域は、前記第1主要面形成部材に前記第2方向に延在状に設けられたミシン目にて形成される開裂部にて構成され、
    前記開封領域は、前記収容部材が自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容空間に収容された前記シート状部材の中央領域と上端領域の間であって、当該シート状部材が、上端部が屈曲された状態で当該開封領域から取り出される位置に設けられ、
    前記開裂部は、開裂後においても、前記収容空間に収容された前記シート状部材および前記第1主要面形成部材の曲げ剛性により閉鎖状態が維持されるように構成されていることを特徴とするパッケージ物品。
  2. 請求項に記載のパッケージ物品であって、
    前記シート状部材は、繊維集合体、不織布、または繊維集合体と不織布の組み合わせ部材として構成されることを特徴とするパッケージ物品。
  3. 請求項1または2に記載のパッケージ物品であって、
    前記収容部材が自立した状態において、前記開封領域より上部に位置する、前記第1主要面形成部材の上方部分は、一のシート状部材が、上端部が屈曲された状態で前記開封領域から取り出される際に、他のシート状部材が前記開封領域から外部に露出することを規制する規制部材を兼務することを特徴とするパッケージ物品。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載のパッケージ物品であって、
    前記開封領域は、前記収容部材が自立した状態において、前記第1方向に関して、前記収容空間に収容された前記シート状部材の中央領域から上端領域までの長さの3分の2だけ前記中央領域よりも上方の位置に設けられていることを特徴とするパッケージ物品。

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