JP4223413B2 - 遊技盤梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ機の最大で2枚の遊技盤を1つの段ボール箱に収納して封緘する作業容易な遊技盤梱包装置に関する。
従来、パチンコ店から使用済として破棄された使用済遊技盤を運搬する場合、使用済遊技盤を形の不揃いな空の段ボール箱に投入し、当該段ボール箱をトラックの荷台に搭載したり、使用済遊技盤をそのままトラックの荷台に搭載したりしていた。また、本願出願人は製品としての遊技盤を支持体で鉢巻状に支持し、それを段ボール箱に収納する構造の遊技盤梱包装置を提案している。しかしながら、使用済遊技盤の投入された形の不揃いな段ボール箱をトラックの荷台に搭載したり、使用済遊技盤をそのままトラックの荷台に搭載したりしていたので、1台のトラックで運搬できる数量が少なく、しかも、トラックの荷台から使用済遊技盤が落下しないように荷造りする作業に多大な労力と時間とが必要であったという問題点があった。本願出願人が提案した上記遊技盤梱包装置にあっては、遊技盤を支持体で鉢巻状に支持するために、使用済遊技盤の運搬に対しては梱包作業が面倒である。
特願2001−386544号
発明が解決しようとする問題点は、製品としての遊技盤の運搬に対する梱包作業が面倒であるとともに、使用済遊技盤の運搬に対する梱包作業が面倒であるという点である。
本発明に係る遊技盤梱包装置は、遊技盤本体に表部品と裏部品とを備えた2枚の遊技盤が段ボール箱と筒状の支持体とで梱包される遊技盤梱包装置において、支持体が段ボール箱の内部に結合体で連結され、2枚の遊技盤における裏部品が互いに対向する背中合わせの格好で支持体の内部に取り込まれ、2枚の遊技盤における遊技盤本体の裏部品周りが支持体の両端面に接触された格好で、2枚の遊技盤における遊技盤本体の周縁部が蓋部を開いた段ボール箱の封緘された底部と対向する格好で、2枚の遊技盤と支持体とが上記段ボール箱の内部に収納され、蓋部が閉じられて封緘される形態に形成されたことを特徴とする
本発明に係る遊技盤梱包装置にあっては、2枚の遊技盤を段ボール箱の内部に格納された定形の格好で運搬することができるうえ、段ボール箱と支持体とを扁平に畳んだ形態で保管することで、保管の省スペース化も図ることができる。また、支持体が段ボール箱の内部に結合体で連結されたことで、段ボール箱と支持体とが組み合わさった形態で遊技盤梱包装置を梱包作業に供給したり運搬したりすることができるので、遊技盤の梱包作業および遊技盤梱包装置の運搬作業が容易である
図1−図8は第1実施形態であり。図1は、2枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの筒状の支持体13とで梱包する遊技盤梱包装置11の分解した外観を示す。図2は、展開した段ボール箱12を示す。図3は、筒状に形成された段ボール箱12の外観を示す。図4は、展開した支持体13を示す。図5は、筒状に形成された支持体13の外観を示す。図6−図8は、遊技盤1を梱包する工程を示す。
図1を参照し、梱包対象物品である2枚の遊技盤1と、2枚の遊技盤1を梱包する遊技盤梱包装置11とについて説明する。2枚の遊技盤1は遊技盤本体2と、遊技盤本体2における前面である意匠盤面3に取り付けられた表部品4と、遊技盤本体2の裏面に取り付けられた裏部品5とを備える。遊技盤梱包装置11は段ボール箱12及び支持体13を備える。そして、段ボール箱12の前後左右蓋23;24;25;26が開けられた状態において、1枚目の遊技盤1における表部品4が段ボール箱12の封緘された底部72と対向する格好つまり遊技盤本体2の意匠盤面3が段ボール箱12の底部72と平行に対向する格好で、1枚目の遊技盤1が段ボール箱12の上方から内部に収納され、遊技盤1の表部品4が段ボール箱12の底部72に搭載された後、筒状の支持体13が段ボール箱12の上方から内部に挿入されるのに伴い、1枚の遊技盤1における裏部品5が支持体13の内部に取り込まれ、支持体13における環状の下端面が1枚目の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りに搭載される。
それから、2枚目の遊技盤1における裏部品5の裏面(図1では下面)が上記段ボール箱12に収納された1枚目の遊技盤1における裏部品5の裏面(図1では上面)と平行に対向する格好で、2枚目の遊技盤1が段ボール箱12の上方から内部に収納されることで、2枚目の遊技盤1における裏部品5が支持体13の内部に取り込まれつつ、2枚目の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13の環状の上端面に搭載される。その後、前後左右蓋23−26が閉じられることで、前後蓋23;25または左右蓋24;26が2枚目の遊技盤1における表部品4の前面と接触し、前後左右蓋23−26からなる蓋部73が2枚目の遊技盤1を1枚目の遊技盤1の方向に押し付ける格好で図外の紙製または布製の粘着テープのような封緘具で封緘される構成である。
封緘具は接着剤やステップルでもよいが、接着剤は乾燥しないように注意が必要であり、ステップルは専用工具を使用しなければならないので、粘着テープの方が接着剤やステップルに比べて好適である。この封緘された遊技盤梱包装置11にあっては、1つの段ボール箱12の内部において、支持体13が双方の裏部品5を互いに接触しないように上下方向に離し、2枚の遊技盤1における相互の裏部品5が互いに向かい合わされた背中合わせの格好で1つの段ボール箱12に収納され、2枚の遊技盤1における表部品4が段ボール箱12における底部72と蓋部73とで上下方向より押圧された格好で支持され、2枚の遊技盤1が段ボール箱12の内部でがたつかないようになっている。
図2を参照し、段ボール箱12について説明する。展開した場合、段ボール箱12は糊代14、前側壁15、左側壁16、後側壁17、右側壁18が左側から右側へと横一列に連接され、前蓋23及び前底19が前側壁15より上下方向に連接され、左蓋24及び左底20が左側壁16より上下方向に連接され、後蓋25及び後底21が後側壁17より上下方向に連接され、右蓋26及び右底22が右側壁18より上下方向に連接された形態であって、ロール状に巻かれた長尺な段ボール紙材料から長方形状に切断されて材料取りされた後に、一点鎖線で示す折線27;28;29;30;31;32;33;34;35;36;37;38が付けられるとともに、左右側壁16;18に取手用孔片40;41が形成された形態である。前底19と左底20とが互いに切込42で分離され、左底20と後底21とが互いに切込43で分離され、後底21と右底22とが互いに切込44で分離され、前蓋23と左蓋24とが互いに切込45で分離され、左蓋24と後蓋25とが互いに切込46で分離され、後蓋25と右蓋26とが互いに切込47で分離されている。取手用孔片40は切込48と折線49とで囲まれた形態に構成される。取手用孔片41は切込50と折線51とで囲まれた形態に構成される。切込48;50は左右方向に延長された直線から上方(左蓋24の方向または右蓋26の方向)に向けて内側に湾曲する弧状に延びている。折線49;51は切込48;50における弧状の相対峙する内側端間において左右方向に直線状に延びている。段ボール箱12を構成する段ボール紙材料における波心12aは段ボール箱12の上下方向に延びる条を形成する。
そして、糊代14と前側壁15とが折線27で内側に折り曲げられ、前側壁15と左側壁16とが折線28で内側に折り曲げられ、左側壁16と後側壁17とが折線29で内側に折り曲げられ、後側壁17と右側壁18とが折線30で内側に折り曲げられ、糊代14と右側壁18の右側部とが互いに重ね合せられて図外の接着剤のような固着具で結合されることで、図3に示す四角形の筒状に形成された段ボール箱12が完成する。この筒状の段ボール箱12における前側壁15と右側壁18との境目である折線27の部分と、左側壁16と後側壁17との境目である折線29の部分とが互いに外側から内側に押されることで、段ボール箱12が全体的に扁平となる。よって、段ボール箱12を多数枚保管する場合、上記扁平となった段ボール箱12が積層された形態で保管されることで、筒状の段ボール箱12をそのままの形状で保管する場合に比べ、嵩張らない。筒状の段ボール箱12を扁平に畳む場合、前側壁15と左側壁16との境目である折線28の部分と、後側壁17と右側壁18との境目である折線30の部分とを互いに外側から内側に押してもよい。
図4を参照し、支持体13について説明する。展開した場合、支持体13は糊代55、左側片58、隅片60、前側片56、隅片61、右側片59、隅片62、後側片57、隅片63が左側から右側へと横一列に連接された形態であって、ロール状に巻かれた長尺な段ボール紙材料から長方形状に切断されて材料取りされた後に、一点鎖線で示す折線64;65;66;67;68;69;70;71が付けられた形態である。支持体13を構成する段ボール紙材料における波心13aが支持体13の幅H方向(上下方向)に延びる条を形成するので、支持体13が遊技盤1を支持する強度が高い。支持体13の幅Hは2枚の遊技盤1における背中合わせにした裏部品5を互いに接触しないように離す寸法になっている。そして、糊代55と左側片58とが折線64で内側に折り曲げられ、左側片58と隅片60とが折線65で内側に折り曲げられ、隅片60と前側片56とが折線66で内側に折り曲げられ、前側片56と隅片61とが折線67で内側に折り曲げられ、隅片61と右側片59とが折線68で内側に折り曲げられ、右側片59と隅片62とが折線69で内側に折り曲げられ、隅片62と後側片57とが折線70で内側に折り曲げられ、後側片57と隅片63とが折線71で内側に折り曲げられ、隅片63と糊代55とが互いに重ね合せられて接着剤のような固着具で結合されることで、図5に示す八角形の筒状に形成された支持体13が完成する。この筒状の支持体13における前側片56と右側片59との境目である隅片61と、糊代55と隅片63とが互いに外側から内側に押されることで、支持体13が全体的に扁平となる。よって、支持体13を多数枚保管する場合、上記扁平となった支持体13が積層された形態で保管されることで、筒状の支持体13をそのままの形状で保管する場合に比べ、嵩張らない。筒状の支持体13を扁平に畳む場合、隅片60と隅片62とを互いに外側から内側に押してもよい。
段ボール箱12や支持体13を筒状に作る場合に使用する固着具は粘着テープやステップルでもよいが、粘着テープはロール上に巻かれた長尺な粘着テープ材料から定寸法な粘着テープを切断する作業が必要であり、ステップルは専用工具を使用しなければならないので、接着剤の方が粘着テープやステップルに比べて好適である。
図6−図8を参照し、図1の遊技盤梱包装置11で2枚の遊技盤1を梱包する方法について説明する。ステップ101のa図に示すように、扁平な形状で保管されていた段ボール箱12における折線27の部分と、図3に示す折線29の部分とが、互いに内側から外側に押されることで、段ボール箱12が筒状に開けられる。その状態において、図3に示す左右底20;22が折線32;34で内側に折り曲げられて互いに向かい合わせられる一方、前後底19;21が折線31;33で内側に折り曲げられて互いに向かい合わせられる。その状態において、ステップ101のb図に示すように、上記互いに向かい合わせられた前後底19;21の双方が紙製または布製の粘着テープのような封緘具75で封緘(封緘具75における粘着剤が前後底19;21の双方にわたり接着)され、封緘具75の前後底19;21より外側に突出した両端部が上方に持ち上げられる格好で内側に折り返されつつ左右側壁16;18における取手用孔片40;41よりも下部に接着されることで、段ボール箱12の封緘された底部72が扁平に形成される。
次に、ステップ102のa図に示すように、底部72の封緘された筒状の段ボール箱12の前後左右蓋23−26が開けられた状態において、1枚目の遊技盤1の表部品4が下に向けられた格好で、1枚目の遊技盤1が段ボール箱12の上方から内部に収納される。これによって、ステップ102のb図に示すように、1枚目の遊技盤1における表部品4の前面が段ボール箱12の底部72に接触し搭載される。
引き続き、ステップ103のa図に示すように、筒状の支持体13が段ボール箱12の上方から内部に挿入される。これによって、ステップ103のb図に示すように、支持体13がそれの内部に1枚目の遊技盤1における裏部品5を取り込みつつ、支持体13の下端面が1枚目の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りに接触して搭載される。その後、ステップ104のa図に示すように、2枚目の遊技盤1の裏部品5が下に向けられた格好で、2枚目の遊技盤1が段ボール箱12の上方から内部に収納される。これによって、ステップ104のb図に示すように、2枚目の遊技盤1における裏部品5が支持体13の内部に取り込まれつつ、2枚目の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13の上端面に接触して搭載される。その状態において、2枚目の遊技盤1における表部品4の上面が図3の前後左右側壁15−18と前後左右蓋23−26との境目である折線35−38と同一位置かまたは折線35−38よりも少し上方に突出する(ステップ104のb図では折線35−38よりも上方に突出した状態を図示してある)。
さらに、ステップ105に示すように、段ボール箱12の左右蓋24;26が内側に折り曲げられるとともに、前後蓋23;25が内側に折り曲げられることで、閉じられた左右蓋24;26が2枚目の遊技盤1における表部品4の上面と接触し、前後左右蓋23−26からなる蓋部73が2枚目の遊技盤1を1枚目の遊技盤1の方向に押し付ける一方、左右蓋24;26が互いに向かい合わせられるとともに、前後蓋23;25が互いに向かい合わせられる。その状態において、互いに向かい合わせられた前後蓋23;25の双方が紙製または布製の粘着テープのような封緘具76で封緘(封緘具76における粘着剤が前後蓋23;25の双方にわたり接着)され、封緘具76の前後蓋23;25より外側に突出した両端部が下方に引っ張られる格好で内側に折り返されつつステップ104に示す左右側壁16;18における取手用孔片40;41よりも上部に接着される。これによって、梱包作業が終了する。
その後、作業者が2枚の遊技盤1の梱包された遊技盤梱包装置11を持ち運ぶ場合、ステップ106に示すように、作業者が左手77における人差指、中指、薬指、小指それぞれの指先を段ボール箱12の外側から左側壁16の取手用孔片40を押しながら内側に入れるとともに、右手78における人差指、中指、薬指、小指それぞれの指先を段ボール箱12の外側から右側壁18の取手用孔片41を押しながら内側に入れ、作業者が上記段ボール箱12の内側に入った指先を上方に曲げた格好で、作業者が両手で遊技盤梱包装置11を持ち運ぶ。
第1実施形態の構造によれば、段ボール箱12と支持体13とが段ボール紙により形成されているので、遊技盤梱包装置11を金属や合成樹脂で作った場合よりも軽量化することがきるうえ、遊技盤梱包装置11を使用済として破棄する場合に、段ボール箱12と支持体13とを材料で分別することなく一緒に捨てることができる。2枚の遊技盤1が背中合わせされつつ支持体13で支持された格好で、段ボール箱12の底部72と蓋部73とが封緘されることによって、2枚の遊技盤1が段ボール箱12の底部72と支持体13と蓋部73とで挟まれた格好で段ボール箱12の内部でがたつくことがないように安定に支持される。
しかも、2枚の遊技盤1が背中合わせの格好で1つの段ボール箱12に収納された遊技盤梱包装置11においては、図8のステップ105に示すように、2枚の遊技盤1における表部品4の上面が段ボール箱12の底部72と蓋部73とに接触し、筒状の支持体13における上下端面が2枚の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りに接触しているので、例えば、取手用孔片40;41が図8のステップ106に示すように段ボール箱12の内部に押し込まれ形態で保管された場合にあっても、当該保管中において、埃が段ボール箱12の内部に押し込まれた取手用孔片40;41の中抜きされた取手用孔79;80を経由して段ボール箱12の内部に侵入しても、2枚の遊技盤1における表部品4の上面や裏部品5が埃を被らない。
また、2枚の遊技盤1が背中合わせの格好で1つの段ボール箱12に収納された遊技盤梱包装置11においては、支持体13が2枚の遊技盤1における裏部品5どうしを上下方向に離した格好で遊技盤本体2を支持しているので、2枚の遊技盤1を収納した遊技盤梱包装置11がトラックに積み込まれて運ばれる場合に、その運搬中の振動で双方の裏部品5が衝突することないので、2枚の遊技盤1に実装されている表部品4や裏部品5における画像表示装置や球検出器などの部品が損傷せず適切に保護される。
図9は、第2実施形態に係る2枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの筒状の支持体13とで梱包する遊技盤梱包装置11の分解した外観を示す。第1実施形態では2枚の遊技盤1の裏部品5が上下方向で背中合わせにされた格好で、2枚の遊技盤1が上下方向に配置されるように1つの段ボール箱12の内部に格納したが、第2実施形態では2枚の遊技盤1の裏部品5が左右方向または前後方向で背中合わせにされた格好で、2枚の遊技盤1が左右方向または前後方向に配置されるように1つの段ボール箱12の内部に格納される構成である。図9に示すように、2枚の遊技盤1における裏部品5が互いに対向する背中合わせの格好で支持体13の内部に取り込まれ、2枚の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13における環状の両端面(第1実施形態における環状の上下端面に相当する)に接触された格好で、2枚の遊技盤1における遊技盤本体2の周縁部が前後左右蓋23−26からなる蓋部73を開いた段ボール箱12の閉じられた底部72と対向する格好で、2枚の遊技盤1と支持体13とが上記段ボール箱12の内部に収納され、蓋部73が閉じられて図8に示す封緘具76で封緘される形態に形成されている。
図10−図13は、第3実施形態である。図10は、展開した段ボール箱12を示す。図11は、角筒状に形成される途中である段ボール箱12の外観を示す。図12は、角筒状に形成された段ボール箱12の外観を示す。図13は、筒状から扁平時に畳まれる段ボール箱12の外観を示す。図10に示す展開した段ボール箱12は、図2に示す展開した段ボール箱12における前後底19;21に、折線83;84を付けて、底糊代85;86を区分し形成した。図11及び図12を参照し、段ボール箱12の作り方について説明する。図11に示すように、前側壁15と左側壁16とが折線28で内側に折り曲げられ、右側壁18と後側壁17とが折線30で内側に折り曲げられ、前底19と左底20とが折線31;32で内側に折り曲げられ、後底21と右底22とが折線33;34で内側に折り曲げられ、底糊代85と左底20の左側部とが互いに重ね合わされて接着剤で結合され、底糊代86と右底22の左側部とが互いに重ね合わされて接着剤で結合される。次に、左側壁16と後側壁17とが折線29で内側に折り曲げられ、糊代14が折線27で内側に折り曲げられ、糊代14と右側壁18の右側部とが互いに重ね合わされて接着剤で結合される。これによって、図12に示す底部72の封緘された四角形の筒状に形成された段ボール箱12が完成する。
図13を参照し、段ボール箱12の保管形態について説明する。前記底部72の封緘された筒状の段ボール箱12において、前後左右底19−22が矢印Xで示すように外側から内側に押されるのに伴い、底糊代85が折線83で内側に折り曲げられ、底糊代86が折線84で内側に折り曲げられ、前後左右底19−22が段ボール箱12の内側に押し込まれる。これによって、相対峙する折線27;29が互いに外側から内側の方向に近づき、段ボール箱12が扁平となる。この扁平となった段ボール箱12にあっては、相対峙する折線27;29が互いに内側から外側の方向に離れるように開けられることで、段ボール箱12が扁平な形態から図12に示す底部72の封緘された筒状になる。よって、第3実施形態の段ボール箱12によれば、2つの遊技盤1を段ボール箱12に格納する場合、その場で段ボール箱12の底部72を図6に示す封緘具75で封緘する必要はない。
図14は、第4実施形態である。図14のa図は、前後左右蓋23−26の開けられた段ボール箱12の外観を示す。図14のb図は、前後左右蓋23−26の封緘された段ボール箱12の外観を示す。図14のa図において、前後蓋23;25はそれらが互いに折線35;37で内側に折り曲げられることで、それらの先端部が互いに重ね合わされるように、前後蓋23;25における前後方向の寸法が設定されている。上記前後蓋23;25における互いに重なる先端部には切込91;92が形成される。そして、図14のb図に示すように、左右蓋24;26が折線36;38で内側に折り曲げられた後、前後蓋23;25が互いに折線35;37で内側に折り曲げられ、前後蓋23;25の先端部が互いに重ね合わされる場合において、切込91;92が互いに嵌め合わされることで、前後蓋23;25の先端部が左右方向で互い違いに組み合わされ、前後左右蓋23−26が封緘されるようになっている。よって、第4実施形態の段ボール箱12によれば、2つの遊技盤1を段ボール箱12に格納する場合、その場で段ボール箱12の前後左右蓋23−26を図8に示す封緘具76で封緘する必要はない。切込91;92のいずれか一方は形成しなくてもよい。切込91;92は左右蓋24;26に形成してもよい。
図15は、第5実施形態である。図15のa図は、前後左右蓋23−26が開けられた段ボール箱12の外観を示す。図15のb図は、前後左右蓋23−26が封緘された段ボール箱12の外観を示す。図15のa図において、左右蓋24;26が互いに折線36;38で内側に折り曲げられた場合に、互いに向き合う左右蓋24;26の先端部には切込93;94が形成される。前後蓋23;25が互いに折線35;37で内側に折り曲げられた場合に、互いに向き合う前後蓋23;25の先端部には嵌合片95;96が連接され、前後蓋23;25と嵌合片95;96との境には直線状の折線97;98を備える。そして、図15のb図に示すように、左右蓋24;26が折線36;38で内側に折り曲げられた後、前後蓋23;25が互いに折線35;37で内側に折り曲げられ、前後蓋23;25の先端部が互いに対向する場合において、嵌合片95;96が互いに折線97;98で内側に折り曲げられて切込93;94に嵌め込まれることで、前後左右蓋23−26が封緘されるようになっている。よって、第5実施形態の段ボール箱12によれば、2つの遊技盤1を段ボール箱12に格納する場合、その場で段ボール箱12の前後左右蓋23−26を図8に示す封緘具76で封緘する必要はない。切込93;94が前後蓋23;25に形成され、嵌合片95;96が左右蓋24;26に形成されてもよい。
図16は、第6実施形態に係る段ボール箱12の内部に支持体13を格納し、支持体13を取手用孔片40;41で段ボール箱12の内部に支持した遊技盤梱包装置11の平面を示す。図3に示す筒状の段ボール箱12における折線27の部分と折線29の部分とが、互いに外側から内側に押されることで、段ボール箱12が扁平に畳まれる。また、図5に示す筒状の支持体13における糊代55と隅片61とが互い外側から内側に押されることで、支持体13が扁平に畳まれる。そして、扁平な支持体13が扁平な段ボール箱12における前後左右底19−22の側から段ボール箱12の内部に挿入される一方、段ボール箱12における取手用孔片40;41が外側から内側に押し込まれ、支持体13における左右側片58;59の上端面周りの上部が左右側壁16;18と上記内側に押し込まれた取手用孔片40;41との隙間に挿入されることで、支持体13が段ボール箱12の内部において取手用孔片40;41で支持される。これによって、1つの段ボール箱12と1つの支持体13との組み合わせが形成される。そして、図1に示す2枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの支持体13とで梱包する場合において、1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが適切に供給されるので、梱包作業が容易である。
図17および図18は、第7実施形態である。図17は、支持体13の外観を示す。図18は、扁平な支持体13を取手用孔片40;41で扁平な段ボール箱12の内部に支持した遊技盤梱包装置11の平面を示す。図17に示すように、支持体13における左右側片58;59の上部には、上端面から内部に窪む凹部99;100が形成される。そして、図18のa図に示すように、扁平に畳まれた支持体13が扁平に畳まれた段ボール箱12における前後左右底19−22の側から段ボール箱12の内部に挿入される過程において、支持体13における凹部99;100周りが左右側壁16;18と内側に押し込まれた取手用孔片40;41との隙間に挿入されることで、支持体13が段ボール箱12の内部において取手用孔片40;41で支持される。これによって、図18のb図に示すように、支持体13が段ボール箱12の内部において折線36;38と折線32;34との間に配置されるので、段ボール箱12の左右底20;22や左右蓋24;26が折り曲げられても、支持体13が折り曲がるような不都合を解消することができる。
図19は、第8実施形態に係る展開した支持体13を示す。糊代55から外側には舌片111が連接され、後側片57と隅片63との境には貫通孔112が形成される。そして、糊代55、左側片58、隅片60、前側片56、隅片61、右側片59、隅片62、後側片57、隅片63のそれぞれが折線64−71で内側に折り曲げられた後、舌片111が貫通孔112に嵌め込まれることで、糊代55が隅片63に重ね合わされ、支持体13が筒状に形成される。この重ね合わされた糊代55と隅片63とが互いに接着剤で結合されてもよいが、接着剤で結合しなくても、舌片111と貫通孔112とが互いに嵌め込まれているので、支持体13が筒状の形状に保持される。
図20は、第9実施形態に係る1枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの支持体13とで梱包した遊技盤梱包装置11の縦方向に切断した断面を示す。1枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの支持体13とで梱包する場合、段ボール箱12の前後左右蓋23−26が開けられた状態において、1枚の遊技盤1における表部品4が段ボール箱12の封緘された底部72と対向する格好で、1枚の遊技盤1が段ボール箱12の上方から内部に収納され、遊技盤1の表部品4が段ボール箱12の底部72に搭載された後、筒状の支持体13が段ボール箱12の上方から内部に挿入されるのに伴い、1枚の遊技盤1における裏部品5が支持体13の内部に取り込まれ、支持体13における環状の下端面が1枚目の遊技盤1における遊技盤本体2の裏部品5周りに搭載される。そして、前後左右蓋23−26を閉じて封緘してもよいが、前後左右蓋23−26を閉じる前に、古新聞紙や古雑誌などの詰物113が支持体13の上に敷設された後、前後左右蓋23−26を閉じて封緘すれば、1枚の遊技盤1を収納した遊技盤梱包装置11がトラックに積み込まれて運ばれる場合に、その運搬中の振動で1枚の遊技盤1が遊技盤梱包装置11の内部でがたつくことがないので、1枚の遊技盤1に実装されている表部品4や裏部品5が損傷せず適切に保護される。
図21−図23は、第10実施形態である。図21は、段ボール箱12と支持体13とが結合体121で連結された遊技盤梱包装置11の平面を示す。図22は、遊技盤梱包装置11を分解して示す。図23は、2枚の遊技盤1を梱包した遊技盤梱包装置11の縦方向に切断した断面を示す。
図22に示すように、段ボール箱12の内部に支持体13を連結する4個の結合体121は、段ボール箱12と支持体13と別々に、段ボール紙材料から形成されたものであって、方形状の中央に形成された折線122で2つに折り曲げられ、この折り曲げられた2つの片部の端部を2つの折線123;124で互いに同一方向に2つに折り曲げられた糊代125;126を備えた、平面視M字形の形態である。そして、各結合体121の一方の糊代125が、支持体13の前後側片56;57の外側面と左右側片58;59の外側面とに接着剤のような固着具で結合される。このように4個の結合体121の取り付けられた支持体13が段ボール箱12の内部に収納された後、各結合体121の他方の糊代126が、段ボール箱12の前後側壁15;17の内側面と左右側壁16;18の内側面とに接着剤のような固着具で結合される。これによって、図21に示すように、支持体13が段ボール箱12の内部に結合体121で連結された格好で格納される。この格納された支持体13と段ボール箱12との間には、隙間127が形成される。
図23を参照し、遊技盤本体2に表部品4および裏部品5の取り付けられた2枚の遊技盤1を梱包する方法について説明する。段ボール箱12の底部72および蓋部73が開けられた状態において、1枚の遊技盤1を例えば底部72の側から段ボール箱12の内部に入れる。その場合、当該1枚の遊技盤1における裏部品5が先に段ボール箱12の内部に入れられることによって、裏部品5が支持体13の内部に取り込まれ、遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13の下端面に接触して搭載される。その後、底部72における左右底20;22と前後底19;21とが閉じられて図外の封緘具で封緘される。また、上記と別のもう1枚の遊技盤1を例えば蓋部73の側から段ボール箱12の内部に入れる。その場合、当該もう1枚の遊技盤1における裏部品5が先に段ボール箱12の内部に入れられることによって、裏部品5が支持体13の内部に取り込まれ、遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13の上端面に接触して搭載される。その後、蓋部73における左右蓋24;26と前後蓋23;25とが閉じられて図外の封緘具で封緘される。これによって、2枚の遊技盤1の梱包作業が終了する。
この第10実施形態の構造によれば、1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが結合体121で連結されているので、1枚の遊技盤1または2枚の遊技盤1を1つの段ボール箱12と1つの支持体13とで封緘する場合において、作業者が1つの段ボール箱12を持つことによって、当該1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが組み合わさった形態で供給され、遊技盤1の梱包作業および遊技盤梱包装置11の運搬作業が容易である。また、1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが組み合わさった形態で保管されるので、保管形態も梱包作業に適合する良好な形態となる。結合体121が3つ以上の折線122−124で折り曲げられた形態であるので、複数の結合体121で1つの段ボール箱12と1つの支持体13とを連結した場合、結合体121の折れ曲がりが段ボール箱12と支持体13との寸法誤差を吸収するというように、結合体121が段ボール箱12と支持体13との結合の緩衝機能を発揮し、段ボール箱12と支持体13との間に隙間127を形成することができる。第10実施形態において、結合体121の個数は、4個に限定されるものでなく、1個または2個または3個または5個以上であってもよいが、4個であれば、段ボール箱12と支持体13との接続された形状の保持性がよい。
図24は第11実施形態に係る支持体13を示す。結合体121が支持体13の前後側片56;57および左右側片58;59から外側に切り起こされた形態である。前後側片56;57および左右側片58;59には、結合体121の切り起こすための残渣孔128;129;130;131が存在する。結合体121と前後側片56;57および左右側片58;59との連接部分には、折線123が存在する。よって、支持体13を図22に示す段ボール箱12の内部に連結する場合、支持体13より切り起こされた結合体121の端部を折り曲げて形成された糊代126が段ボール箱12の前後側壁15;17の内側面と左右側壁16;18の内側面とに接着剤のような固着具で結合される。第11実施形態の構造によれば、結合体121が支持体13の一部を使って切り起こされているので、結合体121および支持体13の材料の無駄を省くことができる。
図25−図27は、第12実施形態である。図25は、段ボール箱12と支持体13とからなる遊技盤梱包装置11の外観を示す。図26は、遊技盤梱包装置11の平面を示す。図27は、2枚の遊技盤1を梱包した遊技盤梱包装置11の縦方向に切断した断面を示す。
図25に示すように、段ボール箱12と別に形成された支持体13は、段ボール紙材料から形成されたものであって、帯板状の長さ方向の中央に形成された折線141で2つに折り曲げられ、この折り曲げられた2つの片部の端部を2つの折線142;143で互いに同一方向に2つに折り曲げられた糊代144;145を備えた形態である。そして、支持体13が、段ボール箱12の4つの隅部における内部のそれぞれに上下2段に設けられることによって、遊技盤梱包装置11が構成される。段ボール箱12の1つ目の隅部に結合される場合、一方の糊代144が、段ボール箱12の左側壁16の内側面に接着剤のような固着具で結合され、他方の糊代145が、段ボール箱12の後側壁17の内側面に接着剤のような固着具で結合される。段ボール箱12の2つ目の隅部に結合される場合、一方の糊代144が、段ボール箱12の前側壁15の内側面に接着剤のような固着具で結合され、他方の糊代145が、段ボール箱12の左側壁16の内側面に接着剤のような固着具で結合される。段ボール箱12の3つ目の隅部に結合される場合、一方の糊代144が、段ボール箱12の右側壁18の内側面に接着剤のような固着具で結合され、他方の糊代145が、段ボール箱12の前側壁15の内側面に接着剤のような固着具で結合される。段ボール箱12の4つ目の隅部に結合される場合、一方の糊代144が、段ボール箱12の後側壁17の内側面に接着剤のような固着具で結合され、他方の糊代145が、段ボール箱12の右側壁18の内側面に接着剤のような固着具で結合される。
図26および図27を参照し、遊技盤本体2に表部品4および裏部品5の取り付けられた2枚の遊技盤1を梱包する方法について説明する。図26に示すように、段ボール箱12の底部72が封緘され、段ボール箱12の蓋部73が開けられた状態において、上下2段になった全部の支持体13における中央の折線141が、段ボール箱12における全部の隅部に近づくように、段ボール箱12の内側から外側に向けて押し付けられることによって、全部の支持体13が、図26に仮想線で示す形態から実線で示す形態のように、段ボール箱12の前後左右側壁15−18に沿わされた形態に折り畳まれている。そして、図27に示す1枚の遊技盤1が蓋部73の側から段ボール箱12の内部に入れられる。その場合、当該1枚の遊技盤1における表部品4が先に段ボール箱12の内部に入れられることによって、遊技盤1の表部品4の前面が段ボール箱12の底部72に接触して搭載される。その後、全部の支持体13における中央の折線141が、段ボール箱12における全部の隅部から離れるように、段ボール箱12の内側に引き出されることによって、全部の支持体13が、図26に実線で示す形態から仮想線で示す形態のように、段ボール箱12の内側に突出される。これによって、図27に示すように、段ボール箱12の底部72の側に位置する下段における全部の支持体13が遊技盤本体2の裏面の上を通過し、支持体13の折線141が裏部品5の側部と横方向で対向し、支持体13が遊技盤本体2の浮き上がりを阻止する形態となる。次に、上記と別のもう1枚の遊技盤1が蓋部73の側から段ボール箱12の内部に入れられる。その場合、当該もう1枚の遊技盤1における裏部品5が先に段ボール箱12の内部に入れられることによって、裏部品5が段ボール箱12の内側に突出している支持体13の内部に取り込まれ、遊技盤本体2の裏部品5周りが支持体13の上端面に接触して搭載される。その後、蓋部73における左右蓋24;26と前後蓋23;25とが閉じられて図外の封緘具で封緘される。これによって、2枚の遊技盤1の梱包作業が終了する。
この第12実施形態の構造によれば、支持体13が図26に実線で示すような段ボール箱12の前後左右側壁15−18に折り畳まれた形態と仮想線で示すような段ボール箱12の内側に突出する形態とに変形可能であるので、2枚の遊技盤1を蓋部73の方から段ボール箱12の内部に収納することができ、梱包作業が容易である。また、遊技盤1を段ボール箱12の内部に収納する場合、蓋部73が封緘され、底部72が開けられた状態でも同様に適用できる。つまり、2枚の遊技盤1を底部72または蓋部73の方から段ボール箱12の内部に収納することができる。段ボール箱12と支持体13とが結合されているので、1枚の遊技盤1または2枚の遊技盤1を1つの1つの支持体13とで封緘する場合において、作業者が1つの段ボール箱12を持つことによって、当該1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが組み合わさった形態で供給され、遊技盤1の梱包作業および遊技盤梱包装置11の運搬作業が容易となるうえ、保管形態も梱包作業に適合する良好な形態となる。支持体13が段ボール箱12の底部72または蓋部73の側に位置する遊技盤1を別々に支持するので、1つの遊技盤梱包装置11で1枚の遊技盤1でも梱包可能となる。支持体13が遊技盤1の裏部品5に接触しなくても適用可能であるが、支持体13が裏部品5を横方向から支持すれば、遊技盤本体2が段ボール箱12の前後左右側壁15−18と接触していなくても、遊技盤1が段ボール箱12の内部で横に移動することを防止することができる。
図28は、第13実施形態に係る段ボール箱12と支持体13とからなる遊技盤梱包装置11の外観を示す。支持体13が段ボール箱12の4つの隅部で外側から内側に切り起こされる形態である。つまり、段ボール箱12の1つ目の隅部において、段ボール箱12の左側壁16と後側壁17とにわたり切込147;148が横方向に形成される。段ボール箱12の2つ目の隅部において、段ボール箱12の前側壁15と左側壁16とにわたり切込149;150が横方向に形成される。段ボール箱12の3つ目の隅部において、段ボール箱12の右側壁18と前側壁15とにわたり切込151;152が横方向に形成される。段ボール箱12の4つ目の隅部において、段ボール箱12の後側壁17と右側壁18とにわたり切込153;154が横方向に形成される。支持体13が段ボール箱12の外側から内側に突出された場合、段ボール箱12の4つの隅部に残渣孔155−158が形成される。そして、図27に示す遊技盤1を段ボール箱12の内部に収納する場合、支持体13が外側から内側に押し込まれることによって、図示のように、支持体13が段ボール箱12の4つの隅部で外側から内側に突出される。よって、支持体13が切込147−154で段ボール箱12から形成されているので、材料の無駄を省くことができる。
図29は第14実施形態に係る段ボール箱12と支持体13とからなる遊技盤梱包装置11の外観を示す。支持体13を上下二段に分離することなく単一体で形成することによって、支持体13を段ボール箱12の内部に突出させる作業を簡単にすることができる。
図30は第15実施形態に係るパチンコ店114で使用済となって破棄された遊技盤本体2に表部品4と裏部品5とを備えた2枚の使用済遊技盤1(前記各実施形態における遊技盤1に相当する)が前述の遊技盤梱包装置11を使用して回収される使用済遊技盤回収方法を示す。ステップ201に示すように、パチンコ店114において新機種の遊技盤を導入する場合に使用済となって破棄される2枚または1枚の使用済遊技盤1が1つの段ボール箱12と1つの支持体13とで梱包される。その梱包には図1または図9または図20または図22に示す形態が用いられる。そして、ステップ202に示すように、使用済遊技盤1の梱包された遊技盤梱包装置11がトラック115の荷台に搭載される。その後、ステップ202に示すように、トラック115がパチンコ店114から使用済遊技盤1の集荷場116に向けて運行され、トラック115が集荷場116に到達すると、遊技盤梱包装置11がトラック115の荷台から集荷場116に降ろされる。集荷場116ではステップ203に示すように、降ろされた遊技盤梱包装置11における段ボール箱12から使用済遊技機1および支持体13が取り出される。取り出された使用済遊技盤1からは表部品4や裏部品5における画像表示装置や球検出器などの必要な部品が取り外される。空になった1つの段ボール箱12と1つの支持体13とが図16や図18または図21に示すように組み合わされた形態で、パチンコ店114から破棄される使用済遊技盤1を回収するために再使用に供される。
図1−図24において、支持体13は八角形に形成したが、四角形や円筒状であってもよい。図25−図29において、支持体13を段ボール箱12の4つの隅部に設けたが、支持体13を互いに対角方向に相対峙する1組としてもよい。また、図25−図29において、支持体13を段ボール箱12の隅部に設けたが、前後左右側壁15−18のそれぞれに個別に設けたり、前後側壁15;17または左右側壁16;18のいずれかに個別に設けてもよい。図25において、支持体13を図28のように切込147−154で段ボール箱12から突出可能にきり起こしてもよい。
遊技盤梱包装置を示す分解斜視図(第1実施形態)。 段ボール箱を示す展開図(第1実施形態)。 段ボール箱を示す斜視図(第1実施形態)。 支持体を示す展開図(第1実施形態)。 支持体を示す斜視図(第1実施形態)。 梱包方法を示す工程図(第1実施形態)。 梱包方法を示す工程図(第1実施形態)。 梱包方法を示す工程図(第1実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す分解斜視図(第2実施形態)。 段ボール箱を示す展開図(第3実施形態)。 段ボール箱を作る途中を示す斜視図(第3実施形態)。 段ボール箱を示す斜視図(第3実施形態)。 段ボール箱を扁平にする途中を示す斜視図(第3実施形態)。 a図は蓋部の開けられた段ボール箱を示す斜視図、b図は蓋部の封緘された段ボール箱を示す斜視図(第4実施形態)。 a図は蓋部の開けられた段ボール箱を示す斜視図、b図は蓋部の封緘された段ボール箱を示す斜視図(第5実施形態)。 a図は段ボール箱に支持体を格納した遊技盤梱包装置を示す平面図、b図はa図のA−A線断面図(第6実施形態)。 支持体を示す斜視図(第7実施形態)。 a図は段ボール箱に支持体を格納した遊技盤梱包装置を示す平面図、b図はa図のB−B線断面図(第7実施形態)。 支持体を示す展開図(第8実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す縦断面図(第9実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す平面的な模式図(第10実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す分解斜視図(第10実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す縦断面図(第10実施形態)。 支持体を示す斜視図(第11実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す斜視図(第12実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す平面図(第12実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す縦断面図(第12実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す斜視図(第13実施形態)。 遊技盤梱包装置を示す斜視図(第14実施形態)。 使用済遊技盤回収方法を示す工程図(第15実施形態)。
符号の説明
1 遊技盤
2 遊技盤本体
4 表部品
5 裏部品
11 遊技盤梱包装置
12 段ボール箱
13 支持体
13a 波心
72 底部
73 蓋部
121 結合体

Claims (1)

  1. 技盤本体に表部品と裏部品とを備えた2枚の遊技盤が段ボール箱と筒状の支持体とで梱包される遊技盤梱包装置において、支持体が段ボール箱の内部に結合体で連結され、2枚の遊技盤における裏部品が互いに対向する背中合わせの格好で支持体の内部に取り込まれ、2枚の遊技盤における遊技盤本体の裏部品周りが支持体の両端面に接触された格好で、2枚の遊技盤における遊技盤本体の周縁部が蓋部を開いた段ボール箱の封緘された底部と対向する格好で、2枚の遊技盤と支持体とが上記段ボール箱の内部に収納され、蓋部が閉じられて封緘される形態に形成されたことを特徴とする遊技盤梱包装置
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