JP5987782B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
外部機器に接続するための外部端子と、
上記主回路部と上記外部端子との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタと、
上記主回路部及び上記ノイズフィルタをそれぞれ収容するケースとを備え、
上記ノイズフィルタは、上記主回路部から上記外部端子までの電流経路となる配線部と、該配線部に接続したコンデンサと、磁性体からなり上記配線部の一部を取り囲むコアとを有し、
上記ケースは、該ケースの底面から立設し、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを区画すると共に、上記主回路部から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁を有し、
該遮蔽壁には、該遮蔽壁の厚さ方向に貫通した貫通部を形成してあり、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを電気的に接続する接続部が上記貫通部を通過しており、
該貫通部に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コアを配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コアを備え、該2つのコアのうち一方の上記コアを、上記貫通部に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コアを、上記一方のコアと上記外部端子との間の位置に配置してあり、
上記底面の法線方向から見たときに、上記2つのコアはそれぞれ長方形状を呈しており、上記一方のコアの長辺は上記遮蔽壁の主面に平行であり、上記他方のコアの長辺は上記遮蔽壁の上記主面に直交していることを特徴とする電力変換装置にある。
また、本発明の第2の態様は、電力変換回路を構成する主回路部と、
外部機器に接続するための外部端子と、
上記主回路部と上記外部端子との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタと、
上記主回路部及び上記ノイズフィルタをそれぞれ収容するケースとを備え、
上記ノイズフィルタは、上記主回路部から上記外部端子までの電流経路となる配線部と、該配線部に接続したコンデンサと、磁性体からなり上記配線部の一部を取り囲むコアとを有し、
上記ケースは、該ケースの底面から立設し、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを区画すると共に、上記主回路部から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁を有し、
該遮蔽壁には、該遮蔽壁の厚さ方向に貫通した貫通部を形成してあり、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを電気的に接続する接続部が上記貫通部を通過しており、
該貫通部に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コアを配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コアを備え、該2つのコアのうち一方の上記コアを、上記貫通部に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コアを、上記一方のコアと上記外部端子との間の位置に配置してあり、
上記2つのコアは、上記配線部が通る窓部をそれぞれ有し、上記一方のコアの上記窓部は上記厚さ方向に貫通し、上記他方のコアの上記窓部は、上記底面の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に貫通していることを特徴とする電力変換装置にある。
また、本発明の第3の態様は、電力変換回路を構成する主回路部と、
外部機器に接続するための外部端子と、
上記主回路部と上記外部端子との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタと、
上記主回路部及び上記ノイズフィルタをそれぞれ収容するケースとを備え、
上記ノイズフィルタは、上記主回路部から上記外部端子までの電流経路となる配線部と、該配線部に接続したコンデンサと、磁性体からなり上記配線部の一部を取り囲むコアとを有し、
上記ケースは、該ケースの底面から立設し、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを区画すると共に、上記主回路部から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁を有し、
該遮蔽壁には、該遮蔽壁の厚さ方向に貫通した貫通部を形成してあり、上記主回路部上記ノイズフィルタとを電気的に接続する接続部が上記貫通部を通過しており、
該貫通部に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コアを配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コアを備え、該2つのコアのうち一方の上記コアを、上記貫通部に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コアを、上記一方のコアと上記外部端子との間の位置に配置してあり、
上記配線部は、上記主回路部から上記厚さ方向に延び上記一方のコアを貫通する第1部分と、該第1部分に連なり、上記底面の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に延出すると共に上記他方のコアを貫通する第2部分とを有することを特徴とする電力変換装置にある。
また、本発明の第4の態様は、電力変換回路を構成する主回路部と、
外部機器に接続するための外部端子と、
上記主回路部と上記外部端子との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタと、
上記主回路部及び上記ノイズフィルタをそれぞれ収容するケースとを備え、
上記ノイズフィルタは、上記主回路部から上記外部端子までの電流経路となる配線部と、該配線部に接続したコンデンサと、磁性体からなり上記配線部の一部を取り囲むコアとを有し、
上記ケースは、該ケースの底面から立設し、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを区画すると共に、上記主回路部から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁を有し、
該遮蔽壁には、該遮蔽壁の厚さ方向に貫通した貫通部を形成してあり、上記主回路部と上記ノイズフィルタとを電気的に接続する接続部が上記貫通部を通過しており、
該貫通部に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コアを配置してあり、
上記コンデンサに流れる上記ノイズ電流と、上記配線部のうち上記コンデンサに隣り合う部位を流れる上記ノイズ電流とは、互いに平行であり、かつ同一方向に流れるよう構成されていることを特徴とする電力変換装にある。
そのため、主回路部から発生し貫通部を通ってノイズフィルタ側へ漏れた交流磁界を、コアによって遮蔽することができる。つまり、上記交流磁界の磁束がコアに鎖交すると、コアに、この磁束を打ち消す磁束が生じるように渦電流が流れる。そのため、貫通部から漏れた磁束をコアによって効果的に遮蔽できる。したがって、ノイズフィルタの配線部やコンデンサに鎖交する交流磁界の量を低減でき、ノイズフィルタに誘起されるノイズ電流の量を低減することが可能になる。また、上記遮蔽壁と上記接続部との絶縁を充分に確保したり、ケースの製造性を向上させたりするために、貫通部は大きめに形成する必要があるが、この場合でも、コアによって、磁束を効果的に遮蔽することができる。そのため、ノイズフィルタに誘起されるノイズ電流を効果的に低減できる。
この場合には、貫通部から漏れ、上記一方のコアによって完全に遮蔽できなかった交流磁界を、他方のコアによって遮蔽することができる。そのため、外部端子にノイズ電流が混入することを、より効果的に抑制することができる。
この場合には、コアの上記長辺を含む広い面を、交流磁界に向けることができるため、交流磁界をより効果的に遮蔽することができる。そのため、ノイズフィルタに誘起されるノイズ電流の量を低減することができる。
なお、上記「主面」とは、遮蔽壁の面のうち最も面積が大きい面を意味する。
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図10を用いて説明する。図1、図2に示すごとく、本例の電力変換装置1は、電力変換回路を構成する主回路部2と、外部機器に接続するための外部端子11と、ノイズフィルタ3と、ケース6とを備える。
ノイズフィルタ3は、主回路部2と外部端子11との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、直流電流に混入したノイズ電流を除去する。
主回路部2及びノイズフィルタ3は、それぞれケース6に収容されている。
ケース6には、遮蔽壁61を形成してある。遮蔽壁61は、ケース6の底面60から立設し、主回路部2とノイズフィルタ3とを区画している。また、遮蔽壁61は、主回路部2から放射される交流磁界を遮蔽する。
貫通部62に対して、X方向に隣り合う位置に、コア4を配置してある。
なお、他方のコンデンサ5bも、一方のコンデンサ5aと同様の構造をしている。
そのため、一方のコア4aによって遮蔽できなかった交流磁界を、他方のコア4bによって遮蔽することができる。そのため、外部端子11にノイズ電流が混入することを、より効果的に抑制することができる。
そのため、コア4a,4bの、長辺48,49を含む広い面480,490を、交流磁界に向けることができる。したがって、交流磁界をより効果的に遮蔽することができる。そのため、ノイズフィルタ3に誘起されるノイズ電流の量を低減することができる。
そのため、例えば一方のコア4aについては、窓部450の貫通方向(X方向)に直交する、比較的広い面480を交流磁界に向けることができる。同様に、他方のコア4bについても、窓部450の貫通方向(Y方向)に直交する、比較的広い面490を交流磁界に向けることができる。そのため、交流磁界を効果的に遮蔽することができ、ノイズフィルタ3に誘起されるノイズ電流の量をより低減することができる。
すなわち、配線部30の第1部分30aと第2部分30bとが、互いに直交する方向に延びている。そのため、第1部分30aと第2部分30bとが誘導結合しにくくなる。したがって、第1部分30aを流れたノイズ電流によって第2部分30bに新たにノイズ電流が誘導されたり、第2部分30bを流れたノイズ電流によって第1部分30aに新たにノイズ電流が誘導されたりしにくくなる。そのため、出力端子11aにノイズ電流がより混入しにくくなる。
そのため、コンデンサ5aにノイズ電流I1をスムーズに流すことができる。すなわち、本例では図9に示すごとく、コンデンサ5aを使って、配線部30に混入したノイズ電流をグランドに逃がしているが、このコンデンサ5aによって、全てのノイズ電流をグランドへ流せるわけではない。つまり、ノイズ電流の一部(I1)はコンデンサ5aを流れ、他の一部(I2)は配線部30を流れる。この、配線部30を流れるノイズ電流I2によって磁束φ2が発生する。そしてコンデンサ5aに、上記磁束φ2を打ち消す磁束φ1が発生するように、誘導電流I’が流れる。つまり、このような誘導電流I’が流れるように、コンデンサ5aに誘導起電圧E’が生じる。誘導起電圧E’によって流れる誘導電流I’の向きは、ノイズ電流I1の向きと同じである。そのため、誘導起電圧E’は、ノイズ電流I1の流れを妨げない。その結果、平行線間の相互インダクタンスが低いことになり、コンデンサ5aのインピーダンスを低減できる。したがって、コンデンサ5aにノイズ電流I1がスムーズに流れ、グランドへ流せるノイズ電流I1の量を増やすことが可能になる。
なお、ノイズ電流I1,I2は交流なので、交互に向きが変わる。図10に示すごとく、ノイズ電流I1,I2の向きが変わったときも、誘導起電圧E’は、ノイズ電流I1の流れを妨げない方向に発生する。
11 外部端子
12 接続部
2 主回路部
3 ノイズフィルタ
30 配線部
4 コア
5 コンデンサ
6 ケース
60 底面
61 遮蔽壁
62 貫通部
Claims (7)
- 電力変換回路を構成する主回路部(2)と、
外部機器に接続するための外部端子(11)と、
上記主回路部(2)と上記外部端子(11)との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタ(3)と、
上記主回路部(2)及び上記ノイズフィルタ(3)をそれぞれ収容するケース(6)とを備え、
上記ノイズフィルタ(3)は、上記主回路部(2)から上記外部端子(11)までの電流経路となる配線部(30)と、該配線部(30)に接続したコンデンサ(5)と、磁性体からなり上記配線部(30)の一部を取り囲むコア(4,4a)とを有し、
上記ケース(6)は、該ケース(6)の底面(60)から立設し、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを区画すると共に、上記主回路部(2)から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁(61)を有し、
該遮蔽壁(61)には、該遮蔽壁(61)の厚さ方向に貫通した貫通部(62)を形成してあり、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを電気的に接続する接続部(12)が上記貫通部(62)を通過しており、
該貫通部(62)に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コア(4a)を配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コア(4a,4b)を備え、該2つのコア(4a,4b)のうち一方の上記コア(4a)を、上記貫通部(62)に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コア(4b)を、上記一方のコア(4a)と上記外部端子(11)との間の位置に配置してあり、
上記底面(60)の法線方向から見たときに、上記2つのコア(4a,4b)はそれぞれ長方形状を呈しており、上記一方のコア(4a)の長辺(48)は上記遮蔽壁(61)の主面(610)に平行であり、上記他方のコア(4b)の長辺(49)は上記遮蔽壁(61)の上記主面(610)に直交していることを特徴とする電力変換装置(1)。 - 電力変換回路を構成する主回路部(2)と、
外部機器に接続するための外部端子(11)と、
上記主回路部(2)と上記外部端子(11)との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタ(3)と、
上記主回路部(2)及び上記ノイズフィルタ(3)をそれぞれ収容するケース(6)とを備え、
上記ノイズフィルタ(3)は、上記主回路部(2)から上記外部端子(11)までの電流経路となる配線部(30)と、該配線部(30)に接続したコンデンサ(5)と、磁性体からなり上記配線部(30)の一部を取り囲むコア(4,4a)とを有し、
上記ケース(6)は、該ケース(6)の底面(60)から立設し、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを区画すると共に、上記主回路部(2)から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁(61)を有し、
該遮蔽壁(61)には、該遮蔽壁(61)の厚さ方向に貫通した貫通部(62)を形成してあり、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを電気的に接続する接続部(12)が上記貫通部(62)を通過しており、
該貫通部(62)に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コア(4a)を配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コア(4a,4b)を備え、該2つのコア(4a,4b)のうち一方の上記コア(4a)を、上記貫通部(62)に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コア(4b)を、上記一方のコア(4a)と上記外部端子(11)との間の位置に配置してあり、
上記2つのコア(4a,4b)は、上記配線部(30)が通る窓部(450)をそれぞれ有し、上記一方のコア(4a)の上記窓部(450)は上記厚さ方向に貫通し、上記他方のコア(4b)の上記窓部(450)は、上記底面(60)の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に貫通していることを特徴とする電力変換装置(1)。 - 電力変換回路を構成する主回路部(2)と、
外部機器に接続するための外部端子(11)と、
上記主回路部(2)と上記外部端子(11)との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタ(3)と、
上記主回路部(2)及び上記ノイズフィルタ(3)をそれぞれ収容するケース(6)とを備え、
上記ノイズフィルタ(3)は、上記主回路部(2)から上記外部端子(11)までの電流経路となる配線部(30)と、該配線部(30)に接続したコンデンサ(5)と、磁性体からなり上記配線部(30)の一部を取り囲むコア(4,4a)とを有し、
上記ケース(6)は、該ケース(6)の底面(60)から立設し、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを区画すると共に、上記主回路部(2)から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁(61)を有し、
該遮蔽壁(61)には、該遮蔽壁(61)の厚さ方向に貫通した貫通部(62)を形成してあり、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを電気的に接続する接続部(12)が上記貫通部(62)を通過しており、
該貫通部(62)に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コア(4a)を配置してあり、
上記ノイズフィルタは2つの上記コア(4a,4b)を備え、該2つのコア(4a,4b)のうち一方の上記コア(4a)を、上記貫通部(62)に対して上記厚さ方向に隣り合う位置に配置すると共に、他方の上記コア(4b)を、上記一方のコア(4a)と上記外部端子(11)との間の位置に配置してあり、
上記配線部(30)は、上記主回路部(2)から上記厚さ方向に延び上記一方のコア(4a)を貫通する第1部分(30a)と、該第1部分(30a)に連なり、上記底面(60)の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に延出すると共に上記他方のコア(4b)を貫通する第2部分(30b)とを有することを特徴とする電力変換装置(1)。 - 電力変換回路を構成する主回路部(2)と、
外部機器に接続するための外部端子(11)と、
上記主回路部(2)と上記外部端子(11)との間において直流電流が流れる経路をなすと共に、上記直流電流に混入したノイズ電流を除去するノイズフィルタ(3)と、
上記主回路部(2)及び上記ノイズフィルタ(3)をそれぞれ収容するケース(6)とを備え、
上記ノイズフィルタ(3)は、上記主回路部(2)から上記外部端子(11)までの電流経路となる配線部(30)と、該配線部(30)に接続したコンデンサ(5)と、磁性体からなり上記配線部(30)の一部を取り囲むコア(4,4a)とを有し、
上記ケース(6)は、該ケース(6)の底面(60)から立設し、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを区画すると共に、上記主回路部(2)から放射される交流磁界を遮蔽する遮蔽壁(61)を有し、
該遮蔽壁(61)には、該遮蔽壁(61)の厚さ方向に貫通した貫通部(62)を形成してあり、上記主回路部(2)と上記ノイズフィルタ(3)とを電気的に接続する接続部(12)が上記貫通部(62)を通過しており、
該貫通部(62)に対して、上記厚さ方向に隣り合う位置に、上記コア(4a)を配置してあり、
上記コンデンサ(5)に流れる上記ノイズ電流と、上記配線部(30)のうち上記コンデンサ(5)に隣り合う部位を流れる上記ノイズ電流とは、互いに平行であり、かつ同一方向に流れるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置(1)。 - 上記2つのコア(4a,4b)は、上記配線部(30)が通る窓部(450)をそれぞれ有し、上記一方のコア(4a)の上記窓部(450)は上記厚さ方向に貫通し、上記他方のコア(4b)の上記窓部(450)は、上記底面(60)の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に貫通していることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(1)。
- 上記配線部(30)は、上記主回路部(2)から上記厚さ方向に延び上記一方のコア(4a)を貫通する第1部分(30a)と、該第1部分(30a)に連なり、上記底面(60)の法線方向と上記厚さ方向との双方に直交する方向に延出すると共に上記他方のコア(4b)を貫通する第2部分(30b)とを有することを特徴とする請求項1、2、5のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
- 上記コンデンサ(5)に流れる上記ノイズ電流と、上記配線部(30)のうち上記コンデンサ(5)に隣り合う部位を流れる上記ノイズ電流とは、互いに平行であり、かつ同一方向に流れるよう構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、5、6のいずれか1項に記載の電力変換装置(1)。
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