JP2005093536A - コアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材 - Google Patents

コアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材 Download PDF

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康浩 原
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康一 小林
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Abstract

【課題】 バスバー及び磁性体コアの位置決め、固定を簡単な構成で正確に実現することが可能なコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材を提供する。
【解決手段】 導電部材であるバスバー20と、第1コア部材31及び第2コア部材36と、コア保持部材40と、板バネ25とからコアユニット2を構成する。バスバー20及びコア部材31、36の間に設けられるコア保持部材40は、絶縁性材料からなる第1保持部材41、第2保持部材46によって構成され、その内周側の挿通部42、47にバスバー20を挿通するとともに、外周側の保持部43、48にコア部材31、36をそれぞれバスバー20からみて所定位置に保持する。また、コア保持部材40には、第1コア部材31及び第2コア部材36の間にギャップを形成するギャップスペーサ部44、49が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スイッチング電源装置等に用いられるコアユニット、それを用いたスイッチング電源装置、及びコアユニットにおいてコア部材を保持するために用いられるコア保持部材に関するものである。
コアユニットは、板状などの所定形状を有する導電部材(バスバー)と、磁性体コアを構成するコア部材とを、バスバーが磁性体コアの内周側の部分に挿通された状態で一体に固定するものである。従来のコアユニットとしては、例えば、特許文献1、特許文献2に記載されているものがある。
特許文献1においては、2本の貫通導体に対してI型コア及びE型コアの一対のコア部材を設け、絶縁シートやスペーサ等を介してコア部材で貫通導体を挟み込む構成が用いられている。また、特許文献2には、バスバーが挿通される中空部を有する一対のコア部材を板バネによって固定することが記載されている。
特開平9−134824号公報 特開2002−280764号公報
コアニユットでは、バスバーと磁性体コアとの間、及び磁性体コアを構成するコア部材同士の間で位置決めした上で、それらを一体に固定する必要がある。しかしながら、従来のコアユニットでは、上記した位置決め、固定を簡単な構成で正確に実現することが難しいという問題があった。
例えば、特許文献1に記載されたチョークコイルでは、貫通導体やコア部材、絶縁シート、スペーサ等を押さえ金具を介してねじで押さえ付ける構成を用いているが、このような構成では、絶縁シート、スペーサ、押さえ金具、ねじなどの多くの部材が必要となり、その固定方法も複雑化する。また、各部材を充分に位置決めすることも難しい。また、特許文献2に記載されたフェライトコア固定装置では、コア部材を固定する板バネによって位置決め等を行っているため、例えば一対のコア部材の間にギャップを設ける構成とすることが難しいなど、構成上の面で必ずしも充分とは言えない場合がある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、バスバー及び磁性体コアの位置決め、固定を簡単な構成で正確に実現することが可能なコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明によるコアユニットは、(1)導電性材料からなるバスバーと、(2)バスバーに対して長手方向の所定位置にバスバーを囲むように設置された一対のコア部材である第1コア部材及び第2コア部材と、(3)バスバー及び一対のコア部材の間に設けられ、その内周側にバスバーを挿通し、外周側に第1コア部材及び第2コア部材をそれぞれバスバーからみて所定位置に保持する絶縁性材料からなるコア保持部材とを備え、(4)コア保持部材は、一対のコア部材を、バスバーから所定距離だけ離れるとともに第1コア部材及び第2コア部材の対向する部位の間が所定間隔となるように位置決めして保持することを特徴とする。
また、本発明によるコア保持部材は、導電性材料からなるバスバーに対して、その長手方向の所定位置にバスバーを囲むように設置される一対のコア部材を保持するために用いられるコア保持部材であって、絶縁性材料から形成され、内周側に設けられ、バスバーが挿通されて固定されるバスバー挿通部と、外周側にバスバー挿通部から所定距離だけ離れて設けられ、一対のコア部材がそれぞれバスバーからみて所定位置に保持されるコア保持部とを備えることを特徴とする。
上記したコアユニット及びコア保持部材においては、スイッチング電源装置等に用いられる導電部材であるバスバーに対して、バスバーを挿通するコア保持部材を設け、このコア保持部材を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材を保持している。これにより、バスバーと磁性体コアとを正確に位置決め、固定することができる。
また、このコア保持部材は、バスバーと磁性体コアとの間での絶縁部材、位置決め部材等の機能を併せ持っている。したがって、このような保持部材を用いることにより、コアユニットの構成を簡単化することができる。コア保持部材の絶縁性材料としては、例えば樹脂材料を用いることができる。なお、第1コア部材及び第2コア部材の対向する部位の間の間隔は、一対のコア部材の間にギャップを設ける場合には必要なギャップ間隔に設定されるが、この間隔は0であっても良い。
ここで、コア保持部材は、バスバーを囲むように設置される一対の保持部材によって構成されることが好ましい。これにより、バスバーに対するコア保持部材の取り付けを容易に行うことができる。
この場合、一対の保持部材は、同一の部材からなることが特に好ましい。これにより、コアユニットを構成するために必要な部材の種類を減らすことができる。また、一対の保持部材のそれぞれは、他方の保持部材を位置決めして接続するための位置決め部を有することが好ましい。これにより、コア保持部材を構成している保持部材同士の位置決め、固定を容易に行うことができる。
また、コアユニットは、コア保持部材が、第1コア部材及び第2コア部材をバスバーの長手方向について位置決めする位置決め部を有することが好ましい。同様に、コア保持部材は、一対のコア部材をバスバー挿通部へのバスバーの挿通方向について位置決めする位置決め部を有することが好ましい。これにより、バスバー及びコア保持部材に対してコア部材を容易に位置決めすることができる。
また、コア保持部材は、一対のコア部材である第1コア部材及び第2コア部材の対向する部位の間に突出し、第1コア部材及び第2コア部材の間にギャップを形成するギャップスペーサ部を備えることが好ましい。これにより、一対のコア部材の間にギャップを設ける場合に、そのギャップ間隔を容易かつ正確に設定することが可能となる。
また、バスバーは、コア保持部材をバスバーの長手方向について位置決めする位置決め部を有することが好ましい。これにより、バスバーに対してコア保持部材及びコア部材を長手方向に位置決めして配置することができる。
また、一対のコア部材及びコア保持部材をバスバーに対して一体に固定する固定部材を備えることとしても良い。
本発明によるスイッチング電源装置は、(a)入力電圧をスイッチングするスイッチング回路を有し、入力電圧を所定の電圧に変換して出力する電圧変換部と、(b)電圧変換部の出力電圧に対して整流及び平滑化を行う整流平滑回路部と、(c)整流平滑回路部の出力電圧のノイズを除去する出力フィルタ部とを備え、(d)出力フィルタ部は、上記したコアユニットを有することを特徴とする。これにより、バスバー及び磁性体コアが簡単な構成で正確に位置決め、固定されたコアユニットを備えるスイッチング電源装置が実現される。
本発明によるコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材によれば、バスバーを挿通するコア保持部材を設け、このコア保持部材を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材を保持する構成により、バスバー及び磁性体コアの位置決め、固定を簡単な構成で正確に実現することが可能となる。
以下、図面とともに本発明によるコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
まず、スイッチング電源装置の構成について説明する。
図1は、本発明によるスイッチング電源装置の構成を概略的に示すブロック図である。このスイッチング電源装置1は、発電機やバッテリ等から供給された直流電圧を所定の電圧まで降圧(変換)して出力するものであり、入力フィルタ部11と、電圧変換部12と、整流平滑回路部15と、出力フィルタ部16とを備えている。
入力フィルタ部11は、発電機やバッテリ等から入力端子10を介して電源装置1に入力された直流電圧に含まれるノイズを除去し、入力電圧の降圧を行う電圧変換部12へと送る。電圧変換部12は、スイッチング回路13と、メイントランス14とを有する。スイッチング回路13は、入力フィルタ部11からの直流電圧に対してスイッチングを行うことによって交流電圧に変換する。また、メイントランス14は、スイッチング回路13からの交流電圧を入力し、その電圧を所定の値に変換(降圧変換)する。なお、入力フィルタ部11は、上記した外部からのノイズを遮断する機能以外に、スイッチング回路13等で発生したノイズの外部への放出を遮断する機能も有する。
電圧変換部12で電圧変換された出力電圧は、整流平滑回路部15に入力される。整流平滑回路部15は、メイントランス14から出力された交流を整流して出力する整流回路と、整流回路から出力された電圧の平滑化を行う平滑回路とを有する。整流平滑回路部15において整流及び平滑化が行われた出力電圧は、出力フィルタ部16においてノイズが除去された後、出力端子18から電圧変換された直流電圧として出力される。また、このスイッチング電源装置1においては、この出力フィルタ部16に、後述するコアユニット2が設けられている。コアユニット2は、ノイズフィルタとして機能するものであり、例えばラジオ周波数帯などの所定周波数帯のノイズの除去に用いられる。
図2は、図1に示したスイッチング電源装置の具体的な構成例を示す上面図である。このスイッチング電源装置1では、入力フィルタ部11、電圧変換部12、整流平滑回路部15、及び出力フィルタ部16は、いずれもベースプレート19上に搭載されている。
電圧変換部12には、スイッチング回路13であるFET等で構成されるトランジスタユニット13a、及びメイントランス14が設置されている。また、整流平滑回路部15には、整流回路を構成するダイオード15a、及び平滑回路を構成するチョークコイル15b、コンデンサ15cが設置されている。また、出力フィルタ部16には、上記したようにコアユニット2がノイズフィルタとして設置されている。
次に、スイッチング電源装置に用いられるコアユニット、及びコア保持部材について説明する。
図3は、本発明によるコアユニットの第1実施形態の構成を示す斜視図である。また、図4は、図3に示したコアユニットの構成を展開して示す斜視図である。ここで、以下のコアユニットの説明においては、図3及び図4に示すように、バスバーの長手方向をx軸方向(前後方向)、幅方向をy軸方向(左右方向)、厚さ方向をz軸方向(上下方向)とする。ただし、これらの軸及び方向は、説明の便宜のために用いるものであり、スイッチング電源装置に実装されたときの前後方向等とは無関係である。
コアユニット2は、バスバー20と、第1コア部材31及び第2コア部材36からなる一対のコア部材30と、コア保持部材40と、板バネ25とを備えている。バスバー20は、導電性材料(例えば、銅などの金属材料)からなり板状の形状を有する導電部材であり、図1に示したスイッチング電源装置1等において電流路として用いられる。バスバー20のサイズは、流れる電流の大きさ等に応じて設定されるが、例えば、厚さ2mm、幅8〜12mmである。また、バスバー20においては、その長手方向であるx軸方向が、電流が流れる方向となる。
このバスバー20に対し、バスバー20の長手方向(x軸方向)の所定位置に、第1コア部材31及び第2コア部材36が設置されている。これらのコア部材31、36は、x軸方向に直交するyz平面に沿って配置されている。
第1コア部材31は、バスバー20を右側から挟み込むU字形状の磁性体(例えば、フェライト)からなる。また、第2コア部材36は、バスバー20を左側から挟み込むU字形状であって第1コア部材31と同一形状の磁性体からなる。これらのコア部材31、36を組み合わせることにより、バスバー20を囲む磁性体コアが構成される。この磁性体コアは、バスバー20を流れる電流に対するノイズフィルタとして機能する。
バスバー20及びコア部材31、36の間には、コア保持部材40が設けられている。コア保持部材40は、絶縁性材料からなり、その内周側にバスバー20を挿通するとともに、外周側にコア部材31、36をそれぞれバスバー20からみて所定位置に保持する。本実施形態においては、このコア保持部材40は、バスバー20を囲むように設置された一対の保持部材41、46によって構成されている。
図5は、コア保持部材を構成している第1保持部材を示す図であり、図5(a)は図3及び図4中の左側からみた側面図、図5(b)は前側からみた正面図、図5(c)は下側からみた底面図である。
第1保持部材41は、バスバー20の右上側に位置する上部41aと、右下側に位置する下部41bと、右側にあって上部41a及び下部41bを連結する側部41cとからなるU字形状を有している。第1保持部材41の内周側には、バスバー20の右側部分が挿通されて固定されるとともに、その左側が開放された第1挿通部42が設けられている。第1保持部材41の外周側には、第1挿通部42から所定距離d1(上部41a、下部41b、及び側部41cの厚さに相当)だけ離れた第1保持部43が設けられている。この第1保持部43により、第1コア部材31がバスバー20から距離d1だけ離れた位置に保持される。また、このとき、バスバー20と第1コア部材31とは、第1保持部材41によって電気的に絶縁される。
第1保持部材41の第1保持部43の前側の縁部及び後側の縁部には、そのU字形状に沿って位置決めレール部43aが設けられている。これらのレール部43aの間隔は、第1コア部材31のx軸方向の幅と略一致するように設定されている。したがって、この第1保持部43のレール部43a間に第1コア部材31をはめ込むことにより、第1コア部材31がx軸方向(バスバー20の長手方向、第1挿通部42へのバスバー20の挿通方向)について位置決めされる。
さらに、第1保持部材41においては、下部41bの左側に、下方に向かって突出する厚さd2のギャップスペーサ部44が設けられている。これにより、図5(b)に示すように、下部41bは上部41aからみてスペーサ部44の厚さd2分だけ左側に長くなっている。また、上部41a、下部41bの左側の面には、それぞれ嵌合凹部41d、嵌合凸部41eが設けられている。これらの凹部41d、凸部41eは、他方の保持部材46を位置決めして接続するための位置決め部である。
第2保持部材46は、バスバー20の左上側に位置する上部46aと、左下側に位置する下部46bと、左側にあって上部46a及び下部46bを連結する側部46cとからなるU字形状を有している。第2保持部材46の内周側には、バスバー20の左側部分が挿通されて固定されるとともに、その右側が開放された第2挿通部47が設けられている。第2保持部材46の外周側には、第2挿通部47から所定距離d1(上部46a、下部46b、及び側部46cの厚さに相当)だけ離れた第2保持部48が設けられている。この第2保持部48により、第2コア部材36がバスバー20から距離d1だけ離れた位置に保持される。また、このとき、バスバー20と第2コア部材36とは、第2保持部材46によって電気的に絶縁される。
第2保持部材46の第2保持部48の前側の縁部及び後側の縁部には、そのU字形状に沿って位置決めレール部48aが設けられている。これらのレール部48aの間隔は、第2コア部材36のx軸方向の幅と略一致するように設定されている。したがって、この第2保持部48のレール部48a間に第2コア部材36をはめ込むことにより、第2コア部材36がx軸方向(バスバー20の長手方向、第2挿通部47へのバスバー20の挿通方向)について位置決めされる。
さらに、第2保持部材46においては、上部46aの右側に、上方に向かって突出する厚さd2のギャップスペーサ部49が設けられている。これにより、上部46aは下部46bからみてスペーサ部49の厚さd2分だけ右側に長くなっている。また、上部46a、下部46bの左側の面には、それぞれ嵌合凸部46d、嵌合凹部46eが設けられている。これらの凸部46d、凹部46eは、他方の保持部材41を位置決めして接続するための位置決め部である。
ここで、これらの保持部材41、46は同一の部材となっており、x軸を中心として互いに180度回転した状態でそれぞれ配置されている。そして、図6に示すように、第1保持部材41の上部41aの左面と第2保持部材46の上部46aの右面とを接続するとともに嵌合凹部41dと嵌合凸部46dとを嵌合させ、第1保持部材41の下部41bの左面と第2保持部材46の下部46bの右面とを接続するとともに嵌合凸部41eと嵌合凹部46eとを嵌合させることで、バスバー20を囲む一体のコア保持部材40が構成される。
このとき、第1挿通部42及び第2挿通部47によって、バスバー20が挿通されて固定されるバスバー挿通部が構成される。また、第1保持部43及び第2保持部48によって、コア部材31、36が所定位置に保持されるコア保持部が構成される。
さらに、コア保持部材40の上側に設けられているギャップスペーサ部49は、互いに対向する部位である第1コア部材31の上部の左端と、第2コア部材36の上部の右端との間に突出している。また、コア保持部材40の下側に設けられているギャップスペーサ部44は、互いに対向する部位である第1コア部材31の下部の左端と、第2コア部材36の下部の右端との間に突出している。これらのギャップスペーサ部49、44により、第1コア部材31及び第2コア部材36の間に、ギャップスペーサ部49、44の厚さに相当するギャップ間隔d2のギャップが形成される。保持部材41、46のサイズ等は、バスバー20及びコア部材31、36のサイズや形状等に応じて設定されるが、例えば、バスバー20とコア部材31、36との間隔はd1=2mm、コア部材31、36のギャップ間隔はd2=0.5mmである。
これらのコア部材31、36、及びコア保持部材40に対し、バスバー20の左側の面上に、左方に向かって突出する2つの位置決め凸部21が設けられている。これらの凸部21の間隔は、第2保持部材46のx軸方向の幅と略一致するように設定されている。したがって、この位置決め凸部21間に第2保持部材46をはめ込むことにより、第2保持部材46がx軸方向について位置決めされる。さらに、第1保持部材41は第2保持部材46に対して位置決めされ、コア部材31、36は保持部材41、46に対して位置決めされている。したがって、以上の構成により、コア部材31、36、及び保持部材41、46が、バスバー20に対して位置決めされて配置される。
また、コア部材31、36及びコア保持部材40に対し、それらをバスバー20に対して一体に固定する固定部材である板バネ25が設けられている。板バネ25は上部25a及び側部25b、25cからなり、バスバー20に対して位置決めして保持されたコア部材31、36及びコア保持部材40を上側から挟み込むことによって、それらを一体に固定する。
上記した実施形態によるコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材の効果について説明する。
図3〜図5に示したコアユニット2及びコア保持部材40においては、スイッチング電源装置等に用いられる導電部材であるバスバー20に対して、バスバー挿通部を有するコア保持部材40を設け、このコア保持部材40を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材31、36を保持している。これにより、電流路として用いられるバスバー20と、ノイズ除去に用いられる磁性体コアのコア部材31、36とを正確に位置決め、固定することができる。
また、このコア保持部材40は絶縁性材料から形成されており、この部材のみで、バスバー20とコア部材31、36との間での絶縁部材、位置決め部材等の機能を併せ持っている。したがって、このような保持部材40を用いることにより、コアユニット2に必要な部材数を少なくしてその構成を簡単化するとともに、コストを低減することができる。また、このようなコアユニット2を出力フィルタ部16でのノイズフィルタとして適用した図1及び図2に示したスイッチング電源装置1によれば、バスバー20及び磁性体コアのコア部材31、36が簡単な構成で正確に位置決め、固定されたコアユニット2を備えるスイッチング電源装置1が実現される。また、上記した構成の簡単化により、コアユニット2及びスイッチング電源装置1の組立て工程を簡単化することができる。
このようなスイッチング電源装置1は、例えば、ハイブリッド車において、200〜300V程度の車載高圧バッテリから送られてくる入力電圧を、通常の低圧バッテリでの12〜14V程度の電圧まで降圧するとともに安定化して、パワーウィンドウ、ヘッドライト、オーディオ機器等の車載機器やモータ等に対して送出するDC−DCコンバータとして好適に用いることができる。
ここで、本実施形態においては、バスバー20を囲むように設置される一対の保持部材41、46によってコア保持部材40を構成している。これにより、バスバー20に対するコア保持部材40の取り付けを容易に行うことができる。この場合、保持部材41、46は、上記のように同一(同一形状、同一材質)の部材からなることが好ましい。これにより、コアユニット2に必要な部材の種類を減らすことができる。
また、保持部材41、46同士を位置決めして接続するための位置決め部として嵌合凹部41d、46e、嵌合凸部41e、46dを設けておくことにより、保持部材41、46同士の位置決め、固定を容易に行うことができる。このような位置決め部としては、凹部、凸部以外にも様々な構成を用いることができる。また、不要であれば位置決め部を設けない構成としても良い。
なお、コア保持部材40の絶縁性材料としては、例えばエンジニアリングプラスチックなどの樹脂材料を用いることが好ましい。あるいは、セラミック材料などの他の絶縁性材料を用いても良い。
また、上記したコアユニット2では、コア保持部材40において、コア部材31、36をバスバー20の長手方向(バスバー挿通部への挿通方向)について位置決めする位置決めレール部43a、48aを設けている。これにより、バスバー20及びコア保持部材40に対してコア部材31、36を容易に位置決めすることができる。このような位置決め部としては、レール部以外の構成を用いても良い。あるいは、固定部材として用いられる板バネ等によって位置決めが可能な場合には、コア保持部材40に位置決め部を設けない構成としても良い。
また、バスバー20において、コア保持部材40をバスバー20の長手方向について位置決めする位置決め凸部21を設けている。これにより、バスバー20に対してコア保持部材40及びコア部材31、36を長手方向に位置決めして配置することができる。ただし、スイッチング電源装置1への取り付けの際に位置決めされるなどの場合には、バスバー20に位置決め部を設けない構成としても良い。
また、本実施形態では、コア保持部材40において、コア部材31、36の対向する部位の間に突出するギャップスペーサ部44、49を設けている。これにより、第1コア部材31及び第2コア部材36の間に必要なギャップを形成するとともに、そのギャップ間隔d2を容易かつ正確に設定することが可能となる。また、コア保持部材40がギャップスペーサの機能を併せ持つことにより、コアユニット2に必要な部材数を少なくしてその構成を簡単化するとともに、コストを低減することができる。なお、このコア部材間のギャップはコアユニットのインダクタンスLの調整等のために設けられるものであり、コアの材質や断面積、ノイズフィルタとして求められる特性等を考慮して適切に設定される。
図7は、コアユニットの第2実施形態の構成を展開して示す斜視図である。本実施形態によるコアユニット2Aは、バスバー20と、第1コア部材31及び第2コア部材36からなる一対のコア部材30と、第1保持部材41及び第2保持部材46からなるコア保持部材40と、板バネ25とを備えている。これらのうち、コア部材31、36、コア保持部材40、及び板バネ25の構成については、図3に示したものと同様である。
本実施形態においては、コア部材31、36、及びコア保持部材40に対し、バスバー20の左側の面上に位置決め凹部22が設けられている。この位置決め凹部22の幅は、第2保持部材46の幅と略一致するように設定されている。したがって、この位置決め凹部22内に第2保持部材46をはめ込むことにより、第2保持部材46、さらに第1保持部材41、コア部材31、36が、バスバー20に対して位置決めされて配置される。
図7に示したコアユニット2A及びコア保持部材40においても、コア保持部材40を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材31、36を保持することにより、バスバー20と、コア部材31、36とを簡単な構成で正確に位置決め、固定することができる。また、バスバー20において、コア保持部材40をバスバー20の長手方向について位置決めする位置決め凹部22を設けている。このような位置決め凹部22によっても、図4での位置決め凸部21と同様に、バスバー20に対してコア保持部材40及びコア部材31、36を長手方向に位置決めして配置することができる。また、これ以外にも、バスバー20に設けられる位置決め部としては様々な構成を用いることができる。
図8は、コアユニットの第3実施形態の構成を展開して示す斜視図である。本実施形態によるコアユニット2Bは、バスバー20と、第1コア部材31及び第2コア部材36からなる一対のコア部材30と、第1保持部材41及び第2保持部材46からなるコア保持部材40と、板バネ25とを備えている。これらのうち、バスバー20、コア部材31、36、及び板バネ25の構成については、図3に示したものと同様である。
本実施形態においては、第1保持部材41には、ギャップスペーサ部(図4に示したギャップスペーサ部44参照)が設けられていない。一方、第2保持部材46においては、上部46aの右側に、上方に向かって突出するギャップスペーサ部49aが設けられている。また、下部46bの右側に、下方に向かって突出するギャップスペーサ部49bが設けられている。
また、第1保持部材41及び第2保持部材46によって構成されたコア保持部材40においては、ギャップスペーサ部49aは、第1コア部材31の上部の左端と、第2コア部材36の上部の右端との間に突出する。また、ギャップスペーサ部49bは、第1コア部材31の下部の左端と、第2コア部材36の下部の右端との間に突出する。これらのギャップスペーサ部49a、49bにより、第1コア部材31及び第2コア部材36の間に、ギャップスペーサ部49a、49bの厚さに相当するギャップ間隔のギャップが形成される。
図8に示したコアユニット2B及びコア保持部材40においても、コア保持部材40を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材31、36を保持することにより、バスバー20と、コア部材31、36とを簡単な構成で正確に位置決め、固定することができる。また、2つのギャップスペーサ部49a、49bを、一方の保持部材46にまとめて設けている。このようなギャップスペーサ部49a、49bによっても、図4でのギャップスペーサ部44、49と同様に、コア部材31、36の間に必要なギャップを形成するとともに、そのギャップ間隔を容易かつ正確に設定することが可能となる。また、これ以外にも、コア保持部材40に設けられるギャップスペーサ部としては様々な構成を用いることができる。
なお、本実施形態においては、上記したギャップスペーサ部の構成により、コア保持部材40を構成する一対の保持部材41、46が異なる形状の部材となっている。コア保持部材40については、このように複数種類の部材から構成しても良い。
図9は、コアユニットの第4実施形態の構成を展開して示す斜視図である。本実施形態によるコアユニット2Cは、バスバー20と、第1コア部材31及び第2コア部材36からなる一対のコア部材30と、コア保持部材50と、板バネ25とを備えている。これらのうち、バスバー20、コア部材31、36、及び板バネ25の構成については、図3に示したものと同様である。
本実施形態においては、コア保持部材50が単一の保持部材51から構成されている。保持部材51は、バスバー20の全体の上側に位置する上部51aと、下側に位置する下部51bと、左側にあって上部51a及び下部51bを連結する側部51cとからなるU字形状を有している。保持部材51の内周側には、バスバー20の全体が挿通されて固定されるとともに、その右側が開放されたバスバー挿通部52が設けられている。保持部材51の外周側には、挿通部52から所定距離(上部51a、下部51b、及び側部51cの厚さに相当)だけ離れたコア保持部53が設けられている。この保持部53により、第1コア部材31及び第2コア部材36がそれぞれバスバー20から所定距離だけ離れた位置に保持される。また、このとき、バスバー20と第1コア部材31及び第2コア部材36とは、保持部材51によって電気的に絶縁される。
保持部材51のコア保持部53の前側の縁部及び後側の縁部には、そのU字形状に沿って位置決めレール部53aが設けられている。これらのレール部53aの間隔は、コア部材31、36の幅と略一致するように設定されている。したがって、このコア保持部53のレール部53a間にコア部材31、36をはめ込むことにより、コア部材31、36がコア保持部材50及びバスバー20に対して位置決めされる。
さらに、保持部材51においては、上部51aの中心位置に、上方に向かって突出するギャップスペーサ部54が設けられている。また、下部51bの中心位置に、下方に向かって突出するギャップスペーサ部55が設けられている。
また、保持部材51によって構成されたコア保持部材50においては、ギャップスペーサ部54は、第1コア部材31の上部の左端と、第2コア部材36の上部の右端との間に突出する。また、ギャップスペーサ部55は、第1コア部材31の下部の左端と、第2コア部材36の下部の右端との間に突出する。これらのギャップスペーサ部54、55により、第1コア部材31及び第2コア部材36の間に、ギャップスペーサ部54、55の厚さに相当するギャップ間隔のギャップが形成される。
図9に示したコアユニット2C及びコア保持部材50においても、コア保持部材50を用いて磁性体コアを構成する一対のコア部材31、36を保持することにより、バスバー20と、コア部材31、36とを簡単な構成で正確に位置決め、固定することができる。また、コア保持部材50を単一の保持部材51によって構成している。このような保持部材51によっても、図4での保持部材41、46と同様に、コア部材31、36を好適に保持することができる。なお、コア保持部材を単一の保持部材で構成する場合には、貫通孔状のバスバー挿通部を有するO字形状の保持部材としても良い。
本発明によるコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材は、上記した実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、導電部材であるバスバー20については、上記した実施形態では板状の形状を有するものとしたが、例えば円柱状などの他の形状であっても良く、また、コアユニットが設けられる位置以外の位置で折れ曲がっていても良い。また、コア部材及びコア保持部材をバスバーに対して一体に固定する固定部材としては、上記した実施形態では板バネ25を用いているが、これ以外の固定部材を用いても良く、不要であれば固定部材を設けない構成としても良い。また、コア部材31、36については、上記した実施形態では2つのU字状コアを用いたが、U字状コアとI字状コアとを用いるなど、互いに異なる形状であっても良い。
また、2つのコア部材の対向する部位の間に設けられるギャップについては、上記した実施形態ではコア保持部材にギャップスペーサ部を設ける構成としている。ただし、一般には、コア保持部材は、2つのコア部材の対向する部位の間が所定間隔となるようにコア部材を位置決めして保持すれば良く、この間隔が0である場合、すなわちギャップを設けない場合には、ギャップスペーサ部を設けなくても良い。また、ギャップを設ける場合でも、コア保持部によってコア部材を位置決めしたときに2つのコア部材の対向する部位の間に所定間隔で空隙が形成されるようにして、ギャップスペーサ部を設けない構成とすることも可能である。ただし、ギャップを設ける場合には、ギャップ形成の確実性やギャップ間隔の精度等の観点から、ギャップスペーサ部を設けることが好ましい。
また、本発明によるコアユニット、及びコア保持部材は、スイッチング電源装置以外の装置に対しても、ノイズフィルタ等として適用することが可能である。
本発明によるコアユニット、スイッチング電源装置、及びコア保持部材は、バスバー及び磁性体コアの位置決め、固定を簡単な構成で正確に実現することが可能なコアユニット等として利用可能である。
スイッチング電源装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示したスイッチング電源装置の具体的な構成例を示す上面図である。 コアユニットの第1実施形態の構成を示す斜視図である。 図3に示したコアユニットの構成を展開して示す斜視図である。 コア保持部材を構成している第1保持部材を示す(a)側面図、(b)正面図、及び(c)底面図である。 第1保持部材及び第2保持部材を組み合わせたコア保持部材を示す正面図である。 コアユニットの第2実施形態の構成を展開して示す斜視図である。 コアユニットの第3実施形態の構成を展開して示す斜視図である。 コアユニットの第4実施形態の構成を展開して示す斜視図である。
符号の説明
1…スイッチング電源装置、10…入力端子、11…入力フィルタ部、12…電圧変換部、13…スイッチング回路、13a…トランジスタユニット、14…メイントランス、15…整流平滑回路部、15a…ダイオード、15b…チョークコイル、15c…コンデンサ、16…出力フィルタ部、18…出力端子、19…ベースプレート、
2…コアユニット、20…バスバー、21…位置決め凸部、22…位置決め凹部、25…板バネ、25a…上部、25b、25c…側部、30…一対のコア部材、31…第1コア部材、36…第2コア部材、40…コア保持部材、41…第1保持部材、41a…上部、41b…下部、41c…側部、41d…嵌合凹部、41e…嵌合凸部、42…第1挿通部、43…第1保持部、43a…位置決めレール部、44…ギャップスペーサ部、46…第2保持部材、46a…上部、46b…下部、46c…側部、46d…嵌合凸部、46e…嵌合凹部、47…第2挿通部、48…第2保持部、48a…位置決めレール部、49…ギャップスペーサ部、49a、49b…ギャップスペーサ部、50…コア保持部材、51…保持部材、51a…上部、51b…下部、51c…側部、52…バスバー挿通部、53…コア保持部、53a…位置決めレール部、54、55…ギャップスペーサ部。

Claims (16)

  1. 導電性材料からなるバスバーと、
    前記バスバーに対して長手方向の所定位置に前記バスバーを囲むように設置された一対のコア部材である第1コア部材及び第2コア部材と、
    前記バスバー及び前記一対のコア部材の間に設けられ、その内周側に前記バスバーを挿通し、外周側に前記第1コア部材及び前記第2コア部材をそれぞれ前記バスバーからみて所定位置に保持する絶縁性材料からなるコア保持部材とを備え、
    前記コア保持部材は、前記一対のコア部材を、前記バスバーから所定距離だけ離れるとともに前記第1コア部材及び前記第2コア部材の対向する部位の間が所定間隔となるように位置決めして保持することを特徴とするコアユニット。
  2. 前記コア保持部材は、前記バスバーを囲むように設置された一対の保持部材によって構成されることを特徴とする請求項1記載のコアユニット。
  3. 前記一対の保持部材は、同一の部材からなることを特徴とする請求項2記載のコアユニット。
  4. 前記一対の保持部材のそれぞれは、他方の保持部材を位置決めして接続するための位置決め部を有することを特徴とする請求項2または3記載のコアユニット。
  5. 前記コア保持部材は、前記第1コア部材及び前記第2コア部材を前記バスバーの長手方向について位置決めする位置決め部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のコアユニット。
  6. 前記コア保持部材は、前記第1コア部材及び前記第2コア部材の対向する部位の間に突出し、前記第1コア部材及び前記第2コア部材の間にギャップを形成するギャップスペーサ部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のコアユニット。
  7. 前記バスバーは、前記コア保持部材を前記バスバーの長手方向について位置決めする位置決め部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のコアユニット。
  8. 前記一対のコア部材及び前記コア保持部材を前記バスバーに対して一体に固定する固定部材を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載のコアユニット。
  9. 前記コア保持部材は、樹脂材料からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載のコアユニット。
  10. 入力電圧をスイッチングするスイッチング回路を有し、前記入力電圧を所定の電圧に変換して出力する電圧変換部と、
    前記電圧変換部の出力電圧に対して整流及び平滑化を行う整流平滑回路部と、
    前記整流平滑回路部の出力電圧のノイズを除去する出力フィルタ部とを備え、
    前記出力フィルタ部は、請求項1〜9のいずれか一項記載のコアユニットを有することを特徴とするスイッチング電源装置。
  11. 導電性材料からなるバスバーに対して、その長手方向の所定位置に前記バスバーを囲むように設置される一対のコア部材を保持するために用いられるコア保持部材であって、
    絶縁性材料から形成され、
    内周側に設けられ、前記バスバーが挿通されて固定されるバスバー挿通部と、
    外周側に前記バスバー挿通部から所定距離だけ離れて設けられ、前記一対のコア部材がそれぞれ前記バスバーからみて所定位置に保持されるコア保持部とを備えることを特徴とするコア保持部材。
  12. 前記バスバーを囲むように設置される一対の保持部材によって構成されることを特徴とする請求項11記載のコア保持部材。
  13. 前記一対の保持部材は、同一の部材からなることを特徴とする請求項12記載のコア保持部材。
  14. 前記一対の保持部材のそれぞれは、他方の保持部材を位置決めして接続するための位置決め部を有することを特徴とする請求項12または13載のコア保持部材。
  15. 前記一対のコア部材を前記バスバー挿通部への前記バスバーの挿通方向について位置決めする位置決め部を有することを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項記載のコア保持部材。
  16. 前記一対のコア部材である第1コア部材及び第2コア部材の対向する部位の間に突出し、前記第1コア部材及び前記第2コア部材の間にギャップを形成するギャップスペーサ部を備えることを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項記載のコア保持部材。
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