JP3272542B2 - 自動二輪車の部品取付構造 - Google Patents

自動二輪車の部品取付構造

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JP3272542B2
JP3272542B2 JP12989794A JP12989794A JP3272542B2 JP 3272542 B2 JP3272542 B2 JP 3272542B2 JP 12989794 A JP12989794 A JP 12989794A JP 12989794 A JP12989794 A JP 12989794A JP 3272542 B2 JP3272542 B2 JP 3272542B2
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    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
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    • B62K7/02Frames
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の電装部品
やエンジン部品等の部品類を車体に取り付ける装置に関
する。
【0002】
【従来技術】従来ヘッドパイプから左右に分岐して後方
へのびるメインフレームの分岐部に上部補強板と下部補
強板とを固着して両者間に電装品収納室を形成し、同電
装品収納室内にブラケットをボルトで固定して設け、同
ブラケットに電装品を集中配置した例(実公平5−99
93号公報)がある。またヘッドパイプに固着されたス
テーにカプラーボックスがボルトにより締付け固定さ
れ、同カプラーボックスにカプラー端子やヒューズボッ
クスを収納保持させる例(実公平3−703号公報)等
がある。
【0003】
【解決しようとする課題】このように従来の部品取付装
置は、補機類等の部品を取付け支持するブラケットやボ
ックスはメインフレームやヘッドパイプ等の車体側にボ
ルト等により固着されるものなので、ボルト等のため部
品点数が増し、組付けに工具が必要で作業性に劣るもの
がある。
【0004】またブラケット等の1支持具が支持する部
品類は通常1つの部品であり、前記公報記載の例のよう
に集中配置した場合でも数種類の電装品に限られるもの
で、したがって他の吸気チャンバー等のエンジン部品は
別にステーによって固定され、ワイヤーハーネス等もガ
イド部材によって支持されることになり、益々部品点数
が多くなるとともに、これらはそれぞれ別の支持具によ
って支持されるので互いの干渉を避けるため互いの間隔
をある程度確保する必要があり、その干渉防止空間のた
め部品の効率の良い配置ができない。
【0005】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は部品点数が少なく作業性に優れ空間
の有効利用が図れる自動二輪車の部品取付構造を供する
点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、複数種類の部品を嵌め込み支
持可能に一体成形された樹脂製の部品取付部材が、ヘッ
ドパイプから左右に分岐して後方へ延びる一対のメイン
フレーム間に架設支持されるとともに前記部品取付部
は係合片を有し、該係合片が弾性変形して前記メイン
フレームに係合して固定される自動二輪車の部品取付構
造とした。
【0007】該部品取付部材は、係合片の弾性を利用し
て一対のメインフレームに嵌め込まれて支持されるの
で、取付け用のボルトを必要とせず取付け用の工具なし
に車体側に簡単に固定でき、作業性に優れている。また
一体成形された1部品取付部材が、複数種類の部品を締
め付けボルト等なしに嵌め込み支持できるようになって
いるので、互いの部品間に干渉防止用の空間を必要とせ
ず部品配置の空間を有効利用することができ、より多く
の部品を効率良く配設することができる。
【0008】
【実施例】以下図1ないし図21に図示した本発明の一
実施例について説明する。図1は本実施例の自動二輪車
1の全体側面図である。前輪2はハンドル3によりフロ
ントフォーク4を介して操舵され、フロントフォーク4
を枢支するヘッドパイプ5から左右に分岐して一対のメ
インチューブ6が斜め下向きに後方へ延び、該メインチ
ューブ6の後端に下方へ垂下して設けられたセンターフ
レーム7に前端を枢着されてリヤフォーク8が後方へ延
出しており、同リヤフォーク8の後端に後輪9が軸支さ
れている。
【0009】図2ないし図4の車体フレーム構造を参照
して左右一対のメインチューブ6の中央部間に架設され
るクロスメンバー10とヘッドパイプ5とをメインチュー
ブ6の下側で左右一対のフロントサブチューブ11が連結
し、メインチューブ6のクロスメンバー10より若干上側
部分より左右一対のシートレール12が後方へ延び、メイ
ンチューブ6の後端センターフレーム7から左右一対の
バックステー13が後方斜め上向きに延出して前記シート
レール12の後端部と一体に結合されて後部車体フレーム
が構成されている。
【0010】図1に示すように車体の前部はフロントカ
バー14により覆われ、その内部にエンジンEがメインチ
ューブ6に支持されて搭載され、メインチューブ6上に
は燃料タンクFが架設支持され、その後方に前後に分割
された前シート23と後シート24とが後部車体フレームに
支持されて設けられる。左右一対のシートレール12の中
央部間をクロスプレート14が連結し、左右センターフレ
ーム7間を連結するクロスパイプ15の中間部より斜め後
方に立設された補強パイプ16が前記クロスプレート14の
中央部の若干上方に膨出した燃料タンク取付け座面14a
を下方より支持している。
【0011】この補強パイプ16のクロスプレート14との
付け根部分に左右一対のブラケット17が平行に固着され
ており、両ブラケット17間に架設されるピンにリヤサス
ペンション22の上端が枢着される。シートレール12の後
端部間およびバックステー13の後端部間にはクロスプレ
ート20,21がブリッジ状に架設され、前後に分割された
シート23,24がクロスプレート14,20,21に支持され
る。
【0012】前シート23の下方には図3に2点鎖線で示
すように左側にオイルタンクO、右側にリザーブタンク
Rが配置され、それぞれ給油口、給水口を上方に向けて
キャップで開閉自在に塞がれ、リザーブタンクRの後方
にはヒューズボックスFBが配置される。
【0013】左右一対のメインチューブ6の先端分岐部
間には、ブラケット25が架設され、その鉛直板部25aの
下端にレギュレータレクチファイアー26が取付けられ、
鉛直板部25aの上部に燃料タンクFの係合孔25bが形成
されていて(図20参照)、燃料タンクFは前部を同係
合孔25bに係合し後部を前記クロスプレート14の中央部
の若干上方に膨出した燃料タンク取付け座面14aに支持
されて左右メインチューブ6間に跨がって設けられる。
【0014】左右のメインチューブ6間に架設されたク
ロスメンバー10から下方へ左右対をなすエンジンハンガ
ー27が垂設され、左右センターフレーム7間に架設され
るクロスパイプ15からは前方斜め下向きにエンジンハン
ガー28が突設され、センターフレーム7の下端に前方に
向けブラケット29が突設されて、以上のエンジンハンガ
ー27,28,ブラケット29にエンジンEが取付けられて懸
架される。エンジンEの後方上にはキャブレターCが配
設されている。
【0015】左右メインチューブ6の間であって上方の
燃料タンクFと下方のエンジンEに挟まれた空間に部品
取付部材50によって複数種類の部品が配設されている。
部品取付部材50は樹脂製で一体成形されており、その形
状は図5ないし図11に図示するようである。該部品取
付部材50は、その概ね矩形をした底板51が前部において
左右幅を狭めており、同左右側縁から上方へ立ち上がっ
た左側板52,右側板53が前記ヘッドパイプ5から左右へ
分岐して延びた断面矩形をしたメインチューブ6の内側
面に沿った形状に形成されている。
【0016】そして各側板52,53の前部上端縁に外側に
折曲されて上部係合片52a,53aが形成され、同上部係
合片52a,53aより幾らか後方寄りで所定距離下方位置
に下部係合片52b,53bが外側に突設されており、上部
係合片52a,53aとそれぞれ対応する下部係合片52b,
53bとがメインチューブ6を上下から挟持することがで
きる。底板51の後端縁は上方へ折曲されて低い高さの後
側板54を形成し、同後側板54の上端縁左部および右半部
から水平後板55,56が後方へ延出されている。したがっ
て水平後板55,56は底板51より一段高い位置にある。
【0017】この部品取付部材50をメインチューブ6に
組付けるには、まず左右メインチューブ6間に架設され
たクロスメンバー10に部品取付部材50の後方へ延出した
水平後板55,56を載せ後側板54をクロスメンバー10の前
側面に当てがうようにし、この接触部を支点に部品取付
部材50の前部を押し下げ、下部係合片52b,53bを内側
に弾性変形させて左右のメインチューブ6の内側を通過
させると下部係合片52b,53bはクロスメンバー10の下
面に係合し上部係合片52a,53aはクロスメンバー10の
上面に係合して上下の係合片によりメインチューブ6を
挟持する形で部品取付部材40は車体フレームに固定され
る。なおこうして固定された部品取付部材50の底板51の
下面に沿って前記フロントサブチューブ11が当接して下
方から支持するようになっている。
【0018】このように部品取付部材50は弾性を利用し
てメインチューブ6に嵌め込まれるので、ボルト等の締
結具を必要とせず、したがってボルト等を締め付ける工
具も不要であり、簡単に嵌め込み固定でき作業性に優れ
ている。また本実施例では部品取付部材50の底板51の下
面にフロントサブチューブ11が当接して下方から支持し
ているので、底板51の撓みが防止され部品取付部材50が
メインチューブ6から外れるようなことはない。
【0019】こうしてメインチューブ6に嵌め込まれる
部品取付部材50は、底板51の中央の矩形部が上方へ膨出
して図8に示すような上蓋部57を形成し、上蓋部57は左
右に開口57a,57bを有し開口57a,57bの外側縁に沿
って下方へ突出した左右の保持片58が上蓋部57の下方の
開口幅を若干狭めており、この上蓋部57の下方の空間に
吸気チャンバー30が嵌装され保持片58により保持される
ようになっている。吸気チャンバー30は図12および図
13に図示するように円筒状をした本体部30aの後面下
部から副吸気管30bが後方斜め下向きに延出しており、
かかる吸気チャンバー30の本体部30aが底板51の下方か
ら左右の保持片58を弾性的に拡張して嵌装され本体部30
aの円筒側面下側を弾性復帰した保持片58によって下方
から保持されるもので、吸気チャンバー30の本体部30a
から延出した副吸気管30bはクロスメンバー10の下方を
後方へ延びキャブレターCとエンジンEを連結するイン
テークマニホールド32に連結される。
【0020】前記上蓋部57の前部は側板59で覆われ、同
側板59の矩形をした一部が上方へ折り曲げられて図9に
示すように斜め上方へ突設されてイグニッションコイル
33の取付腕60を形成しており、同取付腕60の先端には抜
け防止の爪60aが設けられている。この取付腕60の下方
の底板51および側板59の一部に開口61を形成している。
イグニッションコイル33は図14および図15に図示す
るように角柱状の本体部33aからハイテンションコード
33bが下方へ延出しており、本体部33aの外周は取付用
クッション材34が嵌合されていて、同取付用クッション
材34の外周の一部は若干膨出してスリット34bを有する
係止部34aを形成している。
【0021】したがってイグニッションコイル33はハイ
テンションコード33bを上方から底板51の開口61に通
し、本体部33aを取付用クッション材34とともに下げて
取付用クッション材34の係止部34aのスリット34bに斜
め上方へ突出した取付腕60を嵌入するようにし取付腕60
の上端の爪60aがスリット34bを抜け係止部34aの上面
に係止するようにしてイグニッションコイル33を取付腕
60によって支持する。
【0022】底板51の左側板52との連続部は内側に折れ
込んで左側板52に沿った前後に長い段部62が形成されて
いて、段部62は水平板部62aと垂直板部62bとからなり
水平板部62aは底板51より幾らか高い位置にある。前記
上蓋部57の左側の開口57aは、その外側縁に沿って前部
において前記したように下方へ保持片58が突出してお
り、後部は上方へ係止片63が延出していて(図10参
照)、係止片63の上端には爪63aが形成されている。図
10に示すように係止片63に対向する前記段部62には垂
直板部62bおよび底板51の一部が上方へ折り返され押さ
え片64を立設しており、押さえ片64の上端は内側に屈曲
して係止部64aを形成している。
【0023】この係止片63と押さえ片64とで構成される
断面矩形の空間にCDIユニット(点火ユニット)35が
嵌合係止される。CDIユニット35は、図16および図
17に図示するように、概ね直方体をなして一側面から
入出力端子35aが突設しており、このCDIユニット35
をケース36が部分的に覆っており、ケース36のCDIユ
ニット35の側面を覆う部分に係合用の上下に抜けるスリ
ット36bを形成する係合部36aが設けられている。
【0024】上蓋部57の左側面と前記段部62の垂直板部
62bとの間の底板51上の空間であって前記係止片63と押
さえ片64との間に、ケース36に一部覆われたCDIユニ
ット35を係合部36a側の側面を内側にして上方より嵌合
するが、その際押さえ片64を弾性変形して上端係止部64
aを外側に開かせて嵌合し弾性復帰した係止部64aによ
ってケース36の上面を係止されて固定される。入出力端
子35aは係止片63の後方を内側に向けて突出している。
【0025】部品取付部材50の底板51の右後方角部は上
方に立ち上がって垂直壁65を形成しており、同垂直壁65
の上方の一部が前後の切り込みによって矩形に突出して
ウィンカーリレー37の取付片66をなし同取付片66の上端
には爪66aを有している。ウィンカーリレー37は図18
および図19に示すように直方体をなし下面からプラグ
端子37aが2本突出している。
【0026】リレー本体の背面上部から突出し下方へ折
曲して背面に沿って係止腕37bが延出しており、同係止
腕37bに連結支持部材38が嵌合されている。連結支持部
材38は直方体をして2つのスリット38a,38bが平行に
穿設されており、一方のスリット38aにウィンカーリレ
ー37の係止腕37bが上方から嵌入されている。このよう
にウィンカーリレー37の係止腕37bに取り付けられた連
結支持部材38のもう一方のスリット38bに部品取付部材
50の前記取付片66が嵌入するようにしてウィンカーリレ
ー37を取付片66に取り付ける。
【0027】右側板53の内面所定位置から前後一対の係
止片67,68が前後に2対内側に向けて突出しており、前
方の係止片67にはウインカースイッチカプラー39が前後
から挟持されるようにして嵌合固定され、後方の係止片
68にはメインスイッチカプラー40が前後から挟持される
ように嵌合固定される(図20参照)。
【0028】以上の電装部品からそれぞれ延出するワイ
ヤーハーネスは部品取付部材50の底板51上を配線され所
要箇所をガイド片で係止される。図20に図示するよう
にメインハーネス41は底板51の右側を前後に走ってお
り、底板51の前部右寄りに左右一対のガイド片69が立設
され両ガイド片69によりメインハーネス41の所要箇所が
係止され、部品取付部材50の後部の右側水平後板56には
左右一対のガイド片70が立設されメインハーネス41の所
要箇所を係止している。
【0029】なお右側水平後板56にはガイド片70の他若
干斜めに向いた前後一対のガイド片71とその後方にやは
り前後一対のガイド片73が立設され、左側水平後板55に
は前後一対のガイド片72が立設されており、前記メイン
ハーネス41から分岐した発電機に向かう分岐ハーネス46
がガイド片71およびガイド片72に係止されて左方向へ案
内されている。
【0030】さらにメインハーネス41からはイグニッシ
ョンコイル33,CDIユニット35,メインスイッチカプ
ラー40,ウインカースイッチカプラー39,ウインカーリ
レー37等にそれぞれ分岐して分岐ハーネスが延出してい
る。なおガイド片73にはキャブレターエアベントチュー
ブ44が係止される。また右側板53の内面で前記係止片67
より前方に上下一対のガイド片74が幾らか前後にずれて
内側に突出しており、さらに同ガイド片74の前方で上寄
りに同様のガイド片75が突出されており、メインスイッ
チコード42が前記ガイド片74に係止されてメインスイッ
チカプラー40に案内され、ウインカースイッチコード43
がガイド片75に係止されてウインカースイッチカプラー
39に案内される。
【0031】電装部品やワイヤーハーネスの配設のほか
部品取付部材50の左側板52に沿って形成された段部62の
水平板部62aには、下方へ凹んだ溝76が若干斜め前後方
向に指向して形成され、その溝76の前部に溝76を挟んで
一対の係止片77が立設されていて、該溝76に沿ってスロ
ットルケーブル分岐装置45が載置され、同スロットルケ
ーブル分岐装置45の前部を係止片77が係止する。スロッ
トルケーブル分岐装置45より前方へ延びる1本のスロッ
トルケーブル45aはスロットルグリップに向かい、後方
へ分岐して延出する2本のスロットルケーブル45b,45
cのうち一方のスロットルケーブル45bはキャブレター
Cに向かい他方のスロットルケーブル45cは水平板部62
aの溝76の後端に形成された開口76aから下方へ抜けオ
イルポンプに向かう。
【0032】以上のように樹脂製で一体成形された部品
取付部材50は各種取付腕、係止片、ガイド片等が一体に
形成され、これらの弾性変形を利用してイグニッション
コイル33,CDIユニット35,メインスイッチカプラー
40,ウインカースイッチカプラー39,ウインカーリレー
37等の電装部品やメインハーネス41、メインスイッチコ
ード42、ウインカースイッチコード43等のワイヤーハー
ネス、さらに吸気チャンバー30、スロットルケーブル分
岐装置45等を工具なしに簡単に嵌合係止させることがで
きる。
【0033】したがってボルト等の締結具や各部品毎に
ブラケットやステー等の取付部材を必要とせず部品点数
が大幅に削減でき組付け作業が簡素化される。また1部
品取付部材50に対して複数の部品が取付けられるので、
互いの部品間に干渉防止用の空間を必要とせず部品配置
を効率良く行うことができ、燃料タンクFとエンジンE
との間の空間に多数の前記部品類を配設することができ
る。
【0034】以上の実施例では部品取付部材50がその弾
性を利用して左右一対のメインチューブ6間に嵌め込ま
れ、上部係合片52a,53aと下部係合片52b,53bがメ
インチューブ6を挟持する形で固定されるようにしてい
たが、別の変形例を図22に示し説明する。図22はヘ
ッドパイプから左右に分岐して後方へ延びる一対のメイ
ンチューブ90の途中で前後方向に対して直角に切断した
概略断面図であり、左右のメインチューブの内面所定箇
所に凹部90aを形成し、樹脂製で一体成形された部品取
付部材91の左右側板92の所定箇所に凸部92aを形成して
いる。
【0035】メインチューブ90に部品取付部材91を組付
ける際は、左右の側板92を内側に弾性変形させて部品取
付部材91を左右のメインチューブ90間に嵌め込み所定位
置で左右側板92を弾性復帰させて凸部92aをメインチュ
ーブ90の凹部90aに嵌合し固定する。なお凹部90aと凸
部92aを逆にしてメインチューブ90に凸部を部品取付部
材91側に凹部を設けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明では部品取付部材は、自らの弾性
を利用して一対のメインフレームに嵌め込まれて支持さ
れるので、取付け用のボルトを必要とせず取付け用の工
具なしに車体側に簡単に固定でき、作業性に優れてい
る。また一体成形された1部品取付部材が、複数種類の
部品を締め付けボルト等なしに嵌め込み支持できるよう
になっているので、互いの部品間に干渉防止用の空間を
必要とせず部品配置の空間を有効利用することができ、
より多くの部品を効率良く配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の自動二輪車の全体側面
図である。
【図2】同自動二輪車の車体フレーム構造を示す側面図
である。
【図3】同平面図である。
【図4】同後面図である。
【図5】部品取付部材の平面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】同後面図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図5におけるIX−IX断面図である。
【図10】図5におけるX−X断面図である。
【図11】図5におけるXI−XI断面図である。
【図12】吸気チャンバーの側面図である。
【図13】同平面図である。
【図14】イグニッションコイルおよびクッション材の
側面図である。
【図15】同正面図である。
【図16】CDIユニットおよびケースの側面図であ
る。
【図17】同平面図である。
【図18】ウインカーリレーおよび連結支持部材の後面
図である。
【図19】同側面図である。
【図20】メインチューブに嵌め込まれた部品取付装置
に各種部品を取付けた状態を示す上面図である。
【図21】同一部切り欠いた側面図である。
【図22】別の実施例の概略要部断面図である。
【符号の説明】
E…エンジン、F…燃料タンク、C…キャブレター、O
…オイルタンク、R…リザーブタンク、FB…ヒューズ
ボックス、1…自動二輪車、2…前輪、3…ハンドル、
4…フロントフォーク、5…ヘッドパイプ、6…メイン
チューブ、7…センターフレーム、8…リヤフォーク、
9…後輪、10…クロスメンバー、11…フロントサブチュ
ーブ、12…シートレール、13…バックステー、14…クロ
スプレート、15…クロスパイプ、16…補強パイプ、17…
ブラケット、20…第2クロスプレート、21…第3クロス
プレート、22…リヤサスペンション、23, 24…シート、
25…ブラケット、26…レギュレータレクチファイアー、
27,28…エンジンハンガー、29…ブラケット、30…吸気
チャンバー、32…インテークマニホールド、33…イグニ
ッションコイル、34…クッション材、35…CDIユニッ
ト、36…ケース、37…ウィンカーリレー、38…連結支持
部材、39…ウィンカースイッチカプラー、40…メインス
イッチカプラー、41…メインハーネス、42…メインスイ
ッチコード、43…ウィンカースイッチコード、44…キャ
ブレターエアベントチューブ、45…スロットルケーブル
分岐装置、46…分岐ハーネス、50…部品取付部材、51…
底板、52…左側板、53…右側板、54…後側板、55, 56…
水平後板、57…上蓋部、58…保持片、59…側板、60…取
付腕、61…開口、62…段部、63…係止片、64…押さえ
片、65…垂直壁、66…取付片、67, 68…係止片、69, 7
0, 71, 72, 73, 74, 75…ガイド片、76…溝、77…係止
片、90…メインチューブ、91…部品取付装置、92…側
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 睦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 開田 和宏 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 小平 茂 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 木之内 輝元 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−192678(JP,A) 実開 昭60−103083(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 11/00 B62K 19/40 H01R 13/73

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の部品を嵌め込み支持可能に一
    体成形された樹脂製の部品取付部材が、ヘッドパイプか
    ら左右に分岐して後方へ延びる一対のメインフレーム間
    架設支持されるとともに前記 部品取付部材は係合片を有し、該係合片が弾性変形
    して前記メインフレームに係合して固定されることを特
    徴とする自動二輪車の部品取付構造。
  2. 【請求項2】 前記部品取付部材は電装部品、エンジン
    部品その他ワイヤーハーネス等を嵌め込み支持すること
    を特徴とする請求項1記載の自動二輪車の部品取付構
    造。
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