JP2011000912A - 自動二輪車の電装品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品等を適正且つ効果的に取付可能で、コストダウン等を実現し得る自動二輪車の電装品取付構造を提供する。
【解決手段】エンジンコントロールユニット46を含む電装品を搭載する自動二輪車において、左右一対のメインフレーム15と左右一対のボディフレーム17とが連結される連結部位29の相互間に、上方に凸となるように湾曲させてなるブリッジ30を架け渡し、ブリッジ30の内方空間にエンジンコントロールユニット46を配置して、エンジンコントロールユニット46の左右側方を覆う。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車において特にECU(エンジンコントロールユニット)等の電装品を取り付けるための構造に関するものである。
自動二輪車の電装において、エンジンの電子制御を行うためのECUや大型のものではバッテリ等の電装品を搭載している。例えば特にECUの場合、エンジンの制御上極めて重要な部材であり、その保護や適正作動を保証すべく種々工夫されている。
例えば特許文献1に記載のものでは、フロントフォークを回動自在に支持するステアリングヘッドパイプから後方へ左右対をなして延びる主フレーム間に、エンジン制御用のECUを搭載している。なお、この例では左右の主フレーム間に車体側方から作業可能に配設される。現行車両においてその他に、ヘッドパイプの前側に取り付けた例も知られている。
また、特許文献2に記載のものでは、エンジンの上流側に配置されたエアクリーナの後部に電装品取付リブを一体又は一体的に形成し、エアクリーナ、燃料タンク取付ブラケット、バッテリ及びシートレールで囲まれたデッドスペースを有効利用している。
特開平10‐218057号公報 特開平8‐119170号公報
しかしながら、この種のECUは通常そのサイズが大きく、取付位置を設定するのが必ずしも容易でない。また、ステアリングヘッドパイプ付近(例えばその前側等)に取り付ける場合、コントロールケーブル又はハーネス類の配索が難しく、走行時にECUとケーブルとが擦れ合ってケーブル類に損傷等を与えないように配索するが容易でない。
また、ケーブル類の配索位置を規制するためにクランプを多用するとコストが高くなる上、ECU及びケーブルの相互干渉を防止しようとすると、そのことがハンドルの操作性に影響せざるを得なくなる。ECU及びケーブル相互間の関係だけでなく、ハンドリング性能に対する影響も大きかった。
本発明はかかる実情に鑑み、電装品等を適正且つ効果的に取付可能で、コストダウン等を実現し得る自動二輪車の電装品取付構造を提供することを目的とする。
本発明の自動二輪車の電装品取付構造は、エンジンコントロールユニットを含む電装品を搭載する自動二輪車における電装品取付構造であって、左右一対のメインフレームと左右一対のボディフレームとが連結される連結部位の相互間に、上方に凸となるように湾曲させてなるブリッジを架け渡し、前記ブリッジの内方空間に前記エンジンコントロールユニットを配置して、該エンジンコントロールユニットの左右側方を覆うようにしたことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車の電装品取付構造において、前記ブリッジの前部からエンジン懸架ブラケットを前方へ延設し、該エンジン懸架ブラケットの後方に前記エンジンコントロールユニットが配置され、前記ブリッジの後部に後輪懸架装置を取り付け、前記ブリッジ及び前記エンジンコントロールユニットの後方に前記後輪懸架装置が配置されることを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車の電装品取付構造において、前記エンジンコントロールユニットに対して車幅方向一側からワイヤハーネスを接続し、この一側の前記メインフレーム内壁に沿って前記ワイヤハーネスを配索することを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車の電装品取付構造において、左右のそれぞれ前記メインフレーム及び前記ボディフレームによって挟まれ、且つ前記ブリッジの下方空間内に吸気通路を配置し、この吸気通路の一部として含まれるスロットルボディが、平面視において前記エンジンコントロールユニットの少なくとも一部と重なるように配置されることを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車の電装品取付構造において、前記ワイヤハーネスを配索するのと同じ側に偏倚させて、スロットルケーブル及び燃料配管の少なくともいずれか一方を配置することを特徴とする。
本発明によれば、左右対をなすフレーム間にブリッジを配し、このブリッジの内方にサイズの大きなエンジンコントロールユニットを搭載する。ブリッジはその他、本来的には後輪懸架装置の取付機能を有し、単一部材で多機能性を発揮する。このようなブリッジを設けることで、車体フレームにおけるスペースを有効に利用すると共に、エンジンコントロールユニットを有効に保護することができる。
また、ブリッジの多機能性により実質的な部品点数の削減、更にはそれによるコスト削減を実現することができる。更に、エンジンコントロールユニットに接続されるワイヤハーネス類を、車体フレーム等との関係で好適に配索して有効に保護することができる。その場合、特にステアリング関連の可動部材がワイヤハーネス類と干渉するのを避け、結果として操縦安定性の確保に寄与する等の効果が得られる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の例を示す側面図である。 本発明の実施形態における自動二輪車の車体主要部まわりの構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるブリッジに搭載されたエンジンコントロールユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるブリッジに搭載されたエンジンコントロールユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるブリッジに搭載されたエンジンコントロールユニット及びその周辺部材を示す側面図である。 本発明の実施形態におけるブリッジの上方斜視図である。 本発明の実施形態におけるブリッジの下方斜視図である。 本発明の実施形態におけるエンジンコントロールユニット搭載用ブラケットの斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明による自動二輪車の電装品取付構造の好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る電装品取付構造を備えた自動二輪車の右側面図であり、先ず、図1を用いて、自動二輪車10の全体構成について説明する。本実施形態において、電装品としてECU(エンジンコントロールユニット)を取り付けるものとする。なお、以下の説明において図1を含めた各図で、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1の自動二輪車10は、典型的にはオフロード用であってよく、その車体前方上部にはステアリングヘッドパイプ11が配置されており、該ステアリングヘッドパイプ11内には不図示のステアリング軸が回動可能に挿通している。そして、このステアリング軸の上端にはハンドル12が結着されており、同ステアリング軸の下端にはフロントフォーク13が取り付けられ、該フロントフォーク13の下端には操行輪である前輪14が回転可能に軸支されている。
また、ステアリングヘッドパイプ11からは左右一対のメインフレーム15が、車体後方に向かって斜め下方に傾斜して延出すると共に、ダウンチューブ16が略垂直下方に延びている。そして、ダウンチューブ16は下部付近でロアフレーム16Aとして左右に分岐し、これら一対のロアフレーム16Aは下方に延びた後に、車体後方に向かって略直角に曲げられ、その後端部は左右一対のボディフレーム17を介してメインフレーム15の各後端部に連結されている。
左右一対のメインフレーム15とダウンチューブ16及びロアフレーム16Aとボディフレーム17とによって囲まれる空間には、駆動源である水冷式のエンジン18が搭載され、エンジン18の上方には燃料タンク19が配され、その後方にはシート20が配されている。また、エンジン18の前方にはラジエータ21が配置されている。
車体の前後方向略中央の下部に設けられた左右一対のボディフレーム17には、リヤスイングアーム22の前端部がピボット軸23によって上下に揺動可能に支持される。リヤスイングアーム22の後端部には駆動輪である後輪24が回転可能に軸支されている。リヤアーム22は、リンク機構25とこれに連結されたショックアブソーバ26(後輪懸架装置)を介して車体に懸架されている。
次に、図2は自動二輪車10の車体主要部、即ち車体フレームに搭載されたエンジンまわりを示している。前述したようにメインフレーム15、ダウンチューブ16、ロアフレーム16A及びボディフレーム17によって囲まれたスペース内にエンジン18が搭載される。これらの車体フレームから直接又は間接的にそれぞれ対をなして、シート20を支持するためのシートレール27及びシートピラー28が後方へ延出する。シートレール27は略水平に、シートピラー28が後上りに装架されるが、このうちシートレール27については後述するブリッジを介して車体フレーム(具体的にはメインフレーム15及びボディフレーム17の連結部位)に結合する。
ここで、左右一対のメインフレーム15と左右一対のボディフレーム17とが連結される部位(単に連結部位29という)には図2に示されるように、対をなす左右間にブリッジ30が架け渡される。この例ではブリッジ30は連結部位29に略対応配置され、後述するようにシートレール27の他にショックアブソーバ26等をも支持するようになっている。即ち、ブリッジ30は本来的には後輪懸架装置の取付機能を有すると同時に、車体フレームを構成する剛性部材としても機能し、これらに加えてエンジンマウント機能等々を含む多機能性を備える。
図3及び図4は、ブリッジ30及びこれに付随する構成例を示している。なお、ブリッジ30自体を示す図6及び図7を適宜参照する。ブリッジ30は典型的には鍛造あるいはアルミダイキャストでなる一体品とし、正面視例えば概略逆U字状を呈する。つまりブリッジ30は全体的には上方に凸となるように湾曲し、その内側下方にスペースが形成される。先ず、ブリッジ30のU字の両外側部には連結部位29と結合する際に当接する段部31を有し、この段部31で連結部位29と当接するかたちで、連結部位29の内側に嵌まり込むように結合される。
ブリッジ30において更に、頂部後側寄りにはシートレール27取付用のボス部32が突設され、このボス部32に左右方向にボルト挿通用の貫通孔33が形成される。ボス部32の更に後側にはショックアブソーバ26取付用の一対のボス(もしくはブラケット)部34が突設される。このボス部34にはショックアブソーバ26を支持するための連結ピン挿通用の貫通孔35が形成される。一方、ブリッジ30の頂部前側にてエンジンマウントブラケット取付用のボス(もしくはブラケット)部36が突設され、このボス部36に左右方向にボルト挿通用の貫通孔37が形成される。
また、ブリッジ30の頂部前側寄りには燃料タンク19を支持する際のクッション40が敷設されるようになっており、このクッション40を固定するための一対の受け座38(図6をも参照)が凹設されている。更にボス部32の上部には、燃料タンク19を固定保持するためのセットバンド41を係止するフック39が突設されている。
更に図5をも参照して、ボス部32の貫通孔33にはボルト42が挿通し、このボルト42を介してシートレール27の前端部がブリッジ30に結合する。また、ボス部34の貫通孔35には連結ピン43が挿通し、この連結ピン43によりショックアブソーバ26の上端部が支持される。更に、ボス部36の貫通孔37にはボルト44が挿通し、このボルト44を介してエンジンマウントブラケット45の上端部がブリッジ30に結合する。なお、エンジンマウントブラケット45の下端部は、エンジン18のシリンダブロック適所(例えばシリンダヘッド付近であってよい)に結合する。
ブリッジ30は、複数のボス部32,34,36を設け、これらにより複数の部材を取付・支持する。このように限定されたスペースで集中して複数部材を取付・支持し、スペースの有効利用を図りながら、多機能性を発揮する。
本発明において特に、図3及び図4に示されるようにブリッジ30の下方空間(逆U字の内側)にECU46が配置される。ECU46は概略箱型状のケーシング46a内に電子部品等が格納され、その電子部品等がコネクタを介してワイヤハーネス47と接続される。この実施形態においてECU46は、ブラケット48を介してブリッジ30に搭載される。前述したようにブリッジ30の内側下方にスペースを有し、このスペース内にECU46を言わばすっぽりと収容し、ECU46を有効に保護することができる。
図8は、本実施形態におけるブラケット48の例を示している。ブラケット48は板材を用いてプレス加工により一体成形することができ、前後方向を長手方向として上側に凸状となるように折曲成形され、ECU46を上側から抱き込むように支持する。ブラケット48の中央部付近で左右に延出する一対の突片48aを有し、この突片48aを介してブリッジ30と結合するようになっている。各突片48aの裏側(下面)には、ブリッジ30の受け座38に対応配置されるナット49が固着しており、図3のように受け座38にてボルト50をナット49と螺合させ、これによりクッション40及びブラケット48を共締めするようにしている。このように共締めすることで、スペースの有効活用と実質的に部品点数削減を図ることができる。
ブラケット48の前端部及び後端部にはそれぞれ、ECU46を固定保持するためのセットバンド51(図5等参照)を係止するフック48bが付設形成されている。セットバンド51の両端には係止リング52が結合しており、各係止リング52をそれぞれフック48bに係合させることで、ブラケット48が図3あるいは図4のようにECU46を適正且つ的確に保持することができる。
上記のようにブラケット48を介してブリッジ30に支持されるECU46は、該ブリッジ30によってその左右側方が覆われる。また、図5にも示されるようにブリッジ30の前部からエンジンマウントブラケット45が前方へ延設し、ECU46はこのエンジンマウントブラケット45の後方に配置される。一方、ブリッジ30の後部にはショックアブソーバ26が結合し、即ちブリッジ30及びECU46の後方にショックアブソーバ26が配置されることとなる。
更に、左右両側でメインフレーム15及びボディフレーム17に挟まれ、且つブリッジ30の下方に形成される空間内には、図5の一点鎖線により示されるように吸気通路53が設定される。この吸気通路53は略水平且つ前後方向に沿って通され、吸気通路53まわりの吸気系部品の上方にECU46が配置される。なお、吸気通路53はブリッジ30の下方において略前後方向に設定されるが、幾分車幅方向左寄りから右斜め前方を指向するように配置される。
具体的には図5のようにショックアブソーバ26の後方にエアクリーナボックス54を配置し、エアクリーナボックス54の前壁54aの下部に吸気通路53を連結する。吸気通路53はエンジン18のシリンダヘッド55に設けられたインテークポート56に接続されるが、その途中で吸気通路53の一部としてスロットルボディ57を含む。この場合、平面視においてECU46の少なくとも一部がスロットルボディ57と重なるように配置される。
また、前述したようにECU46にはワイヤハーネス47が接続される。この場合、ワイヤハーネス47を車幅方向(左右方向)からECU46に接続し、接続側のメインフレーム15の内壁に沿ってワイヤハーネス47を配索する。ここで、この例では図3を参照して、ECU46はブリッジ30の内方スペースにおいて、適度に左側に偏倚して配置されるためその反対側、即ち該内方スペースの右側寄りにワイヤハーネス47を配索するのが好適である。
更に、スロットルボディ57には略その前部上方から、スロットルを作動制御するスロットルケーブルや燃料タンク19から燃料を供給する燃料ホース(いずれも図示せず)が接続される。これらのスロットルケーブル及び燃料配管を、ワイヤハーネス47を配索するのと同じ側(この例では左側)に偏倚させて配置する。なお、スロットルケーブル及び燃料配管の少なくともいずれか一方をこのように配置してもよい。
本発明の自動二輪車における電装品取付構造において、先ず左右の連結部位29相互間に、上方に凸となるように湾曲させてなるブリッジ30を架け渡し、このブリッジ30の内方空間にてECU46の左右側方を覆うように配置する。車体フレームを構成する左右のメインフレーム15及びボディフレーム17間のスペースを有効に利用して、サイズの大きなECU46をコンパクトに搭載することができる。この場合、高い剛性を有するブリッジ30の内方空間に搭載されるため、車両の重要部品であるECU46を有効に保護することができる。
ブリッジ30の車体の剛性部材として機能するばかりでなく、複数のボス部32,34,36を有して、シートレール27や後輪懸架装置としてのショックアブソーバ26あるいはエンジンマウントブラケット45を支持する。このようにブリッジ30は、限定されたスペースにおいてしかも単一部材でありながら、複数部材を取付・支持し、この点でもスペースの有効利用を図りながら、多機能性を発揮し、実質的部品点数の削減、更にはそれによるコスト削減を実現することができる。
また、ECU46に接続されるワイヤハーネス47は、典型的にはメインフレーム15の内壁に沿って配索され、周辺部品と相俟ってワイヤハーネス47等を有効に保護することができる。この場合、ステアリングまわりのような可動性の大きい部位ではないため、ワイヤハーネス47等に対する保護に効果的に作用する。そして、可動部材がワイヤハーネス47等に引っ掛かる等の心配が全くないので、結果的には車両の操縦安定性の確保に寄与する。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態においてブリッジ30は、複数のボス部32,34,36を介して複数の部材を取付・支持する例を説明したが、車種等に応じてはその多機能性のうちいずれかを選択的に持つものであってよい。
10 自動二輪車、11 ステアリングヘッドパイプ、12 ハンドル、13 フロントフォーク、14 前輪、15 メインフレーム、16 ダウンチューブ、16A ロアフレーム、17 ボディフレーム、18 エンジン、19 燃料タンク、20 シート、21 ラジエータ、22 リヤスイングアーム、23 ピボット軸、24 後輪、25 リンク機構、26 ショックアブソーバ、27 シートレール、28 シートピラー、29 連結部位、30 ブリッジ、31 段部、32,34,36 ボス部、33,35,37 貫通孔、38 受け座、39 フック、40 クッション、41 セットバンド、42 ボルト、43 連結ピン、44 ボルト、45 エンジンマウントブラケット、46 ECU、47 ワイヤハーネス、48 ブラケット、48a 突片、49 ナット、50 ボルト、51 セットバンド、52 係止リング、53 吸気通路、54 エアクリーナボックス、54a 前壁、55 シリンダヘッド、56 インテークポート、57 スロットルボディ。

Claims (5)

  1. エンジンコントロールユニットを含む電装品を搭載する自動二輪車における電装品取付構造であって、
    左右一対のメインフレームと左右一対のボディフレームとが連結される連結部位の相互間に、上方に凸となるように湾曲させてなるブリッジを架け渡し、前記ブリッジの内方空間に前記エンジンコントロールユニットを配置して、該エンジンコントロールユニットの左右側方を覆うようにしたことを特徴とする自動二輪車の電装品取付構造。
  2. 前記ブリッジの前部からエンジン懸架ブラケットを前方へ延設し、該エンジン懸架ブラケットの後方に前記エンジンコントロールユニットが配置され、
    前記ブリッジの後部に後輪懸架装置を取り付け、前記ブリッジ及び前記エンジンコントロールユニットの後方に前記後輪懸架装置が配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の電装品取付構造。
  3. 前記エンジンコントロールユニットに対して車幅方向一側からワイヤハーネスを接続し、この一側の前記メインフレーム内壁に沿って前記ワイヤハーネスを配索することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車の電装品取付構造。
  4. 左右のそれぞれ前記メインフレーム及び前記ボディフレームによって挟まれ、且つ前記ブリッジの下方空間内に吸気通路を配置し、この吸気通路の一部として含まれるスロットルボディが、平面視において前記エンジンコントロールユニットの少なくとも一部と重なるように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車の電装品取付構造。
  5. 前記ワイヤハーネスを配索するのと同じ側に偏倚させて、スロットルケーブル及び燃料配管の少なくともいずれか一方を配置することを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車の電装品取付構造。
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