JP5949598B2 - 車両のドア構造 - Google Patents

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Description

この発明は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられたような車両のドア構造に関する。
従来、上述例の車両のドア構造としては、図7,図8に示す構造が知られている。
すなわち、ドアインナパネル81とドアアウタパネル82とでドア本体83を形成し、ドアインナパネル81は、図7に示すように、前辺部81aと、下辺部81bと、後辺部81cと、これら各辺部81a,81b,81cで囲繞された縦壁部81dと、を一体にプレス加工で形成したもので、該縦壁部81dには、ドアモジュール配設用の開口部84と、該開口部84よりも前方に位置するスピーカ配設用の開口部85とが形成されている。
また、上述のドア本体83の内部空間86(図8参照)には、車体前後方向に延びてドアインナパネル81に取付けられたインパクトバー87が設けられている。
このインパクトバー87は、図7に示すように、前高後低状に傾斜して配置されると共に、インパクトバー87の前端部87aを偏平に加工して偏平部87bを形成し、この偏平部87bをドアインナパネル81の前辺部81aにおいて車両前後方向に平行な縦面部81eにスポット溶接にて接合して、接合面88を形成し、車両前突時および側突時のドア剛性の向上を図るように構成している。
この従来構造においては、車両衝突時(前突時および側突時)のドア剛性を、ある程度向上させることができるが、上述の接合面88が前突荷重の入力方向と平行であるため、該前突荷重のインパクトバー87への伝達性能が低く、このため、前突荷重を上記インパクトバー87のみで受けることは困難で、別のインパクトバーを別途設ける必要があった。
ところで、特許文献1には、図7,図8で示した従来構造と実質的に同等の車両のドア構造が開示されており、該特許文献1に開示された従来構造においても、図7,図8で示した従来構造と同様の問題点が発生する。
特開2007−216831号公報
そこで、この発明は、前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバーで前突と側突の両方への対応が可能となる車両のドア構造の提供を目的とする。
この発明による車両のドア構造は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられた車両のドア構造であって、上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの車幅方向面に接合され、上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの前後方向面に接合され、上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成され、上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線と、上側の内面部上端の上端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線と、下側の内面部下端の下端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されたものである。
上記構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、上記第1接合部によって、ドアインナパネルへの突き当て量を大きくすることができるので、前突荷重を確実に受止め、また、上記コ字状部をドアインナパネルの車幅方向面に突き当てることで、該コ字状部から後方に延びるインパクトバーの4本の稜線により、前突荷重をより一層効果的に後方へ伝達することができる。
また、側突時には、第2接合部によって受止められた側突荷重は、第1接合部とコ字状部を介してドアインナパネルに入力されるが、インパクトバー前端のドアインナパネルへの突き当て量が大きいことにより、ドアインナパネルからインパクトバーへの大きい反力が発生すると同時に、コ字状部の車幅方向長さをモーメントの腕とし、かつコ字状部の車幅方向外端前部を中心とするモーメント(側突荷重によるモーメントをキャンセルする方向のモーメント)が発生し、これにより、インパクトバーで支える耐荷重が大きくなり、該インパクトバーの曲げ変形が抑制される。よって、大きい側突荷重を受け止めることができる(図6参照)。
さらに、第1接合部および第2接合部をインパクトバーの上下幅内に設定することが可能で、インパクトバーの上下幅を比較的狭く形成しても、該インパクトバーをドアインナパネルに接合することができるので、そのレイアウトの自由度向上を図ることができる。
要するに、前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバーで前突と側突の両方への対応が可能となる。
また、上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成されたものであり、これにより、コ字状部の4本の稜線をそのまま後方に延ばしてインパクトバー本体部の横向きの略W字形状の上下方向中間部とすることができると共に、インパクトバーそれ自体の剛性および強度の向上を図ることができる。
さらに、上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線と、上側の内面部上端の上端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線と、下側の内面部下端の下端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されたものであって、このように、第1稜線、第2稜線および上端線が第2接合部の後端近傍位置で集束し、また、第3稜線、第4稜線および下端線が第2接合部の後端近傍位置で集束するので、上記インパクトバーの良好な成形性を確保することができる。
この発明による車両のドア構造は、また、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられた車両のドア構造であって、上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの車幅方向面に接合され、上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの前後方向面に接合され、上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成され、上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されたものである。
上記構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、上記第1接合部によって、ドアインナパネルへの突き当て量を大きくすることができるので、前突荷重を確実に受止め、また、上記コ字状部をドアインナパネルの車幅方向面に突き当てることで、該コ字状部から後方に延びるインパクトバーの4本の稜線により、前突荷重をより一層効果的に後方へ伝達することができる。
また、側突時には、第2接合部によって受止められた側突荷重は、第1接合部とコ字状部を介してドアインナパネルに入力されるが、インパクトバー前端のドアインナパネルへの突き当て量が大きいことにより、ドアインナパネルからインパクトバーへの大きい反力が発生すると同時に、コ字状部の車幅方向長さをモーメントの腕とし、かつコ字状部の車幅方向外端前部を中心とするモーメント(側突荷重によるモーメントをキャンセルする方向のモーメント)が発生し、これにより、インパクトバーで支える耐荷重が大きくなり、該インパクトバーの曲げ変形が抑制される。よって、大きい側突荷重を受け止めることができる(図6参照)。
さらに、第1接合部および第2接合部をインパクトバーの上下幅内に設定することが可能で、インパクトバーの上下幅を比較的狭く形成しても、該インパクトバーをドアインナパネルに接合することができるので、そのレイアウトの自由度向上を図ることができる。
要するに、前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバーで前突と側突の両方への対応が可能となる。
また、コ字状部の4本の稜線をそのまま後方に延ばしてインパクトバー本体部の横向きの略W字形状の上下方向中間部とすることができると共に、インパクトバーそれ自体の剛性および強度の向上を図ることができる。
しかも、上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されたものであり、このように、第1稜線と、第2稜線とが、第2接合部の後端近傍位置で集束し、また、第3稜線と第4稜線とが、第2接合部の後端近傍位置で集束するので、上記インパクトバーの良好な成形性を確保することができる。
また、第2接合部の後端と、上記集束位置に対応する上下の内面部の前部との2箇所で、前突および側突時の応力分散を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記インパクトバーの第1接合部が、上記ドア本体を車体に取付けるドアヒンジと上下方向でオーバラップする位置に配置されたものである。
上記構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、車両前突時においては、エプロンレインからヒンジピラーへ前突荷重が入力され、この前突荷重はヒンジピラーに取付けられたドアヒンジを介してドア本体に入力されるので、ドアヒンジと上下方向でオーバラップする位置にインパクトバーの第1接合部を配置することで、最も効果的に前突荷重をインパクトバーに伝達することができる。
また、側突時においては、インパクトバーで受止めた側突荷重を、第1接合部、ドアインナパネルおよびドアヒンジを介して最も効果的にヒンジピラーに伝達することができる。
この発明によれば、上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーがドアインナパネルの車幅方向面に接合され、上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーがドアインナパネルの前後方向面に接合されたものであるから、前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバーで前突と側突の両方への対応が可能となる効果がある。
本発明の車両のドア構造を示す側面図 図1のA−A線に沿う要部の矢視断面図 図1の要部の斜視図 (a)はインパクトバー前端部の形状を示す正面図、(b)は図3のB−B線矢視断面図 車両のドア構造の他の実施例を示す要部の斜視図 側突時の作用説明図 従来の車両のドア構造を示す側面図 図7の要部拡大断面図
前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバーで前突と側突の両方への対応を可能にするという目的を、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられた車両のドア構造であって、上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの車幅方向面に接合され、上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの前後方向面に接合され、上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成され、上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線と、上側の内面部上端の上端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線と、下側の内面部下端の下端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のドア構造を示し、図1はドアアウタパネルを取外してドア内部構造を示す側面図、図2は図1のA−A線に沿う要部の矢視断面図である。なお、図中、矢印Fは車両の前方を示し、矢印Rは車両の後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
図1,図2において、前席乗員乗降用のドア開口部を開閉する車両の運転席または助手席側方のドアであるフロントサイドドア1は、ドアアウタパネル2とドアインナパネル3とを備えると共に、図1に示すように、ドアアウタパネル2とドアインナパネル3とを接合したドア本体4(図2参照)の上部には、ドアサッシュ部5を有し、ドアアウタパネル2の所定部にはドアアウタハンドル(図示せず)が設けられている。
また、図1に示すように、サイドウインド(いわゆるドアガラス)配設部の前端部分において、ベルトライン部BLとドアサッシュ部5とにより規定される三角コーナ部6が設けられている。
図1に示すように、上述のドアインナパネル3は、前辺部3aと、下辺部3bと、後辺部3cと、これら各辺部3a,3b,3cおよびベルトライン部BLで囲繞された縦壁部3dと、を一体にプレス加工で形成したもので、前辺部3aの前面上下にはドアヒンジブラケット7,8が取付けられている。
これら上下のドアヒンジブラケット7,8は、ドア本体4を含むフロントサイドドア1を車体としてのヒンジピラー(図示せず)に対して開閉可能に取付けるためのドアヒンジである。
また、上述の縦壁部3dには、ドアモジュール配設用の開口部9と、該開口部9よりも前方に位置するスピーカ配設用の開口部10とが形成されている。
さらに図1に示すように、下側のドアヒンジブラケット8に対応して、ドアインナパネル3の前辺部3aと縦壁部3dとの間にわたって下側のヒンジレインフォースメント11を取付けている。
さらに、図1に示すように、ドアインナパネル3の後辺部3cの上下方向中間部にはラッチレインフォースメント12を接合固定し、このラッチレインフォースメント12により図示しないドアラッチの取付け部を補強している。
また、図1に示すように、ドアインナパネル3にはサイドウインドの前端部および後端部を上下動自在にガイドする前後一対のガラスガイド13,14(いわゆるガラスランチャンネル)を略上下方向に向けて取付けており、上述のサイドウインドは前後一対のガラスガイド13,14に沿って昇降するように構成されている。
上述のドアインナパネル3とドアアウタパネル2とで形成されたドア本体4の内部空間15(図2参照)には、車体前後方向に延びてドアインナパネル3の前辺部3aと後辺部3cとに取付けられたインパクトバー16を設けている。
図1に示すように、該インパクトバー16は、ドアインナパネル3の前辺部3a上部と、ドアインナパネル3の後辺部3c下部との間に、前高後低状に傾斜して取付けられている。
図3はインパクトバーの要部拡大斜視図、図4の(a)はインパクトバーの前端部の形状を示す正面図、図4の(b)は図3のB−B線に沿ってインパクトバーの本体部の形状を示す矢視断面図である。
図3,図4に示すように、上述のインパクトバー16の前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部16Aと、この縦面部16Aの上端から車幅方向外側に延びる上側の横面部16Bと、上述の縦面部16Aの下端から車幅方向外側に延びる下側の横面部16Cと、でコ字状に形成されたコ字状部17を成している。
また、上側の横面部16Bの前端から上方に向けて折曲げられ上下方向に延びる第1接合部16Dと、同様に下側の横面部16Cの前端から下方に向けて折曲げられ上下方向に延びる第1接合部16Eとを備えている。
さらに、上側の横面部16Bの外端から上方に向けて折曲げられ上下方向に延びる上側の外面部16Fと、下側の横面部16Cの外端から下方に向けて折曲げられ上下方向に延びる下側の外面部16Gとを有している。
さらにまた、上側の外面部16Fの前端から車両前方に延びる第2接合部16Hと、下側の外面部16Gの前端から車両前方に延びる第2接合部16Jとを一体形成している。
また、インパクトバー16がドアインナパネル3に取付けられる前後両端部を除くインパクトバー16の本体部16Kは、上記コ字状部17と、上記上下の各外面部16F,16Gと、上側の外面部16Fの上端から車幅方向内側に延びる上面部16Lと、下側の外面部16Gの下端から車幅方向内側に延びる下面部16Mと、上面部16Lの車幅方向内端から上方に向けて折曲げられ上下方向に延びる上側の内面部16Nと、下面部16Mの車幅方向内端から下方に向けて折曲げられ上下方向に延びる下側の内面部16Pと、を有して、図4の(b)に示すように、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成されている。
図4の(b)に示すように、インパクトバー16のプレス成形性、特に、プレス型からの離型性を考慮して、上面部16L、下側の横面部16Cは内高外低形状に傾斜しており、上側の横面部16B、下面部16Mは内低外高形状に傾斜している。
また、上述のコ字状部17は、インパクトバー16の前端から後端にわたって連続して形成されている。
上述のコ字状部17の四隅部には、稜線18,19,20,21が形成されている。
さらに、インパクトバー16の本体部16Kには、上面部16Lと上側の外面部16Fとの間に第1稜線31が形成されており、上面部16Lと上側の内面部16Nとの間に第2稜線32が形成されており、上側の内面部16Nの上端には上端線22(いわゆるエッジライン)が形成されている。
同様に、インパクトバー16の本体部16Kにおいて、下面部16Mと下側の外面部16Gとの間に第3稜線33が形成されており、下面部16Mと下側の内面部16Pとの間に第4稜線34が形成されており、下側の内面部16Pの下端には下端線23(いわゆるエッジライン)が形成されている。
図2,図3に示すように、インパクトバー16前端の第1接合部16D,16Eは、ドアインナパネル3の前辺部3aにおける車幅方向面(詳しくは、車幅方向と上下方向とに対して平行に延びる面)3eにスポット溶接手段にて接合固定されている。
また、インパクトバー16前端の第2接合部16H,16Jは、ドアインナパネル3の前辺部3aにおける前後方向面(詳しくは、車両前後方向と上下方向とに対して平行に延びる面)3fにスポット溶接手段にて接合固定されている。
図1,図2に示すように、上述の第1接合部16D,16Eおよび第2接合部16H,16Jは、フロントサイドドア1を車体としてのヒンジピラーに取付ける上側のドアヒンジブラケット7と上下方向でオーバラップする位置に配置されている。
図1に示すように、インパクトバー16の後端部には、上下の内面部16N,16Pと一体で、かつ、これら内面部16N,16Pよりも上下幅が広い接合フランジ部16Q,16Rが一体形成されており、これらの各接合フランジ部16Q,16Rがドアインナパネル3の後辺部3c下部における前後方向面(詳しくは、車両前後方向と上下方向とに対して平行に延びる面)3gにスポット溶接手段にて接合固定されている。
さらに、この実施例1では、図3に示すように、第1稜線31と、第2稜線32と、上端線22とが、第2接合部16Hの上側後端近傍位置で集束するように形成されると共に、第3稜線33と、第4稜線34と、下端線23とが、第2接合部16Jの下側後端近傍位置で集束するように形成されている。
上記各要素31,32,22の集束位置を、第2接合部16Hの上側後端近傍位置に設定し、また、上記各要素33,34,23の集束位置を、第2接合部16Jの下側後端近傍位置に設定することで、各第2接合部16H,16Jの上下幅を、インパクトバー本体部16Kにおける外面部16F,16Gの上下幅よりも幅広に形成していて、接合強度の向上を図るように構成している。
また、上述のインパクトバー16の本体部16Kの上下寸法と、上側の第2接合部16Hの上端と下側の第2接合部16Jの下端との間の上下寸法と、上側の第1接合部16Dの上端と、下側の第1接合部16Eの下端との間の上下寸法と、は略同等になるように形成されている。
このように、上記構成の車両のドア構造は、ドアインナパネル3とドアアウタパネル2とで形成されたドア本体4の内部空間15に、車体前後方向に延びてドアインナパネル3に取付けられたインパクトバー16が設けられた車両のドア構造であって、上記インパクトバー16の前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部16Aと、該縦面部16Aの上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部16Bおよび下側の横面部16Cとでコ字状に形成されたコ字状部17を成し、上記上下の各横面部16B,16C前端から上下方向に延びる第1接合部16D,16Eによって、上記インパクトバー16がドアインナパネル3の車幅方向面3eに接合され、上記上下の各横面部16B,16Cの外端から上下方向に延びる上下の各外面部16F,16Gを有し、これら上下の各外面部16F,16G前端から車両前方に延びる第2接合部16H,16Jによって、上記インパクトバー16がドアインナパネル3の前後方向面3fに接合されたものである(図2,図3参照)。
この構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、上記第1接合部16D,16Eによって、インパクトバー16のドアインナパネル3への突き当て量を大きくすることができるので、前突荷重を確実に受止め、また、上記コ字状部17をドアインナパネル3の車幅方向面3eに突き当てることで、該コ字状部17から後方に延びるインパクトバー16の4本の稜線18,19,20,21により、前突荷重をより一層効果的に後方へ伝達することができる。
また、側突時には、図3,図6に示すように、第2接合部16H,16Jによって受止められた側突荷重は、第1接合部16D,16Eとコ字状部17を介してドアインナパネル3に入力されるが、インパクトバー16前端のドアインナパネル3への突き当て量が大きいことにより、ドアインナパネル3からインパクトバー16への大きい反力が発生すると同時に、コ字状部17の車幅方向長さをモーメントの腕とし、かつコ字状部17の車幅方向外端前部を中心とするモーメント(側突荷重によるモーメントをキャンセルする方向のモーメント)が発生し、これにより、インパクトバー16で支える耐荷重が大きくなり、該インパクトバー16の曲げ変形が抑制される。よって、大きい側突荷重を受け止めることができる。
さらに、第1接合部16D,16Eおよび第2接合部16H,16Jをインパクトバー16の上下幅内に設定することが可能で、インパクトバー16の上下幅を比較的狭く形成しても、該インパクトバー16をドアインナパネル3に接合することができるので、そのレイアウトの自由度向上を図ることができる。
要するに、前突荷重を効果的に後方へ伝達することができると共に、側突耐力の向上を図ることができ、単一のインパクトバー16で前突と側突の両方への対応が可能となる。
また、上記インパクトバー16の本体部16Kは、上記コ字状部17と、上記上下の各外面部16F,16Gと、これら各外面部16F,16Gの上下両端から車幅方向内側に延びる上面部16Lおよび下面部16Mと、該上面部16Lおよび下面部16Mの内端から上下方向に延びる上下の各内面部16N,16Pとを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成されたものである(図4参照)。
この構成によれば、コ字状部17の4本の稜線18,19,20,21をそのまま後方に延ばしてインパクトバー本体部16Kの横向きの略W字形状の上下方向中間部とすることができると共に、インパクトバー16それ自体の剛性および強度の向上を図ることができる。
さらに、上記上面部16Lと上側の外面部16Fとの間の第1稜線31と、上記上面部16Lと上側の内面部16Nとの間の第2稜線32と、上側の内面部16N上端の上端線22とが、上記第2接合部16Hの後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部16Mと下側の外面部16Gとの間の第3稜線33と、上記下面部16Mと下側の内面部16Pとの間の第4稜線34と、下側の内面部16P下端の下端線23とが、上記第2接合部16Jの後端近傍位置で集束するように形成されたものである。
この構成によれば、第1稜線31、第2稜線32および上端線22が第2接合部16Hの後端近傍位置で集束し、また、第3稜線33、第4稜線34および下端線23が第2接合部16Jの後端近傍位置で集束するので、上記インパクトバー16の良好な成形性を確保することができる。
加えて、上記インパクトバー16の第1接合部16D,16Eが、上記ドア本体4を車体(ヒンジピラー参照)に取付けるドアヒンジ(ドアヒンジブラケット7参照)と上下方向でオーバラップする位置に配置されたものである(図1〜図3参照)。
この構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、車両前突時においては、エプロンレインからヒンジピラーへ前突荷重が入力され、この前突荷重はヒンジピラーに取付けられたドアヒンジブラケット7を介してドア本体4に入力されるので、ドアヒンジブラケット7と上下方向でオーバラップする位置にインパクトバー16の第1接合部16D,16Eを配置することで、最も効果的に前突荷重をインパクトバー16に伝達することができる。
また、側突時においては、インパクトバー16で受止めた側突荷重を、第1接合部16D,16E、ドアインナパネル3およびドアヒンジブラケット7を介して最も効果的にヒンジピラーに伝達することができる。
図5は車両のドア構造の他の実施例を示す要部の斜視図である。
図3で示した実施例1においては、各要素22,31,32を上側の第2接合部16Hの上側後端近傍位置で集束し、かつ、各要素23,33,34を下側の第2接合部16Jの下側後端近傍位置で集束させたが、図5に示すこの実施例2においては、第1稜線31と第2稜線32とを、第1稜線31の延長線上において上側の第2接合部16Hの後端近傍位置で集束させて、集束点P1を形成すると共に、この集束点P1から上方に延びる屈曲ラインL1を上側の内面部16Nと連続させ、また、第3稜線33と第4稜線34とを、第3稜線33の延長線上において下側の第2接合部16Jの後端近傍位置で集束させて、集束点P2を形成すると共に、この集束点P2から下方に延びる屈曲ラインL2を下側の内面部16Pと連続させたものである。
この実施例2においても、各第2接合部16H,16Jの上下幅は、インパクトバー本体部16Kにおける各外面部16F,16Gの上下幅よりも幅広に形成されており、接合強度の向上を図るように構成している。
このように、図5で示した実施例2においては、上記上面部16Lと上側の外面部16Fとの間の第1稜線31と、上記上面部16Lと上側の内面部16Nとの間の第2稜線32とが、上記第2接合部16Hの後端近傍位置で集束するように形成されると共に、上記下面部16Mと下側の外面部16Gとの間の第3稜線33と、上記下面部16Mと下側の内面部16Pとの間の第4稜線34とが、上記第2接合部16Jの後端近傍位置で集束するように形成されたものである(図5参照)。
この構成によれば、第1稜線31と、第2稜線32とが、第2接合部16Hの後端近傍位置で集束し、また、第3稜線33と第4稜線34とが、第2接合部16Jの後端近傍位置で集束するので、上記インパクトバー16の良好な成形性を確保することができる。
また、第2接合部16H,16Jの後端(または、第1接合部16D,16Eの接合位置)と、上記集束位置に対応する上下の内面部16N,16Pの前部(屈曲ラインL1,L2参照)との2箇所で、前突および側突時の応力分散を図ることができる。
図5で示した実施例2においても、その他の構成、作用、効果については、実施例1と同様であるから、図5において、図3と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のドアは、実施例のフロントサイドドア1に対応し、
以下同様に、
ドアヒンジは、ドアヒンジブラケット7に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられたような車両のドア構造について有用である。
1…フロントサイド(ドア)
2…ドアアウタパネル
3…ドアインナパネル
3e…車幅方向面
3f…前後方向面
4…ドア本体
7…ドアヒンジブラケット(ドアヒンジ)
16…インパクトバー
16A…縦面部
16B,16C…横面部
16D,16E…第1接合部
16F,16G…外面部
16H,16J…第2接合部
16K…本体部
16L…上面部
16M…下面部
16N,16P…内面部
17…コ字状部
22…上端線
23…下端線
31…第1稜線
32…第2稜線
33…第3稜線
34…第4稜線

Claims (3)

  1. ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられた車両のドア構造であって、
    上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、
    上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの車幅方向面に接合され、
    上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、
    これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの前後方向面に接合され
    上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成され、
    上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線と、上側の内面部上端の上端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、
    上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線と、下側の内面部下端の下端線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成された
    車両のドア構造。
  2. ドアインナパネルとドアアウタパネルとで形成されたドア本体の内部空間に、車体前後方向に延びてドアインナパネルに取付けられたインパクトバーが設けられた車両のドア構造であって、
    上記インパクトバーの前端は、車幅方向内側に位置して上下方向に延びる縦面部と、該縦面部の上下両端から車幅方向外側に延びる上側の横面部および下側の横面部とでコ字状に形成されたコ字状部を成し、
    上記上下の各横面部前端から上下方向に延びる第1接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの車幅方向面に接合され、
    上記上下の各横面部の外端から上下方向に延びる上下の各外面部を有し、
    これら上下の各外面部前端から車両前方に延びる第2接合部によって、上記インパクトバーが上記ドアインナパネルの前後方向面に接合され、
    上記インパクトバーの本体部は、上記コ字状部と、上記上下の各外面部と、これら各外面部の上下両端から車幅方向内側に延びる上面部および下面部と、該上面部および下面部の内端から上下方向に延びる上下の各内面部とを有して、車両正面視の断面形状が横向きの略W字状に形成され、
    上記上面部と上側の外面部との間の第1稜線と、上記上面部と上側の内面部との間の第2稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成されると共に、
    上記下面部と下側の外面部との間の第3稜線と、上記下面部と下側の内面部との間の第4稜線とが、上記第2接合部の後端近傍位置で集束するように形成された
    車両のドア構造。
  3. 上記インパクトバーの第1接合部が、上記ドア本体を車体に取付けるドアヒンジと上下方向でオーバラップする位置に配置された
    請求項1または2に項に記載の車両のドア構造。
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