JP5789392B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

この発明は、アンチロックブレーキ用モジュールを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車の中には、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームの下端にアンチロックブレーキシステム(以下、ABSという)のモジュールを配置したスクータ車両が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−71232号公報
ところで、それまでのABSモジュールは比較的大きく、また高価な部品であるため、中大型系の自動二輪車を中心に採用されてきたが、近年、コストダウンが図られ、小型化が進んだことから、様々な自動二輪車への適用が望まれるようになってきている。
一方で、搭載される車両形式が変わると、ABSモジュールを熱や振動等から保護しつつ、他の部品のレイアウトに影響を与え難いABSモジュールの配置も望まれている。
そこで、この発明は、所謂オフロードを走行することが可能な自動二輪車であって、熱や振動等からABSモジュールを保護することができる自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ヘッドパイプ(2)から下後方に延びるメインフレーム(3,3)と、前記メインフレーム(3,3)の下側で下方に延びるダウンフレーム(5)と、前記ダウンフレーム(5)の下部から後方に延びるロアフレーム(6,6)と、前記メインフレーム(3,3)と前記ダウンフレーム(5)と前記ロアフレーム(6,6)とによって囲まれる領域に配置されるエンジン(7)と、車輪制動力を付与する制動手段(50)と、前記制動手段(50)に接続されるABSモジュール(60)とを備える自動二輪車において、前記エンジン(7)の排気を排気マフラー(30)へ導くエキゾーストパイプ(31)は、車両前方に延びた後に前記エンジン(7)の一側方を通って後方に延びるように設けられ、前記ABSモジュール(60)は、前記ダウンフレーム(5)を挟んで前記エキゾーストパイプ(31)とは反対側であって、シリンダ(8)の軸線(8a)よりも前方位置にて前記ダウンフレーム(5)又は前記ロアフレーム(6,6)に支持されると共に、前記ダウンフレーム(5)に側面視にて重なるように配置されたラジエータ(33)よりも下方に配置され、且つ、側面視にて前記ダウンフレーム(5)と重なるように配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は前記ABSモジュール(60)は、前記エンジン(7)の他側方であって、前記シリンダ(8)の軸線(8a)よりも前方位置にて前記ダウンフレーム(5)又は前記ロアフレーム(6,6)に弾性部材(72,72’)を介して支持されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ABSモジュール(60)は、前記エンジン(7)のクランクケース(9)の上側に配置されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ABSモジュール(60)は、前記ダウンフレーム(5)に設けられた前記エンジン(7)を支持する支持ボス(53)に前記エンジン(7)のエンジンハンガー(54)と共に締結されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記エンジン(7)のクランクケース(9)の前面を覆うエンジンカバー(76)を備え、前記エンジンカバー(76)の上端を、前記クランクケース(9)の上側に配置された前記ABSモジュール(60)の前面を覆って上側まで一体的に延出したことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、エキゾーストパイプの反対側にABSモジュールを配置して熱による影響を与えないようにしてABSモジュールを保護することができ、大きな外力が作用するオフロード車両へのABSモジュールの搭載を可能とできる。
又、ラジエータの下方に位置するABSモジュールには、ラジエータで暖められた温風が当たり難くすることができるので、ABSモジュールに熱による悪影響を与えなくできる。
請求項2に記載した発明によれば、弾性部材の緩衝作用によってABSモジュールを振動から保護し、エキゾーストパイプの反対側にABSモジュールを配置し熱による影響を与えないようにしてABSモジュールを保護することができ、オフロード車両へのABSモジュールの搭載を可能とできる。
請求項3に記載した発明によれば、ABSモジュールが下側からの飛び石等の影響を受け難くすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、ABSモジュールがエンジンと共に締結されているため、部品点数、組み付け工数を削減できる。
請求項に記載した発明によれば、ABSモジュールの前面をエンジンカバーが覆うので飛び石の影響を受け難くなり、エンジンカバーを有効利用してABSモジュールを保護しているので部品点数の増加を抑えることができる。
この発明の実施形態の自動二輪車の左側面図である。 図1の平面図である。 この発明の実施形態の自動二輪車の右側拡大側面図である。 この発明の実施形態のABSモジュールの左側斜視図である。 図4の正面図である。 図4の側面図である。 この発明の第2実施形態の図3に相当する斜視図である。 この発明の第2実施形態の変形例を示す要部側面図である。 この発明の第3実施形態の斜視図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はオフロード系の自動二輪車の側面図、図2は平面図を示している。
図1、図2に示すように、自動二輪車Bの車体フレーム1は、車両前部に設けられるヘッドパイプ2、左右一対のメインフレーム3,3、ダウンフレーム5及び左右一対のロアフレーム6,6を備え、これらメインフレーム3,3とダウンフレーム5とロアフレーム6,6とをループ状に連結し、これらによって囲まれる領域の内側にエンジン7が配置されている。
ここで、メインフレーム3,3の後部はロアフレーム6,6に接続されるセンターフレーム部4,4となっている。エンジン7はシリンダ8とクランクケース9を備えている。ここで、ヘッドパイプ2及びダウンフレーム5は車体中心に沿って1本で設けられている。
メインフレーム3,3はヘッドパイプ2の上部に取り付けられ、エンジン7の上方で左右に湾曲して斜め下後方へ延び、後部は燃料タンク13の後方であってエンジン7の後方を上下方向へ延びる左右一対のセンターフレーム部4,4として構成されている。ダウンフレーム5はヘッドパイプ2の下部に取り付けられ、エンジン7の前方で車体中心を直線状に斜めに下がり下方へ延び、その下端部で左右一対のロアフレーム6,6の前端部に連結されている。各ロアフレーム6はエンジン7の前側下部からエンジン7の下方へ湾曲して略直線状に後方へ延び、後端部が各センターフレーム部4の下端部に連結されている。
エンジン7は水冷4サイクル式であり、シリンダ8は、そのシリンダ軸線8aが略垂直になる直立状態でクランクケース9の前部に設けられ、下から上へ順に、シリンダブロック10、シリンダヘッド11、ヘッドカバー12を備えている。シリンダ8を直立させることにより、エンジン7の前後方向を短くして、エンジン7をオフロード車に適した構成にしている。
エンジン7の上方には、燃料タンク13が配置されメインフレーム3,3上に支持されている。燃料タンク13の直後にはシート14が配置され、センターフレーム部4,4の上部に前端が取り付けられ後方へ延びるシートフレーム15,15上に支持されている。シートフレーム15,15の下方には、前端部がセンターフレーム部4,4に接続されたリアフレーム16,16が上後方に延びて配置されている。シートフレーム15,15とリアフレーム16,16の後端部はブラケット32を介して連結されている。シートフレーム15,15とリアフレーム16,16との間には、エンジン7の後方にエアクリーナ17が設けられ、燃料供給装置18を介してシリンダヘッド11へ車体後方側から吸気を行う。
ヘッドパイプ2にはステアリングステム20が回動可能に支持され、ステアリングステム20の上端部にトップブリッジ22が取り付けられている。トップブリッジ22の左右端部に左右一対のフロントフォーク23,23が支持され、フロントフォーク23,23の下端部に支持された前輪24がトップブリッジ22に取り付けられたハンドル25で操向される。尚、ハンドル25の左右の端部にはグリップ21が設けられている。センターフレーム部4,4にはピボット軸26によりリアスイングアーム27の前端部が揺動自在に支持されている。
リアスイングアーム27の後端部には後輪28が支持され、エンジン7のドライブスプロケット7aと後輪28の従動スプロケット28aとに巻き掛けられた駆動チェーン19によって駆動される。この駆動チェーン19は、車体左側をリアスイングアーム27に沿って前後方向に掛け回されており、リアスイングアーム27がピボット軸26を中心に上下に揺動する動きに合わせて上下に移動する。また、リアスイングアーム27とセンターフレーム部4,4の後端部との間には、リアサスペンションのクッションユニット29が設けられている。
図3に示すように、エンジン7のシリンダ8の前部には、エンジン7の排気を排気マフラー30へ導くエキゾーストパイプ31が設けられている。このエキゾーストパイプ31は、シリンダヘッド11の前部右側からシリンダ8の右前方、側方に延出して、ダウンフレーム5の側方で右側へ曲げられた後にエンジン7の一側方である車体右側を後方に向かって延び、排気マフラー30に接続されている。
ダウンフレーム5の側方にはダウンフレーム5に沿ってラジエータ33が配置されている。ラジエータ33の側部には前側で外側に拡がるようにフロントサイドカバー34,34が設けられ、このフロントサイドカバー34,34に連続するように、シートフレーム15,15及びリアフレーム16,16の側面を覆うリアサイドカバー35,35が設けられ、リアサイドカバー35,35に連続して後方に延びるリアフェンダ36が設けられている。尚、37はフロントフェンダを示す。
前輪24にはフロントブレーキディスク40及びフロントキャリパ41が設けられ、ハンドル25の右側のブレーキレバー42に連係したマスタシリンダ43に接続されている。また、後輪28にはリアブレーキディスク44及びリアキャリパ45が設けられ、車両の右側のブレーキペダル46に連係したマスタシリンダ47にホース48で接続されている。ブレーキレバー42、マスタシリンダ43、フロントキャリパ41及びフロントブレーキディスク40が前輪制動手段50を構成し、ブレーキペダル46、マスタシリンダ47、リアキャリパ45及びリアブレーキディスク44が後輪制動手段51を構成している。前輪制動手段50には、右側のブレーキレバー42を操作すると、前輪24をロックさせないように間欠的にフロントキャリパ41を駆動させるABSモジュール60が接続されている。
図4〜図6に示すように、ABSモジュール60は、ラジエータ33の下方、かつクランクケース9の上側であって、シリンダ8のシリンダ軸線8a(図6参照)よりも前側に配置されている。また、ABSモジュール60は、側面視でエンジン7とダウンフレーム5との間の空間に配置され、フロントフェンダ37の下部38によって前方が覆われている(図6参照)。
また、エキゾーストパイプ31との関係では、ABSモジュール60は、ダウンフレーム5の下部に設けられたエンジン7を支持する左右の支持ボス53のうちダウンフレーム5を挟んでエキゾーストパイプ31とは反対側のエンジン7の他側方である左側の支持ボス53のエンジンハンガー54に、エンジン7と共に締結されている。尚、エンジン7は左右の支持ボス53,53の他に、下側支持ブラケット55,55、上側エンジンハンガー56,56に支持されている。
具体的には、支持ボス53,53はダウンフレーム5の下端でロアフレーム6,6との接続部に設けられ、左側の支持ボス53に2本のボルト57,57により三角形状のエンジンハンガー54が取り付けられている。エンジンハンガー54の後端はボルト58によってエンジン7のクランクケース9を支持している。支持ボス53には、ABSモジュール60を取り付けるためのモジュールブラケット59が、エンジンハンガー54を固定する2本のボルト57,57により共締めされている。
モジュールブラケット59はエンジンハンガー54に重ね合わせられるベース部68と、このベース部68の上辺から車両側方に延び表裏面を上下に向けた上フック部69と、ベース部68の後辺から表裏面を前後に向けた後フック部70とで構成されている。この上フック部69と後フック部70とに弾性部材72が支持されている。
ABSモジュール60は、後側から順に矩形のECU80とバルブユニット81と円筒状のモータ82とが一体化されたもので、ECU80には配線コネクタを接続するためのソケット83が前側を向いて設けられている。モータ82の軸線84は、車両の前後方向に指向している。
弾性部材72は、ECU80の周囲を取り囲むように保持するECU保持部73を備え、ECU保持部73の上部に、モジュールブラケット59の上フック部69が左外側方に向かって挿入される上係止部74が設けられ、ECU保持部73の後部に、モジュールブラケット59の後フック部70が左外側方に向かって挿入される後係止部75が設けられている。
モジュールブラケット59の上フック部69の先端は斜め下にやや折れ曲がり上係止部74から抜け止めされ、モジュールブラケット59の後フック部70の先端は前側にやや折れ曲がり後係止部75から抜け止めされている。
バルブユニット81の上面に、フロントキャリパ41(図1参照)に連通するキャリパポート85と、ブレーキレバー42のマスタシリンダ43に連通するシリンダポート86が設けられている。キャリパポート85とシリンダポート86にはニップル87,87が取り付けられ、これらニップル87,87を介して、各々出力側ホース88と入力側ホース89によってフロントキャリパ41とマスタシリンダ43に接続されている。尚、クランクケース9の左右前面には、これを覆うエンジンカバー76がボルト77により取り付けられている。
上記実施形態によれば、弾性部材72の緩衝作用によってABSモジュール60を振動から保護し、エキゾーストパイプ31の反対側にABSモジュール60を配置し熱による影響を与えないようにしてABSモジュール60を保護することができ、大きな外力が作用するオフロード車両へのABSモジュール60の搭載を可能とできる。
また、エンジン7のクランクケース9の上側にABSモジュール60を配置してあるため下側からの飛び石等の影響を受け難くすることができる。
ABSモジュール60は、ダウンフレーム5に設けられたエンジン7を支持する支持ボス53にエンジン7と共に締結されているため、部品点数、組み付け工数を削減できる。
ラジエータ33の下方にABSモジュール60が配置されているため、ABSモジュール60には、ラジエータ33で暖められた温風が当たり難くすることができるので、ABSモジュール60に熱による悪影響を与えなくできる。
更に、モータ82の軸線84は、車両の前後方向を指向しているため、幅方向のスペースが少なくて済み、前後の振動を受けてもモータ82のロータの回転に対して悪影響を与えないで済む。
また、ABSモジュール60は、シリンダ8のシリンダ軸線8aよりも前側に配置されているため、エンジン7の熱の影響も小さくできる。
そして、側面視でエンジン7とダウンフレーム5の間の空間にABSモジュール60が配置されているため側面から力を受けた場合にこの空間に移動させることができ、ABSモジュール60を保護することができる。また、ABSモジュール60は、フロントフェンダ37の下部38によって前方が覆われているため飛び石等からの影響を受け難くなっている。
次に、この発明の第2実施形態を図1〜図6を援用し、図7に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。この第2実施形態において、モジュールブラケット59’がボルト57,57により、エンジンハンガー54と共に支持ボス53に支持されている点などの基本的構造は第1実施形態と同様である。
ここで、ABSモジュール60を支持するモジュールブラケット59’は、ベース部68と上フック部69に加えて、上フック部69の前側に平行にベース部68の上辺から車両側方に延び表裏面を上下に向けた上前フック部71を備えている。また、弾性部材72’は、ECU80の周囲を取り囲むように保持するECU保持部73に加えて、モータ82及びバルブユニット81を取り囲むフロント保持部78と、モジュールブラケット59の上前フック部71が左外側方に向かって挿入される上前係止部79を備えている。
弾性部材72’は、バルブユニット81の上面部のキャリパポート85及びシリンダポート86を露出させるための切欠き61を備えている。したがって、この実施形態ではABSモジュール60は、弾性部材72’によって全体が覆われると共に、モジュールブラケット59’の上フック部69と後フック部70と上前フック部71の3箇所で確実に支持される。尚、弾性部材72’は前後に二分割としてもよい。
第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、ABSモジュール60の全体を弾性部材72’によって覆うことができるため、より緩衝作用を高めて振動から保護することができる。
図8は、この発明の第2実施形態の変形例を示している。この変形例はクランクケース9の右前面を覆うエンジンカバー76の上端を、クランクケース9の上側に配置されたABSモジュール60の前面のモータ82を覆うように上側まで一体に延出した延長部76’を設けたものである。これにより、全体が弾性部材72’で覆われたABSモジュール60の前側を更にエンジンカバー76の延長部76’で覆って保護することができる。
この第2実施形態の変形例によれば、ABSモジュール60をエンジンカバー76の延長部76’が覆うので、飛び石の影響を受け難くなり、エンジンカバー76を有効利用してABSモジュール60を保護しているので部品点数の増加を抑えることができる。
次に、この発明の第3実施形態を図1〜図3を援用し図9に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一部分に同一符号を付して説明は省略する。この第3実施形態において、ABSモジュール60はダウンフレーム5を挟んでエキゾーストパイプ31とは反対側であってダウンフレーム5の下部のロアフレーム6に支持されている。具体的には、ABSモジュール60は、左右のロアフレーム6,6間に配置され、モジュールブラケット59”に支持され、モジュールブラケット59”が左側のロアフレーム6に固定されたブラケット90にボルト91,91により固定されている。尚、このブラケット90のモジュールブラケット59”に対する取付面には弾性部材が貼付されている。
フロントフェンダ37の下部38によって前方が覆われている。
この第3実施形態においても、ロアフレーム6を跨いでエキゾーストパイプ31とは反対側にABSモジュール60を配置して熱による影響を与えないようにしてABSモジュール60を保護することができる。
また、ラジエータ33の下方にABSモジュール60が配置されているため、ABSモジュール60には、ラジエータ33で暖められた温風が当たり難くすることができるので、ABSモジュール60に熱による悪影響を与えなくできる。
2 ヘッドパイプ
3 メインフレーム
5 ダウンフレーム
6 ロアフレーム
7 エンジン
50 制動手段
60 ABSモジュール
30 排気マフラー
31 エキゾーストパイプ
72,72’ 弾性部材
9 クランクケース
53 支持ボス
54 エンジンハンガー
33 ラジエータ
76 エンジンカバー

Claims (5)

  1. ヘッドパイプ(2)から下後方に延びるメインフレーム(3,3)と、前記メインフレーム(3,3)の下側で下方に延びるダウンフレーム(5)と、前記ダウンフレーム(5)の下部から後方に延びるロアフレーム(6,6)と、前記メインフレーム(3,3)と前記ダウンフレーム(5)と前記ロアフレーム(6,6)とによって囲まれる領域に配置されるエンジン(7)と、車輪制動力を付与する制動手段(50)と、前記制動手段(50)に接続されるABSモジュール(60)とを備える自動二輪車において、前記エンジン(7)の排気を排気マフラー(30)へ導くエキゾーストパイプ(31)は、車両前方に延びた後に前記エンジン(7)の一側方を通って後方に延びるように設けられ、
    前記ABSモジュール(60)は、前記ダウンフレーム(5)を挟んで前記エキゾーストパイプ(31)とは反対側であって、シリンダ(8)の軸線(8a)よりも前方位置にて前記ダウンフレーム(5)又は前記ロアフレーム(6,6)に支持されると共に、前記ダウンフレーム(5)に側面視にて重なるように配置されたラジエータ(33)よりも下方に配置され、且つ、側面視にて前記ダウンフレーム(5)と重なるように配置されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ABSモジュール(60)は、前記エンジン(7)の他側方であって、前記シリンダ(8)の軸線(8a)よりも前方位置にて前記ダウンフレーム(5)又は前記ロアフレーム(6,6)に弾性部材(72,72’)を介して支持されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記ABSモジュール(60)は、前記エンジン(7)のクランクケース(9)の上側に配置されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記ABSモジュール(60)は、前記ダウンフレーム(5)に設けられた前記エンジン(7)を支持する支持ボス(53)に前記エンジン(7)のエンジンハンガー(54)と共に締結されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動二輪車。
  5. 前記エンジン(7)のクランクケース(9)の前面を覆うエンジンカバー(76)を備え、前記エンジンカバー(76)の上端を、前記クランクケース(9)の上側に配置された前記ABSモジュール(60)の前面を覆って上側まで一体的に延出したことを特徴とする請求項2〜請求項の何れか一項に記載の自動二輪車。
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