JP5685172B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両に関する。
従来から、アンチロックブレーキシステム(Anti-lock Brake System、以下、ABSという)を備えた自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照)。従来は、ABSを機能させるべくブレーキ液圧の減圧を行うABSモジュールが高価かつ大型であったため、部品スペースが比較的確保し易い大排気量の自動二輪車に適用されてきた。特許文献1記載の車両では、後輪の側方の収納ボックス内にABSモジュールを配置している。
特開2010−13067号公報
上述の如くABSモジュールを後輪側方等の車体外側に配置することは、車体内側の他部品のレイアウトに影響を与え難いという点で有利であるが、保護部材を設ける等の対応が必要になり、重量増加を招く可能性があった。
一方、近年ではABSモジュールが廉価かつ小型になりつつあることから、種々の車両に搭載できるようにすることが望まれており、ABSモジュールを車体内側に配置することも望まれるが、他部品のレイアウトに影響を与え難いようにする必要がある。
そこで本発明は、他部材の配置等への影響を抑えてコンパクトにABSモジュールを配置すると共に、ABSモジュールに対する外乱の影響等を抑えることができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、乗員が着座するシート(42)を支持する左右一対のシートフレーム(24)と、後輪(9)の上方を間隔を空けて覆うリアフェンダ(46)と、前記左右シートフレーム(24)の後端よりも後方に設けられるテールランプ(76)と、車輪(2,9)に制動力を与える液圧式ブレーキ(56,57)と、前記車輪(2,9)のスリップを回避するべく前記液圧式ブレーキ(56,57)に作用する液圧を減圧可能なABSモジュール(61)とを備える鞍乗り型車両(1)であって、前記ABSモジュール(61)の下方は、前記リアフェンダ(46)によって覆われ、前記ABSモジュール(61)は、前記左右シートフレーム(24)の後部に挟まれる位置であって前記テールランプ(76)の前方かつ後輪車軸(9a)よりも後方に配置されることを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記左右シートフレーム(24)の後部に取り付けられるグラブレール(43)としての機能を有する機能部品(43A)を備え、前記ABSモジュール(61)は、側面視で少なくとも一部が前記機能部品(43A)と重なる位置に設けられることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記左右シートフレーム(24)の後部間に渡設されて前記シート(42)の後部を支持するシート支持板部材(28)を備え、前記シート支持板部材(28)の後部に、前記ABSモジュール(61)の下方を覆うように延びる後方延出部(79)を有し、前記ABSモジュール(61)は、前記後方延出部(79)の真上に配置されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記左右シートフレーム(24)の後部間を連結するクロスメンバ(73)を備え、前記クロスメンバ(73)は、正面視で上方に凸となるように湾曲し、このクロスメンバ(73)が前記ABSモジュール(61)を上方から囲うように配置されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記シート支持板部材(28)は、下方に屈曲して延びる垂下部(79a)と、前記垂下部(79a)の下端から後方へ屈曲して延びる前記後方延出部(79b)と、前記後方延出部(79b)の後縁から上方へ屈曲して延びる後壁部(79c)とを一体に有し、前記ABSモジュール(61)は、前記垂下部(79a)及び前記後壁部(79c)の間に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記ABSモジュール(61)は、前記クロスメンバ(73)の左右端部(73b)を締結する左右クロスアーム支持部(72)にて、モジュールブラケット(78)を介してシート支持板部材(28)に支持されることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記モジュールブラケット(78)は、前記ABSモジュール(61)を下方から囲うように形成される支持板部(78a)と、前記支持板部(78a)の左右端から車幅方向外側方に延びるとともに前記左右クロスアーム支持部(72)の上部に重なる左右支持片(78b)とを一体に有することを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記左右シートフレーム(24)の後部間に渡設されて前記シート(42)の後部を支持するシート支持板部材(28)と、前記左右シートフレーム(24)の後部間を連結するクロスメンバ(73)とを備え、前記シート支持板部材(28)には、グラブレール(43)を支持するグラブレール支持部(65b)が設けられ、前記グラブレール支持部(65b)には、前記グラブレール(43)の一部を構成する左右支持ブラケット(71)が支持され、前記ABSモジュール(61)は、側面視で、前記クロスメンバ(73)及び前記左右支持ブラケット(71)と重なるように配置されることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記ABSモジュール(61)は、側面視で、前記シートフレーム(24)よりも上方に突出して配置されることを特徴とする。
本発明によれば、左右シートフレームの後部間でテールランプの直前の空きスペースをABSモジュールの配置スペースとして有効利用することで、車体内側に位置する他部材の配置等への影響を抑えてABSモジュールを搭載できると共に、ABSモジュールに車幅方向外側方から外力が至ることを抑えることができる。
請求項2に記載した発明によれば、グラブレール相当の強固な機能部品を利用してABSモジュールに外力が至ることを抑制できると共に、前記機能部品が取り付けられる高剛性部位でABSモジュールを支持することができる。
請求項3に記載した発明によれば、シート支持板部材を利用してABSモジュールの下方を覆うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、ABSモジュールに上方からの外乱が至ることを抑制できる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体フレーム等の平面図(上面図)である。 上記自動二輪車の車体フレーム等の正面図(前面図)である。 上記自動二輪車のブレーキシステムの構成図である。 上記自動二輪車の車体後端部の左側面図である。 図5に示す部位の平面図である。 図5のS7−S7断面図である。 上記自動二輪車のABSモジュール及びモジュールブラケットの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1に示す自動二輪車1において、その前輪2は左右フロントフォーク3の下端部に軸支され、左右フロントフォーク3の上部はステアリングステム4及びトップブリッジ4aを介して車体フレーム5前端部のヘッドパイプ6に操向可能に枢支される。トップブリッジ4a上には操向用バーハンドル7が取り付けられる。左右フロントフォーク3間にはフロントフェンダ8が支持される。
自動二輪車1の後輪9は、車体後部下側で前後に延びるスイングアーム11の後端部に軸支される。スイングアーム11の前端部は、車体フレーム5下部のピボットパイプ12に上下揺動可能に枢支される。後輪9は、自動二輪車1の原動機であるエンジン13に対し、車体後部左側に配置された例えばチェーン式の伝動機構14を介して連係される。
車体フレーム5は、前記エンジン13を取り囲むクレードル形のもので、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合してなる。
図2,3を併せて参照し、車体フレーム5は、前記ヘッドパイプ6と、ヘッドパイプ6の後部から下後方へ側面視で比較的緩傾斜をなして延びる単一のメインフレーム15と、メインフレーム15の前端部両側から左右に分岐するように下後方へ側面視で比較的急傾斜をなして延びる左右ダウンフレーム16と、左右ダウンフレーム16の下端部から後方へ湾曲して延びる左右ロアフレーム17と、左右ダウンフレーム16の上部間を連結するフロントアッパクロスパイプ18と、左右ロアフレーム17の前部間を連結するフロントロアクロスパイプ19と、左右ロアフレーム17の後端部間を連結するリアロアクロスパイプ21とを有する。なお、図中符号CLは車体左右中心線を示す。
また、車体フレーム5は、メインフレーム15の後端部両側から左右に分岐するように下後方へ側面視で比較的急傾斜をなして延びた後に下前方へ湾曲してリアロアクロスパイプ21に接合される左右ミドルフレーム22と、左右ミドルフレーム22の下部前側に接合されるマウントブラケット23と、マウントブラケット23の下部にこれを貫通した状態で接合される前記ピボットパイプ12と、左右ミドルフレーム22の上端部よりも後方でメインフレーム15の後端部両側から左右に分岐するように上後方へ側面視で比較的緩傾斜をなして延びる左右シートフレーム24と、左右ミドルフレーム22の下部湾曲部の後側から上後方へ側面視で比較的急傾斜をなして延びて左右シートフレーム24の前後中間部に接合される左右サポートフレーム25と、左右シートフレーム24の前部間、前後中間部間及び後部間をそれぞれ連結するフロントクロスブラケット26、センタークロスブラケット27及びリアクロスブラケット28とを有する。
メインフレーム15は、例えば左右分割体を一体に接合してなり、左右幅に対して上下幅を広げた縦長の断面形状を有し、車体左右中心線CLに沿って前後に延びる。メインフレーム15は、その前後端に渡って左右幅が略一定なのに対し、後側ほど上下幅が狭まるように形成される。メインフレーム15の前端部下側には、側面視で左右ダウンフレーム16に沿うように下方へ突出するガセット部15aが形成される。ガセット部15aの下端部は、フロントアッパクロスパイプ18に上方から接合される。
左右ダウンフレーム16は、下側ほど車幅方向(左右方向)外側方へ広がるように下方へ延び、その下端部が左右ロアフレーム17の前部湾曲部に接続される。左右ロアフレーム17は、その前半部が側面視で比較的緩傾斜をなして下後方へ延び、後半部が略水平に後方へ延びる。左右ダウンフレーム16及び左右ロアフレーム17は、それぞれ車体左右毎に丸鋼管に曲げ加工等を施して一体形成される。なお、各クロスパイプ、左右ミドルフレーム22、左右シートフレーム24及び左右サポートフレーム25も、それぞれ丸鋼管に曲げ加工等を施してなる。
左右ダウンフレーム16の直前には、側面視でこれに沿うように傾斜したフロントガードバー29が配置される。フロントガードバー29は丸鋼管に曲げ加工等を施してなり、正面視で概ね矩形状に形成される。左右ダウンフレーム16の間でフロントアッパクロスパイプ18の下方にはフロントアッパプレート18aが設けられ、このフロントアッパプレート18aにフロントガードバー29の上部が締結固定される。左右ダウンフレーム16の下端部(左右ロアフレーム17の前部湾曲部)には左右フロントロアブラケット29aが設けられ、これら左右フロントロアブラケット29aにフロントガードバー29の下部が締結固定される。
左右ロアフレーム17は、その前半部が後側ほど車幅方向内側方に位置するように平面視で傾斜し、後半部が左右位置を略一定にして前後に延びる。左右ロアフレーム17の前部湾曲部は、車体フレーム5の下部における左右幅が最も広い最幅広部Wを形成する。左右ロアフレーム17の後部の車幅方向外側には左右メインステップブラケット31が固設され、左ロアフレーム17の後端部の車幅方向外側にはサイドスタンド支持ブラケット32が固設される。左右ミドルフレーム22の下端部後側にはメインスタンド支持ブラケット33が固設される。
左右ミドルフレーム22は、メインフレーム15の後端部両側から下後方へ左右位置を略一定にして延びる。左右ミドルフレーム22の下部湾曲部には、その内周方からマウントブラケット23が接合される。マウントブラケット23は、その上下にエンジン13のクランクケース48の上端部及び後端部をそれぞれ支持すると共に、上下中間部にピボットパイプ12を挿通保持する。
左右シートフレーム24は、側面視では後上がりの直線状をなして後方へ延びる。また、左右シートフレーム24は、その前半部が平面視で後側ほど車幅方向内側方に位置するように傾斜し、後半部が左右位置を略一定にして前後に延びる。なお、図中符号36は左右シートフレーム24とスイングアーム11の左右アームとの間に介設される左右リアクッションを示す。
左右ミドルフレーム22、左右シートフレーム24の前半部及び左右サポートフレーム25は、側面視逆三角形状の空間を形成する。前記空間の左側にはエンジン吸気部品であるエアクリーナボックス37が配置され、前記空間の右側には車載電源であるバッテリ38が配置される。前記空間の車幅方向外側方は、合成樹脂製の左右サイドカバー39によりそれぞれ覆われる。
車体上部前側には、メインフレーム15及び左右シートフレーム24の前部に支持される燃料タンク41が配置される。車体上部後側であって燃料タンク41の後方には、左右シートフレーム24に支持される鞍乗りシート42が配置される。鞍乗りシート42は、運転者用の前シートと後部同乗者用の後シートとを一体に有する。車体上後端部には、後シートの後端部の外方を囲うように形成されたグラブレール43が配設されると共に、後シートの後方及び左右下方を外方から覆うように形成されたテールカウル44が配設される。
グラブレール43は例えば丸鋼管に曲げ加工等を施してなり、その後方には各種鋼材からなるリアキャリア45が接合される。テールカウル44の内方には、後輪9の上方を間隔を空けて覆うリアフェンダ(不図示)が配置される。前記リアフェンダの後部からは、テールカウル44よりも下方で後輪9の上後方を間隔を空けて覆う後尾フェンダ47が延出する。テールカウル44、前記リアフェンダ及び後尾フェンダ47はそれぞれ合成樹脂製とされる。
側面視でメインフレーム15、ミドルフレーム22、ダウンフレーム16及びロアフレーム17に囲まれる部位には、前記エンジン(内燃機関)13が搭載される。
エンジン13は、クランクシャフト(不図示)の回転中心軸線(クランク軸線)C1を左右方向(車幅方向)に沿わせた空冷単気筒エンジンであり、クランクケース48の前端部からシリンダ49を略水平に(詳細にはやや前上がりに傾斜させて)前方に突出させた構成を有する。なお、図中符号C2はシリンダ49の突出方向に沿うシリンダ軸線を示す。シリンダ49は、側面視でシリンダ軸線C2の延長線が前輪2と交差する範囲で傾斜する。
シリンダ49は、前記突出方向でクランクケース48側から順にシリンダ本体49a、シリンダヘッド49b及びヘッドカバー49cを有する。シリンダ本体49a内にはピストン(不図示)が往復動可能に嵌装され、このピストンの往復動がクランクケース48前部内の前記クランクシャフトの回転動に変換される。クランクシャフトの回転動力は、クランクケース48後部内のクラッチ及びトランスミッション(何れも不図示)を介してクランクケース48の後部左側に出力され、前記チェーン式の伝動機構14を介して後輪9に伝達される。
シリンダ49の上方には、キャブレター(吸気調整装置)51が吸気通路を略水平にして配置される。キャブレター51は、車体左右中央部(平面視でメインフレーム15と重なる位置)に配置され、その前端部が下方に向けて湾曲する接続管51aを介してシリンダヘッド49b上側の吸気ポートに接続される。キャブレター51の後端部には、前記エアクリーナボックス37から前方へ延びるコネクティングチューブ37aが接続される。なお、キャブレター51に代わりスロットルボディを用いた構成としてもよい。
シリンダヘッド49b下側の排気ポートには、排気管52の基端部が接続される。前記排気ポートは、シリンダヘッド49b下側で右下方に向けて斜めに開口する。排気管52は、前記排気ポートからシリンダヘッド49bの右下方に向けて延びた後に後方へ湾曲し、右ロアフレーム17の車幅方向外側方を略水平に後方へ延びる。排気管52の後端部は、車体下部右側でやや後上がりに傾斜して延在する筒状のサイレンサ52aの前端部に接続される。
なお、図中符号53はシリンダ49の上方かつメインフレーム15の下方に配置される物品収納ボックスを、符号31aは左右ロアフレーム17の後部に支持される運転者用の左右メインステップを、符号54aは左右メインステップ31aの後方に離間して配置される左右ピリオンステップを、符号54はピボットパイプ12の左右端部及び左右サポートフレーム25の中間部に支持されて後端部に左右ピリオンステップ54aを支持する左右ピリオンステップブラケットを、符号55は車体後部左側に配置されて左シートフレーム24及び左ピリオンステップブラケット54に支持されるドレスガードを、符号55aはドレスガード55の下端部と左ピリオンステップブラケット54の後端部との間に介在して車幅方向外側方に張り出す足置きをそれぞれ示す。
図4に示すように、自動二輪車1は、油圧式(液圧式)の前後輪ブレーキ56,57を備える。
前輪ブレーキ56は、前輪2のハブ部右側に一体回転可能に設けられるフロントディスク56aと、右フロントフォーク3の下部に支持されてフロントディスク56aを挟圧可能なフロントキャリパ56bとを有する。フロントキャリパ56bは、油圧の供給によりフロントディスク56aを挟圧して前輪2の回転を制動する。フロントキャリパ56bに油圧を供給するフロントマスターシリンダ58は、操向用バーハンドル7の右グリップ近傍に取り付けられる。フロントマスターシリンダ58が発生する油圧は、前上流油圧配管58a、ABSモジュール61の油圧回路部、及び前下流油圧配管58bを介してフロントキャリパ56bに供給される。
後輪ブレーキ57は、後輪9のハブ部右側に一体回転可能に設けられるリアディスク57aと、スイングアーム11の右アームの後部に支持されてリアディスク57aを挟圧可能なリアキャリパ57bとを有する。リアキャリパ57bは、油圧の供給によりリアディスク57aを挟圧して後輪9の回転を制動する。リアキャリパ57bに油圧を供給するリアマスターシリンダ59は、車体下部右側の右メインステップ31a近傍に取り付けられる。リアマスターシリンダ59が発生する油圧は、後上流油圧配管59a、ABSモジュール61の油圧回路部、及び後下流油圧配管59bを介してリアキャリパ57bに供給される。
すなわち、自動二輪車1は、フロントマスターシリンダ58とフロントキャリパ56bとの間、並びにリアマスターシリンダ59とリアキャリパ57bとの間に、共通(単一)のABSモジュール61を備える。ABSモジュール61は、前後輪2,9の制動時のスリップ(ロック)を検出した際にこれを回避するべく対応するキャリパへの供給油圧を減圧し、当該キャリパへの油圧供給が間欠的となるように制御する。
図5〜7に示すように、左右シートフレーム24の後部同士を連結するリアクロスブラケット28は、左右シートフレーム24の後部間でかつ左右シートフレーム24よりも上方となる位置で略水平に配置される支持板部65と、支持板部65の車幅方向外側縁から下方に屈曲して延びる左右支持脚部66とを一体に有する。左右支持脚部66の下端部は、左右シートフレーム24の後部外周面に当接し溶接される。
支持板部65の車幅方向内側の部位は、平板状のシート支持部65aとされる。シート支持部65aの車幅方向中央部には、丸鋼材を平面視略U字形状に形成してなるシートフック67が溶接される。
シートフック67は、その後部(前記U字形状の底部周辺)をシート支持部65aから上方に離間させるように屈曲し、このシートフック67の後部に鞍乗りシート42のシート底板の係止爪が係合することで、鞍乗りシート42の後部が左右シートフレーム24の後部に固定される。なお、鞍乗りシート42の前部は、左右シートフレーム24の前部にボルト締結により固定される。
シート支持部65aの車幅方向両側方には、段差を介して上方に変位するグラブレール支持部65bが設けられる。左右グラブレール支持部65bには、それぞれ下方を指向する前後一対のボルト71cによりグラブレール43の左右支持ブラケット71が締結される。
グラブレール43は複数種の鋼材を溶接等により一体に結合してなり、丸鋼管を平面視略U字形状に形成してなるグラブレール本体68と、グラブレール本体68の前部(前記U字形状の両腕部)からそれぞれ車幅方向内側方へ延びる前後一対の連結パイプ69と、前後連結パイプ69の車幅方向内側方に支持される左右支持ブラケット71とを有する。
グラブレール本体68は、鞍乗りシート42の上後端縁の上後方に間隔を空けて配置される上辺部68aと、上辺部68aの左右両端から前下方に屈曲して延びる左右側辺部68bと、左右側辺部68bの下端から前方に屈曲して延びる左右下辺部68cとを一体に有する。左右下辺部68cの車幅方向内側には、左右方向に沿う前後連結パイプ69の車幅方向外側端が突き当たり溶接される。前後連結パイプ69の車幅方向内側端は、断面L字形状をなして前後に延びる左右支持ブラケット71の外板部71aに突き当たり溶接される。
左右支持ブラケット71は、左右方向と略直交する平板状の前記外板部71aと、外板部71aの上縁から車幅方向内側方に屈曲して延びる略水平な平板状の上板部71bとを一体に有する。左右支持ブラケット71の上板部71bは、左右グラブレール支持部65b上に当接して前記ボルト71cにより締結される。
グラブレール本体68の後方に連設されるリアキャリア45は、左右側辺部68bの上端部の後方に略水平に配置されるキャリア本体45aと、キャリア本体45aの後部の左右両側と左右側辺部68bの下端部との間に渡る左右サポート部材45bとを有する。このリアキャリア45とグラブレール43とにより、乗員が把持して身体を支えたり逆に車体を支えたりすることが可能な強度剛性を有する後端機能部品43Aが一体的に構成される。後端機能部品43Aは、その下部が側面視でABSモジュール61と重なっている。なお、後端機能部品43Aは、乗員が把持できるものであれば、ガードバーや外装部品等からなるものであってもよい。
左右グラブレール支持部65bの後方には、クロスアーム支持部72がそれぞれ連設される。左右クロスアーム支持部72には、それぞれ下方を指向するボルト72aによりクロスアーム73の左右端部73bが締結される。
クロスアーム73は左右シートフレーム24の連結剛性を高めるもので、丸鋼管を平面視略U字形状に形成してなるアーム本体73aと、アーム本体73aの前端部(前記U字形状の両腕前端部)を略水平な平板状に圧潰してなる左右端部73bとを一体に有する。左右端部73bは車幅方向外側方に延び、この左右端部73bが前記ボルト72aにより左右クロスアーム支持部72にカラー77bを介して締結される。
左右シートフレーム24の後端部24aは左右方向と略直交する平板状に圧潰され、この後端部24aにテールカウル44の後部下側を覆うテールランプブラケット75が支持される。テールランプブラケット75は合成樹脂製とされ、左右シートフレーム24の後端部24aよりも下方でこの後端部24aの前方及び後方に延びる略水平な下壁部75aと、下壁部75aの後端部から上方に起立する後壁部75bとを一体に有する。
下壁部75aにはテールカウル44内のリアフェンダ46の後部上側及び後尾フェンダ47の上端部が支持され、後壁部75bにはテールランプ76の前ハウジング76aが支持される。テールランプ76の後ハウジング(レンズ)76bはテールカウル44の後端よりも後方に突出する。テールランプ76は、その全体が鞍乗りシート42及びシートフレーム24の後端よりも後方に位置する。
左右シートフレーム24の後部間であってテールランプ76の前方かつシート支持部65aの後方には、前記ABSモジュール61が配置される。
図8を併せて参照し、ABSモジュール61は、例えば後側から順に直方体状の電子制御部61a、同じく直方体状の油圧回路部61b、及び円柱状の電動モータ61cを並べて一体のユニットとした構成を有する。電子制御部61aの右側部前側には前方に向けてコネクタ61dが突設され、このコネクタ61dにメインハーネスから延びる電気配線(何れも不図示)が接続される。電動モータ61cの中心軸線C3は前後方向と平行になるように配置される。中心軸線C3は車体左右中心線CLよりも左方に位置するが、ABSモジュール61は全体として車体左右中央部に位置するように(左右幅中心が車体左右中心線CL近傍に位置するように)配置される。ABSモジュール61は、後輪車軸9a(図1参照)よりも後方に配置されている。なお、図中符号9bは側面視で後輪車軸9aの軸心を通過する鉛直線を示す。
油圧回路部61bの前面(電動モータ61c側の面)の右側部には前マスターポート62aが開口し、この前マスターポート62aにフロントマスターシリンダ58から延びる前上流油圧配管58aがニップルを介して接続される。油圧回路部61bの前面の左側部には後マスターポート63aが開口し、この後マスターポート63aにリアマスターシリンダ59から延びる後上流油圧配管59aがニップルを介して接続される。
油圧回路部61bの上面の右側部には前キャリパポート62bが開口し、この前キャリパポート62bにフロントキャリパ56bから延びる前下流油圧配管58bがニップルを介して接続される。油圧回路部61bの上面の左側部には後キャリパポート63bが開口し、この後キャリパポート63bにリアキャリパ57bから延びる後下流油圧配管59bがニップルを介して接続される。
ABSモジュール61は、クロスアーム73の左右端部73bを締結する左右クロスアーム支持部72にラバーブッシュ77及びモジュールブラケット78を介して支持される。モジュールブラケット78は鋼板に曲げ加工等を施してなり、ABSモジュール61を下方から囲うように形成される支持板部78aと、支持板部78aの左右端から車幅方向外側方に延びる左右支持片78bとを一体に有する。
支持板部78aの下壁は、油圧回路部61bの下面に、この下面と直交するように上方を指向するボルト78cにより締結される。支持板部78aの左側壁は、油圧回路部61bの左側面に、この左側面と直交するように右方を指向するボルト78dにより締結される
左右支持片78bは前記カラー77bを含むラバーブッシュ77を保持し、このラバーブッシュ77を介してモジュールブラケット78及びABSモジュール61が左右クロスアーム支持部72にラバーマウントされる。
シート支持部65aの後方には、ABSモジュール61を下方及び後方から覆う被覆部79が一体に連設される。被覆部79は、シート支持部65aの後縁から下方に屈曲して延びる垂下部79aと、垂下部79aの下端から後方へ屈曲して延びる後方延出部79bと、後方延出部79bの後縁から上方へ屈曲して延びる後壁部79cとを一体に有する。これにより、ABSモジュール61の下方は、テールランプブラケット75やリアフェンダ46等の樹脂部品のみならず、鋼板製のモジュールブラケット78及び被覆部79によっても覆われる。また、ABSモジュール61の上方は上方に凸の湾曲形状をなすクロスアーム73によって囲われる。
このように、ABSモジュール61の周囲を金属製のフレーム部材で囲うことで、ABSモジュール61への外乱の入力が抑制される。
以上説明したように、上記実施形態における自動二輪車1は、乗員が着座する鞍乗りシート42を支持する左右一対のシートフレーム24と、前記左右シートフレーム24の後端よりも後方に設けられるテールランプ76と、前後輪2,9に制動力を与える液圧式の前後輪ブレーキ56,57と、前記前後輪2,9のスリップを回避するべく前記前後輪ブレーキ56,57に作用する液圧を減圧可能なABSモジュール61とを備える鞍乗り型車両であって、前記ABSモジュール61は、前記左右シートフレーム24の後部に挟まれる位置であって前記テールランプ76の前方かつ後輪車軸9aよりも後方に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、左右シートフレーム24の後部間でテールランプ76の直前の空きスペースをABSモジュール61の配置スペースとして有効利用することで、車体内側に位置する他部材の配置等への影響を抑えてABSモジュール61を搭載できると共に、ABSモジュール61に車幅方向外側方から外力が至ることを抑えることができる。
また、上記自動二輪車1は、前記左右シートフレーム24の後部に取り付けられるグラブレール43としての機能を有する後端機能部品43Aを備え、前記ABSモジュール61は、側面視で少なくとも一部が前記後端機能部品43Aと重なる位置に設けられることで、グラブレール43相当の強固な後端機能部品43Aを利用してABSモジュール61に外力が至ることを抑制できると共に、前記後端機能部品43Aが取り付けられる高剛性部位でABSモジュール61を支持することができる。
また、上記自動二輪車1は、前記左右シートフレーム24の後部間に渡設されて前記鞍乗りシート42の後部を支持するリアクロスブラケット28を備え、前記リアクロスブラケット28が、前記ABSモジュール61の下方を覆うように延びる被覆部79を有することで、リアクロスブラケット28を利用してABSモジュール61の下方を覆うことができる。
また、上記自動二輪車1は、前記左右シートフレーム24の後部間を連結するクロスアーム73を備え、前記クロスアーム73が、正面視で上方に凸となるように湾曲し、このクロスアーム73が前記ABSモジュール61を上方から囲うように配置されることで、ABSモジュール61に上方からの外乱が至ることを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前後輪ブレーキの一方のみ等、複数の液圧式ブレーキの一部のみに対応するABSモジュールを有する鞍乗り型車両や、液圧式のドラムブレーキを有する車両にも適用可能である。ここで、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2 前輪(車輪)
9 後輪(車輪)
9a 後輪車軸
9b 側面視で後輪車軸の軸心を通過する鉛直線
28 リアクロスブラケット(シート支持板部材)
24 シートフレーム
42 鞍乗りシート(シート)
43 グラブレール
43A 後端機能部品(機能部品)
56 前輪ブレーキ(液圧式ブレーキ)
57 後輪ブレーキ(液圧式ブレーキ)
61 ABSモジュール
73 クロスアーム(クロスメンバ)
76 テールランプ
79 被覆部(延長部)

Claims (9)

  1. 乗員が着座するシート(42)を支持する左右一対のシートフレーム(24)と、後輪(9)の上方を間隔を空けて覆うリアフェンダ(46)と、前記左右シートフレーム(24)の後端よりも後方に設けられるテールランプ(76)と、車輪(2,9)に制動力を与える液圧式ブレーキ(56,57)と、前記車輪(2,9)のスリップを回避するべく前記液圧式ブレーキ(56,57)に作用する液圧を減圧可能なABSモジュール(61)とを備える鞍乗り型車両(1)であって、
    前記ABSモジュール(61)の下方は、前記リアフェンダ(46)によって覆われ、
    前記ABSモジュール(61)は、前記左右シートフレーム(24)の後部に挟まれる位置であって前記テールランプ(76)の前方かつ後輪車軸(9a)よりも後方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記左右シートフレーム(24)の後部に取り付けられるグラブレール(43)としての機能を有する機能部品(43A)を備え、
    前記ABSモジュール(61)は、側面視で少なくとも一部が前記機能部品(43A)と重なる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記左右シートフレーム(24)の後部間に渡設されて前記シート(42)の後部を支持するシート支持板部材(28)を備え、
    前記シート支持板部材(28)の後部に、前記ABSモジュール(61)の下方を覆うように延びる後方延出部(79)を有し、
    前記ABSモジュール(61)は、前記後方延出部(79)の真上に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記左右シートフレーム(24)の後部間を連結するクロスメンバ(73)を備え、
    前記クロスメンバ(73)は、正面視で上方に凸となるように湾曲し、このクロスメンバ(73)が前記ABSモジュール(61)を上方から囲うように配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記シート支持板部材(28)は、下方に屈曲して延びる垂下部(79a)と、前記垂下部(79a)の下端から後方へ屈曲して延びる前記後方延出部(79b)と、前記後方延出部(79b)の後縁から上方へ屈曲して延びる後壁部(79c)とを一体に有し、
    前記ABSモジュール(61)は、前記垂下部(79a)及び前記後壁部(79c)の間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記ABSモジュール(61)は、前記クロスメンバ(73)の左右端部(73b)を締結する左右クロスアーム支持部(72)にて、モジュールブラケット(78)を介してシート支持板部材(28)に支持されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記モジュールブラケット(78)は、前記ABSモジュール(61)を下方から囲うように形成される支持板部(78a)と、前記支持板部(78a)の左右端から車幅方向外側方に延びるとともに前記左右クロスアーム支持部(72)の上部に重なる左右支持片(78b)とを一体に有することを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記左右シートフレーム(24)の後部間に渡設されて前記シート(42)の後部を支持するシート支持板部材(28)と、前記左右シートフレーム(24)の後部間を連結するクロスメンバ(73)とを備え、
    前記シート支持板部材(28)には、グラブレール(43)を支持するグラブレール支持部(65b)が設けられ、
    前記グラブレール支持部(65b)には、前記グラブレール(43)の一部を構成する左右支持ブラケット(71)が支持され、
    前記ABSモジュール(61)は、側面視で、前記クロスメンバ(73)及び前記左右支持ブラケット(71)と重なるように配置されることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記ABSモジュール(61)は、側面視で、前記シートフレーム(24)よりも上方に突出して配置されることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
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