JP5761485B2 - ホワイトボード - Google Patents

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Description

本発明は、水性マーカーによる筆記と布等による消去が繰り返し可能なホワイトボードの分野に属し、詳しくは、板紙製のホワイトボードに関するものである。
従来より、芯材である合板の表面に樹脂を被覆したホワイトボードが会議など黒板の代わりに使用されているが、家庭用や子供用などの簡便なものとして、板紙や段ボールの一面に樹脂をコーティングしたりフィルムを貼着して筆記層を形成した紙製のホワイトボードも広く使用されている。
特開平9−175085号公報 特開平10−315686号公報
上記の如き従来の紙製のホワイトボードは、紙製でありながら厚手で重量のあるものが多く、このため納品時に輸送するときや使用時に保管するときに場所を取り、また廃棄する際にも嵩張るものであった。また、水性マーカーなどを収納する部分も別部品として本体に取り付ける必要があり、生産コストも高くなるものであった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全体が軽量であり、マーカーなどの収納部分を別部品で取り付ける必要がなく、卓上でも壁掛け状態でも使用できる簡便で安価なホワイトボードを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のホワイトボードは、板紙を打ち抜いた一枚のブランクからなり、前記ブランクは描画領域と収納部形成領域とを備え、描画領域には紫外線硬化型インキによる筆記層が設けられており、収納部形成領域は、描画領域の下側に、上板、前板、底板及び背板がこの順に折り線を介して連設されており、背板に糊を塗布した後、前板と底板の境界線でうしろ側に折り返して収納部形成領域のところをサック貼りし、そのサック貼り状態の収納部形成領域を起こし、両サイドにおいて蓋板を折り曲げつつその先端の差込み片を内側に差し込むことにより収納部を組み立てて作成されるようになっており、収納部に予めマーカー取出し用の窓が設けられているか、あるいは、収納部にマーカー取出し用の窓形成領域が切取り可能に設けられていることを特徴とする。
本発明のホワイトボードは、板紙からなる一枚のブランクで構成することにより、全体が軽量なものとなり、しかもそのブランクをサック貼りして組み立てるだけで収納部が形成されるので、安価に製造することができるとともに、収納部はマーカーなどを包装する機能とホワイトボード使用上でのマーカーを置く棚としての機能を持つ。そして、収納部に予めマーカー取出し用の窓が設けられているように構成することにより、使用時にその窓を通してマーカーを出し入れすることができる。また、収納部にマーカー取出し用の窓形成領域が切取り可能に設けられているように構成することにより、窓形成領域を切り取って除去することで収納部に窓を開けることができ、その窓を通してマーカーを出し入れすることができる。
本発明のホワイトボードは、板紙を打ち抜いた一枚のブランクからなり、その収納部形成領域をサック貼りして組み立てることにより収納部が形成されるので、マーカーなどの収納部分を別部品で取り付ける必要がないため、全体が軽量でありかつ製造コストが安価なものとなる。また、板紙からなる薄くて軽いボードであることから、卓上でも壁掛け状態のいずれでも使用するができる。
本発明に係るホワイトボードの一例を示す斜視図である。 図1のホワイトボードを作成するためのブランクの展開図である。 図2のブランクを組み立てる途中の状態を示す平面図である。 図1のホワイトボードの卓上での使用状態を示す説明図である。 図1のホワイトボードの壁掛けでの使用状態を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すホワイトボードWは、図2に示すブランクBを組み立てて形成される。このブランクBは、板紙を打ち抜いた一枚もので、図示のように、描画領域10の下側に収納部形成領域20を連設した形状をしている。
描画領域10には、マーカー筆記性及び消去性を持たせるため、紫外線硬化型インキ(UVインキ)による筆記層が設けられている。この筆記層は、マーカーで書く領域だけに設けられていればよいが、インキ塗布工程の都合から、通常、絵柄印刷の上から全体に渡って紫外線硬化型インキをコーティングする。図示のブランクBは、原反の板紙に対してUVオフセット印刷(基本4c+OPニス)を行い、続いてホワイトボード用UVコートにより表面加工を施した後、これを図2の形状に打ち抜いたものである。絵柄は、描画領域10に縁取りを残して中央部に白インキを印刷して描画部10aとし、その周囲や他の部分については他の色や模様を印刷してある。また、原反からの打抜き時に、描画領域10の上部縁取りのところに吊下げ用の小孔11が図示の如く2箇所に設けられている。
収納部形成領域20は、描画領域10の下側に、上板21、前板22、底板23及び背板24がこの順に折り線を介して連設されており、これらのうち上板21と前板22と底板23の3つが上下方向に同じサイズの横長状で、背板23が上下方向にそれらよりも大きなサイズになっている。そして、上板21と前板22の中程にかけてマーカー取出し用の窓形成領域20aが設けられている。すなわち、上板21の上辺から前板22の中程にかけて上下方向に、かつ両サイドから少し内側に入ったところにそれぞれ切れ線a,bが形成されるとともに、それらの切れ線a,bの上端同士を繋ぐミシン目線cと下端同士を繋ぐミシン目線dが形成されており、これらの切れ線a,bとミシン目線c,dにより窓形成領域20aが区画されている。そして、この窓形成領域20aにおける前板23の中央には半円状の指孔hが打抜き形成されている。
また、上板21にはその両端にそれぞれ蓋板25と差込み片26が折り線を介して連設され、前板23にはその両端にそれぞれ折曲げ片27が折り線を介して連設され、背板24の両端には底板23寄りのところに前板22のそれとは対称となる折曲げ片28が折り線を介して連設されている。
図2のブランクBを組み立てるに際しては、まず、背板24における裏側の塗布領域Gに糊を塗布した後、図3に示すように、前板22と底板23の境界線でうしろ側に折り返して収納部形成領域20のところをサック貼りする。次いで、サック貼り状態の収納部形成領域20を起こし、両サイドにおいて、折曲げ片27,28をそれぞれ内向きに折り曲げてから、蓋板25を折り曲げつつ、差込み片26を内側に差し込むことにより、角筒状の収納部Sを組み立てて図1のホワイトボードWを作成する。本発明の実施形態には角筒状の収納部を組み立てたホワイトボードを作成したが、収納部は角筒状に限定されるわけではなく、それ以外の形状、例えばかまぼこ状に形成することも可能である。
このように、描画領域10の裏面に背板24を貼り合わすことにより、圧力に最も弱くなる収納部Sと描画領域10の接合部の強度を高めている。こうした背板24の効果は、その上下方向長さが描画部10と同じであれば最も大きくなるが、紙取りの都合やコスト面を勘案して判断すればよく、大きさや形状は自由である。
この組立時において、図示の如く収納部Sの中にマーカーMを包装する。このようにマーカーMを収納することで、ホワイトボードWとマーカーMを別々に梱包しなくてもよく、このまま輸送箱となり無駄な包装を省くことができる。
図1に示すホワイトボードWを使用するに際しては、収納部Sの窓形成領域20aにある指孔hに指先を入れて引き上げることにより、上板21と前板22にわたる窓形成領域20aをミシン目線c,dで切り取って除去する。これにより収納部Sに窓が開き、中のマーカーMを出し入れすることができるようになる。
このホワイトボードWの使用形態としては、図4に示すように、卓上に置いた状態で使用することができ、図5に示すように、上方にある2つの小孔11を利用し、フックFと紐Cを用いて壁掛け状態で使用することもできる。また、このホワイトボードWに用いている板紙は、自重でフック用の小孔11が破れない程度に薄くて軽量であり、このように斤量が小さい板紙は磁石の磁力を通すので、スチール製の壁や収納棚あるいは冷蔵庫などに磁石で固定することにより壁掛け状態とすることも可能である。そして、このような壁掛け状態で使用するときは収納部Sが棚の役目も果たす。
ここで、図1に示すホワイトボードWでは、収納部Sにマーカー取出し用の窓形成領域を切取り可能に設けておき、それを切り取って除去することが収納部Sに窓を開けるようにしたが、別の実施態様としては、収納部に予めマーカー取出し用の窓を設けた構成にしてもよい。このように窓を予め開けておく場合、輸送中にマーカー等が外れたり飛び出したりすることがなければどんな形状でも自由である。
以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明によるホワイトボードは、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明のホワイトボードは、安価で製造できるため、ホワイトボードパッケージ(ハンガー式)でのおまけ商品やプレミアムで展開が可能である。
B ブランク
C 紐
F フック
M マーカー
S 収納部
W ホワイトボード
10 描画領域
10a 描画部
11 小孔
20 収納部形成領域
20a 窓形成領域
21 上板
22 前板
23 底板
24 背板
25 蓋板
26 差込み片
27,28 折曲げ片
a,b 切れ線
c,d ミシン目線
h 指孔

Claims (2)

  1. 板紙を打ち抜いた一枚のブランクからなり、前記ブランクは描画領域と収納部形成領域とを備え、描画領域には紫外線硬化型インキによる筆記層が設けられており、収納部形成領域は、描画領域の下側に、上板、前板、底板及び背板がこの順に折り線を介して連設されており、背板に糊を塗布した後、前板と底板の境界線でうしろ側に折り返して収納部形成領域のところをサック貼りし、そのサック貼り状態の収納部形成領域を起こし、両サイドにおいて蓋板を折り曲げつつその先端の差込み片を内側に差し込むことにより収納部を組み立てて作成されるようになっており、収納部に予めマーカー取出し用の窓が設けられていることを特徴とするホワイトボード。
  2. 板紙を打ち抜いた一枚のブランクからなり、前記ブランクは描画領域と収納部形成領域とを備え、描画領域には紫外線硬化型インキによる筆記層が設けられており、収納部形成領域は、描画領域の下側に、上板、前板、底板及び背板がこの順に折り線を介して連設されており、背板に糊を塗布した後、前板と底板の境界線でうしろ側に折り返して収納部形成領域のところをサック貼りし、そのサック貼り状態の収納部形成領域を起こし、両サイドにおいて蓋板を折り曲げつつその先端の差込み片を内側に差し込むことにより収納部を組み立てて作成されるようになっており、収納部にマーカー取出し用の窓形成領域が切取り可能に設けられていることを特徴とするホワイトボード。
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