JP3133784U - 取り出し易いブックケース - Google Patents

取り出し易いブックケース Download PDF

Info

Publication number
JP3133784U
JP3133784U JP2007002756U JP2007002756U JP3133784U JP 3133784 U JP3133784 U JP 3133784U JP 2007002756 U JP2007002756 U JP 2007002756U JP 2007002756 U JP2007002756 U JP 2007002756U JP 3133784 U JP3133784 U JP 3133784U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book case
surface portion
bookcase
chamfered
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007002756U
Other languages
English (en)
Inventor
正人 小島
利明 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2007002756U priority Critical patent/JP3133784U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133784U publication Critical patent/JP3133784U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】
冊子をブックケースに収容して陳列棚に隙間無く並べた場合に、冊子を収容したブックケースの陳列棚からの取り出しやすさの向上と、かつ陳列棚に並んだ状態で立体的に見えるといったアイキャッチ効果の向上を課題とする。
【解決手段】
前面部、二つの側面部、頂面部、底面部からなり、背面が開口した直方体形状のブックケースにおいて、前面部と二つの側面部との境界の二つの稜線部分に、少なくとも一つの面取り部を形成し、面取り部が、稜線の一端(頂面部)から他端(底面部)までに、または稜線の中間に紡錘形状に形成され、かつその短軸と長軸の長さの比が、1〜5対25であるブックケースである。
【選択図】図2

Description

本考案は、冊子を収容するブックケースに関するものである。
従来、書籍やファイル等の冊子を収容するブックケースにおいて、背面が開口した直方体形状をなしており、開口部より冊子を収容した後、前面部と側面部との境界の稜線における稜角が直角で真四角な外観で平らな前面部を前にして陳列棚に並べられる。
しかしながら、冊子を収容した直方体形状のブックケースを隙間無く陳列すると陳列棚から取り出す際に取り掛かり部分がなく、特に高い位置におかれた場合には取出しが困難であった。
そこで、開口部の少なくとも一部を閉止する開閉可能な閉止部を設け、この閉止部を、開口部の端縁である開口端縁から開口方向に突出させて設けた突出片を具備し、さらに閉止した状態で閉止部をつまむことが可能であるように構成しているブックケースが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−320767号公報
本考案は、冊子をブックケースに収容して陳列棚に隙間無く並べた場合に、冊子を収容したブックケースの陳列棚からの取り出しやすさの向上と、かつ陳列棚に並んだ状態で立体的に見えるといったアイキャッチ効果の向上を図るべく構成したものである。
上記課題を解決するため、本考案は以下の(1)〜(3)の構成を採る。
(1)前面部、二つの側面部、頂面部、底面部からなり、背面が開口した直方体形状のブックケースにおいて、前面部と二つの側面部との境界の二つの稜線部分に、少なくとも一つの面取り部を形成したことを特徴とするブックケース。
(2)該面取り部が、稜線の一端(頂面部)から他端(底面部)までに、または稜線の中間に紡錘形状に形成され、かつその短軸と長軸の長さの比が、1〜5対25であることを特徴とする(1)項に記載のブックケース。
(3)該面取り部が滑り止め加工されていることを特徴とする(1)または(2)項に記載のブックケース。
本考案は、ブックケースの前面部と側面部の境界の稜線部分に面取り部を形成することにより、隙間無く並べられた冊子を収容したブックケースを容易に取り出すことが出来ると共に、紡錘形状に面取り部を形成しているので、より立体的に見えて陳列時のアイキャッチ効果が優れる。
また、本考案は、面取り部に滑り止め加工を施すことにより陳列棚から取り出しがより容易になると共に、ブックケースへの冊子の収納、ブックケースからの冊子の取り出しが確実となる。
以下、本考案の実施の形態について説明するが、本考案は以下の実施の形態に限定されるものではなく、考案の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。以下の説明は紙を素材とした場合で説明する。
本考案の対象及び用途は、書籍やファイル等を収容するブックケースである。
上記ブックケースは、重たい辞書のような書籍のほか、ファイル等の柔軟な冊子を収容するものである。
このため、上記ブックケースは、一定以上の強度と剛性を必要とする。そこで、ブックケースを構成する素材は板紙のほか、プラスチック樹脂の成形品からも製造されるが、ブックケースへの内容物表示の印刷および滑り止め加工の容易さ、ブックケースとしての使用後に廃棄物となった時の資源の回収の容易さを含めて板紙製カートンが多用される。
このカートンに使用する板紙はコート白ボール、色板、高板等の板紙のほか、マイクロフルート段ボール等も使用可能で、収容する冊子の重量、大きさ、必要な緩衝性に応じて、米坪やフルート構成等が適宜選択される。
以下、図に基づいて、本考案の実施形態を説明する。
図1〜3は、本考案のブックケースの第一の実施形態である。
図2のZは本考案のブックケースを前面部2から見た斜視図である。図2のHは本考案のブックケースを開口6を有する背面から見た斜視図である。冊子は開口6から挿入してブックケースに収容する。
図1は、同考案のブックケースの展開図(ブランク)を示す。ブックケースは前面部2、二つの側面部3、頂面部4、底面部5からなる。このブランクから背面が開口した直方体形状のブックケースを糊付け、製函するために側面部3の上下に四つのフラップ3fが連設されている。このフラップは互いに重なり合いダブルフラップとなる大きさのものを連設してもよい。更に側面部3の左右には二つの折返し部3d、頂面部4に折返し部4d、底面部5に折返し部5dがそれぞれ連設されている。この折返し部は必ずしも必要ではないが、冊子を何度も出し入れする場合には開口部の破れを防ぐために、また収容した冊子の飛び出し、脱落防止のために、図2のHの3dと5dのようにブックケースの内側に折返し接着することが好ましい。
前面部2と二つの側面部3との境界の二つの稜線部分には二つの面取り部1を形成している。この場合、稜線の一端(頂面部4)から他端(底面部5)までに紡錘形状に面取り部1を形成している。この紡錘形状の面取り部1の短軸aと長軸bの長さの比は、1〜5対25であることが好ましい。この比を外れると、ブックケースを陳列した間から取り出す時の引き出しつまみとしての面取り部1効果が損なわれる。
図3には、本考案のブックケースを並べた時の斜視図を示す。ブックケースを複数個並べた真ん中からブックケースを取り出す時に、前面部2に引き出しつまみとなる面取り部1を設けたことにより、容易にブックケースを取り出すことができる。しかも、稜線部分に紡錘形状の面取り部1を設け、さらに稜線における稜角が直角でないので、これまでの真四角な外観でなく、より立体的に見えて陳列時のアイキャッチ効果に優れる。
本考案では、紡錘形状の面取り部1の形状に合わせて、滑り止め加工を行うことにより、ブックケースの取り出しがより容易になる。更にブックケースへの冊子の出し入れもより確実に行えるという効果もある。本考案での滑り止め加工は、紡錘形状の面取り部1にのみ行う必要があり、例えば側面部3に滑り止め加工がなされると逆にブックケースの取り出しが困難となる。
本考案の滑り止め加工は、発泡インキを面取り部1の紡錘形状に合わせて印刷、発泡することにより行うことができる。また、紡錘形状の面取り部1にエンボス処理を行い、凹凸をつけることや紡錘形状部分にホットメルトを斑点状に点着することもできる。更に、市販の滑り止めシートを面取り部1の紡錘形状に合わせて切り取り、接着することは側面部3に滑り止め剤がはみ出すことがないので好ましい。
図4と5は、本考案のブックケースの第二の実施形態である。
第一の実施形態で、前面部1と二つの側面部3との境界の二つの稜線部分の一つにのみに紡錘形状の面取り部を形成した例である。その効果は第一の実施形態と同様である。
図6と7は、本考案のブックケースの第三の実施形態を示す。
第一の実施形態と異なり、前面部2と二つの側面部3との境界の二つの稜線部分の中間に面取り部1として紡錘形状を形成した例である。
紡錘形状の面取り部1は必ずしも稜線部分の真ん中にある必要はなく、頂面部4側、底面部5側のいずれかの方向に偏って形成してもよい。
以上の本考案のブックケースの作製は、板紙またはマイクロフルート段ボールに罫線加工と同時に打ち抜いてブランクとするのが効率的である。このブランクを製函すると面取り部1は罫線に沿って容易に折れ曲がり、紡錘形状の面取り部1となる。紡錘形状の面取り部1を前面部2と側面部3との境界の稜線部分の中間に設けても問題なく、紡錘形状の面取り部1が形成される。
なお、罫線加工・打抜きに先立って、前記発泡インキの印刷や内容物表示、図柄印刷を行うことにより機能性・意匠性を高めることもできる。
本考案は、アイキャッチ効果が優れると共に陳列棚から容易にとり出せるブックケースとして利用できる。ブックケースに収容するものとしては、書籍やファイルだけでなく、写真アルバム等、冊子状をなすもの全般に利用できる。
本考案のブックケースの第一の実施形態の展開図(ブランク)である。 本考案のブックケースの第一の実施形態の斜視図である。Zは本考案のブックケースを前面部からの斜視図である。Hは本考案のブックケースを開口を有する背面からの斜視図である。 本考案の第一の実施形態のブックケースを複数個並べた時の斜視図である。 本考案のブックケースの第二の実施形態の展開図(ブランク)である。 本考案の第二の実施形態のブックケースを複数個並べた時の斜視図である。 本考案のブックケースの第三の実施形態の展開図(ブランク)である。 本考案の第三の実施形態のブックケースを複数個並べた時の斜視図である。
符号の説明
1:面取り部、2:前面部、3:側面部、4:頂面部、5:底面部、6:開口
3d、4d、5d:折返し部、3f:フラップ
a:紡錘形状面取りの短軸、b:紡錘形状面取りの長軸

Claims (3)

  1. 前面部、二つの側面部、頂面部、底面部からなり、背面が開口した直方体形状のブックケースにおいて、前面部と二つの側面部との境界の二つの稜線部分に、少なくとも一つの面取り部を形成したことを特徴とするブックケース。
  2. 該面取り部が、稜線の一端(頂面部)から他端(底面部)までに、または稜線の中間に紡錘形状に形成され、かつその短軸と長軸の長さの比が、1〜5対25であることを特徴とする請求項1に記載のブックケース。
  3. 該面取り部が滑り止め加工されていることを特徴とする請求項1または2に記載のブックケース。
JP2007002756U 2007-04-18 2007-04-18 取り出し易いブックケース Expired - Lifetime JP3133784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002756U JP3133784U (ja) 2007-04-18 2007-04-18 取り出し易いブックケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002756U JP3133784U (ja) 2007-04-18 2007-04-18 取り出し易いブックケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3133784U true JP3133784U (ja) 2007-07-26

Family

ID=43284417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002756U Expired - Lifetime JP3133784U (ja) 2007-04-18 2007-04-18 取り出し易いブックケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133784U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5717789B2 (ja) 開封機能付包装箱
US9764874B2 (en) Slide opening display and mail package
CA2838532C (en) Expandable capacity pocket divider
JP3185841U (ja) 包装箱
JP2011230806A (ja) 包装箱
JP5035649B1 (ja) ロック機構付きポップアップカード
JP3133784U (ja) 取り出し易いブックケース
US10696445B2 (en) Carton with integral display tag
JP3206118U (ja) 包装容器
JP3201685U (ja) ギフト券収容箱
JP4901342B2 (ja) 包装箱
JP2008056262A (ja) 包装用箱
US20070085327A1 (en) Folder with removable bookmark
JP3204568U (ja) ファイルボックス
JP4887723B2 (ja) ランチボックス
JP3071023U (ja) 吊り下げ式包装用箱
JP3235818U (ja) 紙製包装容器
JP6361325B2 (ja) 展示具
JP5527707B1 (ja) 書籍用ジャケット、及び、書籍
JP5262767B2 (ja) 開封機能付き紙箱
JP3199762U (ja) 包装箱
JP6622064B2 (ja) 包装箱
JP6142609B2 (ja) 表示板付き紙箱
JP2017124842A (ja) 吊り下げ包装箱
JP4668142B2 (ja) ブック型透明ホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140704

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term