JP5682642B2 - パラレルリンクロボット - Google Patents

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Description

本発明はパラレルリンクロボットに関する。
パラレルリンクロボットはパラレルリンク機構、すなわち並列に接続された複数のアームによって1つの先端部を支持する機構を備える。パラレルリンクロボットは、複数のアームの合力によって先端部を動作させるため、一般的な産業用ロボットであるシリアルリンクロボットと比較して高速且つ高精度な動作が可能という特長がある。
パラレルリンクロボットは、ワークを吸着したり掴んだりするため、エンドエフェクタと称されるパーツを先端部に装着できるようになっている。例えば特許文献1は、エンドエフェクタとしての把持エレメントを備えるパラレルリンクロボットを開示する。
特表2011−518052号公報
吸着機能を有するエンドエフェクタをパラレルリンクロボットの先端部に装着する場合、エンドエフェクタと真空源を真空ホースで接続する。上記特許文献1の図3は、把持エレメント50からアームに沿って配線された真空ホース54を開示する。ワークを掴む機能を有するエンドエフェクタを使用する場合、真空ホースの代わりに給電ケーブルなどが接続される。
上述のとおり、パラレルリンクロボットは高速に動作する。このため、真空ホースやケーブルなどの配線が動作の妨げとならないように特に注意を払わなければならない。配線の弛みが不十分であるとエンドエフェクタが移動又は回転したときに配線が突っ張ってしまうし、配線の弛みが過剰であると配線が周辺物に触れるおそれがあり、エンドエフェクタの動作が不安定になるおそれもある。
本発明は、エンドエフェクタを装着する際の配線が容易なパラレルリンクロボットを提供することを目的とする。
本発明に係るパラレルリンクロボットは、複数のアクチュエータと、一つの手首部と、手首部と複数のアクチュエータとをそれぞれ連結する複数のアームと、を備え、手首部は、複数のアームとそれぞれ連結される複数の連結部を含む基部と、複数の連結部によって囲まれる領域の外側に位置する回転軸まわりに回転する回転部材と、を有し、回転部材には、回転軸に沿う貫通孔が形成されている。
本発明によれば、エンドエフェクタを装着する際の配線が容易なパラレルリンクロボットを提供できる。
本実施形態に係るパラレルリンクロボットを備えるピッキング装置の一例を示す概略構成図である。 図1中のパラレルリンクロボットを拡大して示す側面図である。 図2中のロボット本体の底面図である。 図2中の手首部の平面図である。 図4中のV−V線に沿う断面図である。 貫通孔を有しない手首部及びこれに接続された真空ホースを示す側面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。ここでは、パラレルリンロボットを具備するピッキング装置を例に挙げる。
図1に示すピッキング装置100は、コンベア2により搬送されるワークWをパラレルリンクロボット50で取り上げて別の場所に配置するピックアンドプレース作業を行うための装置である。ピッキング装置100は、コンベア2の上方に配置された天板3と、天板3の上に固定された2台のコントローラ5と、天板3の下に固定された2台のパラレルリンクロボット50と、パラレルリンクロボット50の可動領域を囲む透明な側壁6とを備える。なお、パラレルリンクロボット50の数は2台に限定されるものではなく、1台でもよいし3台以上でもよい。
パラレルリンクロボット50は、天板3に吊り下げられている。各パラレルリンクロボット50の動作は、ケーブル5aを介して接続されたコントローラ5によって制御される。天板3は、複数の支柱(不図示)によって水平に支持されていてもよいし、工場の天井から水平に吊り下げられていてもよい。また、工場の天井自体を天板3としてもよい。
図2〜図4を参照しながら、本実施形態に係るパラレルリンクロボット50について説明する。図2及び図3に示すとおり、パラレルリンクロボット50は、3個のアクチュエータ12が内蔵されたロボット本体10と、3本のアーム20と、一つの手首部30と、手首部30と3個のアクチュエータ12とをそれぞれ連結する3本のアーム20と、手首部30に装着されたエンドエフェクタ40とを備える。以下、各構成について説明する。
ロボット本体10は、3個のアクチュエータ12と、これらを収容するハウジング15とを有する。アクチュエータ12は、アーム20の駆動源であり、例えばモータ、減速機及びセンサからなる。ハウジング15は、天板3の下面に取り付けられる略円形の取付部15aと、取付部15aから下側に膨らんでアクチュエータ12をそれぞれ収容する3つの膨出部15bとを有する。なお、3つの膨出部15bは、取付部15aの中心軸CL1を囲むように設けられている。
各アーム20は、上腕に相当する基部リンク22と、前腕に相当する連結リンク26とを有する。基部リンク22は、隣り合う2つの膨出部15bの間から外側に延びている。連結リンク26は、基部リンク22の先端部22aと手首部30とを連結しており、2本の棒状部材27によって構成されている。基部リンク22及び連結リンク26は軽量な材質からなることが好ましく、好適な材質としては、例えば炭素繊維強化樹脂(CFRP)が挙げられる。
基部リンク22の基端部22bはアクチュエータ12に接続されている。基部リンク22は、アクチュエータ12の動作によって先端部22aが上下動するように回動する。以下の説明において、「基部リンク22が上側に回動する」とは、先端部22aが上昇するように回動することを意味し、「基部リンク22が下側に回動する」とは、先端部22aが下降するように回動することを意味する。なお、先端部22aは、連結リンク26とのボールジョイントを構成する一対の球状凸部23を有する。一対の球状凸部23は、基部リンク22の回動軸線に平行なライン上に並んで配置されており、外側に向けて突出している。
連結リンク26をなす2本の棒状部材27は、並行して延びており、上記の球状凸部23とのボールジョイントを構成するカップ27aをそれぞれ有する。2本の棒状部材27は、それぞれのカップ27aが外側から球状凸部23を覆うように配置され、上端部27b同士がコイルばね等の弾性部材28を介して連結されている。
棒状部材27は他方の端部にカップ27cを有し、カップ27cは手首部30の連結部32とのボールジョイントを構成する。連結部32は一対の球状凸部32aを有する。2本の棒状部材27がそれぞれ有するカップ27cが球状凸部32aを外側から覆うとともに、2本の棒状部材27の下端部27d同士がコイルばね等の弾性部材29を介して連結されている。ボールジョイントによって、連結リンク26は基部リンク22に対して、また手首部30は連結リンク26に対して三次元的に回動自在となっている。
手首部30は、基端部22bにおいてアクチュエータ12にそれぞれ連結された3本のアーム20によって支持されている。コントローラ5からの指令に応じてアクチュエータ12が基部リンク22を上側又は下側に回動させ、これにより手首部30が移動する。具体的には、3本の基部リンク22が同時に上側に回動すると手首部30は上昇し、3本の基部リンク22が同時に下側に回動すると手首部30は下降する。一部の基部リンク22が上側に回動し、他の基部リンク22が下側に回動すると、手首部30は上側に回動した基部リンク22側に移動する。
図4,5を参照しながら、手首部30の構成について詳細に説明する。手首部30は、全体がハウジング31で覆われている。手首部30は、アーム20とそれぞれ連結される複数の連結部32を含む基部33と、基部33の下方において基部33の位置から側方にずれた位置に設けられた張出部35とを有する。張出部35に対してエンドエフェクタ40が回転自在に装着される。
基部33は、円形の天板33aと、円筒状の側壁33bと、天板33aに平行な仕切り板33cと、内部に収容されたアクチュエータ34とを有する。基部33はアーム20との連結部32によって囲まれている。すなわち、アーム20との連結部32が側壁33bの外周に設けられ、計3つの連結部32が基部33を囲むように配置されている。なお、連結部32は上述の一対の球状凸部32aを先端部に有し、これらの凸部32aは側壁33bの周方向の両側に突出している。
アクチュエータ34は仕切り板33c上に固定され、ケーブル34aを介してコントローラ5に接続されている。アクチュエータ34は例えばモータ、減速機及びセンサからなり、出力軸34bを有する。出力軸34bは、側壁33bの中心軸CL2に沿って下方に向けられ、仕切り板33cに挿通されている。出力軸34bの先端部は張出部35内に位置し、当該箇所にピニオンプーリ34cが設けられている。なお、ケーブル34aは、アーム20に沿って配線されている(図2参照)。
張出部35は平面視で円形を呈し、その中心軸CL3は基部33の側壁33bの中心軸CL2と平行である。すなわち、中心軸CL3は、基部33における3つの連結部32によって囲まれた領域A1の外側に位置し且つ領域A1を含む平面と直交している。また、中心軸CL3は、側壁33bの外側に位置するとともに、隣り合う2つの連結部32の間に位置している。中心軸CL3と中心軸CL2との距離は、領域A1の形状や真空ホース48の大きさを考量して決定される。
張出部35は回転部材36を有する。図5に示すとおり、回転部材36の下にエンドエフェクタ40が固定される。回転部材36はアクチュエータ34を駆動源とし且つ中心軸CL3を中心として回転する。すなわち、回転部材36は、複数の連結部32によって囲まれる領域A1の外側に位置する回転軸まわりに回転する。張出部35は回転部材36を収容する箇所に上側開口35a及び下側開口35bを有する。
回転部材36は、円筒状を呈し、一方の端部にフランジ状のプーリ36aを有する。回転部材36の中心には軸方向に延びる貫通孔36cが形成されている。この貫通孔36cと、張出部35の上側開口35a及び下側開口35bとによって貫通孔37が形成される。貫通孔37は、中心軸CL3に沿っており、回転部材36を含む張出部35を上下方向に貫通している。貫通孔37はエンドエフェクタ駆動用の真空ホース48を通すためのものである(図5参照)。回転部材36にエンドエフェクタ40が固定されると中心軸CL3を回転軸としてエンドエフェクタ40が回動自在となる。
回転部材36は、軸受35cを有する張出部35内にプーリ36aが上側に位置するように収容され、回転部材36の下端部36bは下側開口35bに挿通されている。プーリ36aとピニオンプーリ34cとにタイミングベルト34dが掛け渡され、これにより、アクチュエータ34の出力軸34bから回転部材36に動力が伝えられる。アクチュエータ34は、コントローラ5からの指令に応じて回転部材36を回転させる。アクチュエータ34及び回転部材36の両方が手首部30に配置されているため、アクチュエータ34から回転部材36に動力を伝達する機構が単純化されている。なお、アクチュエータ34から回転部材36に動力を伝達する機構として、タイミングベルト34d等の代わりにギアを用いた機構を採用してもよい。
エンドエフェクタ40は回転部材36を介して手首部30に固定されている。エンドエフェクタ40は手首部30と共に移動し且つ回転部材36と共に回動する。エンドエフェクタ40は、吸着機能を有するタイプであり、回転部材36に固定される柱状部41と、2個の吸着部42と、これらの吸着部42が固定されるフランジ部45とを有する。柱状部41は、回転部材36の下端面36dにボルト等(不図示)によって取り付けられる。フランジ部45は柱状部41の外周に設けられ、2個の吸着部42は柱状部41を挟むように配置されている。なお、吸着部42の数は1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
吸着部42は下方に開口する吸着口42aを有する。吸着部42はロボット本体10側に配置された真空ポンプ(不図示)に真空ホース48を介して接続されている。真空ホース48の途中にはバルブ(不図示)が設けられており、バルブの開閉はコントローラ5によって制御される。バルブはコントローラ5からの指令に応じ、吸着部42が真空ポンプに連通するオン状態と、連通しないオフ状態とを切り替える。オン状態では真空ポンプからの吸引力によって吸着口42aがワークWを吸着する。オフ状態となると吸着口42aは吸引力を喪失し、ワークWを解放する。ピッキング装置100は、バルブをオン状態にしてワークWをエンドエフェクタ40に吸着させ、この状態でエンドエフェクタ40を目標位置まで移送した後、バルブをオフ状態にしてワークWを解放する動作を繰り返し実施する。これにより、ワークWの整列及び箱詰め等の作業が行われる。
真空ホース48は、貫通孔37に近接する連結部32Aに連結されたアーム20Aに沿って配線され、貫通孔37を通って吸着部42に接続されている。本実施形態においては、各吸着部42に1本の真空ホース48が接続されており、計2本の真空ホース48が使用されている。2本の真空ホース48は、1本のアーム20Aに沿うようにまとめて配線することも可能であるが、互いに異なるアーム20Aに分散させて配線してもよい。この場合、3本のアーム20のうち貫通孔37に近接する2つの連結部32にそれぞれ連結された2本のアーム20Aに、1本ずつの真空ホース48を沿わせればよい。
真空ホース48としては、外径5〜50mm程度のものを使用すればよい。なお、貫通孔37の開孔径は、複数の真空ホース48を配線しても十分に隙間ができるように設定される。
本実施形態において、真空ホース48は、アーム20Aに沿って貫通孔37に至る経路R1と、貫通孔37内を通過してエンドエフェクタ40に至る経路R2とを通る。貫通孔37がアーム20Aとの連結部32の近傍に位置しているため、エンドエフェクタ40が移動及び回転しても経路R1の長さはさほど変化しない。経路R2の長さはエンドエフェクタ40が移動しても変化せず、エンドエフェクタ40が回転してもさほど変化しない。すなわち、エンドエフェクタ40が回転しても回転軸CL3から吸着部42までの距離は変わらないので、エンドエフェクタ40の回転に伴う経路R2の長さの変動は小さい。
このように、真空ホース48が通る経路R1,R2の長さはエンドエフェクタ40が移動及び回転しても変動が小さい。これに対し、貫通孔37を具備しない手首部を使用した場合、経路R1,R2のように長さの変動が小さい経路に真空ホース48を沿わせることができない。
図6は、回転軸CL3が中心軸CL2に一致しており且つ貫通孔37を有しない手首部30B及びこれに接続された2本の真空ホース48を示す図である。図6に示すとおり、真空ホース48は、アーム20の先端部22aから吸着部42までの間が大きく弛んでいる。これはアーム20の先端部22aから吸着部42に至る経路R3の長さがエンドエフェクタ40の移動及び回転に伴って大きく変化するからである。真空ホース48の弛みが不十分であると、エンドエフェクタ40が移動及び回転したときに真空ホース48が突っ張ってしまう。他方、真空ホース48の弛みが過剰であると真空ホース48が周辺物に触れるおそれがあり、エンドエフェクタ40の動作が不安定になるおそれもある。したがって、このような不具合が生じないように、エンドエフェクタ40を装着する際には慎重に真空ホース48の配線を行う必要がある。
これに対し、本実施形態によれば、上述のとおり、エンドエフェクタ40が移動及び回転しても経路R1,R2の変動が十分に小さい。したがって、真空ホース48を大きく弛ませる必要もなく、上記のような不具合が生じにくいため、エンドエフェクタ40を装着する際の真空ホース48の配線が容易である。また、2本の真空ホース48を互いに異なるアーム20Aに分散させて配線することで、真空ホース48の変形によって生じる反発力を2本のアーム20Aに分散させることができるため、真空ホース48がエンドエフェクタ40の移動及び回転に与える影響をより確実に低減できる。
なお、本実施形態に係るパラレルリンクロボット50は、図6に示すような既存の手首部、すなわち、回転軸CL3と中心軸CL2が一致した手首部を備えるパラレルリンクロボットの制御用プログラムの設定を微調整して制御できる。すなわち、回転軸CL3と中心軸CL2との距離(オフセット)を予め入力しておけばよい。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、回転軸CL3は必ずしも2つの連結部32の間に位置していなくてもよい。
パラレルリンクロボット50は、4個以上のアクチュエータ12を有し、4本以上のアーム20を備えたものであってもよい。エンドエフェクタ40は、ワークWを把持するロボットハンドであってもよい。ロボットハンドとしては、空気圧により駆動されるもの、電動アクチュエータにより駆動されるもの等が挙げられる。エンドエフェクタ駆動源として空気圧が必要な場合は送気用ホースを、電力が必要な場合は給電ケーブルを、真空ホース48の代わりに配線すればよい。また、エンドエフェクタ駆動用のホース又はケーブルと共に、制御信号の送受信用のケーブルを貫通孔37に通して配線してもよい。
パラレルリンクロボット50の適用対象はピッキング装置に限られず、例えば、電子部品等の工業製品の組み立て装置にも適用可能である。
12…アクチュエータ、20,20A…アーム、30…手首部、32,32A…連結部、33…基部、34…アクチュエータ、36…エンドエフェクタ装着用部、36c,37…貫通孔、40…エンドエフェクタ、48…真空ホース、50…パラレルリンクロボット、CL3…回転軸、A1…領域。

Claims (6)

  1. 複数のアクチュエータと、
    一つの手首部と、
    前記手首部と前記複数のアクチュエータとをそれぞれ連結する複数のアームと、を備え、
    前記手首部は、
    前記複数のアームとそれぞれ連結される複数の連結部を含む基部と、
    前記複数の連結部によって囲まれる領域の外側に位置する回転軸まわりに回転する回転部材と、を有し、
    前記回転部材には、前記回転軸に沿う貫通孔が、当該回転部材に固定されるエンドエフェクタの駆動用のホース又はケーブルを当該貫通孔に通して配線し得るように形成されているパラレルリンクロボット。
  2. 前記回転軸は隣り合う2つの前記連結部の間に位置する、請求項1記載のパラレルリンクロボット。
  3. 前記基部は前記回転部材を回転させるアクチュエータを含む、請求項1又は2記載のパラレルリンクロボット。
  4. 前記回転部材に固定されたエンドエフェクタと、
    エンドエフェクタ駆動用のホース又はケーブルと、を更に備え、
    前記ホース又はケーブルは前記貫通孔を通じて配線されている、請求項1〜3のいずれか一項記載のパラレルリンクロボット。
  5. 前記ホース又はケーブルは、前記貫通孔に近接する前記連結部に連結された前記アームに沿って配線されている、請求項4記載のパラレルリンクロボット。
  6. 複数の前記ホース又はケーブルを備えるとともに前記回転軸は隣り合う2つの前記連結部の間に位置し、
    前記複数のホース又はケーブルは当該隣り合う2つの連結部にそれぞれ連結された2本の前記アームに分散して設けられている、請求項5記載のパラレルリンクロボット。
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