JP2014050898A - パラレルリンクロボットの線条体処理構造 - Google Patents

パラレルリンクロボットの線条体処理構造 Download PDF

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Abstract

【課題】パラレルリンクロボットにおいて、線条体を好適に引き回すことができる線条体処理構造の提供。
【解決手段】パラレルリンクロボット2の受動リンク部20cには、第1の追加アクチュエータ14が設けられる。線条体16は、基礎部10の略円形の底面に形成された開口部18から引き出され、所定の遊びを持たせた後、受動リンク22c、23cの長手方向に交差する方向に延びた状態で受動リンク部20cに向かい、第1の追加アクチュエータ14に接続される。ここで交差する方向とは、受動リンク22c、23cの長手方向に対して70〜110度の角度、好ましくは80〜100度の角度、さらに好ましくは略90度の角度となる方向である。
【選択図】図1

Description

本発明は、パラレルリンクロボットにおいて使用される、ケーブルやエアチューブ等からなる線条体の処理構造に関する。
エンドエフェクタを備えた可動部を3次元的に位置決めする手段として、デルタ型パラレルリンク機構を用いたパラレルリンクロボットが知られている。例えば図6は、従来技術におけるパラレルリンクロボットの斜視図である。図6に示されるように、従来技術のパラレルリンクロボット100は、基礎部110と、可動部120と、基礎部110及び可動部120を連結する3つのリンク部200a〜200cと備え、可動部120には、図示しないエンドエフェクタの取付部材190が備えられている。
またリンク部200aは、基礎部110から延びる駆動リンク210aと、可動部120から延びる2つの受動リンク220a、230aとからなり、これらは球面軸受により互いに連結されている。また、基礎部110は、駆動リンク210aを駆動するアクチュエータ130aを有する。なお、他のリンク部200b、200cも同様の構成である。これらリンク部200a〜200cのアクチュエータ130a〜130cを個別に制御することによって、可動プレート120を3自由度(第1軸〜第3軸)で移動させ、所望の位置に位置決めできる。
上述のように従来のデルタ型パラレルリンクロボットは、基礎部、可動部、並びにそれらを連結する駆動リンク及び受動リンクから構成されている。駆動リンク及び受動リンクは3組設けられ、これらを個々に制御することにより、可動部をXYZの3自由度で移動させることができる。
ここで、図6のパラレルリンクロボットにおいて、エンドエフェクタが取り付けられる取付部材190の姿勢を変更する姿勢変更機構を設け、該姿勢変更機構の駆動用のアクチュエータをさらに追加する場合がある。例えば特許文献1の図2には、2つの受動リンクの間に追加のアクチュエータを配置した構成が記載されている。
追加のアクチュエータを利用する場合、そのためのケーブルやエアチューブ等の線条体を基礎部から配線して繋ぐ必要があるため、該線条体を、ロボットの動作を阻害しないように引き回す必要が生じる。例えば特許文献2の図1には、配線配管類11を自在継手5に設けたクランプ部材で保持し、さらにボールネジ4に設けたクランプ部材19を介して主軸頭2の継手20に接続する構成が記載されている。さらに特許文献2の図4には、配線配管類11を、天井部7を貫通するクランプ部材31から、クランプ部材32を介して主軸頭2に接続する構成が記載されている。
特開2011−088262号公報 特開2004−223635号公報
特許文献2の図1では、パラレルリンク機構の外側に線条体が張り出しており、これにより当該機構の実質的な占有領域が広くなる。従って周辺物と線条体が干渉し、さらには線条体の破損に至る虞がある。また特許文献2の図4では、線条体はパラレルリンク機構の内側の領域に収まるものと解されるが、その図5に示すように、リンク機構が大きく動作した場合には線条体に過剰なストレスがかかる虞がある。
そこで本発明は、パラレルリンクロボットにおいて、線条体を好適に引き回すことができる線条体処理構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願第1の発明は、基礎部と、前記基礎部の下方に設けられた可動部と、前記基礎部と前記可動部とを連結していて、前記基礎部に対してそれぞれ1自由度を有する3つのリンク部とを具備するパラレルリンクロボットにおける線条体処理構造であって、前記リンク部のそれぞれは、前記基礎部に連結された駆動リンクと、該駆動リンクと前記可動部を連結する互いに平行な一対の受動リンクからなる受動リンク部とを具備し、前記基礎部の底面に形成された開口部から下方に引き出された線条体が、前記一対の受動リンクの一方の中心軸線と他方の中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち前記開口部が存在する空間内を延びて、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で前記1つの受動リンク部の側面上の部位に達することを特徴とする、線条体処理構造を提供する。
本願第2の発明は、第1の発明において、前記パラレルリンクロボットは、前記1つの受動リンク部の一対の受動リンクの間に設けられた第1の追加アクチュエータをさらに有し、前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で前記第1の追加アクチュエータに接続される、線条体処理構造を提供する。
本願第3の発明は、第1の発明において、前記パラレルリンクロボットは、前記可動部の上に配置された第2の追加アクチュエータをさらに有し、前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の側面上の部位に設けられたクランプ部材に、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で向かって保持され、前記1つの受動リンク部の長手方向に沿って延び、前記第2の追加アクチュエータに接続される、線条体処理構造を提供する。
本願第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記パラレルリンクロボットは、前記可動部に取付けられたエンドエフェクタをさらに有し、前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の側面上の部位に設けられたクランプ部材に、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で向かって保持され、前記1つの受動リンク部の長手方向に沿って延び、前記エンドエフェクタに接続される、線条体処理構造を提供する。
本発明に係る線条体処理構造によれば、パラレルリンクロボットの追加のアクチュエータやエンドエフェクタに接続される配線・配管等線条体を、リンクの可動領域内に収めることができる。またこのような処理構造により、可動部やリンク等の移動体の動きに応じて線条体を、過度な応力を与えずに追従させつつ、ロボットの占有領域も最小化することが可能になる。さらに、ロボット動作時における周辺物との干渉やそれに伴う線条体の損傷も防止することができ、長寿命化が図れる。
本発明の第1の実施形態に係る線条体処理構造の基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る線条体処理構造の基本構成を示す図である。 本発明における線条体処理構造を模式的に示す図である。 本発明における線条体処理構造の応用例を示す図である。 本発明における線条体処理構造の他の応用例を示す図である。 従来技術におけるパラレルリンクロボットの斜視図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る線条体処理構造を有するデルタ型パラレルリンクロボットの概略構成を示す図である。パラレルリンクロボット2は、基礎部10と、基礎部10の下方に設けられた可動部12と、基礎部10及び可動部12を連結するとともに、基礎部12に対してそれぞれ1自由度を有する3つのリンク部20a〜20cとを備え、可動部12には、エンドエフェクタのための取付部材19が備えられている。
またリンク部20aは、基礎部10から延びる駆動リンク21aと、可動部12から互いに平行に延びる一対の(図示例では2つの)受動リンク22a、23aとからなり、これらは球面軸受により互いに連結されている。また、基礎部10は、駆動リンク21aを駆動する、図6のアクチュエータ130aと同様のアクチュエータ(図示せず)を有する。なお、他のリンク部20b、20cも同様の構成である。これらリンク部20a〜20cのアクチュエータ(図示せず)を個別に制御することによって、可動部12を3自由度(第1軸〜第3軸)で移動させ、所望の位置に位置決めできる。このようにパラレルリンクロボット2は、基礎部10、可動部12、並びにそれらを連結する駆動リンク21a〜21c及び受動リンク部20a〜20cから構成されている。駆動リンク及び受動リンクは3組設けられ、これらを個々に制御することにより、可動部をXYZの3自由度で移動させることができる。
ここで図1に示すように、可動部12の姿勢を変更できる(例えば回転)ように、第1の追加アクチュエータ14が設けられる。第1の追加アクチュエータは、3つの受動リンク部のうちの1つ(ここでは受動リンク部20c)の側面上に設けられ、好ましくは、受動リンク部20cの2つの受動リンク22cと23cとの間であって、受動リンク部20cの長手方向の中央よりも上方寄り(基礎部10側)に配置される。第1の追加アクチュエータ14からは、動力伝達軸15(後述する図4参照)が受動リンク22c、23cと略平行に延び、可動部12に接続される。
第1の追加アクチュエータ14には、該アクチュエータを駆動するための電源ケーブルやチューブ等の、一定の可撓性を有する線条体16が接続される。線条体16は、基礎部10の略円形の底面(下面)に形成された開口部18から引き出され、所定の遊びを有しつつ、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間内を延びて、受動リンク22c、23cの長手方向に交差する方向に延びた状態で受動リンク部20cに向かい、第1の追加アクチュエータ14に接続される。ここで交差する方向とは、受動リンク22c、23cの長手方向に対して70〜110度の角度、好ましくは80〜100度の角度、さらに好ましくは略90度の角度となる方向である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る線条体処理構造を有するデルタ型パラレルリンクロボットの概略構成を示す図である。なお第2の実施形態では、後述する追加のアクチュエータと線条体の処置構造以外は第1の実施形態と同様でよいので、同一の機能を有する部材には第1の実施形態と同様の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
図2に示す第2の実施形態では、図1に示した第1の追加アクチュエータ14の代わりに、可動部の姿勢を変更できる手段として第2の追加アクチュエータ24が、可動部12の上部に配置されている。また第2の追加アクチュエータを駆動するための電源ケーブルやチューブ等の、一定の可撓性を有する線条体26は、基礎部10の下面に形成された開口部18から引き出され、所定の遊びを有しつつ、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間内を延びて、受動リンク部20cの側面上の部位、好ましくは受動リンク部20cの長手方向の中央よりも上方寄り(基礎部10側)の部位に配置されたクランプ部材28に一旦保持され、受動リンク22c、23cの長手方向に沿って延び、第2の追加アクチュエータ24に接続される。また線条体26は、クランプ部材28に保持されるまでは、受動リンク22c、23cの長手方向に交差する方向に延びた状態で受動リンク部20cに向かう。ここで交差する方向とは、受動リンク22c、23cの長手方向に対して70〜110度の角度、好ましくは80〜100度の角度、さらに好ましくは略90度の角度となる方向である。
またクランプ部材28としては、線条体26を固定式に保持するタイプのものでもよいが、例えば線条体26の外径よりいくらか大きい内径を備えたリング状部材のような、該リング内での線条体26の自由な捩れ及び長手方向の摺動を許容するような部材でもよい。後述するクランプ部材32、34についても同様である。さらに、いずれの実施形態についても、開口部18において、線条体26を固定式に保持するタイプのクランプ部材、或いは自由な捩れ及び長手方向の摺動を許容するような部材を設けてもよい。
図3は、図1及び図2に示した実施形態を模式的に示す図である。図3に示すように、基礎部10の下方に設けた開口部18から引き出された線条体16(26)は、所定の遊びを有しつつ、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間内を延びて、1つの受動リンク部(ここでは20c)の側面上の部位、好ましくは受動リンク部20cの長手方向中央より上方寄り(基礎部10又は駆動リンク21c寄り)の部位に向け、かつ受動リンク部20cの長手方向に交差する方向に延びる。このような線条体の取り回しにより、線条体は、可動部12やリンク機構の動作に過度な応力を受けることなく追従できるようになる。また線条体はリンクの可動範囲を越えて張り出すことがないので、ロボットの占有領域を最小化して周囲との干渉を避けることができる。また線条体をこのように配置すると、リンク機構が可動範囲内で動作しても、線条体が1つの受動リンク部に向かう方向は大きく変化しない。但し基礎部10の底面における開口部18の位置は、線条体をなるべく短くするために、各駆動リンクが基礎部に連結される部位を通る円が画定する領域よりも内側でありかつ、該底面の中央よりも、線条体が向かう受動リンク部寄りであることが好ましい。
図4は、本発明の応用例を示す図であり、第1の実施形態で説明したように線条体16が第1の追加アクチュエータ14に接続されることに加え、取付部材19に取付けたエンドエフェクタ30にも接続されている。具体的には、線条体16は、第1のアクチュエータ14のためのケーブル等を含む線条体16aと、エンドエフェクタ30のためのエアチューブ等を含む線条体16bとから構成され、線条体16aは図1にて説明したように第1の追加アクチュエータ14に接続される。一方、線条体16bは、受動リンク20cに達するまでは線条体16aと同様に引き回され、受動リンク部20cの長手方向の中央よりも上方寄り(基礎部10側)の部位に配置されたクランプ部材32に一旦保持され、受動リンク22c、23cの長手方向に沿って延び、エンドエフェクタ30に接続される。
図4においても、線条体16a及び16bは、開口部18から引き出され、所定の遊びを有しつつ、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間内を延びて、受動リンク22c、23cの長手方向に交差する方向に延びた状態で受動リンク部20cに向かう。ここで交差する方向とは、受動リンク22c、23cの長手方向に対して70〜110度の角度、好ましくは80〜100度の角度、さらに好ましくは略90度の角度となる方向である。従って図4のような形態でも、線条体16a及び16bはいずれも、可動部やリンク機構の動作に好適に追従することができる。
図5は、本発明の他の応用例を示す図であり、第2の実施形態で説明したように線条体26が第2の追加アクチュエータ24に接続されることに加え、取付部材19に取付けたエンドエフェクタ30にも接続されている。具体的には、線条体26は、第2のアクチュエータ24のためのケーブル等を含む線条体26aと、エンドエフェクタ30のためのエアチューブ等を含む線条体26bとから構成され、線条体26aは受動リンク部20cの側面上の部位、好ましくは受動リンク部20cの長手方向の中央よりも上方寄り(基礎部10側)の部位に配置されたクランプ部材34に一旦保持され、第2の追加アクチュエータ24に接続される。一方、線条体26bも、受動リンク20cに達するまでは線条体16aと同様に引き回され、クランプ部材34に一旦保持され、受動リンク22c、23cの長手方向に沿って延び、エンドエフェクタ30に接続される。
図5においても、線条体26a及び26bは、開口部18から引き出され、所定の遊びを有しつつ、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間内を延びて、受動リンク22c、23cの長手方向に交差する方向に延びた状態で受動リンク部20cに向かう。ここで交差する方向とは、受動リンク22c、23cの長手方向に対して70〜110度の角度、好ましくは80〜100度の角度、さらに好ましくは略90度の角度となる方向である。従って図5のような形態でも、線条体26a及び26bはいずれも、可動部やリンク機構の動作に好適に追従することができる。
なお図示はしていないが、追加のアクチュエータを設けず、エンドエフェクタに接続される線条体のみを設けた形態も可能である。当該形態は、図4において第1の追加アクチュエータ14及び線条体16aを削除した形態、又は図5において第2の追加アクチュエータ24及び線条体26aを削除した形態に相当する。
上述の実施形態では、線条体が開口部18から引き出されて1つの受動リンク部の側面上の部位に至るまでに延びる空間を、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち開口部18が存在する空間として説明したが、他の空間を利用してもよい。例えば、受動リンク22aの中心軸線と受動リンク23aの中心軸線とを含む平面と、受動リンク22bの中心軸線と受動リンク23bの中心軸線とを含む平面と、受動リンク22cの中心軸線と受動リンク23cの中心軸線とを含む平面の3つの平面で画定され、開口部18を含む空間を利用してもよい。或いは、ロボットを上方からみたときに最も外側に張り出す点(実施形態では、駆動リンクと受動リンクを接続するジョイント)を側面上に含み、鉛直方向に延びる円筒の内側に画定される空間を利用してもよいし、円形の基礎部の中心を通る鉛直軸回りにロボットを回転させたときに駆動リンク及び受動リンクによって画定される掃引空間を利用してもよい。
2 パラレルリンクロボット
10 基礎部
12 可動部
14 第1の追加アクチュエータ
16、26 線条体
18 開口部
20a、20b、20c 受動リンク部
22a、23a、22b、23b、22c、23c 受動リンク
21a、21b、21c 駆動リンク
24 第2の追加アクチュエータ
28、32、34 クランプ部材
30 エンドエフェクタ

Claims (4)

  1. 基礎部と、
    前記基礎部の下方に設けられた可動部と、
    前記基礎部と前記可動部とを連結していて、前記基礎部に対してそれぞれ1自由度を有する3つのリンク部とを具備するパラレルリンクロボットにおける線条体処理構造であって、
    前記リンク部のそれぞれは、前記基礎部に連結された駆動リンクと、該駆動リンクと前記可動部を連結する互いに平行な一対の受動リンクからなる受動リンク部とを具備し、
    前記基礎部の底面に形成された開口部から下方に引き出された線条体が、前記一対の受動リンクの一方の中心軸線と他方の中心軸線とを含む平面で画定される2つの空間のうち前記開口部が存在する空間内を延びて、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で前記1つの受動リンク部の側面上の部位に達することを特徴とする、線条体処理構造。
  2. 前記パラレルリンクロボットは、前記1つの受動リンク部の一対の受動リンクの間に設けられた第1の追加アクチュエータをさらに有し、
    前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で前記第1の追加アクチュエータに接続される、請求項1に記載の線条体処理構造。
  3. 前記パラレルリンクロボットは、前記可動部の上に配置された第2の追加アクチュエータをさらに有し、
    前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の側面上の部位に設けられたクランプ部材に、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で向かって保持され、前記1つの受動リンク部の長手方向に沿って延び、前記第2の追加アクチュエータに接続される、請求項1に記載の線条体処理構造。
  4. 前記パラレルリンクロボットは、前記可動部に取付けられたエンドエフェクタをさらに有し、
    前記基礎部の底面に形成された開口部から引き出された前記線条体は、前記1つの受動リンク部の側面上の部位に設けられたクランプ部材に、前記1つの受動リンク部の長手方向に対して70〜110度の角度をなす方向に延びた状態で向かって保持され、前記1つの受動リンク部の長手方向に沿って延び、前記エンドエフェクタに接続される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の線条体処理構造。
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