JP2000126954A - パラレルリンク機構に用いるケーブル、配管の処理構造 - Google Patents

パラレルリンク機構に用いるケーブル、配管の処理構造

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JP2000126954A
JP2000126954A JP10321418A JP32141898A JP2000126954A JP 2000126954 A JP2000126954 A JP 2000126954A JP 10321418 A JP10321418 A JP 10321418A JP 32141898 A JP32141898 A JP 32141898A JP 2000126954 A JP2000126954 A JP 2000126954A
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cable
link mechanism
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plate
fixed plate
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Akira Nihei
亮 二瓶
Masaaki Uematsu
正明 上松
Kuniyasu Matsumoto
邦保 松本
Kenichiro Abe
健一郎 安部
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0208Compliance devices
    • B25J17/0216Compliance devices comprising a stewart mechanism

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  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラレルリンク機構において、各機器へのケ
ーブルと固定板との接触による擦れを防止する。移動板
に取り付けられる機器に対するケーブルにより、周辺機
器の配置や動作領域の制限を受けないケーブリング構造
を提供する。 【解決手段】 固定板1にケーブルクランプ部材20を
固定する。固定板1に引き込まれたケーブル10をこの
クランプ部材20でクランプして略90度に折り曲げ移
動板2方向の空間に導く。遊びをもって空間中に配線し
てリンク部材3を駆動するサーボモータ4等の駆動制御
機器に接続する。クランプ部材20でクランプし移動板
2に設けられた貫通孔に挿入して、移動板2に取り付け
られる機器へのケーブル・配管を行う。ケーブル10及
び配管は、パラレルリンク機構内の空中で移動し、他の
部材との接触が少なくなり、擦れによる破損や断線はな
くなる。また、周辺機器の配置や動作領域の制限を受け
ることもなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボット、
バリ取り装置、マシニングセンタ、ドリル等の孔あけ、
薄板に対する孔あけ加工や溶接等を行うYAGレーザ加
工機等に用いられるパラレルリンク機構におけるケーブ
リング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】固定板と移動板との間を複数のリンク部
材で協調させて伸縮させることで、固定板に対する移動
板の位置及び姿勢を変化させるようにしたパラレルリン
ク機構は公知である。このパラレルリンク機構は、固定
板に対しする移動板の位置、姿勢を任意に取ることがで
き、かつ高精度の動作をさせることができる。又、各リ
ンク部材を非常に密接に配置することによって、パラレ
ルリンク機構をコンパクトに構成することができるとい
う長所がある。一方、このパラレルリンク機構に設けら
れた駆動制御機器、さらには移動板に取り付けられたエ
ンドエフェクタへのケーブルや配管のために利用できる
空間が少ないという欠点がある。
【0003】図4は、従来のパラレルリンク機構におけ
るケーブリング構造の一例である。
【0004】パラレルリンク機構は、支持基板となる固
定板1と、エンドエフェクタ、ハンド、付加軸等の機器
を取り付けるための移動板2、及び、該固定板1と移動
板2とを接続するための伸縮自在の複数(図4の例では
6本)のリンク部材3、ならびに各リンク部材3を伸縮
させるためのに各リンク部材3毎に設けられた回転運動
を直線運動に変換する変換手段5とリンク部材を駆動制
御する駆動制御機器4によって構成されている。
【0005】図4の例では、変換手段5はリンク部材3
の一端にスリーブ状に形成されたボールナットの内側に
ボールネジを螺合してなる回転運動を直線運動に変換す
る機構からなる。この変換手段5を駆動しリンク部材3
を伸縮させる駆動制御機器4は、この例ではサーボモー
タ及び該サーボモータに取り付けられた位置・速度検出
器等によって構成される。サーボモータ4によって前記
ボールネジを回転させることで、リンク部材3の実質的
な全長を各々個別に変化させるように構成されている。
【0006】又、固定板1には前記変換手段5を介して
リンク部材3a〜3fの下端部を支え関節となる継手6
がそれぞれ配備され、移動板2側にはリンク部材の上端
を2本ずつ集合させて取り付け関節を構成する継手7が
正3角形を構成するような頂点位置に1つずつ配備され
ている。
【0007】固定板1側の各継手6は2自由度の継手で
関節を構成し、固定板1に対するリンク部材3の揺動動
作を全方向に向けて許容する。一方、移動板2側の継手
7は2〜3自由度の継手によって関節を構成し、移動板
2に対するリンク部材3a〜3fの揺動動作を許容する
構成としている。
【0008】又、各リンク部材3を駆動するサーボモー
タ4及び該サーボモータ4に取り付けられている位置・
速度検出器等への配線を行うケーブル10は固定板1か
ら直接各サーボモータ取り付け部材に各々固定具12で
固定されている。又、移動板2に取り付けられるエンド
エフェクタ等の機器へのケーブルや配管11は、このパ
ラレルリンク機構の外回しに配線している。
【0009】このような構造を有するパラレルリンク機
構において、固定板1に対する移動板2の相対的な位置
を保持したまま、固定板1に対し移動板2を接離動作さ
せるには、単純に6本のリンク部材3を同期させて伸縮
させればよい。又、移動板2の姿勢を変えるには、2本
1組で上端部を重合させて継手7に枢着されたリンク部
材の各組を所望する姿勢変化に合わせて各組を協調させ
て伸縮させればよい。
【0010】固定板1に対して移動板2を回転させるに
は、各組の一方のリンク部材を伸長させて他方のリンク
部材を短縮させる動作をすべてのリンク部材の組につい
て同期して実行させ、移動板2によって相対的な位置関
係を規制された3つの継手の位置を移動板2の図心を中
心として時計方向又は反時計方向に同時に移動させ、移
動板2を回転動作させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パラ
レルリンク機構の各リンク部材は揺動する。それに伴っ
て各リンク部材を駆動するサーボモータ4等の駆動制御
機器も揺動することになる。その結果、この駆動制御機
器のサーボモータ4や位置・速度検出器に接続されたケ
ーブル10も移動することになり、ケーブル10が固定
板1と接触し擦れてケーブルの被覆が破れ、ショートし
たり断線が生じる。又、移動板2の位置・姿勢の変化に
追従できるほどの遊びをケーブル10に持たせて配線す
ることも困難であった。一方、移動板2に取り付ける機
器に対するケーブル11等は、パラレルリンク機構の外
回しとすることから、移動板2の位置・姿勢の変化のた
め遊びを多く取る必要がある。そのため、このパラレル
リンク機構の周辺に周辺機器を配置することに制限を受
け、さらに、パラレルリンク機構の動作領域を制限する
という欠点があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、ケーブルと固定
板等の他の部材との接触による擦れを防止できるケーブ
リング構造を提供することにある。
【0013】又、移動板に取り付けられる機器に対する
ケーブルにより周辺機器の配置に制限を受けたり、動作
領域の制限を受けないケーブリング構造を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定板に導か
れたケーブルを折り曲げて固定板から離れる方向に導き
以後は固定板に触れないように該ケーブル固定板にクラ
ンプし、該クランプ位置からパラレルリンク機構の各リ
ンクを伸縮動作させるサーボモータから構成される駆動
制御機器までの間に遊びを持って、前記駆動制御機器に
配線する。又、移動板に取り付けられる機器に接続され
るケーブルもしくは配管については、移動板に貫通孔を
穿設し、前記移動板に取り付けられる機器に接続される
ケーブルもしくは配管を前記貫通孔に挿通し、遊びをも
って空間上に配設した後、固定板上に固定する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のケーブリング構
造を適用したパラレルリンク機構の説明図である。図4
に示したパラレルリンク機構と相違する点は、ケーブリ
ング構造のみであり、パラレルリンク機構の構成、動作
は同一であるからその説明は省略する。又、符号も同一
部材は同一符号を用いている。ただし、各リンク部材3
を駆動するサーボモータ4は区別するために4a〜4f
の符号を付している。
【0016】従来のケーブリング構造と相違する点は、
固定板1の略中央部に、ケーブルクランプ部材20,2
0を固定し、このクランプ部材20,20を介して各サ
ーボモータ4a〜4fや各サーボモータに取り付けられ
ている位置・速度検出器等に配線している。クランプ部
材20,20は略90度屈曲した2つの面で形成され、
一方の面は固定板1への取付面とされ、他方の面は、ケ
ーブル10の固定面とされている。この図1に示す例で
はこのケーブルクランプ部材20が2個用いられ、この
2個のケーブルクランプ部材20,20によって各サー
ボモータ4a〜4fへケーブル10が配線されている。
【0017】ケーブル10は1カ所から固定板1に引き
込まれ、ケーブルクランプ部材20,20の位置で固定
板1の面から離れる方向の移動板2の方向、即ち固定板
1の面に対して略垂直方向に折り曲げられ、ケーブルク
ランプ部材20,20にクランプされる。そして、移動
板2の位置姿勢の変化によって揺動し位置が変わるサー
ボモータ4a〜4fの動きの障害とならないように、あ
る程度の余裕、遊びをもって各ケーブル10はそれぞれ
各サーボモータ4a〜4f及び各サーボモータの位置・
速度検出器等に接続される。
【0018】ケーブル10は柔軟性があると共にある程
度の剛性があるから、ケーブルクランプ部材20、20
から固定板1の面に対して垂直方向に放出されたケーブ
ル10は、空中に円弧を描いて各サーボモータ4a〜4
fや位置・速度検出器等に接続される。なお、図1で示
す例では、サーボモータ4a,4c,4d,4f及びこ
れらサーボモータの位置・速度検出器等に対しては、ケ
ーブル10は一旦これらサーボモータの取付部材に固定
具12で固定し、その後サーボモータ及び位置・速度検
出器等に接続されている。又、サーボモータ4b,4e
とこれらサーボモータに取り付けられた位置・速度検出
器等にはケーブル10はケーブルクランプ部材20でク
ランプされた後、直接接続されている例を示している。
【0019】ケーブル10は、ケーブルクランプ部材2
0でクランプされた後、固定板1の面から垂直方向に放
出するようにガイドされ、かつケーブルの剛性によっ
て、ケーブル10は空中を円弧を描くようにして、各サ
ーボモータや位置・速度検出器もしくはサーボモータ取
付部材に取り付けられるから、サーボモータ4a〜4f
が移動してケーブル10もそれにつれて移動しても、ケ
ーブル10は固定板1等に接することがない。ケーブル
10は定常的に他のものと接触することがないから擦れ
ることはなく、ケーブルの被覆が破れ、ショートしたり
断線が生じることを防止することができる。
【0020】なお、ケーブル10をサーボモータ取付部
材に固定具で固定した場合でも、サーボモータ取付部材
のケーブル取付位置とサーボモータや位置・速度検出器
の位置関係は、サーボモータの位置が変化しても変動は
ないから、ケーブル10とサーボモータ、位置・速度検
出器、サーボモータ取付部材間には相対的移動はなく、
この区間でケーブルが擦れることはない。
【0021】なお、上記実施形態では、ケーブルクラン
プ部材20を2個使用した例を示したが、1個のクラン
プ部材でもよい。又、図2に示すような一端部にフラン
ジ部を有する円筒状形態のケーブルクランプ部材21と
してもよい。この場合、前記フランジ部で該ケーブルク
ランプ部材21を固定板1の略中央部に固定し、ケーブ
ル10をクランプ部材21の円筒部周面クランプして垂
直に屈曲させて上方に導き、その後、空中に円弧を描く
ようにして余裕と遊びを設けた後、サーボモータ4a〜
4f、位置・速度検出器等の駆動制御機器に接続する。
【0022】図3は本発明の他の実施形態のパラレルリ
ンク機構におけるケーブリング構造を示す斜視図であ
る。
【0023】この実施形態は、移動板2に取り付けられ
るエンドエフェクタ、ハンド、付加軸等のケーブルや配
管のケーブリング構造を示したもので、移動板2の中央
部には貫通孔24が穿設されている。固定板1の略中央
部には、ケーブルクランプ部材22が固定されている。
このケーブルクランプ部材22は、略90度に屈曲した
2面を持ち、図1に示したケーブルクランプ部材20と
比較し背が高く形成されている。ハンド、付加軸、エン
ドエフェクタ等の機器のケーブルや配管23は前記間通
孔24に挿通され、移動板2にクランプされた後、固定
板1と移動板2の間の空間内に配線し遊びを設けた後、
ケーブルクランプ部材22にクランプされ、略90度折
り曲げられた後、固定板1上を這わせてパラレルリンク
機構外に導かれている。
【0024】この実施形態においても、固定板1に固着
されたケーブルクランプ部材23と移動板2との間は、
空間内を遊びをもってケーブル又は配管23が配設され
ているから、移動板2の位置、姿勢が変化しても、ケー
ブルや配管23は他のものに接触する恐れは少なく、ケ
ーブルや配管23が接触による擦れによって破損する恐
れはない。
【0025】又、ケーブル配線がパラレルリンク機構の
外回しではなく中央部から配線されることになるから、
周辺機器の配置や、パラレルリンク機構の動作領域を制
限する必要はなくなる。
【0026】上述した、各実施形態では、リンク部材3
を駆動制御するサーボモータや位置・速度検出器等の駆
動制御機器に対するケーブリング構造と移動板2に取り
付けれらる機器へのケーブリンク構造を各々独立して説
明したが、この2つの実施形態を合わせて、リンク部材
3を駆動制御する駆動制御機器及び移動板2に取り付け
られる機器に対して図1,図3に示すケーブリング構造
を同時に用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、移動板が複雑な動作
を行ってもリンク部材を駆動する駆動制御機器へのケー
ブルは、遊びをもって空間上に配設されているから、固
定板等の他のものと接触して擦れる恐れは少なく、擦れ
によるケーブルの破損、断線等を防止することができ
る。又、移動板に取り付ける機器へのケーブルや配管も
パラレルリンク機構の中央部の空間で遊びをもって配線
されることになるから、ケーブルや配管の他のものへの
接触による擦れによる破損等を防止することができると
共に、周辺機器の配置や、パラレルリンク機構の動作領
域を制限する必要はなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したパラレルリンク
機構の斜視図である。
【図2】本発明のケーブリング構造で用いるケーブルク
ランプ部材の別の実施形態の説明図である。
【図3】本発明の別の実施形態を適用したパラレルリン
ク機構の斜視図である。
【図4】従来のパラレルリンク機構におけるケーブリン
グ構造の説明図である。
【符号の説明】
1 固定板 2 移動板 3 リンク部材 4 サーボモータ(駆動手段) 5 変換手段 6 継手 7 継手 10 ケーブル 20、21、22 ケーブルクランプ部材 23 ケーブル又は配管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月4日(1999.8.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 パラレルリンク機構に用いるケ
ーブル、配管の処理構造
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】そこで、本発明の目的は、ケーブルと固定
部材等の他の部材との接触による擦れを防止できるケー
ブリング構造を提供することにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】又、移動部材に取り付けられる機器に対す
るケーブルにより周辺機器の配置に制限を受けたり、動
作領域の制限を受けないケーブリング構造を提供するこ
とを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、パラレルリン
ク機構外より前記固定部材に導かれた複数のケーブルを
それぞれ固定部材から離れるように曲げ、該曲げた状態
を維持するように各ケーブルを固定部材に設けられたケ
ーブルクランプ手段にクランプし、さらに各ケーブルを
前記クランプ位置から各リンク部材を伸縮動作させるそ
れぞれの駆動制御機器に接続した。また、移動部材に貫
通孔を穿設し、移動部材に取付けられる機器に接続され
るケーブル又は配管を貫通孔に挿通し、固定部材と前記
移動部材との間の空間内に引き込むようにした。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】本発明においては、移動部材が複雑な動
作を行ってもリンク部材を駆動する駆動制御機器へのケ
ーブルは、遊びをもって空間上に配設されているから、
固定部材等の他のものと接触して擦れる恐れは少なく、
擦れによるケーブルの破損、断線等を防止することがで
きる。又、移動部材に取り付ける機器へのケーブルや配
管もパラレルリンク機構の中央部の空間で遊びをもって
配線されることになるから、ケーブルや配管の他のもの
への接触による擦れによる破損等を防止することができ
ると共に、周辺機器の配置や、パラレルリンク機構の動
作領域を制限する必要はなくなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 邦保 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 安部 健一郎 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 Fターム(参考) 3C048 AA07 BB12 BB20 3F060 AA05 BA10 GA05 HA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定板と移動板との間を複数のリンク部
    材で回動可能に関節結合することにより、移動板の固定
    板に対する位置、姿勢を変更できるように構成されたパ
    ラレルリンク機構のケーブリング構造において、固定板
    に導かれたケーブルを折り曲げて該固定板から離れる方
    向に導き、以後は固定板に直接触れないようにケーブル
    を固定板上にクランプし、該クランプ位置から前記各リ
    ンク部材を伸縮動作させるサーボモータから構成される
    駆動制御機器までの間に遊びを持って、前記駆動制御機
    器に配線されていることを特徴とするパラレルリンク機
    構のケーブリング構造。
  2. 【請求項2】 固定板と移動板との間を複数のリンク部
    材で回動可能に関節結合することにより、移動板の固定
    板に対する位置、姿勢を変更できるように構成されたパ
    ラレルリンク機構のケーブリング構造において、前記移
    動板に貫通孔を穿設し、前記移動板に取り付けられる機
    器に接続されるケーブルもしくは配管を前記貫通孔に挿
    通し、遊びをもって空間上に配設した後、固定板上に固
    定することを特徴とするパラレルリンク機構のケーブリ
    ング構造。
  3. 【請求項3】 前記移動板に貫通孔を穿設し、前記移動
    板に取り付けられる機器に接続されるケーブルもしくは
    配管を前記貫通孔に挿通し、遊びをもって空間上に配設
    した後、固定板上に固定する請求項1記載のパラレルリ
    ンク機構のケーブリング構造。
  4. 【請求項4】 前記ケーブル又は配管は前記固定板の1
    カ所から引き込まれている請求項1,請求項2又は請求
    項3記載のパラレルリンク機構のケーブリング構造。
JP10321418A 1998-10-27 1998-10-27 パラレルリンク機構に用いるケーブル、配管の処理構造 Pending JP2000126954A (ja)

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