JP5672931B2 - クロック再生回路及びクロックデータ再生回路 - Google Patents
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Description
図2は、第1の実施形態による通信システムの構成例を示す図である。複数の加入者側装置201及び局舎側装置203は、光アクセス網(例えばFTTH(Fiber To The Home)網)により接続される。局舎側装置203は、1本の光ファイバをスプリッタ202により分岐して複数の加入者側装置201に接続され、時分割多重通信を行うPON(Passive Optical Network)方式が用いられる。加入者側装置201は、複数の加入者宅に存在するため、局舎側装置203で受信される信号は、局舎側装置203から各加入者側装置201までの距離や通信品質によって変化する。送受信される信号は、データ信号のみであるため、局舎側装置203では信号の受信タイミング信号(再生クロック信号)を生成する必要がある。時分割多重方式が用いられているため、送受信を行っている加入者側装置201が切り替わる度に、異なった受信タイミング信号の生成が必要となる。受信タイミング信号を生成している間は、正しくデータの送受信が行うことができないため、通信効率の向上のために、この受信タイミング信号の生成を高速に行う必要がある。一般的に、PON方式においては、最初に加入者側装置201から同期パターンを送信し、局舎側装置203では同期パターン受信中に受信タイミング信号の生成を行う。これを一般的にはバーストモードCDRと呼ぶ。
CK1=CKq×SCKi
=cos(ωt)×sin(ωt0)
CK2=CKi×SCKq
=sin(ωt)×cos(ωt0)
CKo=CK2−CK1
=sin(ωt)×cos(ωt0)−cos(ωt)×sin(ωt0)
=sin(ω(t−t0))
図8は、第2の実施形態によるクロック再生回路301の構成例を示す図である。本実施形態(図8)は、第1の実施形態(図3(A))に対して、ローパスフィルタ801及び802を追加したものである。以下、本実施形態(図8)が第1の実施形態(図3(A))と異なる点を説明する。第1のローパスフィルタ801は、第1のサンプルホールド回路312の出力信号SCKqをフィルタリングし、高周波数帯域の信号を減衰させ、低周波数帯域の信号を通過させる。第2のローパスフィルタ802は、第2のサンプルホールド回路313の出力信号SCKiをフィルタリングし、高周波数帯域の信号を減衰させ、低周波数帯域の信号を通過させる。第1のミキサ回路314は、第1のクロック信号CKq及び第2のローパスフィルタ802の出力信号をミキシングし、信号CK1を出力する。第2のミキサ回路315は、第2のクロック信号CKi及び第1のローパスフィルタ801の出力信号をミキシングし、信号CK2を出力する。
図9(A)及び(B)は、第3の実施形態によるデータ再生回路302(図3(A))の構成例を示す図である。図9(A)は、データ再生回路302の構成例を示す図である。データ再生回路302は、バッファ901、遅延ロックループ(DLL)回路902及びデータ判定回路903を有する。バッファ901は、増幅やタイミング調整等のため、再生クロック信号CKoをバッファリング(増幅)し、再生クロック信号CK3を出力する。遅延ロックループ回路902は、バッファ901によりバッファリングされた再生クロック信号CK3に同期するように入力データDiを遅延し、データD1を出力する。バッファ901が再生クロック信号CKoをバッファリングすることにより、再生クロック信号CK3は入力データDiに対して遅延が生じる。そこで、遅延ロックループ回路902は、バッファ901による再生クロック信号CK3の位相ずれを補正する。遅延ロックループ回路902が入力データDiを遅延することにより、入力データD1及び再生クロック信号CK3の位相は相互に同じになる。データ判定回路903は、例えばD型フリップフロップであり、バッファ901によりバッファリングされた再生クロック信号CK3に同期して遅延ロックループ回路902の出力データD1を2値判定し、再生データDoを出力する。データ判定回路903がD型フリップフロップの場合、D端子にデータD1が入力され、クロック端子に再生クロック信号CK3が入力され、Q端子から再生データDoを出力する。具体的には、データ判定回路903は、スライサ回路であり、例えば、図3(B)と同様に、再生クロック信号CK3(CKo)の立ち下がりエッジに同期して、データD1(Di)の2値判定を行う。データD1が閾値より大きいときには「1」のハイレベルの再生データDoが出力され、データD1が閾値より小さいときには「0」のローレベルの再生データDoが出力される。
302 データ再生回路
311 電圧制御発振器
312 第1のサンプルホールド回路
313 第2のサンプルホールド回路
314 第1のミキサ回路
315 第2のミキサ回路
316 減算器
Claims (5)
- 入力データに同期して第1のクロック信号をサンプリング及びホールドする第1のサンプルホールド回路と、
前記第1のクロック信号に対して周波数が同じで位相が90度異なる第2のクロック信号を入力し、前記入力データに同期して前記第2のクロック信号をサンプリング及びホールドする第2のサンプルホールド回路と、
前記第1のクロック信号及び前記第2のサンプルホールド回路の出力信号をミキシングする第1のミキサ回路と、
前記第2のクロック信号及び前記第1のサンプルホールド回路の出力信号をミキシングする第2のミキサ回路と、
前記第2のミキサ回路の出力信号から前記第1のミキサ回路の出力信号を減算することにより再生クロック信号を出力する減算器とを有し、
前記再生クロック信号は、前記入力データに対して、周波数及び位相が同じであることを特徴とするクロック再生回路。 - さらに、前記第1のサンプルホールド回路の出力信号をフィルタリングする第1のローパスフィルタと、
前記第2のサンプルホールド回路の出力信号をフィルタリングする第2のローパスフィルタとを有し、
前記第1のミキサ回路は、前記第1のクロック信号及び前記第2のローパスフィルタの出力信号をミキシングし、
前記第2のミキサ回路は、前記第2のクロック信号及び前記第1のローパスフィルタの出力信号をミキシングすることを特徴とする請求項1記載のクロック再生回路。 - 入力データに同期した再生クロック信号を出力するクロック再生回路と、
前記再生クロック信号に同期して前記入力データを再生するデータ再生回路とを有し、
前記クロック再生回路は、
前記入力データに同期して第1のクロック信号をサンプリング及びホールドする第1のサンプルホールド回路と、
前記第1のクロック信号に対して周波数が同じで位相が90度異なる第2のクロック信号を入力し、前記入力データに同期して前記第2のクロック信号をサンプリング及びホールドする第2のサンプルホールド回路と、
前記第1のクロック信号及び前記第2のサンプルホールド回路の出力信号をミキシングする第1のミキサ回路と、
前記第2のクロック信号及び前記第1のサンプルホールド回路の出力信号をミキシングする第2のミキサ回路と、
前記第2のミキサ回路の出力信号から前記第1のミキサ回路の出力信号を減算することにより再生クロック信号を出力する減算器とを有し、
前記再生クロック信号は、前記入力データに対して、周波数及び位相が同じであることを特徴とするクロックデータ再生回路。 - 前記クロック再生回路は、
前記第1のサンプルホールド回路の出力信号をフィルタリングする第1のローパスフィルタと、
前記第2のサンプルホールド回路の出力信号をフィルタリングする第2のローパスフィルタとを有し、
前記第1のミキサ回路は、前記第1のクロック信号及び前記第2のローパスフィルタの出力信号をミキシングし、
前記第2のミキサ回路は、前記第2のクロック信号及び前記第1のローパスフィルタの出力信号をミキシングすることを特徴とする請求項3記載のクロックデータ再生回路。 - 前記データ再生回路は、
前記再生クロック信号をバッファリングするバッファと、
前記バッファによりバッファリングされた再生クロック信号に同期するように前記入力データを遅延する遅延ロックループ回路と、
前記バッファによりバッファリングされた再生クロック信号に同期して前記遅延ロックループ回路の出力データを2値判定するデータ判定回路と
を有することを特徴とする請求項3又は4記載のクロックデータ再生回路。
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