JP5656501B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ダイシングライン近傍の段差部を介して該段差部の下の面から上の面まで延在する配線の形成に係る半導体装置及びその製造方法に関するものである。
半導体装置の製造工程では、フォトリソグラフィ工程を経て、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)段差、ポリシリコン配線段差、アルミニューム配線段差等の種々の段差部に、該段差部の下の面から上の面に跨って延在するパターンを形成しなければならない。この場合、段差部に垂直に入射した露光光が斜め方向に反射されるためフォトマスクパターンに従ったパターンが半導体基板上に転写されない場合がある。
微細化の進んだ製造ラインではフォトレジストはポジタイプがメインとなる。ポジレジストの場合、半導体基板上にパターンを形成する部分が黒色となるレチクル(フォトマスク)が使用され、レチクルの透明部分から垂直に入射する光で露光された半導体基板上のポジレジストは現像工程を経ることにより除去される。半導体基板上にはレチクルの黒パターンが転写される。
この場合、半導体基板上に存在する上記種々の段差部分で反射された光がレチクルの黒パターンの下に回りこみ、露光されるべきでない部分のフォトレジストが露光されてしまう場合がある。現像工程を経ることにより半導体基板上に転写されるパターンの内、光の回り込みがあった部分のレジストも除去され、結果的に半導体基板上に設計より細いパターンが転写され、はなはだしい時にはパターンが切断されてしまう。
半導体基板に微細化が不要な、デザインルールの大きなパターンを形成する場合は、通常、ポジタイプのフォトレジストは使用されず、ネガタイプのフォトレジストが使用される。この場合、光が照射されたネガレジストが硬化し、現像工程を経ることにより光の照射されない部分のネガレジストは取り除かれる。
従って、段差部で光が反射しレチクルの黒パターンの下方のネガレジストを露光したとしても硬化するネガレジストの幅が大きくなりパターンに出っ張りが形成されるだけで該パターンが切断されることはない。通常、パターンの幅が大きくなったとしても微細化されていないデザインルールの場合、問題となることはない。
段差部での光の反射のため、半導体基板に細りや出っ張りのような異常パターンが転写されるのを防止する方策として、被露光対象物の表面に反射防止膜を被覆する方法や、フォトレジスト材料に工夫をする方法等が以下の特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示されている。
特開平9−69479号公報 特開平9−211849号公報 特開2005−072554号公報
半導体基板に形成された段差部に、その下の面から上の面に跨って延在する反射率の高い電極パターンを形成する場合には、段差部での反射光により半導体基板に細り等の異常パターンが転写される確率が一層高くなる。係る異常パターンが問題となるのは微細化の進んだポジタイプのフォトレジストを使用する場合が殆どである。特許文献1等の対象もその様な場合である。
通常、デザインルールの大きなパターンを対象とするネガレジストを使用する場合は、段差部での露光光の反射光は半導体基板への転写パターンを多少太くするだけで余り問題とならない。しかし、デザインルールの大きなパターンでもポジレジストを使用する場合がある。微細パターンのため殆どのフォトリソグラフィ工程でポジレジストを使用する半導体装置の製造ラインで、1〜2工程程度のみ微細化されないパターンがあるような場合である。
この場合、ネガレジストを使用すればパターン形成はできるがレジスト塗布工程、レジスト現像工程でそれぞれ2種類のレジスト材料及び2種類の現像液を準備する必要があり材料手配、材料管理、装置管理、装置稼働率等の点で問題となる。また、ポジレジストが主流となる現状ではネガレジストを安価に入手するのも困難になる。
このようなデザインルールの大きなパターンをポジレジストで形成する場合でも段差部からの反射光が問題となる場合がある。
後述する図5、図13に示すように、表面側のダイシングラインS近傍に第1の配線3が形成された半導体基板1上にガラス板4等を接着し、半導体基板1の裏面側から該半導体基板1をエッチングし、第1の配線3の裏面を露出させるような場合である。この場合、100μm前後以上の膜厚からなる半導体基板1の裏面から該半導体基板1の表面の第1の配線3の裏面まで傾斜面を有する段差部Dが形成される。
ポジタイプのフォトレジストを使用して、図8に示すように第1の配線3の裏面と接続し、この段差部Dを跨って半導体基板1の裏面に延在する第2の配線8を形成する場合、段差部Dで反射した光により第1の配線3と接続される部分を含む段差部Dの下の面の第2の配線8に、図2に示すような異常な細り部8aが形成される場合がある。段差部Dの下の面で第2の配線8に細り部8aが形成され、該第2の配線8が細くなった場合該第2の配線の配線抵抗が増大し、極端な場合は断線する。
従って、このようなダイシングラインSの近傍に存在する段差部Dに第2の配線8を形成する場合でも段差部Dの下の面で第2の配線8の異常な細り部8aが発生しないようにする必要がある。
本発明の半導体装置は、半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部と、前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の3つの前記段差部上を一体となり被覆し該半導体チップの裏面上まで延在して形成された第2の配線と、を具備することを特徴とする。
本発明の半導体装置は、前記第2の配線が前記半導体装置の端面に対し垂直方向に延びる前記段差部の内、前記半導体チップの側面に形成された前記切り込みより内側部分の該段差部上から該半導体チップの裏面上まで延在し形成されたことを特徴とする。
また、本発明の半導体装置は、半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部と、前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の半導体装置の端面と平行方向に延びる段差部を介して前記半導体チップの裏面上まで延在して形成された第2の配線と、前記凹部の前記半導体装置の端面に対して垂直方向に延在する2つの段差部を被覆するダミー配線と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成し、前記複数の半導体チップのダイシングライン近傍に配置した第1の配線上を覆うように、接着剤を介して支持板を接着する工程と、第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、該半導体基板の第2の面側が狭く、第1の面側が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ前記第1の配線の下部にある第2の絶縁膜を露出するダイシングラインに跨る開口部を形成する工程と、前記第1の配線に接続し、第2の絶縁膜を介して前記開口部の前記段差部の内、前記ダイシングラインの該段差部及び該ダイシングラインの近傍部分の前記半導体チップの段差部を除く該段差部を一体となり被覆し前記半導体基板の第2の面上まで延在する第2の配線を形成する工程と、前記半導体基板の第2の面上に、前記ダイシングラインに沿って切り込みを入れる工程と、前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、前記ダイシングラインの近傍部分の前記半導体チップの前記段差部が該ダイシングラインに対し垂直方向に延びる該段差部の内、該ダイシングラインと隣接する部分から前記切り込みの該ダイシングラインと反対側となる内側近傍部分まで延在する該半導体チップの該段差部であることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して第1の配線を形成する工程と、前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して支持板を接着する工程と、前記半導体チップの側面部に該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部を形成する工程と、前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部のダイシングラインに対し平行方向に延在する前記段差部を介して前記半導体チップの裏面上まで延在する第2の配線を形成し、前記凹部のダイシングラインに対して垂直方向に延在する2つの段差部のそれぞれを被覆するダミー配線を前記第2の配線と同時に形成する工程と、前記半導体チップの側面から前記支持板に向かって支持板側が広くなる傾斜面からなる切り込みを形成する工程と、前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、第2の配線が段差部の下の面で異常な細り部を形成することはない。従って、歩留及び信頼性の高い半導体装置を生産することができる。
本発明の第1の実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。 比較例に係る半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た平面図である。 金属層が被覆された半導体基板の段差部に入射する露光光が段差部で反射される様子を示す図面である。 本発明の第2の実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。
[第1の実施形態]
本実施形態の半導体装置50について図1及び図3に基づいて以下に説明する。図1は半導体装置50を裏面側から見たときの概略の平面図の一部を拡大して示している。図3は図1のA−A断面図である。本発明の半導体装置50はCSP(Chip Size Package)型の半導体装置である。また、図2に、比較のために、本発明と異なり、問題を抱える半導体装置の裏面側から見たときの概略の平面図を示す。
本発明に係る半導体装置50は、図3に示すように、その表面の端部近傍に第1の配線3が形成された半導体チップ1aを有し、該半導体チップ1aの表面に接着層5を介してガラス基板4が接着されている。また、半導体チップ1aの端面は、該半導体チップ1aの裏面側から第1の配線3の裏面まで延在する傾斜面からなる段差部Dを有する。該段差部D上を第1の配線3と接続され、半導体チップ1aの端部から半導体チップ1aの裏面まで第2の絶縁膜6を介して第2の配線8が延在する。
段差部Dは、図1の平面図で示すように、半導体装置50の端面Eに垂直方向に延在する2つの段差部D1と、該端面Eに平行方向に延在する1つの段差部D2から構成される。即ち、段差部Dは半導体チップ1aの端面から内部に向かう凹部を構成する。
本発明の半導体装置50は、図1に示すように、半導体チップ1aの端部から半導体チップ1aの裏面まで延在する第2の配線8が段差部Dの内、半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延在する段差部D1の該端面Eに隣接する一部を除く領域を一体として経由して形成される。
この結果、後述の製造方法で示すように、半導体チップ1aの裏面側から入射する露光光H0は第2の配線と同一パターンからなる黒色のレチクルパターンで覆われた段差部Dに入射することができない。従って、段差部Dに入射する露光光H0が存在しないので段差部Dからの反射光H1も存在しない。
但し、黒色のレチクルパターンで覆われていない、半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延びる段差部D1の内、該端面Eに隣接する部分で図1に示すように矢印で示す反射光H1が発生する。しかし、この部分には第2の配線8が形成されないので反射光H1が存在したとしても第2の配線形成上の問題とならない。
図2に比較例として、第2の配線8が半導体装置50の端面Eと平行方向に延在する段差部D2を経由して形成された場合の様子を示す。段差部D1に入射した露光光H0は矢印で示す反射光H1となり半導体装置50の端面E側に延在する第2の配線8の側面方向に垂直に入射する。その結果、その部分のポジレジストが感光し、最終的に同図に示すように、第2の配線8に異常な細り部8aが形成される。極端な場合には、第2の配線8が断線しかかったり、断線する。
それに対して、本発明の半導体装置50は、第2の配線8を半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延びる段差部D1の該端面Eに隣接する一部を除く段差部Dに一体として形成するため段差部Dに入射した露光光H0の反射光H1が第2の配線8に異常な細り部8aを形成することがない。この結果、第2の配線8が段差部Dの下の面で断線等することがなく歩留、信頼性の高い半導体装置が実現できる。
このように、第2の配線8を半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延びる段差部D1の該端面Eに隣接する部分を除く段差部Dを一体として経由して半導体チップ1aの裏面側に引き出したのが本発明の特徴である。
以下に、本発明による半導体装置の製造方法を、図4至図12の半導体装置の断面図、及び図1、図13の半導体装置の裏面側の平面図を参照しながら説明する。
最初に、図4に示すように、半導体基板1を用意する。半導体基板1には、例えばCCDのイメージセンサや半導体メモリ等の半導体素子を、所定の半導体製造プロセスにより形成している。その表面上に第1の絶縁膜2を介して、後に、半導体チップ毎に分断するためのダイシングラインS付近で、所定の間隙を有して第1の配線3を形成する。ここで、第1の配線3は、半導体装置50のボンディングパットから、ダイシングラインS付近まで拡張されたパッドである。すなわち、第1の配線3は外部接続パッドであって、半導体装置50の図示しない回路と電気的に接続されている。
次に、第1の配線3が形成された半導体基板1上に、支持板として用いるガラス基板4を、透明の接着剤として樹脂5(例えばエポキシ樹脂)を用いて接着する。なお、ここでは、支持板としてガラス基板、接着剤としてエポキシ樹脂を使用しているが、シリコン基板やプラスチックの板を支持板として用いてもよく、接着剤はこれらの支持板に対して適切な接着剤を選択すればよい。
その後、半導体基板1について、ガラス基板4を接着した面と反対側の面をバックグラインドして、基板の厚さを薄くする。バックグラインドされた半導体基板1の面では、スクラッチが発生し、幅、深さが数μm程度になる凹凸ができる。これを小さくするために、半導体基板1の材料であるシリコンと第1の絶縁膜2の材料であるシリコン酸化膜に比して高いエッチング選択比を有する薬液を用いてウエットエッチングを行う。
次に、図5(a)及び図5(b)に示すように、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、第1の配線3の一部を露出できるように開口部を設けた不図示のレジストパターンをマスクとして、半導体基板1の等方性エッチングを行う。この結果、第1の配線3が存在する部分では、図5(a)に示すように、ダイシングラインSの部分で開口するウィンドウ20が形成され、第1の絶縁膜2が露出した状態となる。
一方、ウィンドウ20の外側の第1の配線3が存在しない部分では、図5(b)に示すように、半導体基板1が残ったままとなる。結果として、図5(a)及び図5(b)の半導体装置を半導体基板1側から見た場合には、図13の平面図のようになる。
ウインドウ20は図5(a)に示すように傾斜壁面からなる段差部Dを有する。また、図13に示すように段差部DはダイシングラインSに対して垂直方向に延在する段差部D1と平行方向に延在する段差部D2からなる。段差部Dの傾斜角の大小により段差部に入射したフォトリソグラフィ工程の露光時の光H0の反射光H1等の方向は異なる。後続のフォトリソグラフィ工程で第2の配線8を形成する場合、段差部Dの傾斜角の相違により該段差部Dの下の面で第2の配線8に異常な細り部8aが形成される場合がある。
図14に段差部Dに入射するフォトリソグラフィ工程の露光時の光H0の段差部Dからの反射光H1の方向を示す。図14(a)は段差部Dの傾斜角が半導体基板1の底面と垂直になっている場合である。この場合、フォトリソグラフィ工程の露光時の光H0は、段差部Dに平行に入射するので露光時の露光光H0による段差部Dからの反射光H1が存在しない。従って、露光時の光はレチクルパターンMをそのまま第2の配線材料8c上に塗布されたポジレジストに転写する。
それに対して、図14(b)のように段差部Dの傾斜角αが45°より大きく90°より小さい場合は、段差部Dからの反射光H1はレチクルパターンMの下まで侵入する。段差部Dの上方からの反射光H1程、レチクルパターンMの下方を奥のほうまで侵入する。係る反射光H1によりレチクルパターンMの下方のポジレジストまで感光し、レチクルパターンより細いパターンが第2の配線材料8c上のポジレジストに転写される。
また、図14(c)に示すように、段差部Dの傾斜角βが45°より小さい場合は段差部Dで反射される反射光H1は上方に反射されるためレチクルパターンMの下のポジレジストまで感光することは少ない。
従って、後述の第2の配線8を形成する際、段差部Dからの反射光H1による第2の配線パターンの細り8aが発生しないようにするためには、レチクルパターンMの下方のポジレジストまで感光しないように段差部Dの傾斜角を垂直にするか、又は45°より小さくすれば良い。
しかし、段差部Dの傾斜角を垂直にした場合は、100μm前後以上ある段差部Dの高さに対して、せいぜい数μm前後の第2の配線8のステップカバレッジが悪くなり第2の配線8が断線する等の問題が生じる。段差部Dの傾斜角を45°より小さくすれば段差部Dの占有面積が大きくなりすぎるという問題がある。
従って、傾斜角αが45°より大きく90°より小さい段差部Dを形成し、且つ該段差部Dに入射する露光光H0の反射光H1が発生しないように、第2の配線8と同一パターンからなる黒色のレチクルパターンMを段差部Dの最上部の外側の半導体基板1の裏面上まで広げ、段差部に露光光H0が入射しないようにする必要がある。
なお、これ以降の工程の説明では、図5(a)及び図5(b)と同様に、ウィンドウ20が形成されている部分の断面図を図番(a)、ウィンドウ20が形成されていない部分の断面図を図番(b)として示す。但し、本実施形態の理解のため、図番(b)の断面の位置をウィンドウ20の外側で段差部D1に隣接する半導体基板1の裏面とする。
次に、図6(a)及び図6(b)に示すように、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して第2の絶縁膜6の成膜を行う。本実施形態では、シランベースの酸化膜を3μm程度成膜する。
次に、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、不図示のレジストを塗布し、ウィンドウ20内の第1の配線の一部を露出させるためのコンタクトホールCHを開口させるようにパターニングを行って、レジスト膜を形成する。そして、図7(a)及び図7(b)に示すように、その不図示のレジスト膜をマスクにして、第2の絶縁膜6、第1の絶縁膜2をエッチングしコンタクトホールCHを形成し、第1の配線3の一部を露出させる。
次に、図8(a)及び図8(b)に示すように、後に導電端子10を形成する位置に対応するように、柔軟性を有する緩衝部材7を形成する。なお、緩衝部材7は導電端子10に加わる力を吸収し、導電端子10の接合時のストレスを緩和する機能を持つものであるが、本発明は緩衝部材7の不使用を制限するものではない。
次に、前記ガラス基板4の反対側の面に、第2の配線8を形成する。第2の配線の構成は本発明の要旨となるので、以下に詳細に説明する。先ず、アルミニューム等の配線材料膜8cをウインドウ20内を含む半導体基板1の裏面に所定のスッパタリング法等で堆積する。
次に、前記配線材料膜8c上に所定の方法によりポジレジストを塗布する。その後、第2の配線8が形成される部分が黒色で、その他の部分が透明となるレチクルパターンを介して配線材料膜8c上に塗布されたポジレジストを露光する。露光されたポジレジストは次の現像工程で現像液に溶解し除去される。非露光部分のポジレジストは配線材料膜8c上に残る。
その結果、配線材料膜8c上にはポジレジストによる第2の配線8のパターンが形成される。その後、所定のウエットエッチング又はドライエッチングにより配線材料膜8cをエッチングすることにより第2の配線8が形成される。これにより、同図(a)に示すように第1の配線3と第2の配線8が電気的に接続される。
第2の配線は、第1の配線3と接続され、第2の絶縁膜6を介して段差部Dを半導体基板1の裏面までが延在する。第2の配線8が経由する段差部Dは、図1、図13に示すように、ダイシングラインSに対して垂直方向に延びる段差部D1のダイシングラインSに隣接する部分を除いた段差部Dとなる。図8(b)に段差部D1から半導体基板1の裏面に引き出された部分の第2の配線8が示される。
また、露光光H0が入射することができる段差部Dの領域は、図1に示すように、ダイシングラインSに対して垂直方向に延びる段差部D1のダイシングラインSに隣接する一部のみである。その部分からの反射光H1はレチクルパターンMの下に入り込むことがなく、第2の配線8に異常な細り部8aが発生することはない。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、ダイシングラインSに沿って、ガラス基板4を例えば30μm程度の深さで切削するように、切り込み30(逆V字型の溝)を形成する。図9(b)にウィンドウ20の段差部D1の上の面となる半導体チップ1aの裏面に段差部D1を経由して延在する第2の配線8が形成された領域を示す。なお、図10(b)、図11(b)、図12(b)では裏面の第2の配線の記載は省略する。
図9に示すように、切り込み30は該切り込み30の終端より開始端の方が広くなる逆V字型の溝となるため、該切り込み30はウィンドウ20内の第2の配線8の端部に対するよりも段差部D1及び段差部D1の上の面の第2の配線8の端部の方に近い位置に形成される。従って、切り込み30形成用のブレードは段差部D1の上の面である半導体チップ1aの裏面に形成された第2の配線8の端部に接触しない幅のものを選択する必要がある。
仮に、切り込み30の形成時にブレードが半導体チップ1aの裏面に形成された第2の配線8の端部に接触するようなことがあると切り込み30の側壁にブレードによって第2の配線材料が擦り付けられてしまう。この場合、第2の配線と半導体基板1とがブレードにより切り込み30に擦り付けられた第2の配線材料を介して短絡してしまうからである。
次に、図10(a)及び図10(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に対して無電解メッキ処理を行い、第2の配線8に対して、Ni−Auメッキ膜9を形成する。この膜は、メッキであるため、第2の配線8が存在する部分にのみ形成される。
次に、図11(a)及び図11(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に保護膜10を形成する。これにより、ダイシングラインSに沿って形成された切り込み30の内壁を含む半導体基板1の裏面側に、保護膜10が形成される。
即ち、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分(即ちウィンドウ20内のダイシングラインSに沿う部分)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する樹脂5、及びガラス基板4を覆うようにして、保護膜10が形成される。
一方、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分以外の領域(即ちウィンドウ20が形成されない領域)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する第2の絶縁膜6、半導体基板1、第1の絶縁膜2、樹脂5、及びガラス基板4の各露出部を覆うようにして、保護膜10が形成される。
その後、導電端子11を形成する部分の保護膜10を、不図示のレジストマスク(緩衝部材7に対応する位置に開口部を有する)を利用したエッチングにより除去し、緩衝部材7に対応するNi−Auメッキ膜9上の位置に導電端子11を形成する。この導電端子11は、Ni−Auメッキ膜9を介して第2の配線8と電気的に接続されている。導電端子11は、はんだバンプや金バンプで作成する。
そして、図12(a)及び図12(b)に示すように、切り込み30を設けた部分から、ダイシングラインSに沿ってダイシングを行い、半導体基板1等を各々の半導体チップ1a等からなるCSP型の半導体装置50に分離する。この時、ダイシングに用いるブレードの幅は、ガラス基板4、及び切り込み30内の保護膜のみを切削し得る幅である必要がある。
上述したように、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の配線3と接続され第2の絶縁膜6を介して半導体基板1の裏面まで延在する第2の配線8を、ダイシングラインSに対して垂直方向に延在する段差部D1のダイシングラインSに隣接する一部を除く段差部Dを一体として経由する構成にしている。
従って、段差部DからレチクルパターンMの下に侵入する反射光H1が存在しない為、第2の配線8が段差部Dの下の面で異常な細り部8aとなることがなく、半導体装置50の歩留及び信頼性を向上させることが可能となる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について図15に基づいて説明する。図15は本実施形態の半導体装置50を裏面側から見た場合の拡大した平面図の一部である。第1の実施形態の場合、前述の如く、段差部D1の上の面の第2の配線と切り込み形成用ブレードが接触しないようにブレードの幅等を厳重に管理しなければならない。
通常のブレード等の管理で段差部D1の上の面に形成された第2の配線と切り込み形成用ブレードが接触しないようにするため、第2の配線形成用レチクルパターンを、図1に示すように段差部D1を下から上に向かって垂直に形成せず、切り込み30の側壁と同じような角度を持って該切り込み30よりダイシングライン側と反対側方向に形成する方法が有効である。
この場合、段差部D1に斜めに形成された第2の配線8及び段差部D1の上の面に形成された第2の配線8と切り込み30の側壁の接触は回避できる。しかし、段差部D1の一部に露光光H0が入射するためその反射光H1がレチクルパターンの下方に入り込む。係る反射光により段差部の下の面の第2の電極8の形状が許容範囲を超えて変化し無いようにレチクルパターンを決めなければならない。
それに対して、本実施形態の半導体装置では係る考慮は不要である。図15に示すように、第2の配線8を段差部D2を経由して半導体チップ1aの裏面上まで延在させている。
段差部D1の全傾斜面は第2の配線8とは分離されたダミー配線8bで被覆される。第2の配線8の形成時に、黒色の第2の配線8のパターンとダミー配線8bのパターンが形成されたレチクルパターンを使用するので段差部D1には露光光H0が入射することができず、反射光H1が第2の電極8のレチクルパターンの下方に入り込むことがない。従って、段差部Dの底面で第2の配線に異常な細り8aが形成されることはない。
また段差部D1及び段差部D1の上の面に第2の配線8が形成されることもない。従って切り込み30形成用のブレードが第2の配線8と接触することも無い。切り込み30形成用のブレードは段差部D1に形成されたダミー配線8bとは接触するがダミー配線8bは第2の配線8とは分離しているので問題ない。
図15ではダミー配線8が半導体装置50の端面Eより内側から形成されているので段差部D1の一部が露出しており露光光H0から反射光H1が発生しているがこの部分に第2の配線8が形成されないので特に問題とならない。なお、ダミー配線8bは端面Eに更に接近して形成しても良い。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、第2の配線8等形成用のレチクルパターンが異なるだけで、それ以外は第1の実施形態と同様である。
1 半導体基板 1a 半導体チップ 2 第1の絶縁膜 3 第1の配線
4 ガラス基板 5 樹脂 6 第2の絶縁膜 7 緩衝部材 8 第2の配線
8a 細り部 8b ダミー配線 8c 第2の配線材料膜 9 Ni−Auメッキ層 10 保護膜 11 導電端子 20 ウインドウ 30 切り込み
CH コンタクトホール D,D1,D2 段差部 E 半導体装置の端面
H0 露光光 H1 反射光 S ダイシングライン 50 半導体装置

Claims (8)

  1. 半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、
    前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、
    前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部と、
    前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の3つの前記段差部上を一体となり被覆し該半導体チップの裏面上まで延在して形成された第2の配線と、を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体チップの側面から前記支持板に向かって形成された支持板側が広くなる傾斜面からなる切り込みを具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2の配線が前記半導体装置の端面に対し垂直方向に延びる前記段差部の内、前記半導体チップの側面に形成された前記切り込みより内側部分の該段差部上から 該半導体チップの裏面上まで延在し形成されたことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、
    前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、
    前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部と、
    前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の半導体装置の端面と平行方向に延びる段差部を介して前記半導体チップの裏面上まで延在して形成された第2の配線と、
    前記凹部の前記半導体装置の端面に対して垂直方向に延在する2つの段差部を被覆するダミー配線と、を具備することを特徴とする半導体装置。
  5. 前記半導体チップの側面から前記支持板に向かって形成された支持板側が広くなる傾斜面からなる切り込み、を具備することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成し、前記複数の半導体チップのダイシングライン近傍に配置した第1の配線上を覆うように、接着剤を介して 支持板を接着する工程と、
    第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、該半導体基板の第2の面側が狭く、第1の面側が広くなる傾斜部を有し、且つ前記第1の配線の下部にある第2の絶縁膜を露出するダイシングラインに跨る開口部を形成する工程と、
    前記第1の配線に接続し、第2の絶縁膜を介して前記開口部の前記段差部の内、前記ダイシングラインの該段差部及び該ダイシングラインの近傍部分の前記半導体チップの段差部を除く該段差部を一体となり被覆し前記半導体基板の第2の面上まで延在する第2の配線を形成する工程と、
    前記半導体基板の第2の面上に、前記ダイシングラインに沿って切り込みを入れる工程と、
    前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記ダイシングラインの近傍部分の前記半導体チップの段差部が、該ダイシングラインに対し垂直方向に延びる該段差部の内、該ダイシングラインと隣接する部分から前記切り込みの該ダイシングラインと反対側となる内側近傍部分まで延在する該半導体チップの該段差部であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して第1の配線を形成する工程と、
    前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して支持板を接着する工程と、
    前記半導体チップの側面部に該半導体チップの裏面が狭く、表面が広い傾斜壁面からなる段差部を有し、且つ、少なくとも前記第の配線の裏面の一部を露出する凹部を形成する工程と、
    前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部のダイシングラインに対し平行方向に延在する前記段差部を介して前記半導体チップの裏面上まで延在する第2の配線を形成し、前記凹部のダイシングラインに対して垂直方向に延在する2つの段差部のそれぞれを被覆するダミー配線を前記第2の配線と同時に形成する工程と、
    前記半導体チップの側面から前記支持板に向かって支持板側が広くなる傾斜面からなる切り込みを形成する工程と、
    前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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