JP2012028359A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CSP型の半導体装置において、半導体チップの表面の側面部近傍に形成された第1の配線の裏面と接続され、半導体チップの裏面側から第1の配線の裏面を露出するため形成されたウインドウの段差部を該半導体チップの裏面まで延在する第2の配線を形成するに当たり、ダイシングライン方向に第2の配線の出っ張りが形成されないようにする。
【解決手段】その表面のダイシングラインSの近傍に第1の配線3が形成された半導体基板1上に接着材となる樹脂5を介してガラス基板4を接着する。つぎに、半導体基板1を裏面からエッチングしてダイシングラインSを中心とする傾斜壁面を有するウインドウ20を形成する。ウインドウ20内に露出した第1の配線3の裏面と接続し、ウインドウ20の壁面の内ダイシングラインSに対して垂直方向に延びる壁面を半導体基板1の裏面まで延在する第2の配線を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ダイシングライン近傍の段差部を介して該段差部の下の面から上の面まで延在する配線の形成に係る半導体装置及びその製造方法に関するものである。
半導体装置の製造工程では、フォトリソグラフィ工程を経て、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)段差、ポリシリコン配線段差、アルミニューム配線段差等の種々の段差部に、該段差部の下の面から上の面に跨って延在するパターンを形成しなければならない。この場合、段差部に垂直に入射した露光光が斜め方向に反射されるためフォトマスクパターンに従ったパターンが半導体基板上に転写されない場合がある。
微細化の進んだ製造ラインではフォトレジストはポジタイプがメインとなる。ポジレジストの場合、半導体基板上にパターンを形成する部分が黒色となるレチクル(フォトマスク)が使用され、レチクルの透明部分から垂直に入射する光で露光された半導体基板上のポジレジストは現像工程を経ることにより除去される。半導体基板上にはレチクルの黒パターンが転写される。
この場合、半導体基板上に存在する上記種々の段差部分で反射された光がレチクルの黒パターンの下に回りこみ、露光されるべきでない部分のフォトレジストが露光されてしまう場合がある。現像工程を経ることにより半導体基板上に転写されるパターンの内、光の回り込みがあった部分のレジストも除去され、結果的に半導体基板上に設計より細いパターンが転写され、はなはだしい時にはパターンが切断されてしまう。
半導体基板に微細化が不要な、デザインルールの大きなパターンを形成する場合は、通常、ポジタイプのフォトレジストは使用されず、ネガタイプのフォトレジストが使用される。この場合、光が照射されたネガレジストが硬化し、現像工程を経ることにより光の照射されない部分のネガレジストは取り除かれる。
従って、段差部で光が反射しレチクルの黒パターンの下方のネガレジストを露光したとしても硬化するネガレジストの幅が大きくなりパターンに出っ張りが形成されるだけで該パターンが切断されることはない。通常、パターンの幅が大きくなったとしても微細化されていないデザインルールの場合、問題となることはない。
段差部での光の反射のため、半導体基板に細りや出っ張りのような異常パターンが転写されるのを防止する方策として、被露光対象物の表面に反射防止膜を被覆する方法や、フォトレジスト材料に工夫をする方法等が以下の特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示されている。
特開平9−69479号公報 特開平9−211849号公報 特開2005−072554号公報
半導体基板に形成された段差部に、その下の面から上の面に跨って延在する反射率の高い電極パターンを形成する場合には、段差部での反射光により半導体基板に細り等の異常パターンが転写される確率が一層高くなる。係る異常パターンが問題となるのは微細化の進んだポジタイプのフォトレジストを使用する場合が殆どである。特許文献1等の対象もその様な場合である。
通常、デザインルールの大きなパターンを対象とするネガレジストを使用する場合は、段差部での露光光の反射光は半導体基板への転写パターンを多少太くするだけで余り問題とならない。しかし、デザインルールの大きなパターンでネガレジストを使用する場合でも段差部からの反射光が問題となる場合がある。
後述する図3、図13に示すように、表面側のダイシングラインS近傍に第1の配線3が形成された半導体基板1上にガラス板4等を接着し、半導体基板1の裏面側から該半導体基板1をエッチングし、第1の配線3の裏面を露出させるような場合である。この場合、100μm前後以上の膜厚からなる半導体基板1の裏面から該半導体基板の表面の第1の配線3の裏面まで傾斜面を有する段差部Dが形成される。
ネガタイプのフォトレジストを使用して第1の配線3の裏面と接続し、この段差部Dを跨って半導体基板1の裏面に延在する第2の配線8を形成する場合、段差部Dで反射した光が第2の配線8に、第1の配線3と接続される部分の外側のダイシングラインS方向に出っ張り8bとなる異常パターンを形成する場合がある。
第2の配線8がダイシングラインS方向に飛び出した出っ張り8bを有する形状となるとダイシング工程でブレードがその飛び出した出っ張り8b部分に接触することになる。ブレードと接触した配線材料は半導体基板1とガラス板4を接着する接着層5の側壁等に擦り付けられる。
この場合、接着層5等に擦り付けられた配線材料が第2の配線8と連結された状態になる場合があり、該配線材料がダイシングラインの側壁から露出する不具合が生じる。また、隣接する第2の配線8から、同様に接着層5等に擦り付けられた配線材料が存在する場合、擦り付けられた配線材料同士が接触し、結果的に隣接する第2の配線8同士が擦り付けられた配線材料を介して接続されるという不具合が生じる。
従って、このようなダイシングラインSの近傍に存在する段差部Dに第2の配線8を形成する場合でもダイシングラインS方向に第2の配線8の異常な出っ張り8aが発生しないようにする必要がある。
本発明の半導体装置は、半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広くなるような傾斜面からなる壁面を有し、且つ、少なくとも前記第1の配線の裏面の一部を露出する凹部と、前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の壁面の内、半導体装置の端面に対して垂直方向に延びる壁面を該半導体チップの裏面上まで延在する第2の配線と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置は、前記第2の配線が前記凹部の壁面の内、前記半導体装置の端面に対して垂直方向に延びる壁面と該半導体装置の端面に対して平行方向に延びる壁面が接する部分の壁面を該半導体チップの裏面上まで延在することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成され、前記複数の半導体チップのダイシングライン近傍に配置された第1の配線上を覆うように、接着剤を介して支持板を接着する工程と、第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、該半導体基板の第2の面側が狭く、第1の面側が広くなる傾斜面からなる壁面を有し、且つ前記第1の配線の下部にある第2の絶縁膜を露出する開口部を形成する工程と、前記第1の配線に接続し、前記開口部の壁面を第2の絶縁膜を介して前記半導体基板の第2の面上まで延在する第2の配線を形成する工程と、前記半導体基板の第2の面上に、前記ダイシングラインに沿って切り込みを入れる工程と、前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有し、前記第2の配線を前記開口部の壁面の内、前記ダイシングラインに対して垂直方向に延びる壁面を介して前記半導体基板の第2の面上まで延在し形成することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、前記第2の配線を前記開口部の壁面の内、前記ダイシングラインに対して垂直方向に延びる壁面と前記ダイシングラインに対して平行方向に延びる壁面が接する壁面を前記半導体基板の第2の面上まで延在して形成することを特徴とする。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、第2の配線がダイシングライン近傍の段差部の下の面をダイシングライン方向に異常に飛び出すことがない。従って、半導体基板のダイシング時にブレードが第2の配線と連結した状態の第2の配線材料に接触し接着層の側面等に擦り付けることがなく、信頼性の高い半導体装置を生産することができる。
本発明の実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。 本発明の変形実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。 比較例に係る半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た拡大した平面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置及びその製造方法を示す半導体装置を裏面から見た平面図である。 金属層が被覆された半導体基板の段差部に入射する露光光が段差部で反射される様子を示す図面である。
本発明の半導体装置について図1、図2、図4に基づいて以下に説明する。図1、図2は半導体装置を裏面側から見たときの概略の平面図の一部を拡大して示している。図4は図1のA−A断面図である。本発明の半導体装置はCSP(Chip Size Package)型の半導体装置である。また、図3に、比較のために、本発明と異なり、問題を抱える半導体装置の裏面側から見たときの概略の平面図を示す。
本発明に係る半導体装置は、図4に示すように、その表面の端部近傍に第1の配線3が形成された半導体チップ1aを有し、該半導体チップ1aの表面に接着層5を介してガラス基板4が接着されている。また、半導体チップ1aの端面は、該半導体チップ1aの裏面側から第1の配線3の裏面まで延在する傾斜面からなる段差部Dを有する。該段差部D上を第1の配線3と接続され、半導体チップ1aの端部から半導体チップ1aの裏面まで第2の絶縁膜6を介して第2の配線8が延在する。
段差部Dは、図1の平面図で示すように、半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延在する2つの段差部D1と、該端面Eに対して平行方向に延在する1つの段差部D2から構成される。即ち、段差部Dは半導体チップ1aの端面から内部に向かう凹部を構成する。
本発明の半導体装置は、図1に示すように、半導体チップ1aの端部から半導体チップ1aの裏面まで延在する第2の配線8が段差部Dの内、半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延在する段差部D1を経由して形成される。
この結果、後述の製造方法で示すように、半導体チップ1aの裏面側から段差部D1に入射する露光光H0が段差部D1で反射され矢印で示す反射光H1となり、パターン形成用ネガレジストの露光すべきでない部分を露光し、第2の配線8の先端に出っ張り部8aを形成する。しかし、第2の配線8の出っ張り部分8aは半導体装置50の端面E側に形成されるのではなく、相対するもう1つの段差部D1方向に向かって形成される。
また、本発明の半導体装置は、図2に示すように、第2の配線8が、半導体装置50の端面Eに対して垂直方向に延在する段差部D1と該半導体装置50の端面Eに対して平行方向に延在する段差部D2との交差する壁面に跨って斜め方向に裏面まで延在する。この場合、段差部D2からの反射光H2により半導体装置50の端面E側に向かって小さな出っ張り8bが、段差部D1からの反射光H1により相対するもう1つの段差部D1側に向かって小さな出っ張り8aが形成される。
出っ張り8a等が小さいのは、第2の配線8を形成するとき第2の配線8が段差部D1と段差部D2の交差する壁面を斜め方向に裏面まで延在するため、同図に示されるように段差部D1、段差部D2のいずれもが、図1の場合に比し、露光光にさらされる面積が小さくなり反射光量も少なくなるからである。
図3に比較例として、第2の配線8が半導体装置50の端面Eに対して平行方向に延在する段差部D2を経由して形成された場合の様子を示す。段差部D2に入射した露光光H0は矢印で示す反射光H2となり第2の配線8の外側の半導体装置50の端面E側に向かう。その結果、その部分のネガレジストが感光し、最終的に第2の配線8の先端部に半導体装置50の端面E側に向かって出っ張り8bが形成される。
係る第2の配線8と連結する出っ張り8bは、後述するように、図4に示す切り込み30をダイシングで形成する際、ダイシング用ブレードと接触し、該ブレードにより切り込み30部分に露出する接着層5等の露出面に擦り付けられる。係る擦り付けられた第2の配線材料は、切り込み30の先端部と半導体層装置の端面Eが交わる支持板4部分で保護層10から露出する。係る露出部分から水分等が浸入し擦り付けられた第2の配線材料が腐食等される。擦り付けられた部分が第2の配線8と連続している場合は第2の配線8も腐食等される。
それに対して、本発明の半導体装置は、第2の配線8を段差部D1又は段差部D1と段差部D2の交差する壁面部分に形成することにより、第2の配線の先端部が半導体チップ1aの端部に出っ張り8bを形成することを防止している。この結果、第2の配線8が保護層10の外側に露出すること等がないため信頼性の高い半導体装置となる。
このように、第2の配線8を半導体装置50の端面Eに対して垂直方向の段差部D1から半導体チップ1aの裏面側に引き出したのが本発明の特徴である。
以下に、本発明による半導体装置の製造方法を、図5乃至図13の半導体装置の断面図、及び図14の半導体装置の裏面側の平面図を参照しながら説明する。
最初に、図5に示すように、半導体基板1を用意する。半導体基板1には、例えばCCDのイメージセンサや半導体メモリ等の半導体素子を、半導体のプロセスにより形成している。その表面上に第1の絶縁膜2を介して、後に、半導体チップ毎に分断するためのダイシングラインS付近で、所定の間隙を有して第1の配線3を形成する。ここで、第1の配線3は、半導体装置のボンディングパットから、ダイシングラインS付近まで拡張されたパッドである。すなわち、第1の配線3は外部接続パッドであって、半導体装置の図示しない回路と電気的に接続されている。
次に、第1の配線3が形成された半導体基板1上に、支持板として用いるガラス基板4を、透明の接着剤として樹脂5(例えばエポキシ樹脂)を用いて接着する。なお、ここでは、支持板としてガラス基板、接着剤としてエポキシ樹脂を使用しているが、シリコン基板やプラスチックの板を支持板として用いてもよく、接着剤はこれらの支持板に対して適切な接着剤を選択すればよい。
その後、半導体基板1について、ガラス基板4を接着した面と反対側の面をバックグラインドして、基板の厚さを薄くする。バックグラインドされた半導体基板1の面では、スクラッチが発生し、幅、深さが数μm程度になる凹凸ができる。これを小さくするために、半導体基板1の材料であるシリコンと第1の絶縁膜2の材料であるシリコン酸化膜に比して高いエッチング選択比を有する薬液を用いてウエットエッチングを行う。
次に、図6(a)及び図6(b)に示すように、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、第1の配線3の一部を露出できるように開口部を設けた不図示のレジストパターンをマスクとして、半導体基板1の等方性エッチングを行う。この結果、第1の配線3が存在する部分では、図6(a)に示すように、ダイシングラインSの部分で開口するウィンドウ20が形成され、第1の絶縁膜2が露出した状態となる。一方、第1の配線3が存在しない部分では、図6(b)に示すように、半導体基板1が残ったままとなる。結果として、図6(a)及び図6(b)の半導体装置を半導体基板1側から見た場合には、図14の平面図のようになる。
ウインドウ20は図6(a)に示すように傾斜壁面からなる段差部Dを有する。また、図14に示すように段差部DはダイシングラインSに対して垂直方向に延在する段差部D1と平行方向に延在する段差部D2からなる。段差部Dの傾斜角の大小により段差部に入射したフォトリソグラフィ工程の露光光H0の反射光H1等の方向は異なる。後続のフォトリソグラフィ工程で第2の配線8を形成する場合、段差部Dの傾斜角の相違により第2の配線8の先端部に出っ張り8a等が生じる場合がある。
図15に段差部Dに入射するフォトリソグラフィ工程の露光時の光H0の段差部Dからの反射光H1の方向を示す。図15(a)は段差部Dの傾斜角が半導体基板1の底面と垂直になっている場合である。この場合、フォトリソグラフィ工程の露光時の光H0は、段差部Dに平行に入射するので露光時の光H0による段差部Dからの反射光H1が存在しない。従って、露光時の光はレチクルパターンMをそのまま第2の配線材料8c上に塗布されたネガレジストに転写する。
それに対して、図15(b)のように段差部Dの傾斜角αが45°より大きく90°より小さい場合は、段差部Dからの反射光H1はレチクルパターンMの下まで侵入する。段差部Dの上方からの反射光H1程、レチクルパターンMの下方を奥のほうまで侵入する。係る反射光H1によりレチクルパターンMの下方のネガレジストまで感光し、レチクルパターンより太目のパターンが第2の配線材料8c上のネガレジストに転写される。
また、図15(c)に示すように、段差部Dの傾斜角βが45°より小さい場合は段差部Dで反射される反射光H1は上方に反射されるためレチクルパターンMの下のネガレジストまで感光することは少ない。
従って、後述の第2の配線8を形成する際、段差部Dからの反射光H1による第2の配線パターンの出っ張り8a等が発生しないようにするためには、レチクルパターンMの下方のネガレジストまで感光しないように段差部Dの傾斜角を垂直にするか、又は45°より小さくすれば良い。
しかし、段差部Dの傾斜角を垂直にした場合は、100μm前後以上ある段差部Dの高さに対して、せいぜい数μm前後の第2の配線8のステップカバレッジが悪くなり第2の配線8が断線する等の問題が生じる。段差部Dの傾斜角を45°より小さくすれば段差部Dの占有面積が大きくなりすぎるという問題がある。
従って、段差部Dの傾斜角は、レチクルパターンMの下方に反射光H1が侵入する45°より大きく90°より小さな角度で形成することになるので、後述の第2の配線形成工程で反射光H1の侵入があったとしても第2の配線8の出っ張り8aがダイシングラインS方向に形成されないようにする必要がある。
なお、これ以降の工程の説明では、図6(a)及び図6(b)と同様に、ウィンドウ20が形成されている部分の断面図を図番(a)、ウィンドウ20が形成されていない部分の断面図を図番(b)として示す。
次に、図7(a)及び図7(b)に示すように、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して第2の絶縁膜6の成膜を行う。本実施形態では、シランベースの酸化膜を3μm程度成膜する。
次に、半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、不図示のレジストを塗布し、ウィンドウ20内の第1の配線の一部を露出させるためのコンタクトホールCHを開口させるようにパターニングを行って、レジスト膜を形成する。そして、図8(a)及び図8(b)に示すように、その不図示のレジスト膜をマスクにして、第2の絶縁膜6、第1の絶縁膜2をエッチングしコンタクトホールCHを形成し、第1の配線3の一部を露出させる。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、後に導電端子10を形成する位置に対応するように、柔軟性を有する緩衝部材7を形成する。なお、緩衝部材7は導電端子10に加わる力を吸収し、導電端子10の接合時のストレスを緩和する機能を持つものであるが、本発明は緩衝部材7の不使用を制限するものではない。
次に、前記ガラス基板4の反対側の面に、第2の配線8を形成する。第2の配線の構成は本発明の要旨となるので、以下に詳細に説明する。先ず、アルミニューム等の配線材料膜8cをウインドウ20内を含む半導体基板1の裏面に所定のスッパタリング法等で堆積する。
次に、前記配線材料8c上に所定の方法によりネガレジストを塗布する。その後、第2の配線8が形成される部分が透明で、その他の部分が黒色となるレチクルパターンを介して配線材料8c上に塗布されたネガレジストを露光する。露光されたネガレジストは硬化し、非露光部分のネガレジストは次の現像工程で溶解除去される。
その結果、配線材料8c上にはネガレジストによる第2の配線8のパターンが形成される。その後、所定のウエットエッチング又はドライエッチングにより配線材料8cをエッチングすることにより第2の配線8が形成される。これにより、第1の配線3と第2の配線8が電気的に接続される。
第2の配線は、第1の配線3と接続され、第2の絶縁膜6を介して段差部Dを半導体基板1の裏面までが延在する。この場合、第2の配線8が経由する段差部Dは、図1、図14の段差部D1であり、図1に示すように、段差部Dの底面を挟み対向するもう1つの段差部D1の方向に出っ張り8aが形成される。係る出っ張り8aは存在したとしても後述の半導体基板1等のダイシング時にブレードと接触することがなく問題とならない。
その後、前記ガラス基板4の反対側の面に、不図示のレジストを塗布する。ここで、ウィンドウ20が形成されている部分では、ウィンドウ20内のダイシングラインSに沿う部分を開口させるようにレジスト膜のパターン形成を行う。一方、ウィンドウ20が開口されていない部分では、第2の配線8を露出するようにレジスト膜のパターン形成を行う。そして、前記不図示のレジスト膜をマスクとしてエッチングを行い、ダイシングラインS付近の第2の配線8を除去する。また、ウィンドウ20が形成されていない部分の第2の配線8を除去する。
次に、図10(a)及び図10(b)に示すように、ダイシングラインSに沿って、ガラス基板4を例えば30μm程度の深さで切削するように、切り込み30(逆V字型の溝)を形成する。この時、ウィンドウ20内の第2の配線8に接触しないような幅のブレードを用いる必要がある。
仮に、第2の配線8が図14に示す段差部D2を介して半導体基板1の裏面に延在する場合は、図3に示すような出っ張り8bが図14のダイシングラインS方向に形成される。この場合、ブレードがその出っ張り8bと接触することになり、切り込み30の側壁に第2の配線8と接続する第2の配線材料を擦り付ける事態が発生する。切り込み30の側壁に擦り付けられた配線材料上には、その表面に図11に示すNi−Auメッキ膜9が形成される。
隣接する第2の配線8の出っ張り8bと接触するブレードによっても切り込み30の側壁に第2の配線材料が擦り付けられ、その表面にNi−Auメッキ膜9が形成される。この場合、隣接する第2の配線8のそれぞれの出っ張り8bから切り込み30の側壁に擦り付けられたそれぞれの配線材料同士が接触する可能性がある。
切り込み30の側壁に擦り付けられたそれぞれの配線材料同士が接触すると、結果的に隣接する第2の配線8同士が切り込み30に擦り付けられた該配線材料を介して短絡するという不具合が生じ半導体装置の歩留上、信頼性上大きな問題となる。
また、切り込み30の側壁に擦り付けられ、その表面にNi−Auメッキ膜9が形成された配線材料は切り込み30の先端まで形成される場合がある。この場合、図13に示すように半導体基板1等を各個別半導体装置にダイシング分離したとき、切り込み30の側壁に擦り付けられた配線材料等が切り込み30の先端部分で保護膜10から露出する。
保護膜10から露出した切り込み30の側壁に擦り付けられた配線材料等は外部の水分等により腐食等される。腐食等が進行すると切り込み30の側壁部分から第2の配線8自身まで腐食されることになり、信頼性上大きな問題となる。
次に、図11(a)及び図11(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に対して無電解メッキ処理を行い、第2の配線8に対して、Ni−Auメッキ膜9を形成する。この膜は、メッキであるため、第2の配線8が存在する部分にのみ形成される。前述の如く、仮に、切り込み30の側壁に第2の配線材料が擦り込まれている場合は、その部分にもNi−Auメッキ膜9が形成される。
次に、図12(a)及び図12(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に保護膜10を形成する。これにより、ダイシングラインSに沿って形成された切り込み30の内壁を含む半導体基板1の裏面側に、保護膜10が形成される。
即ち、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分(即ちウィンドウ20内のダイシングラインSに沿う部分)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する樹脂5、及びガラス基板4を覆うようにして、保護膜10が形成される。一方、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分以外の領域(即ちウィンドウ20が形成されない領域)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する第2の絶縁膜6、半導体基板1、第1の絶縁膜2、樹脂5、及びガラス基板4の各露出部を覆うようにして、保護膜10が形成される。
その後、導電端子11を形成する部分の保護膜10を、不図示のレジストマスク(緩衝部材7に対応する位置に開口部を有する)を利用したエッチングにより除去し、緩衝部材7に対応するNi−Auメッキ膜9上の位置に導電端子11を形成する。この導電端子11は、Ni−Auメッキ膜9を介して第2の配線8と電気的に接続されている。導電端子11は、はんだバンプや金バンプで作成する。
そして、図13(a)及び図13(b)に示すように、切り込み30を設けた部分から、ダイシングラインSに沿ってダイシングを行い、半導体基板1等を各々の半導体チップ1a等からなるCSP型の半導体装置に分離する。この時、ダイシングに用いるブレードの幅は、ガラス基板4、及び切り込み30内の保護膜のみを切削し得る幅である必要がある。
上述したように、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の配線3と接続され第2の絶縁膜6を介して半導体基板1の裏面まで延在する第2の配線8を、ダイシングラインSに対して垂直方向に延在する段差部D1を経由した構成にしている。そのため、第2の配線8の先端部分の出っ張り8aがダイシングラインS方向に形成されず、ダイシング時のブレードにより切り込み30の側壁に第2の配線材料が摺り付けられることはない。
結果として、切り込み30の側壁に擦り付けられた第2の配線8と連続する第2の配線材料を介して、隣接する第2の配線8同士が短絡したり、該擦り付けられた第2の配線材料が保護層30から露出し水分等で第2の配線8等までが腐食等する等の不具合の発生を防止することが可能となり、半導体装置の歩留まりや信頼性を向上することが可能となる。
なお、第2の配線を2つの段差部D1または段差部D1と段差部D2が交叉する部分を経由して形成することができるため、従来のように1つしかない段差部D2を経由して形成する場合に比して配線のレイアウトの自由度が高まることも利点になる。
1 半導体基板 1a 半導体チップ 2 第1の絶縁膜 3 第1の配線
4 ガラス基板 5 樹脂 6 第2の絶縁膜 7 緩衝部材 8 第2の配線
8a、8b 出っ張り 8c 第2の配線材料膜 9 Ni−Auメッキ層
10 保護膜 11 導電端子 20 ウインドウ 30 切り込み
CH コンタクトホール D、D1、D2 段差部 E 半導体装置の端面
H0 露光光 H1、H2 反射光 S ダイシングライン

Claims (4)

  1. 半導体チップの側面部の近傍であって、当該半導体チップの表面に第1の絶縁膜を介して形成された第1の配線と、
    前記第1の配線を含む前記半導体チップ上に接着剤を介して接着された支持板と、
    前記半導体チップの側面部に形成され、該半導体チップの裏面が狭く、表面が広くなるような傾斜面からなる壁面を有し、且つ、少なくとも前記第1の配線の裏面の一部を露出する凹部と、
    前記凹部に露出された第1の配線に接続され、第2の絶縁膜を介して前記凹部の壁面の内、半導体装置の端面に対して垂直方向に延びる壁面を該半導体チップの裏面上まで延在する第2の配線と、を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の配線が前記凹部の壁面の内、前記半導体装置の端面に対して垂直方向に延びる壁面と該半導体装置の端面に対して平行方向に延びる壁面が接する部分の壁面を該半導体チップの裏面上まで延在することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成され、前記複数の半導体チップのダイシングライン近傍に配置された第1の配線上を覆うように、接着剤を介して支持板を接着する工程と、
    第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、該半導体基板の第2の面側が狭く、第1の面側が広くなる傾斜面からなる壁面を有し、且つ前記第1の配線の下部にある第2の絶縁膜を露出する開口部を形成する工程と、
    前記第1の配線に接続し、前記開口部の壁面を第2の絶縁膜を介して前記半導体基板の第2の面上まで延在する第2の配線を形成する工程と、
    前記半導体基板の第2の面上に、前記ダイシングラインに沿って切り込みを入れる工程と、
    前記切り込みに沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有し、前記第2の配線を前記開口部の壁面の内、前記ダイシングラインに対して垂直方向に延びる壁面を介して前記半導体基板の第2の面上まで延在し形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2の配線を前記開口部の壁面の内、前記ダイシングラインに対して垂直方向に延びる壁面と前記ダイシングラインに対して平行方向に延びる壁面が接する壁面を前記半導体基板の第2の面上まで延在して形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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