JP5630038B2 - ユニット着脱装置及び記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット着脱装置及び記録装置に関する。
従来から、本体ケースの上面側に形成された開口部を覆蓋する蓋体を非覆蓋位置にすることにより、開放状態とされた開口部を介して本体ケース内の装着部に機器ユニットを着脱可能とするユニット着脱装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載されるユニット着脱装置は、機器ユニットを本体ケース内の装着部に対して正確に装着且つ固定するために設けられたロック機構(固定手段)を有し、そのロック機構の作動に連動して機器ユニットへの電力の供給及び遮断を行うようになっている。すなわち、機器ユニットが本体ケース内の装着部に対して正確に装着されてロック機構が固定されている場合には、ロック機構を構成するロック爪の先端が本体ケース内に設けられたスイッチを押圧するため、機器ユニットに電力が供給されるようになっている。その一方、機器ユニットが本体ケース内の装着部に対して不完全に装着されているためにロック機構が非固定である場合には、ロック爪の先端が本体ケース内に設けられたスイッチを押圧しないため、機器ユニットへの電力が遮断されるようになっている。
特開2003−5592号公報
ところで、特許文献1のユニット着脱装置は、機器ユニットにおけるロック機構の状態(固定又は非固定)にかかわらず、本体ケース内の装着部を本体ケースの外部から視認可能とする開口部を蓋体で覆蓋することができる。そのため、開口部を蓋体で覆蓋してしまうと、機器ユニットが装着部に正確に装着されていない状態やロック機構が正確に固定されていない状態であっても、ユーザーはそれらの状態を本体ケースの外部からは認識することができない虞があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、機器ユニットが本体ケース内の装着部に対して正確に装着されていない状態やロック機構が正確に固定されていない状態をユーザーが本体ケースの外部から容易に認識することができるユニット着脱装置及び該着脱装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のユニット着脱装置は、本体ケースに形成された開口部を覆蓋する蓋体を非覆蓋位置にすることにより、開放状態とされた開口部を介して前記本体ケース内の装着部に対して機器ユニットを着脱可能とするユニット着脱装置であって、前記機器ユニットにおける前記装着部に対する装着方向で上側となる上面と交差する方向へ起立した状態となる第1の姿勢位置と前記上面に沿った横倒し状態となる第2の姿勢位置とに回動可能な取手部材と、記取手部材が前記第1の姿勢位置にあるときに前記機器ユニットを前記装着部に対して非固定状態と、前記取手部材が前記第2の姿勢位置にあるときに前記機器ユニットを前記装着部に対して固定状態とする固定手段と、前記取手部材を付勢する板ばねと、を備え、前記取手部材は、前記第1の姿勢位置にある場合には、前記蓋体が前記開口部を覆蓋する状態となることを前記開口部の内側から規制するように前記蓋体に対して当接、前記第2の姿勢位置にある場合には、前記蓋体に対して非当接状態になり、前記板ばねは、前記取手部材が前記第1の姿勢位置から前記第2の姿勢位置に回動する方向である一方向と、前記取手部材が前記第2の姿勢位置から前記第1の姿勢位置に回動する方向である他方向とに付勢力を反転可能であり、前記取手部材が前記第1の姿勢位置と前記第2の姿勢位置との中間位置より前記第1の姿勢位置側にあるときは前記他方向に前記取手部材を付勢し、前記取手部材が前記中間位置より前記第2の姿勢位置側にあるときは前記一方向に前記取手部材を付勢する
この構成によれば、機器ユニットが本体ケースに対して固定状態とされる場合には、取手部材が横倒しの第2の姿勢位置にあって蓋体に対しては非当接状態になるため蓋体を閉めることができる。一方、機器ユニットが本体ケースに対して非固定状態とされる場合には、取手部材が起立した第1の姿勢位置にあって蓋体に対しては開口部の内部から当接する位置状態になるため、蓋体を閉めることができない。したがって、ユーザーは機器ユニットが本体ケースの装着部に対して正確に装着されていない又は固定手段により固定されていない状態を容易に認識することができる。また、取手部材は板ばねにより付勢保持されるため、取手部材は第1の姿勢位置から自重により第2の姿勢位置に変位することが抑制されるとともに、第1の姿勢位置又は第2の姿勢位置のうち何れか一方の姿勢位置に付勢保持される。
本発明のユニット着脱装置は、前記取手部材が前記中間位置にあるときの前記板ばねの付勢力は、前記取手部材が前記第1の姿勢位置にあるときの前記板ばねの付勢力、及び前記取手部材が前記第2の姿勢位置にあるときの前記板ばねの付勢力より高い。
この構成によれば、取手部材の姿勢位置が第1の姿勢位置と第2の姿勢位置の中間となる中間位置において板ばねに対する付勢力に基づく押圧力が最も高くなるようになっている。
本発明のユニット着脱装置において、記録媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送機構を備え、前記取手部材を備える前記機器ユニットは、前記記録媒体が前記搬送経路にあるときに取り外し可能である。
この構成によれば、取手部材を把持して機器ユニットを本体ケース外へ取り出すことにより、装着部から搬送経路を確認するとともに、必要に応じて詰まった記録媒体を取り除くなどのメンテナンスを行うことができる。
本発明のユニット着脱装置は、前記蓋体の前記開口部に対する覆蓋状態を検出する検出手段を更に備えた。
この構成によれば、検出手段により蓋体の開閉状態を正確に判断することができる。したがって、ユーザーは機器ユニットが本体ケースに対して正確に装着されていない又は固定手段により固定されていない状態をより容易に且つ正確に認識することができる。
本発明のユニット着脱装置において、前記機器ユニットは、当該機器ユニットの内部空間部に熱源を備えるとともに当該内部空間部から前記機器ユニットの外部空間に向かって温風を吹き出すヒーターユニットであって、前記温風の吹出口は前記取手部材が回動自在に設けられた前記上面以外の面に設けられている。
この構成によれば、機器ユニットが温風を吹き出すヒーターユニットである場合に、温風の吹出口は取手部材が設けられた機器ユニットの上面以外の面に設けられているため、取手部材がヒーターユニットの内部に設けられた熱源により熱くなることを抑制することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、記録媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、該搬送機構により搬送される前記記録媒体に前記搬送経路の途中で記録を施す記録ヘッドと、該記録ヘッドよりも前記搬送経路の下流側位置に設けられる上記構成のユニット着脱装置と、を備えた。
この構成によれば、記録装置において上記ユニット着脱装置の場合と同様の作用効果を得ることができる。
実施形態における記録装置の概略側面図。 カバーを外したユニット本体の斜視図。 (a)は第1の姿勢位置にある取手部と固定部の拡大正面図、(b)は第2の姿勢位置にある取手部と固定部の拡大正面図。 (a)は第1の姿勢位置にある取手部の突出部と板ばねの関係を示す断面図、(b)は第2の姿勢位置にある突出部と板ばねの関係を示す断面図、(c)は中間位置にある突出部と板ばねの関係を示す断面図。 (a)は第2の姿勢位置にある取手部と蓋体の関係を示す断面図、(b)は第1の姿勢位置にある取手部と蓋体の関係を示す断面図。
以下、本発明を記録装置の一種であるインクジェット式記録装置(以下、「記録装置」と略す。)及び該記録装置が備えるユニット着脱装置に具体化した実施形態を図1〜図5に従って説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」をいう場合は、特に説明がない限り、各図において矢印で示す「前後方向、」「上下方向」及び「左右方向」をいうものとする。
図1に示すように、記録装置11は、その外郭を形成する略矩形箱状の本体ケース12を備えている。本体ケース12内には、長尺状の連続紙(記録媒体)Sを繰り出す繰り出し部13と、繰り出された連続紙Sにインクを噴射して記録を施す記録部14と、該記録部14にて記録が施された連続紙Sを巻き取る巻き取り部15が設けられている。
すなわち、本体ケース12内において、連続紙Sにおける搬送方向の上流側となる後側寄りの位置には繰り出し部13が配設されているとともに、下流側となる前側寄りの位置には巻き取り部15が配設されている。そして、繰り出し部13と巻き取り部15との間となる搬送経路の途中位置に記録部14が配設されている。また、記録部14における後側寄りの位置には、連続紙Sを支持可能なプラテン16が設けられている。
図1に示すように、繰り出し部13には、左右方向(紙面と直交する方向)に延びる巻き軸17が回転可能に設けられている。そして、その巻き軸17には、連続紙Sがあらかじめロール状に巻かれた状態で巻き軸17と一体回転可能に支持されている。すなわち、連続紙Sは、巻き軸17が回転することにより巻き軸17から繰り出されて搬送方向の下流側に搬送されるようになっている。また、繰り出し部13における斜め前側の位置には、巻き軸17から繰り出された連続紙Sを巻き掛けて記録部14に向けて導くための第1中継ローラー18が左右方向に延びた状態で回転可能に設けられている。そして、第1中継ローラー18に、巻き軸17から繰り出された連続紙Sを後側下方から巻き掛けることにより、連続紙Sの搬送方向を水平方向に変換するようになっている。
また、プラテン16の前側には、該プラテン16を挟んで後側(上流側)の第1中継ローラー18と前後方向で対向する第2中継ローラー19が第1中継ローラー18と平行な態様で左右方向に延びるように設けられている。なお、第1中継ローラー18及び第2中継ローラー19は各々の周面の頂部がプラテン16の上面である支持面と同一の高さとなるように各々配置される位置が調整されている。そのため、第1中継ローラー18により搬送方向が水平方向に変換された連続紙Sは、プラテン16の支持面に摺接しつつ下流側となる前側に搬送された後、第2中継ローラー19に前側上方から巻き掛けられることにより、連続紙Sの搬送方向が水平方向から前斜め下方に変換される。また、プラテン16の前側であって第2中継ローラー19の後側の位置には、左右方向に延びる駆動ローラーと従動ローラーとからなるとともに該駆動ローラーと従動ローラーとで連続紙Sを挟時して搬送する2組の搬送ローラー対20a、20bが間隔をあけて配設されている。
第2中継ローラー19の前側には巻き取り部15が配設されると共に、該巻き取り部15における下方(第2中継ローラー19の前斜め下方)の位置には巻き取り軸21が回転可能に設けられている。そして、巻き取り軸21に対して連続紙Sの搬送方向下流端となる先端が巻きつけられるようになっている。上記のように、繰り出し部13、記録部14及び巻き取り部15により、記録媒体を搬送経路にそって搬送する搬送機構が構成されている。
また、図1に示すように、記録部14の上方であってプラテン16と対向する位置には、ラインヘッドタイプの記録ヘッド22が設けられている。記録ヘッド22の下面は、インクを噴射する図示しない複数のノズルが開口する水平なノズル形成面になっている。記録ヘッド22は、水平方向において連続紙Sの搬送方向と直交する方向に延びるとともに、長手方向の長さが連続紙Sの最大紙幅に対応する長さを有している。そして、記録ヘッド22は、搬送機構にて搬送される連続紙Sの記録領域に対して搬送経路の途中でインクを噴射して記録を施すようになっている。
さらに、連続紙Sの搬送方向において記録部14よりも下流側となる記録ヘッド22の前側(下流側)の位置には、記録ヘッド22から噴射されたインクが付着した連続紙Sに乾燥処理を施す機器ユニットとしてのヒーターユニット23を着脱可能な装着部Pが設けられている。ヒーターユニット23は、装着部Pに対して正確に装着された状態では、その下面により2組の搬送ローラー対20a、20b間における連続紙Sの記録領域の上部を覆うように構成されている。また、ヒーターユニット23には、制御部24が電気的に接続されているとともに、該制御部24によってヒーターユニット23の温度等が制御されるようになっている。
また、図1に示すように本体ケース12の上面12aであってヒーターユニット23に対応する位置には、開口部25が形成されているとともに、該開口部25を覆蓋可能な蓋体26が設けられている。蓋体26は、開口部25を覆蓋する覆蓋位置(図1において実線で示す位置状態)と、開口部25を開放する非覆蓋位置(図1において二点破線で示す位置状態)との間で変位するように、蓋体26において後側に設けられた回転軸26aを介して本体ケース12に対して回動可能に支持されている。すなわち、蓋体26は図1において矢印Aに示す方向に回動するようになっている。
また、蓋体26の略中央には、指先を差し入れ可能な開口26b(図5参照)が設けられると共に、蓋体26における本体ケース12の内面側の面には、開口26bを覆うように断面視略U字状の陥入部26cが形成されている図5参照。すなわち、この開口26b及び陥入部26cは、ユーザーが指先を差し入れて蓋体26を回動変位するための取手となっている。そして、蓋体26を覆蓋位置から非覆蓋位置に変位させることにより、開放状態にされた開口部25を介してヒーターユニット23を本体ケース12内の装着部Pに対して着脱可能になっている。この点で、記録装置11は、本体ケース内の装着部Pに対して機器ユニットであるヒーターユニット23を着脱可能とするユニット着脱装置として機能する。
次に、ヒーターユニット23について図2〜図4に従って説明する。
ヒーターユニット23は、略直方体形状をなすユニット本体32を有している。ユニット本体32は、その前面側に設けられた複数(本実施形態では5個)のファンFNから取り入れた空気をユニット本体32の内部空間部に設けられた熱源としてのヒーター33(図5参照)により温める。そして、温めた空気をヒーター33の下側に形成された吹出口34(図5参照)から外部空間に向かって吹き出すようになっている。
また、ユニット本体32の装着方向において上側の面となる上面32aの略中央には、略コの字状(略U字状)をなす板状の取手部材としての取手部35が設けられている。そして、この取手部35を把持するとともに上方に持ち上げることにより、本体ケース12内の装着部Pにヒーターユニット23を着脱できるようになっている。さらに、取手部35の左右両側には、ヒーターユニット23を本体ケース12の装着部Pに装着した際に、ヒーターユニット23を装着部Pに固定する固定手段としての固定部36が設けられている。
図3はヒーターユニット23の取手部35及び固定部36の部分を拡大した正面図である。図3に示すように、取手部35は、その左右両端部分に回動軸部37が一体形成されるとともに、該回動軸部37を介してヒーターユニット23のユニット本体32の上面32aに回動自在に設けられている。したがって、回動軸部37の軸周りを約90度回動することにより取手部35の姿勢位置が変更される。そして、取手部35がユニット本体32の上面32aと交差する方向(各図では上方向)へ起立した状態(図2に示す状態)となる姿勢位置を第1の姿勢位置とする一方、上面32aに沿った横倒し状態となる姿勢位置を第2の姿勢位置とする。
また、回動軸部37の外周には該回動軸部37と共に一体回転する円筒カム38が設けられている。より詳細には、円筒カム38は、リブ38aを用いて回動運動を直線運動に変換するための円筒リブカムである。また、リブ38aには、ユニット本体32の上面32aを左右方向にスライドするスライド部材39における取手部35側の端部に形成された左右一対のカム受け部39aが噛合されている。円筒カム38のリブ38aは回動軸部37を回動方向に捻れながら取り巻くように形成されているため、取手部35の姿勢位置状態によって、スライド部材39のスライド方向となる左右方向でのカム受け部39aの噛合する位置が異なるようになっている。さらに、スライド部材39におけるカム受け部39aが設けられた側とは反対側の端部には、スライド部材39のスライド方向となる左右方向に沿って延びる固定ピン40がねじ41によって固定されている。そして、取手部35における姿勢位置の変位は、回動軸部37、円筒カム38、カム受け部39a及びスライド部材39を介して固定ピン40に伝達される。すなわち、円筒カム38、カム受け部39aを備えたスライド部材39、固定ピン40およびねじ41により固定部36が構成されている。このうち、円筒カム38は上述のように回動可能にヒーターユニット23のユニット本体32に固定されている。一方、カム受け部39aを備えたスライド部材39および固定ピン40は回動軸部37の軸方向に移動可能にヒーターユニット23のユニット本体32に固定されている。
図3(a)に示すように、取手部35が第1の姿勢位置にある場合には、回動軸部37の軸方向において、内方の位置に取り付けられたリブ38aの一部とカム受け部39aとが噛合する。ここで、回動軸部37の軸方向はヒーターユニット23の長手方向(左右方向)と同一の方向である。一方、図3(b)に示すように、取手部35が第2の姿勢位置にある場合には、回動軸部37の軸方向において外方の位置に取り付けられたリブ38aの一部とカム受け部39aとが噛合する。そのため、取手部35が第1の姿勢位置から第2の姿勢位置に変位されると、内方の位置に取り付けられたリブ38aの一部と噛合していたカム受け部39aが、軸方向において外方の位置に取り付けられたリブ38aの一部と噛合するため、カム受け部39aを備えたスライド部材39が軸方向において取手部35側となる内方から外方に移動する。それにともない、スライド部材39に固定されている固定ピン40も軸方向において外方に移動する。その結果、固定ピン40の先端が本体ケース12の装着部Pに設けられた固定板27の固定穴27aに挿入されることにより、ヒーターユニット23が装着部Pにおいて固定部36により固定状態とされるようになっている。
一方、取手部35が第2の姿勢位置から第1の姿勢位置に変更されると、円筒カム38のリブ38aと噛合するカム受け部39aを備えたスライド部材39が、回動軸部37の軸方向において取手部35側となる内方に向けて移動する。それにともない、スライド部材39に固定されている固定ピン40も軸方向において内方に移動する。その結果、本体ケース12の装着部Pに設けられた固定板27の固定穴27aから固定ピン40の先端が抜かれることになり、ヒーターユニット23は装着部Pにおいて固定部36による固定状態が解除される(つまり、非固定状態となる)ようになっている。
また、図3及び図4に示すように、取手部35における回動軸部37の外周には、回動軸部37の軸方向と交差する方向に突出する突出部材としての突出部37aが設けられている。突出部37aの先端は角状に形成されている。
さらに、ヒーターユニット23におけるユニット本体32の上面32aであって取手部35の突出部37aと左右方向で対応する位置には、一端が上面32aに結合されると共に他端が取手部35の突出部37aに当接可能とされた板ばね42が設けられている。板ばね42は、ヒーターユニット23の上面32aから上方に向かって立設する直辺部42aと、直辺部42aの上端から後側下方に向けて屈曲形成された斜辺部42bを主として構成されている。すなわち、板ばね42の他端は斜辺部42bで構成された自由端となっている。そして、斜辺部42bが取手部35の突出部37aに当接するとともに、突出部37aとの弾性的な当接状態でもって取手部35を回動付勢するようになっている。板ばね42は、斜辺部42bの一部が、突出部37aの先端が回動するときに描く軌跡よりも回動軸部37側になるように配置されているとともに、取手部35の回動変位に伴って突出部37aが板ばね42の斜辺部42b上を摺動する。このとき、取手部35の姿勢位置が第1の姿勢位置と第2の姿勢位置の中間となる中間位置(ヒーターユニット23におけるユニット本体32の上面32aに対して約45度となる位置)において板ばね42の突出部37aに対する付勢力に基づく押圧力が最も高くなるようになっている。
そして、取手部35と板ばね42とにより、取手部35の中間位置を境に板ばね42による付勢力を反転させて、中間位置を挟む第1の姿勢位置(図4(a)に示す状態)又は第2の姿勢位置(図4(b)に示す状態)に向けて取手部35を押圧付勢するトグル機構が構成されている。すなわち、取手部35が第1の姿勢位置に位置する場合には、取手部35は板ばね42により図4(a)において反時計方向に付勢保持される。そして、取手部35を第1の姿勢位置から時計方向に回動させていき、図4(c)に示す中間位置を過ぎると板ばね42による付勢力が反転することにより、取手部35は時計方向に付勢される。そして、取手部35は第2の姿勢位置に位置した場合には、取手部35は図4(b)において時計方向に付勢保持される。したがって、取手部35は第1の姿勢位置から自重により第2の姿勢位置に変位することが抑制されるとともに、第1の姿勢位置又は第2の姿勢位置のうち何れか一方の姿勢位置に付勢保持されるようになっている。この点で、突出部37aと板ばね42とは取手部材としての取手部35を第1の姿勢位置及び第2の姿勢位置に付勢保持する付勢手段として機能する。
次に、このように構成した記録装置11の作用について、特にヒーターユニット23の取手部35と本体ケース12の蓋体26との関係に着目して説明する。
さて、例えば記録装置11の搬送経路において紙詰まり等が発生すると、ユーザーは本体ケース12内の搬送経路を確認するために、本体ケース12の上面12aに設けられた蓋体26を非覆蓋位置に変位させることにより開口部25を開放する。そして次に、第2の姿勢位置に位置するヒーターユニット23の取手部35を回動して第1の姿勢位置にすることによりヒーターユニット23の固定状態を解除した後、取手部35を把持して持ち上げることによりヒーターユニット23を本体ケース12外へ取り出す。そして、ユーザーはヒーターユニット23を取り外した装着部Pから搬送経路を確認するとともに、必要に応じて紙詰まりした紙を取り除くなどのメンテナンスを行う。
搬送経路の確認又はメンテナンスが終了すると、ユーザーは再びヒーターユニット23の取手部35を把持して、取り外したヒーターユニット23を本体ケース12内に装着する。そして、第1の姿勢位置に位置する取手部35を回動して第2の姿勢位置にすることにより、ヒーターユニット23を本体ケース12内に固定する。このとき、ヒーターユニット23が装着部Pに正確に装着されている場合には、装着部Pにおける固定板27の固定穴27aにヒーターユニット23の固定ピン40が挿入されるため、ヒーターユニット23の取手部35を第1の姿勢位置から第2の姿勢位置に回動変位することができる。そのため、図5(a)に示すように、蓋体26を覆蓋位置に戻すと、第2の姿勢位置の取手部35は本体ケース12の蓋体26から離間した非当接状態となる。したがって、第2の姿勢位置にある取手部35は蓋体26の陥入部26cには当接しないため、蓋体26により開口部25をきちんと閉めることができる。
一方、ヒーターユニット23が装着部Pに正確に装着されていない場合には、ヒーターユニット23の固定ピン40の先端は固定板27の固定穴27aに挿入されずに固定板27に突き当たるため、取手部35を第1の姿勢位置から第2の姿勢位置に回動変位することはできない。そのため、図5(b)に示すように、蓋体26を覆蓋位置に戻すと、第1の姿勢位置にある取手部35により覆蓋状態が規制される。すなわち、第1の姿勢位置にある取手部35の上端が蓋体26の陥入部26cに開口部25の内側から当接するため、蓋体26により開口部25は閉まらずに開いた状態となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ヒーターユニット23が本体ケース12に対して固定状態とされる場合には、取手部35が横倒しの第2の姿勢位置にあって蓋体26に対しては非当接状態になるため蓋体26を閉めることができる。一方、ヒーターユニット23ユニットが本体ケース12に対して非固定状態とされる場合には、取手部35が起立した第1の姿勢位置にあって蓋体26に対して開口部25の内部から当接する位置状態になるため、蓋体26を閉めることができない。したがって、ユーザーはヒーターユニット23が本体ケース12の装着部に対して正確に装着されていない又は固定部36により固定されていない状態を容易に認識することができる。
(2)取手部35は突出部37a及び板ばね42により、自重による姿勢位置の変位を抑制するとともに第1の姿勢位置及び第2の姿勢位置のうち何れか一方の位置に保持されるため、ユーザーはヒーターユニット23が本体ケース12に対して正確に装着されていない又は固定手段により固定されていない状態を容易に認識することができる。
(3)ユニット本体32における温風の吹出口は、取手部35が設けられたユニット本体32の上面32aとは異なる面に設けられているため、取手部35がユニット本体32の内部に設けられたヒーター33により熱くなることを抑制することがきる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・記録ヘッド22はラインヘッドタイプに限らず、短尺の記録ヘッドが連続紙Sの搬送方向と交差する方向に移動して連続紙Sの全幅に記録を行うようにしてもよい。
・記録媒体は連続紙Sに限らず、連続フィルム等であってもよい。また、連続紙Sは搬送途中で所定の長さに切断されてもよい。
・蓋体26において本体ケース12の内部側に突出する陥入部26cは、例えば略矩形状等、異なる形状であってもよい。また、蓋体26に、本体ケース12の内側に突出する陥入部26cを設けなくてもよい。なお、その場合には、第1の姿勢位置に位置する取手部35の上端が本体ケース12の上面12aよりも上側に位置するように、ヒーターユニット23を配設することが望ましい。
・本体ケース12の開口部25又は蓋体26に、蓋体26の開口部25に対する覆蓋状態を検出する検出手段を設けてもよい。そして、このように構成すると、蓋体26の覆蓋状態を検出手段により正確に検出することができるため、ユーザーはヒーターユニット23が本体ケース12に対して正確に装着されていない又は固定部36により固定されていない状態をより容易に且つ正確に認識することができる。
・板ばね42の代わりにねじりコイルばねやコイルばねを付勢手段として用いてもよい。また、ヒーターユニット23に付勢手段を設けなくてもよい。
・機器ユニットはヒーターユニット23に限らず、例えばインクカートリッジ等、本体ケース12内に着脱可能であれば異なる部材であってもよい。
・着脱装置は記録装置11に限らず、本体ケース内の装着部に対して機器ユニットを着脱可能であれば異なる装置であってもよい。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式記録装置11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする記録装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記記録装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、記録装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。記録装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する記録装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する記録装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する記録装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する記録装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する記録装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する記録装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の記録装置に本発明を適用することができる。
P…装着部、S…記録媒体としての連続紙、11…記録装置、12…本体ケース、22…記録ヘッド、23…機器ユニットとしてのヒーターユニット、25…開口部、26…蓋体、32…ユニット本体、35…取手部材としての取手部、36…固定手段としての固定部、37a…突出部材としての突出部、42…板ばね。

Claims (6)

  1. 本体ケースに形成された開口部を覆蓋する蓋体を非覆蓋位置にすることにより、開放状態とされた開口部を介して前記本体ケース内の装着部に対して機器ユニットを着脱可能とするユニット着脱装置であって、
    前記機器ユニットにおける前記装着部に対する装着方向で上側となる上面と交差する方向へ起立した状態となる第1の姿勢位置と前記上面に沿った横倒し状態となる第2の姿勢位置とに回動可能な取手部材と、
    記取手部材が前記第1の姿勢位置にあるときに前記機器ユニットを前記装着部に対して非固定状態と、前記取手部材が前記第2の姿勢位置にあるときに前記機器ユニットを前記装着部に対して固定状態とする固定手段と、
    前記取手部材を付勢する板ばねと、
    を備え、
    前記取手部材は、前記第1の姿勢位置にある場合には、前記蓋体が前記開口部を覆蓋する状態となることを前記開口部の内側から規制するように前記蓋体に対して当接、前記第2の姿勢位置にある場合には、前記蓋体に対して非当接状態になり、
    前記板ばねは、
    前記取手部材が前記第1の姿勢位置から前記第2の姿勢位置に回動する方向である一方向と、前記取手部材が前記第2の姿勢位置から前記第1の姿勢位置に回動する方向である他方向とに付勢力を反転可能であり、
    前記取手部材が前記第1の姿勢位置と前記第2の姿勢位置との中間位置より前記第1の姿勢位置側にあるときは前記他方向に前記取手部材を付勢し、前記取手部材が前記中間位置より前記第2の姿勢位置側にあるときは前記一方向に前記取手部材を付勢する
    ことを特徴とするユニット着脱装置。
  2. 前記取手部材が前記中間位置にあるときの前記板ばねの付勢力は、前記取手部材が前記第1の姿勢位置にあるときの前記板ばねの付勢力、及び前記取手部材が前記第2の姿勢位置にあるときの前記板ばねの付勢力より高い
    ことを特徴とする請求項1に記載のユニット着脱装置。
  3. 記録媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送機構を備え、
    前記取手部材を備える前記機器ユニットは、前記記録媒体が前記搬送経路にあるときに取り外し可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット着脱装置。
  4. 前記蓋体の前記開口部に対する覆蓋状態を検出する検出手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のユニット着脱装置。
  5. 前記機器ユニットは、当該機器ユニットの内部空間部に熱源を備えるとともに当該内部空間部から前記機器ユニットの外部空間に向かって温風を吹き出すヒーターユニットであって、前記温風の吹出口は前記取手部材が回動自在に設けられた前記上面以外の面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のユニット着脱装置。
  6. 記録媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、
    該搬送機構により搬送される前記記録媒体に前記搬送経路の途中で記録を施す記録ヘッドと、
    該記録ヘッドよりも前記搬送経路の下流側位置に設けられる請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のユニット着脱装置と、を備えた
    ことを特徴とする記録装置。
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