JPS62229257A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば電子複写装置等に装着される現像装置
の装着手段に改良を施した画像形成装置に関する。

（従来の技術） 近年、電子複写装置等の画像形成装置においては、装置
本体の被装着部に現像装置を構成する現像器をカセット
式により着脱自在に装着し、かつ適宜のロック手段で位
置決めロックして現像ローラを駆動機構のギヤ部に噛み
合わせ、更に入力部をコネクタに完全に接続した後、前
記装置本体の被装着部を保護カバーにより開閉自在に施
蓋し得るようにしたものが実用に供されている。

しかしながら、このような従来の画像形成装置にあって
は、装置本体の被装着部に現像器が正規の位置に位置決
めロックされていなくても保護カバーが閉じるような構
成となっている。

（発明が解決しようとする問題点） このため、装置本体の被装着部に現像器が正規の位置に
セットされていない非ロック状態であってもコピー動作
を開始することが可能であることから、画像不良や紙づ
まり等の原因になるといった問題があった。

本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、現像器が正規の位置にセットされて
いないときには保護カバーを閉じなくしてコピー動作不
能になるようにした画像形成装置を提供することにある
。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記した問題点を解決するために、本発明は、装置本体
の被装着部に、現像装置を構成する現像器を着脱可能に
かつロック状態で位置決め装着するとともに、前記装置
本体の被装着部を開閉自在な保護カバーで施蓋してなる
画像形成装置において、前記保護カバーを、前記現像器
の非ロック状態で施蓋不能にしてなる構成としたもので
ある。

（作　用） すなわち、本発明は、上記の構成とすることによって、
装置本体の被装着部に現像器が正規の位置に完全にロッ
クされていないと保護カバーが閉じないことから、この
保護カバーの開状態で原一台の移動を邪魔し、これによ
ってコピー動作を阻止することができるため、画像不良
や紙づまりを未然に防止することが可能になる。

（実　施　例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る画像形成装置である電子複写装置
の外観部分を示すもので、図中１は複写装置本体である
。この複写装置本体１の右側面部には、自動もしくは手
差し給紙可能な給紙カセット２が装着され、かつその左
側面部には排紙トレイ３が装着されているとともに１図
示しない原稿が載置される上面原稿載置板上には、左右
方向　　・（矢印ａ方向）に往復動自在な原稿台４が設
けられている。なおね図中５は前記複写装置本体１の上
面前端縁部に設けた操作表示部で１表示器６、テンキー
７、露光設定ボリウム８およびプリントキー９等からな
っている。

次に、上記複写装置本体１の内部機構を第２図を参照し
て説明する。

図中１０は上記複写装置本体１内のほぼ中央部に回動自
在に軸支された像担持体としてのドラム状の感光体で１
図示しない駆動機構により前記原稿台４と同期させて矢
印す方向に回転駆動し得るようになっている。この感光
体１０は、帯電チャージャ１１によって一様に帯電され
、かつ露光ランプ１２により照射された原稿画像を集束
性光伝送体１３により感光体１０上に結像させて静電潜
像を形成し、この静電潜像に後述する現像装置により現
像剤（以下、トナーという）を付着して現像し、この現
像剤の像（以下、トナー像という）を転写チャージャ１
４側に送り込んでなるものである。

上記転写チャージャ１４は、自動もしくは手差し給紙さ
れる給紙カセット２から給紙ローラ１５及びレジストロ
ーラ対１６．１６を介して送り込まれる記録紙としての
普通紙から成るコピー用紙Ｐ上に形成されたトナー像を
転写するもので、転写後のコピー用紙Ｐは、ＡＣコロナ
放電による剥離チャージャ１７により感光体１０上から
剥離されて搬送路１８を通して定着装置１９によりトナ
ー像を溶融定着し、排出ローラ対２０．２０により排紙
トレイ３上に排出されるようになっている一方、コピー
用紙Ｐへのトナー像の転写、剥離後の感光体１０上の残
留トナーは、清掃装置２１により清掃され、除電ランプ
２２により感光体１０上の電位を一定のレベル以下にし
て次のコピー動作を可能な状態にしている。

そして、上記複写装置本体１の原稿台４の下面に対応位
置する片側上面部には、第３図および第４図に示すよう
に、前記感光体１０に対向位置するように装着される後
述する現像装置の被装着部と成る収納空間１００が形成
されていて、この収納空間１００の内底部には、図示し
ない駆動機構のギヤ部や現像器の有無、現像器の色検知
、オ−トトナーの検出あるいはトナー補給機能の電源等
の接続機器であるコネクタ１０１が設置されているとと
もに、その内側壁面にはロック手段の係止部と成る支持
ピン１０２が突出固定されている一方、その上部の開口
部分側には、複写装置本体１側の電源スィッチあるいは
ドア開閉検出スイッチ等の駆動制御用スイッチング機構
１０３および保護カバー１０４が開閉自在に施蓋される
ように設けられている。この保護カバー１０４には、操
作体１０５が前記した駆動制御用スイッチング機構１０
３に対応する位置に取付けられ、この操作体１０３は、
前記保護カバー１０４の完全施蓋状態でのみ前記駆動制
御用スイッチング機１ｉ１１０３を開成動作させるよう
になっている。

また、上記現像装置３０は、第５図から第１０図に詳図
するような現像器を構成する現像装置本体４ｏからなっ
ている。

すなわち、この現像装置３０は下部ユニット３０ａと上
部ユニット３０ｂからなり、下部ユニット３０ａは、現
像機構部３１と現像剤撹拌部３２からなっている。

上記現像製構部３１は、現象装置本体４０の下部ケーシ
ング４０ａ内の開口部４１にに対向して配置された現像
ローラ３３と、この現象ローラ３３の表面に形成された
現像剤磁気ブラシＤ′の感光体１０との摺接部すなわち
現像位置３４よりも上流側に設けられ現像剤磁気ブラ゛
シＤ′の厚みを規制するドクタ３５と、このドクタ３５
によって厚みが規制された現像剤磁気ブラシＤ′をなら
す薄板部材３６を有している。また、現像剤撹拌部３２
は、現象装置本体４０の上部ケーシング４０ｂ内の現像
剤収容部３７に収容された第１、第２の現像剤撹拌部３
８．３９とを有している。

また、前記現＠Ｏ−ラ３３は、５つの磁極部を有した磁
気ロール３３ａと、この磁気ロール３３ａに外嵌されて
図中反時計方向に回転する回転スリーブ３３ｂとから構
成されている。

上記回転スリーブ３３ｂは、図中反時計方向に回転して
現象させる、いわゆるウィズモードどなっており、感光
体１０の象の流れに追従する方向にその表面に保持した
現像剤ブラシＤ゛を摺接させることにより、現象時間を
十分確保し、感光体１０に形成された静電潜像を高品質
の画像状態で現像するようになっている。

また、上部ユニット３０ｂは、現像装置本体４０の上部
ケーシング４０ｂと、この上部ケーシング４０ｂに対し
て１１１１５２自在なドナーホッパ５０と、前記現像剤
収容部３７内の現象側濃度を検出する現像剤濃度検知器
５１（これはカラー現像剤の場合には第５図の２点鎖線
に示す位置５１′に取付ける）と、この現像剤濃度検知
器５１からの検知言号トナーホッパ５１内に組込まれた
補給ローラ５２を必要に応じて駆動する補給装置駆動手
段５３等が組込まれた構成となっている。

また、第６図および第７図に示すように、上部ユニット
３０ｂは、前記下部ユニット３０ａに複数のねじ５４・
・・を介して固定されてフロント側お明細書の浄書（内
容に変更なし） よびリア側が固定され一体化されるとともに、上部ユニ
ツに一３０ｂに取付けられたハンドル６０を介して持上
げることができるようになっている。

また、このように構成てれた現像装置３０は、第１１図
に示すように複写装置本体１の上面側に空 形成てれた現像装置挿脱用の収納室間の開口部１４０を
介して複写装置本体１内に形成された被装着部に対して
着脱自在な構成となっている。なお、上記開口部１００
を露出させるにわたっては、原稿台４をスライドさせた
後、保護力）４−１０４を開ければよい。

上記現像ロー２３３のシャフト３３ｃは、現像装置本体
４０の両端部から突出してお夛、これらシャツ）ＪＪＣ
の両端部は被装着部のフロント側およびリヤ側に設けた
シャフトガイド部（図示せず）で案内てれ位置決めされ
るよう（・てなっている。

また、下部ユニツ）３０ｍのフロント側には、第６図に
示すように現像ローラ３３の磁気ロール３３ｍを回動変
位させることのできる主極位１ｉｔ！、１整用のレバー
６６が設けられていて、現象位置３４に対向する磁極部
の位置調整を行ない得る構成となっている。

また、上部ユニット３０ｂのトナーホッパ５０は、カー
トリッジ式となっておりトナーＴが無くなったらトナー
ホッパ５０ごと交換できるようになっている。

トナーホッパ５０を支持するホッパーガイド６７は、取
り外し可能となっており、このホッパーガイド６７を取
り外すと第７図に示すように前記現象側濃度検知器５１
．補給装置駆動手段５３゜および制御基板６８等が露出
するようになっている。

上、記補給装置駆動手段５３は、駆動歯車７０の駆動力
をクラッチ７１を介して従動歯車７２に伝達し、この従
動歯車７２と噛合する歯車（図示しない）を備えた補給
ローラ５２を駆動する構成となっており、また、クラッ
チ７１への駆動信号は現像剤濃度検知器５１からの検知
［言号に応じて送られるようになっている。

また、第１０図に示すように、下部ユニット３０ａに組
み込まれた前記現象ローラ３３．第１゜第２の現像剤撹
拌体３８．３９は順次噛合する歯車群７３〜７６を介し
て互いに運動するようになっており、また、上記歯車７
４は前記駆動歯車７０と一木に回転するようになってい
る。

上記第１の現像剤撹拌体３８は、羽根３８ａ・・・を回
転軸３８ｂに対して斜めに外嵌するように取り付けたも
ので、現像剤収容部３７内の現像剤りを現象ローラ３３
の軸方向の沿つ゛て往復移動させるようになっている。

また、第２の現像剤撹拌体３９は、回転軸３９ａの軸方
向に沿って１８０゜の位相で２列に羽ｔ１％３９ｂ・・
・を配設させたものであり、トナー補給ロア７の真下に
位置し、補給さしかして、上記した現像装置３０を複写
装置本体１の被装着部である収納空間１００に装着する
に際しては、第１１図に示すように、傾倒状態にある把
手と成るハンドル６０を両手で引き起こしながら持上げ
て、前記収納空間１００の開口部から挿入する。この状
態で、第１２図に示すように、前記ハンドル６ｏの回動
軸端に一体形成したフック部６０ａが前記収納空間１０
０に突設した支持ピン１０２に対応位置し得るようにな
っており、前記現像装置３ｏが正規の完全な装着状態に
位置するとき、前記ハンドル６０の傾倒回動を許容し、
これにより前記フック部６０ａが支持ピン１０２に係合
してロック状態を維持し得るようにして可脱を不可能に
するとともに、保護カバー１０４の施蓋を可能にする一
方、前記現像装Ｗ３０が正規′　の装着状態にないとき
には、前記ハンドル６０のフック部６０ａが支持ピン１
０２に突き当たってハンドル６０傾倒回動を不能にし、
このようなロック機構の非ロック状態によるハンドル６
０の立上りによって、保護カバー１０４の施蓋を不能に
して原稿台４の移動の邪魔になるようにすることにより
、操作体１０５による駆動制御用スイッチング機構１０
３の開成動作の不能と共に、複写装置自体の駆動を未然
に防止し得るようになっているものである。

なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く１本発明の要旨を変えない範囲で種々変更実施可能な
ことは勿論である６ ［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、装置
本体の被装着部に現像装置が正規の装着状態でもって完
全にロックされていないと保護カバーが閉じないように
したことから、この保護カバーの開状態によって原稿台
の移動が阻止されるために、コピー動作を不能にするこ
とができ、従来のような画像不良や紙づまり等を未然に
防止することができるというすぐれた効果を有する画像
形成装置を提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置として適用される電
子複写装置の一実施例を示す外観斜視図、第２図は同じ
く内部構造を示す概略的断面図、第３図は現像装置が装
着される装置本体の被装着部の要部斜視図、第４図は同
じく装置本体の被装着部の要部平面図、第５図は現像装
置の概略的縦断側面図、第６図は同じくトナーホッパを
取り除いたフロント側の要部斜視図、第７図は同じくト
ナーホッパを取り除いたリヤ側の要部斜視図、第８図は
同じく上部ユニットと下部ユニットとの分解斜視図、第
９図は同じく上部ユニットの斜視図、第１０図は同じく
下部ユニットの斜視図、第１１図は装置本体の被装着部
への装着状態を示す説明図、第１２図は同じくロック状
態を示す説明図である。 １・・・画像形成装置本体、　４・・・原稿台、１０・
・・像担持体、　　　３０・・・現像装置、４０・・・
現像器（現像装置本体）、６０・・・把手（ハンドル）
、　　６０ａ・・・フック部（ロック機構）、１００・
・・被装着部（収納空間）、１０２・・・係止部（支持
ビン）、１０４・・・保護カバー。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第８図 第４図 第５図 第６図 坤 第８図 第９図 第１０図 手続補正書、ヵオ。 昭和６ｈ了、−Ｂ１　　日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置本体の被装着部に、現像装置を構成する現像
   器を着脱可能にかつロック状態で位置決め装着するとと
   もに、前記装置本体の被装着部を開閉自在な保護カバー
   で施蓋してなる画像形成装置において、前記保護カバー
   を、前記現像器の非ロック状態で施蓋不能にしたことを
   特徴とする画像形成装置。
2. （２）現像器に把手を設け、この把手の傾倒回動に連動
   させて前記装置本体被装着部の係止部にロック可能なロ
   ック機構を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の画像形成装置。
3. （３）保護カバーに装置本体側の駆動制御用スイッチン
   グ機構の操作体を設けたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の画像形成装置。