JP5627055B2 - 開閉部材のロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車のインストルメントパネル等の開口部に、開閉可能に取付けられるリッド等の開閉部材を開閉ロックするための、開閉部材のロック装置に関する。
例えば、自動車のインストルメントパネル等にはグローブボックスが配設されており、このグローブボックスの開口部に対してリッドが開閉可能に取付けられている。そして、グローブボックスの開口部に対してリッドを閉じた状態にロックすると共に、開口部からリッドを開いた状態とするためのロック装置が設けられている。
例えば、下記特許文献1には、リッドの裏側に固定されるリテーナと、該リテーナの裏面側に回動可能に軸支されたロータと、このロータの点対称位置に連結され、先端部がリッドの両側からそれぞれ出没可能に支持された一対のロッドと、前記リテーナの表側に押し引き可能に取付けられて、該押し引き操作によって前記ロータを回動させるノブと、ロッドがリッド両側から突出する方向に常時回動付勢するリターンスプリングとを備え、ノブを押し引き操作することにより、ロータがリターンスプリングに抗して回動し、ロッドがリッド内に引き込むように構成されているサイドロック装置が記載されている。
図12を併せて参照すると、前記ノブ1は、その先端部両側から軸孔を設けた一対の支持片2が突設されており、これらの一対の支持片2の軸孔2aに、前記リテーナの両側から突出した支軸がそれぞれ挿入され、回動中心C1を中心にして、リテーナにノブ1が回動可能に取付けられるようになっている。また、前記ノブ1の先端部であって、一方の支持片2の内側近傍には、同支持片2の軸孔2aに整合する位置に、押圧子3が突設されている。すなわち、ノブ1を側面から見たときに、前記押圧子3と前記軸孔2aとがほぼ同軸上に設けられている。一方、前記ロータ4には受部5が突設されており、これに前記押圧子3が所定の掛かり代Lで重なった状態となっている。そして、図12の想像線で示すようにノブ1を引くと、押圧子3がロータ4の受部5を押圧して、リターンスプリングの付勢力に抗して、ロータ4が回転中心C2を中心に回動するようになっている。
特開2007−100343号公報
上述したように、特許文献1のサイドロック装置においては、押圧子3と軸孔2aとがほぼ同軸上に設けられているので、ノブ1を回転させて押圧子3が受部5を押圧して、ロータ4を回転させていくと、それに伴って、受部5に対する押圧子3の掛かり代Lが、次第に減少するようになっている。この場合、押圧子3が受部5から外れてしまって、ロータ4を回動させることができなくなる虞れがあった。
上記問題を解消するには、押圧子3若しくは受部5の長さを長くして、押圧子3と受部5との掛かり代Lを長く確保すればよいが、この場合には、ノブ1やロータ4が厚くなり装置全体が厚くなるという不都合が生じる。
したがって、本発明の目的は、ノブ回動時における、押圧子と受部との掛かり代の減少を防止すると共に、装置の薄型化を図ることができる、開閉部材のロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の開閉部材のロック装置は、被取付部材の開口部に開閉可能に取付けられるものであって、前記被取付部材又は前記開閉部材の一方に取付けられるハウジングと、このハウジングに回転可能に取付けられるロータと、該ロータに取付けられると共に、同ロータに連動してスライドし、前記被取付部材又は前記開閉部材の他方の係合部に係脱するロッドと、前記ロータに設けられた受部と、前記ロッドを前記係合部に向けて係合するように、前記ロータを直接又は前記ロッドを介して回動付勢するリターンスプリングと、前記ハウジングに回動可能に取付けられ、その一端が把持部をなすノブと、該ノブの他端に形成されて、前記受部に所定の掛かり代で重なり、前記ノブの把持部を引くことにより前記受部を押圧し、前記リターンスプリングの付勢力に抗して前記ロータを回転させて、前記ロッドを前記係合部から引き出す押圧子とを備え、前記ロッドが前記係合部に係合した状態で、前記ノブの回動中心は、前記受部と前記押圧子との接点よりも、前記ノブの把持部側に位置するように設定されていることを特徴とする。
本発明の開閉部材のロック装置においては、前記ハウジングに対して前記ノブを引いて前記係合部から前記ロッドを引き出すとき、前記受部に対する前記押圧子の掛かり代が、前記ロッドが前記係合部に係合した初期状態での掛かり代よりも減少しない回動範囲内で、前記ノブの回動が停止すると共に、前記係合部から前記ロッドが引き出されるように構成されていることが好ましい。
本発明の開閉部材のロック装置においては、前記ハウジングに対して前記ノブを引いて前記係合部から前記ロッドを引き出すとき、前記受部と前記押圧子との接点が、前記ノブの回動中心を通り前記ロータの回転軸と平行な線を越えない回動範囲内で、前記ノブの回動が停止すると共に、前記係合部から前記ロッドが引き出されるように構成されていることが好ましい。
本発明の開閉部材のロック装置においては、前記ノブには、円弧状溝が形成され、前記ハウジングには、該円弧状溝に挿入される、円弧状又は複数のピン状の突起が形成されており、前記ノブは、前記円弧状溝に挿入された前記突起によりガイドされながら、前記円弧状溝の円弧の中心を回動中心にして回動するように構成されていることが好ましい。
本発明の開閉部材のロック装置においては、前記ノブには、キーシリンダが回動可能に装着されており、前記キーシリンダの先端には前記キーシリンダの回動中心に対して偏心して突出した突起が設けられ、該突起は、所定の回動位置で前記ハウジングのロック部に係合して、前記ノブを引くことができなくなるように構成されており、前記ハウジングのロック部は、前記ロータに隣接した位置に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、被取付部材の開口部を開閉部材で閉じると、リターンスプリングによりロータが回動付勢され、それに連同してロッドが係合部に係合するので、開口部を開閉部材で閉じた状態にロックすることができる。一方、このロック状態でノブを引くと、ロータの受部がノブの押圧子に押圧されて、リターンスプリングの付勢力に抗して回転し、係合部からロッドが引き出されるので、開閉部材のロック解除がなされて、被取付部材の開口部を開くことができる。
そして、前記ロッドが前記係合部に係合した状態で、ノブの回動中心は、受部と押圧子との接点よりも、ノブの把持部側に位置するように設定されているので、ノブの引き操作に伴って、ロータの受部とノブの押圧子との掛かり代を次第に増大させることができる。その結果、ロータの受部とノブの押圧子との掛かり代を確保して、受部から押圧子が外れることを防止しつつ、装置を薄くコンパクトにすることができる。
本発明に係る開閉部材のロック装置の、一実施形態を示す分解斜視図である。 同ロック装置の、図1とは異なる方向から見た場合の分解斜視図である 同ロック装置を構成するハウジングを示しており、(a)はその斜視図、(b)は(a)とは異なる方向から見た場合の斜視図である。 同ロック装置を構成するロータを示しており、(a)はその斜視図、(b)は(a)とは異なる方向から見た場合の斜視図である。 同ロック装置を構成するノブを示しており、(a)はその斜視図、(b)は(a)とは異なる方向から見た場合の斜視図である。 同ロック装置を示しており、(a)はその斜視図、(b)は(a)とは異なる方向から見た場合の斜視図である。 同ロック装置を示しており、(a)はその背面図、(b)は平面図である。 同ロック装置の断面図である。 同ロック装置において、ノブを引く前の初期状態を示す説明図である。 同ロック装置において、ノブを引いた状態を示す説明図である。 同ロック装置において、押圧子の回動軌跡や、受部と押圧子との掛かり代等を説明するための、説明図である。 従来の、サイドロック装置を示す説明図である。
以下、本発明に係る開閉部材のロック装置の一実施形態について説明する。
図9及び図10に示すように、この実施形態における開閉部材のロック装置10(以下、「ロック装置10」)は、車両のインストルメントパネルに設けられたグローブボックス(本発明における「被取付部材」)の図示しない開口部に、開閉可能に取付けられるリッド7(本発明における「開閉部材」)を開閉ロックするために用いられる。
図1及び図2に示すように、このロック装置10は、前記リッド7の取付孔8(図9,10参照)に取付けられるハウジング20と、このハウジング20に回転可能に取付けられるロータ50と、このロータ50に取付けられ、グローブボックスの開口部に設けられた図示しない係合孔(本発明における「係合部」)に係脱する左右一対のロッド60,61と、前記ロータ50に設けられた受部55と、前記一対のロッド60,61を前記係合孔に向けて係合するように、前記ロータ50を直接又は前記ロッド60,61を介して回動付勢するリターンスプリング58と、前記ハウジング20に回動可能に取付けられ、その一端が把持部73をなすノブ70と、前記ノブ70の他端に形成されて、前記受部55に所定の掛かり代L(図9,10参照)で重なり、前記ノブ70の把持部73を引くことにより前記受部55を押圧し、前記リターンスプリング58の付勢力に抗して前記ロータ50を回転させて、前記ロッド60,61を図示しない係合孔から引き出す押圧子77と、前記ノブ70の他端部及び前記ハウジング20の間に介装され、同ノブ70をハウジング20から離れる方向に付勢するノブ付勢スプリング80と、前記ノブ70に回動可能に取付けられると共に突起95を有し、ハウジング20に対してノブ70を回動自在又は回動不能にロックするキーシリンダ90とを備えている。
図3を併せて参照すると、前記ハウジング20は、所定方向に長く伸びる矩形箱状をなし、横長の底部21と、該底部21の長辺から立設した側壁22,22と、前記底部21の短辺から立設した側壁23,24と、側壁23及び側壁22,22の一側部に連結されたロータ取付壁25とを有している。また、側壁22,22及び側壁23で囲まれ、前記ロータ取付壁25に隣接する空間部分は、キーシリンダ90が収容されるシリンダ収容空間27をなしている。
図3(a)に示すように、前記ロータ取付壁25には、ハウジング20の短辺方向中央であって、前記シリンダ収容空間27寄りに偏心した位置に、ロータ50を回転支持するための、鍵孔状のロータ軸孔28が形成されている。また、ロータ取付壁25のロータ軸孔28に隣接した位置には、ノブ70の押圧子77が揺動可能に挿入される、押圧子移動孔30が形成されている。更に、ロータ取付壁25の表面側であって、前記ロータ軸孔28に対して前記押圧子移動孔30とは反対側の位置には、前記ノブ付勢スプリング80の一端を保持するための、スプリング保持凹部31及びスプリング支持突起31aが形成されている。
図3(b)に示すように、底部21の前記ロータ取付壁25の裏側には、前記ロータ軸孔28を中心として円形状をなしたロータ収容凹部33が形成されている。このロータ収容凹部33内には、所定隙間を介して同心状に円筒壁34が形成されている。また、前記ロータ収容凹部33の内側であって、前記ロータ取付壁25の裏面側からは円弧状壁35が突設されており、この円弧状壁35と前記円筒壁34との間には回転規制壁36が形成されている。
更に、底部21の裏側であって、前記シリンダ収容空間27に対応する位置には、キーシリンダ90の突起95が挿入されるキー溝37が形成されている(図3(b)参照)。このキー溝37は、ハウジング20の長辺方向に沿って伸びると共に、キーシリンダ90の突起95がスライド可能に挿入されて、ノブ70を回動可能とする長溝状の開放部38と、この開放部38の前記ロータ収容凹部33側の端部から、ハウジング20の長辺方向に向けて円弧状に伸びると共に、前記突起95が挿入されたとき、ノブ70を回動不能にロックする円弧溝状のロック部39とを有している。すなわち、ロック部39は、ロータ収容凹部33に収容されるロータ50に隣接した位置に設けられている。また、底部21の前記側壁24の周縁からは、リッド7の取付孔8(図9,10参照)の裏側周縁に係合する係合爪部40が突出している。更に、底部21のシリンダ収容空間27側であって、側壁22,22の周縁には、ロッド60,61のスライドガイドをなすガイド突起41,41がそれぞれ突設されている。
また、各側壁22には、その長手方向ほぼ中央に、コ字状スリット43aを介して撓み可能で且つ取付孔8に裏側周縁に係合する係合爪43がそれぞれ形成されていると共に、その両側に取付孔8の表側周縁に係合する複数の突片44,44が形成されている。更に、各側壁22の前記底部21とは反対側の縁部には、前記ロータ軸孔28に近接する位置から、前記シリンダ収容空間27に向けて、円弧状の突起45が形成されており、この突起45がノブ70を回動可能に支持する部分となっている。なお、この実施形態の突起45は円弧状をなしているが、複数のピン状であってもよい。
図3(a)に示すように、前記側壁24の高さ方向中央には、長孔状のノブ回動規制孔46が形成されている。また、側壁24と側壁22との間の角部には、緩衝材取付孔47が形成されており、ゴム等の弾性部材からなる緩衝材48が取付けられている(図1参照)。
上記ハウジング20に回転可能に取付けられるロータ50は、図1、2及び図4に示すように、前記ハウジング20のロータ収容凹部33に収容される円形状の本体51と、該本体51の表側中心から突設し、前記ロータ軸孔28に挿入されて軸支される回転軸52と、前記本体51の裏側の周方向に対向した位置から突設し、ロッド60,61を取付ける一対のロッド取付部53,53と、前記本体51の表側から突出し、ノブ70の押圧子77に押圧される円柱状の受部55とから主として構成されている。また、このロータ50は、リターンスプリング58により、所定方向、ここでは図6(b)の矢印B方向に回動付勢されるようになっている。なお、リターンスプリングとして、ロッド60,61の少なくとも一方を突出方向に付勢するものを用いることもできる。
図4(a)に示すように、前記本体51は、その外周に二重円筒壁が形成されており、それらの間に環状溝51aが設けられている。また、前記回転軸52の先端部には、鍵孔状をなした前記ロータ軸孔28に対応して、突部52aが突設されている。更に、図4(a),(b)に示すように、本体51の、前記回転軸52の突部52aに近接した位置には、コ字状スリット57を介して撓み可能な回転規制爪56が形成されている。
図1及び図2に示すように、ロッド60,61は、その基端部に取付凹部63がそれぞれ設けられており、これらに上記ロータ50のロッド取付部53,53が挿入されて、ロッド60,61が取付けられるようになっている。そして、リターンスプリング58により、図6(b)の矢印B方向に回動付勢されたロータ50を介して、ロッド60,61の先端部が、グローブボックスの開口部の図示しない係合孔に、常時係合するようにリッド7の両側縁部から押し出されるようになっている。各ロッド60,61の取付凹部63に隣接した位置には、前記ガイド突起41がスライド可能に挿入されるガイド溝65が長手方向に沿って形成されている。
図1,2及び図5を参照すると、ハウジング20に回動可能に取付けられるノブ70は、横長の矩形箱状をなした前記ハウジング20に対応して、左右方向に長く伸びる横長の正面壁71と、この正面壁71の長手方向両側から突出した側壁72,72とを有しており、このノブ70の正面壁71の長手方向一端側が把持部73をなしている。また、側壁72,72の一端側には、連結壁74が直交して連結されており、側壁72,72の剛性を高めると共に、ノブ70を回動させていない状態で、前記ハウジング20のノブ回動規制孔46を覆い隠す部分となっている(図8参照)。
また、両側壁72,72の長手方向他端側には、円弧状溝75がそれぞれ形成されている。これらの円弧状溝75に、前記ハウジング20の円弧状をなした突起45がそれぞれ挿入されて、ハウジング20にノブ70が回動可能に取付けられるようになっている。このノブ70は、図9及び図10に示すように、円弧状溝75に挿入された円弧状の突起45によりガイドされながら、円弧状溝75の円弧の中心を回動中心C1として、回動するようになっている。
更に、前記正面壁71の裏側であって、前記円弧状溝75よりも長手方向他端寄りの位置には、ロータ50の受部55を押圧する押圧子77と、ノブ付勢スプリング80の他端を保持するスプリング支持突部78とが並列して突設されている。図9及び図10に示すように、前記押圧子77は、ロータ50の受部55に所定の掛かり代L(受部55に対して押圧子77が重なる長さを意味する)で重なり、ノブ70の把持部73を、ハウジング20から離れる方向に引くことにより(図10参照)、前記受部55を押圧して、前記リターンスプリング58の付勢力に抗して前記ロータ50を回転させ、前記ロッド60,61の各先端部を、グローブボックスの開口部の図示しない係合孔から引き出すものとなっている。なお、押圧子77の受部55に対する接触面77aは平面状をなしている。
また、ノブ70の前記正面壁71には、前記回動中心C1よりも把持部73に寄った位置であって、ノブ70をハウジング20に取付けたときに、ハウジング20の底部21に設けられたキー溝37に整合する位置に、キーシリンダ挿入孔81が形成されている。また、図5(b)に示すように、正面壁71の裏側であって、前記キーシリンダ挿入孔81の周縁からは、キーシリンダ保持壁82が突設している。更にキーシリンダ保持壁82の先端部であって、把持部73寄りの位置からは、前記ハウジング20のノブ回動規制孔46の孔縁に係合して、ノブ70の回動規制を図るストッパ爪83が設けられている(図10参照)。
そして、ロッド60,61の各先端部が、グローブボックスの図示しない係合孔に係合した状態で、図9に示すように、ノブ70の回動中心C1の軸心方向から見たときに、ノブ70の回動中心C1は、ロータ50の受部55とノブ70の押圧子77との接点Pよりも、ノブ70の把持部73側に位置するように設定されている。
更に、受部55に対する押圧子77の掛かり代L、又は、受部55と押圧子77との接点Pは、次のように設定されていることが好ましい。これについて図11を参照して説明する。この図11には、回動中心C1を中心にして回動するノブ70の、押圧子77の回動軌跡Tが示されている。また、ロッド60,61の先端部が、グローブボックスの開口部の図示しない係合孔に係合した初期状態における、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lの寸法基準点から、ロータ50の回転中心C2に対して直交する線が、符号S(以下、掛かり代線S)で示されている。なお、前記回動軌跡Tにおいて、掛かり代線Sが交差した部分よりも内周側が、ロッド先端部が係合孔に係合した初期状態よりも掛かり代Lが減少する範囲であり、外周側が初期状態よりも掛かり代Lが増大する範囲となる。
そして、好ましくは、ハウジング20に対してノブ70を引いて、グローブボックスの図示しない係合孔からロッド60,61の先端部を引き出すとき、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lが、ロッド60,61が、前記係合孔に係合した初期状態での掛かり代Lよりも減少しない回動範囲W1内で、ノブ70の回動が停止すると共に、前記係合孔からロッド60,61の先端部が引き出されるように構成されている。
より好ましくは、ハウジング20に対してノブ70を引いて、グローブボックスの図示しない係合孔からロッド60,61の先端部を引き出すとき、受部55と押圧子77との接点Pが、ノブ70の回動中心C1を通り、ロータ50の回転軸(回転中心C2参照)と平行な線C3を越えない回動範囲W2内で、ノブ70の回動が停止すると共に、前記係合孔からロッド60,61の先端部が引き出されるように構成されている。
この実施形態では、ハウジング20に対してノブ70を引いて回動させると、図10に示すように、ノブ70のストッパ爪83が、ハウジング20のノブ回動規制孔46の孔縁に係合して、ノブ70の回動規制がなされるようになっており、この状態では、受部55と押圧子77との接点Pが、ノブ70の回動中心C1を通り、ロータ50の回転軸(回転中心C2参照)と平行な線C3よりもやや手前側の回動範囲内で、ノブ70の回動が停止するようになっている。
上記ノブ70のキーシリンダ挿入孔81に挿入され、キーシリンダ保持壁82により保持されるキーシリンダ90は、図1及び図2に示すように、ケース91と、このケース91内に回動可能に配置されると共に鍵孔93aを有する回転体93と、この回転体93の先端部であって、その回転中心に対して偏心した位置から突出した突起95とを有している。前記突起95は、ハウジング20のキー溝37に回動可能に挿入され、同キー溝37の開放部38に突起95が位置するときは(図7(a)参照)、ノブ70の回動時に突起95が開放部38内をスライド移動するので、ノブ70を回動させることができる。一方、ロック部39に突起95が位置するときには(図8参照)、ロック部39に突起95が係合して、ノブ70を引くことができなくなるので、ノブ70が回動不能にロックされるようになっている。
なお、各部材の相対配置関係について説明すると、図9に示すように、ノブ70の回動中心C1は、ロータ50の回転中心C2に対して直交し、ロータ50の回動中心C2よりもノブ70の把持部73側に位置している。
また、ノブ70の押圧子77は、ノブ70の回動中心C1に対して、把持部73とは反対側に所定距離離れて位置し、ロータ50側に向けて突出している。この実施例形態では、ノブ70を回動させずロッド60,61の先端部が係合孔に係合した初期状態(図9参照)において、押圧子77は、ロータ50の回転中心C2とほぼ平行に延出されている。
一方、図9に示すようにキーシリンダ90の回動中心C4は、ノブ70を回動させずロッド先端部が係合孔に係合した初期状態において、ロータ50の回転中心C2とほぼ平行とされると共に、ノブ70の回動中心C1に対して、把持部73側に所定距離離れて配置されている。
次に上記構成からなる開閉部材のロック装置10の作用効果について説明する。
上記ロック装置10は、例えば、次のようにして組み立てられるようになっている。すなわち、ノブ付勢スプリング80の一端をハウジング20のスプリング保持凹部31及びスプリング支持突起31aに保持させると共に、他端をノブ70のスプリング支持突部78に保持させた状態で、ハウジング20の円弧状の突起45,45を、ノブ70の円弧状溝75,75にそれぞれ挿入する。それにより、ハウジング20にノブ70が回動可能に取付けられると共に、ノブ付勢スプリング80がハウジング20とノブ70との間に圧縮状態で介装されて、ノブ70がハウジング20から離れる方向に付勢される。
そして、リターンスプリング58のコイル部58aを、ロータ50の回転軸52に外装させ、同リターンスプリング58の脚部58bの一方を、ハウジング20の円弧状壁35に係止させ、脚部58bの他方をロータ50の本体51に係止させた状態で、ロータ50の回転軸52の突部52aを、ハウジング20の鍵孔状のロータ軸孔28に整合させて、ロータ50を押し込む。その状態で、リターンスプリング58の付勢力に抗して、図3(b)の矢印A方向にロータ50を回転させることにより、回転規制爪56がハウジング20の回転規制壁36を乗り越えて、ロータ軸孔28に回転軸52が回転可能に軸支されると共に、ロータ収容凹部33にロータ50の本体51が収容され、その環状溝51aにハウジング20の円筒壁34が挿入されて(図8参照)、ハウジング20にロータ50が抜け止めされた状態で、回転可能に取付けられるようになっている。こうして、ハウジング20にノブ70及びロータ50が組付けられることとなる。なお、この状態でロータ50は、リターンスプリング58の付勢力によって、図6(b)の矢印B方向に回動付勢されるようになっている。また、ロータ50を矢印B方向にそれ以上回動させても、ロータ50の回転規制爪56がハウジング20の回転規制壁36に当接して、ロータ50の回転が規制されるようなっている。
そして、リッド7の取付孔8(図9参照)に、ノブ70及びロータ50が組付けられたハウジング20を裏側から挿入して、その係合爪部40を取付孔8の裏側周縁に引き掛けた後、ハウジング20を押し込んで、取付孔8の裏側周縁に係合爪部40及び係合爪43,43を係合させると共に、取付孔8の表側周縁に複数の突片44をそれぞれ係合させることで、図9に示すように、ノブ70及びロータ50が組付けられたハウジング20を、リッド7の取付孔8に取付けることができる。その後、ロッド60,61の取付凹部63に、ロータ50のロッド取付部53,53をそれぞれ挿入することで、一対のロッド60,61が、ロータ50の回転中心C2(図11参照)を中心として、点対称な位置に配設される。このロッド60,61は、リターンスプリング58で回動付勢されたロータ50によって、その先端部がグローブボックスの開口部の図示しない係合孔に向けて、リッド7の両側縁部から押し出されるようになっている。
そして、グローブボックスの図示しない開口部を閉じるべくリッド7を押し込むと、ロッド60,61の図示しない各先端部の背面側の、テーパ状をなしたテーパ部が、グローブボックスの開口部周縁に押圧されて、リターンスプリング58の付勢力に抗して内方にスライドし、各先端部が開口部の図示しない係合孔に至ると、再度リターンスプリング58によりロータ50が回動付勢されて、ロッド60,61の各先端部が前記係合孔にそれぞれ係合して、グローブボックスの図示しない開口部をリッド7によって閉じた状態にロックすることができる。
この状態が図9に示されている。ここでキーシリンダ90の鍵孔93aに図示しないキーを差し込んで、ケース91に対して回転体93を回転させて、突起95をハウジング20のキー溝37のロック部39に挿入させて係合させることで、ハウジング20に対してノブ70が回動しないようにロックすることができる(図6(b)及び図8参照)。
このとき、上記ロック部39は、ハウジング20の底部21の、ロータ50に隣接した位置に設けられているので、ロック部39の位置をノブ70の回動中心C1に近づけることができ、ノブ70の回動角度の変化に対するキーシリンダ90の突起95とロック部39との当接部の移動量が小さくなるので、キーシリンダ90の突起95が比較的短くてもロック部39に確実に係合させることができ、その結果、キーシリンダ90の突起95の長さを短くして、ハウジング20の厚みを薄くして、ロック装置10のコンパクト化を図ることができる。
一方、ハウジング20に対してノブ70が回動しないようにロックされた状態から、同ロック状態を解除する場合には、前記鍵孔93aにキーを差し込み、回転体93を回転させて、その突起95をキー溝37の開放部38に位置させることで、ノブ70を回動可能とすることができる(図7(a)参照)。この状態で、把持部73を把持して、ノブ70をハウジング20に対して離れる方向に引くと、ロータ50の受部55がノブ70の押圧子77に押圧されて、リターンスプリング58の付勢力に抗してロータ50が回転し、グローブボックスの前記係合孔からロッド60,61の各先端部が引き込まれて、グローブボックスの図示しない開口部からリッド7を開くことができる。
そして、このロック装置10においては、ロッド60,61の各先端部が、グローブボックスの図示しない係合孔に係合した状態で、図9に示すように、ノブ70の回動中心C1は、受部55と押圧子77との接点Pよりも、ノブ70の把持部73側に位置するように設定されているので、図10に示すように、ノブ70の引き操作に伴って、ロータ50の受部55に対するノブ70の押圧子77の掛かり代Lを、次第に増大させることができる。その結果、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lを確保することができるので、受部55から押圧子77が外れることを防止して、ロータ50を確実に回動させることができると共に、押圧子77や受部55を長く形成する必要がなく、ノブ70やロータ50をなるべく薄くすることができ、ロック装置10を薄くコンパクトにすることができる。
また、ハウジング20に対してノブ70を引いて、グローブボックスの開口部の図示しない係合孔からロッド60,61の先端部を引き出すとき、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lが、ロッド60,61が、前記係合孔に係合した初期状態での掛かり代Lよりも減少しない回動範囲W1内で、ノブ70の回動が停止すると共に、前記係合孔からロッド60,61の先端部が引き出されるように構成されている場合には(図11参照)、ノブ70の引き操作に伴って、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lを、初期状態の掛かり代Lよりも減少させずに、前記係合孔からロッド60,61の各先端部を引き出すことができ、受部55から押圧子77が外れることをより確実に防止できる。
更に、ハウジング20に対してノブ70を引いて、グローブボックスの開口部の図示しない係合孔からロッド60,61の先端部を引き出すとき、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lが、ロッド60,61が、前記係合孔に係合した初期状態での掛かり代Lよりも減少しない回動範囲W2内で、ノブ70の回動が停止すると共に、前記係合孔からロッド60,61の先端部が引き出されるように構成されている場合には(図11参照)、ノブ70の引き操作に伴って、受部55に対する押圧子77の掛かり代Lが、初期状態の掛かり代Lより増大する過程で、前記係合孔からロッド60,61の各先端部を引き出すことができ、受部55から押圧子77が外れることを更に確実に防止できる。
また、この実施形態では、ノブ70に円弧状溝75が形成され、この円弧状溝75の円弧の中心を回動中心C1にして、ノブ70が回動するように構成されているので(図9及び図10参照)、ノブ70の表面側に回動中心を設けて、ロック装置10の全体を更に薄型化することができる。
なお、以上の実施形態では、開閉部材であるリッド7にロック装置10を取付けているが、被取付部材であるグローブボックス等にロック装置10を取付けることもでき、特に限定されない。また、本実施形態のロック装置は、グローブボックスの開口部に、リッド7が開閉可能に取付けられた構造に適用したが、例えば、インストルメントパネルの開口部に、ボックス状のグローブボックスが開閉可能に取付けられた構造や、インストルメントパネルの開口部にリッドが開閉可能に取付けられた構造等に適用してもよく(この場合、インストルメントパネルが本発明の「被取付部材」をなし、グローブボックスやリッドが本発明の「開閉部材」をなす)、開口部を有する被取付部材に広く用いることができる。また、上記実施形態では、ロッドが係合する「係合部」は、グローブボックスの開口部に設けられた図示しない係合孔としたが、例えば、開口部の周縁部等であってもよく、ロッドが係合可能な部分であればよい。
10 開閉部材のロック装置(ロック装置)
20 ハウジング
39 ロック部
50 ロータ
55 受部
58 リターンスプリング
60,61 ロッド
70 ノブ
73 把持部
75 円弧状溝
77 押圧子
80 ノブ付勢スプリング
90 キーシリンダ
95 突起

Claims (4)

  1. 被取付部材の開口部に開閉可能に取付けられる開閉部材のロック装置であって、
    前記被取付部材又は前記開閉部材の一方に取付けられるハウジングと、
    このハウジングに回転可能に取付けられるロータと、
    該ロータに取付けられると共に、同ロータに連動してスライドし、前記被取付部材又は前記開閉部材の他方の係合部に係脱するロッドと、
    前記ロータに設けられた受部と、
    前記ロッドを前記係合部に向けて係合するように、前記ロータを直接又は前記ロッドを介して回動付勢するリターンスプリングと、
    前記ハウジングに回動可能に取付けられ、その一端が把持部をなすノブと、
    該ノブの他端に形成されて、前記受部に所定の掛かり代で重なり、前記ノブの把持部を引くことにより前記受部を押圧し、前記リターンスプリングの付勢力に抗して前記ロータを回転させて、前記ロッドを前記係合部から引き出す押圧子とを備え、
    前記ロッドが前記係合部に係合した状態で、前記ノブの回動中心は、前記受部と前記押圧子との接点よりも、前記ノブの把持部側に位置するように設定されており、
    前記ノブは、正面壁と、該正面壁の両側からハウジング側に向けて突設された一対の側壁とを有し、該一対の側壁には前記正面壁側に中心を有する円弧状溝が形成され、前記ハウジングには、該円弧状溝に挿入される、円弧状又は複数のピン状の突起が形成されており、前該円弧状溝の中心を回動中心として前記ノブが回動するように構成されていることを特徴とする開閉部材のロック装置。
  2. 前記ハウジングに対して前記ノブを引いて前記係合部から前記ロッドを引き出すとき、前記受部に対する前記押圧子の掛かり代が、前記ロッドが前記係合部に係合した初期状態での掛かり代よりも減少しない回動範囲内で、前記ノブの回動が停止すると共に、前記係合部から前記ロッドが引き出されるように構成されている請求項1記載の開閉部材のロック装置。
  3. 前記ハウジングに対して前記ノブを引いて前記係合部から前記ロッドを引き出すとき、前記受部と前記押圧子との接点が、前記ノブの回動中心を通り前記ロータの回転軸と平行な線を越えない回動範囲内で、前記ノブの回動が停止すると共に、前記係合部から前記ロッドが引き出されるように構成されている請求項2記載の開閉部材のロック装置。
  4. 前記ノブには、キーシリンダが回動可能に装着されており、前記キーシリンダの先端には前記キーシリンダの回動中心に対して偏心して突出した突起が設けられ、該突起は、所定の回動位置で前記ハウジングのロック部に係合して、前記ノブを引くことができなくなるように構成されており、前記ハウジングのロック部は、前記ロータに隣接した位置に配置されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の開閉部材のロック装置。
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