JPH0642705A - 蒸気発生装置 - Google Patents
蒸気発生装置Info
- Publication number
- JPH0642705A JPH0642705A JP19814292A JP19814292A JPH0642705A JP H0642705 A JPH0642705 A JP H0642705A JP 19814292 A JP19814292 A JP 19814292A JP 19814292 A JP19814292 A JP 19814292A JP H0642705 A JPH0642705 A JP H0642705A
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- JP
- Japan
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- water
- steam generating
- vessel body
- steam
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸気発生用缶体の内部及び通水と排水回路内
に付着、そして堆積するスケールの低減をはかり、耐久
性、信頼性に優れた蒸気発生器を提供するものである。 【構成】 蒸気発生の運転終了のため、スイッチ３１に
より、加熱装置２３を停止させる。そして蒸気発生用缶
体２１から貯水２２を排水すると共に洗浄も行う。さら
に、排水弁２９を閉止させて水位センサ２５が満水を検
知するまで給水ポンプ３０を運転し注水する。以上の制
御を装置３２が行うと共に蒸気発生用缶体２１の内部に
は、貯水２２が残されているので、これにより蒸気発生
用缶体２１の内面に、付着及び堆積するスケールはスラ
イム状（粘液状）に保持され蒸気発生用缶体への付着、
堆積の成長が防止される。
に付着、そして堆積するスケールの低減をはかり、耐久
性、信頼性に優れた蒸気発生器を提供するものである。 【構成】 蒸気発生の運転終了のため、スイッチ３１に
より、加熱装置２３を停止させる。そして蒸気発生用缶
体２１から貯水２２を排水すると共に洗浄も行う。さら
に、排水弁２９を閉止させて水位センサ２５が満水を検
知するまで給水ポンプ３０を運転し注水する。以上の制
御を装置３２が行うと共に蒸気発生用缶体２１の内部に
は、貯水２２が残されているので、これにより蒸気発生
用缶体２１の内面に、付着及び堆積するスケールはスラ
イム状（粘液状）に保持され蒸気発生用缶体への付着、
堆積の成長が防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スチーム入浴、加湿空
調、湿式乾燥、蒸し器などに利用する蒸気発生装置の構
成に係るものである。
調、湿式乾燥、蒸し器などに利用する蒸気発生装置の構
成に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の水を沸騰させて蒸気を発
生させる蒸気発生装置は、図３及び処理Ｓ−１〜Ｓ−７
にわたるフローチャートを示す図４の通りである。すな
わち、スイッチ１１を操作して運転を停止させると（Ｓ
−１）、蒸気発生用缶体１の加熱装置３の加熱が停止し
（Ｓ−２）、そして排水弁９が開弁して（Ｓ−３）、蒸
気発生用缶体１内の貯水２と剥離スケールが給排水管
８、排水弁９を通って機外へ排出される（Ｓ−４）。そ
して、一定時間経過後（Ｓ−５）に給水ポンプ１０の運
転により給排水管８及び排水弁９を洗浄後（Ｓ−６）、
給水ポンプ１０を停止させ（Ｓ−７）、運転を終了させ
ていた。
生させる蒸気発生装置は、図３及び処理Ｓ−１〜Ｓ−７
にわたるフローチャートを示す図４の通りである。すな
わち、スイッチ１１を操作して運転を停止させると（Ｓ
−１）、蒸気発生用缶体１の加熱装置３の加熱が停止し
（Ｓ−２）、そして排水弁９が開弁して（Ｓ−３）、蒸
気発生用缶体１内の貯水２と剥離スケールが給排水管
８、排水弁９を通って機外へ排出される（Ｓ−４）。そ
して、一定時間経過後（Ｓ−５）に給水ポンプ１０の運
転により給排水管８及び排水弁９を洗浄後（Ｓ−６）、
給水ポンプ１０を停止させ（Ｓ−７）、運転を終了させ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
運転停止シーケンスでは、運転停止後において蒸気発生
用缶体１内に残留しているスケール成分が、蒸気発生用
缶体１内に、不使用時には水が入っていないので、蒸気
発生用缶体１の乾燥と共に濃縮されて凝固する。そし
て、その繰り返しによりスケール成分が成長し、蒸気発
生用缶体１の熱伝達率の劣化に伴う蒸気発生効率低下及
び給排水管８の詰まりが発生し、器具性能の低下並びに
器具寿命の低下をもたらしていた。
運転停止シーケンスでは、運転停止後において蒸気発生
用缶体１内に残留しているスケール成分が、蒸気発生用
缶体１内に、不使用時には水が入っていないので、蒸気
発生用缶体１の乾燥と共に濃縮されて凝固する。そし
て、その繰り返しによりスケール成分が成長し、蒸気発
生用缶体１の熱伝達率の劣化に伴う蒸気発生効率低下及
び給排水管８の詰まりが発生し、器具性能の低下並びに
器具寿命の低下をもたらしていた。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解消するもの
で、運転停止時に残留したスケール成分の凝固を防止
し、スケール成分の成長の抑制をはかり、これにより長
時間の使用においても、缶体の安全性、耐久性に優れた
蒸気発生装置を実現しようとするものである。
で、運転停止時に残留したスケール成分の凝固を防止
し、スケール成分の成長の抑制をはかり、これにより長
時間の使用においても、缶体の安全性、耐久性に優れた
蒸気発生装置を実現しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記目
的を達成するために、器具の運転停止時の蒸気発生用缶
体の貯水を排水し、かつ給排水管洗浄後、蒸気発生用缶
体に再給水を行うよう制御する手段を備えたものであ
る。
的を達成するために、器具の運転停止時の蒸気発生用缶
体の貯水を排水し、かつ給排水管洗浄後、蒸気発生用缶
体に再給水を行うよう制御する手段を備えたものであ
る。
【０００６】
【作用】上記手段により、本発明の蒸気発生装置は、蒸
気発生用缶体のスケール成分が貯水内に浸されているた
め凝固することなく保持され、蒸気発生用缶体から排出
され易く、給排水管、排水弁の詰まりが低減される。
気発生用缶体のスケール成分が貯水内に浸されているた
め凝固することなく保持され、蒸気発生用缶体から排出
され易く、給排水管、排水弁の詰まりが低減される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明による蒸気発生装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【０００８】〔実施例１〕図１、及び処理Ｓ−１１〜Ｓ
−２１にわたるフローチャートの図２により本発明の一
実施例を示す。
−２１にわたるフローチャートの図２により本発明の一
実施例を示す。
【０００９】図１に示すように蒸気発生装置の運転ＳＷ
３１をＯＮすると、排水弁２９が閉弁状態であることを
制御装置３２が確認する。すると給水ポンプ３０が運転
を開始し、水が給排水管２８を通って蒸気発生用缶体２
１に給水される。そして、高水位検知用の水位センサ２
５が満水を検知するとポンプ３０の運転が停止し、加熱
装置２３の加熱が開始され、蒸気発生用缶体２３内の貯
水２２の沸騰と共に蒸気が発生する。この蒸気は蒸気吐
出管３３を通って使用箇所に導かれている。
３１をＯＮすると、排水弁２９が閉弁状態であることを
制御装置３２が確認する。すると給水ポンプ３０が運転
を開始し、水が給排水管２８を通って蒸気発生用缶体２
１に給水される。そして、高水位検知用の水位センサ２
５が満水を検知するとポンプ３０の運転が停止し、加熱
装置２３の加熱が開始され、蒸気発生用缶体２３内の貯
水２２の沸騰と共に蒸気が発生する。この蒸気は蒸気吐
出管３３を通って使用箇所に導かれている。
【００１０】このようにして連続的な蒸気発生により、
蒸気発生用缶体２１内の貯水２２が減少すると、低水位
検知用の水位センサ２５ａが貯水２２の減少を検知し、
給水ポンプ３０が運転され、再び、高水位検知用の水位
センサ２５が高水位を検知すると給水ポンプ３０の運転
を停止させる。そして、蒸気発生装置の運転中は、この
制御は制御装置３２によって連続に行われる。図中２４
は水槽である。
蒸気発生用缶体２１内の貯水２２が減少すると、低水位
検知用の水位センサ２５ａが貯水２２の減少を検知し、
給水ポンプ３０が運転され、再び、高水位検知用の水位
センサ２５が高水位を検知すると給水ポンプ３０の運転
を停止させる。そして、蒸気発生装置の運転中は、この
制御は制御装置３２によって連続に行われる。図中２４
は水槽である。
【００１１】そして、上記構成により次に本発明の特徴
部分の動作を説明すると、運転スイッチ３１をＯＦＦす
ると（Ｓ−１１）、蒸気発生用缶体２１の加熱装置２３
の加熱が停止する（Ｓ−１２）。その直後、排水弁２９
が開弁し（Ｓ−１３）、蒸気発生用缶体２１内の貯水２
２が給排水管２８及び排水弁２９を通って機外に排水さ
れる（Ｓ−１４）。その後の一定時間休止後（Ｓ−１
５）、給水ポンプ３０が運転され（Ｓ−１６）、給排水
管２８及び排水弁２９の洗浄後、再び停止する（Ｓ−１
７）。
部分の動作を説明すると、運転スイッチ３１をＯＦＦす
ると（Ｓ−１１）、蒸気発生用缶体２１の加熱装置２３
の加熱が停止する（Ｓ−１２）。その直後、排水弁２９
が開弁し（Ｓ−１３）、蒸気発生用缶体２１内の貯水２
２が給排水管２８及び排水弁２９を通って機外に排水さ
れる（Ｓ−１４）。その後の一定時間休止後（Ｓ−１
５）、給水ポンプ３０が運転され（Ｓ−１６）、給排水
管２８及び排水弁２９の洗浄後、再び停止する（Ｓ−１
７）。
【００１２】次に排水弁２９が閉弁し（Ｓ−１８）、給
水ポンプ３０が再運転され、水位センサタンク２４の高
水位検知用の水位センサ２５が高水位を検知すると給水
ポンプ３０の運転を停止する（Ｓ−１９・Ｓ−２０・Ｓ
−２１）。そして、運転スイッチ３１により、次の運転
が開始されるまで、蒸気発生用缶体２１内の貯水２２は
保持され、蒸気発生用缶体２１内のスケール凝固を防止
することができる。
水ポンプ３０が再運転され、水位センサタンク２４の高
水位検知用の水位センサ２５が高水位を検知すると給水
ポンプ３０の運転を停止する（Ｓ−１９・Ｓ−２０・Ｓ
−２１）。そして、運転スイッチ３１により、次の運転
が開始されるまで、蒸気発生用缶体２１内の貯水２２は
保持され、蒸気発生用缶体２１内のスケール凝固を防止
することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の蒸気発生装置では、制御手段が運転停止中の蒸気発
生用缶体内を貯水で満たして保存するように制御するか
ら、蒸気発生用缶体内に堆積するスケール成分の凝固を
軽減できると共に排水回路でのスケール片の詰まりも防
止することができ、安全性、耐久性に優れた蒸気発生装
置を提供することができる。
明の蒸気発生装置では、制御手段が運転停止中の蒸気発
生用缶体内を貯水で満たして保存するように制御するか
ら、蒸気発生用缶体内に堆積するスケール成分の凝固を
軽減できると共に排水回路でのスケール片の詰まりも防
止することができ、安全性、耐久性に優れた蒸気発生装
置を提供することができる。
【図１】本発明蒸気発生装置の一実施例を示す構成図
【図２】同装置の動作を示すフローチャート
【図３】従来の蒸気発生装置を示す構成図
【図４】同従来例の動作を示すフローチャート
２１ 蒸気発生用缶体 ２２ 貯水 ２５ 高水位検知用水位センサ ２９ 排水弁 ３０ 給水ポンプ ３２ 制御装置（制御手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 康弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】蒸気発生用缶体と、排水及び洗浄の終った
前記蒸気発生用缶体に再注水を行い貯水で満たすように
する制御手段を有する蒸気発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19814292A JPH0642705A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19814292A JPH0642705A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 蒸気発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642705A true JPH0642705A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16386160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19814292A Pending JPH0642705A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 蒸気発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642705A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100751408B1 (ko) * | 2005-03-17 | 2007-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 증기발생장치 및 그 세척방법 |
| US7854152B2 (en) | 2003-08-13 | 2010-12-21 | Lg Electronics Inc. | Steam generator for washing machine |
| US9074389B2 (en) | 2011-08-02 | 2015-07-07 | Piolax, Inc | Lock apparatus for opening/closing member |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19814292A patent/JPH0642705A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7854152B2 (en) | 2003-08-13 | 2010-12-21 | Lg Electronics Inc. | Steam generator for washing machine |
| KR100751408B1 (ko) * | 2005-03-17 | 2007-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 증기발생장치 및 그 세척방법 |
| US9074389B2 (en) | 2011-08-02 | 2015-07-07 | Piolax, Inc | Lock apparatus for opening/closing member |
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