JP5616813B2 - 電子回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の半導体チップ(又は電子回路基板)を同一装置内に多層に積層した(又は横に配置して磁性体材料などを用いて磁束を導いた)際に、あるいは半導体チップ(又は電子回路基板)を備えた複数の装置を近接配置(装置をスロットに挿入したり所定の面に密着することで近接配置)した際に、無線で半導体チップ(又は電子回路基板)間でデータを伝送することができる電子回路に関するものである。例えば、NANDフラッシュメモリやDRAMなどの同一メモリーチップをパッケージ内に積層実装した際のチップ間のシリアルデータ通信に利用できる。あるいは、プロセッサとDRAMなど、異なるチップをパッケージ内に積層実装した際のチップ間のシリアルデータ通信にも同様に利用できる。更に、例えばメモリカードとパーソナルコンピュータの間のように、挿抜や着脱できるプリント回路基板が、互いに近接配置されてインタフェースを構成した際の基板間のシリアルデータ通信にも利用できる。
本発明者らは、半導体集積回路チップや電子回路基板の配線により形成されるコイルの誘導結合を用いて、積層されるチップや基板間でデータ通信を行う電子回路を提案している(特許文献1〜13、非特許文献1〜3参照)。
その中で、送信元が送信した信号を送信元と受信先との間にある中継器が中継することによって遠方の受信先までデータを転送できる電子回路を提案している(特許文献9)。この電子回路には、各基板にクロックを分配してそのクロックによって制御して信号を復元する同期式と、クロックを分配せず受信信号の変化を検出して信号を復元する非同期式がある。また、中継器の送信用コイルと受信用コイルとを兼用する場合、及び、両者を同軸に配置する場合にはコイルが占めるスペースを小さくすることができる反面、中継する際に、受信先に送信する信号が回り込んで自身の受信器に意図しない信号(以下、この信号を「復唱」と言う)が入力してしまう。非同期式の場合には、特にこの復唱が問題となる。
さらに、非同期式の場合のこの復唱は比較的大きな信号となるが、受信用コイルには容量成分が寄生するので、インダクタンスとキャパシタンスで受信信号が振動する場合があり、その場合には受信信号が逆極性にも振れて、非同期に逆極性の新しい信号を受信するときと同様の信号を受信器が受信するので、誤動作の原因となり得る(いわゆるオーバーシュート又はアンダーシュート)。
特開2005−228981号公報 特開2005−348264号公報 特開2006−066454号公報 特開2006−173986号公報 国際公開第2009/069532号 特開2009−188468号公報 特開2009−266109号公報 特開2009−277842号公報 特開2009−295699号公報 特開2010−015654号公報 特開2010−045166号公報 特開2010−199280号公報 特開2010−287113号公報
K. Niitsu, Y. Shimazaki, Y.Sugimori, Y. Kohama, K. Kasuga, I. Nonomura, M. Saen, S. Komatsu, K. Osada, N.Irie, T. Hattori, A. Hasegawa, and T. Kuroda, "An Inductive-Coupling Linkfor 3D Integration of a 90nm CMOS Processor and a 65nm CMOS SRAM," IEEEInternational Solid-State Circuits Conference (ISSCC'09), Dig. Tech. Papers,pp.480-481, Feb. 2009. Y. Sugimori, Y. Kohama, M.Saito, Y. Yoshida, N. Miura, H. Ishikuro, T. Sakurai and T. Kuroda, "A2Gb/s 15pJ/b/chip Inductive-Coupling Programmable Bus for NAND Flash MemoryStacking," IEEE International Solid-State Circuits Conference (ISSCC'09),Dig. Tech. Papers, pp.244-245, Feb. 2009. S. Kawai, H. Ishikuro, and T.Kuroda, "A 2.5Gb/s/ch Inductive-Coupling Transceiverfor Non-Contact Memory Card," IEEE International Solid-State Circuits Conference (ISSCC'10), Dig.Tech. Papers, pp.264-265, Feb. 2010.
これらの問題は、復唱時に受信器をdisable(休止)することによって解決できるとされるものの、その具体的な実現例は提案されていない。
本発明は、上記問題点に鑑み、中継によって基板間にデータを転送する際に発生する上記復唱の問題を解決する具体的な電子回路を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の電子回路は、誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)とを積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化し、中継が完了するまでの所定期間はより大きく変化するヒステリシス特性を有することを特徴とする。
請求項2記載の本発明の電子回路は、誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)とを積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化するヒステリシス特性を有すると共に、中継が完了するまでの所定期間は受信感度をより低くすることを特徴とする。
請求項3記載の本発明の電子回路は、誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)とを積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化するヒステリシス特性を有すると共に、中継が完了するまでの所定期間は入力信号がより小さくなるようにすることを特徴とする。
本発明によれば、中継によって基板間にデータを転送する際に発生する意図しない干渉の問題を解決することできる。
本発明の実施例1による電子回路の構成を示す図である。 本発明の実施例1の具体的な回路例を示す図である。 本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第1の回路例を示す図である。 本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第2の回路例を示す図である。 本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第3の回路例を示す図である。 本発明の実施例2による電子回路の構成を示す図である。 本発明の実施例2の具体的な回路例を示す図である。 本発明の実施例2による電子回路の効果を説明する図である。 本発明の実施例3による電子回路の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1による電子回路の構成を示す図である。図1(a)は、電子回路の全体を示す概念図であり、図1(b)は、各部の波形を示す図である。各チップは基本的に同一の構成であって良いが、ここでは、動作の説明に必要な部分を図示して説明する。送信用のチップ1は、送信器11及び送信用コイル16を有する。中継用のチップ2は、送信器21、受信器22、受信器制御回路23、送信用コイル26、及び受信用コイル27を有する。受信用のチップ3は、受信器32及び受信用コイル37を有する。各コイルは各基板に金属配線層によって形成され、各基板が積層された状態で重ね合わさり、送信用コイルは受信用コイルの内側に受信用コイルと同軸に配置される。チップ1において、送信信号D1が図1(b)に示すように変化すると、送信器11によって、やや遅れて送信用コイル16に電流IT1が流れる。電流IT1の変化によってチップ2の受信用コイル27に電圧VR2が誘起され、受信器22によって中継信号D2となり、送信器21によって、やや遅れて送信用コイル26に電流IT2が流れる。電流IT2の変化によってチップ3の受信用コイル37に電圧VR3が誘起され、受信器32によって受信信号D3が復元される。ここで、送信用コイル26に流れる電流IT2の変化は、同じチップ2に同軸に配置される受信用コイル27に、大きく、かつ、振動する誘起電圧VR2を発生させる(復唱C22)。そこで、受信器制御回路23は、受信器22が信号を検出すると、すなわち、中継信号D2の立ち上がりで、パルス幅Tcのパルス信号Yを生成し、その間は受信器22のノイズ耐性を高める。パルス幅Tcの終了は、電流IT2の立ち上がりの終了から次の信号受信の開始までの任意の時期であれば良い。これによって、復唱の問題が解決される。
図2は、本発明の実施例1の具体的な回路例を示す図である。図2(a)は、受信器制御回路の回路例を示す図であり、図2(b)は、各部の波形を示す図である。受信器制御回路23は、遅延回路42及びEXNOR43から成るパルス生成器41、並びに遅延回路44、45から成る。パルス生成器41は、受信器22が受信した信号DであるX1と、その否定D・バー(Dの文字の上にバーがあることを表す。以下同じ。)を時間Tcの間だけ遅延したX2とのEXNOR(Exclusive NOR:排他的論理和の否定)である信号Yとしてパルス幅Tcのパルス信号を得て、受信器22に帰還する。遅延回路44、45は、受信器22が受信した信号D、D・バーを時間τの間だけ遅延して送信器21に送る。遅延回路44、45によって、復唱が受信器22のノイズ耐性が高まっている間に発生するようにタイミングを合わせる。遅延回路42、44、45は、例えばインバータを複数接続することで実現できる。なお、パルス生成器41の構成はこれに限られず、例えばラッチ回路を用いて構成することもできる。
図3は、本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第1の回路例を示す図である。受信器22は、受信用コイル27の両端がゲートに接続されるNMOSトランジスタ51、52、抵抗53、54、及びNMOSトランジスタ55から成る差動増幅器と、これとゲートをたすきがけにしたNMOSトランジスタ56、57、及びNMOSトランジスタ58から成るヒステリシス生成用の差動増幅器と、NMOSトランジスタ58と並列に信号Yをゲートに受けるNMOSトランジスタ59と、論理否定回路60、61から成る。NMOSトランジスタ58と並列に設けられたNMOSトランジスタ59は、パルス幅Tcの間だけドレイン電流を大きくして、受信器22のヒステリシスの幅を大きくすることによって、ノイズ耐性を高める。すなわち、所定値以上の正の信号を受信するため正のしきい値とする場合には、そのしきい値を正側により大きくし、所定値以下の負の信号を受信するため負のしきい値とする場合には、そのしきい値を負側により大きくすることによって、ノイズ耐性を高める。送信器21は、PMOSトランジスタ62、63、及びNMOSトランジスタ64、65、66から成る。
図4は、本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第2の回路例を示す図である。受信器22は、受信用コイル27の両端がゲートに接続されるNMOSトランジスタ51、52、抵抗53、54、及びNMOSトランジスタ55から成る差動増幅器と、これとゲートをたすきがけにしたNMOSトランジスタ56、57、及びNMOSトランジスタ58から成るヒステリシス生成用の差動増幅器と、NMOSトランジスタ55と並列に信号Yをゲートに受けるNMOSトランジスタ68と、論理否定回路60、61から成る。NMOSトランジスタ55と並列に設けられたNMOSトランジスタ68は、パルス幅Tcの間だけ受信器22のテール電流を小さくして、受信器22の受信感度を低くすることによって、ノイズ耐性を高める。
図5は、本発明の実施例1の受信器及び送信器の具体的な第3の回路例を示す図である。受信器22は、受信用コイル27の両端がゲートに接続されるNMOSトランジスタ51、52、抵抗53、54、及びNMOSトランジスタ55から成る差動増幅器と、これとゲートをたすきがけにしたNMOSトランジスタ56、57、及びNMOSトランジスタ58から成るヒステリシス生成用の差動増幅器と、受信用コイル27の両端を接続し信号Yをゲートに受けるNMOSトランジスタ69と、論理否定回路60、61から成る。NMOSトランジスタ69は、パルス幅Tcの間だけ受信器22の差動入力の両端を短絡して、受信器22の入力信号を十分に小さくすることによって、ノイズ耐性を高める。
図6は、本発明の実施例2による電子回路の構成を示す図である。図6(a)は、電子回路の全体を示す概念図であり、図6(b)は、各部の波形を示す図である。本実施例2は、実施例1を説明した図1(b)の電圧VR2の復唱(C22)におけるアンダーシュート(又はオーバーシュート)に着目し、これが誤動作の原因となる問題を解決するものである。
図7は、本発明の実施例2の具体的な回路例を示す図である。図7(a)は、第1の回路例を示す図であり、図7(b)は、第2の回路例を示す図であり、図7(c)は、第3の回路例を示す図であり、図7(d)は、第4の回路例を示す図である。
図7(a)は、受信用コイル27に並列にダンピング抵抗71を挿入するものである。これによって、受信器22が受信するパルスのオーバーシュート又はアンダーシュートを抑制する。
図7(b)は、受信器22の入力用のNMOSトランジスタ51、52をベース接地として、ソースに入力するものである。すなわち、NMOSトランジスタ72、73、及び電流源74、75によって入力用のNMOSトランジスタ51、52をベース接地とする。信号を入力インピーダンスが高いゲートに入力せずに、ソースに入力することによって、受信器22の入力インピーダンスを低くして受信するパルスのオーバーシュート又はアンダーシュートを抑制する。入力インピーダンスは、トランジスタのトランスコンダクタンスgmに反比例するので、トランジスタのチャネル幅を大きくしたり、ドレイン電流を大きくして、gmを大きくすることで、入力インピーダンスを下げることができる。
図7(c)は、送信器21の出力インピーダンスを低くするものである。回路構成としては従来例と変わらないが、トランジスタのチャネル幅を小さくすることで出力インピーダンスを下げることができる。あるいは送信器の出力波形の傾きを制御して送信コイルに流れる電流の時間変化を受信信号がオーバーシュート又はアンダーシュートしないように制御しても良い。
図7(d)は、送信用コイル26に直列にダンピング抵抗76、77を挿入するものである。これによって、受信器22が受信するパルスのオーバーシュート又はアンダーシュートを抑制する。
図8は、本発明の実施例2による電子回路の効果を説明する図である。図8(a)は、本実施例2による受信電圧VR2の波形を示す図であり、図8(b)は、従来の受信電圧VR2の波形を示す図である。本実施例2によって、受信するパルスのオーバーシュート及びアンダーシュートが抑制されることが分かる。
図9は、本発明の実施例3による電子回路の構成を示す図である。図9(a)は、電子回路の全体を示す概念図であり、図9(b)は、各部の波形を示す図である。本実施例3は、送信のタイミングを制御するものである。すなわち、チップ1に信号送出回路91を備え、Tcycleの間隔で信号を送信器11に送出する。すなわち、チップ1がデータD1を送信してから、それがチップ2で中継されて復唱がチップ2の受信用コイル27に戻ってきた後に、チップ1が次のデータD1を送信する。送信間隔Tcycleは、チップ1での送信とチップ2での中継の際の信号遅延時間の和を、デバイスの製造ばらつきや温度及び電源電圧などの環境変化を考慮し設計マージンを加えた期間に設定する。これによって、復唱が信号に干渉することを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
各実施例は、送信用コイルと受信用コイルとを同軸に配置する例を説明したが、互いに誘導結合される位置に配置されていれば、本発明の課題が存在し、本発明は有益である。さらに、送信用コイルと受信用コイルとを兼用して送信と受信に使い分けることもできる。この場合も含めて、特許請求の範囲では「互いに誘導結合される位置に配置されており、」と表現した。
実施例1〜3は任意に重複して実施することができる。
11、21 送信器
16、26 送信用コイル
22、32 受信器
23 受信器制御回路
27、37 受信用コイル
41 パルス生成器
42、44、45 遅延回路
43 NEXOR
71、76 ダンピング抵抗
91 信号送出回路

Claims (3)

  1. 誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、
    前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、
    前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)と
    を積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化し、中継が完了するまでの所定期間はより大きく変化するヒステリシス特性を有することを特徴とする電子回路。
  2. 誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、
    前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、
    前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)と
    を積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化するヒステリシス特性を有すると共に、中継が完了するまでの所定期間は受信感度をより低くすることを特徴とする電子回路。
  3. 誘導結合によって信号を送信する送信器を有する基板n(nは、1からN(Nは、N≧3の整数)の順に積層される基板の内1≦n≦N−2の1つを表す)と、
    前記送信器から送信される信号を受信して該受信信号を誘導結合によって中継する中継器を有する基板n+x(xは、1≦x≦N−n−1の整数)と、
    前記中継器から中継される信号を受信する受信器を有する基板n+y(yは、x<y≦N−nの整数)と
    を積層して備え、前記送信器、受信器及び中継器は、いずれもアンテナとしてのコイルに接続され、該コイルを介して無線通信し、前記中継器に接続される送信用コイル及び受信用コイルは、該中継器を有する基板n+xの互いに誘導結合される位置に配置されており、前記送信器は、接続される送信用コイルに、送信データに応じた所定の電流であって送信データが変化するときに変化する電流を流し、前記中継器は、接続される受信用コイルで受信する信号を検出するしきい値が、信号を検出したときに逆極性に変化するヒステリシス特性を有すると共に、中継が完了するまでの所定期間は入力信号がより小さくなるようにすることを特徴とする電子回路。
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