JP5608406B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5608406B2
JP5608406B2 JP2010097357A JP2010097357A JP5608406B2 JP 5608406 B2 JP5608406 B2 JP 5608406B2 JP 2010097357 A JP2010097357 A JP 2010097357A JP 2010097357 A JP2010097357 A JP 2010097357A JP 5608406 B2 JP5608406 B2 JP 5608406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
spacer
engagement
lance
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010097357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011228141A (ja
Inventor
信幸 坂元
陽二 沓名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010097357A priority Critical patent/JP5608406B2/ja
Priority to US13/089,728 priority patent/US8251743B2/en
Priority to DE102011007738.3A priority patent/DE102011007738B4/de
Publication of JP2011228141A publication Critical patent/JP2011228141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5608406B2 publication Critical patent/JP5608406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、端子挿入孔の内部空間に臨むように設けられた可撓性のランスによって、後方から端子挿入孔に挿入された端子の抜け止めを行うコネクタに関するものである。
車両用などに使用される一般のコネクタは、コネクタハウジングの各端子挿入孔の内部空間に臨むように可撓性のランスを設け、このランスの撓みを利用して、後方から端子挿入孔に挿入された端子の抜け止めを行うようになっている。この種のコネクタでは、ランスをコネクタハウジングに一体に設けるか別体に設けるかにかかわらず、複数の端子挿入孔の配列方向であるコネクタハウジングの左右方向(横方向)や上下方向(縦方向)に設けているのが普通である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、最近では、コネクタの小型化の要請と多極化の要請が強まってきた。小型化や多極化の要請に応えるには、複数ある端子間の距離を縮める必要がある。
特開2008−65985号公報
しかし、上述した従来のコネクタでは、端子の抜け止めを行うランスを、端子挿入孔の配列方向であるコネクタハウジングの左右方向(横方向)や上下方向(縦方向)に設けているので、ランスの撓み空間の確保を考慮した場合、端子間ピッチの縮小に限界があり、多数の端子を密集して配列することができなかった。
本発明は、上記事情を考慮し、端子をより密集して配列することを可能にし、小型化や多極化の要請に応えやすくしたコネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項の発明は、前後方向に延びる端子挿入孔が上下方向及び左右方向に多数配列されたコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの前記各端子挿入孔に後方から挿入される複数の端子とからなり、前記コネクタハウジングの前記各端子挿入孔にそれぞれ、前記端子が後方から前記各端子挿入孔の中に挿入されてきたときに端子の後方への抜けを阻止する可撓性のランスが設けられ、前記ランスが、円形孔よりなる前記各端子挿入孔の中心部から見て上下方向及び左右方向に対し斜めの方向の位置に配置されると共に、各ランスの撓み方向が、前記斜めの方向と略一致する方向に設定され、前記各端子挿入孔の左右方向の配列を行と呼ぶ場合、前記各端子挿入孔は、左右方向の位置を隣接する上下の行でずらし、かつ、上下方向に密集させたコネクタであって、前記コネクタハウジングに該コネクタハウジングの外周面から内部に向けて形成されたスペーサ挿入凹部と、該スペーサ挿入凹部に前記端子の挿入方向と交差する方向に挿入可能とされ、挿入された状態で前記コネクタハウジングに対して仮係止する仮係止手段と本係止する本係止手段を備えると共に、前記コネクタハウジングの端子挿入孔に対応した端子挿入孔を備え、仮係止位置にあるとき前記端子挿入孔への前記端子の挿入を許し、本係止位置にあるとき前記端子と本係合することにより該端子の前後方向への移動を阻止する端子本係止部を有したスペーサと、を具備し、前記スペーサ挿入凹部に対する前記スペーサの挿入方向が、前記コネクタハウジングの下面から上に向かう方向に設定され、前記スペーサ挿入凹部に対する前記スペーサの挿入の浅い下方位置に前記仮係止位置が設定されると共に、挿入の深い上方位置に前記本係止位置が設定され、前記端子本係止部が、前記スペーサの端子挿入孔の内底部に前記端子側の係合凹部に嵌まる係合凸部として設けられると共に、該係合凸部の係合縁部が左右方向に略平行な縁部として設けられる一方、前記ランスが、前記スペーサの端子挿入孔の斜め上方の位置に設けられると共に、該ランスの前記端子側の係合凹部に嵌まる係合縁部がランスの撓み方向と直交する縁部として設けられていることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項に記載のコネクタであって、記端子が、相手コネクタのオス端子を受け入れるボックス部を円筒形状とした丸形端子として構成され、前記丸形端子のボックス部の後側に、前記ランス及び前記係合凸部と係合すると共に係合過程において該丸形端子の回転方向の位置決めを行う係合部が設けられると共に、この更に後側に、被覆電線の端末が接続される電線接続部が設けられ、前記係合部は、前記ボックス部を構成する円筒周壁の対向二面を凹ませることで形成された係合凹部と、該係合凹部が形成された位置に残る前記円筒周壁により構成された回転方向姿勢制御部とを有し、前記係合凹部は、前記スペーサのランスの係合縁部及び係合凸部の係合縁部が嵌まることで、前記丸形端子の前後方向の移動を阻止するものとして設けられ、前記回転方向姿勢制御部は、前記スペーサのランスの係合縁部及び係合凸部の係合縁部が押圧接触した際の接触圧によって発生する回転モーメントにより、前記端子に回転方向姿勢制御のための回転を与えるものとして設けられていることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項に記載のコネクタであって、前記係合凸部の係合縁部と前記ランスの係合縁部のなす角度が30°〜60°の範囲に設定されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ランスが、円形孔よりなる各端子挿入孔の中心部から見て上下方向及び左右方向(端子挿入孔の配列方向)に対して斜めの方向の位置に配置されると共に、各ランスの撓み方向が、前記斜めの方向と略一致する方向に設定され、各端子挿入孔の左右方向の配列を行と呼ぶ場合、各端子挿入孔は、左右方向の位置を隣接する上下の行でずらし、かつ、上下方向に密集させているので、複数の端子挿入孔の相互間の空きスペースを有効利用しながらランスを配置したりランスの撓み空間を確保したりすることができると共に、上下方向に密集させて多数の端子挿入孔を配列することができる。従って、端子を密集して配列することができるようになり、コネクタの小型化や多極化を図ることができる。
特に、請求項の発明によれば、下から上に向けてスペーサをコネクタハウジングのスペーサ挿入凹部に挿入することで、スペーサを仮係止位置に位置決めすることができ、更に奥に押し込むことでスペーサを本係止位置に位置決めすることができる。その際、仮係止位置にスペーサがある状態では、ランスを撓ませながら端子挿入孔に端子を挿入することができる。また、ランスで端子を仮係止した状態で、スペーサを更に奥の本係止位置まで押し込むことにより、スペーサに設けた端子本係止部によって端子を本係止して、確実に抜け止め固定することができる。また、端子本係止部として設けられた係合凸部の係合縁部が左右方向に略平行な縁部として設けられると共に、スペーサの端子挿入孔の斜め上方の位置に設けられたランスの係合縁部がランスの撓み方向と直交する縁部として設けられているので、係合凸部の係合縁部とランスの係合縁部の間に0°より大きく90°より小さい角度を設けることができ、それらの係合縁部を端子の回転方向の姿勢制御に役立てることができる。
請求項の発明によれば、端子に丸形端子を使用し、この丸形端子の係合凹部にスペーサの係合凸部の係合縁部とランスの係合縁部が嵌まるようにしており、更に、丸形端子の回転方向姿勢制御部にスペーサの係合凸部の係合縁部とランスの係合縁部が押圧接触するようにしているので、ランスの仮係止時において方向性を気にせずに挿入された丸形端子の回転方向の姿勢をランスに合った適正な姿勢に修正することができるし、仮係止状態から本係止状態に移行するに当たりスペーサを本係止位置まで押し込んだ際に、スペーサの押し込み操作によって、丸形端子を適正な係合姿勢に修正することができる。従って、丸形端子を使用しながらも、最終の組立段階では、自動的に適正な姿勢に端子を位置決めして組み立てることができる。
請求項の発明によれば、係合凸部の係合縁部とランスの係合縁部のなす角度が30°〜60°の範囲に設定されているので、端子がどのような向きで挿入されても、最終的には適正な向きに直して本係止することができる。
本発明の実施形態のコネクタのコネクタハウジングを構成するインナハウジングとアウタハウジングとスペーサの関係を示す側断面図である。 前記インナハウジングとアウタハウジングの関係を示す斜視図である。 前記インナハウジングとアウタハウジングの一部を破断して示す斜視図である。 前記スペーサを仮係止したインナハウジングをアウタハウジングに組み付けた状態を示す側断面図である。 図4の状態の一部を破断して示す斜視図である。 前記スペーサの正面図である。 図6の部分拡大図である。 前記スペーサの前面側から見た斜視図である。 図8の部分拡大図である。 前記スペーサの後面側から見た斜視図である。 前記スペーサの端子挿入孔の正面図であり、(a)〜(c)は、係合凸部の係合縁部に対するランスの係合縁部の角度をθ1〜θ3のように順番に大きくした状態を示す図である。 本発明の実施形態のコネクタに使用するメス型の丸形端子の構成を示す図で、(a)は丸形端子の全体構成を示す斜視図、(b)は同端子の前部に位置する円筒形状のボックス部の正面図である。 前記コネクタハウジングにおいて、スペーサをインナハウジングに対して一次係止(仮係止)している時の状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 前記コネクタハウジングにおいて、スペーサをインナハウジングに対して二次係止(本係止)している時の状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 前記スペーサと丸形端子の係合部との関係を示す拡大正面図で、(a)はスペーサのランスによって丸形端子が一次係止(仮係止)されている時の状態を示す図、(b)はスペーサが本係止位置まで押し込まれて、スペーサの係合凸部によって丸形端子が二次係止(本係止)されている時の状態を示す図である。 図15の理解を助けるために便宜的に示すスペーサと丸形端子の係合部との関係を示す拡大側面図で、(a)はスペーサのランスによって丸形端子が一次係止(仮係止)されている時の状態を示す図、(b)はスペーサが本係止位置まで押し込まれて、スペーサの係合凸部によって丸形端子が二次係止(本係止)されている時の状態を示す図である。 前記スペーサの端子挿入孔に丸形端子が挿入された際の丸形端子の係合部とランスの関係を示す正面図で、(a)は任意の向きで端子が挿入された場合のランスとの関係を示す図、(b)は一次係止(仮係止)時の丸形端子の係合部とランスとの関係を示す図である。 一次係止から二次係止に移行する際の丸形端子の姿勢制御の内容説明図で、(a)は一次係止時の正面図、(b)はスペーサが仮係止位置から本係止位置まで押し込まれることで丸形端子に回転力が働く様子を示す正面図、(c)は二次係止時の正面図である。 組み立てが完了した本発明の実施形態のコネクタの前側から見た外観斜視図である。 同コネクタの前側から見た正面図である。 図20のB−B矢視断面図である。 本発明の実施形態のコネクタを相手側コネクタと嵌合した状態を示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のコネクタのコネクタハウジング10Aを構成するインナハウジング20とアウタハウジング40とスペーサ60の関係を示す側断面図、図2はインナハウジング20とアウタハウジング40の関係を示す斜視図、図3はインナハウジング20とアウタハウジング40の一部を破断して示す斜視図、図4はスペーサ60を仮係止したインナハウジング20をアウタハウジング40に組み付けた状態を示す側断面図、図5は図4の状態の一部を破断して示す斜視図である。また、図6はスペーサ60の正面図、図7は図6の部分拡大図、図8はスペーサ60の前面側から見た斜視図、図9は図8の部分拡大図、図10はスペーサ60の後面側から見た斜視図、図11はスペーサ60の端子挿入孔61の正面図であり、図11(a)〜(c)は、係合凸部63の係合縁部63aに対するランス62の係合縁部62aの角度をθ1〜θ3のように順番に大きくした状態を示す図である。
また、図12は実施形態のコネクタに使用するメス型の丸形端子80の構成を示す図で、図12(a)は丸形端子80の全体構成を示す斜視図、図12(b)は同端子の前部に位置する円筒形状のボックス部81の正面図、図13はコネクタハウジング10Aにおいて、スペーサ60をインナハウジング20に対して一次係止(仮係止)している時の状態を示す図で、図13(a)は正面図、図13(b)は図13(a)のA−A矢視断面図、図14はコネクタハウジング10Aにおいて、スペーサ60をインナハウジング20に対して二次係止(本係止)している時の状態を示す図で、図14(a)は正面図、図14(b)は図14(a)のA−A矢視断面図、図15はスペーサ60と丸形端子80の係合部85との関係を示す拡大正面図で、図15(a)はスペーサ60のランス62によって丸形端子80が一次係止(仮係止)されている時の状態を示す図、図15(b)はスペーサ60が本係止位置まで押し込まれて、スペーサ60の係合凸部63によって丸形端子80が二次係止(本係止)されている時の状態を示す図、図16は図15の理解を助けるために便宜的に示すスペーサ60と丸形端子80の係合部85との関係を示す拡大側面図で、図16(a)はスペーサ60のランス62によって丸形端子80が一次係止(仮係止)されている時の状態を示す図、図16(b)はスペーサ60が本係止位置まで押し込まれて、スペーサ60の係合凸部63によって丸形端子80が二次係止(本係止)されている時の状態を示す図である。また、図17はスペーサ60の端子挿入孔61に丸形端子80が挿入された際の丸形端子80の係合部85とランス62の関係を示す正面図で、図17(a)は任意の向きで丸形端子80が挿入された場合のランス62との関係を示す図、図17(b)は一次係止(仮係止)時の丸形端子80の係合部85とランス62との関係を示す図、図18は一次係止から二次係止に移行する際の端子の姿勢制御の内容説明図で、図18(a)は一次係止時の正面図、図18(b)はスペーサが仮係止位置から本係止位置まで押し込まれることで丸形端子80に回転力が働く様子を示す正面図、図18(c)は二次係止時の正面図である。
また、図19は組み立てが完了した本発明の実施形態のコネクタの前側から見た外観斜視図、図20は同コネクタの前側から見た正面図、図21は図20のB−B矢視断面図、図22は実施形態のコネクタを相手側コネクタと嵌合した状態を示す側断面図である。
このコネクタ10は、図1〜図5に示すコネクタハウジング10Aと、図12に示す複数の丸形端子80とからなるものである。コネクタハウジング10Aは、いずれも合成樹脂製のインナハウジング20とアウタハウジング40とスペーサ(リテーナとも言う)60とを組み合わせることによって構成されている。
このコネクタハウジング10Aには、前後方向に延びる端子挿入孔25、61、45が、上下方向及び左右方向に多数配列されて設けられてり、コネクタハウジング10Aの各端子挿入孔25、61、45に後方から端子としての丸形端子80が挿入されるようになっている。
コネクタハウジング10Aの各端子挿入孔25、61、45にはそれぞれ、丸形端子80が後方から端子挿入孔25、61、45の中に挿入されてきたときに、丸形端子80の後方への抜けを阻止する可撓性のランス(可撓性係止腕)62が設けられている。後述するように、このランス62は、スペーサ60の端子挿入孔61に設けられており、図6に示すように、各端子挿入孔61の中心部から見て上下方向及び左右方向に対し斜めの方向の位置に配置されている。また、図7に示すように、各ランス62の撓み方向Y5は、前記斜めの方向と略一致する方向に設定されている。
また、このコネクタハウジング10Aにおいては、端子挿入孔25、61、45の左右方向の配列を「行」と呼ぶ場合、端子挿入孔25、61、45が、上下方向の行間ピッチを一定にして配列される共に、上下方向の各行において左右方向に一定ピッチPで直線配列されている。しかも、上下方向に隣接する行間では、端子挿入孔25、61、45の位置が、左右方向の配列ピッチPの整数分の1(本実施形態では、1/3ピッチPa)だけずらしてある。
次に各部品について述べる。
インナハウジング20は、角形ブロック状のもので、後端に、アウタハウジング40と連結するための4本の連結アーム21を有している。各連結アーム21は、先端に係合爪22を有している。インナハウジング20には、多数の円形孔よりなる端子挿入孔25が形成されており、各端子挿入孔25の先端は、相手側オス端子の導入孔25a(図13参照)としてインナハウジング20の前端壁に開口している。
また、インナハウジング20には、その下面(外周面)から内部に向けてスペーサ挿入凹部24が形成されており、このスペーサ挿入凹部24に、スペーサ60が、丸形端子80の挿入方向Y4(図4参照)と交差する、下から上に向かって矢印Y1(図1参照)のように挿入できるようになっている。このスペーサ挿入凹部24の内部には、図13及び図14に示すように、スペーサ60の仮係止手段67が係合する仮係止受部27と、スペーサ60の本係止手段68が係合する本係止受部26とが設けられている。
また、インナハウジング20の後端外周部28は、アウタハウジング40に組み付けたときに、アウタハウジング40の角筒状周壁41の内周壁48との間に、相手コネクタ110の嵌合筒壁を受け入れる環状隙間29を確保することができる外形寸法に設定されている。
一方、アウタハウジング40は、図1に示すように、前端が開放した角筒状周壁41の後端開口を後端壁42で閉止したもので、内部の空所43にインナハウジング20の後半部を収容できるようになっている。このアウタハウジング40の後端壁42にも、インナハウジング20の端子挿入孔25に対応して端子挿入孔45が形成されている。また、図3、図13、図14に示すように、インナハウジング20の連結アーム21が挿入される連結孔46が設けられ、連結孔46の内部には連結アーム21の係合爪22が係合する係合突起47が形成されている。
また、アウタハウジング40の後端壁42の前面(内面)には、厚肉板状のマットシール50の本体部51が配設されている。このマットシール50は、柔軟なゴム製のもので、二色成形やインサート成形により、アウタハウジング40と一体に形成されている。
外周部にシールリップ53を有するマットシール50の本体部51は、端子挿入孔45を通して、後端壁42の後面(外面)の背面板部52と連結されて一体化されている。このマットシール50には、端子挿入孔45に対応した挿通孔(符号45で統一)が形成されており、この挿通孔の内周には丸形端子80の後方に延びる電線W(図21)の被覆の外周に密着して、電線とアウタハウジング40との間をシールする内周シールリップ(符号省略)が設けられている。
また、マットシール50には、図3に示すように、インナハウジング20の連結アーム21がアウタハウジング40の連結孔46に挿入された際に連結アーム21とアウタハウジング40との間をシールするシール孔56が設けられている。
次に、図6〜図11、図13、図14を参照してスペーサ60について説明する。
スペーサ60は、インナハウジング20のスペーサ挿入凹部24にちょうど挿入できる厚さを有する厚板状のものである。ここでは、スペーサ挿入凹部24に対するスペーサ60の挿入の浅い下方位置に一次係止(仮係止)位置(図13参照)が設定されると共に、挿入の深い上方位置に二次係止(本係止)位置(図14)が設定されている。従って、図13に示す一次係止時には、スペーサ挿入凹部24の奥に、更にスペーサ60を押し込むことのできるスペースS1が確保される。
このスペーサ60には、図13及び図14に示すように、スペーサ挿入凹部24に挿入された状態で、インナハウジング20側の仮係止受部27に係合してスペーサ60を仮係止位置に仮係止する仮係止手段67と、インナハウジング20側の本係止受部26に係合してスペーサ60を本係止位置に本係止する本係止手段68とが設けられている。
また、このスペーサ60は、インナハウジング20やアウタハウジング40の端子挿入孔25、45に対応した多数の端子挿入孔61を有している。端子挿入孔61の配列は、前述した通りである。但し、スペーサ60の端子挿入孔61は、上下に長い長円形に形成されている。
各端子挿入孔61には、端子仮係止手段としてのランス62が設けられている。このランス62は、各端子挿入孔61の中心部から見て上下方向及び左右方向に対し斜め上方の位置に配置されている。この実施形態では、ランス62は、コネクタ正面(前面)から見て右斜め上部に配置されており、撓み方向Y5(図7)が、その斜めの方向と略一致する方向に設定されている。
このランス62は、スペーサ60が仮係止位置にあるとき、外方へ撓むことで端子挿入孔61への丸形端子80の挿入を許し、丸形端子80が所定位置まで挿入されたとき、撓みから復帰して、撓み方向と直交する縁部として設けられた係合縁部62aを、丸形端子80の係合凹部83に係合させることで、丸形端子80の後方への抜けを阻止(仮係止)することができるものである。
また、スペーサ60の端子挿入孔61の内底部には、スペーサ60が仮係止位置から本係止位置まで押し込まれたときに、係合縁部63aを丸形端子80の係合凹部83に係合させて、丸形端子80の前後方向への移動を確実に阻止(本係止)する端子本係止部としての係合凸部63が設けられている。この係合凸部63の係合縁部63aは、左右方向に略平行な縁部として設けられており、それにより、係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部62aの間には、0°より大きく90°より小さい角度θ(図7)が確保されている。
また、図12に示すように、丸形端子80は、前部に、相手コネクタ110のオス端子112を受け入れる円筒形状のボックス部81を有しており、このボックス部81の内部にバネ片82を有している。この丸形端子80のボックス部81の後側には、ランス62及び係合凸部63と係合すると共に係合過程において丸形端子80の回転方向の位置決めを行う係合部85が設けられている。また、その更に後側に、被覆電線の端末が接続される電線接続部(導体加締部87と被覆加締部88)が設けられている。
前記係合部85は、ボックス部81を構成する円筒周壁の対向二面を凹ませることで形成された係合凹部83と、係合凹部83が形成された位置に残る円筒周壁により構成された回転方向姿勢制御部84とを有している。
係合凹部83は、スペーサ60のランス62の係合縁部62a及び係合凸部63の係合縁部63aが嵌まることで、丸形端子80の前後方向の移動を阻止するものとして設けられており、係合凹部83の底面が位置決め面83aとなっている。
また、回転方向姿勢制御部84は、スペーサ60のランス62の係合縁部62a及び係合凸部63の係合縁部63aが押圧接触した際の接触圧によって発生する回転モーメントにより、丸形端子80に回転方向姿勢制御のための回転を与えるものとして設けられており、ボックス部81の円筒周壁の外周面に構成される円弧面が当接面84aとなっている。
この場合、係合部85の断面は略長方形状になっており、その角部に係合凸部63の係合縁部63aが当たった際の、当たり位置と丸形端子80の断面中心との位置関係により、回転モーメントがどの方向に働くか決まるようになっている。その際、ランス62が丸形端子80を適正に仮係止した場合には、略長方形断面の係合部85の短辺の寸法と、丸形端子80の断面中心から当接面84aまでの半径と、ランス62の係合縁部62aと係合凸部63の係合縁部63aのなす角度θによって、回転モーメントが確実に働くかどうか決まる。
そこで、確実に回転モーメントが働くように、係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部62aのなす角度θが、図11に示すように30°〜60°の範囲に設定されている。(a)はθがθ1(30°)の場合、(b)はθがθ2(45°)の場合、(c)はθがθ3(60°)の場合を示している。このいずれの場合も、確実に回転モーメントが働くようにすることができる。
次に組立手順を説明する。
このコネクタ10を組み立てる場合は、まず、図1中矢印Y1で示すように、インナハウジング20のスペーサ挿入凹部24にスペーサ60を下から挿入して、インナハウジング20にスペーサ60を一次係止(仮係止)させる(図13の状態)。
次に、アウタハウジング40にインナハウジング20を、図1中矢印Y1及び図4中矢印Y3で示すように組み付け、連結アーム21によりアウタハウジング40とインナハウジング20を連結する。
そして、その状態で、仮係止状態のコネクタハウジング10Aが出来上がるので、アウタハウジング40の後部より図4中矢印Y4のように丸形端子80を挿入する。
丸形端子80の係合部85がランス62に届くまで丸形端子80を挿入すると、図15及び図16に示すように、丸形端子80がランス62により一次係止される。この際、図17(a)に示すように、丸形端子80がどのような向きで挿入された場合にも、係合部85の回転方向姿勢制御部84の当接面84aとランス62の係合縁部62aの押圧接触により、丸形端子80に対して姿勢を修正する回転モーメントが働くので、図17(b)に示すように、係合凹部83はランス62に対し適正な姿勢で向き合うことになり、係合凹部83の位置決め面83aとランス62の係合縁部62aが平行な状態で安定し、係合凹部83にランス62の係合縁部62aが嵌まることで、丸形端子80が一次係止(仮係止)される。
全部の丸形端子80を挿入したら、スペーサ60を更に上に押し込むことで、スペーサ60をインナハウジング20に対して二次係止(本係止)させる(図14の状態)。そうすると、スペーサ60の持ち上がりの過程で、図18(b)に示すように、ランス62が丸形端子80の係合部85から離れる共に、係合凸部63の係合縁部63aが、丸形端子80の回転方向姿勢制御部84の当接面84aの角部に押圧接触し、その接触圧F1と当たり位置とによって回転モーメントが発生する。
それにより、丸形端子80が矢印R1方向に回転し、最終的に係合凸部63の係合縁部63aが更に持ち上がることにより、図18(c)に示すように、係合凸部63の係合縁部63aが係合凹部83の底面である位置決め面83aに当接し、丸形端子80の回転方向の姿勢が決まると共に、係合凸部63の係合縁部63aが係合凹部83に嵌まることで、丸形端子80が二次係止(本係止)される。このとき、スペーサ60はインナハウジング20に本係止され、これにより、図19〜図21のようなコネクタ10の組立が完了する。
後は、図22に示すように、このコネクタ10を相手コネクタ110と嵌合すると、相手コネクタハウジング111の嵌合壁部の先端が、実施形態のコネクタ10のインナハウジング20とアウタハウジング40の間の環状隙間29に入り込み、嵌合壁部がマットシール50のシールリップ53に密着することで、インナハウジング20と相手コネクタハウジング111の嵌合部分を密閉する。また、相手コネクタ110のオス端子112がインナハウジング20の前端の挿入孔からインナハウジング20内に保持された丸形端子80のボックス部18に導入され、両コネクタの端子同士が接続される。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ10によれば、ランス62が、各端子挿入孔25、45、61の中心部から見て上下方向及び左右方向(端子挿入孔の配列方向)に対し斜めの方向の位置に配置されると共に、各ランス62の撓み方向が、前記斜めの方向と略一致する方向に設定されているので、複数の端子挿入孔25、45、61の相互間の空きスペースを有効利用しながらランス62を配置したりランス62の撓み空間を確保したりすることができる。従って、丸形端子80を密集して配列することができるようになり、コネクタ10の小型化や多極化を図ることができる。
また、端子挿入孔25、45、61の左右方向の位置を隣接する上下の行でずらしているので、端子挿入孔25、45、61間の空きスペースを有効利用しながら、上下方向に密集させて多数の端子挿入孔25、45、61を配列することができる。従って、丸形端子80をより密集して配列することができ、一層の小型化や多極化を図ることができる。また、隣接する上下の行の端子挿入孔25、45、61の左右方向のずれ量を左右方向の端子ピッチPの1/3に設定しているので、上下方向に2つおきの行で、端子挿入孔25、45、61の位置を左右方向に一致させることができる。従って、千鳥状の配列であるにも拘わらず、一定の規則性を持たせることができる。
また、本実施形態のコネクタ10によれば、挿入された丸形端子80を本係止するスペーサ60に、端子仮係止手段としてのランス62を一体に設けているので、個々の丸形端子80をランス62でそれぞれ仮係止した状態で、スペーサ60を本係止位置まで挿入することにより、全丸形端子80をスペーサ60に設けた係合凸部63(端子本係止部)によって本係止することができる。従って、組立作業性が向上すると共に、丸形端子80の確実な固定を行うことができる。
また、下から上に向けてスペーサ60をインナハウジング20のスペーサ挿入凹部24に挿入することで、スペーサ60を仮係止位置に位置決めすることができ、更に奥に押し込むことでスペーサ60を本係止位置に位置決めすることができる。その際、仮係止位置にスペーサ60がある状態では、ランス62を撓ませながら端子挿入孔61に丸形端子80を挿入することができる。また、ランス62で丸形端子80を仮係止した状態で、スペーサ60を更に奥の本係止位置まで押し込むことにより、スペーサ60に設けた係合凸部63によって丸形端子80を本係止して、確実に抜け止め固定することができる。
また、端子本係止部として設けられた係合凸部63の係合縁部63aが左右方向に略平行な縁部として設けられると共に、スペーサ60の端子挿入孔61の斜め上方の位置に設けられたランス62の係合縁部62aがランス62の撓み方向と直交する縁部として設けられているので、係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部の間に0°より大きく90°より小さい角度を設けることができ、それらの係合縁部62a、63aを丸形端子80の回転方向の姿勢制御に役立てることができる。
特に、このコネクタ10では、端子に丸形端子80を使用し、丸形端子80の係合凹部83にスペーサ60の係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部62aが嵌まるようにしており、更に、丸形端子80の回転方向姿勢制御部84にスペーサ60の係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部62aが押圧接触するようにしているので、ランス62の仮係止時において方向性を気にせずに挿入された丸形端子80の回転方向の姿勢をランス62に合った適正な姿勢に修正することができるし、仮係止状態から本係止状態に移行するに当たりスペーサ60を本係止位置まで押し込んだ際に、スペーサ60の押し込み操作によって、丸形端子80を適正な係合姿勢に修正することができる。従って、丸形端子80を使用しながらも、最終の組立段階では、自動的に適正な姿勢に丸形端子80を位置決めして組み立てることができる。
また、このコネクタ10では、係合凸部63の係合縁部63aとランス62の係合縁部62aのなす角度θが30°〜60°の範囲に設定されているので、丸形端子80がどのような向きで挿入されても、最終的には適正な向きに直して本係止することができる。
なお、上記実施形態では、スペーサ60のランス62を設けた場合を示したが、インナハウジング20の直接ランスを設けてもよい。
また、アウタハウジング40とインナハウジング20とスペーサ60によりコネクタハウジングを構成した場合を示したが、全部が一体のコネクタハウジングを使用してもよい。
なお、前記実施形態では、端子挿入孔の位置を、左右方向の配列ピッチにおいて1/3ピッチずらして、隣接する行の端子挿入孔間の空きスペースを一番有効利用できるようにしているが、上下方向に並ぶ行間の端子挿入孔の位置にずれがなく、各端子挿入孔が上下方向にも直線配列されている場合(すなわち、端子挿入孔の配列が順列の場合)にも前記実施形態を適用できることは勿論である。
10 コネクタ
10A コネクタハウジング
20 インナハウジング(コネクタハウジング)
24 スペーサ挿入凹部
25 端子挿入孔
40 アウタハウジング
45 端子挿入孔
60 スペーサ(コネクタハウジング)
61 端子挿入孔
62 ランス(可撓性係止腕)
62a 係合縁部
63 係合凸部
63a 係合縁部
67 仮係止手段
68 本係止手段
80 丸形端子(端子)
81 ボックス部
85 係合部
83 係合凹部
84 回転方向姿勢制御部
87 導体加締部(電線加締部)
88 被覆加締部(電線加締部)
110 相手コネクタ
112 オス端子
W 被覆電線

Claims (3)

  1. 前後方向に延びる端子挿入孔が上下方向及び左右方向に多数配列されたコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの前記各端子挿入孔に後方から挿入される複数の端子とからなり、前記コネクタハウジングの前記各端子挿入孔にそれぞれ、前記端子が後方から前記各端子挿入孔の中に挿入されてきたときに端子の後方への抜けを阻止する可撓性のランスが設けられ
    前記ランスが、円形孔よりなる前記各端子挿入孔の中心部から見て上下方向及び左右方向に対し斜めの方向の位置に配置されると共に、各ランスの撓み方向が、前記斜めの方向と略一致する方向に設定され、
    前記各端子挿入孔の左右方向の配列を行と呼ぶ場合、前記各端子挿入孔は、左右方向の位置を隣接する上下の行でずらし、かつ、上下方向に密集させたコネクタであって、
    前記コネクタハウジングに該コネクタハウジングの外周面から内部に向けて形成されたスペーサ挿入凹部と、該スペーサ挿入凹部に前記端子の挿入方向と交差する方向に挿入可能とされ、挿入された状態で前記コネクタハウジングに対して仮係止する仮係止手段と本係止する本係止手段を備えると共に、前記コネクタハウジングの端子挿入孔に対応した端子挿入孔を備え、仮係止位置にあるとき前記端子挿入孔への前記端子の挿入を許し、本係止位置にあるとき前記端子と本係合することにより該端子の前後方向への移動を阻止する端子本係止部を有したスペーサと、を具備し、
    前記スペーサ挿入凹部に対する前記スペーサの挿入方向が、前記コネクタハウジングの下面から上に向かう方向に設定され、前記スペーサ挿入凹部に対する前記スペーサの挿入の浅い下方位置に前記仮係止位置が設定されると共に、挿入の深い上方位置に前記本係止位置が設定され、前記端子本係止部が、前記スペーサの端子挿入孔の内底部に前記端子側の係合凹部に嵌まる係合凸部として設けられると共に、該係合凸部の係合縁部が左右方向に略平行な縁部として設けられる一方、前記ランスが、前記スペーサの端子挿入孔の斜め上方の位置に設けられると共に、該ランスの前記端子側の係合凹部に嵌まる係合縁部がランスの撓み方向と直交する縁部として設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記端子が、相手コネクタのオス端子を受け入れるボックス部を円筒形状とした丸形端子として構成され、前記丸形端子のボックス部の後側に、前記ランス及び前記係合凸部と係合すると共に係合過程において該丸形端子の回転方向の位置決めを行う係合部が設けられると共に、この更に後側に、被覆電線の端末が接続される電線接続部が設けられ、
    前記係合部は、前記ボックス部を構成する円筒周壁の対向二面を凹ませることで形成された係合凹部と、該係合凹部が形成された位置に残る前記円筒周壁により構成された回転方向姿勢制御部とを有し、
    前記係合凹部は、前記スペーサのランスの係合縁部及び係合凸部の係合縁部が嵌まることで、前記丸形端子の前後方向の移動を阻止するものとして設けられ、
    前記回転方向姿勢制御部は、前記スペーサのランスの係合縁部及び係合凸部の係合縁部が押圧接触した際の接触圧によって発生する回転モーメントにより、前記端子に回転方向姿勢制御のための回転を与えるものとして設けられていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項に記載のコネクタであって、
    前記係合凸部の係合縁部と前記ランスの係合縁部のなす角度が30°〜60°の範囲に設定されていることを特徴とするコネクタ。
JP2010097357A 2010-04-20 2010-04-20 コネクタ Expired - Fee Related JP5608406B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010097357A JP5608406B2 (ja) 2010-04-20 2010-04-20 コネクタ
US13/089,728 US8251743B2 (en) 2010-04-20 2011-04-19 Connector
DE102011007738.3A DE102011007738B4 (de) 2010-04-20 2011-04-20 Stecker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010097357A JP5608406B2 (ja) 2010-04-20 2010-04-20 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011228141A JP2011228141A (ja) 2011-11-10
JP5608406B2 true JP5608406B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=44730901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010097357A Expired - Fee Related JP5608406B2 (ja) 2010-04-20 2010-04-20 コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8251743B2 (ja)
JP (1) JP5608406B2 (ja)
DE (1) DE102011007738B4 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5608406B2 (ja) * 2010-04-20 2014-10-15 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5555112B2 (ja) * 2010-09-27 2014-07-23 矢崎総業株式会社 丸形端子及びコネクタ
JP5656122B2 (ja) * 2011-06-06 2015-01-21 住友電装株式会社 コネクタ
JP2013187126A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Yazaki Corp コネクタ
US9407026B2 (en) * 2014-07-14 2016-08-02 Delphi Technologies, Inc. Electrical connector with a terminal position assurance device
US9735491B2 (en) * 2015-07-15 2017-08-15 Dynomax Inc. Easily removable contacts for micro connectors
US10333241B2 (en) * 2016-07-12 2019-06-25 Dynomax Inc. Easily removable contacts for micro connectors

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61161884U (ja) * 1985-03-27 1986-10-07
JPS62241277A (ja) * 1986-05-26 1987-10-21 ト−マス アンド ベツツ コ−ポレ−シヨン 防水コネクタ用ハウジング・アセンブリ
US5554055A (en) 1994-08-31 1996-09-10 Thomas & Betts Corporation Electrical connector employing dual locking contact retention
DE9414890U1 (de) * 1994-09-13 1995-05-18 Siemens AG, 80333 München Elektrischer Steckverbinder mit einer Verriegelungseinrichtung
JPH0896880A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ構造
US5830013A (en) 1997-03-07 1998-11-03 Yazaki Corporation Electric connector
JP2001257023A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Yazaki Corp コネクタ
JP2003022862A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP3984565B2 (ja) * 2003-06-11 2007-10-03 住友電装株式会社 コネクタ
EP1635426B1 (en) * 2003-06-18 2013-03-27 Furukawa Electric Co., Ltd. Connection terminal
JP2006107820A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2006147248A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
JP4716128B2 (ja) 2006-09-04 2011-07-06 住友電装株式会社 コネクタ
JP5125407B2 (ja) * 2007-10-26 2013-01-23 住友電装株式会社 コネクタ
JP2010040366A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Yazaki Corp コネクタ
JP5189941B2 (ja) * 2008-09-16 2013-04-24 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5486999B2 (ja) * 2010-04-20 2014-05-07 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5608406B2 (ja) * 2010-04-20 2014-10-15 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011007738A1 (de) 2011-10-20
DE102011007738B4 (de) 2020-07-23
US8251743B2 (en) 2012-08-28
JP2011228141A (ja) 2011-11-10
US20110256752A1 (en) 2011-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5608406B2 (ja) コネクタ
JP5486999B2 (ja) コネクタ
US9088099B2 (en) Connector
US7572142B2 (en) Connector
US6599153B2 (en) Connector with incorrect fitting prevention means
US8662906B2 (en) Plug-and-socket connector with a blocking element
CN102986090B (zh) 杠杆式连接器
JP2007115443A (ja) レバー式コネクタ
JP5637382B2 (ja) コネクタ
US6416346B1 (en) Connector
JP6198793B2 (ja) コネクタ
US20140179156A1 (en) Waterproof connector
JP5588316B2 (ja) 丸形端子付きコネクタ
JP3997879B2 (ja) コネクタ
JP2011228143A (ja) コネクタ
JP4655997B2 (ja) コネクタ
EP2751880B1 (en) Waterproof connector
JP6611367B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5555112B2 (ja) 丸形端子及びコネクタ
JP2017212099A (ja) コネクタカバー
JP2006019076A (ja) 端子金具及びコネクタ
JP2020126826A (ja) ハウジング及びコネクタ
US11799233B2 (en) Connector
JP5596361B2 (ja) 防水コネクタ
JP7420647B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140704

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5608406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees