JP5656122B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、インナハウジングとアウタハウジングと複数の端子金具と一括ゴム栓とを組み付けて構成されるコネクタが開示されている。インナハウジング内には複数のキャビティが形成され、各キャビティ内には後方から端子金具が挿入されている。アウタハウジングは、インナハウジングを包囲する筒部と、各キャビティと対応する複数の挿通孔が形成された後壁部とを有する。一括ゴム栓は、複数のシール孔を有していて、インナハウジングの後面を覆うとともに各シール孔をキャビティと対応させるようにして取り付けられている。後壁部は、挿通孔をシール孔と対応させた状態で、一括ゴム栓の後面を覆うように配置されている。
特開2010−153072号公報
上記のコネクタでは、インナハウジングの後端部外周に沿って形成した弾性係止片を、アウタハウジングの筒部の内周に形成した係止凹部に係止することによって、インナハウジングとアウタハウジングが組付け状態にロックされている。この係止構造では、弾性係止片がアウタハウジングの筒部で包囲されているため、アウタハウジングの外部から弾性係止片を撓ませて係止凹部から外すことができない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、インナハウジングとアウタハウジングを組付け状態にロックするための係止手段を簡単に解除できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、後面に開口する複数のキャビティが形成されたインナハウジングと、後方から前記キャビティ内に挿入された端子金具と、前記インナハウジングの前記後面を覆うように配置されて複数のシール孔を前記複数のキャビティと対応させた一括ゴム栓と、前記インナハウジングを包囲する筒部と、前記一括ゴム栓の後面を覆うように配置されて複数の挿通孔を前記複数のシール孔と対応させた後壁部とを有するアウタハウジングと、前記後壁部の後面に開口するように形成された係止孔と、前記インナハウジングに形成され、前記係止孔に係止することで、前記インナハウジングと前記アウタハウジングを組付け状態にロックする係止部と、前記後壁部の後面を凹ませた形態の操作孔と、前記操作孔と前記係止孔とを仕切るように形成され、前記操作孔側へ弾性撓み可能な隔壁とを備え、前記インナハウジングと前記アウタハウジングを組み付ける過程では、前記操作孔側へ弾性変位した前記隔壁の全厚さ領域が、前記係止部と並ぶように位置することで後方から目視可能となりり、前記インナハウジングと前記アウタハウジングの組付けが完了した状態では、弾性復帰した前記隔壁の一部が前記係止部の陰に隠れて目視不能となるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記後壁部の後面のうち前記挿通孔の開口領域と前記係止孔の開口領域とが、面一状に連なっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記係止孔の内周には、段差状の受け部が形成され、前記係止部が前記受け部に係止されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記後壁部の後面形状と前記インナハウジングの後面形状が、略方形をなしており、前記係止孔が、前記後壁部の外周を構成する4辺のうち互いに略平行な2つの辺に沿って、夫々、一対ずつ設けられ、一方の前記辺に沿った前記一対の係止孔の間隔と、他方の前記辺に沿った前記一対の係止孔の間隔とが異なった寸法とされているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記係止部と前記後壁部が互いに異なる色に設定されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
係止部と係止孔との係止状態を解除するときには、後方から係止部を撓ませて係止孔から解離させればよい。係止部が係止する係止孔は、後壁部の後面に開口しているので、係止部と係止孔の係止を解除する際の作業性に優れている。また、係止部と係止孔の係止状態を容易に目視確認することも可能である。
<請求項2の発明>
後壁部の後面のうち挿通孔の開口領域と係止孔の開口領域が面一状に連なっているので、後壁部の後面が広い範囲に亘ってフラットになる。したがって、形状の簡素化を図ることができる。
<請求項3の発明>
係止部を、係止孔の内周に係止させたので、係止部の後端部が後壁部の後面から突出せずに済む。
<請求項4の発明>
アウタハウジングとインナハウジングを不正に反転した向きで組付けようとしても、係止部と係止孔が整合しないので、不正な向きでの組付けを防止することができる。
<請求項5の発明>
係止部と後壁部を互いに異なる色に設定したので、後壁部の後面上における係止部の存在が簡単に目視できる。これにより、係止部の係止状態等を容易に確認することができる。
実施形態1のコネクタの正面図 コネクタの断面図 アウタハウジングの背面図 インナハウジングの背面図 インナハウジングの側面図 インナハウジングの平面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図6を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、インナハウジング10と、複数の端子金具13と、アウタハウジング20と、一括ゴム栓30とを備えて構成されている。
インナハウジング10は、合成樹脂製であり、図4に示すように背面形状が略方形をなすブロック状のハウジング本体11と、図2に示すようにハウジング本体11の後面11Rからその外周縁に沿って後方へ突出する略角筒状の筒状収容部16とを一体に形成して構成されている。ハウジング本体11内には、前後方向に貫通する複数のキャビティ12が形成されている。各キャビティ12内には、後方から端子金具13が挿入されている。端子金具13の後端部には電線14が固着されている。ハウジング本体11の外周には、シールリング15が装着されている。また、筒状収容部16の内周面における前端側の領域は、シール面19となっている。この前後方向におけるシール面19の形成領域は、ハウジング本体11の後面11Rから、筒状収容部16の後端縁(開口縁)より少し前方の位置に亘っている。
図4,6に示すように、筒状収容部16の後端縁には、二対の係止部17A,17Bが形成されている。筒状収容部16の略方形の後端縁を構成する4辺のうちの上辺16Aに、左右一対の第1係止部17Aが形成され、筒状収容部16の後端縁を構成する4辺のうち上辺と平行をなす下辺16Bには、左右一対の第2係止部17Bが形成されている。左右方向(上辺16A及び下辺16Bと平行な方向)において、一対の第1係止部17Aの間隔は、一対の第2係止部17Bの間隔よりも狭く設定されている。
図5,6に示すように、第1係止部17Aは、筒状収容部16の後端縁よりも後方へ突出しているとともに、筒状収容部16の上面(外面)よりも上方(外方)へ突出した形態となっている。図2に示すように、第1係止部17Aの下面(内面)は、筒状収容部16の内面に対して面一状に連なっている。第1係止部17Aのうち筒状収容部16の上面から上方へ突出した部分の前面は、前後方向に対して略直角をなす第1係止面18Aとなっている。第1係止部17Aの後端部は、その上下両面の間隔(厚さ)が後方に向かって小さくなるような楔状(テーパ状)に形成されている。
図5に示すように、第2係止部17Bは、筒状収容部16の後端縁よりも後方へ突出しているとともに、筒状収容部16の下面(外面)よりも下方(外方)へ突出した形態となっている。図2に示すように、第2係止部17Bの上面(内面)は、筒状収容部16の内面に対して面一状に連なっている。図5に示すように、第2係止部17Bのうち筒状収容部16の下面から下方へ突出した部分の前面は、前後方向に対して略直角をなす第2係止面18Bとなっている。第2係止部17Bの後端部は、その上下両面の間隔(厚さ)が後方に向かって小さくなるような楔状(テーパ状)に形成されている。
アウタハウジング20は、合成樹脂製であり、図2に示すように、前方へ開放された略角筒状をなす筒部21と、筒部21の後端を覆う形態の後壁部24とを一体に形成して構成されている。図3に示すように、後壁部24の後面24Rの形状は、ハウジング本体11及び筒状収容部16と同じく、略方形である。筒部21を構成する左右両側壁部の支持軸22には、本実施形態のコネクタと相手側コネクタ(図示省略)とを嵌合するための操作部材であるレバー23が回動可能に取り付けられている。
図2に示すように、後壁部24には、後壁部24を前後方向に貫通した形態であって、複数のキャビティ12と対応するように配置された複数の挿通孔25が形成されている。図3に示すように、後壁部24には、二対の係止孔26A,26Bが形成されている。左右一対の第1係止孔26Aは上記一対の第1係止部17Aと対応するように配置され、左右一対の第2係止孔26Bは上記一対の第2係止部17Bと対応するように配置されている。一対の第1係止孔26Aは、後壁部24の略方形の外周を構成する4辺のうちの上辺24Aに沿うように配置され、後壁部24における全ての挿通孔25の形成領域よりも上方に位置している。一対の第2係止孔26Bは、後壁部24の外周を構成する4辺のうち上辺24Aと平行をなす下辺24Bに沿うように配置され、後壁部24における全ての挿通孔25の形成領域よりも下方に位置している。左右方向(上辺24A及び下辺24Bと平行な方向)において、一対の第1係止孔26Aの間隔は、一対の第2係止孔26Bの間隔よりも狭く設定されている。
図2に示すように、各係止孔26A,26Bには、夫々、受け部27A,27Bが形成されている。第1係止孔26Aにおいては、その後端部内周を上方へ段差状に切欠することによって第1受け部27Aが形成されている。第1受け部27Aの後面は、前後方向に対して略直角な受け面となっている。第1係止孔26Aの後端部のうち第1受け部27A(受け面)よりも後方の空間は、後壁部24の後面24Rに開口している。第1係止孔26Aのうち第1受け部27Aの受け面よりも前方の領域の高さ寸法(上下寸法)は、上記第1係止部17Aの厚さ寸法(上下寸法)より小さく、筒状収容部16の厚さと同じかそれよりも僅かに小さい寸法とされている。
一方、第2係止孔26Bにおいては、その後端部内周を下方へ段差状に切欠することによって第2受け部27Bが形成されている。第2受け部27Bの後面も、前後方向に対して略直角な受け面となっている。第2係止孔26Bの後端部のうち第2受け部27B(受け面)よりも後方の空間は、後壁部24の後面24Rに開口している。第2係止孔26Bのうち第2受け部27Bの受け面より前方の領域の高さ寸法(上下寸法)は、上記第2係止部17Bの厚さ寸法(上下寸法)よりも小さく、筒状収容部16の厚さと同じかそれよりも僅かに小さい寸法とされている。
図2に示すように、後壁部24の後面24Rのうち挿通孔25の開口領域と、後壁部24のうち係止孔26A,26Bの開口領域は、互いに面一状(平坦状)に連なっている。この形態によれば、後壁部24の後面24Rが広い範囲(ほぼ全領域)に亘ってフラットになるので、形状の簡素化が実現されている。
図2,3に示すように、後壁部24には、その後面24Rにおいて左右方向に長いスリット状に開口するとともに、前方へ深く袋小路状に凹まされた形態の二対の操作孔28A,28Bが形成されている。一対の第1操作孔28Aは、一対の第1係止孔26Aの上方近傍に配置され、第1係止孔26Aと第1操作孔28Aとを仕切る第1隔壁29A(第1受け部27Aを含む)は、水平な板状をなしている。第1操作孔28Aの後端部と第1係止孔26Aの後端部は、第1受け部27Aより後方の空間を介して連通している。したがって、後壁部24の後面24Rにおいては、図3に示すように、第1係止孔26A(第1受け部27Aより後方の空間を含む)と、第1操作孔28Aとが互いに連通した状態で開口している。
一対の第2操作孔28Bは、一対の第2係止孔26Bの下方近傍に配置され、第2係止孔26Bと第2操作孔28Bとを仕切る第2隔壁29B(第2受け部27Bを含む)は、水平な板状をなしている。第2操作孔28Bの後端部と第2係止孔26Bの後端部は、第2受け部27Bより後方の空間を介して連通している。したがって、後壁部24の後面24Rにおいては、第2係止孔26B(第2受け部27Bより後方の空間を含む)と、第2操作孔28Bとが互いに連通した状態で開口している。
一括ゴム栓30の後面30Rの形状は、ハウジング本体11、筒状収容部16及び後壁部24と同じく、略方形をなしている。図2に示すように、一括ゴム栓30には、複数のキャビティ12及び複数の挿通孔25と対応する複数のシール孔31が、前後方向に貫通して形成されている。各シール孔31の内周には、周知形態のリップ部が形成されている。また、一括ゴム栓30の外周にも、周知形態のリップ部が形成されている。一括ゴム栓30は、後方から筒状収容部16内に収容するとともに、ハウジング本体11(インナハウジング10)の後面11Rを覆うように取り付けられている。一括ゴム栓30をインナハウジング10に取り付けた状態では、一括ゴム栓30の外周のリップ部が、筒状収容部16のシール面19に対して液密状に密着する。
アウタハウジング20とインナハウジング10は、アウタハウジング20の筒部21に対してインナハウジング10を前方から挿入するようにして組み付けられる。両ハウジング10,20を組み付けた状態では、筒部21の後端部が筒状収容部16に外嵌されることにより、両ハウジング10,20の上下左右方向(両ハウジング10,20の組付け方向と交差する方向)への相対変位が規制される。また、筒状収容部16の後端縁が、後壁部24の前面に対し前方から当接又は接近して対向することにより、インナハウジング10がアウタハウジング20に対して後方への相対変位を規制される。
また、両ハウジング10,20を組み付ける過程では、各係止部17A,17Bが係止孔26A,26Bに嵌入する。係止部17A,17Bが係止孔26A,26B内に嵌入する際には、まず、係止部17A,17Bの楔状をなす後端部が係止孔26A,26B内に進入し、係止部17A,17Bの進入が進むのに伴い、係止孔26A,26Bと操作孔28A,28Bとを仕切る隔壁29A,29Bが操作孔28A,28B側へ逃げるように弾性撓みする。そして、係止部17A,17Bが受け部27A,27Bに係止する正規の組付け位置まで嵌入されると、係止部17A,17Bが隔壁29A,29Bを通過するので、隔壁29A,29Bが係止孔26A,26B側へ弾性復帰し、係止部17A,17Bの係止面18A,18Bが係止孔26A,26Bの受け面に対して後方から係止又は接近して対向する。
この係止部17A,17Bと係止孔26A,26Bの係止により、インナハウジング10がアウタハウジング20に対して前方(離脱する方向)への相対変位を規制される。また、係止部17A,17Bの係止対象である受け部27A,27Bは、係止孔26A,26Bの内周を段差状に凹ませることによって形成され、係止部17A,17Bの全体が係止孔26A,26Bの内部に収容された状態となる。この構成によれば、係止部17A,17Bの後端部は、後壁部24の後面24Rから外方(後方)へ突出せずに済む。以上により、両ハウジング10,20が組付け状態に保持される。
両ハウジング10,20が組み付けられると、後壁部24が一括ゴム栓30の後面30Rを覆うように位置し、複数の挿通孔25が複数のシール孔31と対応するように位置する。そして、端子金具13から後方へ導出された電線14がシール孔31を貫通し、電線14の外周とシール孔31の内周との隙間が液密状にシールされる。尚、キャビティ12に端子金具13を挿入する際には、端子金具13が挿通孔25とシール孔31を順に貫通する。
両ハウジング10,20を組付け状態にロックする係止部17A,17Bは、後壁部24の後面24Rに開口する係止孔26A,26B内に収容された状態で、後壁部24の後方から目視可能とされている。両ハウジング10,20が組付け途中の状態では、隔壁29A,29Bが操作孔28A,28B側へ弾性変位して、隔壁29A,29B(受け部27A,27B)の全厚さ領域が係止部17A,17Bと並ぶように位置して目視できる。また、両ハウジング10,20の組付けが完了した状態では、隔壁29A,29Bが弾性復帰するので、隔壁29A,29B(受け部27A,27B)の一部が係止部17A,17Bの陰に隠れて目視できなくなる。したがって、隔壁29A,29Bと係止部17A,17Bとの位置関係、及び隔壁29A,29Bの全体が目視し得るか否かによって、両ハウジング10,20の組付け状態(係止部17A,17Bと係止孔26A,26Bの係止状態)を検知することができる。
また、両ハウジング10,20を離脱する際には、後方から操作孔28A,28Bに治具(図示省略)を差し込んで、係止部17A,17Bと受け部27A,27Bとの係止を解除する。治具としては、マイナスドライバー又はそれと同じ形状のものを用いることができる。係止を解除するときには、治具の先端を操作孔28A,28Bの奥端まで差し込み、その治具を、操作孔28A,28Bの奥端を支点として係止孔26A,26Bから逃げる方向へ傾ける。すると、治具で押された操作孔28A,28Bが、係止孔26A,26Bから逃げる方向へ変位するとともに、隔壁29A,29Bと受け部27A,27Bも操作孔28A,28Bに追従して係止孔26A,26Bから逃げる方向へ変位する。このように受け部27A,27Bが変位することにより、受け部27A,27Bが係止部17A,17Bから外れて、係止が解除される。本実施形態では、係止部17A,17Bの係止対象である係止孔26A,26Bが、後壁部24の後面24Rに開口しているので、係止部17A,17Bと係止孔26A,26Bの係止を解除する際の作業性に優れている。
また、後壁部24の後面24Rの形状とインナハウジング10の後面11Rの形状が、略方形をなしており、係止孔26A,26Bが、後壁部24の外周を構成する4辺のうち互いに略平行な上辺24Aと下辺24Bに沿って、夫々、一対ずつ設けられ、上辺24Aに沿った一対の第1係止孔26Aの間隔と、下辺24Bに沿った一対の第2係止孔26Bの間隔とが異なった寸法とされている。この構成によれば、アウタハウジング20とインナハウジング10を不正に反転した向きで組付けようとしても、係止部17A,17Bと係止孔26A,26Bが整合せずに係止できないため、不正な向きでの組付けを防止することができる。
また、本実施形態では、インナハウジング10とアウタハウジング20とを互いに異なる色に設定した。この構成によれば、インナハウジング10に形成されている係止部17A,17Bと、アウタハウジング20に形成されている後壁部24が互いに異なる色となるので、後壁部24の後面24R上における係止部17A,17Bの存在を容易且つ確実に目視できる。これにより、係止部17A,17Bの係止状態等を容易に確認することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、インナハウジングに形成した筒状収容部の内周面に一括ゴム栓を密着させ、筒状収容部の後端縁に係止部を形成したが、アウタハウジングに形成した筒状収容部の内周面に一括ゴム栓を密着させ、この筒状収容部の外周にインナハウジングの筒状部を外嵌させ、筒状部の後端縁に係止部を形成してもよい。
(2)上記実施形態では、係止部を係止孔の内周の受け部に係止させたが、係止部は、後壁部の後面における係止孔の孔縁部に係止させてもよい。
(3)上記実施形態では、アウタハウジングの後壁部と筒部を一体に形成したが、後壁部と筒部を別体部品としてもよい。
(4)上記実施形態では、後壁部の後面のうち挿通孔の開口領域と係止孔の開口領域が面一状に連なるようにしたが、挿通孔の開口領域と係止孔の開口領域が、段差状をなしていてもよい。
(5)上記実施形態では、係止孔を、後壁部の外周を構成する4辺のうち互いに略平行な2つの辺に沿って、夫々、一対ずつ設けたが、係止孔の数と配置は、上記実施形態以外の任意の形態とすることができる。
(6)上記実施形態では、係止部と後壁部を互いに異なる色に設定したが、係止部と後壁部は同じ色であってもよい。
<参考例>
(1)上記実施形態では、係止部と係止孔の係止を解除する際には、係止孔を構成する隔壁を弾性変位させて係止部から解離させたが、参考例として、係止部を、係止孔から解離する方向へ弾性変位させることができる。
10…インナハウジング
11R…インナハウジングの後面
12…キャビティ
13…端子金具
17A…第1係止部
17B…第2係止部
20…アウタハウジング
21…筒部
24…後壁部
24A…上辺(後壁部を構成する辺)
24B…下辺(後壁部を構成する辺)
24R…後壁部の後面
25…挿通孔
26A…第1係止孔
26B…第2係止孔
27A…第1受け部
27B…第2受け部
30…一括ゴム栓
30R…一括ゴム栓の後面
31…シール孔

Claims (5)

  1. 後面に開口する複数のキャビティが形成されたインナハウジングと、
    後方から前記キャビティ内に挿入された端子金具と、
    前記インナハウジングの前記後面を覆うように配置されて複数のシール孔を前記複数のキャビティと対応させた一括ゴム栓と、
    前記インナハウジングを包囲する筒部と、前記一括ゴム栓の後面を覆うように配置されて複数の挿通孔を前記複数のシール孔と対応させた後壁部とを有するアウタハウジングと、
    前記後壁部の後面に開口するように形成された係止孔と、
    前記インナハウジングに形成され、前記係止孔に係止することで、前記インナハウジングと前記アウタハウジングを組付け状態にロックする係止部と、
    前記後壁部の後面を凹ませた形態の操作孔と、
    前記操作孔と前記係止孔とを仕切るように形成され、前記操作孔側へ弾性撓み可能な隔壁とを備え、
    前記インナハウジングと前記アウタハウジングを組み付ける過程では、前記操作孔側へ弾性変位した前記隔壁の全厚さ領域が、前記係止部と並ぶように位置することで後方から目視可能となり、
    前記インナハウジングと前記アウタハウジングの組付けが完了した状態では、弾性復帰した前記隔壁の一部が前記係止部の陰に隠れて目視不能となることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記後壁部の後面のうち前記挿通孔の開口領域と前記係止孔の開口領域とが、面一状に連なっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記係止孔の内周には、段差状の受け部が形成され、
    前記係止部が前記受け部に係止されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記後壁部の後面形状と前記インナハウジングの後面形状が、略方形をなしており、
    前記係止孔が、前記後壁部の外周を構成する4辺のうち互いに略平行な2つの辺に沿って、夫々、一対ずつ設けられ、
    一方の前記辺に沿った前記一対の係止孔の間隔と、他方の前記辺に沿った前記一対の係止孔の間隔とが異なった寸法とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記係止部と前記後壁部が互いに異なる色に設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
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