JP3804483B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/4368Insertion of locking piece from the rear comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一括型の防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の防水コネクタとして、図17に示すものが知られている。このものは雄側の防水コネクタであって、複数のキャビティ2が形成された雄ハウジング1の後面に、全キャビティ2を覆える大きさを有して各キャビティ2と対応する位置ごとに電線挿通孔4を設けた一括型のゴム栓3が配され、このゴム栓3が、電線挿通孔4と対応する位置ごとに端子挿入口6が開口されたゴム栓ホルダ5で押さえられた構造となっている。そして、電線Wの端末に固着された雄側端子金具7がゴム栓ホルダ5の対応する端子挿入口6から挿入され、電線挿通孔4を弾性的に押し広げつつゴム栓3を貫通してキャビティ2内に差し込まれ、雄側端子金具7が通過したのち電線挿通孔4の内面を電線Wの外周に密着させることでシールを取るようになっている。なお、このような防水コネクタは、特開平6−203902号等に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに従来のものでは、図17の上段に示すように、雄側端子金具7が斜め姿勢で差し込まれると、先端のタブ8がゴム栓3の電線挿通孔4の内面に突き当たり、タブ8を変形させたり、ゴム栓3に傷を付けてしまうおそれがあった。
これを避けるには、ゴム栓ホルダ5の厚みを大きくして端子挿入口6の全長を長くし、雄側端子金具7が斜めに挿入されたとしても、長い端子挿入口6を通過する間に真直姿勢に向けて矯正することが考えられるが、ゴム栓ホルダ5が厚肉とされる分、コネクタの奥行寸法が大きくなってしまうという問題があった。なおこのような問題は、雌側の防水コネクタでも同様に生ずるところである。
【0004】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、コネクタの大型化を招くことなく端子金具を正規姿勢で挿入できるようにするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に固着されるとともに先端にタブが突設された形態の端子金具が収容されるキャビティを複数設けたコネクタハウジングの後面には、各キャビティと対応して電線の外周に密着可能な電線挿通孔が形成された一括型のゴム栓が配され、さらにこのゴム栓の後面には、ゴム栓を押さえるべく機能しかつ前記電線挿通孔と対応した位置に前記端子金具を挿入可能な端子挿入口が開口されたゴム栓ホルダが装着された防水コネクタにおいて、前記ゴム栓ホルダが、前記ゴム栓を押さえる本係止位置と、前記ゴム栓の後方に離間した仮係止位置とでそれぞれ保持可能とされ、前記ゴム栓ホルダが仮係止位置に保持された状態において、前記端子金具が対応する端子挿入口からキャビティに向けて挿入され、端子金具が前記キャビティ内へ挿入された後に前記ゴム栓ホルダが本係止位置に装着されるようになっており、前記電線挿通孔の入口には、テーパ状の誘い込み面が形成され、前記ゴム栓ホルダが前記仮係止位置に保持された状態では、前記端子金具が前記ゴム栓ホルダの端子挿入口を通って前記タブの先端がゴム栓の電線挿通孔の入口に到達した場合に、前記タブの先端が最大限でも前記誘い込み面に当接可能な傾斜角度に留まるように前記端子金具の傾動が規制される設定となっており、前記コネクタハウジングに形成された嵌合孔と、前記ゴム栓に形成された嵌通孔と、前記ホルダに前方へ突出するように形成した嵌合ピンとから構成される遊動規制手段が設けられ、前記ゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態では、前記嵌合ピンが前記嵌通孔を嵌通して前記嵌合孔に嵌合されることで、前記ゴム栓ホルダが、前記端子金具の挿入方向と交差する方向へ遊動することを規制されるようになっており、前記ゴム栓ホルダが、合成樹脂材料によって前記嵌合ピンの突出方向と平行に片開きされる金型によって成形されるようになっており、前記嵌合ピンの外周のうち前記ゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態で前記嵌合孔に嵌合される領域には、前記嵌合ピンの突出方向に対して先細りとなるような斜め方向の溝状をなす複数の肉抜き凹部が周方向に間隔を空けて形成されており、前記嵌合ピンの外周のうち、前記ゴム栓ホルダが本係止位置にある状態で前記ゴム栓の嵌通孔の内周と密着する領域がシール面とされており、前記嵌合ピンの内部には、前記シール面と対応する部分を切欠した形態の肉抜き孔が形成されている構成としたところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
ゴム栓ホルダがゴム栓の後方に離間した仮係止位置にある状態で端子金具の挿入が行われるから、端子金具が仮に端子挿入口に斜め姿勢で挿入されたとしても、その先端がゴム栓に到達する前に端子挿入口の内面でガイドされて、真直姿勢に向けて矯正される。その結果、端子金具の先端がゴム栓の電線挿通孔の内面に突き当たることが回避されて、端子金具の変形やゴム栓の損傷が未然に防止できる。
【0011】
端子金具の挿入が完了したら、ゴム栓ホルダは本係止位置に押し込まれ、したがって使用時には、コネクタが奥行寸法の小さいコンパクトなものにまとめられる。
また、端子金具と端子挿入口との間の嵌合公差等により、端子金具の傾きが図らずも残る場合があるが、その傾きは最大限でも、端子金具の先端が電線挿通孔の入口の誘い込み面に当接可能な角度に留められる。したがって、上記のような傾きが残ったとしても、引き続いて端子金具が押し込まれると、誘い込み面をガイドとして真直姿勢に向きを矯正されつつ電線挿通孔に進入する。
【0012】
また、ゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態では、遊動規制手段により、ゴム栓ホルダが端子金具の挿入方向と交差する方向へ遊動することが規制される。つまり、端子金具の姿勢を矯正するためのゴム栓ホルダの姿勢や位置が正しい状態に保たれるので、このゴム栓ホルダによる端子金具の姿勢矯正機能は信頼性に優れている。
また、ゴム栓ホルダの嵌合ピンがゴム栓の嵌通孔を嵌通してコネクタハウジングの嵌合孔に嵌合されることにより、ゴムホルダがコネクタハウジングに対して遊動規制される。
【0013】
また、嵌合ピンの外周のうちゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態で嵌合孔に嵌合される領域には、その一部を切欠した形態の肉抜き凹部が形成されているので、ゴム栓ホルダを成形する際に「ヒケ」に起因して嵌合ピンが変形する虞はない。したがって、嵌合ピンの変形に起因して嵌合ピンと嵌合孔との間にガタ付きが生じ、端子金具の姿勢矯正機能が損なわれる、ということが防止される。
【0014】
また、肉抜き凹部が嵌合ピンの突出方向に対して斜め方向の溝状をなしているので、金型が嵌合ピンの突出方向と平行に型開きされるときに、金型から嵌合ピンが型離れし易い。
また、嵌合ピンの内部には、その外周のシール面と対応する部分を切欠した形態の肉抜き孔を形成したので、ゴム栓ホルダを成形する際に「ヒケ」に起因して嵌合ピンが変形する虞はない。したがって、嵌合ピンの変形に起因してシール面とゴム栓の嵌通孔との間の密着性が低下し、シール機能が損なわれる、ということが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態1を図1ないし図8に基づいて説明する。
この実施形態では、雄側の一括防水コネクタを例示しており、大まかには図1に示すように、雄側のコネクタハウジング20(以下、単に雄ハウジングという)と、複数の雄側端子金具10と、一括型のゴム栓30と、ゴム栓ホルダ40とから構成されている。
なお以下では、図1における右側を前方として説明する。
【0016】
雄ハウジング20は、合成樹脂材により扁平なブロック状に形成され、本体部21の前面には、相手の雌側のコネクタハウジング(図示せず)が嵌合されるフード部22が前方に開口して形成されているとともに、本体部21の後面には、ゴム栓30並びにゴム栓ホルダ40が嵌合可能な装着筒部23が後方に開口して形成されている。
本体部21の内部には、前後方向に貫通する複数のキャビティ25が上下2段に分かれて形成されている。
【0017】
雄側端子金具10は、導電性に優れた金属板をプレス加工することで形成され、筒形本体11の先端にタブ12が突設された形状であって、後端側に設けられたバレル部13がかしめられて電線Wの端末に圧着されている。
各キャビティ25の天井壁にはランス26が形成されているとともに、本体部21の前面には、上記したランス26の撓み空間に進入してその撓みを規制することで雄側端子金具10を二重係止するためのフロントタイプのリテーナ27が、後付けにより装着可能とされている。
【0018】
上記した装着筒部23内の奥側には、一括型のゴム栓30が嵌合されるようになっている。ゴム栓30は、全キャビティ25の後面を覆うことが可能なように横長の厚板状に形成されている。このゴム栓30には、複数の電線挿通孔31が各キャビティ25と対応する位置ごとに形成され、その内周には、電線Wの外周に弾性的に密着可能な図示3条のリップ32が形成されている。ゴム栓30の外周には、装着筒部23の奥側の内周に弾性的に密着可能な同じく図示3条のリップ33が形成されている。
また、電線挿通孔31の口縁には、図7に詳細に示すように、外方に向けて次第に拡径されたテーパ状をなす誘い込み面35が形成されている。
【0019】
装着筒部23内の入口側すなわちゴム栓30の後方には、ゴム栓ホルダ40が嵌合可能となっている。ゴム栓ホルダ40は合成樹脂製であって、装着筒部23内の入口側にほぼ緊密に嵌合可能な同じく横長の厚板状に形成されている。このゴム栓ホルダ40には、雄側端子金具10を挿入可能な端子挿入口41が、上記したキャビティ25及び電線挿通孔31と対応した位置ごとに貫通状に形成されている。
【0020】
さて、ゴム栓ホルダ40は、上記したゴム栓30の直後に位置する本係止位置に加えて、ゴム栓30から後方に所定寸法離間した仮係止位置にも保持可能とされている。
そのため、雄ハウジング20における装着筒部23の左右の外側面には、それぞれ係止面50が設定されている。一方、ゴム栓ホルダ40の左右の側面には、図2及び図3に示すように、上記の係止面50上を摺動可能な係止板43が、後縁から前方に延出するようにして形成されている。係止面50には、係止板43を間に挟んで摺動案内する上下一対のガイドレール51が形成されている。
【0021】
係止面50には、図2に示すように、その奥行方向のほぼ中央位置において、2個の本係止突起55が上下に所定間隔を開けて形成されている。本係止突起55の後部側の外面は、前方に向けて上り勾配となったテーパ面56とされている。また、係止面50の後縁付近には、上記の2個の本係止突起55の間に位置して、1個の仮係止突起53が形成されている。仮係止突起53の後部側の外面は、同じく前方に向けて上り勾配となったテーパ面54とされている。
一方、ゴム栓ホルダ40の係止板43には、その付け根側の縁部から延出方向のほぼ中央部にわたって所定幅の溝45が形成され、さらにその溝45の前縁の幅方向の中央部から、幅狭溝が切り欠き形成されている。そして、この幅狭溝の前縁が、上記した仮係止突起53に係止可能な仮係止縁46と、また幅狭溝の上下両側の前縁が、本係止突起55に係止可能な本係止縁47となっている。
【0022】
したがって後記するように、ゴム栓ホルダ40が装着筒部23に嵌合され、まず図2に示すように、係止板43の延出縁が2個の本係止突起55のテーパ面56に突き当たり、仮係止縁46が仮係止突起53の前面に係止されたところで、仮係止位置に保持される。ゴム栓ホルダ40はこの仮係止位置では、図3及び図6に示すように、装着筒部23からほとんど後方に突出した状態となる。
そして、ゴム栓ホルダ40が仮係止位置に保持された状態では、図6に示すように、雄側端子金具10のタブ12が端子挿入口41を貫通してそのタブ12の先端がゴム栓30の電線挿通孔31の入口に到達した場合に、このタブ12の先端が最大限でも電線挿通孔31の入口の誘い込み面35に当接可能な傾斜角度に留まるように雄側端子金具10の傾動が規制される設定となっている。
【0023】
なお、雄側端子金具10の筒形本体11における先端側の形状等によっては、図6に示すように、斜め下向きに傾いた場合(上段)と、斜め上向きに傾いた場合(下段)とで、最大の傾斜角度が異なる場合がある。ちなみに、この実施形態の雄側端子金具10では、同図の上段側のように、斜め下向きの方が最大傾斜角度が大きくなり、したがって図7に示すように、斜め下向きに傾斜した場合に、タブ12の先端が最大限でも電線挿通孔31の誘い込み面35に当接し得る傾斜角度に留めることができるようになっている。
【0024】
また、ゴム栓ホルダ40が仮係止位置からさらに押し込まれ、図5に示すように、係止板43の付け根部分が、装着筒部23の左右の開口縁に切り込み形成された突当縁28に突き当たり、また図4に示すように、両本係止縁47が本係止突起55の前面に係止されたところで、本係止位置に保持される。ゴム栓ホルダ40はこの本係止位置では、図5及び図8に示すように、装着筒部23の入口側の内部に完全に嵌まって、ゴム栓30の直後に位置するようになっている。
【0025】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用について説明する。組み付けに際しては、まず雄ハウジング20の装着筒部23における奥側にゴム栓30が嵌合される。続いて、装着筒部23に向けてゴム栓ホルダ40が嵌合される。そのときは、まず両係止板43の延出縁が両ガイドレール51の間に嵌まり、それとともに仮係止突起53のテーパ面54に乗り上げて弾性的に開きつつ押し込まれ、仮係止縁46が仮係止突起53を通過すると、図2及び図3に示すように、係止板43が復元変形してその延出縁が本係止突起55のテーパ面56に突き当たるとともに、仮係止縁46が仮係止突起53の前面に嵌まって係止する。これによりゴム栓ホルダ40は、ゴム栓30から後方に離間した仮係止位置に保持される。
【0026】
この状態から、電線Wの端末に固着された雄側端子金具10が、ゴム栓ホルダ40の対応する端子挿入口41に挿入される。
このとき、雄側端子金具10が仮に端子挿入口41に斜め姿勢で挿入されたとしても、タブ12の先端がゴム栓30に到達する前には筒形本体11が端子挿入口41内に進入するから、端子挿入口41の内面でガイドされることによって真直姿勢に向けて矯正され、ゴム栓30の電線挿通孔31に進入する。
また、雄側端子金具10と端子挿入口41との間の嵌合公差等により、雄側端子金具10の傾きが図らずも残る場合があるが、その傾きは最大限でも、図7に示すように、雄側端子金具10のタブ12の先端が電線挿通孔31の入口の誘い込み面35に当接可能な角度に留められるから、仮に傾きが残ったとしても、引き続いて雄側端子金具10が押し込まれると、誘い込み面35をガイドとして真直姿勢に向きを矯正されつつ電線挿通孔31に進入することになる。
【0027】
さらに雄側端子金具10が押し込まれると、雄側端子金具10は、タブ12に続いて筒形本体11以降の部分が電線挿通孔31を弾性的に広げつつその中を通過し、対応するキャビティ25内に進入する。雄側端子金具10が正規位置まで挿入されると、図8に示すように、ランス26により抜け止め状態に一次係止される。また電線挿通孔31の内周のリップ32が復元変形して電線Wの外周に密着し、シールが取られる。
【0028】
すべての雄側端子金具10の挿入が完了したら、ゴム栓ホルダ40を再び押し込む。このときは、両係止板43の延出縁が本係止突起55のテーパ面56に乗り上げて弾性的に開きつつ押し込まれ、係止板43の付け根部分が装着筒部23の突当縁28に突き当たるまで押し込まれると、本係止縁47が本係止突起55を通過し、図4に示すように、係止板43が復元変形しつつ本係止縁47が本係止突起55の前面に嵌まって係止する。これによりゴム栓ホルダ40は、図8に示すように、ゴム栓30の直後において装着筒部23内にすっぽりと嵌まった本係止位置に保持される。
最後に、雄ハウジング20の本体部21の前面にリテーナ27が装着されて、雄側端子金具10が抜け止め状態に二重係止される。
【0029】
以上説明したように本実施形態によれば、ゴム栓ホルダ40がゴム栓30の後方に離間した仮係止位置にある状態で雄側端子金具10の挿入が行われるから、雄側端子金具10が仮に端子挿入口41に斜め姿勢で挿入されたとしても、タブ12の先端がゴム栓30に到達する前に端子挿入口41の内面でガイドされて真直姿勢に向けて矯正され、あるいは端子挿入口41内で傾斜角度が規制されてタブ12が誘い込み面35によりガイドされることにより真直姿勢に矯正されて、電線挿通孔31内に進入するようになる。その結果、雄側端子金具10のタブ12の先端がゴム栓30の電線挿通孔31の内面に突き当たることが回避され、タブ12の変形やゴム栓30の損傷が未然に防止できる。
一方、雄側端子金具10の挿入が完了したら、ゴム栓ホルダ40は本係止位置に押し込まれて装着筒部23内にすっぽりと収められるから、使用時には、コネクタが奥行寸法の小さいコンパクトなものにまとめられる。
【0030】
[実施形態2]
次に、本発明を具体化した実施形態2を図9乃至図16を参照して説明する。本実施形態2は、コネクタハウジング60に対しゴム栓ホルダ80を遊動規制するための手段を設けたものである。その他の主要な構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、構造、作用及び効果の説明は省略又は簡略化する。また、以下の説明において前後方向については、図12〜図15における右側を前側ということにする。
【0031】
コネクタハウジング60は、内部にキャビティ62が形成された本体部61からフード部63を前方へ突出させるとともに、本体部61の後面に、一括型のゴム栓70とゴム栓ホルダ80を嵌合するための装着筒部64を後方に開口させて形成したものである。コネクタハウジング60の本体部61内には、その前後両端面間に貫通する形態、即ち、本体部61の前端面から装着筒部64の奥端面との間に貫通する形態の嵌合孔65(本発明の構成要件である遊動規制手段)が形成されている。この嵌合孔65は、断面形状が円形をなすとともに、その貫通方向はゴム栓ホルダ80の仮係止位置と本係止位置との間の移動方向と平行であり、コネクタハウジング60の高さ方向における中央の位置に左右一対設けられている。
【0032】
装着筒部64内において、その奥側即ち前側に配されるゴム栓70には、各キャビティ62と対応する複数の電線挿通孔(図示せず)の他に、コネクタハウジング60の嵌合孔65に対して同軸状に対応する円形断面の嵌通孔72(本発明の構成要件である遊動規制手段)が形成されている。この嵌通孔72の内周には、後述する嵌合ピン82の外周に対して弾性的に密着する周方向のリップ72Lが形成されている。このリップ72Lの内径は嵌合ピン82の外径よりも小さい寸法とされている。
【0033】
ゴム栓ホルダ80には、端子挿入口81の他に、上記した嵌合孔65及び嵌通孔72に対して同軸状に対応する円形断面の嵌合ピン82(本発明の構成要件である遊動規制手段)が、ゴム栓ホルダ80の前面から突出する形態で形成されている。嵌合ピン82の外径は、ゴム栓70の嵌通孔72のリップ72Lの内径よりも大きく、コネクタハウジング60の嵌合孔65の内径と同じ寸法(または、嵌合ピン82の外周と嵌合孔65の内周との間に寸法公差分のクリアランスが空く程度の寸法)とされている。また、嵌合ピン82のゴム栓ホルダ80からの突出長さは、ゴム栓ホルダ80が図14に示す仮係止位置(即ち、コネクタハウジング60の本体部61に対して最も後方へ離間した位置)にある状態において、嵌合孔65の全領域に亘って嵌合して更に本体部61の前面から少し前方へ突出する長さ寸法とされている。
【0034】
また、ゴム栓ホルダ80は合成樹脂材料からなり、金型(図示せず)によって成形されるのであるが、この嵌合ピン82の外周のうちゴム栓ホルダ80が仮係止位置にある状態で嵌合孔65に嵌合される領域には、その一部、即ち図10に示すように前方から見て周方向に等角度間隔を空けた4位置を、概ね前後方向に延びる溝状に切欠した形態の肉抜き凹部83が形成されている。また、ゴム栓ホルダ80を成形するための金型は、嵌合ピン82の突出方向と平行、即ち前後方向に型開きされるようになっているのであるが、その点を考慮し、肉抜き凹部83は、嵌合ピン82の突出方向栓に対して先細りとなるような斜め方向の溝状とされている。これにより、金型が嵌合ピン82の突出方向と平行に型開きされるときに、金型から嵌合ピン82が型離れし易くなっている。
【0035】
さらに、嵌合ピン82の外周のうち、ゴム栓ホルダ80が本係止位置にある状態でゴム栓70の嵌通孔72の内周のリップ72Lと密着する領域は、シール面84とされているが、この嵌合ピン82の内部には、そのシール面84と対応する部分をシール面84に対して同心円形状となるように切欠した形態の肉抜き孔85が形成されている。この肉抜き孔85は、ゴム栓ホルダ80の後端面に開口されている。
【0036】
つぎに、本実施形態2の作用及び効果を説明する。
コネクタハウジング60の装着筒部64にゴム栓70を嵌合し、続いて、装着筒部64に向けてゴム栓ホルダ80を組み付けるが、このとき、嵌合ピン82をゴム栓70の嵌通孔72内に差し込んで、これを貫通させ、コネクタハウジング60の嵌合孔65に嵌入させる。この嵌合ピン82の嵌通孔72及び嵌合孔65への嵌合により、コネクタハウジング60に対するゴム栓70の姿勢が安定する。更に、ゴム栓ホルダ80の組付けを進めると、実施形態1と同様の手段、即ち係止板86が本係止突起87と仮係止突起88とに係止する構造により、ゴム栓ホルダ80がゴム栓70に対して後方に離間した仮係止位置(図14を参照)に保持される。
【0037】
このゴム栓ホルダ80が仮係止された状態では、遊動規制手段としてのゴム栓ホルダ80の嵌合ピン82がコネクタハウジング60の嵌合孔65内に嵌合されることにより、ゴム栓ホルダ80がコネクタハウジング60に対して端子金具(図示せず)の挿入方向(前後方向)と交差する方向(上下及び左右方向)へ遊動することが規制される。つまり、端子金具の姿勢を矯正するためのゴム栓ホルダ80の姿勢や位置が正しい状態に保たれるのであり、したがって、ゴム栓ホルダ80による端子金具の姿勢矯正機能の信頼性に優れている。
【0038】
また、嵌合ピン82の外周のうちゴム栓ホルダ80が仮係止位置にある状態で嵌合孔65に嵌合される領域には、その一部を切欠した形態の肉抜き凹部83が形成されているので、ゴム栓ホルダ80を成形する際に「ヒケ」に起因して嵌合ピン82が変形する虞はない。したがって、嵌合ピン82の変形に起因して嵌合ピン82と嵌合孔65との間にガタが生じ、端子金具の姿勢矯正機能が損なわれる、ということが防止されている。
【0039】
この後は、ゴム栓ホルダ80を仮係止位置に保持した状態で、雄端子金具10をキャビティ62に挿入する。すべての端子金具の挿入が完了したら、ゴム栓ホルダ80を再び押し込む。すると、実施形態1と同様の手段、即ち係止板86が本係止突起87に係止する構造により、ゴム栓ホルダ80は、ゴム栓70の後面に当接してゴム栓70の抜けを規制するとともに装着筒部64内にすっぽりと嵌まった本係止位置(図15を参照)に保持される。
【0040】
ゴム栓ホルダ80が本係止位置に保持された状態では、ゴム栓70の外周のシール面84がゴム栓70の嵌通孔72のリップ72Lに対して弾性密着しているので、この部分において外部からの浸水の虞はない。また、嵌合ピン82の内部には、その外周のシール面84と対応する部分を切欠した形態の肉抜き孔85を形成しているので、ゴム栓ホルダ80を成形する際に「ヒケ」に起因して嵌合ピン82が変形する虞はない。したがって、嵌合ピン82の変形に起因してシール面84とゴム栓70の嵌通孔72との間の密着性が低下し、シール機能が損なわれる、ということが防止されている。
【0041】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明は、雌側の一括防水コネクタにも同様に適用することが可能である。
(2)コネクタハウジングに対してゴム栓ホルダを遊動規制する手段としては、実施形態1において、本係止突起55の位置を前方(図2の右方)へ移動させるとともに係止板43の前端(右端)を前方へ延長し、ガイドレール51と係止板43との前後方向における摺接長さを長く稼いだ構造とし、そのガイドレール51と係止板43との係合によってゴム栓ホルダを遊動規制するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の分解断面図
【図2】ゴム栓ホルダが仮係止位置に保持された状態の側面図
【図3】その一部切欠平面図
【図4】ゴム栓ホルダが本係止位置に保持された状態の側面図
【図5】その一部切欠平面図
【図6】雄側端子金具の挿入途中を示す一部切欠側面図
【図7】その部分拡大断面図
【図8】雄側端子金具の挿入完了時の縦断面図
【図9】実施形態2のコネクタハウジングの背面図
【図10】ゴム栓ホルダの正面図
【図11】ゴム栓ホルダの背面図
【図12】ゴム栓ホルダの側面図
【図13】ゴム栓ホルダの平面図
【図14】ゴム栓ホルダが仮係止位置に保持された状態の断面図
【図15】ゴム栓ホルダが本係止位置に保持された状態の断面図
【図16】ゴム栓ホルダの嵌合ピンの肉抜き凹部の形状をあらわす部分断面図
【図17】従来例の断面図
【符号の説明】
W…電線
10…雄側端子金具
11…筒形本体
12…タブ
20…雄ハウジング
23…装着筒部
25…キャビティ
30…ゴム栓
31…電線挿通孔
35…誘い込み面
40…ゴム栓ホルダ
41…端子挿入口
43…係止板
46…仮係止縁
47…本係止縁
50…係止面
53…仮係止突起
55…本係止突起
60…コネクタハウジング
62…キャビティ
70…ゴム栓
80…ゴム栓ホルダ
65…嵌合孔(遊動規制手段)
81…端子挿入口
82…嵌合ピン(遊動規制手段)
72…嵌通孔(遊動規制手段)
83…肉抜き凹部
85…肉抜き孔
84…シール面

Claims (1)

  1. 電線の端末に固着されるとともに先端にタブが突設された形態の端子金具が収容されるキャビティを複数設けたコネクタハウジングの後面には、各キャビティと対応して電線の外周に密着可能な電線挿通孔が形成された一括型のゴム栓が配され、さらにこのゴム栓の後面には、ゴム栓を押さえるべく機能しかつ前記電線挿通孔と対応した位置に前記端子金具を挿入可能な端子挿入口が開口されたゴム栓ホルダが装着された防水コネクタにおいて、
    前記ゴム栓ホルダが、前記ゴム栓を押さえる本係止位置と、前記ゴム栓の後方に離間した仮係止位置とでそれぞれ保持可能とされ、前記ゴム栓ホルダが仮係止位置に保持された状態において、前記端子金具が対応する端子挿入口からキャビティに向けて挿入され、端子金具が前記キャビティ内へ挿入された後に前記ゴム栓ホルダが本係止位置に装着されるようになっており、
    前記電線挿通孔の入口には、テーパ状の誘い込み面が形成され、
    前記ゴム栓ホルダが前記仮係止位置に保持された状態では、前記端子金具が前記ゴム栓ホルダの端子挿入口を通って前記タブの先端がゴム栓の電線挿通孔の入口に到達した場合に、前記タブの先端が最大限でも前記誘い込み面に当接可能な傾斜角度に留まるように前記端子金具の傾動が規制される設定となっており、
    前記コネクタハウジングに形成された嵌合孔と、前記ゴム栓に形成された嵌通孔と、前記ホルダに前方へ突出するように形成した嵌合ピンとから構成される遊動規制手段が設けられ、
    前記ゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態では、前記嵌合ピンが前記嵌通孔を嵌通して前記嵌合孔に嵌合されることで、前記ゴム栓ホルダが、前記端子金具の挿入方向と交差する方向へ遊動することを規制されるようになっており、
    前記ゴム栓ホルダが、合成樹脂材料によって前記嵌合ピンの突出方向と平行に片開きされる金型によって成形されるようになっており、
    前記嵌合ピンの外周のうち前記ゴム栓ホルダが仮係止位置にある状態で前記嵌合孔に嵌合される領域には、前記嵌合ピンの突出方向に対して先細りとなるような斜め方向の溝状をなす複数の肉抜き凹部が周方向に間隔を空けて形成されており、
    前記嵌合ピンの外周のうち、前記ゴム栓ホルダが本係止位置にある状態で前記ゴム栓の嵌通孔の内周と密着する領域がシール面とされており、前記嵌合ピンの内部には、前記シール面と対応する部分を切欠した形態の肉抜き孔が形成されていることを特徴とする防水コネクタ。
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