JP5570830B2 - 機種情報提供システムおよび機種情報提供方法ならびにこれらに用いられるリダイレクト装置 - Google Patents

機種情報提供システムおよび機種情報提供方法ならびにこれらに用いられるリダイレクト装置 Download PDF

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Description

この発明は、表示部を有する携帯通信端末に、遊技店に設置される遊技台の機種情報を提供するための機種情報提供システムおよび機種情報提供方法、ならびにこれらに用いられるリダイレクト装置に関する。
遊技店には、多くの種類の遊技台が設置されている。大当たり確率および賞玉数などのスペックや、リーチ演出・大当たり演出などの演出動作は、遊技台の種類毎に異なっている。初めて遊技する遊技台では、遊技者は、その遊技台にどういう大当たり図柄が用いられているのか、またどのようなリーチ演出が用意されているのかを知らないことが多い。そのため、遊技店に設置される遊技台には、遊技店が作成した遊技説明書(いわゆるPOP)が貼付されている。
前述の遊技説明書は、その遊技台の遊技台情報(機種情報。スペックに関する情報および演出動作に関する情報など)が記載されている。しかし、遊技説明書は、遊技台における遊技の邪魔にならない部分にしか配置できず、その大きさに限度がある。そのため、遊技説明書に記載することができる遊技台情報の量は乏しい。
このため、遊技者に豊富な遊技台情報を提供するために、遊技者が所有する携帯電話機などの携帯通信端末を用いて、遊技台の遊技情報を提供する構成が提案されている。
たとえば、特許文献1では、非接触ICが内蔵された携帯通信端末を用いて、遊技客に遊技台情報を提供する遊技台情報提供システムが開示されている。
遊技台に対応付けて設けられる台間機の本体前面には、前記の非接触ICチップに対してデータの読み出し/書き込みを行うためのリーダライタが設けられている。この台間機には、遊技台情報を表示するための遊技台表示情報のURL(たとえば遊技台情報を提供するメーカーサイトのURL)が記憶されている。
そして、遊技客が、リーダライタに携帯通信端末を接近させる(かざす)ことにより、携帯通信端末の非接触ICがリーダライタと無線通信して、携帯通信端末のブラウザが起動し、遊技台表示情報にURL接続する。これにより、台間機に対応する遊技台の遊技台情報が、遊技客の所有する携帯通信端末の表示部に表示される。すなわち、遊技客は、自己の所有する携帯通信端末を、台間機の非接触通信用のリーダライタにかざすことにより、遊技台の前に着座しながら、その遊技台の遊技情報を閲覧することができる。
特開2008−237580号公報
このような遊技台情報提供システムでは、遊技店で遊技台の入替えがあった場合、その入替えの対象の遊技台に対応する台間機について、記憶部に記憶されている遊技台表示情報(機種表示情報)のURL(表示情報位置情報)を、入替え後の遊技台に対応する遊技台表示情報のURLに書き換える必要がある。
しかしながら、遊技店に導入される複数の遊技台に対応する台間機の全てについて、遊技台表示情報のURLを書き換える必要がある。そのため、遊技台表示情報のURLの書換え作業を行う者の負担が大きい。
そこで、この発明の目的は、遊技台の入替え時における作業負担を低減することができる機種情報提供システムおよび機種情報提供方法、ならびにこれらに用いられるリダイレクト装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部(26)を有する携帯通信端末(2;51)を介して提供する機種情報提供システムであって、前記遊技台に1対1で対応付けて設けられ、対応する遊技台を特定するための特定情報が記録された記録部(3;50)と、通信回線(6)を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられたリダイレクト装置(4)と、前記機種情報の表示情報である機種表示情報を記憶する機種表示情報記憶部(34)を有し、通信回線を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられた情報提供制御装置(5)とを含み、前記記録部に記録された前記特定情報は、前記携帯通信端末の取得手段(21;52,53)により取得可能な構成であり、前記携帯通信端末による前記特定情報の取得によって、当該携帯通信端末に対し、前記リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報が与えられるようになっており、前記リダイレクト装置が、前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の特定情報に対応付けて記憶する位置情報記憶部(28)と、前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記特定情報を含む第1の接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段(29)と、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段とを含み、前記情報提供制御装置が、前記位置情報送信手段から受信した前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求の受信に応答して、前記機種表示情報記憶部に記憶された前記機種表示情報のうち、当該表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信する機種表示情報送信手段(32)をさらに含む、機種情報提供システムである。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、リダイレクト装置には、表示情報位置情報が、特定情報と対応付けられた状態で記憶されている。携帯通信端末が記部から特定情報を取得することにより、携帯通信端末はリダイレクト装置に第1の接続要求を送信する。携帯通信端末からの第1の接続要求を受信すると、当該第1の接続要求に含まれる特定情報によって特定される遊技台の種別に応じた表示情報位置情報が選択され、選択された表示情報位置情報が携帯通信端末に送信される。この表示情報位置情報に、携帯通信端末が接続する。これにより、携帯通信端末の表示部に、記録部に1対1対応する遊技台の機種情報が表示される。
そして、リダイレクト装置に記憶されている表示情報位置情報を変更することにより、携帯通信端末の接続先を変更することができる。そのため、遊技台の入替えがあった場合には、リダイレクト装置に記憶されている表示情報位置情報を変更することにより、機種情報を変更することができる。これにより、遊技台の入替え時における作業負担を低減することができる。
なお、「機種情報」とは、基本データ(大当たり確率、確率変動確率、賞球数および平均出球数など)、大当たり図柄、遊技方法、予告演出およびリーチ演出などを含む趣旨である。
また、「リダイレクト装置」および/または「情報提供制御装置」として、サーバを用いることができるが、このサーバの他にも、マルチレイヤスイッチ、レイヤ7スイッチまたはレイヤ4スイッチを用いることができる。
請求項2記載の発明は、前記リダイレクト装置は、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報に、有効期限を含む付加情報を付加する付加情報付加手段(30)をさらに含み、前記位置情報送信手段は、前記付加情報付加手段によって付加情報が付加された位置情報を含む前記第2の接続要求を送信するものであり、前記情報提供制御装置は、さらに、前記第2の接続要求に含まれる位置情報から前記付加情報を取り出す付加情報取出手段(32)と、前記付加情報に含まれる有効期限内であるか否かを判別する有効期限判別手段(33)とを含み、前記表示情報送信手段は、前記有効期限判別手段により有効期限内であると判別された場合のみ前記機種表示情報を送信する、請求項1記載の情報提供システムである。
携帯通信端末には、ブックマーク機能や履歴機能が備えられている。機種表示情報の位置情報に接続した後は、これらの機能を利用してその機種表示情報の位置情報に接続することが可能である。そのため、これらの機能を活用すれば、遊技店に出かけることなく、遊技店外から機種情報を閲覧することも可能である。
携帯通信端末を用いた機種情報の提供は、遊技店内にいる遊技客を対象としたサービスであり、遊技店外において機種情報を閲覧することは、機種情報の提供を予定していない者に対してサービスを提供する不正利用となり、好ましくない。
この構成によれば、リダイレクト装置では、選択される表示情報位置情報に、有効期限を含む付加情報が付加される。そして、この付加情報が付加された表示情報位置情報が、携帯通信端末の接続先とされる。これにより、携帯通信端末はこの付加情報付の表示情報位置情報に導かれて情報提供制御装置に接続される。
情報提供制御装置では、付加情報に含まれる有効期限内か否かが判別される。このため、携帯通信端末からの接続が、遊技店内からの接続なのか、遊技店外からの接続なのかを判別することができる。これにより、遊技店外からの不正利用を判別することができる。
そして、有効期限内である場合は、機種表示情報が携帯通信端末に送信され、携帯通信端末のブラウザ機能を用いることにより、携帯通信端末の所有者(遊技者)が、遊技している/遊技しようとしている遊技台の機種情報を閲覧することができる。
請求項3記載の発明は、前記機種表示情報送信手段は、前記有効期限判別手段により有効期限を過ぎていると判別された場合に、前記機種表示情報以外の表示情報を前記携帯通信端末に送信する、請求項2記載の機種情報提供システムである。
この構成によれば、有効期限を過ぎている場合は、機種表示情報以外の表示情報が送信される(たとえば、他のアドレスに転送される)。このため、有効期限を過ぎている場合に携帯通信端末のブラウザ機能を用いても、機種情報を閲覧することができない。したがって、遊技店外からの不正利用を防止することができる。これにより、不正利用を防止することができる。
この機種表示情報以外の表示情報として、店舗情報の表示情報や遊技台情報サイトのトップページの表示情報を例示することができる。
なお、「店舗情報」とは、遊技店の基本情報(営業時間、遊技店の住所および電話番号ならびに地図)、サービス内容および遊技店の写真などを含む趣旨である。
請求項4記載の発明は、前記付加情報手段が、暗号化された付加情報を前記表示情報位置情報に付加する手段(30)を含む、請求項2または3に記載の機種情報提供システムである
この構成によれば、表示情報位置情報に、暗号化された付加情報が付加される。携帯通信端末の所有者が、携帯通信端末のブラウザ機能を用いて付加情報付の表示情報位置情報を読み出し、この付加情報を改変しようとしても、付加情報が暗号化されていると、上手く改変できない。これにより、付加情報の改変による不正利用を防止することができる。
請求項5記載のように、前記記録部が、前記特定情報を記憶する特定情報記憶部(19)を有するリーダライタ(3)を含み、前記携帯通信端末の前記取得手段が、当該携帯通信端末に内蔵され、前記リーダライタと非接触通信を行う非接触IC(21)を含んでいてもよい。
このリーダライタは、前記特定情報記憶部と、前記特定情報記憶部を収容するケーシング(17)とを含むことが好ましい。この場合、リーダライタを配置する場所の自由度が大きくなる。また、自己給電型のリーダライタを採用することが好ましい。この場合、リーダライタを配置する場所の自由度がより一層広がる。
また、請求項6記載のように、前記記録部が2次元コード(50)を含み、前記携帯通信端末の前記取得手段が、前記2次元コードを撮像する撮像手段(52)と、前記撮像手段により撮像された画像を読み込む読込手段(53)とを含んでいてもよい。
また、請求項7記載の発明は、遊技店に設置される遊技台(1)の機種情報を、表示部(26)を有する携帯通信端末(2;51)を介して提供する機種情報提供方法であって、前記遊技台に1対1で対応付けられた記録部(3;50)に記録された、対応する遊技台を特定するための特定情報を、前記携帯通信端末が取得するステップ(S31)と、前記特定情報を取得する前記携帯通信端末に対し、リダイレクト装置(4)のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報を付与するステップ(S31)と、前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記特定情報を含む第1の接続要求を前記リダイレクト装置に対して付与するステップ(S35)と、前記第1の接続要求の受信に応答して、リダイレクト装置が、前記遊技台の特定情報に対応付けた状態で位置情報記憶部(28)に記憶された、当該特定情報によって特定される前記遊技台に応じた前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた前記表示情報位置情報を選択するステップ(S5,S12)と、選択した表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信するステップ(S9)と、前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求を、情報提供制御装置に対して付与するステップ(S37)と、前記第2の接続要求の受信に応答して、前記情報提供制御装置が、表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信するステップ(S27)とを含む、機種情報提供方法である。
この発明によれば、請求項1の発明に関連して述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
請求項8記載の発明は、遊技店に設置される遊技台(1)の機種情報を、表示部(26)を有する携帯通信端末(2;51)を介して提供するための機種情報提供システムに用いられ、前記携帯通信端末と通信回線(6)を通して通信可能に設けられたリダイレクト装置(4)であって、前記機種情報の表示情報である機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の特定情報に対応付けて記憶する位置情報記憶部(28)と、前記特定情報を含む接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段(29)と、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段(32)とを含む、リダイレクト装置である。
この構成によれば、請求項1の発明に関連して述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
請求項9記載の発明は、遊技店に設置される遊技台(101)の機種情報を、表示部(114)を有する携帯通信端末(113)を介して提供する機種情報提供システムであって、前記遊技台に1対1で対応付けて設けられ、対応する遊技台を特定するための台番号が記録された記録部(125)と、通信回線(150)を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられたリダイレクト装置(103)と、前記機種情報の表示情報である機種表示情報を記憶する機種表示情報記憶部(116)を有し、通信回線(150)を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられた情報提供制御装置(104)とを含み、前記記録部に記録された前記台番号は、前記携帯通信端末の取得手段により取得可能な構成であり、前記携帯通信端末による前記台番号の取得によって、当該携帯通信端末に対し、前記リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報が与えられるようになっており、前記リダイレクト装置が、前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の台番号に対応付けて記憶する位置情報記憶部(110)と、前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記台番号を含む第1の接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段(111)と、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段(111)とを含み、前記情報提供制御装置が、前記位置情報送信手段から受信した前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求の受信に応答して、前記機種表示情報記憶部に記憶された前記機種表示情報のうち、当該表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信する機種表示情報送信手段(115)をさらに含む、機種情報提供システムである。
この構成によれば、リダイレクト装置には、表示情報位置情報が、台番号と対応付けられた状態で記憶されている。携帯通信端末が記憶部から台番号を取得することにより、携帯通信端末はリダイレクト装置に第1の接続要求を送信する。携帯通信端末からの第1の接続要求を受信すると、当該第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される遊技台の種別に応じた表示情報位置情報が選択され、選択された表示情報位置情報が携帯通信端末に送信される。この表示情報位置情報に、携帯通信端末が接続する。これにより、携帯通信端末の表示部に、記録部に1対1対応する遊技台の機種情報が表示される。
そして、リダイレクト装置に記憶されている表示情報位置情報を変更することにより、携帯通信端末の接続先を変更することができる。そのため、遊技台の入替えがあった場合には、リダイレクト装置に記憶されている表示情報位置情報を変更することにより、機種情報を変更することができる。これにより、遊技台の入替え時における作業負担を低減することができる。
なお、「機種情報」とは、基本データ(大当たり確率、確率変動確率、賞球数および平均出球数など)、大当たり図柄、遊技方法、予告演出およびリーチ演出などを含む趣旨である。
請求項10記載の発明は、前記第2の接続要求には、前記取得手段により台番号を取得した日付に関する取得日情報および当該台番号が含まれており、前記機種情報提供システムは、遊技台が前記遊技店に納入された日付である納入日を、当該遊技台の台番号と対応付けて記憶する納入日記憶部(110)と、前記第2の接続要求に含まれる取得日情報の日付と、前記納入日記憶部に記憶された、前記第2の接続要求に含まれる台番号に対応する遊技台の納入日との先後を判別する先後判別手段(111)と、前記先後判別手段により、前記取得日情報の日付が前記納入日よりも先であると判別された場合、前記機種表示情報送信手段は、前記機種表示情報を前記携帯通信端末に送信しない、請求項9記載の機種情報提供システムである。
携帯通信端末には、ブックマーク機能や履歴機能が備えられている。機種表示情報の位置情報に接続した後は、これらの機能を利用してその機種表示情報の位置情報に接続することが可能である。そのため、これらの機能を活用すれば、遊技店外から閲覧することができる。かかる閲覧は、当該位置情報に機種表示情報が位置している限り行うことができる。しかしながら、以前閲覧した機種情報を、遊技台の入替え後まで閲覧可能とするのは行き過ぎである。
この構成によれば、第2の接続要求に取得日情報が含まれる。そして、この取得日情報を用いて、台番号の取得日と遊技台の納入日との先後が判別される。そして、取得日が納入日よりも先である場合、機種表示情報は携帯通信端末に送信されない。これにより、遊技店外にいる者が、ブックマーク機能や履歴機能を利用して機種表示情報の位置情報に接続するのを制限することができる。
前記機種表示情報送信手段は、前記機種表示情報以外の表示情報(遊技台が入替え済みである旨を表示するための表示情報)を前記携帯通信端末に送信するものであってもよい。
この場合、請求項11に記載のように、前記納入日記憶部および前記先後判別手段が、前記リダイレクト装置に設けられていてもよい。
請求項12記載の発明は、前記記録部が、前記台番号を記憶する台番号記憶部を有するリーダライタ(125)を含み、前記携帯通信端末の前記取得手段が、当該携帯通信端末に内蔵され、前記リーダライタと非接触通信を行う非接触IC(135)を含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の機種情報提供システムである。
このリーダライタは、遊技台に1対1に対応付けて設置される端末装置(102)(たとえば、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置)に設けられていてもよい。この場合、リダイレクト装置に表示情報位置情報を、台番号ではなく、リーダライタの有する固有のリーダライタIDに対応付けられた状態で記憶させることも考えられる。
しかしながら、表示情報位置情報が、リーダライタIDに対応付けた状態で、位置情報記憶部に記憶される場合は、次に述べる問題がある。
台間機の本体部が故障して交換される場合はリーダライタも交換される。そのため、本体部の交換に伴って、位置情報記憶部を、交換後のリーダライタのリーダライタIDに書き換える必要がある。台間機の本体部は故障などが比較的多いので、リダイレクト装置の位置情報記憶部の内容を頻繁に書き換えなければならないおそれもある。
また、リーダライタIDは複雑な英数字の組み合わせからなり、遊技店内に実際に設置されている遊技台を見ても、リーダライタIDと、遊技台の種別との対応関係を確認することができない。そのため、リダイレクト装置の位置情報記憶部の書換えの際に、設定間違えが生じることも考えられる。
これに対し、この構成によれば、表示情報位置情報が、台番号ではなく、リーダライタの有する固有のリーダライタIDに対応付けた状態で、位置情報記憶部に記憶される。そして、端末装置は、常に、当該端末装置が設置される遊技店の店番号、および当該端末装置に対応する遊技台の台番号を保持している。したがって、端末装置の入替えの度に、遊技店の店員がリダイレクト装置の位置情報記憶部の内容を書き換える必要がない。
また、台番号は遊技店内における設置位置に対応して割り当てられているので、遊技店内に実際に設置されている遊技台を見れば、台番号と、遊技台の種別との対応関係を確認することができる。そのため、リダイレクト装置の位置情報記憶部の書換えの際に、設定間違えが生じにくい。
また、請求項13に記載のように、前記記録部が2次元コードを含み、前記携帯通信端末の前記取得手段が、前記2次元コードを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像を読み込む読込手段とを含んでいてもよい。
請求項14記載の発明は、遊技店に設置される遊技台(101)の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末(113)を介して提供する機種情報提供方法であって、前記遊技台に1対1で対応付けられた記録部(125)に記録された、対応する遊技台を特定するための台番号を、前記携帯通信端末が取得するステップと、前記台番号を取得する前記携帯通信端末に対し、リダイレクト装置(103)のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報を付与するステップと、前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記台番号を含む第1の接続要求を前記リダイレクト装置に対して付与するステップと、前記第1の接続要求の受信に応答して、リダイレクト装置が、前記遊技台の台番号に対応付けた状態で位置情報記憶部に記憶された、当該台番号によって特定される前記遊技台に応じた前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた前記表示情報位置情報を選択するステップと、選択した表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信するステップと、前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求を、情報提供制御装置(104)に対して付与するステップと、前記第2の接続要求の受信に応答して、前記情報提供制御装置が、表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信するステップとを含む、機種情報提供方法である。
この発明の方法によれば、請求項9の発明に関連して述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
請求項15記載の発明は、遊技店に設置される遊技台(101)の機種情報を、表示部(114)を有する携帯通信端末(113)を介して提供するための機種情報提供システムに用いられ、前記携帯通信端末と通信回線(150)を通して通信可能に設けられたリダイレクト装置(103)であって、前記機種情報の表示情報である機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の台番号に対応付けて記憶する位置情報記憶部(110)と、前記台番号を含む接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段(111)と、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段(111)とを含む、リダイレクト装置である。
この構成によれば、請求項9の発明に関連して述べた作用効果と同様の作用効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すリーダライタの配置構成を説明するための正面図である。 図1に示すリーダライタの斜視図である。 図1に示すリーダライタの電気的構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図1に示すリダイレクトサーバの構成を示すブロック図である。 図1に示すウェブサーバの構成を示すブロック図である。 図1に示す遊技台情報提供システムにおける信号授受の流れを示すシーケンス図である。 図1に示す携帯電話機の表示部に順に表示される画面の具体例を示す図である。 図1に示すリダイレクトサーバにより作成される付加情報付URLを説明するための図である。 図1に示す携帯電話機の表示部に順に表示される画面の具体例を示す図である。 図6に示すリダイレクトサーバの主制御部における制御を示すフローチャートである。 図7に示すウェブサーバの主制御部における制御を示すフローチャートである。 図5に示す携帯電話機の主制御部における制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技台情報提供システムに採用されるリーダライタの構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。 図18に示すリダイレクトサーバのリダイレクト記憶部に記憶される台番号−機種情報−位置情報対応データベースの内容を表わす図である。 図18に示す台間機および遊技台の配置構成を説明するための正面図である。 図18に示す台間機の電気的構成を示すブロック図である。 図18に示す携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。 図18に示す携帯電話機が受信するURLを説明するための図である。 図18に示す遊技台情報提供システムにおける信号授受の流れを示すシーケンス図である。 図18に示す携帯電話機の表示部に表示される画面の具体例を示す図である。 遊技台の入替え後におけるリダイレクト装置の台番号−機種情報−位置情報対応データベースの内容を示す図である。 ブックマーク機能を利用してウェブサーバに接続したときの信号授受の流れを示すシーケンス図である。 第2の管理装置に保持される台番号−機種情報対応データベースの内容を表わす図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る遊技台情報提供システム(機種情報提供システム)の構成を示すブロック図である。
この遊技台情報提供システムは、遊技店に設置された遊技台1(たとえば、パチンコ機やパチスロ機)で遊技をしている者または遊技をしようとしている者(以下、遊技者という)が、自身の所有する携帯通信端末の一例としての携帯電話機2を用いて、当該遊技台1の遊技台情報(機種情報)の提供を受けるようにしたシステムであり、遊技台1に関連して配置されたリーダライタ3と、システム管理会社に設置されたリダイレクトサーバ(リダイレクト装置)4と、ウェブ管理会社に設置されたウェブサーバ(情報提供制御装置)5とを含む。リダイレクトサーバ4と携帯電話機2とは、インターネット回線(通信回線)6を通じて接続可能に設けられている。また、ウェブサーバ5と携帯電話機2とは、インターネット回線6を通じて接続可能に設けられている。
遊技店内には、複数の遊技台1が配置されている。各遊技台1には、一対一に対応付けられた台間機7が隣接して配置されている。台間機7は、対応する遊技台1における遊技に使用する遊技媒体(たとえば、パチンコ球やパチスロメダル)を貸し出すための装置である。各台間機7は、遊技媒体の貸出しに関するデータを中継装置8を介して、遊技店内に設置された管理装置9に送信する。
各遊技台1には、携帯電話機2と非接触通信を行うためのリーダライタ3が、一対一に対応付けて設けられている。
図2は、リーダライタ3の配置構成を説明するための正面図である。
遊技台1は、たとえば、遊技盤10に向けて遊技球を発射することにより遊技を行うパチンコ機であって、その前面には、発射装置(図示せず)から遊技盤10に向けて発射する遊技球の勢いを調節するためのハンドル11と、発射装置から遊技盤10に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿12と、上皿12から溢れた遊技球を貯留しておくための下皿13とが備えられている。
台間機7は、遊技台1の左隣に配置され、対応する遊技台1における遊技に使用する遊技媒体(たとえば、パチンコ球)を貸し出すための装置である。台間機7の前面には、紙幣投入口14などが配置されている。
遊技台1の上方には、島設備の幕板15が張り出している。幕板15の前面には、遊技台1の稼動状況を表示するためのデータ表示装置16が配置されている。そして、リーダライタ3が、データ表示装置16の右隣に配置されている。このため、遊技台1の前に着座しながら、携帯電話機2をリーダライタ3にかざすことができ、これにより携帯電話機2とリーダライタ3とを非接触(無線)通信させることができる。
図3は、リーダライタ3の斜視図である。図4は、リーダライタ3の電気的構成を示すブロック図である。
リーダライタ3は、非接触IC(たとえばFeliCa(登録商標))に対応するものであり、四角箱状の小型のケーシング17を備えている。ケーシング17内には、主制御部18と、記憶部(特定情報記憶部)19およびアンテナ部20が収容されている。主制御部18はたとえはマイクロコンピュータなどで構成されており、この主制御部18には外付けのカウンタ(図示しない)が接続されている。
アンテナ部20は、携帯電話機2のICチップ21(後述する)と、携帯電話機2の主制御部22(後述する)との間で三者間通信を行うものであり、ICチップ21との間の通信により、携帯電話機2のICチップ21のIDm(チップ製造番号)を取得することができる。IDmは、ICチップ21ごとに異なるもの(固有の番号)であり、かざされた携帯電話機2が同一のものであるか否かを判定することに用いられる。
記憶部19には、リダイレクトサーバ4のURL(Uniform Resource Locator。位置情報)であるリダイレクトURL(リダイレクト位置情報)、リーダライタ3に対応する遊技台1が設置される遊技店の店番号、当該遊技台1の台番号およびリーダライタ3に付与された固有の番号であるリーダライタ番号が記憶されている。また、記憶部19には、アンテナ部20によって取得されたICチップ21のIDmが記憶される。
また、リーダライタ3の主制御部18には、カウンタ(図示しない)が接続されている。このカウンタは、「0001」から「9999」まで計数可能であり、携帯電話機2がリーダライタ3との間で通信を行う度に、言い換えれば携帯電話機がリーダライタ3にかざされる度に、インクリメント(+1)される。このカウンタのカウント値が、回数情報として、ICチップ21を介してリダイレクトサーバ4およびウェブサーバ5に与えられる。たとえば、遊技者が、携帯電話機2をリーダライタ3にかざした際のカウンタの値が「1234」である場合は、その「1234」が回数情報としてリダイレクトサーバ4およびウェブサーバ5に与えられる。そして、そのリーダライタ3に次に携帯電話機がかざされた場合は、同一の携帯電話機であるか否かにかかわり無く、カウンタによって「1235」という回数情報が生成され、その「1235」というカウント値が回数情報としてリダイレクトサーバ4およびウェブサーバ5に与えられる。電源がオフされた場合でも、カウンタ値は保持されており、ゼロクリアされることはない。
リーダライタ3は、電源回路(図示しない)に給電コード(図示しない)が接続された自己給電型のものであり、給電コードの先端部にはプラグ(図示しない)が設けられている。プラグが遊技店内のコンセントに差し込まれることにより、給電コードを介して、主制御部18、記憶部19およびアンテナ部20に給電される。
図5は、携帯電話機2の構成を示すブロック図である。
携帯電話機2は、携帯電話機2全体の制御を司る主制御部22と、非接触型のICチップ21(たとえばFeliCa(登録商標)チップ)とを備えている。主制御部22は、マイクロコンピュータなどによって構成される。主制御部22は、三者間通信部23とブラウザ24とを備えている。主制御部22は、三者間通信部23を介して、リーダライタ3およびICチップ21との間で三者間通信を行うことができる。
ICチップ21は、制御部37とインターフェイス部25とを備えている。ICチップ21には、IDm(チップ製造番号)が付されている。このIDmはICチップ21に固有の番号であり、言い換えれば携帯電話機2に固有の番号である。制御部37は、ICチップ全体を制御する。また、インターフェイス部25はリーダライタ3と非接触で通信する。また、制御部37は、主制御部22との間で通信を行う。このICチップ21は、三者間通信において、携帯電話機2の主制御部22と、リーダライタ3との中継をする中継装置として機能する。
すなわち、ICチップ21は、インターフェイス部25を介してリーダライタ3からの信号やデータを受信するとともに、これらの信号やデータを、携帯電話機2の主制御部22の三者間通信部23に対して送信することができる。送信する信号の一例として、リーダライタ3からICチップ21を介して主制御部22に与えられるブラウザ起動指示を挙げることができる。ICチップ21を介してリーダライタ3からのブラウザ起動指示があると、ブラウザ24は、ICチップ21により送信されるURLに基づいてブラウザを起動させる。そして、ブラウザ24は、接続先のサーバから送られるページデータに基づいて、そのページデータに対応する情報を、携帯電話機2の表示部26に表示する。
図6は、リダイレクトサーバ4の構成を示すブロック図である。リダイレクトサーバ4は、当該サーバ4全体の動きを制御する主制御部(位置情報送信手段)27と、遊技台情報のURL(表示情報位置情報)を記憶するURL記憶部(位置情報記憶部)28とを備えている。主制御部27は、マイクロコンピュータなどによって構成されており、URL記憶部28からURLを抽出(選択)するURL抽出部(位置情報選択手段)29と、URL抽出部29から抽出したURLに基づいて、新たなURL(付加情報付の表示情報位置情報)を作成するURL作成部(付加情報付加手段)30とを備えている。また、主制御部27は、基準となる回数情報(以下、「基準回数情報」という。)を記憶するための基準回数情報保持部(図示しない)を有する。また、主制御部27は、インターフェイス部31を介して、インターネット回線6に接続する。
URL記憶部28には、遊技店を特定する店番号と、当該店番号に対応する店舗情報URLとの対応関係を表す店番号−店舗情報URL対応テーブルが記憶されている。店番号−店舗情報URL対応テーブルには、店番号と、この店番号に対応する店舗情報URLとが書き込まれている。また、URL記憶部28には、各遊技店における台番号と、当該台番号に設置される遊技台1に対応する遊技台情報URL(表示情報位置情報)との対応関係を表す台番号−遊技台情報URL対応テーブルが記憶されている。台番号−遊技台情報URL対応テーブルには、台番号と、この台番号に対応する遊技台情報URLとが書き込まれている。
図7は、ウェブサーバ5の構成を示すブロック図である。ウェブサーバ5は、当該サーバ全体の動きを司る主制御部(付加情報取出手段、機種表示情報送信手段)32を備えている。主制御部32は、ページデータ生成部(有効期限判別手段)33を備えている。主制御部32には、遊技台情報の表示情報(以下、「遊技台表示情報(機種表示情報)」という。文書・ファイルなど)を記憶する遊技台情報記憶部(機種表示情報記憶部)34と、店舗情報の表示情報を記憶する店舗情報記憶部35とが接続されている。
ページデータ生成部33は、遊技台情報記憶部34に記憶された遊技台情報用のファイルや文書などのデータ(機種表示情報)に基づいて遊技台情報表示用のページデータ(機種表示情報)を生成する。また、店舗情報記憶部35に記憶された店舗情報用のファイルや文書などのデータ(表示情報)に基づいて店舗情報表示用のページデータ(表示情報)を生成する。
さらに、主制御部32は、インターフェイス部36を介して、インターネット回線6に接続する。
図8は、遊技台情報提供システムにおける信号授受の流れを示すシーケンス図である。図9は、図1に示す携帯電話機2の表示部26に順に表示される画面の具体例を示す図である。
遊技者が、自己が所有する携帯電話機2を、その遊技している/遊技しようとしている遊技台1に対応付けられたリーダライタ3にかざすと(1.かざす)、携帯電話機2のICチップ21の制御部37、携帯電話機2の主制御部22およびリーダライタ3の制御部18の間で三者間通信が行われる。この三者間通信により、リーダライタ3の主制御部32は、携帯電話機2のICチップ21のIDmを取得する。また、リーダライタ3のカウンタがインクリメント(+1)される。
そして、リーダライタ3は、リダイレクトサーバ4への接続指示を、携帯電話機2のICチップ21に与える(2.接続指示)。また、携帯電話機2リーダライタ3は、記憶部19に記憶されたリダイレクトサーバ4のURL、店番号、台番号(特定情報)およびリーダライタ番号、カウンタ(図示しない)に計数された回数情報、ならびに携帯電話機2のICチップ21から取得したIDmに基づいて、リダイレクトURLを作成する。また、このリダイレクトURLに対する接続指示を、携帯電話機2の主制御部22に向けて送信する(2.接続指示)。このリダイレクトURLは、リダイレクトサーバ4のURLの後に、付加的なコード情報(以下、「付加情報」という場合がある)を付加したものである。このコード情報は、店番号、台番号、リーダライタ番号、IDmおよび回数情報などの情報を含むものである。
携帯電話機2の主制御部22が接続指示を受信すると、携帯電話機2の表示部26が、それまでの待受画面(図9(a)参照)から、リダイレクトURL表示および接続許可表示(「・・・に接続しますか?」「はい」「いいえ」)に切り換えられる(図9(b)参照)。また、携帯電話機2の主制御部22による接続指示の受信に伴って、前記の三者間通信は終了する。
そして、携帯電話機2の操作によって、リダイレクトサーバ4への接続が許可されると、携帯電話機2の主制御部22は、リダイレクトURLへの接続を開始する。具体的には、携帯電話機2の主制御部22は、リダイレクトサーバ4に向けて接続要求(第1の接続要求)を送信する(3.接続要求)。また、携帯電話機2の主制御部22のブラウザ24がブラウザを起動する。
携帯電話機2からの接続要求を受信したリダイレクトサーバ4の主制御部27は、リダイレクトURLに付加されたコード情報に基づいて、携帯電話機113の所有者が遊技している/遊技しようとしている遊技台1の台番号を読み出し、URL記憶部28に格納されている台番号−遊技台情報URL対応テーブルを参照し、そのリーダライタ3に1対1対応する遊技台1に対応する遊技台情報サイト(機種情報)のURL(遊技台情報URL(表示情報位置情報))を抽出するとともに、この遊技台情報URLに付加情報を付加して、付加情報付URL(付加情報付の表示情報位置情報)を作成する。
図10は、リダイレクトサーバ4により作成される付加情報付URL40を説明するための図である。付加情報付URL40は、遊技台情報URLに、付加情報が付加されて作成される。付加情報は、たとえば店番号、リーダライタ番号、IDmおよび回数情報を含んでいる。これらの付加情報は、たとえばaes暗号によって暗号化されている。
再び図8を参照して、リダイレクトサーバ4は、携帯電話機2の主制御部22に付加情報付URL40への接続指示を送信する(4.付加情報付URLへの接続指示)。接続指示を受けた携帯電話機2の主制御部22は、付加情報付URL40に接続を開始し、ウェブサーバ5に接続要求(第2の接続要求)が送信される(5.接続要求)。
そのときの時刻が、付加情報付URLに含まれる有効期限内であるときは、ウェブサーバ5は、携帯電話機2に遊技台情報表示用のページデータを送信する(6.ページデータ)。そして、携帯電話機2のブラウザ24が、表示部26に遊技台情報を表示する(図9(c)参照)。図9(c)に示す遊技台情報(機種情報)は、遊技台1の特徴、キャラクタ紹介、リーチ演出、予告演出およびスペック(大当たり確率、確率変動確率、賞球数および平均出球数などを含む)を備えている。この遊技台情報は、各情報のメニューが表示され、遊技者によって選択されるメニューの詳細情報が表示される。これらのメニューを選択操作することにより、各情報の詳細な情報が表示される。このため、遊技者は、遊技台1の前に着座しながら、その遊技台1の遊技情報を閲覧することができる。
一方、付加情報付URLに含まれる有効期限を過ぎているときは、ウェブサーバ5は、携帯電話機2に店舗情報のページデータや遊技台情報トップページのページデータを送信する(ページデータ)。そして、携帯電話機2のブラウザ24が店舗情報(図11(a)参照)や遊技台情報トップページ(図11(b)参照)を表示部26に表示する。
この場合、付加情報付URLに含まれる有効期限を過ぎているので、携帯電話機2の所有者がその付加情報付URLを入手してから24時間経過していることになる。つまり、その携帯電話機2の所有者は、遊技店内ではなく、遊技店外にいることが想像される。すなわち、携帯電話機2からのこのような接続は、不正利用である。
図11(a)に示す店舗情報は、遊技店の基本情報(店舗の住所および電話番号、地図ならびに遊技台の設置台数)などを含んでいる。また、図11(b)に示す遊技台情報サイトのトップページは、遊技台情報サイト(図9(c)参照)よりも上位のサイトである。遊技台1の機種の入力により機種検索を行うことができる。この機種検索を行うことにより、遊技台情報に接続することが可能とされている。
図12は、リダイレクトサーバ4の主制御部27における制御を示すフローチャートである。図13は、ウェブサーバ5の主制御部32における制御を示すフローチャートである。図14は、携帯電話機2の主制御部22における制御を示すフローチャートである。図12〜図14を参照して、遊技台情報提供システムにおける流れを、さらに具体的に説明する。
図12を参照して、リダイレクトサーバ4の主制御部27は、携帯電話機2の主制御部22から接続要求があるか否かを常に監視している(ステップS1)。携帯電話機2からの接続要求を受信すると、主制御部27は、リダイレクトURLに付加された付加情報を解読し、店番号、台番号、リーダライタ番号、IDmおよび回数情報を取り出し(ステップS2)、リダイレクトURLから取り出した回数情報(以下、「今回回数情報」という。)が適正範囲内であるか否かを判断する(ステップS3)。
具体的には、リダイレクトサーバ4の主制御部27は、リダイレクトURLから取り出した回数情報を、基準回数情報記憶部(図示しない)に保持されている基準回数情報と比較する。そして、今回回数情報がたとえば「1234」であり、基準回数情報が「1229」である場合など、今回回数情報が、基準回数情報のたとえば「−5」〜「+5」の範囲内であれば、適正範囲内にあると判断する。
今回回数情報の値が適正範囲であり、かつ、今回回数情報の値が基準回数情報の値を超える場合は、リダイレクトサーバ4の主制御部27は、今回回数情報を読み出した後、基準回数情報記憶部(図示しない)に保持されている基準回数情報の値を、今回回数情報の値に書き換える。すなわち、次回以降は、今回回数情報の値が基準回数情報になる。
今回回数情報の値が適正範囲であり、かつ、今回回数情報の値が基準回数情報の値以下である場合は、主制御部27による基準回数情報記憶部(図示しない)の書換えは実行されない。すなわち、基準回数情報記憶部(図示しない)に保持された基準回数情報のまま、次回の回数情報の判定が行われる。
このように今回回数情報と基準回数情報とを比較することにより、あるリーダライタ3に携帯電話機が複数回かざされる場合、前回かざされてから今回かざされるまでのおよその時間がわかる。今回回数情報が基準回数情報の「+5」よりも大きい場合(すなわち、基準回数情報の「+6」以上である場合)は、経験則上、携帯電話機2がリーダライタ3に最初にかざされてから2時間程度経過していることが多い。
今回回数情報が適正範囲内である場合は(ステップS3でYES)、主制御部27のURL抽出部29は、リダイレクトサーバ4の主制御部27のURL記憶部28を参照し(ステップS4)、店舗番号および台番号に基づいて、当該遊技者が遊技している/遊技しようとしている遊技台1の遊技台情報URLを抽出する(ステップS5)。
また、主制御部27は、その時点における時刻、すなわちその主制御部27に接続されているタイマ(図示しない)の値に基づいて、有効期限を作成する。たとえばその時点よりも、丁度24時間後の時間(秒単位)が有効期限とされる(ステップS6)。
そして、主制御部27のURL作成部30は、有効期限、店番号、リーダライタ番号およびIDm(付加情報)を暗号化するとともに(ステップS7)、その暗号化した付加情報を、URL抽出部29によって抽出された遊技台情報URLの後に付加する。これにより、図8に示す付加情報付URLが作成される(ステップS8)。そして、主制御部27は、付加情報付URLへの接続指示を、携帯電話機2の主制御部22に向けて送信する(ステップS9)。なお、主制御部27のURL作成部30は、各遊技店の有効期限の長さ(取得時間から有効期限までの長さ)を異ならせることもできる。
一方、携帯電話機2がリーダライタ3に前回かざされてから長時間が経過した場合やURLの改変などがある場合は、今回回数情報が適正範囲外になる(ステップS3でNO)。このような不正利用がある場合、リダイレクトサーバ4は、遊技台情報URLではなく店舗情報URLを、接続先として指定する。そのため、今回回数情報が適正範囲外である場合(ステップS3でNO)であり、かつ店舗情報URLが設定されていると(ステップS10でYES)、主制御部27のURL抽出部29は、URL記憶部28を参照し(ステップS11)、店舗番号に対応する遊技店の店舗情報URLを抽出する(ステップS12)。また、店舗情報URLが設定されていない場合は(ステップS10でNO)、主制御部27のURL抽出部29は、遊技台情報サイトにおけるトップページのURLを抽出する(ステップS13)。
また、今回回数情報の値が適正範囲外である場合、リダイレクトサーバ4の主制御部27による基準回数情報記憶部(図示しない)の書換えは実行されない。すなわち、基準回数情報記憶部(図示しない)に保持された基準回数情報のまま、次回の回数情報の判定が行われる。
そして、主制御部27のURL作成部30は、店番号、リーダライタ番号およびIDmを暗号化するとともに(ステップS7)、その暗号化した付加情報を、URL記憶部28から抽出した店舗情報URLまたは遊技台情報サイトにおけるトップページのURLの後に付加する(ステップS8)。そして、こうして作成されたURLへの接続指示を、主制御部27が携帯電話機2に向けて送信する(ステップS9)。
図13を参照して、ウェブサーバ5の主制御部32は、携帯電話機2から接続要求があるか否かを常に監視している(ステップS21)。携帯電話機2からの接続要求を受信すると(ステップS21でYES)、遊技台情報URLに付加情報が付加されているか否かを確認し(ステップS22)、付加情報が付加されている場合(ステップS22でYES)、付加情報を復号する(ステップS23)。そして、復号された付加情報から、有効期限、店番号、リーダライタ番号およびIDmを取り出す(ステップS24)。
そして、ウェブサーバ5は、時刻取得手段により現在(その時点)の時刻を取得し、取得した時刻が、付加情報に含まれていた有効期限より前、つまり有効期限内であり、その有効期限内の接続である場合は(ステップS25でYES)、ページデータ生成部33が遊技台情報用のファイルや文書(機種表示情報)に基づいてページデータ(機種表示情報)を生成する(ステップS26)。ページデータ生成部33によって生成されたページデータは、インターフェイス部36を介して携帯電話機2に送信される(ステップS27)。
一方、遊技台情報URLに付加情報が付加されていない場合や(ステップS22でNO)、有効期限を過ぎた接続である場合は(ステップS25でNO)、ページデータ生成部33は、店舗情報用のファイルや文書(表示情報)に基づいてページデータ(表示情報)を作成する。ページデータ生成部33は、また、遊技台情報サイトのトップページのページデータを生成する(ステップS28)。ページデータ生成部33によって生成されたページデータは、インターフェイス部36を介して携帯電話機2に送信される(ステップS27)。
図14を参照して、携帯電話機2の主制御部22は、リーダライタ3からリダイレクトURLへの接続指示を受信すると(ステップS31でYES)、接続許可表示(図9(b)参照)を表示部26に表示する(ステップS32)。そして、携帯電話機2の所有者(遊技者)が「はい」を選択し、接続が許可されると(ステップS33でYES)、ブラウザ24が起動するとともに(ステップS34)、主制御部32がリダイレクトサーバ4に向けて接続要求を送信する(ステップS35)。
一方、携帯電話機2の所有者(遊技者)が「いいえ」を選択すると(ステップS33でNO)、リダイレクトURLへの接続が中断されて、この処理は終了する。
リダイレクトサーバ4からの接続指示を受信すると(ステップS36でYES)、携帯電話機2の主制御部32は、ウェブサーバ5に向けて接続要求を送信する(ステップS37)。そして、ウェブサーバ5からページデータを受信すると、主制御部32のブラウザ24は、表示部26にページデータに基づいて情報を表示する(ステップS38)。
ところで、遊技台1の配置換えの際は、遊技店の店員は、遊技店内のコンピュータ(図示しない)からインターネット回線6を介してリダイレクトサーバ4に接続し、URL記憶部28内に記憶された当該遊技店の台番号−遊技台情報URLを読み出し、遊技台1の入れ替えのあった台番号に対応する遊技台情報URLを、新しく配置された遊技台1の遊技台情報URLに書き換える。
また、新機種の遊技台1の導入(いわゆる新台導入)の際は、システム管理会社の従業員が、リダイレクトサーバ4に接続された端末(図示しない)を操作して、当該新機種の遊技台1に対応する遊技台情報のURLを作成する。そして、遊技店の店員が、遊技店内のコンピュータ(図示しない)からインターネット回線6を介してリダイレクトサーバ4に接続し、URL記憶部28内に記憶された当該遊技店の台番号−遊技台情報URLを読み出し、新機種の遊技台1の台番号に対応する遊技台情報URLを、前記システム管理会社の従業員が作成したURLに書き換える。
以上により、この実施形態によれば、リダイレクトサーバ4では、遊技者が遊技している/遊技しようとしている遊技台1の遊技台情報URLが、URL記憶部28から抽出される。そして、抽出された遊技台情報URLに有効期限を含む付加情報が付加されて、付加情報付URLが作成される。携帯電話機2はこの付加情報付URLに導びかれてウェブサーバ5に接続される。
ウェブサーバ5では、付加情報に含まれる有効期限内か否かが判別される。そして、有効期限を過ぎている場合は、遊技台情報のデータ以外のデータ(遊技台情報のトップページのデータまたは店舗情報のデータ)が送信される。このため、有効期限を過ぎている場合は、携帯電話機2のブックマーク機能やURL履歴機能などのブラウザ機能を用いても、遊技台情報に接続することができない。したがって、遊技店外からの不正利用を防止することができる。
また、遊技台情報URLに、暗号化された付加情報が付加されているので、携帯電話機2の所有者(遊技者)が、携帯電話機2のブックマーク機能やURL履歴機能を用いて付加情報付URLを読み出し、この付加情報を改変しようとしても、付加情報が暗号化されていると、上手く改変できない。これにより、付加情報の改変による不正利用を防止することができる。
なお、本実施形態では、有効期限内であるか否かの有効期限判別手段の構成について、URLに付加された付加情報の内容を判定するものを示したが、これに代えて、付加情報に格納された有効期限情報と、遊技店内のシステムからもたらされる有効期限延長情報との双方を確認することにより、有効期限であるか否かの判別(有効期限判定)を行うものであってもよい。具体的には、遊技媒体の貸出に用いる第2のリーダライタを設ける場合は、この第2のリーダライタへの携帯電話機2のアクセスを検出したことに基づいて、台間機7を管理するホール管理装置9が、読み取ったIDmに対して有効期限延長信号をウェブサーバ5に対して送信するようにしてもよい。そして、ウェブサーバ5は、有効期限延長信号を受けた時点から所定時間を第2の有効期限として記憶し、付加情報からの有効期限と第2の有効期限とのうち、後ろのもの(遅い方)を採用して有効期限判定を行ってもよい。
図15は、本発明の他の実施形態(第2実施形態)に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。この図15において、前述の第1実施形態に示された各部に対応する部分には、図1〜図14の場合と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。
この第2実施形態が、第1実施形態と相違するのは、各遊技台1に対応付けて、リーダライタ3ではなく、QRコード(登録商標)などの格子状の2次元コード50が設けられている点である。2次元コード50は、横方向および縦方向の両方向に情報を有するコードであり、リダイレクトサーバ4のURL、店番号、台番号およびリーダライタ番号を符号化したものである。この2次元コード50は、携帯電話機のコード認識機能により、読み取られるようになっている。
また、第1および第2実施形態において、特定情報として台番号を用いるものを例に挙げて説明したが、これに代えて、前記のリーダライタ番号を特定情報として用いることもできる。この場合、URL記憶部28には、リーダライタ3のリーダライタ番号と、このリーダライタ3に1対1対応する遊技台1の種別に対応する遊技台情報URL(表示情報位置情報)との対応関係を表すリーダライタ番号−遊技台情報URL対応テーブルが記憶される。
この第2実施形態に係る遊技台情報提供システムでは、たとえばICチップ21を備えていない携帯電話機51に遊技台情報が提供される。
携帯電話機51は、2次元コード50を撮像することができる撮像部としてのイメージセンサ52を備えている。このイメージセンサ52として、たとえばCCDやCMOSなどを例示することができる。また、携帯電話機51の主制御部22は、イメージセンサ52に読み取られた画像データに基づいて、2次元コード50に含まれる情報(リダイレクトサーバ4のURL、店番号、台番号およびリーダライタ番号)を読み出すための2次元コード読出部53とを備えている。
遊技者が、自己が所有する携帯電話機51の2次元コード認識機能を用いて、遊技をしている/遊技をしようとしている遊技台1に対応付けられた2次元コード50を撮像すると、イメージセンサ52によって2次元コード50が読み取られ、2次元コード読出部53によって、2次元コード50に含まれる情報(リダイレクトサーバ4のURL、店番号、台番号およびリーダライタ番号)が読み出される。そして、携帯電話機51の主制御部22にリダイレクトサーバ4への接続指示が与えられる。
図16は、本発明の第3実施形態に係る遊技台情報提供システムに採用されるリーダライタユニット60の構成を示す断面図である。リーダライタユニット60は、リーダライタ61と、リーダライタ61を収容するリーダライタ収容器62とを備えている。この第3実施形態では、第1実施形態のリーダライタ3に代えて、リーダライタ61が採用される。リーダライタユニット60は、島設備の幕板15のうち、遊技台1の上方に位置する部分に固定配置される。
リーダライタ61は、四角薄板状のリーダライタ本体63と、リーダライタ本体63の一端面(図16に示す上端面)に固定された突起64とを備えている。突起64には、リーダライタ61を後述するケース体69にねじ固定するためのねじ孔65が形成されている。リーダライタ本体63の他端面(図16に示す下端面)には、給電用のコード66の一端が、差込式のコネクタ67を介して接続されている。給電用のコード66の他端は遊技店内のコンセントに接続されており、このコンセントから供給される電力によってリーダライタ61が駆動されるようになっておる。リーダライタ61の一方主面は、非接触ICを読み取るための読取面68を構成している。
リーダライタ収容器62は、リーダライタ61を収容して下方から支持するケース体69と、ケース体69に収容されたリーダライタ61の読取面68の前方を覆うカバー70と備えている。
ケース体69は、リーダライタ61の他方主面と接触して当該リーダライタ61を支持する支持板71と、支持板71から突出して設けられた脚部72とを備えて、樹脂材料を用いて一体に形成されている。支持板71の一端部(図16に示す上端部)には、ビス77を挿通させるための第1挿通孔79が形成されている。
脚部72は、幕板15の前面に接触するように取り付けられる(固定される)取付板73と、この取付板73と直交する方向に延び、支持板71と取付板73とを連結する複数枚(図16では4枚)の脚板74とを備えている。複数枚の脚板74は、互いに間隔を隔てられている。各脚板74には、給電用のコード66を通過させるための通過孔75が形成されている。支持板71は、取付板73に対して所定角度(たとえば30°〜45°。図16では約40°)傾斜している。
カバー70の一端部(図16に示す上端部)には、カバー70をケース体69に取り付けるための取付部材76が設けられている。取付部材76には、ビス77を挿通させるための第2挿通孔78が形成されている。
リーダライタ61をケース体69に収容し、リーダライタ61の読取面68をカバー70で覆った状態で、ビス77を、支持板71の第1挿通孔79およびカバー70の第2挿通孔78を挿通させてねじ孔65にねじ締結することにより、リーダライタ61およびカバー70が、ケース体69に固定される。これにより、リーダライタ61、カバー70およびケース体69を、リーダライタユニット60として一体として取り扱うことができる。この状態で、リーダライタ61の読取面68は支持板71の表面(前面)とほぼ平行をなしており、支持板71が取付板73に対して傾斜している。すなわち、リーダライタ61の読取面68が支持板71に対して傾斜している。
また、リーダライタ本体63の他端面(図16に示す下端面)に接続されたコード66の他端は、各通過孔75を通過して、リーダライタ収容器62外に引き出されている。
リーダライタユニット60の幕板15への固定は、リーダライタ収容器62の取付板73を幕板15の前面に接触させて、リーダライタユニット60を、ビス(図示しない)などを用いて幕板15にねじ固定することにより達成される。
幕板15の前面は、鉛直面をなしている。そして、リーダライタ61の読取面68が支持板71に対して傾斜している。そのため、リーダライタユニット60の取付け状態では、リーダライタ61の読取面68が鉛直面に対して傾斜している。この実施形態では、読取面68は前方に向かうに従って上る傾斜面である。そのため、遊技台1の前方に座る遊技客が、携帯電話機2を読取面68にタッチさせ易い。
図17は、本発明の第4実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。
この第4実施形態が第1〜第3実施形態と相違するのは、リダイレクト装置および情報提供制御装置として、図17に示す制御用サーバ85およびデータベース用サーバ86を設けた点である。すなわち、この第4実施形態では、制御用サーバ85およびデータベース用サーバ86によってリダイレクト装置が構成されており、また、制御用サーバ85およびデータベース用サーバ86によって情報提供制御装置が構成されている。
制御用サーバ85は、リダイレクト用制御領域87とウェブ用制御領域88とを備えている。リダイレクト用制御領域87には、主制御部89と、この主制御部89に接続された通信部90とが備えられている。主制御部89は、通信部90およびインターネット回線6を介して、携帯電話機2およびホール管理装置9と通信可能である。ウェブ用制御領域88には、主制御部98と、この主制御部98に接続された通信部99とが備えられている。主制御部98は、通信部99およびインターネット回線6を介して、携帯電話機2と通信可能である。
データベース用サーバ86は、リダイレクト用記憶領域91とウェブ用記憶領域92とを備えている。リダイレクト用記憶領域91には、リダイレクト用データベース93が設けられている。リダイレクト用データベース93には、前述の店番号−店舗情報URL対応テーブルや台番号−遊技台情報URL対応テーブルが記憶されている。
ウェブ用記憶領域92には、複数種の遊技台情報の表示データ(遊技台表示情報)を記憶する遊技台情報用データベース94と、複数種の店舗情報の表示データ(表示情報)を記憶する店舗情報用データベース95とを備えている。
リダイレクト用制御領域87およびリダイレクト用記憶領域91によってリダイレクト装置が構成されている。また、ウェブ用制御領域88およびウェブ用記憶領域92によって情報提供制御装置が構成されている。
また、この第4実施形態において、データベース用サーバ86を設けずに、制御用サーバ85のみによってリダイレクト装置を構成してもよい。また、データベース用サーバ86を設けずに、制御用サーバ85のみによって情報提供制御装置を構成してもよい。
第1〜第4実施形態では、有効期限を過ぎていた場合は、遊技台情報ではなく店舗情報や遊技情報サイトのトップページに接続するものとして説明したが、有効期限中は接続料を無料とし、有効期限を過ぎていた場合に接続料を有料とすることもできる。
また、この第1〜第4実施形態において、携帯電話機2の表示部26に表示される遊技台情報内において、所定の遊技コンテンツ(壁紙)を提供(ダウンロード)する場合を考える。このとき、複数種類の遊技コンテンツが遊技客に対して選択的に提供可能になっている。そして、どの種類の遊技コンテンツを提供するかが、付加情報(パラメータ)の内容に応じて変更されるようになっていてもよい。この場合、付加情報の内容、すなわち付加情報のデータ列を、所定の変換式に基づいて数値情報に変換し、この数値情報に基づいてどの種類の遊技コンテンツを提供するかが決定されるようになっていてもよい。
この場合は、遊技コンテンツを(ダウンロードなどにより)集めようとする遊技客が、この遊技台情報システムを利用するようになり、これにより、遊技台情報システムの利用数を増加させることができる。なお、遊技コンテンツとして、壁紙のほか、おみくじなどを提供することができる。しかも、付加情報に有効期限が含まれているので、遊技店外の者が、ブックマーク機能などを利用して遊技コンテンツを不正に取得(ダウンロード)するのを防止することができる。
また、第1、第3または第4実施形態では、携帯電話機2をリーダライタ3,61にかざす回数(すなわち、回数情報)に応じて接続先を変えることができる。具体的には、携帯電話機2をリーダライタ3,61に最初にかざしたときは携帯電話機2に遊技台情報が提供され、2回目以降にかざしたときは、店舗情報や遊技台情報サイトのトップページが提供されるようにしてもよい。
また、第1、第3または第4実施形態において、携帯電話機2のIDmを利用した会員システムが採用されている場合、ウェブサーバ5は、携帯電話機2の所有者が会員であるか否かを判別することができる。具体的には、ウェブサーバ5には、会員情報が会員の所有する携帯電話機2のICチップ21のIDmと対応付けた状態で記憶されており、ウェブサーバ5は、携帯電話機2から送信されるIDmに基づいて、携帯電話機2の所有者が会員であるか否かを判別することができる。この場合、図13のステップS13において、有効期限内における接続でない場合であっても、IDmに基づいて携帯電話機2の所有者が会員であると判別すれば、遊技台情報のページデータを生成する(ステップS26)ようにすることもできる。
また、第1〜第4実施形態において、このようなIDmを用いた会員システムが採用されている場合、遊技台情報に加えて会員情報を、携帯電話機2に表示することもできる。具体的には、ポイントシステムが採用されている場合は、遊技台情報に加えてポイント情報を表示することができる。
また、前述の第1実施形態では、リーダライタ3にはアンテナ部20が内蔵されているとして説明したが、このアンテナ部20に代えて、外付けのアンテナまたはブースタ用アンテナをリーダライタ3のケーシング17から露出した状態で設けることもできる。とくに同一機種の遊技台1が複数台、互いに近接する範囲内に配置されている場合には、これら複数の遊技台1に対応するリーダライタ3を1つ(または少数)設けておき、このリーダライタ3に携帯電話機2をかざしたときはこれら遊技台1の機種に対応する遊技台情報に接続させることも可能である。この場合、外付けのアンテナをリーダライタ3のケーシング17から複数分岐させることにより、各遊技台1に対応付けてアンテナを設けることができる。その結果、コストダウンを図りつつ、各遊技台1に対応してアンテナを配設することができる。1つのリーダライタ3から分岐させるアンテナの数を、2〜10台とすることが好ましい。コストダウンの観点からはアンテナの数が多いことが望ましいのであるが、アンテナの数が10台を超えると、アンテナへのアクセスの集中時にリーダライタ3における処理が困難となるおそれがあること、また、遊技台1の台入れ替えを行う際に10台程度が1単位とされることが多いので、前記の範囲が好ましい。アンテナのみを露出させることにより、いたずら防止および盗難防止につながる。
また、第1、第3または第4実施形態では、リーダライタ3,61は、遊技店内のコンセントから電力を得るものとして説明したが、乾電池などのバッテリが内蔵されたバッテリ内蔵式の構成であってもよい。さらに、台間機7に敷設される、すなわち台間機7から電力が供給される構成であってもよい。
また、第2実施形態において、ICチップ21を備えていない携帯電話機51を用いる場合について説明したが、携帯電話機51がICチップ21を備えていてもよいのはもちろんのことである。
また、第1〜第4実施形態では、リーダライタ3,61または2次元コード50は、遊技台1の上方の幕板15に配置されているとして説明したが、腰板その他の遊技島に配置されていてもよい。また、データ表示装置16に付設されていてもよい。
さらに、遊技台1の間に配置された台間機7の前面に配置されていてもよい。また、隣接する遊技台1の間にテレビや空気清浄機などが配置される場合には、その前面に配置される構成であってもよい。
さらにまた、第1〜第4実施形態では、2台の遊技台1に1つのリーダライタ3,61または2次元コード50が対応付けられていてもよい。
なお、第1〜第4実施形態では、リダイレクトサーバ4を用いて、ウェブサーバ5に導くためのURLに有効期限を設ける構成を例に挙げて説明したが、有効期限を設定しない構成であってもよい。
図18は、本発明の第5実施形態に係る遊技台情報提供システムの構成を示すブロック図である。
第5実施形態に係る遊技台情報提供システムは、遊技台(たとえばパチンコ機やパチスロ機)101と、遊技店内に設置された台間機(端末装置)102と、遊技店外に設置されたリダイレクトサーバ103およびウェブサーバ104とを備えている。
遊技店内には、複数台の遊技台101が設置されている。各遊技台101に1対1に対応付けて、台間機(端末装置)102が設置されている。遊技店内において、遊技台101および台間機102は、所定数単位で集約して配置されており、これら遊技台101および台間機102が1つの遊技島を構成している。遊技店内では、遊技台101の各設置位置に対応して台番号が割り当てられている。この台番号は、各遊技台101に対応する島設備(図示しない)に固有の番号である。すなわち、この台番号は、遊技台101を特定するための番号として用いることができ、また、遊技台101に1対1に対応して設けられる台間機102を特定するための番号として用いることができる。各台間機102は、対応する遊技台101と同じ台番号で識別される。図18では、101番台、102番台、103番台という3台の遊技台101が一例として挙げられている。これら3台の遊技台101に対応する台間機102の台番号は、それぞれ101番、102番、103番である。
台間機102として、以下では、対応する遊技台101における遊技に使用する遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置を例に挙げて説明するが、台間機102として、遊技台101から排出された遊技媒体の数を計数する遊技媒体計数装置を採用することもできるし、遊技媒体貸出機能と遊技媒体計数機能との双方を備えた端末装置を採用することもできる。
遊技店内には、第1の管理装置105および第2の管理装置106が設置されている。第1の管理装置105および第2の管理装置106は、遊技店において、店員用の事務所等に配置されている。台間機102は、各遊技島に1台ずつ設けられた島コントローラ107を介して、第1の管理装置105と通信可能に接続されている。
第1の管理装置105は、遊技媒体の貸出しに関するデータや、遊技媒体の計数に関するデータを管理するためのものである。また、第2の管理装置106は、いわゆるホールコンピュータであり、遊技店の最上位に位置する装置であって、遊技店全体における遊技媒体の出入りなどのデータを主に管理するものである。第2の管理装置106は、遊技台101の台番号と、遊技台101の機種(遊技台種別)を識別するための機種情報との対応関係を表わす台番号−機種情報対応データベース108を保持している。
また、遊技店には、店舗コンピュータ112が設置されている。店舗コンピュータ112は、第1の管理装置105や第2の管理装置106と同様、店員用の事務所等に配置されている。
リダイレクトサーバ(リダイレクト装置)103には、遊技台101の台番号と、遊技台101の機種を識別するための機種情報と、当該機種に対応する遊技台情報(機種表示情報)の表示情報である遊技台表示情報(機種表示情報)のインターネット上の位置を接続先として特定するためのURL((Uniform Resource Locator)表示情報位置情報)との対応関係を表わす台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を記憶するリダイレクト記憶部(位置情報記憶部、納入日記憶部)110が設けられている。また、リダイレクトサーバ103には、リダイレクトサーバ103の制御を司るリダイレクト主制御部(位置情報選択手段、位置情報送信手段、先後判別手段)111が設けられている。
また、ウェブサーバ(情報提供制御装置)104には、ウェブサーバ104の制御を司るウェブ主制御部115と、複数種の遊技台情報(機種情報)の表示データ(以下、「遊技台表示データ」という場合がある。機種表示情報)を記憶する遊技台表示データ記憶部(機種表示情報記憶部)116とが設けられている。
この遊技台情報提供システムは、遊技店に設置された所望の遊技台101(たとえば、パチンコ機やパチスロ機)に対応する台間機102で、遊技者が、携帯通信端末の一例としての携帯電話機113の表示部114を介して、その遊技台101の機種に応じた遊技台情報(機種情報)の提供を受けるようにしたシステムである。携帯電話機113として、非接触ICを搭載し、この非接触ICを介して非接触無線通信可能なタイプが用いられる。
携帯電話機113は、リダイレクトサーバ103とインターネット回線(通信回線)150を通じて通信可能に設けられている。また、携帯電話機113は、ウェブサーバ104とインターネット回線150を通じて通信可能に設けられている。店舗コンピュータ112は、リダイレクトサーバ103とインターネット回線150を通じて通信可能に設けられている。さらに、リダイレクトサーバ103とウェブサーバ104とも、通信可能に設けられている。さらに第1の管理装置105も、リダイレクトサーバ103とインターネット回線150を通じて通信可能に設けられている。
第1の管理装置105からリダイレクトサーバ103に対し、その遊技店に関する店内データ(店番号、遊技店内に設置された台間機102の台数、台番号の一覧など)が送信される。この店内データに基づいて、リダイレクトサーバ103に台番号−機種情報−位置情報対応データベース109が作成される。そして、遊技店の店員は、店舗コンピュータ112からインターネット回線150を介してリダイレクトサーバ103に接続し、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を入力する。また、遊技台101の入替え時には、遊技店の店員は、遊技台101の入替え作業を行うとともに、店舗コンピュータ112からインターネット回線150を介してリダイレクトサーバ103に接続し、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を書き換える。
図19は、リダイレクト記憶部110に記憶される台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を表わす図である。
図19において、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109は、遊技店単位で設けられている。リダイレクトサーバ103は、遊技台情報提供システムを採用する複数の遊技店に共通して使用されるものである。各遊技店には、遊技店番号(以下、「店番号」という場合もある。)が割り当てられている。そして、リダイレクト記憶部110には、これら複数の遊技店の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を備えている。
たとえば、遊技店番号「00001」は、「パーラーグローリー」という名称の遊技店に割り当てられている。「パーラーグローリー」という遊技店の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を図19に示す。
この台番号−機種情報−位置情報対応データベース109では、遊技台101の台番号に対応して、遊技台101に設置された機種の機種情報と、当該機種に対応する遊技台表示データの(接続先の)URLと、当該台番号で特定される遊技台101を入れ替えた入替日(遊技台101をその遊技店に納入した納入日)とが保持されている。この実施形態では、機種情報として、「CR×××」という機種の名称が記載されている。しかしながら、機種情報として、機種IDを用いることもできる。
この図19では、説明の簡略のため、台番号「101」〜台番号「110」、台番号「111」〜台番号「120」、台番号「121」〜台番号「130」、および台番号「131」〜台番号「140」をそれぞれ一括りにして表示しているが、遊技台1台ごとに、機種情報、接続先のURLおよび入替日が記載されていてもよいのはもちろんのことである。
図20は、台間機102および遊技台101の配置構成を説明するための正面図である。図20では、遊技台101が、遊技媒体として遊技玉を用いた遊技を行うパチンコ台である場合を例に挙げて説明する。
遊技台101の前面には、発射装置(図示せず)から遊技盤117に向けて発射する遊技玉の勢いを調節するためのハンドル118と、発射装置から遊技盤117に向けて発射すべき遊技玉を貯留しておくための上皿119と、上皿119で貯留しきれない遊技玉を受けるための下皿120とが設けられている。
台間機102は、対応する遊技台101の左隣または右隣(図20では、左隣)に配置されている。各台間機102は、隣り合う遊技台101間に挟まれた状態で配置されている。
台間機102は、本体部121と、本体部121の外郭を構成し、島設備に直接的に固定される枠(図示しない)とを備えている。
台間機102の本体部121の前面には、状態表示部122、紙幣挿入部123、操作表示部124、非接触用IC用のリーダライタ部(以下、「非接触用R/W(Read/Write)部」という)125およびカード挿入/排出部126が、上からこの順で設けられている。
状態表示部122は、たとえば、所定の色やパターンで発光することによって、遊技玉の貸出動作が可能な状態か否かを表示する。たとえば貸出動作が可能であるときは状態表示部122が点灯状態になる。
紙幣挿入部123は、遊技客の紙幣を受け付ける縦長のスリット状であり、本体部121内に設けられた紙幣識別部(図示しない)につながっている。紙幣挿入部123に挿入された紙幣の種別およびその真偽は、紙幣識別部(図示しない)によって識別される。
操作表示部124は、小型画面や、テンキー、ボタンなどを含んでいる。この操作表示部124の操作により、各台間機102に所定の情報を入力することができるようになっている。
非接触用R/W部(リーダライタ)125は、携帯電話機113の後述するICチップ135(非接触IC)と非接触通信可能に設けられている。携帯電話機113のICチップ135を非接触用R/W部125にタッチ(接近)させることにより、非接触用R/W部125と携帯電話機113のICチップ135との間で非接触無線通信を行うことができる。非接触用R/W部125としては、たとえばFeliCa(登録商標)方式の非接触ICと非接触通信可能なリーダライタを例示することができる。
カード挿入/排出部126は、カードIDを含む所定の情報が記録された遊技カードを挿入または排出する縦長のスリット状のものである。この遊技カードは、遊技店内に設置されたカード販売機(図示しない)で購入することができる。また、台間機102内には数枚の遊技カードが予め装填されており、紙幣挿入部123に紙幣が挿入されることにより、その紙幣の価値に応じた種類の遊技カードを購入することができる。カード挿入/排出部126に挿入された遊技カードのカードIDは、台間機102に内蔵されたカードR/W部(図示しない)によって読み取られる。そして、遊技台101における遊技終了時にカード返却操作が行われると、カード挿入/排出部126から遊技カードが排出され、利用者に返却される。
図21は、台間機102の電気的構成を示すブロック図である。
各台間機102には、マイクロコンピュータ等で構成された台間機制御部127が備えられている。台間機制御部127は、状態表示部122、操作表示部124、非接触用R/W部125、島コン用通信I/F部128、台間機記憶部129、および遊技台I/F部130のそれぞれに対して電気的に接続されている。台間機記憶部129は、台間機102の操作に関する所定のデータを記憶する。
島コン用通信I/F部128と島コントローラ107とは通信可能に接続されており、遊技台I/F部130と遊技台101(台間機102に対応する遊技台101)とは、通信可能に接続されている。
台間機制御部127は、遊技台I/F部130を介して、遊技台101に遊技玉の貸出しに関する信号を送信する。また、台間機制御部127は、遊技玉の貸出しに関する情報を、島コン用通信I/F部128を介して第1の管理装置105に送信する。
非接触用R/W部125は、R/W制御部131と、R/W記憶部132と、非接触IC通信を行うためのアンテナ133と、回数情報を作成するための外付けのカウンタ134とを備えている。
R/W記憶部132には、リダイレクトサーバ103を接続先とするURL(以下、「リダイレクトURL(リダイレクト位置情報)」という。)、遊技店の店番号、および台間機102(または対応する遊技台101)の台番号が記憶されている。携帯電話機113の非接触型のICチップ135が非接触用R/W部125にタッチ(接近)されると、R/W制御部131は、アンテナ133を介して、携帯電話機113のICチップ135との間で非接触無線通信を行う。
カウンタ134は、たとえば「0001」から「9999」までカウント可能に設けられており、携帯電話機113のICチップ135が非接触用R/W部125との間で無線通信を行う度に、R/W制御部131はカウンタ値をインクリメント(+1)する。このカウンタ値は、台間機102の電源オフによってはゼロクリアされない。
台間機102の枠(図示しない)には、メモリ(図示しない)が配設されている。このメモリには、当該台間機102が設置されている遊技店の店番号と、当該台間機102に対応する遊技台101の台番号(当該台間機102の台番号)とが記憶されている。
台間機102に対する店番号および台番号の設定は、第1の管理装置105によって行われる。すなわち、台間機102が島設備における設置位置に設置されると、第1の管理装置105から、遊技店の店番号と、当該設置位置に対応する遊技台101の台番号とが送信される。そして、その店番号および台番号が、枠に配設されたメモリ(図示しない)に記憶される。
台間機102の本体部121は、故障などが比較的多い。本体部121が故障している場合、故障している本体部121のみを交換し、枠はそのままにしておく。そのため、本体部121の故障による交換によっては、メモリに記憶される台番号に変化はない。
また、仮に台間機102全体が故障し、メモリごと枠が島設備における設置位置から取り外された場合であっても、その後に当該設置位置に他の台間機102が設置される。そのとき、第1の管理装置105から、遊技店の店番号と、当該設置位置に対応する遊技台101の台番号とが送信され、その店番号および台番号が、枠に配設されたメモリ(図示しない)に記憶される。
図22は、図18に示す携帯電話機113の電気的構成を示すブロック図である。
携帯電話機113は、携帯電話機113全体の制御を司る主制御部136と、FeliCa(登録商標)方式の非接触型のICチップ135とを備えている。主制御部136は、三者間通信部137とブラウザ138とを備えており、マイクロコンピュータなどによって構成されている。また、主制御部136には表示部114が接続されている。ブラウザ138が起動された後は、このブラウザ138が、サーバからの表示データ(表示情報)に基づいて、その表示データに対応する表示を、携帯電話機113の表示部114に表示する。
ICチップ135は、ICチップ制御部140とインターフェイス部141とを備えている。ICチップ135には、当該ICチップ135に固有の番号であるIDm(チップ製造番号)が付与されている。ICチップ制御部140は、インターフェイス部141を介して非接触用R/W部125のR/W制御部131との間で無線通信を行うとともに、携帯電話機113の主制御部136との間で通信を行う。すなわち、携帯電話機113の三者間通信部137は、ICチップ135のICチップ制御部140と、非接触用R/W部125のR/W制御部131との間で無線通信(三者間通信)を行うことができる。ICチップ135は、三者間通信において、携帯電話機113の主制御部136と、非接触用R/W部125のR/W制御部131との間の中継をする中継装置として機能する。
つまり、携帯電話機113(のICチップ135)を非接触用R/W部125にタッチさせることにより、携帯電話機113の主制御部136(三者間通信部137)と、ICチップ135のICチップ制御部140と、非接触用R/W部125のR/W制御部131との間で三者間通信が行われる。このとき、携帯電話機113の主制御部136にブラウザ起動指示が付与され、ブラウザ138が、非接触用R/W部125から受信するURLに基づいて起動する。
図23は、携帯電話機113が受信するURLを説明するための図である。
リダイレクトURLは、接続先のIPアドレスを指し示す固定部142と、固定部142の後に記された可変部(パラメータ)143とを有している。リダイレクトURLであるので、固定部142は、リダイレクトサーバ103のIPアドレスを指し示している。
可変部143には、店番号(たとえば「00001」)、台番号(たとえば「101」)、当該携帯電話機113のIDm、携帯電話機113が非接触用R/W部125にタッチされたタッチ日(取得日)およびタッチ時刻、ならびに回数情報が保持されている。なお、可変部143は、各情報を暗号化した状態で保持している。
また、ウェブサーバ104を接続先とするURLも、リダイレクトURLと同様、固定部142と可変部143とを有している。このとき、固定部142は、ウェブサーバ104のIPアドレスを指し示している。
図24は、遊技台情報提供システムにおける信号授受の流れを示すシーケンス図である。図25(a),(b)は、携帯電話機113の表示部114に表示される画面の具体例を示す図である。
遊技店に入店した遊技客は、遊技店内を移動しながら、遊技を行う遊技台101の候補を決める。そして、その候補の遊技台101に対応付けられた非接触用R/W部125に、自身の所有する携帯電話機113をタッチ(接近)させる。これにより、携帯電話機113の主制御部136(三者間通信部137)と、ICチップ135のICチップ制御部140と、非接触用R/W部125のR/W制御部131との間で三者間通信が行われる。
非接触用R/W部125のR/W制御部131は、三者間通信の開始に伴って、カウンタ134の値をインクリメント(+1)する。また、R/W制御部131は、タイマ(図示しない)により三者間通信が開始した日付および時刻(以下、それぞれ「タッチ日」および「タッチ時刻」という)を、R/W記憶部132に記憶する。さらに、三者間通信により、ICチップ135のICチップ制御部140から非接触用R/W部125のR/W制御部131に対して、ICチップ135(携帯電話機113)のIDmが付与される。R/W制御部131に付与されたIDmは、R/W記憶部132に記憶される。
さらにまた、この三者間通信により、非接触用R/W部125から携帯電話機113の主制御部136に対して、ブラウザ起動指示、リダイレクトURL、IDm、台番号および店番号、タッチ日およびタッチ時刻、ならびにカウンタ134によって生起された回数情報が付与される。
このIDm、台番号および店番号、タッチ日およびタッチ時刻ならびに回数情報は、図23に示すようにURLの固定部142に可変部143として付加されて、携帯電話機113に付与される。このとき、リダイレクトサーバ103を接続先とするURL(固定部142)を「A」とする場合、「A+可変部143」で表わされるURL(以下、『URL「A+可変部143」』とする。)が、携帯電話機113に付与される。そして、このURLとブラウザ起動指示とが携帯電話機113の主制御部136に付与される。主制御部136におけるURLおよびブラウザ起動指示の受信に応じて、三者間通信が終了する。
携帯電話機113の主制御部136がブラウザ起動指示を受信すると、表示部114のドライバが制御されて、表示部114における表示がそれまでの待受画面から、接続許可表示(図25(a)参照)に切り換えられる。携帯電話機113の操作により、リダイレクトサーバ103への接続が許可されると(図25(a)に示す「はい」が選択操作されると)、主制御部136のブラウザ138が、非接触用R/W部125から受信するURL「A+可変部143」に基づいて起動する。
そして、携帯電話機113の主制御部136(ブラウザ138)は、リダイレクトURLに導かれて、リダイレクトサーバ103に、URL「A+可変部143」を含む第1の接続要求を送信する。これにより、携帯電話機113の主制御部136がリダイレクトサーバ103に接続される。
第1の接続要求を受信したリダイレクトサーバ103のリダイレクト主制御部111は、URL「A+可変部143」から、可変部143に含まれる台番号を読み出し、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を参照し、読み出した台番号に対応付けられた遊技台101の機種の名称と、この機種に対応する遊技台表示データの(遊技台表示データを接続先とする)URLとを読み出す。そして、携帯電話機113に対し、ウェブサーバ104の遊技台表示データ記憶部116に記憶されている遊技台表示データのURLが返信される。このURLは可変部143を有しており、このURLの固定部142を「B」とする場合、「B+可変部143」で表わされる(以下、このURLを、『URL「B+可変部143」』とする。)。この可変部143は、図23に示されたものと同様、店番号および台番号、IDm、タッチ日およびタッチ時刻、ならびに回数情報を保持している。
携帯電話機113の主制御部136(ブラウザ138)は、URLの固定部142である「B」に導かれて、ウェブサーバ104に、URL(「B+可変部143」)を含む第2の接続要求を送信する。
第2の接続要求を受信したウェブサーバ104のウェブ主制御部(機種表示情報送信手段)115は、可変部143に含まれる店番号、台番号およびタッチ日をリダイレクトサーバ103に通知する。かかる通知を受信したリダイレクトサーバ103のリダイレクト主制御部111は、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を参照して、第2の接続要求に含まれるタッチ日と、台番号に対応する遊技台101の入替日との先後を判別する。
携帯電話機113を非接触用R/W部125にタッチさせた直後のウェブサーバ104への接続は、必ず、タッチ日が入替日よりも後であるか、または入替日と同日である。そのため、「OK(入替なし)」であるとして、ウェブサーバ104からリダイレクトサーバ103に許可信号が送信される。これにより、携帯電話機113の主制御部136がウェブサーバ104(機種表示情報のURL)への接続が許容され、ウェブサーバ104から携帯電話機113の主制御部136に、遊技台情報の表示データが送信される。そして、携帯電話機113の主制御部136(ブラウザ138)は、表示部114に、遊技台情報(図25(b)参照)を表示する。
ところで、携帯電話機113にブックマーク機能が備えられている場合は、遊技台表示データのURLに接続した後は、そのブックマーク機能を利用してその遊技台表示データのURLに接続することが可能である(ブックマーク取得)。
タッチ日から長期間が空いている場合は、台番号に対応する遊技台101が入れ替えられ、当該設置位置にタッチ時とは異なる遊技台101が設定されていることがある。そして、以前閲覧した遊技台情報を、遊技台101の入替え後まで閲覧可能とするのは行き過ぎである。
図26は、遊技台101の入替え後におけるリダイレクトサーバ103の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を示す図である。図27は、ブックマーク機能を利用してウェブサーバ104に接続したときの信号授受の流れを示すシーケンス図である。
具体的に、101番の台間機102の非接触用R/W部125を、携帯電話機113でタッチした場合を例に挙げて考える。たとえば、タッチ日の日付が2010年の1月8日であり、2010年の1月20日に携帯電話機113のブックマーク機能を利用して、遊技台表示情報のURLに接続しようとしているとする。この場合、ブックマーク機能の操作により、携帯電話機113の主制御部136(ブラウザ138)は、URL「B」に導かれて、ウェブサーバ104に、第2の接続要求を送信する。
第2の接続要求を受信したウェブサーバ104のウェブ主制御部115は、ウェブサーバ104は、可変部143に含まれる店番号および台番号ならびにタッチ日をリダイレクトサーバ103に通知する。かかる通知を受信したリダイレクトサーバ103は、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を参照して、第2の接続要求に含まれるタッチ日(たとえば、1月8日)が、台番号に対応する遊技台101の入替日よりも後または同日であるか、あるいは先であるかを判別する。
遊技台101の入替日が図19に示すように2010年の1月1日である場合、タッチ日が入替日よりも後であるので、「OK(入替なし)」であるとして、ウェブサーバ104からリダイレクトサーバ103に許可信号が送信される。これにより、携帯電話機113がウェブサーバ104(遊技台表示データのURL)への接続が許容され、ウェブサーバ104から携帯電話機113の主制御部136に、遊技台情報の表示データが送信される。そして、携帯電話機113の表示部114に遊技台情報が表示される。
一方、遊技台101の入替日が図26に示すように2010年の1月15日である場合、タッチ日が入替日よりも先であるので、「NG(入替済み)」であるとして、ウェブサーバ104からリダイレクトサーバ103にNG信号が送信される。これにより、携帯電話機113がウェブサーバ104(遊技台表示データのURL)への接続が拒否され、ウェブサーバ104から携帯電話機113の主制御部136に、NG表示用の表示データが送信される。そして、携帯電話機113の表示部114にNG情報が表示される。これにより、携帯電話機113の主制御部136がウェブサーバ104(機種表示情報のURL)に接続される。これにより、携帯電話機113の主制御部136がウェブサーバ104(機種遊技台表示情報のURL)に接続される。これにより、遊技店外にいる者が、撤去された遊技台の遊技台表示データに、ブックマーク機能などを利用して接続するのを制限することができる。
以上により、この実施形態によれば、リダイレクトサーバ103には、遊技台表示データのURLが、台番号と対応付けられた状態で記憶されている。携帯電話機113が非接触用R/W部125から台番号を取得することにより、携帯電話機113はリダイレクトサーバ103に第1の接続要求を送信する。携帯電話機113からの第1の接続要求を受信すると、当該第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される遊技台101の種別に応じたURLが選択され、選択されたURLが携帯電話機113に送信される。このURLに導かれて携帯電話機113がURL接続する。これにより、携帯電話機113の表示部に、非接触用R/W部125に1対1対応する遊技台101の遊技台情報が表示される。
そして、リダイレクトサーバ103に記憶されている遊技台表示データのURLを変更することにより、携帯電話機113の接続先を変更することができる。そのため、遊技台101の入替えがあった場合には、リダイレクトサーバ103に記憶されている遊技台表示データのURLを変更することにより、遊技台情報を変更することができる。これにより、遊技台101の入替え時における作業負担を低減することができる。
また、リダイレクトサーバ103に遊技台表示データのURLを、台番号ではなく、非接触用R/W部125の有する固有のリーダライタIDに対応付けられた状態で記憶させることも考えられる。
しかしながら、遊技台表示データのURLが、リーダライタIDに対応付けた状態で、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109に記憶される場合は、次に述べる問題がある。
台間機102の本体部121が故障して交換される場合は非接触用R/W部125も交換される。そのため、本体部121の交換に伴って、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を、交換後の非接触用R/W部125のリーダライタIDに書き換える必要がある。台間機102の本体部121は故障などが比較的多いので、リダイレクトサーバ103の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を頻繁に書き換えなければならないおそれもある。
また、リーダライタIDはたとえば複雑な英数字の組み合わせからなり、遊技店内に実際に設置されている遊技台101を見ても、リーダライタIDと、遊技台101の種別との対応関係を確認することができない。そのため、リダイレクトサーバ103の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の書換えの際に、遊技店の店員による設定間違えが生じることも考えられる。
これに対し、この実施形態では、遊技台表示データのURLが、台番号ではなく、非接触用R/W部125の有する固有のリーダライタIDに対応付けた状態で、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109に記憶される。そして、台間機102は、常に、当該台間機102が設置される遊技店の店番号、および当該台間機102に対応する遊技台101の台番号を保持している。したがって、台間機102の入替えの度に、遊技店の店員がリダイレクトサーバ103の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の内容を書き換える必要がない。
また、台番号は遊技店内における設置位置に対応して割り当てられているので、遊技店内に実際に設置されている遊技台101を見れば、台番号と、遊技台101の種別との対応関係を確認することができる。そのため、リダイレクトサーバ103の台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の書換えの際に、設定間違えが生じにくい。
図28は、第2の管理装置106に保持される台番号−機種情報対応データベース108の内容を表わす図である。
図28において、台番号−機種情報対応データベース108は、遊技店単位で設けられている。「パーラーグローリー」という遊技店の台番号−機種情報対応データベース108を図28に示す。
この台番号−機種情報対応データベース108では、遊技台101の台番号に対応して、遊技台101に設置された機種の機種情報と、当該台番号で特定される遊技台101を入れ替えた入替日(遊技台101をその遊技店に納入した納入日)とが保持されている。
図18に一点鎖線で示すように、第2の管理装置106がインターネット回線150(通信回線)を介して、リダイレクトサーバ103に通信可能に接続されている場合は、この台番号−機種情報対応データベース108に保持された台番号と、機種情報と、入替日との対応関係を、リダイレクトサーバ103に送信することができる。したがって、遊技店の店員は、リダイレクトサーバ103に送信された台番号と、機種情報と、入替日との対応関係を利用しながら、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109を作成することができる。これにより、遊技店の店員は、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109の作成を簡単に行うことができる。
また、第5実施形態の遊技台情報提供システムにおいて、第2実施形態のように2次元コードを用いたシステムを採用することもできる。この場合、台間機102の本体部121の前面には、非接触用R/W部125に代えて、QRコード(登録商標)などの格子状の2次元コードが設けられる。この2次元コードは横方向および縦方向の双方向に情報を有するコードであり、リダイレクトURL、店番号および台番号などを符号化したものである。この2次元コードは、携帯電話機のコード認識機能により、読み取られるようになっている。
また、第5実施形態において、遊技台101の入替日を、台番号−機種情報−位置情報対応データベース109とは別のデータベースにおいて、台番号に対応付けて設けられていてもよい。
また、第5実施形態において、第2の接続要求に含まれるタッチ日が、台番号に対応する遊技台101の入替日よりも先である場合に、入替え後の遊技台種別の遊技台表示情報に接続されるようにしてもよい。
さらに、第5実施形態において、第2の接続要求に含まれるタッチ日と、台番号に対応する遊技台101の入替日との先後を判別しない構成であってもよい。この場合、データベースにおいて、遊技台101の入替日を、台番号に対応付けて設けなくてもよい。
さらにまた、台間機2として、遊技媒体を計数する計数装置を採用する場合、URLに含まれる可変部143には、持玉データが含まれていてもよい。なお、「持玉データ」とは、遊技客が遊技により当日に取得した遊技媒体数のうちの一部または全部を、数値データの形で当該遊技客が所有するものである。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 遊技台
2 携帯電話機(携帯通信端末)
3 リーダライタ
4 リダイレクトサーバ(リダイレクト装置)
5 ウェブサーバ(情報提供制御装置)
6 インターネット回線(通信回線)
17 ケーシング
19 記憶部(特定情報記憶部)
21 ICチップ
26 表示部
27 主制御部(位置情報送信手段)
28 URL記憶部(位置情報記憶部)
29 URL抽出部(位置情報選択手段)
30 URL作成部(付加情報付加手段、暗号化された付加情報を表示情報位置情報に付加する手段)
32 主制御部(付加情報取出手段、機種表示情報送信手段)
33 ページデータ生成部(有効期限判別手段)
34 遊技台情報記憶部(機種表示情報記憶部)
50 2次元コード
51 携帯電話機(携帯通信端末)
52 CCD(撮像手段)
53 2次元コード読出部(読込手段)
101 遊技台
102 台間機(端末装置)
103 リダイレクトサーバ(リダイレクト装置)
104 ウェブサーバ(情報提供制御装置)
110 リダイレクト記憶部(位置情報記憶部、納入日記憶部)
111 リダイレクト主制御部(位置情報選択手段、位置情報送信手段、先後判別手段)
113 携帯電話機(携帯通信端末)
114 表示部
115 ウェブ主制御部(機種表示情報送信手段)
116 遊技台情報データ記憶部(機種表示情報記憶部)
125 非接触用R/W部(リーダライタ)
135 ICチップ(非接触IC)
150 インターネット回線(通信回線)

Claims (15)

  1. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供する機種情報提供システムであって、
    前記遊技台に1対1で対応付けて設けられ、対応する遊技台を特定するための特定情報が記録された記録部と、
    通信回線を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられたリダイレクト装置と、
    前記機種情報の表示情報である機種表示情報を記憶する機種表示情報記憶部を有し、通信回線を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられた情報提供制御装置とを含み、
    前記記録部に記録された前記特定情報は、前記携帯通信端末の取得手段により取得可能な構成であり、前記携帯通信端末による前記特定情報の取得によって、当該携帯通信端末に対し、前記リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報が与えられるようになっており、
    前記リダイレクト装置が、
    前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の特定情報に対応付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記特定情報を含む第1の接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段と、
    前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段とを含み、
    前記情報提供制御装置が、
    前記位置情報送信手段から受信した前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求の受信に応答して、前記機種表示情報記憶部に記憶された前記機種表示情報のうち、当該表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信する機種表示情報送信手段をさらに含む、機種情報提供システム。
  2. 前記リダイレクト装置は、前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報に、有効期限を含む付加情報を付加する付加情報付加手段をさらに含み、
    前記位置情報送信手段は、前記付加情報付加手段によって付加情報が付加された位置情報を含む前記第2の接続要求を送信するものであり、
    前記情報提供制御装置は、さらに、
    前記第2の接続要求に含まれる位置情報から前記付加情報を取り出す付加情報取出手段と、
    前記付加情報に含まれる有効期限内であるか否かを判別する有効期限判別手段とを含み、
    前記表示情報送信手段は、前記有効期限判別手段により有効期限内であると判別された場合のみ前記機種表示情報を送信する、請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記機種表示情報送信手段は、前記有効期限判別手段により有効期限を過ぎていると判別された場合に、前記機種表示情報以外の表示情報を前記携帯通信端末に送信する、請求項2記載の機種情報提供システム。
  4. 前記付加情報手段が、暗号化された付加情報を前記表示情報位置情報に付加する手段を含む、請求項2または3に記載の機種情報提供システム。
  5. 前記記録部が、前記特定情報を記憶する特定情報記憶部を有するリーダライタを含み、
    前記携帯通信端末の前記取得手段が、当該携帯通信端末に内蔵され、前記リーダライタと非接触通信を行う非接触ICを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機種情報提供システム。
  6. 前記記録部が2次元コードを含み、
    前記携帯通信端末の前記取得手段が、
    前記2次元コードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を読み込む読込手段とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機種情報提供システム。
  7. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供する機種情報提供方法であって、
    前記遊技台に1対1で対応付けられた記録部に記録された、対応する遊技台を特定するための特定情報を、前記携帯通信端末が取得するステップと、
    前記特定情報を取得する前記携帯通信端末に対し、リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報を付与するステップと、
    前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記特定情報を含む第1の接続要求を前記リダイレクト装置に対して付与するステップと、
    前記第1の接続要求の受信に応答して、リダイレクト装置が、前記遊技台の特定情報に対応付けた状態で位置情報記憶部に記憶された、当該特定情報によって特定される前記遊技台に応じた前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた前記表示情報位置情報を選択するステップと、
    選択した表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信するステップと、
    前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求を、情報提供制御装置に対して付与するステップと、
    前記第2の接続要求の受信に応答して、前記情報提供制御装置が、表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信するステップとを含む、機種情報提供方法。
  8. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供するための機種情報提供システムに用いられ、前記携帯通信端末と通信回線を通して通信可能に設けられたリダイレクト装置であって、
    前記機種情報の表示情報である機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の特定情報に対応付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記特定情報を含む接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記接続要求に含まれる特定情報によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段と、
    前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段とを含む、リダイレクト装置。
  9. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供する機種情報提供システムであって、
    前記遊技台に1対1で対応付けて設けられ、対応する遊技台を特定するための台番号が記録された記録部と、
    通信回線を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられたリダイレクト装置と、
    前記機種情報の表示情報である機種表示情報を記憶する機種表示情報記憶部を有し、通信回線を通して前記携帯通信端末と通信可能に設けられた情報提供制御装置とを含み、
    前記記録部に記録された前記台番号は、前記携帯通信端末の取得手段により取得可能な構成であり、前記携帯通信端末による前記台番号の取得によって、当該携帯通信端末に対し、前記リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報が与えられるようになっており、
    前記リダイレクト装置が、
    前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の台番号に対応付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記台番号を含む第1の接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段と、
    前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段とを含み、
    前記情報提供制御装置が、
    前記位置情報送信手段から受信した前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求の受信に応答して、前記機種表示情報記憶部に記憶された前記機種表示情報のうち、当該表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信する機種表示情報送信手段をさらに含む、機種情報提供システム。
  10. 前記第2の接続要求には、前記取得手段により台番号を取得した日付に関する取得日情報および当該台番号が含まれており、
    前記機種情報提供システムは、
    遊技台が前記遊技店に納入された日付である納入日を、当該遊技台の台番号と対応付けて記憶する納入日記憶部と、
    前記第2の接続要求に含まれる取得日情報の日付と、前記納入日記憶部に記憶された、前記第2の接続要求に含まれる台番号に対応する遊技台の納入日との先後を判別する先後判別手段と、
    前記先後判別手段により、前記取得日情報の日付が前記納入日よりも先であると判別された場合、前記機種表示情報送信手段は、前記機種表示情報を前記携帯通信端末に送信しない、請求項9記載の機種情報提供システム。
  11. 前記納入日記憶部および前記先後判別手段は、前記リダイレクト装置に設けられている、請求項10記載の情報提供システム。
  12. 前記記録部が、前記台番号を記憶する台番号記憶部を有するリーダライタを含み、
    前記携帯通信端末の前記取得手段が、当該携帯通信端末に内蔵され、前記リーダライタと非接触通信を行う非接触ICを含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の機種情報提供システム。
  13. 前記記録部が2次元コードを含み、
    前記携帯通信端末の前記取得手段が、
    前記2次元コードを撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像を読み込む読込手段とを含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の機種情報提供システム。
  14. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供する機種情報提供方法であって、
    前記遊技台に1対1で対応付けられた記録部に記録された、対応する遊技台を特定するための台番号を、前記携帯通信端末が取得するステップと、
    前記台番号を取得する前記携帯通信端末に対し、リダイレクト装置のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報であるリダイレクト位置情報を付与するステップと、
    前記リダイレクト位置情報を接続先とする、前記台番号を含む第1の接続要求を前記リダイレクト装置に対して付与するステップと、
    前記第1の接続要求の受信に応答して、リダイレクト装置が、前記遊技台の台番号に対応付けた状態で位置情報記憶部に記憶された、当該台番号によって特定される前記遊技台に応じた前記機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報から、前記第1の接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた前記表示情報位置情報を選択するステップと、
    選択した表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信するステップと、
    前記表示情報位置情報を接続先とする第2の接続要求を、情報提供制御装置に対して付与するステップと、
    前記第2の接続要求の受信に応答して、前記情報提供制御装置が、表示情報位置情報により特定される機種表示情報を、前記携帯通信端末に送信するステップとを含む、機種情報提供方法。
  15. 遊技店に設置される遊技台の機種情報を、表示部を有する携帯通信端末を介して提供するための機種情報提供システムに用いられ、前記携帯通信端末と通信回線を通して通信可能に設けられたリダイレクト装置であって、
    前記機種情報の表示情報である機種表示情報のインターネット上の位置を接続先として特定するための位置情報である表示情報位置情報を、前記遊技台の台番号に対応付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記台番号を含む接続要求の受信に応答して、前記位置情報記憶部に記憶された表示情報位置情報から、前記接続要求に含まれる台番号によって特定される前記遊技台に応じた表示情報位置情報を選択する位置情報選択手段と、
    前記位置情報選択手段により選択された表示情報位置情報を、前記携帯通信端末に送信する位置情報送信手段とを含む、リダイレクト装置。
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