JP2009240824A - 遊技場データ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】データを正確かつ迅速に更新して管理できる遊技場データ管理システムを提供する。
【解決手段】カード精算機4は、通信ラインDL2を介して管理装置5に接続されている。管理装置5は、通信回線Lを介してセンタ管理装置Cに接続されている。また、専用のRFIDリーダ/ライタ9を用いて、このRFIDリーダ/ライタ9とカード精算機4との間で無線データ通信ができるようになっている。これにより、RFIDリーダ/ライタ9から種々のデータをカード精算機4に向けて送信することができ、さらに、この送信データを管理装置5などを介してセンタ管理装置Cに送信することができる。また、センタ管理装置Cから通信回線Lを介して管理装置5に取り込まれたデータなどを、RFIDリーダ/ライタ9に読み出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場内に設置された精算機に関するデータを管理するための遊技場データ管理システムに関する。
最近、パチスロホールやパチンコホールなどの遊技店(遊技場)において、遊技者が金銭と等価な有価価値データの記録された遊技カードを購入し、この購入した遊技カードを遊技機に隣接して配置された台間機に挿入して、その遊技カードに記録された有価価値の範囲内でメダルやパチンコ球などの遊技媒体の貸出しを受けて遊技を行うカード式遊技システムが普及しつつある。
このようなカード式遊技システムでは、遊技店における遊技カードの販売量または使用量に応じたシステム利用料を、カード式システムを管理しているシステム管理会社が遊技店から徴収するようになっている。具体的に説明すると、カード式遊技システムを採用している遊技店には、システム管理会社のセンタ管理装置と電話回線などを介して接続された管理装置が設置されている。管理装置には、カード販売機や台間機がデータ通信可能に接続されており、これらのカード販売機や台間機における遊技カードの販売量や使用量のデータを収集できるようになっている。そして、システム管理会社のセンタ管理装置から管理装置にシステム利用状況の問い合わせがあると、管理装置に収集されたカード販売量やカード使用量のデータが、管理装置からシステム管理会社のセンタ管理装置に返信されるようになっており、システム管理会社は、センタ管理装置に返信されてきたカード販売量やカード使用量のデータに基づいて、遊技カードの販売量または使用量に応じたシステム利用料を遊技店から徴収する。
したがって、システム管理会社のセンタ管理装置に遊技カードの販売量や使用量が過少に報告されるように、遊技店に設置されている管理装置やカード販売機、台間機の制御基板が不正改造されたり、不正交換されたりすると、システム管理会社は大きな損害を被ってしまう。そこで、このような不正行為を防止するため、遊技店に設置されている管理装置、カード販売機および台間機のメンテナンスはシステム管理会社が行うといった取り決めが、システム管理会社と遊技店との間においてなされている。
遊技店に設置されている管理装置などの各機器に適切なメンテナンスを施すためには、システム管理会社は、その遊技店のシステム状況や各機器の修理履歴などのデータを正確に把握しておかなければならない。また、このようなデータは機器のメンテナンスを行う度に更新する必要があり、このデータ更新は、なるべく早く行われることが好ましい。
本発明の目的は、カード式遊技システムなどに好適であり、遊技機や遊技媒体貸出装置(台間機)などの遊技関連機器に関するデータを正確かつ迅速に更新して管理できる遊技場データ管理システムを提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技場に設置され、有価価値データの記録された記録媒体の残高を精算する精算機と、前記精算機と通信ラインを介して双方向にデータ通信可能に接続され、データを管理するためのデータ管理装置とを含む遊技場データ管理システムにおいて、前記精算機は、RFID通信機能を有する無線通信装置との間でRFIDによる無線データ通信が可能な固定通信装置を備え、前記固定通信装置は、前記無線データ通信のための情報を記憶する情報記憶手段と、前記無線通信装置から受信した第1のコードと前記情報記憶手段から読み出した情報とを照合し、それらの一致が確認されると、特定の前記無線通信装置からのアクセスであると判定するコード照合手段と、前記コード照合手段により特定の前記無線通信装置からのアクセスであると判定された場合に、前記無線通信装置から第2のコードを受信し、前記データ管理装置に対して当該第2のコードに応じたデータの送信を要求する信号を前記通信ラインを介して送信する要求信号送信手段とを備え、前記データ管理装置は、前記要求信号送信手段からの信号を受信し、前記第2のコードに応じたデータを前記通信ラインを介して返信するデータ返信手段を備えていることを特徴とする遊技場データ管理システムである。
前記データ管理装置は、遊技店に設置された管理装置であってもよいし、たとえばカード式遊技システムを管理しているシステム管理会社などに設置されたセンタ管理装置であってもよい。
請求項1記載の発明によれば、無線通信装置から固定通信装置にデータを送信できる場合、無線通信装置から固定通信装置にデータを送信し、このデータを固定通信装置からデータ管理装置に送信することにより、無線通信装置からデータ管理装置へのデータ通信を達成できる。
なお、請求項2に記載のように、前記第2のコードに応じたデータは、前記精算機のメンテナンスデータであってもよく、前記固定通信装置は、前記データ管理装置の前記データ返信手段から受信したデータを記憶するための読出データ記憶手段と、前記読出データ記憶手段からデータを読み出して、当該データを前記無線通信装置に向けて送信するデータ送信手段とをさらに備えていてもよい。
データ管理装置で管理されているデータを固定通信装置に取り込んでおけば、この固定通信装置に取り込まれているデータを無線通信装置で読み出すことができる。これにより、たとえば、精算機のメンテナンスを行う作業員は、データ管理装置で管理されている精算機のメンテナンス履歴などを速やかに取得することができ、その取得したメンテナンス履歴に応じた適切な処置を精算機に施すことができる。ゆえに、良好なメンテナンスサービスを顧客に提供することができる。
また、請求項3に記載のように、前記固定通信装置が、前記無線通信装置から受信したデータを記憶するための入力データ記憶手段を含む場合には、無線通信装置から固定通信装置に送信されたデータを、入力データ記憶手段に一旦記憶させた後、任意のタイミングで入力データ記憶手段から読み出してデータ管理装置に送信することができる。
この発明の一実施形態に係るカード式遊技システムの構成を示すブロック図である。 遊技機およびこれに対応づけられた台間機の制御回路の構成を示すブロック図である。 RFIDメモリの平面図である。 RFIDメモリの側面図である。 台間機制御基板の電気的な構成を示すブロック図である。 RFIDメモリの電気的な構成を示すブロック図である。 RFIDリーダ/ライタの電気的な構成を示すブロック図である。 センタ管理装置からRFIDリーダ/ライタにデータを取り込む際に行われるデータの送受について説明するための図である。 RFIDリーダ/ライタからセンタ管理装置にデータを送信する際に行われるデータの送受について説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る遊技場データ管理システムが適用されたカード式遊技システムの構成を示すブロック図である。このカード式遊技システムは、パチンコホールやパチスロホールなどの遊技店において、金銭と等価な有価価値のデータが記録された遊技カードを購入し、その購入した遊技カードを使用して遊技媒体(パチンコ球またはパチスロメダル)の貸出しを受けるようにしたシステムであり、パチンコホールやパチスロホールなどの遊技店に設置された遊技関連機器およびシステム管理会社に設置されたセンタ管理装置Cを含む。
遊技店に設置された遊技関連機器は、たとえば、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機1と、遊技カードを受け付けて、その遊技カードに記録されている有価価値の範囲内で遊技媒体を貸し出す台間機2と、投入金額に相当する有価価値を記録した遊技カードを発行(販売)するカード販売機3と、遊技カードに記録されている有価価値の残高を精算して、その残高に相当する金額の貨幣を払い戻すカード精算機4と、たとえばパーソナルコンピュータで構成される管理装置5とを含む。管理装置5は、たとえば公衆電話回線などの通信回線Lを介して、システム管理会社のセンタ管理装置Cとデータ通信可能に接続されている。
遊技機1および台間機2は、遊技店内において、一対一に対応づけられて交互に並べて配列されることにより遊技機島を構成している。遊技機1とこの遊技機1に対応づけられた台間機2とは、ケーブル6によってデータ通信可能に接続されている。また、遊技機島ごとに中継装置7が設けられていて、この中継装置7に通信ラインDL1を介して台間機2が接続され、一方で、中継装置7が通信ラインDL2を介して管理装置5に接続されることにより、各台間機2と管理装置5とがデータ通信可能に接続されている。通信ラインDL2にはまた、カード販売機3およびカード精算機4が接続されている。
これにより、台間機2、カード販売機3およびカード精算機4から、各機器における遊技カードの使用量や販売量などに関するデータなどを管理装置5に送信することができる。そして、管理装置5は、台間機2などから送られてくるデータを集計してシステム利用状況データとして管理し、このシステム利用状況データを、通信回線Lを介してセンタ管理装置Cに送信することができる。また、センタ管理装置Cで管理されているデータを、通信回線Lを介して管理装置5に取り込むこともできる。
さらに、この実施形態では、専用のRFID(Radio Frequency Identification)リーダ/ライタ9を用いて、このRFIDリーダ/ライタ9と台間機2との間で無線データ通信ができるようになっている。これにより、RFIDリーダ/ライタ9から種々のデータを台間機2に向けて送信することができ、さらに、この送信データを通信ラインDL1、中継装置7、通信ラインDL2、管理装置5および通信回線Lを介してセンタ管理装置Cに送信することができる。また、センタ管理装置Cから通信回線Lを介して管理装置5に取り込まれたデータなどを、通信ラインDL2、中継装置7、通信ラインDL1および台間機2を介して、RFIDリーダ/ライタ9に読み出すことができる。
図2は、遊技機1およびこれに対応づけられた台間機2の制御回路の構成を示すブロック図である。なお、以下では、遊技機1の一例としてパチンコ機を取り上げて説明する。
パチンコ機1には、パチンコ機1における遊技に関する各部を制御するための主制御基板11と、パチンコ球を機内から払い出すパチンコ球払出装置12を制御するためのパチンコ球払出装置基板13と、パチンコ球の貸出しに関する各部を制御するための貸出基板14と、台間機2との通信を制御するためのインタフェイス基板15とが備えられている。インタフェイス基板15には、主制御基板11、パチンコ球払出装置基板13および貸出基板14が接続されている。
一方、台間機2には、制御中枢としてのCPUや制御プログラムを記憶したメモリなどを含む台間機制御基板21が備えられている。この台間機制御基板21は、ケーブル6を介してパチンコ機1のインタフェイス基板15に接続されていて、これにより、台間機制御基板21と主制御基板11、パチンコ球払出装置基板13および貸出基板14との間で、インタフェイス基板15を介して信号の送受ができるようになっている。
台間機制御基板21は、パチンコ球を貸し出す機能(遊技媒体貸出機能)を達成するために、パチンコ機1の主制御基板11、パチンコ球払出装置基板13および貸出基板14との間で信号の送受を行い、遊技カードの挿入および排出に関するカード挿入/排出部22の各部を制御する。
具体的には、台間機制御基板21は、パチンコ球の貸出しを指示するためのパチンコ球貸出ボタン16や、台間機2内に挿入された遊技カードの返却を指示するためのカード返却ボタン17の操作などに応答して貸出基板14から出力される信号を受け取る。そして、この貸出基板14からの信号などに基づいて、パチンコ球の貸出しが可能であるか否かを表すための貸出可否表示ランプ18や、および遊技カードに記録されている有価価値の残高を表示するためのカード残高表示部19を制御するための信号を貸出基板14に与える。また、パチンコ球払出装置12を制御するための信号をパチンコ球払出装置基板13に与える。さらに、台間機2内に遊技カードを挿入可能であるか否かを表すためのカード挿入可否表示ランプ23や、台間機2内に遊技カードが挿入されていることを表すためのカード挿入中ランプ24の点灯制御を行う。
また、この実施形態において、台間機2は、図示しない貨幣投入口から投入された貨幣の金額に応じた遊技カードを販売(発行)する機能も有している。この遊技カード販売機能を達成するため、台間機制御基板21には、台間機2内に貨幣を投入できるか否かを表すための貨幣投入可否表示ランプ26や、台間機2内に貨幣が投入されていることを表すための貨幣投入中ランプ27などを含む貨幣投入部25が接続されている。
貨幣投入可否表示ランプ26は、たとえば、上記貨幣投入口から台間機2内に貨幣を投入可能なときに点灯される。貨幣投入可否表示ランプ26の点灯中に貨幣が投入されると、貨幣投入中ランプ27が点灯され、その投入された貨幣の種別が判別される。そして、その貨幣の金額に相当する有価価値のデータが記録された遊技カードが発行され、この発行された遊技カードが、台間機2に設けられたカード挿入/排出口(図示せず)から排出される。
台間機制御基板21には、通信ラインDL1が接続されており、上述のようにして遊技カードが発行されると、その発行された遊技カードのデータ(たとえば、遊技カードに固有のID番号(識別番号)データ、遊技カードの額面データ、発行日時や発行店などのデータ)が台間機制御基板21から管理装置5(図1参照)に送信される。管理装置5は、こうして台間機制御基板21などから受信したデータを集計して、その遊技店におけるシステム利用状況データとして管理する。
また、台間機制御基板21には、RFIDリーダ/ライタ9との間において無線データ通信を行うことができるRFIDメモリ8が実装されている。具体的には、図3および図4に示すように、RFIDメモリ8は、樹脂封止されてパッケージ83に納められたICチップ81と、パッケージ83の表面に配設された送受信アンテナ82とを有していて、パッケージ83から突出した複数本(たとえば32本)のリードピン84を、台間機制御基板21上に配置されたソケットSに差し込むことにより実装されている。
ICチップ81は、RFIDリーダ/ライタ9との間におけるデータの送受信を制御する機能、および一定量のデータを記憶する機能を有する機能を有する集積回路チップである。送受信アンテナ82は、たとえば、銅などの導電性ペーストを用いたスクリーン印刷技術でコイル状に形成されたループアンテナであり、その両端はパッケージ83内のICチップ81に接続されている。なお、この送受信アンテナ82は、パッケージ83の表面に限らず、パッケージ83の内部に形成されてもよいし、ソケットSの表面または内部に形成されてもよい。また、台間機制御基板21の表面または内部に形成されてもよい。
図5は、台間機制御基板21の電気的構成を示すブロック図である。台間機制御基板21には、制御の中枢となるCPU211、このCPU211による制御時に必要なデータが書き込まれる212および動作プログラムが記憶されたROM213が備えられており、これらのCPU211、RAM212およびROM213は、バス214を介して相互に接続されている。
バス214にはまた、台間機制御基板21上に配設されたソケットS(図3または図4参照)が接続されており、このソケットSを介して、ソケットSに装着されたRFIDメモリ8が接続されている。バス214にはさらに、I/O(Input/Output)ポート215が接続されている。I/Oポート215には、中継装置7との間でデータの送受信を行うための通信ラインDL1およびパチンコ機1との間でデータの送受信を行うためのケーブル6とが接続されている。これにより、RFIDメモリ8は、ソケットS、バス214、I/Oポート215および通信ラインDL1を介して中継装置7とデータの送受信を行うことができ、さらに、通信ラインDL2、管理装置5および通信回線Lを介して、システム管理会社に設置されたセンタ管理装置C(図1参照)との間でデータの送受信を行うことができる。
図6は、RFIDメモリ8の電気的な構成を示すブロック図である。RFIDメモリ8のICチップ81には、送受信アンテナ82で受信された変調波(受信波)を復調するための復調部811が備えられている。復調部811には、周波数発振部812から周波数f1の基準位相信号が与えられており、復調部811は、送受信アンテナ82で受波からの変調波と周波数発振部812からの基準位相信号とを比較して、受信した変調波に含まれている信号成分を取り出す。こうして取り出された信号成分は、フィルタ813で予め定める周波数帯域以外の周波数成分が除去された後、A/D変換部814に与えられてディジタルデータ(受信データ)に変換される。
A/D変換部814によるA/D変換後の受信データは、たとえばマイクロプロセッサからなる信号処理部815に与えられるようになっている。信号処理部815には、この信号処理部815には、たとえばフラッシュメモリなどのデータ書換および追記可能なメモリからなる情報記憶部816が接続されている。この情報記憶部816には、第1セキュリティコード、第2セキュリティコード、第3セキュリティコードおよび第4セキュリティコードが格納されている。また、信号処理部815は、台間機制御基板21のバス214に接続されており、このバス214および通信ラインDL1(図5参照)を介して、中継装置7(図1参照)に向けてデータを送信することができる。また、信号処理部815は、通信ラインDL1を介して台間機制御基板21に送られてくるデータを信号処理部815に取り込むことができる。
信号処理部815は、信号処理部815から送信すべきデータおよび信号処理部815に取り込まれたデータを情報記憶部816に格納したり、この情報記憶部816に格納されているデータやコードを、A/D変換部814から受信データが入力されたことなどに応答して読み出し、この読み出したデータを変調部817に与えたりする。
変調部817には、周波数発振部818から所定周波数f2の搬送波が与えられている。変調部817は、この周波数f2の搬送波を信号処理部815から与えられるデータによりBPSK(Binary Phase Shift Keying :2進位相変調)方式で変調して変調波を作成し、その作成した変調波を送信部819に与える。送信部819に与えられた変調波は、送信部819で適度に増幅された後、送受信アンテナ82からRFIDリーダ/ライタ9に向けて送出される。
上述のようなICチップ81の各部の動作は、送受信アンテナ82で受信した電波から作成された電力を利用して行われる。すなわち、送受信アンテナ82には、同調用コイルを含む共振回路(図示せず)が備えられており、送受信アンテナ82が電波を受信すると、その受信波によって同調用コイルを貫く磁束が変化して、上記共振回路に交流電圧が発生する。そして、この発生した交流電圧は、ICチップ81に備えられたAC/DCコンバータ821で直流電圧に変換された後、レギュレータ822で一定電圧以下に(たとえば5ボルト以下)に降圧されて、信号処理部815などの各部に動作電圧として与えられる。したがって、台間機2に電源が投入されていない状態でも、RFIDメモリ8とRFIDリーダ/ライタ9との間でデータの送受信を行うことができる。
なお、台間機2に電源が投入されているときには、台間機2から供給される電力によりICチップ81の動作が行われてもよい。
図7は、RFIDリーダ/ライタ9の電気的な構成を示すブロック図である。RFIDリーダ/ライタ9には、たとえばマイクロプロセッサからなる信号処理部911が備えられている。この信号処理部911には、たとえばROMからなる情報記憶部912が接続されている。この情報記憶部912には、アクセスコード、照合コード、リードコマンドコード、ライトコマンドコードおよびライト完了コードが格納されている。
アクセスコードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816(図5参照)に格納されている第1セキュリティコードと同一のコードであり、RFIDリーダ/ライタ9がRFIDメモリ8にアクセスする際に、信号処理部911により情報記憶部912から読み出されて変調部913に与えられる。
照合コードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第2セキュリティコードと同一のコードであり、RFIDメモリ8が正規のものであるか否かを判別するために、信号処理部911によって情報記憶部912から読み出されて使用される。
リードコマンドコードは、RFIDメモリ8に対してデータの送信を要求する際に、信号処理部911により情報記憶部912から読み出されて変調部913に与えられる。
ライトコマンドコードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第3セキュリティコードと同一のコードであり、センタ管理装置C(図1参照)に送信すべきデータをRFIDメモリ8に送信する際に、信号処理部911により情報記憶部912から読み出されて変調部913に与えられる。
ライト完了コードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第4セキュリティコードと同一のコードであり、RFIDメモリ8によるセンタ管理装置Cへのデータ送信が完了したか否かを判別するために、信号処理部911によって情報記憶部912から読み出されて使用される。
また、信号処理部911には、RFIDリーダ/ライタ9の表面に配置されたテンキーやファンクションキーなどの入力キー92が接続されている。入力キー92は、RFIDメモリ8に書き込むべきデータを入力する際に操作されるものであり、この入力キー92の操作により入力されたデータは、情報記憶部912から読み出されたライトコマンドコードとともに変調部913に与えられる。
変調部913には、周波数発振部914から周波数f1の搬送波が与えられており、変調部913は、この周波数f1の搬送波を信号処理部911から与えられるデータによってBPSK方式で変調して変調波を作成し、その作成した変調波を送信部915に与える。送信部915に与えられた変調波は、この送信部915で適度に増幅された後、送受信アンテナ93から送出される。
また、RFIDリーダ/ライタ9には、送受信アンテナ93で受信した変調波(受信波)を復調するための復調部916が備えられている。復調部916には、周波数発振部917からRFIDメモリ8で用いられている搬送波と同じ周波数f2の基準位相信号が与えられており、復調部916は、送受信アンテナ93からの変調波と周波数発振部917からの基準位相信号とを比較して、受信した変調波に含まれている信号成分を取り出す。こうして取り出された信号成分は、フィルタ918で予め定める周波数帯域以外の周波数成分が除去された後、A/D変換部919に与えられてディジタルデータ(受信データ)に変換される。
A/D変換部919によるA/D変換後の受信データは、A/D変換部919から信号処理部911に与えられる。信号処理部911は、A/D変換部919から受信データが与えられると、情報記憶部912から照合コードまたはライト完了コードを読み出して、その読み出した照合コードまたはライト完了コードと受信データとが一致するか否かを判別したり、このRFIDリーダ/ライタ9の表面に配置されているディスプレイ94に受信データを表示したりする。ディスプレイ94は、たとえば、液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)を適用することができる。
図8は、システム管理会社のセンタ管理装置CからRFIDリーダ/ライタ9にデータを取り込む際に行われるデータの送受について説明するための図である。このRFIDメモリ8からのデータの取込みは、たとえば、台間機2のメンテナンス作業を開始する前に行われる。
台間機2のメンテナンスを行う作業員は、たとえば、RFIDリーダ/ライタ9の入力キー92(図7参照)を操作して、RFIDメモリ8に向けてアクセスコードを送信すべき旨の指示を入力する。すると、RFIDリーダ/ライタ9の情報記憶部912からアクセスコードが読み出されて、このアクセスコードで搬送波を変調して作成された変調波がRFIDメモリ8に向けて送信される。
RFIDリーダ/ライタ9から送信された変調波は、RFIDメモリ8に受信されてディジタルデータ(この場合は、アクセスコード)に復調される。これにより、RFIDメモリ8によるデータ受信が達成され、この後は、情報記憶部816から第1セキュリティコードが読み出されて、この読み出された第1セキュリティコードと受信データの異同が判別される。RFIDリーダ/ライタ9から送信されたアクセスコードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第1セキュリティコードと同一のコードであるから、この場合、RFIDメモリ8が受信したデータと第1セキュリティコードとは一致する。
受信データと第1セキュリティコードとの一致が確認されると、RFIDリーダ/ライタ9からのアクセスであると判断されて、RFIDメモリ8の情報記憶部816から第2セキュリティコードが読み出され、この第2セキュリティコードで搬送波を変調して作成された変調波がRFIDリーダ/ライタ9に向けて送信される。
RFIDメモリ8から送信された変調波は、RFIDリーダ/ライタ9に受信されてディジタルデータ(この場合は、第2セキュリティコード)に復調される。そして、情報記憶部912から照合コードが読み出されて、この読み出された照合コードと受信データの異同が判別される。情報記憶部912に格納されている照合コードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第2セキュリティコードと同一のコードであるから、この場合、RFIDリーダ/ライタ9が受信したデータと照合コードとは一致する。
RFIDリーダ/ライタ9がRFIDメモリ8から受信したデータと照合コードとの一致が確認されると、RFIDメモリ8は正規のものであると判定され、RFIDメモリ8からメンテナンスデータの読出しが可能であると判断される。そして、その旨の表示(たとえば「OK」のような文字など)が、RFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94(図7参照)に表示される。
一方、RFIDリーダ/ライタ9以外の装置からRFIDメモリ8にアクセスがあった場合には、この装置からRFIDメモリ8が受信したデータとRFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第1セキュリティコードとが一致しない。このような場合には、たとえば、情報記憶部816からエラーを表すデータ(エラーデータ)が読み出されて、このエラーデータで搬送波が変調されることにより作成された変調波が送出される。そして、RFIDリーダ/ライタ9以外の装置との交信が強制終了される。これにより、RFIDリーダ/ライタ9以外の装置によって、RFIDメモリ8からデータが読み出されることを防止できる。
なお、上記エラーデータは必ずしも送信される必要はなく、RFIDメモリ8が受信したデータと第1セキュリティコードとが異なる場合などには、RFIDメモリからのデータ送信が行われないようにしてもよい。
また、RFIDメモリ8の不正交換や記憶内容の書換えが行われて、RFIDメモリ8の情報記憶部816に第1セキュリティコードと異なるデータが格納されている場合、RFIDリーダ/ライタ9から受信したアクセスコードとRFIDメモリ8の情報記憶部816に記憶されているデータとは一致しないので、RFIDメモリ8からRFIDリーダ/ライタ9に向けて第2セキュリティコードが返信されてくることはない。この場合、RFIDメモリ8に向けてアクセスコードが送信されてから所定時間が経過した時点で、RFIDメモリ8は正規のものでないと判断され、たとえば、RFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94に、RFIDメモリ8が正規のものでない旨が表示される。
RFIDメモリ8が正規のものであり、RFIDメモリ8からメンテナンスデータの読出しが可能である旨がディスプレイ94に表示されると、このディスプレイ94の表示を見た作業員は、RFIDリーダ/ライタ9の入力キー92を操作して、RFIDメモリ8から取り込みたいデータ(以下「要求データ」という。)を表すデータ種別コードを入力する。すると、RFIDリーダ/ライタ9の情報記憶部912からリードコマンドコードが読み出されて、この読み出されたリードコマンドコードに入力キー92から入力されたデータ種別コードが付加され、これが変調されてRFIDメモリ8に向けて送信される。
RFIDリーダ/ライタ9から送信された変調波は、RFIDメモリ8に受信されてディジタルデータに復調される。そして、その受信データに含まれているデータ種別コードがRFIDメモリ8で判別されて、このデータ種別コードに応じたデータ送信要求信号が、RFIDメモリ8から通信ラインDL1に送り出される。通信ラインDL1に送り出されたデータ送信要求信号は、中継装置7、通信ラインDL2、管理装置5および通信回線Lを介して、センタ管理装置Cに送信される。これを受けたセンタ管理装置Cは、データ送信要求信号に応じたデータ(要求データ)をRFIDメモリ8に向けて返信する。
センタ管理装置CからRFIDメモリ8が受信した要求データは、情報記憶部816に一旦格納され、その後、情報記憶部816から読み出されてRFIDリーダ/ライタ9に向けて送信される。そして、RFIDリーダ/ライタ9が受信した要求データは、RFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94に表示される。また、RFIDリーダ/ライタ9にプリンタが接続されている場合には、入力キー92を適当に操作して、RFIDリーダ/ライタ9が受信した要求データを用紙などに印字出力させることができる。
なお、要求データは、センタ管理装置CからRFIDメモリ8に受信された後、情報記憶部816に格納されずに、直ちにRFIDリーダ/ライタ9に向けて送信されてもよい。
図9は、RFIDリーダ/ライタ9からシステム管理会社のセンタ管理装置Cにデータを送信する際に行われるデータの送受について説明するための図である。センタ管理装置Cへのデータ送信は、たとえば、台間機2が遊技店に納入されて設置された際に、台間機2の納入に関するデータ(たとえば、台間機2の納入設置状況、納入日時、納入作業事項および作業員(担当者)コードなど)を送信するために行われる。また、以下に説明するように、台間機2のメンテナンス作業が終了した後にメンテナンスデータを送信するために行われる。
まず、台間機2のメンテナンスを行った作業員がRFIDリーダ/ライタ9の入力キー92(図7参照)を操作して、RFIDリーダ/ライタ9からRFIDメモリ8に向けてアクセスコードを送信する。すると、図8を参照して説明した場合(RFIDメモリ8からRFIDリーダ/ライタ9にデータを取り込む場合)と同様に、RFIDメモリ8が正規のものであれば、RFIDメモリ8からRFIDリーダ/ライタ9に第2セキュリティコードが返信されてくる。
RFIDリーダ/ライタ9が第2セキュリティコードを受信し、RFIDメモリ8が正規のものであることが確認されると、その旨の表示(たとえば「OK」のような文字など)が、RFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94(図6参照)に表示される。
その後、このディスプレイ94の表示を見た作業員は、RFIDリーダ/ライタ9の入力キー92を操作して、たとえば、台間機2の保守点検状況、故障原因、修理内容(修理作業事項)、次期対策事項、処理日時、作業員(担当者)コードなどのメンテナンスデータを入力する。すると、RFIDリーダ/ライタ9の情報記憶部912からライトコマンドコードが読み出されて、このライトコマンドコードに入力キー92から入力されたメンテナンスデータが付加されることにより送信データが作成される。そして、この作成された送信データで搬送波を変調して作成された変調波がRFIDメモリ8に向けて送信される。
RFIDリーダ/ライタ9から送信された変調波は、RFIDメモリ8に受信されてディジタルデータに復調される。この後、RFIDメモリ8の情報記憶部816から第3セキュリティコードが読み出されて、この読み出された第3セキュリティコードが受信データ中に含まれているか否かが調べられる。RFIDリーダ/ライタ9の情報記憶部912に格納されているライトコマンドコードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第3セキュリティコードと同一のコードであるから、この場合、RFIDメモリ8が受信したデータ中に第3セキュリティコードが含まれる。
RFIDメモリ8が受信したデータ中に第3セキュリティコードが含まれている場合、RFIDメモリ8では、メンテナンスデータがRFIDリーダ/ライタ9から送られてきたと判断される。そして、RFIDメモリ8が受信したデータから第3セキュリティコード(ライトコマンドコード)を除く部分が、センタ管理装置Cに送信すべきデータとして情報記憶部816に一旦格納され、その後、情報記憶部816から読み出されて通信ラインDL1に送り出される。通信ラインDL1に送り出されたデータ(メンテナンスデータ)は、中継装置7、通信ラインDL2、管理装置5および通信回線Lを介して、センタ管理装置Cに送信される。これにより、メンテナンスデータのセンタ管理装置Cへの送信が達成される。
なお、メンテナンスデータは、RFIDリーダ/ライタ9からRFIDメモリ8に送信された後、情報記憶部816に格納されずに、直ちにセンタ管理装置Cに向けて送信されてもよい。
一方、RFIDメモリ8が受信したデータ中に第3セキュリティコード(ライトコマンドコード)が含まれない場合には、RFIDリーダ/ライタ9に異常があると判断される。このような場合には、たとえば、情報記憶部816からエラーを表すデータ(エラーデータ)が読み出されて、このエラーデータで搬送波が変調されることにより作成された変調波が送出される。そして、RFIDリーダ/ライタ9以外の装置との交信が強制終了される。これにより、RFIDリーダ/ライタ9に異常が発生していることを作業員に認識させることができ、また、異常なデータなどがセンタ管理装置Cに送信されることを防止できる。
なお、上記エラーデータは必ずしも送信される必要はなく、RFIDメモリ8が受信したデータ中に第3セキュリティコードが含まれない場合には、それ以降、RFIDメモリ8からのデータ送信が行われないようにしてもよい。
センタ管理装置Cへのデータ送信が完了すると、情報記憶部816から第4セキュリティコードが読み出される。そして、この読み出された第4セキュリティコードで搬送波を変調して作成された変調波が、RFIDメモリ8からRFIDリーダ/ライタ9に向けて送信される。
RFIDメモリ8から送信された変調波は、RFIDリーダ/ライタ9に受信されてディジタルデータ(この場合は、第4セキュリティコード)に復調される。そして、情報記憶部912からライト完了コードが読み出されて、この読み出されたライト完了コードと受信データの異同が判別される。情報記憶部912に格納されているライト完了コードは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納されている第4セキュリティコードと同一のコードであるから、この場合、RFIDリーダ/ライタ9が受信したデータとライト完了コードとは一致する。
RFIDリーダ/ライタ9が受信したデータとライト完了コードとの一致が確認されると、RFIDメモリ8へのメンテナンスデータの書込みが完了したと判断され、たとえば、「OK」のような文字、RFIDメモリ8に固有のIDコードまたはRFIDメモリ8に書き込んだメンテナンスデータなどが、RFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94に表示される。
一方、RFIDメモリ8に向けてメンテナンスデータが送信されてから所定時間が経過しても、RFIDメモリ8からRFIDリーダ/ライタ9に第4セキュリティコードが返信されてこない場合や、RFIDメモリ8から受信したデータとライト完了コードとが一致しない場合には、センタ管理装置Cへのデータ送信が上手く行われなかったと判断されて、その旨の表示やデータ送信が行われなかった理由などがRFIDリーダ/ライタ9のディスプレイ94に出力される。
なお、RFIDメモリ8の情報記憶部816には、たとえば、このRFIDメモリ8が備えられた台間機2の工場出荷時に、この台間機2に備えられた台間機制御基板21に関するデータ(たとえば、台間機制御基板21の製造番号や製造年月日など)を書き込んでおくこともできる。この工場出荷時に書き込まれたデータは、台間機2が遊技店に納入されて設置された際に行われるデータ送信の際に、台間機2の納入に関するデータとともにセンタ管理装置Cに向けて送信されることが好ましい。
以上のようにこの実施形態によれば、RFIDリーダ/ライタ9から、RFIDメモリ8などを介して、システム管理会社のセンタ管理装置Cにデータを送信することができる。これにより、システム管理会社は、遊技店に設置された遊技関連機器のメンテナンスが行われた直後に、そのメンテナンスに関するデータなどを取得することができる。ゆえに、システム管理会社は、遊技店に設置された遊技関連機器に関するデータなどを正確かつ迅速に管理することができる。
また、この実施形態によれば、センタ管理装置Cで管理されているデータをRFIDリーダ/ライタ9に取り込むことができる。これにより、システム管理会社から派遣された作業員は、遊技関連機器のメンテナンス履歴などを速やかに取得することができ、その取得したメンテナンス履歴に応じた適切な処置を遊技関連機器に施すことができる。ゆえに、システム管理会社は、良好なメンテナンスサービスを顧客に提供することができる。
また、RFIDメモリ8は、専用のRFIDリーダ/ライタ9との間で無線によるデータの送受信を行うことができ、RFIDメモリ8とRFIDリーダ/ライタ9との間でセキュリティコードを交信して、RFIDメモリ8が正規のものであると判別された場合にのみ、RFIDリーダ/ライタ9によりメンテナンスデータの読出しおよび書込みを行うことができるようになっている。したがって、RFIDメモリ8とRFIDリーダ/ライタ9との間でデータ交信を行うことによって、台間機制御基板21が正規のものであるか否かを判別でき、台間機制御基板21の不正改造・交換を確実に発見することができる。
なお、台間機制御基板21の不正改造・交換を未然に防止するために、台間機制御基板21は、ケース本体とケース蓋とからなる基板ケース28(図2参照)内に収容されて、ケース本体とケース蓋とには、剥離痕跡を残すことができる封印シールが跨って貼り付けられることが好ましい。
また、この発明は、他の形態で実施することも可能である。たとえば、上述の実施形態では、この発明に係るRFIDメモリ8が台間機2に設けられた場合を例にあげたが、RFIDメモリ8は、遊技機1、カード販売機3、カード精算機4または管理装置5など、遊技店内に設置される台間機2以外の遊技関連機器に備えられ、その遊技関連機器を介して、RFIDリーダ/ライタ9とセンタ管理装置Cとの間におけるデータの送受信が達成されてもよい。
また、上述の実施形態では、RFIDメモリ8の情報記憶部816が、たとえばフラッシュメモリで構成されるとしたが、EEPROMなどのデータ書換および追記可能なメモリが採用されてもよい。また、WORM(Write-Once/Read-Many)が採用されてもよい。さらには、書換不能型のメモリと書換・追記可能型のメモリとが組み合わされて情報記憶部816が構成されてもよい。
さらに、センタ管理装置Cからのデータの取込みは、RFIDリーダ/ライタ9に限らず、読出専用のRFIDリーダにより行われてもよい。この場合、読出専用のRFIDリーダを遊技店の店員などが所有していれば、台間機2などの遊技関連機器に異常が生じた場合などに、その遊技関連機器のメンテナンス履歴を確認することができる。
また、上述の実施形態では、RFIDメモリ8がRFIDリーダ/ライタ9からリードコマンドコードおよびデータ種別コードを受信したことに応答して、RFIDメモリからセンタ管理装置Cにデータ送信要求信号が送信され、さらに、このデータ送信要求信号をセンタ管理装置Cが受信したことに応答して、データ送信要求信号に応じたデータ(要求データ)がRFIDメモリ8に返信されるとしたが、RFIDリーダ/ライタ9によるアクセスに関係なく、RFIDメモリ8がセンタ管理装置Cにデータ送信要求信号を定期的に送信し、これに応答して、センタ管理装置Cで管理されている最新のデータがRFIDメモリ8に返信されるようにしてもよい。この場合、センタ管理装置CからRFIDメモリ8に送られてくるデータは、RFIDメモリ8の情報記憶部816に格納され、RFIDリーダ/ライタ9からリードコマンドコードおよびデータ種別コードを受信したことに応答して、情報記憶部816から読み出されてRFIDリーダ/ライタ9に返信されるとよい。
さらに、センタ管理装置Cに送信すべきメンテナンスデータなどは、RFIDリーダ/ライタ9からRFIDメモリ8に送信されて、RFIDメモリ8の情報記憶部816に一旦格納された後、直ちに情報記憶部816から読み出されてセンタ管理装置Cに送信されてもよいし、一定時間が経過するごとに、情報記憶部816から読み出されてセンタ管理装置Cに送信されてもよい。
さらには、上述の実施形態では、RFIDリーダ/ライタ9とセンタ管理装置Cとの間でデータの送受信を行う場合を例にとったが、たとえば、遊技店に設置された管理装置5で管理しているデータをRFIDリーダ/ライタ9に取り込んだり、RFIDリーダ/ライタ9からデータを送信して、管理装置5で管理されているデータの内容を書き換えたり追記したりすることも可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の設計変更を施すことが可能である。
4 カード精算機(精算機)
5 管理装置(データ管理装置、データ返信手段)
8 RFIDメモリ(固定通信装置)
81 ICチップ(コード照合手段、要求信号送信手段、データ送信手段)
816 情報記憶部(情報記憶手段、入力データ記憶手段、読出データ記憶手段)
9 RFIDリーダ/ライタ(無線通信装置)
C センタ管理装置(データ管理装置、データ返信手段)
DL2 通信ライン

Claims (3)

  1. 遊技場に設置され、有価価値データの記録された記録媒体の残高を精算する精算機と、前記精算機と通信ラインを介して双方向にデータ通信可能に接続され、データを管理するためのデータ管理装置とを含む遊技場データ管理システムにおいて、
    前記精算機は、RFID通信機能を有する無線通信装置との間でRFIDによる無線データ通信が可能な固定通信装置を備え、
    前記固定通信装置は、
    前記無線データ通信のための情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記無線通信装置から受信した第1のコードと前記情報記憶手段から読み出した情報とを照合し、それらの一致が確認されると、特定の前記無線通信装置からのアクセスであると判定するコード照合手段と、
    前記コード照合手段により特定の前記無線通信装置からのアクセスであると判定された場合に、前記無線通信装置から第2のコードを受信し、前記データ管理装置に対して当該第2のコードに応じたデータの送信を要求する信号を前記通信ラインを介して送信する要求信号送信手段とを備え、
    前記データ管理装置は、前記要求信号送信手段からの信号を受信し、前記第2のコードに応じたデータを前記通信ラインを介して返信するデータ返信手段を備えていることを特徴とする遊技場データ管理システム。
  2. 前記第2のコードに応じたデータは、前記精算機のメンテナンスデータであり、
    前記固定通信装置は、
    前記データ管理装置の前記データ返信手段から受信したデータを記憶するための読出データ記憶手段と、
    前記読出データ記憶手段からデータを読み出して、当該データを前記無線通信装置に向けて送信するデータ送信手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技場データ管理システム。
  3. 前記固定通信装置は、前記無線通信装置から受信したデータを記憶するための入力データ記憶手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場データ管理システム。
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