JP5549462B2 - 光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置 - Google Patents

光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置に関し、特に、色収差と、温度変化に伴うフォーカスずれを補正する光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置に関するものである。
近年、テレビカメラやデジタルカメラ等の撮像装置に用いられる光学系には、光学系全体が小型であるとともに高い光学性能が要求されている。光学性能のなかでも、色収差が大きくなるとカラー画像としての画質が極端に低下してくる。
そこで、色収差を良好に補正するために、特にズームレンズの広角端から望遠端に至る全変倍範囲にわたり色収差を良好に補正するために、特許文献1では、色収差のうち2次スペクトルの補正を行っている。
即ち、特許文献1の光学系は、フォーカシングを行うフォーカスレンズユニットと、ズーミングに際して光軸に沿って移動するバリエーターレンズ群と、ズーミングに伴う像面変動の補償の為に光軸に沿って移動するコンペンセーターレンズ群とを備える。コンペンセーターレンズ群の3つの正レンズは低分散で且つ異常分散性を持つガラスからなり、コンペンセーターレンズ群の1つの負レンズは、温度変化に対する屈折率の変化が比較的小さい高分散ガラスで形成される。
このように、3つの正レンズに異常分散性のある光学ガラスを使用して、広角端から望遠端までのF線、C線の色収差とともに2次スペクトルを減少させることにより、軸上色収差の変動量を小さく抑えている。
また、通常、ズームレンズはズーミング中にフォーカス位置の移動を起こさないように構成されている。しかし、温度変化があると、レンズの屈折率が変動し、コンペンセーターレンズ群の焦点距離が変化するので、広角端から望遠端にズーミングするに従ってフォーカス位置が変化してしまう。この先行技術では、1つの負レンズに屈折率の温度変化の比較的小さい光学ガラスを用いて、このズーミングによるフォーカス位置の移動量を減少させている。
上述の先行技術では、色収差は補正されているが、フォーカスの位置ずれは残存している。このフォーカスの位置ずれを無くすには、ズーミングに応じて手動またはオートフォーカス等のフォーカシング操作や機構部材が必要になる。
このような温度変化に伴うフォーカス位置ずれを補正する方法として、レンズを保持する鏡筒の熱膨張を用いることが知られている。
例えば、プラスチックレンズを備える撮像レンズは、温度変化に伴うフォーカス位置ずれを起こす。一般にプラスチックレンズは、温度変化による屈折率の変化が大きく、かつ屈折率変化量が負の値となる。このため、撮像レンズの温度が上昇すると、撮像レンズのフォーカス位置が移動し、撮像素子等の正規の像面に結像しないことになる。そこで、特許文献2では、プラスチックレンズと撮像素子を連結する保持鏡筒を、フォーカス位置の移動に対応するような線膨張率を有する材料で構成している。温度が上昇すると、この保持鏡筒は光軸方向に伸びて、レンズの屈折率の変化によるフォーカス位置のずれを相殺することになる。
しかしながら、上述した先行技術では、装置の小型化のために、所望の伸縮量を得られる程に保持鏡筒を光軸方向に長くできない場合や、また、装置の強度構成上、保持鏡筒に対して適切な線膨張率を有する材料を選定できない場合等があり、フォーカス位置ずれを補正することのできる範囲に限界がある。このように特許文献2では、常にフォーカス位置ずれを良好に補正することが難しいという問題があった。
また、プロジェクタ等の画像投影装置に用いられる光学系においては、3色の画像を合成し、この画像を被投射面に投射し、被投射面上に3色の画像を重ね合わせている。このため、この3色の波長に対して光学系の色ずれを良好に補正することが必要である。更に、画像投影装置では光源として高出力のランプを用いるので、光学系が非常に高温になる。このため、画像投影装置に用いられる光学系では、温度変化に対してフォーカス位置ずれを生じないようにしておくことが必要である。
そこで、特許文献3では、画像投影レンズは、拡大側から順に、第1レンズユニットと、第2レンズユニット及び該第2レンズユニットよりも縮小側の複数のレンズユニットとを備える。そして、第2レンズユニットよりも縮小側に配置された正レンズは、焦点距離と温度変化に対する屈折率変化率とに関する所定の条件を満たすように構成されている。更に、第1レンズユニットよりも縮小側に配置された正レンズは、焦点距離と異常分散量とに関する所定の条件を満たすように構成されている。これらの条件を満たすことによって、色収差を補正し、且つ温度変化によるフォーカス位置の変動を抑えている。
しかしながら、上述した先行技術では、温度変化によるフォーカス位置の変動を抑えているが、1つの異常分散ガラスしか用いていないので、色収差を良好に補正することが困難である。
特開平8−297244号公報(段落[0026]〜[0035]、図1、図4) 特開2003−248171号公報(段落[0022]〜[0025]、図1) 特開2008−242402号公報(段落[0035]〜[0046]、[0050]〜[0052]、図1)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、色収差を良好に補正し、且つ温度変化によるフォーカス位置のずれを抑えた高画質である光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明の光学系は、波長略350nmよりも長い波長領域の近紫外光領域と可視光領域とを含む波長領域において用いられる光学系であって、下記の条件式(1)〜(3)を満たす、少なくとも2つの第1正レンズを絞りより縮小側に有し、さらに、下記の条件式(1)、(4)、(5)を満たす、少なくとも1つの第2正レンズを有することを特徴とする。
60 < Vd ・・・(1)
0.67 < 0.0018Vd+P ・・・(2)
−7.5×10-6<dN/dT<−0.5×10-6 ・・・(3)
0.645 < 0.0018Vd+P ・・・(4)
9×10-6<dN/dT ・・・(5)
但し、
Vd:d線におけるアッベ数
P=(Ng−NF)/(NF−NC)(Pは部分分散比である)
Ng:g線における屈折率、NF:F線における屈折率、NC:C線における屈折率
dN/dT:常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
また、第2の発明では、前記光学系において、前記第2正レンズは、
0.85<|Fxp/Fxmax| ・・・(6)
を満たすことを特徴としている。
但し、
Fxp:前記第2正レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
Fxmax:光学系を構成する全レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
また、第3の発明では、前記光学系において、光学系全系は、
−3<−Σ(Pw×(dN/dT)×Fx)<3.5・・・(7)
を満たすことを特徴としている。
但し、
Pw:光学系を構成する各レンズのパワー
Fx:光学系を構成する各レンズにおいて、拡大側または縮小側のレンズ面上での軸上光束の光束半径の大きい方の値
dN/dT:光学系を構成する各レンズの常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
また、第4の発明では、前記光学系において、前記第2正レンズは、厚さ10mmにおける350nmでの透過率が80%以上である材料で形成されることを特徴としている。
また、第5の発明では、前記光学系において、前記第2正レンズは石英ガラスで形成されることを特徴としている。
また、第6の発明では、前記光学系において、
0.1<BF/LL<0.5 ・・・(8)
を満たすことを特徴としている。
但し、
BF:光学系の縮小側のバックフォーカス量(空気換算値)
LL:光学系の第1レンズ面から最終レンズ面までの光学系全長
また、第7の発明では、前記光学系において、光を拡大側に向けて投影することを特徴としている。
また、第8の発明では、画像データに応じて光を変調させる光変調素子と、前記光変調素子に光を導く照明光学系と、前記光変調素子によって変調された光を被投影面に導く前記光学系とを備える画像投影装置である。
また、第9の発明では、前記光学系と、前記光学系にて物体の像が形成される撮像素子とを備える撮像装置である。
第1の発明によれば、条件式(1)は第1正レンズのアッベ数Vdを適切な範囲に設定するものであり、条件式(2)は第1正レンズの異常分散性を適切な範囲に設定するものである。第1正レンズは、条件式(1)、(2)を満たすことによって、低分散で異常分散性が大きくなり、所定の波長の軸上色収差とともにその2次スペクトルを良好に補正することができる。更に、第1正レンズが絞りより縮小側に設けられると、軸上光束の幅が大きくなり、軸上色収差を一層良好に補正することができる。
また、第1の発明によれば、条件式(3)は第1正レンズの温度変化に対する屈折率変化率を適切な範囲に設定するものである。第1正レンズは、上記のように軸上色収差を補正しつつも、条件式(3)を満たすことによって、温度変化による屈折率変化に伴うフォーカス位置のずれが大きくなるのを抑えることができる。
また、第1の発明によれば、条件式(1)は第2正レンズのアッベ数Vdを適切な範囲に設定するものであり、条件式(4)は第2正レンズの異常分散性を適切な範囲に設定するものである。第2正レンズは、条件式(1)、(4)を満たすことによって、低分散で異常分散性が標準以上になり、所定の波長の軸上色収差を良好に補正し、また2次スペクトルを増大させるおそれがない。尚、異常分散性が標準以上であるレンズというのは、アッベ数Vdと部分分散比Pの関係を示すグラフにおいて、2種の標準光学ガラスの表わす2点を結ぶ標準線近傍にあるか、又は標準線より上側に離れている材料のレンズをいう。詳細については後述する。
また、第1の発明によれば、条件式(5)は第2正レンズの温度変化に対する屈折率変化率を適切な範囲に設定するものである。第1正レンズは、条件式(3)に示すように、屈折率変化率dN/dTが負側にあり、温度が上昇すると、屈折率が小さくなる。これによって、光学系のフォーカス位置が正規の位置から縮小側に移動するが、第2正レンズは条件式(5)の範囲で光学系のフォーカス位置を拡大側に移動させるので、第1正レンズによるフォーカス位置の移動が相殺され、光学系のフォーカス位置のずれを抑えることができる。
また、第2の発明によれば、条件式(6)は第2正レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値を適切な範囲に設定するものである。第2正レンズは、条件式(6)を満たすことによって、第1正レンズによるフォーカス位置の移動を効率良く相殺することができる。
また、第3の発明によれば、条件式(7)は、光学系を構成する各レンズのパワーと、温度変化に対する屈折率変化率と、軸上光束の光束半径との積の総和を適切な範囲に設定するものである。光学系全系は条件式(7)を満たすことによって、光学系に温度変化があっても、良好な結像性能を得ることができる。尚、パワーとは焦点距離の逆数で定義される量である。
また、第4の発明によれば、第2正レンズは、厚み10mmにおける350nmでの透過率が80%以上である材料で形成されるので、実使用上問題ない透過率が得られ、また、良好な色バランスを維持することができる。
また、第5の発明によれば、第2正レンズに用いる石英ガラスは、標準的な異常分散性を示しているため、色収差を増大させることがなく、且つフォーカス位置ずれを良好に補正することができる。
また、第6の発明によれば、条件式(8)を満たすことで、色収差を補正しつつ、効果的に温度変化時のフォーカス位置のずれを補正することができ、また、光学系の収差補正が困難となるおそれがない。
また、第7の発明によれば、上記の光学系を投影光学系として用いても、色収差を良好に補正し、且つ温度変化によるフォーカス位置のずれを抑えた光学系を得ることができる。
また、第8の発明によれば、色収差を良好に補正し、且つ温度変化によるフォーカス位置のずれを抑えた光学系を備える画像投影装置とすることができる。
また、第9の発明によれば、色収差を良好に補正し、且つ温度変化によるフォーカス位置のずれを抑えた光学系を備える撮像装置とすることができる。
は、本発明の第1〜第3実施形態である光学系を示す断面図である。 は、本発明の第4、第5実施形態である光学系を示す断面図である。 は、本発明の第6〜第8実施形態である光学系を示す断面図である。 は、本発明の実施形態である光学系に用いられる光学ガラスのアッベ数と部分分散比の関係を示す図である。 は、本発明における実施例1の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例2の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例3の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例4の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例5の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例6の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例7の光学系の収差図である。 は、本発明における実施例8の光学系の収差図である。 は、本発明における比較例1の光学系の収差図である。 は、本発明における比較例2の光学系の収差図である。 は、本発明における比較例3の光学系の収差図である。 は、本発明の画像投影装置の概略構成図である。 は、本発明の撮像装置の概略構成図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図16は本発明の実施形態に係る画像投影装置の一例としてプロジェクタ9を示す概略構成図である。プロジェクタ9は、照明光学系LS、光変調素子MD、および投影光学系PSを備える。
照明光学系LSは、複数色の光源からの光を光変調素子MDに照射する光学系である。光変調素子MDは、照明光学系LSからの複数の光を受光し、各光を画像データ等に基づき変調するものである。例えば、DMD(Digital Micromirror Device)や液晶表示素子が、光変調素子MDとして挙げられる。投影光学系PSは、光変調素子MDによって変調された光の照射をうけ、その光をスクリーン等の被投影面11に拡大投影する光学系である。
次に、投影光学系PS(光学系)の構成について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は第1〜第3実施形態に係る光学系を示す断面図であり、図2は、第4、第5実施形態に係る光学系を示す断面図であり、図3は、第6〜第8実施形態に係る光学系を示す断面図である。第1〜第3実施形態の光学系は、青色光領域から波長略350nmまでの近紫外光領域において用いられ、第4〜第8実施形態の光学系は、e線(波長546.1nm)を中央域とした可視光領域において用いられる。
(第1実施形態)
図1に示すように、光学系PSは、レンズL1〜L14と、レンズL1〜L14の間に配置される絞りSTと、プリズム等からなるガラスブロックGB、及びカバーガラスCGとを備える。
光学系PSは、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL1と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL2と、両凹形状のレンズL3と、両凹形状のレンズL4と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL5と、レンズL5と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凸レンズL6と、両凹レンズL7とを備える。絞りSTはレンズL6とレンズL7との間に配置される。尚、パワーとは焦点距離の逆数で定義される量である。
更に、光学系PSは、両凸レンズL8と、両凹レンズL9と、両凸レンズL10と、両凸レンズL11と、両凹レンズL12と、両凸レンズL13と、両凸レンズL14とを備える。
レンズL14の縮小側には、ガラスブロックGBとカバーガラスCGが設けられる。ガラスブロックGBは、光変調素子MDから出射される複数色の光を合成するプリズム等の光学素子である。カバーガラスCGは光変調素子MDの光出射側を保護するガラスである。
第1正レンズとして、レンズL10、L11、L13及びL14が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL10、L11、L13及びL14は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL6が設けられる。レンズL6は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
ここで、異常分散性について図4を用いて説明する。図4は、異常分散性を示すグラフであり、横軸がアッベ数Vd、縦軸が部分分散比Pを示している。アッベ数Vdはd線(波長587.56nm)におけるアッベ数である。部分分散比はP=(Ng−NF)/(NF−NC)で示される。尚、Ngはg線(435.8nm)における屈折率、NFはF線(486.1nm)における屈折率、NCはC線(656.3nm)における屈折率である。
図4のグラフには、各光学ガラスのアッベ数Vdと部分分散比Pとがプロットされ、また標準線Hが示されている。この標準線Hはグラフ上にプロットされた2種の標準光学ガラスの2点を結ぶ直線であり、標準線H上にあるか、又はその近傍にある光学ガラスは、異常分散性が標準的であり、標準線Hより上側に離れている光学ガラスは、異常分散性が大きいことを示している。
従って、異常分散性が大きい第1正レンズは標準線Hより上側に離れている光学ガラスで形成され、一方、異常分散性が標準以上である第2正レンズは、標準線H近傍にあるか、又は標準線Hの上側に離れている光学ガラスで形成されることになる。
(第2実施形態)
図1に示すように、第2実施形態の光学系PSでは、第1実施形態と同様に、レンズL1〜L14と絞りSTとガラスブロックGB及びカバーガラスCGとが配置される。
光学系PSは、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL1と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL2と、両凹形状のレンズL3と、両凹形状のレンズL4と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL5と、レンズL5と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凸レンズL6と、両凹レンズL7とを備える。絞りSTはレンズL6とレンズL7との間に配置される。更に、光学系PSは、両凸レンズL8と、両凹レンズL9と、両凸レンズL10と、両凸レンズL11と、両凹レンズL12と、両凸レンズL13と、両凸レンズL14とを備える。
第1正レンズとして、レンズL10、L11、L13及びL14が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL10、L11、L13及びL14は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL8が設けられる。レンズL8は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第3実施形態)
図1に示すように、第3実施形態の光学系PSでは、第1実施形態と同様に、レンズL1〜L14と絞りSTとガラスブロックGB及びカバーガラスCGとが配置される。
光学系PSは、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL1と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL2と、両凹形状のレンズL3と、両凹形状のレンズL4と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL5と、レンズL5と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凸レンズL6と、両凹レンズL7とを備える。絞りSTはレンズL6とレンズL7との間に配置される。更に、光学系PSは、両凸レンズL8と、両凹レンズL9と、両凸レンズL10と、両凸レンズL11と、両凹レンズL12と、両凸レンズL13と、両凸レンズL14とを備える。
第1正レンズとして、レンズL10、L11、L13及びL14が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL10、L11、L13及びL14は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL6、L8が設けられる。レンズL6、L8は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第4実施形態)
図2に示すように、光学系PSは、レンズL1〜L15と、レンズL1〜L15の間に配置される絞りSTと、プリズム等からなるガラスブロックGB及びカバーガラスCGとを備える。
光学系PSは、拡大側から順に、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL1と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL2と、両凸形状のレンズL3と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL4と、両凹形状のレンズL5と、両凸レンズL6と、両凸レンズL6に貼り付けられるメニスカス形状の負パワーのレンズL7と、両凹レンズL8と、両凸レンズL9と、レンズL9と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凸レンズL10とを備える。絞りSTはレンズL9とレンズL10との間に配置される。
更に、光学系PSは、拡大側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL11と、両凸レンズL12と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15とを備える。
レンズL15の縮小側には、ガラスブロックGBとカバーガラスCGが設けられる。ガラスブロックGBは、光変調素子MDから出射される複数色の光を合成するプリズム等の光学素子である。カバーガラスCGは光変調素子MDの光出射側を保護するガラスである。
第1正レンズとして、レンズL12、L14及びL15が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL12、L14及びL15は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL10が設けられる。レンズL10は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第5実施形態)
図2に示すように、第5実施形態の光学系PSでは、第4実施形態と同様に、レンズL1〜L15と絞りSTとガラスブロックGB及びカバーガラスCGとが配置される。
光学系PSは、拡大側から順に、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL1と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL2と、両凸形状のレンズL3と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL4と、両凹形状のレンズL5と、両凸レンズL6と、両凸レンズL6に貼り付けられるメニスカス形状の負パワーのレンズL7と、両凹レンズL8と、両凸レンズL9と、レンズL9と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凸レンズL10とを備える。絞りSTはレンズL9とレンズL10との間に配置される。更に、光学系PSは、拡大側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL11と、両凸レンズL12と、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15とを備える。
第1正レンズとして、レンズL14、L15が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL14、L15は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL12が設けられる。レンズL12は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第6実施形態)
図3に示すように、光学系PSは、レンズL1〜L15と、レンズL1〜L15の間に配置される絞りSTと、プリズム等からなるガラスブロックGB及びカバーガラスCGとを備える。
光学系PSは、拡大側から順に、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL1と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL2と、縮小側に凹面を向けた平凹形状のレンズL3と、拡大側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL4と、両凹形状のレンズL5と、レンズL5に貼り付けられる両凸レンズL6と、両凸レンズL7と、レンズL7と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凹レンズL8とを備える。絞りSTはレンズL7とレンズL8との間に配置される。
更に、光学系PSは、両凸レンズL9と、両凹レンズL10と、両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15とを備える。
レンズL15の縮小側には、ガラスブロックGBとカバーガラスCGが設けられる。ガラスブロックGBは、光変調素子MDから出射される複数色の光を合成するプリズム等の光学素子である。カバーガラスCGは光変調素子MDの光出射側を保護するガラスである。
第1正レンズとして、レンズL12、L14及びL15が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL12、L14及びL15は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL11が設けられる。レンズL11は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第7実施形態)
図3に示すように、第7実施形態の光学系PSでは、第6実施形態と同様に、レンズL1〜L15と絞りSTとガラスブロックGB及びカバーガラスCGとが配置される。
光学系PSは、拡大側から順に、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL1と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL2と、縮小側に凹面を向けた平凹形状のレンズL3と、拡大側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL4と、両凹形状のレンズL5と、レンズL5に貼り付けられる両凸レンズL6と、両凸レンズL7と、レンズL7と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凹レンズL8とを備える。絞りSTはレンズL7とレンズL8との間に配置される。更に、光学系PSは、両凸レンズL9と、両凹レンズL10と、両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15とを備える。
第1正レンズとして、レンズL11、L14及びL15が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL11、L14及びL15は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL12が設けられる。レンズL12は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
(第8実施形態)
図3に示すように、第8実施形態の光学系PSでは、第6実施形態と同様に、レンズL1〜L15と絞りSTとガラスブロックGB及びカバーガラスCGとが配置される。
光学系PSは、拡大側から順に、縮小側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL1と、縮小側に凸面を向けたメニスカス形状の正パワーのレンズL2と、縮小側に凹面を向けた平凹形状のレンズL3と、拡大側に凹面を向けたメニスカス形状の負パワーのレンズL4と、両凹形状のレンズL5と、レンズL5に貼り付けられる両凸レンズL6と、両凸レンズL7と、レンズL7と比較的大きな軸(光軸AX)上間隔を有する両凹レンズL8とを備える。絞りSTはレンズL7とレンズL8との間に配置される。更に、光学系PSは、両凸レンズL9と、両凹レンズL10と、両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15とを備える。
第1正レンズとして、レンズL14、L15が絞りSTより縮小側に設けられる。レンズL14、L15は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が大きく、更に、温度変化に対する屈折率変化率が負の値を有する材料で形成される。
第2正レンズとして、レンズL11、L12が設けられる。レンズL11、L12は、アッベ数が比較的大きく(低分散で)異常分散性が標準以上であり、更に、温度変化に対する屈折率変化率が正の値を有する材料で形成される。
上記のように、第1〜第8実施形態の光学系PSは、波長略350nmよりも長い波長領域の近紫外光領域と可視光領域とを含む波長領域において用いられる光学系であって、下記の条件式(1)〜(3)を満たす、少なくとも2つの第1正レンズを絞りSTより縮小側に有し、さらに、下記の条件式(1)、(4)、(5)を満たす、少なくとも1つの第2正レンズを有する。
60 < Vd ・・・(1)
0.67 < 0.0018Vd+P ・・・(2)
−7.5×10-6<dN/dT<−0.5×10-6 ・・・(3)
0.645 < 0.0018Vd+P ・・・(4)
9×10-6<dN/dT ・・・(5)
但し、
Vd:d線におけるアッベ数
P=(Ng−NF)/(NF−NC)(Pは部分分散比である)
Ng:g線における屈折率、NF:F線における屈折率、NC:C線における屈折率
dN/dT:20〜40℃である常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
条件式(1)は第1正レンズ及び第2正レンズのアッベ数Vdを適切な範囲に設定するものである。条件式(1)の下限を下回ると、所定の波長域で軸上色収差と倍率色収差の補正が不十分である。条件式(1)を満たすことで、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。
条件式(2)は第1正レンズの異常分散性を適切な範囲に設定するものである。この条件式の範囲にあると、第1正レンズは、図4の標準線Hより上側に離れている光学ガラスで形成されていることになる。条件式(2)の下限を下回ると、異常分散性が不足傾向になり、2次スペクトルが増大する。条件式(2)を満たすことで、第1正レンズの異常分散性が大きくなり、軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正することができる。本実施形態では、第1正レンズは、図4のグラフにおいて、分散Vd=81.54、部分分散比P=0.537、または分散Vd=81.61、部分分散比P=0.539にある光学ガラスで形成される。
更に、第1正レンズが絞りSTより縮小側に設けられることにより、軸上光束の幅が大きくなる位置に、第1正レンズが配置され、この軸上光束は第1正レンズによって収斂されるので、軸上色収差を一層良好に補正することができる。
通常、低分散で(アッベ数の大きい)異常分散性の大きい光学ガラスは、温度変化に対する屈折率変化率dN/dTが負側に大きくなる傾向にある。このような材料のレンズを光学系に多数配置すると、温度変化によって、光学系のフォーカス位置のずれが大きくなる。しかし、第1正レンズの屈折率変化率dN/dTが、条件式(3)に示すように、適切な範囲に設定されることによって、温度変化があっても、第1正レンズの屈折率変化に伴うフォーカス位置のずれが大きくなるのを抑えることができる。
このように、条件式(1)〜(3)を満たす第1正レンズを複数個有することで、軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正し、且つ温度変化によって、光学系のフォーカス位置のずれが大きくなるのを抑えることができる。第1正レンズは、光学系に2〜4つ配設するのが好ましい。
尚、上記第1〜第8実施形態の光学系は、プロジェクタ9に用いられている投影光学系であるので、本来、スクリーン面(被投射面)が像面であり、光変調素子MDの素子面が物体面である。しかし、便宜上、第1〜第8実施形態では、スクリーン面を物体面、光変調素子面を像面として、光変調素子面(像面)で光学性能を評価している。
次に、条件式(4)は第2正レンズの異常分散性を適切な範囲に設定するものである。この条件式の範囲にあると、第2正レンズは、図4の標準線H近傍にあるか、又は標準線Hより上側に離れている光学ガラスで形成されることになる。条件式(4)の下限を下回ると、異常分散性が不足傾向にあり、2次スペクトルが増大する。条件式(4)を満たすことで、軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正することができる。
条件式(5)は、第2正レンズの温度変化に対する屈折率変化率dN/dTを適切な範囲に設定するものである。この条件式(5)の下限を下回ると、光学系のフォーカス位置のずれを抑えることが難しくなる。第1正レンズは、条件式(3)に示すように、屈折率変化率dN/dTが負側にあり、温度が上昇すると、屈折率が小さくなる。このような第1正レンズが多数配置されることによって、光学系のフォーカス位置が正規の位置から縮小側に移動するが、第2正レンズは、条件式(5)の範囲にあると、光学系のフォーカス位置を拡大側に移動させるので、第1正レンズによるフォーカス位置の移動が相殺され、光学系のフォーカス位置のずれを抑えることができる。
また、本実施形態では、第2正レンズは、
0.85<|Fxp/Fxmax| ・・・(6)
を満たす。
但し、
Fxp:前記第2正レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
Fxmax:光学系を構成する全レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
第2正レンズが1枚の場合には、Fxpは第2正レンズの拡大側の面あるいは縮小側の面上での軸上光束半径のいずれか大きい方の値(最大値)であり、第2正レンズが複数存在する場合には、複数の第2正レンズ面上での軸上光束半径のうちの最大値である。また、Fxmaxを言いかえると、光学系を構成する各レンズを通過する軸上光束において、拡大側又は縮小側のレンズ面を通過する光線の何れかで、光軸から最も遠い位置を通過する光線の光軸からの距離(光束半径)の最大値である。
条件式(6)は、第2正レンズを通過する軸上光束の最周縁光線の光軸からの距離(光束半径)を適切な範囲に設定するものであり、温度変化時のフォース位置のずれをより抑えるための好ましい条件式である。第2正レンズは、条件式(6)を満たすことによって、第1正レンズによるフォーカス位置の移動を効率良く補正することができる。つまり、第1正レンズは、屈折率変化率dN/dTが負側にあり、温度が上昇すると、屈折率が小さくなる。これによって、光学系のフォーカス位置が正規の位置から縮小側に移動する。一方、第2正レンズの屈折率変化率dN/dTが正側にあり、温度が上昇すると、第2正レンズは光学系のフォーカス位置を拡大側に移動させる。ここで、第2正レンズが条件式(6)を満たすと、第2正レンズを通過する軸上光束の幅は比較的に大きくなり、この光束幅の大きい光が第2正レンズによって収斂させられるので、第1正レンズによるフォーカス位置の縮小側への移動は、この第2レンズによって、効率よく相殺されることなる。従って、光学系のフォーカス位置のずれが小さく抑えられる。
条件式(6)に代えて、条件式(6A)の関係を満たすようにすると一層好ましい。
0.9<|Fxp/Fxmax| ・・・(6A)
更に、条件式(6)に代えて、条件式(6B)の関係を満たすようにすると、より一層好ましい。
0.95<|Fxp/Fxmax| ・・・(6B)
また、第2正レンズは、厚さ10mmの材料に対して波長350nmの光の透過率が80%以上である材料で形成されるのが好ましい。透過率が80%以上であると、実使用上問題ない透過率が得られ、また、良好な色バランスを維持することができる。
本実施形態では、第2正レンズは石英ガラスで形成される。石英ガラスは、図4のグラフでは分散Vd=67.72、部分分差比P=0.524にあり、標準的な異常分散性を示し、色収差を増大させるおそれがない。また石英ガラスは、その透過率が波長350nmで99.9%と充分に大きく、また、色バランスを良好に維持することができる。更に、石英ガラスは、温度変化に対する屈折率変化率dN/dTが10×10-6と大きく、第1正レンズで発生するフォーカス位置のずれを良好に補正し、画質の低下を防ぐことができる。第2正レンズは、光学系に1又は2つ配設するのが好ましい。
また、本実施形態では、光学系全系は、
−3<−Σ(Pw×(dN/dT)×Fx)<3.5・・・(7)
を満たす。
但し、
Pw:光学系を構成する各レンズのパワー
Fx:光学系を構成する各レンズにおいて、拡大側または縮小側のレンズ面上での軸上光束の光束半径の大きい方の値
dN/dT:光学系を構成する各レンズの、20〜40℃である常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
Fxを言いかえると、光学系を構成する各レンズを通過する軸上光束において、拡大側又は縮小側のレンズ面上を通過する光線の何れかで、光軸から最も遠い位置を通過する光線の光軸からの距離である。
条件式(7)は、光学系を構成する各レンズのパワーと、温度変化に対する屈折率変化率と、軸上光束の最周縁光線の光軸からの距離(光束半径)との積の総和を適切な範囲に設定するものであり、温度変化時のフォース位置のずれをより抑えるための好ましい条件式である。温度変化時の光学系におけるフォーカス位置のずれ量は、各レンズのパワー、屈折率変化率、光束半径の積の総和に略比例する。条件式(7)の下限を下回ると、温度変化時のフォーカス位置のずれが拡大側に大きくなりすぎ、一方、条件式(7)の上限を上回ると、温度変化時のフォーカス位置のずれが縮小側に大きくなりすぎる。条件式(7)を満たすことで、温度変化時でも良好な結像性能を維持することができる。温度上昇によって、各レンズを保持する鏡筒が光軸方向に伸びるので、条件式(7)に示すように、条件式(7)の上限値をその下限値の絶対値より大きくしておくことが望ましい。
条件式(7)に代えて、条件式(7A)の関係を満たすようにすると一層好ましい。
−2.5<−Σ(Pw×(dN/dT)×Fx)<3・・・(7A)
また、本実施形態では、
0.1<BF/LL<0.5 ・・・(8)
を満たす。
但し、
BF:光学系の縮小側のバックフォーカス量(空気換算値)
LL:光学系の第1レンズ面から最終レンズ面までの光学系全長
光学系のバックフォーカスが長いと軸上色収差が発生しやすい。光学系がテレセントリック系の場合には、さらに倍率色収差も発生しやすい。そこで、色収差を補正するために、異常分散ガラスを用いると、温度変化による屈折率変化が大きいために、バックフォーカス量が変化し、フォーカス位置が変化してしまう。条件式(8)の下限値を超え、条件式(1)〜(3)を満たす異常分散レンズを有する光学系の場合には、条件式(1)、(4)、及び(5)を満たす少なくとも1枚の正レンズを有することで、色収差を補正しつつ、効果的に温度変化時のフォーカス位置のずれを補正することができる。
また、条件式(8)の上限値を超えると、光学系の拡大側に強い負のパワーが必要であるために、光学系の収差補正が困難となる。従って、収差補正の観点から条件式(8)の上限値を下回ることが望ましい。
尚、上記実施形態では、光学系は、画像投影装置の投影光学系に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、CCDイメージセンサ等の撮像素子を備える撮像装置に用いる撮像光学系に適用してもよい。図17に示すように、撮像装置は、物体からの光が入射する撮像光学系ILと、撮像光学系ILからの光を受光する撮像素子ISとを備える。そして、拡大側から撮像光学系ILに入射する物体光は、縮小側に配置される撮像素子ISに結像することになる。
また、上記実施形態では、単焦点の光学系に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、投影光学系や撮像光学系、またはそれ以外の光学系のズームレンズに適用してもよい。
ズームレンズの場合には、条件式(6)〜(8)は、光学系の焦点距離が長いロング端で満足すればよい。これは、ロング端で温度変化に対するフォーカス位置のずれが大きくなるからである。
また、上記実施形態では、第1正レンズは、分散Vd=81.54、部分分散比P=0.537、または分散Vd=81.61、部分分散比P=0.539からなる光学ガラスを示したが、本発明はこの分散値と部分分散比に限らず、第1正レンズは、条件式(1)のアッベ数と、条件式(3)の異常分散性とを示すものであればよい。
また、上記実施形態では、第2正レンズは、分散Vd=67.72、部分分差比P=0.524からなる光学ガラスを示したが、本発明はこの分散値と部分分散比に限らず、第2正レンズは、条件式(1)のアッベ数と、条件式(4)の異常分散性とを示すものであればよい。
本発明の光学系の構成を、実施例のレンズ構成データ及び収差図を用いて、更に具体的に説明する。尚、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。実施例1〜3は夫々上記第1〜第3実施形態、及び図1に対応し、実施例4、5は夫々上記第4、第5実施形態、及び図2に対応し、実施例6〜8は夫々上記第6〜第8実施形態、及び図3に対応している。
各実施例のレンズ構成とその仕様については、面データと各種データ及び単レンズデータで示す。
面データは、下記の実施例データの左側の欄から順に、面番号s、曲率半径r(単位mm)、軸上での面間隔d(単位mm)、d線(波長587.56nm)における屈折率Nd、d線におけるアッベ数Vdを示す。また、面データにおけるPは部分分散比、dN/dTは各レンズの常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率、更にFxは光学系を構成する各レンズにおいて、拡大側または縮小側のレンズ面上での軸上光束の光束半径の大きい方の値を示す。
各種データに示す記号は下記の通りである。
f:光学系全系の焦点距離(単位mm)
Fno:Fナンバー
Y'max:最大像高(単位mm)
L:投影距離(単位mm)
B:倍率
(実施例1)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 65.569 10.787 1.651597 58.55 0.543 2.2 4.82
2 437.481 0.200
3 113.597 5.106 1.496999 81.54 0.537 -6.2 4.59
4 33.293 12.671
5 -493.774 3.031 1.496999 81.54 0.537 -6.2 4.73
6 39.979 8.299
7 -88.932 2.482 1.496999 81.54 0.537 -6.2 5.64
8 50.310 6.865
9 -112.049 5.725 1.651597 58.55 0.543 2.2 7.47
10 -41.759 37.375
11 33.518 5.680 1.458470 67.72 0.524 9.9 11.33
12 -43.889 0.200
13(絞り) INF 4.119
14 -28.973 1.564 1.518229 58.90 0.546 0.7 10.46
15 31.052 1.869
16 29.735 6.682 1.487490 70.23 0.530 -0.7 10.92
17 -29.327 6.010
18 -22.559 1.531 1.518229 58.90 0.546 0.7 9.86
19 36.118 2.339
20 40.467 7.223 1.496999 81.54 0.537 -6.2 10.59
21 -33.300 2.572
22 238.748 4.621 1.496999 81.54 0.537 -6.2 10.15
23 -37.761 4.547
24 -26.599 1.921 1.518229 58.90 0.546 0.7 8.70
25 33.750 3.365
26 46.703 6.578 1.496999 81.54 0.537 -6.2 8.73
27 -49.623 9.853
28 53.076 4.702 1.496999 81.54 0.537 -6.2 7.36
29 -258.329 7.660
30 INF 30.000 1.516800 64.20
31 INF 3.000
32 INF 3.000 1.508470 61.19
33 INF 1.500
[各種データ]
f 28.8
Fno 2.5
Y'max 12.3
L 314
B -13.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 117.030
2 3 -96.803
3 5 -74.276
4 7 -64.272
5 9 98.980
6 11 42.430
7 14 -28.667
8 16 31.454
9 18 -26.558
10 20 37.991
11 22 65.969
12 24 -28.396
13 26 49.532
14 28 89.038
(実施例2)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 64.353 11.040 1.6515969 58.55 0.543 2.2 4.80
2 450.477 0.200
3 109.851 4.250 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 4.57
4 33.228 12.670
5 -749.972 3.049 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 4.70
6 38.802 8.587
7 -81.572 2.475 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 5.63
8 49.162 6.766
9 -116.543 5.728 1.6515969 58.55 0.543 2.2 7.45
10 -42.073 37.978
11 36.250 5.768 1.4874899 70.23 0.530 -0.7 11.43
12 -45.840 0.200
13(絞り) INF 4.025
14 -30.796 1.581 1.5182289 58.9 0.546 0.7 10.53
15 31.905 1.738
16 29.252 6.684 1.45847 67.72 0.524 9.9 10.95
17 -29.999 6.035
18 -22.799 1.542 1.5182289 58.9 0.546 0.7 9.98
19 37.427 2.296
20 41.440 7.235 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 10.73
21 -33.197 2.716
22 195.326 4.728 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 10.29
23 -38.297 4.542
24 -26.966 1.932 1.5182289 58.9 0.546 0.7 8.83
25 33.082 3.348
26 44.832 6.784 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 8.86
27 -49.125 10.478
28 51.857 4.536 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 7.35
29 -449.048 7.660
30 INF 30.000 1.5168 64.2
31 INF 3.000
32 INF 3.000 1.50847 61.19
33 INF 1.500
[各種データ]
f 28.8
Fno 2.5
Y'max 12.3
L 314
B -13.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 113.937
2 3 -97.648
3 5 -74.137
4 7 -61.335
5 9 98.071
6 11 42.502
7 14 -29.980
8 16 33.492
9 18 -27.103
10 20 38.319
11 22 64.860
12 24 -28.356
13 26 48.322
14 28 93.820
(実施例3)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 65.150 10.902 1.6515969 58.55 0.543 2.2 4.81
2 451.927 0.200
3 100.947 4.553 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 4.58
4 34.292 11.954
5 -2030.126 3.044 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 4.63
6 33.845 9.203
7 -81.997 2.449 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 5.63
8 49.841 6.578
9 -121.807 5.742 1.6515969 58.55 0.543 2.2 7.44
10 -42.042 36.852
11 36.014 5.428 1.45847 67.72 0.524 9.9 11.32
12 -43.472 0.200
13(絞り) INF 3.968
14 -31.205 1.574 1.5182289 58.9 0.546 0.7 10.52
15 31.884 1.717
16 29.048 6.601 1.45847 67.72 0.524 9.9 10.95
17 -31.093 6.181
18 -22.620 1.550 1.5182289 58.9 0.546 0.7 10.14
19 39.739 2.297
20 44.319 7.292 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 10.96
21 -31.951 2.983
22 149.240 5.021 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 10.50
23 -38.008 4.586
24 -26.818 1.947 1.5182289 58.9 0.546 0.7 8.98
25 33.329 3.221
26 43.691 6.795 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 9.00
27 -50.901 11.275
28 51.070 4.442 1.4969993 81.54 0.537 -6.2 7.34
29 -802.672 7.660
30 INF 30.000 1.5168 64.2
31 INF 3.000
32 INF 3.000 1.50847 61.19
33 INF 1.500
[各種データ]
f 28.8
Fno 2.5
Y'max 12.3
L 314
B -13.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 115.543
2 3 -106.919
3 5 -66.950
4 7 -61.989
5 9 95.807
6 11 43.904
7 14 -30.174
8 16 33.927
9 18 -27.582
10 20 38.581
11 22 61.500
12 24 -28.362
13 26 48.461
14 28 96.777
(実施例4)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 73.292 3.200 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.36
2 36.999 11.980
3 154.035 2.600 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.71
4 48.822 28.462
5 694.482 7.023 1.7859 43.93 0.561 7.6 5.90
6 -68.468 0.746
7 199.069 2.200 1.58913 61.25 0.540 3.5 5.89
8 38.594 16.820
9 -108.823 2.000 1.58913 61.25 0.540 3.5 7.12
10 71.716 7.968
11 48.390 14.000 1.5168 64.2 0.534 2.5 9.10
12 -31.239 0.010
13 -31.239 3.000 1.7552 27.53 0.609 1.4 9.37
14 -43.267 16.081
15 -34.950 2.496 1.497 81.61 0.539 -5.9 9.31
16 40.744 3.805
17 55.002 5.993 1.62004 36.3 0.587 1.9 10.47
18 -91.034 32.163
19(絞り) INF 31.325
20 -6287.043 5.950 1.45847 67.72 0.524 9.9 12.81
21 -36.537 3.816
22 -30.792 2.011 1.8061 40.72 0.567 5.6 12.80
23 -199.818 0.526
24 82.433 7.961 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.39
25 -49.467 0.500
26 134.001 2.000 1.7859 43.93 0.561 7.6 13.21
27 46.710 5.777
28 99.550 6.168 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.44
29 -85.822 0.300
30 72.374 6.149 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.29
31 -135.245 9.300
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 2.500
[各種データ]
f 17.1
Fno 2.5
Y'max 10.9
L 2438
B -145.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -111.259
2 3 -103.630
3 5 79.624
4 7 -81.680
5 9 -73.076
6 11 39.074
7 13 -166.693
8 15 -37.442
9 17 56.180
10 20 80.135
11 22 -45.399
12 24 63.476
13 26 -92.169
14 28 93.770
15 30 95.801
(実施例5)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 69.577 3.200 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.36
2 35.806 12.599
3 157.415 2.600 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.73
4 52.294 23.110
5 251.239 8.088 1.7859 43.93 0.561 7.6 5.47
6 -75.779 0.700
7 155.204 2.200 1.58913 61.25 0.540 3.5 5.46
8 35.478 13.511
9 -76.268 4.000 1.58913 61.25 0.540 3.5 6.55
10 73.145 8.925
11 50.075 14.000 1.5168 64.2 0.534 2.5 8.76
12 -30.345 0.010
13 -30.345 3.344 1.7552 27.53 0.609 1.4 9.07
14 -42.752 18.364
15 -37.558 2.493 1.497 81.61 0.539 -5.9 9.15
16 37.787 5.671
17 56.897 6.034 1.62004 36.3 0.587 1.9 10.80
18 -83.594 31.155
19(絞り) INF 30.375
20 745.999 6.874 1.48749 70.44 0.530 -1.6 12.97
21 -35.966 3.772
22 -30.668 2.007 1.8061 40.72 0.567 5.6 12.77
23 -275.287 0.578
24 73.062 8.393 1.45847 67.72 0.524 9.9 13.31
25 -48.290 0.500
26 198.979 2.000 1.7859 43.93 0.561 7.6 13.11
27 47.507 5.550
28 97.178 6.296 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.44
29 -82.600 0.300
30 69.063 6.381 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.30
31 -127.704 9.300
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 2.500
[各種データ]
f 17.1
Fno 2.5
Y'max 10.9
L 2438
B -145.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -110.158
2 3 -113.535
3 5 74.894
4 7 -78.602
5 9 -62.753
6 11 38.867
7 13 -156.616
8 15 -37.488
9 17 55.513
10 20 70.588
11 22 -42.973
12 24 64.824
13 26 -79.873
14 28 90.894
15 30 91.168
(実施例6)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 110.289 2.400 1.62299 58.12 0.544 2.9 8.53
2 37.759 8.293
3 -3413.137 4.516 1.7433 49.22 0.550 7.9 9.38
4 -71.883 5.349
5 1×1030 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 9.40
6 37.628 12.536
7 -29.925 2.800 1.62299 58.12 0.544 2.9 11.86
8 -83.330 3.271
9 -318.438 3.308 1.62004 36.3 0.587 1.9 14.15
10 67.978 0.010
11 67.978 8.027 1.6968 55.46 0.543 3.8 14.93
12 -48.533 1.000
13 82.672 4.443 1.58913 61.25 0.540 3.5 15.36
14 -217.875 39.605
15(絞り) INF 5.923
16 -94.694 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 12.40
17 41.394 4.470
18 50.378 4.455 1.7552 27.53 0.609 1.4 13.32
19 -1548.447 4.512
20 -214.785 2.000 1.6727 32.17 0.596 1.2 13.30
21 56.061 6.462
22 68.281 7.451 1.45847 67.72 0.524 9.9 14.86
23 -68.281 7.461
24 69.343 9.761 1.497 81.61 0.539 -5.9 14.75
25 -69.343 3.089
26 -78.977 2.200 1.8061 40.72 0.567 5.6 13.43
27 57.228 4.500
28 114.685 7.055 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.79
29 -67.444 0.419
30 61.878 7.107 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.61
31 -172.483 9.500
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 0.500
[各種データ]
f 42.4
Fno 2.5
Y'max 13.3
L 4572
B -108.8
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -93.349
2 3 98.731
3 5 -63.871
4 7 -76.488
5 9 -90.053
6 11 41.821
7 13 102.289
8 16 -48.653
9 18 64.683
10 20 -65.892
11 22 75.766
12 24 71.430
13 26 -40.870
14 28 86.564
15 30 92.562
(実施例7)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 110.415 2.400 1.62299 58.12 0.544 2.9 8.50
2 37.258 8.758
3 -1641.382 4.473 1.7433 49.22 0.550 7.9 9.42
4 -73.872 7.966
5 1×1030 2.477 1.58913 61.25 0.540 3.5 9.51
6 34.291 11.282
7 -29.398 2.229 1.62299 58.12 0.544 2.9 11.91
8 -82.521 2.166
9 -993.445 2.000 1.62004 36.3 0.587 1.9 13.79
10 55.505 0.010
11 55.505 8.850 1.6968 55.46 0.543 3.8 14.69
12 -46.766 1.025
13 87.520 4.618 1.58913 61.25 0.540 3.5 15.13
14 -160.176 37.379
15(絞り) INF 4.399
16 -104.346 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 12.29
17 40.945 5.185
18 51.217 6.044 1.7552 27.53 0.609 1.4 13.29
19 -3122.804 6.410
20 -191.868 2.000 1.6727 32.17 0.596 1.2 13.21
21 57.653 7.147
22 70.038 7.292 1.497 81.61 0.539 -5.9 14.84
23 -70.038 7.403
24 72.603 8.317 1.45847 67.72 0.524 9.9 14.58
25 -72.603 3.021
26 -85.577 2.200 1.8061 40.72 0.567 5.6 13.40
27 57.083 4.531
28 115.818 6.961 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.77
29 -68.794 0.300
30 60.065 7.254 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.61
31 -173.902 9.625
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 0.500
[各種データ]
f 42.4
Fno 2.5
Y'max 13.3
L 4572
B -108.8
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -91.414
2 3 103.942
3 5 -58.206
4 7 -74.501
5 9 -84.719
6 11 37.767
7 13 96.736
8 16 -49.686
9 18 66.779
10 20 -65.690
11 22 71.700
12 24 80.631
13 26 -42.189
14 28 87.939
15 30 90.763
(実施例8)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 118.829 2.400 1.62299 58.12 0.544 2.9 8.52
2 37.042 8.244
3 593.025 4.894 1.7433 49.22 0.550 7.9 9.44
4 -76.656 7.627
5 1×1030 2.792 1.58913 61.25 0.540 3.5 9.44
6 33.014 11.285
7 -28.745 2.800 1.62299 58.12 0.544 2.9 12.00
8 -91.622 1.896
9 -766.965 2.000 1.62004 36.3 0.587 1.9 13.83
10 54.506 0.010
11 54.506 9.187 1.6968 55.46 0.543 3.8 14.79
12 -44.154 1.000
13 84.903 4.451 1.58913 61.25 0.540 3.5 15.23
14 -201.430 40.443
15(絞り) INF 4.051
16 -94.139 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 12.40
17 42.959 4.838
18 52.565 4.131 1.7552 27.53 0.609 1.4 13.37
19 -1135.575 6.530
20 -162.677 2.000 1.6727 32.17 0.596 1.2 13.36
21 54.801 4.528
22 61.693 8.132 1.45847 67.72 0.524 9.9 14.70
23 -61.693 7.452
24 67.072 8.602 1.45847 67.72 0.524 9.9 14.58
25 -67.072 3.107
26 -75.577 2.200 1.8061 40.72 0.567 5.6 13.40
27 57.490 4.209
28 100.835 7.635 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.88
29 -62.605 0.394
30 59.356 7.038 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.69
31 -212.198 9.845
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 0.500
[各種データ]
f 42.4
Fno 2.5
Y'max 13.3
L 4572
B -108.8
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -87.371
2 3 91.610
3 5 -56.039
4 7 -68.405
5 9 -81.997
6 11 36.400
7 13 101.970
8 16 -49.828
9 18 66.624
10 20 -60.712
11 22 68.705
12 24 74.652
13 26 -40.210
14 28 78.940
15 30 94.134
上記実施例1〜3に対する比較例1と、上記実施例4、5に対する比較例2、及び上記実施例6〜8に対する比較例3の各レンズ構成データを下記に示す。比較例1〜3の光学系の断面形状は夫々図1〜図3に対応している。尚、比較例1〜3は、第1正レンズを有するが第2正レンズを有しない光学系である。
(比較例1)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 66.332 10.816 1.651597 58.55 0.543 2.2 4.83
2 496.073 0.200
3 115.551 5.092 1.496999 81.54 0.537 -6.2 4.60
4 33.232 12.819
5 -371.754 3.018 1.496999 81.54 0.537 -6.2 4.75
6 41.485 7.978
7 -94.879 2.477 1.496999 81.54 0.537 -6.2 5.63
8 49.847 6.788
9 -109.702 5.556 1.651597 58.55 0.543 2.2 7.41
10 -42.704 37.314
11 34.776 7.252 1.487490 70.23 0.530 -0.7 11.37
12 -45.757 0.210
13(絞り) INF 4.111
14 -29.032 1.556 1.518229 58.9 0.546 0.7 10.39
15 31.200 1.889
16 30.047 6.601 1.487490 70.23 0.530 -0.7 10.84
17 -29.031 5.907
18 -22.825 1.538 1.518229 58.9 0.546 0.7 9.73
19 36.027 2.291
20 39.665 7.146 1.496999 81.54 0.537 -6.2 10.39
21 -34.380 2.494
22 272.445 4.498 1.496999 81.54 0.537 -6.2 9.96
23 -38.270 4.579
24 -26.617 1.921 1.518229 58.9 0.546 0.7 8.54
25 33.968 3.405
26 47.573 6.586 1.496999 81.54 0.537 -6.2 8.57
27 -49.138 8.553
28 53.125 4.764 1.496999 81.54 0.537 -6.2 7.36
29 -231.356 7.660
30 INF 30.000 1.516800 64.2
31 INF 3.000
32 INF 3.000 1.508470 61.19
33 INF 1.500
[各種データ]
f 28.8
Fno 2.5
Y'max 12.3
L 314
B -13.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 116.357
2 3 -95.825
3 5 -74.909
4 7 -65.381
5 9 103.912
6 11 41.764
7 14 -28.765
8 16 31.439
9 18 -26.724
10 20 38.283
11 22 67.844
12 24 -28.488
13 26 49.760
14 28 87.417
比較例1では、レンズL10、L11、L13及びL14は、第1正レンズとして、低分散で異常分散性が大きい材料からなり、絞りSTより縮小側に設けられる。
(比較例2)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 77.823 3.200 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.36
2 36.850 12.345
3 189.588 2.600 1.6968 55.46 0.543 3.8 3.76
4 52.187 27.097
5 438.691 7.335 1.7859 43.93 0.561 7.6 5.93
6 -69.754 0.700
7 219.803 2.200 1.58913 61.25 0.540 3.5 5.92
8 39.039 19.038
9 -106.349 2.000 1.58913 61.25 0.540 3.5 7.31
10 76.761 6.667
11 49.068 14.000 1.5168 64.2 0.534 2.5 9.09
12 -31.302 0.010
13 -31.302 3.000 1.7552 27.53 0.609 1.4 9.36
14 -43.498 16.819
15 -35.511 2.500 1.497 81.61 0.539 -5.9 9.33
16 39.938 3.847
17 54.077 5.045 1.62004 36.3 0.587 1.9 10.45
18 -90.028 32.250
19(絞り) INF 31.076
20 -720.722 5.637 1.48749 70.44 0.530 -1.6 12.80
21 -37.613 3.899
22 -31.049 2.000 1.8061 40.72 0.567 5.6 12.80
23 -198.718 0.500
24 81.214 7.957 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.38
25 -49.886 0.500
26 128.679 2.000 1.7859 43.93 0.561 7.6 13.19
27 46.317 6.248
28 101.126 6.168 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.45
29 -84.917 0.300
30 73.808 6.092 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.29
31 -135.219 9.300
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 2.500
[各種データ]
f 17.1
Fno 2.5
Y'max 10.9
L 2438
B -145.1
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -103.778
2 3 -104.151
3 5 77.070
4 7 -80.942
5 9 -75.369
6 11 39.312
7 13 -165.335
8 15 -37.410
9 17 55.227
10 20 81.186
11 22 -45.895
12 24 63.459
13 26 -93.072
14 28 93.906
15 30 97.008
比較例2では、レンズL12、L14及びL15は、第1正レンズとして、低分散で異常分散性が大きい材料からなり、絞りSTより縮小側に設けられる。
(比較例3)
単位 mm
[面データ]
s r d Nd Vd P dN/dT(×10-6) Fx
1 108.273 2.400 1.62299 58.12 0.544 2.9 8.53
2 38.011 8.834
3 -648.290 4.290 1.7433 49.22 0.550 7.9 9.42
4 -73.127 7.166
5 1×1030 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 9.52
6 36.735 12.253
7 -30.275 1.800 1.62299 58.12 0.544 2.9 11.85
8 -79.183 3.648
9 -456.655 2.000 1.62004 36.3 0.587 1.9 14.09
10 64.469 0.010
11 64.469 8.179 1.6968 55.46 0.543 3.8 14.89
12 -48.596 1.558
13 85.737 4.603 1.58913 61.25 0.540 3.5 15.38
14 -168.973 36.958
15(絞り) INF 6.508
16 -102.216 1.800 1.58913 61.25 0.540 3.5 12.32
17 40.278 5.039
18 50.357 4.254 1.7552 27.53 0.609 1.4 13.32
19 -1343.602 4.129
20 -214.698 2.000 1.6727 32.17 0.596 1.2 13.25
21 58.250 8.241
22 74.724 6.908 1.497 81.61 0.539 -5.9 14.96
23 -74.724 9.705
24 75.375 7.727 1.497 81.61 0.539 -5.9 14.65
25 -75.375 2.998
26 -90.075 2.200 1.8061 40.72 0.567 5.6 13.49
27 57.072 4.947
28 136.801 6.432 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.78
29 -73.054 0.300
30 61.236 7.331 1.497 81.61 0.539 -5.9 13.63
31 -155.644 9.500
32 INF 70.000 1.5168 64.2
33 INF 3.000
34 INF 3.000 1.50847 61.19
35 INF 2.500
[各種データ]
f 42.4
Fno 2.5
Y'max 13.3
L 4572
B -108.8
[単レンズデータ]
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -95.272
2 3 110.538
3 5 -62.355
4 7 -79.807
5 9 -90.979
6 11 40.984
7 13 97.196
8 16 -48.815
9 18 64.355
10 20 -67.912
11 22 76.346
12 24 77.143
13 26 -43.053
14 28 96.806
15 30 89.426
比較例3では、レンズL11、L12、L14及びL15は、第1正レンズとして、低分散で異常分散性が大きい材料からなり、絞りSTより縮小側に設けられる。
実施例1〜8の収差図を図5〜図12に示し、比較例1〜3の収差図を図13〜図15に示す。各収差図は、球面収差、非点収差、歪曲収差及び倍率色収差を表している。各収差図において、線hはh線(波長404.7nm)における収差量、線iはi線(波長365.0nm)における収差量、線gはg線(波長435.8nm)における収差量であり、また、線eはe線(波長546.1nm)における収差量、線CはC線(波長656.3nm)における収差量である。
図5〜図7(実施例1〜3)及び図13(比較例1)は、近紫外光領域において用いられる光学系の収差図であり、h線、i線及びg線における収差を示している。一方、図8〜図12(実施例4〜8)及び図14、15(比較例2、3)は、e線を中央域とした可視光領域において用いられる光学系の収差図であり、e線、g線及びC線における収差を示している。非点収差のDSはサジタル面での収差、DTはメリディオナル面での収差を示している。球面収差及び非点収差の横軸と、倍率色収差及び歪曲収差の縦軸の単位はmmであり、Hは瞳高さ、Y'は像高を示している。
各実施例及び比較例において、条件式(1)〜(8)に対応する数値とフォーカス位置ずれを表1〜表4に示す。表1〜表4のフォーカス位置ずれ(単位mm)は、常温から30℃上昇したときの正規のフォーカス位置からのずれであり、縮小側へのずれはプラス、拡大側へのずれはマイナス(−)で示している。
Figure 0005549462
Figure 0005549462
Figure 0005549462
Figure 0005549462
比較例1〜3は、図13〜図15の収差図に示すように各収差が良好に補正されているが、表4に示すように温度上昇によるフォーカス位置ずれが大きい。一方、実施例1〜8は、図5〜図12の収差図に示すように各収差が良好に補正され、また、表1〜表3に示すように温度上昇によるフォーカス位置ずれが比較的小さく、良好な画像を常に得ることができる。
本発明は、光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置に利用することができ、特に、色収差と、温度変化に伴うフォーカスずれを補正する光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置に利用することができる。
9 プロジェクタ(画像投影装置)
11 被投影面
AX 光軸
CG カバーガラス
GB ガラスブロック
IL 撮像光学系
L レンズ
LS 照明光学系
MD 光変調素子
PS 投影光学系(光学系)
s 面
ST 絞り

Claims (9)

  1. 波長略350nmよりも長い波長領域の近紫外光領域と可視光領域とを含む波長領域において用いられる光学系であって、
    下記の条件式(1)〜(3)を満たす、少なくとも2つの第1正レンズを絞りより縮小側に有し、
    さらに、下記の条件式(1)、(4)、(5)を満たす、少なくとも1つの第2正レンズを有することを特徴とする光学系。
    60 < Vd ・・・(1)
    0.67 < 0.0018Vd+P ・・・(2)
    −7.5×10-6<dN/dT<−0.5×10-6 ・・・(3)
    0.645 < 0.0018Vd+P ・・・(4)
    9×10-6<dN/dT ・・・(5)
    但し、
    Vd:d線におけるアッベ数
    P=(Ng−NF)/(NF−NC)
    Ng:g線における屈折率、NF:F線における屈折率、NC:C線における屈折率
    dN/dT:常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
  2. 前記第2正レンズは、
    0.85<|Fxp/Fxmax| ・・・(6)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
    但し、
    Fxp:前記第2正レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
    Fxmax:光学系を構成する全レンズのレンズ面上での軸上光束の光束半径の最大値
  3. 光学系全系は、
    −3<−Σ(Pw×(dN/dT)×Fx)<3.5・・・(7)
    を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学系。
    但し、
    Pw:光学系を構成する各レンズのパワー
    Fx:光学系を構成する各レンズにおいて、拡大側または縮小側のレンズ面上での軸上光束の光束半径の大きい方の値
    dN/dT:光学系を構成する各レンズの常温近辺における温度変化に対する屈折率変化率
  4. 前記第2正レンズは、厚さ10mmにおける350nmでの透過率が80%以上である材料で形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光学系。
  5. 前記第2正レンズは石英ガラスで形成されることを特徴とする請求項4に記載の光学系。
  6. 0.1<BF/LL<0.5 ・・・(8)
    を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光学系。
    但し、
    BF:光学系の縮小側のバックフォーカス量(空気換算値)
    LL:光学系の第1レンズ面から最終レンズ面までの光学系全長
  7. 光を拡大側に向けて投影する請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光学系。
  8. 画像データに応じて光を変調させる光変調素子と、
    前記光変調素子に光を導く照明光学系と、
    前記光変調素子によって変調された光を被投影面に導く請求項7に記載の光学系とを備えることを特徴とする画像投影装置。
  9. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光学系と、前記光学系にて物体の像が形成される撮像素子とを備える撮像装置。
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